JPS61283022A - 金属薄膜磁気記録媒体 - Google Patents
金属薄膜磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS61283022A JPS61283022A JP12332985A JP12332985A JPS61283022A JP S61283022 A JPS61283022 A JP S61283022A JP 12332985 A JP12332985 A JP 12332985A JP 12332985 A JP12332985 A JP 12332985A JP S61283022 A JPS61283022 A JP S61283022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- film
- long
- recording medium
- protective film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- Lubricants (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明はフィルムベース上(;形成した金属磁性層の表
面(二保護被膜を形成してなる磁気テープその他の磁気
記録媒体C二関する。
面(二保護被膜を形成してなる磁気テープその他の磁気
記録媒体C二関する。
(ロ)従来の技術
PET(ポリエチレンテレフタレート]等のテープペー
スcCo−Ni合金の如き金属を蒸着、スパッタリング
或はメッキなどの技法を用いて薄膜状(=設けた所謂金
属薄膜磁気記録媒体は、記録。
スcCo−Ni合金の如き金属を蒸着、スパッタリング
或はメッキなどの技法を用いて薄膜状(=設けた所謂金
属薄膜磁気記録媒体は、記録。
再生時C:磁気ヘッドC:よりて金属薄膜が剥離され易
く又摩耗し易いという欠点1:加え1通常の塗布型の磁
気記録媒体に比して腐食され易いという欠点を余儀なく
されている。
く又摩耗し易いという欠点1:加え1通常の塗布型の磁
気記録媒体に比して腐食され易いという欠点を余儀なく
されている。
一例を挙げれば、F’e、Ni、Co各単独の或は組み
合せ合金を真空蒸着法I:よりてテープベース上i二形
成した蒸着型磁性層はその表面C:耐食性を付与する適
当な処理を行わない場合、硫化水素(H2S)、二酸化
イオウ(802)、アンモニア(NH3)などの各種雰
囲気中では、温度50〜60℃、相対湿度90%の環境
中での加速試験の結果C二よれば数週間で腐食が生ずる
ことが確認されている。磁気記録済の媒体は長期間腐食
変質することなく保存できることが不可欠の要件である
から金属薄膜型媒体C:おいては、このような耐食性向
上のための処理が耐摩耗性の向上と同時C二極めて重要
となる。耐食性改善の処理方法としては磁性層のグロー
放電シーよる酸化処理や磁性層表面(−耐食性の皮膜管
形成する防錆処理などがある。
合せ合金を真空蒸着法I:よりてテープベース上i二形
成した蒸着型磁性層はその表面C:耐食性を付与する適
当な処理を行わない場合、硫化水素(H2S)、二酸化
イオウ(802)、アンモニア(NH3)などの各種雰
囲気中では、温度50〜60℃、相対湿度90%の環境
中での加速試験の結果C二よれば数週間で腐食が生ずる
ことが確認されている。磁気記録済の媒体は長期間腐食
変質することなく保存できることが不可欠の要件である
から金属薄膜型媒体C:おいては、このような耐食性向
上のための処理が耐摩耗性の向上と同時C二極めて重要
となる。耐食性改善の処理方法としては磁性層のグロー
放電シーよる酸化処理や磁性層表面(−耐食性の皮膜管
形成する防錆処理などがある。
斯る金属薄膜磁気記碌媒体固有の問題のうち。
耐摩耗性の向上の点C二ついては、特開昭57−210
450号公報に又耐食性の問題C二ついては。
450号公報に又耐食性の問題C二ついては。
特開昭57−189339号公報或は特開昭57−20
0941号公報C二それぞれ開示されている。
0941号公報C二それぞれ開示されている。
しかし乍ら、いずれも単一の課題に留まり、耐摩耗性の
向上を計ると共篠;同時I:耐食性の問題をも解決する
ものではなかった。
向上を計ると共篠;同時I:耐食性の問題をも解決する
ものではなかった。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
本発明は上述の課題を解決するために単一の保護層の形
成C:よって、金属薄膜磁気記録媒体の耐摩耗性だけで
なく、耐食性及び走行性の向上を計らんとするものであ
る。
成C:よって、金属薄膜磁気記録媒体の耐摩耗性だけで
なく、耐食性及び走行性の向上を計らんとするものであ
る。
に)問題点を解決する手段
フィルムベース上C二形成した強磁性金属薄膜の表面に
、一般式 (但し、Rは炭素数16乃至24のアルキル基。
、一般式 (但し、Rは炭素数16乃至24のアルキル基。
nは1乃至50の整数である。]
で表わされる長鎖ポリマを、500A以下の厚みとなる
