JPS61282503A - 橋梁の伸縮継手 - Google Patents
橋梁の伸縮継手Info
- Publication number
- JPS61282503A JPS61282503A JP12324785A JP12324785A JPS61282503A JP S61282503 A JPS61282503 A JP S61282503A JP 12324785 A JP12324785 A JP 12324785A JP 12324785 A JP12324785 A JP 12324785A JP S61282503 A JPS61282503 A JP S61282503A
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- Road Paving Structures (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は橋梁の伸縮継手に関する。
−従来の技術
従来、この種の伸縮継手としてゴム製及び鋼製のものが
知られている。ゴム製のものは伸縮隙間に両側を鉄板に
挟まれて設けたもので、小中型橋梁に用いられているが
、靭性が失われやすく頻繁に交換する必要があり、且つ
長大橋では使用できない問題がある。第３図は、長大橋
で使用される鋼製の伸縮継手の一従来例を示すもので、
伸縮継手部材２０は、伸縮隙間４を介して互いに咬合す
る鋼製の上層部５を具備し、一方の伸縮継手部材５は基
台６を介して橋桁鉄骨材１に一体に固定してあり、他方
は基台７を介して橋台８に固定しである。前記橋桁鉄骨
材１は橋台８上に設置してあり、通常、伸縮隙間４は冬
期には０．５３、夏期には３ａｓ程度に伸縮する。橋桁
鉄骨材１上のコンクリート層２及び橋台８のコンクリー
ト層２の道路表面には、５ｃｓ程度のアスファルト層等
からなる表面層３が舗装してあり、前記伸縮継手部材２
０の上層部５０表面が同一高さで接続している。
知られている。ゴム製のものは伸縮隙間に両側を鉄板に
挟まれて設けたもので、小中型橋梁に用いられているが
、靭性が失われやすく頻繁に交換する必要があり、且つ
長大橋では使用できない問題がある。第３図は、長大橋
で使用される鋼製の伸縮継手の一従来例を示すもので、
伸縮継手部材２０は、伸縮隙間４を介して互いに咬合す
る鋼製の上層部５を具備し、一方の伸縮継手部材５は基
台６を介して橋桁鉄骨材１に一体に固定してあり、他方
は基台７を介して橋台８に固定しである。前記橋桁鉄骨
材１は橋台８上に設置してあり、通常、伸縮隙間４は冬
期には０．５３、夏期には３ａｓ程度に伸縮する。橋桁
鉄骨材１上のコンクリート層２及び橋台８のコンクリー
ト層２の道路表面には、５ｃｓ程度のアスファルト層等
からなる表面層３が舗装してあり、前記伸縮継手部材２
０の上層部５０表面が同一高さで接続している。
９は路盤である。
発明が解決しようとする問題点
この鋼製の伸縮継手部材は、道路の舗装部分に接続する
上層部が鋼製のため、道路舗装部分に車両の通行が繰り
返えされると、第３図の破線Ａで示すような轍掘れが生
じ、伸縮継手の部分だけが道路表面から浮き上がった状
態になるため、車輪がこの部分で跳び上がり、乗り心地
を悪くするのみならず、車輪及び継手を損傷し、騒音公
害をもたらし、高速車両では運転上危険になる問題があ
った。
上層部が鋼製のため、道路舗装部分に車両の通行が繰り
返えされると、第３図の破線Ａで示すような轍掘れが生
じ、伸縮継手の部分だけが道路表面から浮き上がった状
態になるため、車輪がこの部分で跳び上がり、乗り心地
を悪くするのみならず、車輪及び継手を損傷し、騒音公
害をもたらし、高速車両では運転上危険になる問題があ
った。
問題点を解決するための手段
そこで本発明は、伸縮用隙間を介して相対する伸縮継手
部材の上層部に、該伸縮継手部材に連続する道路舗装部
分の表面層と同一の摩耗度及び硬度を有する上層部材を
設けてなる橋梁の伸縮継手を提供するものである。
部材の上層部に、該伸縮継手部材に連続する道路舗装部
分の表面層と同一の摩耗度及び硬度を有する上層部材を
設けてなる橋梁の伸縮継手を提供するものである。
作用
伸縮継手部材の上層部に、道路の舗装部分と同じ摩耗度
及び硬度の上層部材を設けたから、例えば、道路の舗装
部分に轍掘れが生じるときには、この道路と同じように
伸縮継手部材の上層部にも連続的に轍掘れ゛が生じるこ
ととなり、従来のように継手が突出しないから、走行車
両の車輪は継手隙間を水平に跨ぐだけで、跳び上がるよ
うなことはなくなる。
及び硬度の上層部材を設けたから、例えば、道路の舗装
部分に轍掘れが生じるときには、この道路と同じように
伸縮継手部材の上層部にも連続的に轍掘れ゛が生じるこ
ととなり、従来のように継手が突出しないから、走行車
両の車輪は継手隙間を水平に跨ぐだけで、跳び上がるよ
うなことはなくなる。
従って、０．５ ｃｍ〜２３程度の轍掘れが生じたとし
ても、乗り心地を悪くすることも、運転の危険も、車輪
や伸縮継手を損傷することも、騒音を発することもなく
なるから、伸縮継手の補修の必要もなくすことができる
。
ても、乗り心地を悪くすることも、運転の危険も、車輪
や伸縮継手を損傷することも、騒音を発することもなく
なるから、伸縮継手の補修の必要もなくすことができる
。
そして、道路の補修が必要なときに、同時に伸縮継手部
材の上層部だけを補修又は交換すればよいことと練る。
材の上層部だけを補修又は交換すればよいことと練る。
実施例
図において、１０は、橋桁端部において伸縮隙間１１を
介して相互に咬合するように設けた伸縮継手部材で、そ
の相対する部分は１．従来と同様の鋼製の基層部１２と
本発明に係る上層部１３とからなる。基層部１２は、橋
桁鉄骨材ｌ上に