様に塗布して保護皮膜を形成する。
様に塗布して保護皮膜を形成する。
(ホ)作 用
金属薄膜上置;塗布され九塗布膜は、塗布濃度より得ら
れる長鎖ポリマー皮膜の適当な膜厚と長鎖のアルキル基
が持つ良好な滑性作用及び無水マレイン基が持つ金属基
体への強い吸着性とにより耐摩耗性と走行性が改善され
、同時(;長鎖アルキル基が持つ疎水性により磁性層の
水C二対する接触角が増大し錆の原因となる水の侵入を
防ぎ耐食性も向上する。
れる長鎖ポリマー皮膜の適当な膜厚と長鎖のアルキル基
が持つ良好な滑性作用及び無水マレイン基が持つ金属基
体への強い吸着性とにより耐摩耗性と走行性が改善され
、同時(;長鎖アルキル基が持つ疎水性により磁性層の
水C二対する接触角が増大し錆の原因となる水の侵入を
防ぎ耐食性も向上する。
(へ)実 施 例
中強磁性金属薄膜テープの形成
強磁性金属と1.テ、Fe Co Ni Crの
各単体を主成分とするか、或はこれらb組み合せe合金
、例えばCo−Cr%Co−Ni、N1−Fe系の合金
を選定し、これを蒸着、スパッタ、メッキ等の方法鑑:
より、ポリイミド若しくはポリエチレンテレフタレート
等を素材とするテープペース上C二薄膜状に部成する。
各単体を主成分とするか、或はこれらb組み合せe合金
、例えばCo−Cr%Co−Ni、N1−Fe系の合金
を選定し、これを蒸着、スパッタ、メッキ等の方法鑑:
より、ポリイミド若しくはポリエチレンテレフタレート
等を素材とするテープペース上C二薄膜状に部成する。
5!施例では、C0(803−N1 (20)の合金を
PETフィルム上瓢;蒸着し喪もの七尾iた。
PETフィルム上瓢;蒸着し喪もの七尾iた。
(11) 保護皮膜素材の選定
種の実験から
^
なる一般式で表わされる長鎖ポリマが好適であることを
見出した。
見出した。
この長鎖ポリマのアルキル基R(二つiては%撒布形成
する保護皮膜の撥水性、滑性及び溶剤(トルエン)への
溶解性の観点から炭素数16以上24以下のものが有用
である。
する保護皮膜の撥水性、滑性及び溶剤(トルエン)への
溶解性の観点から炭素数16以上24以下のものが有用
である。
何故なら、炭素数16以下のアルキル基では撥水性、滑
性が不充分であり、炭素数24以上のものは溶解の点か
ら不適当であることが実験l:より判明したからである
。
性が不充分であり、炭素数24以上のものは溶解の点か
ら不適当であることが実験l:より判明したからである
。
また長鎖ポリマ中の無水マレイン基の存在は。
フィルムベース上の金属磁性皮膜上C:形成した保護皮
膜を金属皮膜(二対して強固に接合させるために不可避
である。
膜を金属皮膜(二対して強固に接合させるために不可避
である。
< m )保護皮膜素材の溶媒と塗料の濃度上記ポリi
の溶媒(:はトルエン、トリクロロエタン、ベンセン、
キシレン、テトラヒドロフラン、クロロホルムを用いる
。この溶媒C二容量幅でα001%から10幅の上記ポ
リマを溶かして保護塗料を作成し、これを上記強磁性金
属薄膜上C塗布した後加熱乾燥し九。
の溶媒(:はトルエン、トリクロロエタン、ベンセン、
キシレン、テトラヒドロフラン、クロロホルムを用いる
。この溶媒C二容量幅でα001%から10幅の上記ポ
リマを溶かして保護塗料を作成し、これを上記強磁性金
属薄膜上C塗布した後加熱乾燥し九。
強磁性金属薄膜上C塗布の第1要件は、電磁変換特性を
確保することであるから、保護皮膜は必要な耐摩耗性、
耐食性及び走行性さえ確保し得れば、可及的(:うすい
方が望ましい。従って、保護塗料即ち上記長鎖ポリマの
溶媒中の濃度は、出来るだけ薄い方がよいが、あまりう
ずくすると所望の耐摩耗、耐食性を確保をするためC二
塗布回数を増さなければならぬばかりでなく、濃度がう
す過ぎる場合C二は金R薄膜上2;均一な皮膜を形成す
ることが出来ず金属薄膜が露出して十分な耐摩耗性及び
耐食性が得られない。
確保することであるから、保護皮膜は必要な耐摩耗性、
耐食性及び走行性さえ確保し得れば、可及的(:うすい
方が望ましい。従って、保護塗料即ち上記長鎖ポリマの
溶媒中の濃度は、出来るだけ薄い方がよいが、あまりう
ずくすると所望の耐摩耗、耐食性を確保をするためC二
塗布回数を増さなければならぬばかりでなく、濃度がう
す過ぎる場合C二は金R薄膜上2;均一な皮膜を形成す
ることが出来ず金属薄膜が露出して十分な耐摩耗性及び
耐食性が得られない。
本発明者等は以上の観点から、ポリマの濃度と塗布回数
をパラメータとし、電磁変換特性とスチル再生持続時間
及び序述のH2S等の雰囲気中C二おける腐食開始時間
を評価基準として、保護塗料の#度は、α001容積喀
から1α0容積幅、望ましくは0.01容8を懺からt
O容積鴫が最適であることを確認した。
をパラメータとし、電磁変換特性とスチル再生持続時間
及び序述のH2S等の雰囲気中C二おける腐食開始時間
を評価基準として、保護塗料の#度は、α001容積喀
から1α0容積幅、望ましくは0.01容8を懺からt
O容積鴫が最適であることを確認した。
(1■)保護塗料と膜厚
一例を挙げると以下の如くである。
保護皮膜素材 活性基としてアルキル基金吸着基として
無水マレ イン基を有する一般式 で表わされる上記長鎖ポリ マ 6.0石l 溶 媒 トルエン 10αaoml電磁変換特性の
確保の観点からすると、塗布膜厚は500X以下である
ことが必要で、乾燥後媒体完成後の厚みで200Ali
Tl後が最適であることが確認された。
無水マレ イン基を有する一般式 で表わされる上記長鎖ポリ マ 6.0石l 溶 媒 トルエン 10αaoml電磁変換特性の
確保の観点からすると、塗布膜厚は500X以下である
ことが必要で、乾燥後媒体完成後の厚みで200Ali
Tl後が最適であることが確認された。
M比 較 例
(1) 耐摩耗性
上記保@塗料を塗布(処理済]した強磁性金属蒸着テー
プ(Co(80)−Ni C20)〕と未塗布の蒸着テ
ープを、8ミリVTR規格区二118またカセット区二
組み込み、8ばり規格のVTRを使用してスチル持続特
開(像ゆれ開始までの時間]を測定し、以下の結果を得
た。
プ(Co(80)−Ni C20)〕と未塗布の蒸着テ
ープを、8ミリVTR規格区二118またカセット区二
組み込み、8ばり規格のVTRを使用してスチル持続特
開(像ゆれ開始までの時間]を測定し、以下の結果を得
た。
(2)耐食性
上述の環境試験と水櫨二対する接触角の測定を行った結
果は以下の如くである。
果は以下の如くである。
(3)走行性
8ミリVTR規格のガイドシリンダに擬して、5uS3
04(−’(テyしx18−8)Julの直径40Xの
リングの局面に縮開し、20yの荷重下で摩擦抵抗を測
定し九結果(動摩擦係数〕を以下l二足す。
04(−’(テyしx18−8)Julの直径40Xの
リングの局面に縮開し、20yの荷重下で摩擦抵抗を測
定し九結果(動摩擦係数〕を以下l二足す。
(ト)効 果
本発明に依れば、単一の保護塗料t−塗布し保護層を形
成すること(−より、強磁性金属薄膜記録媒体の耐摩耗
性、耐食性及び走行往管大巾(:改善し向上することが
出来る。
成すること(−より、強磁性金属薄膜記録媒体の耐摩耗
性、耐食性及び走行往管大巾(:改善し向上することが
出来る。
Claims (2)
- (1)PET等の絶縁フィルムベース上に形成した強磁
性金属薄膜上に、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは炭素数16乃至24のアルキル基、nは1
乃至50の整数である。) で表わされる長鎖ポリマの保護皮膜を形成した金属薄膜
磁気記録媒体。 - (2)前記ポリマの膜厚が500Å以下であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の金属薄膜磁気記録
媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12332985A JPS61283022A (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 金属薄膜磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12332985A JPS61283022A (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 金属薄膜磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61283022A true JPS61283022A (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=14857860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12332985A Pending JPS61283022A (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 金属薄膜磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61283022A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57176529A (en) * | 1981-04-22 | 1982-10-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
-
1985
- 1985-06-06 JP JP12332985A patent/JPS61283022A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57176529A (en) * | 1981-04-22 | 1982-10-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
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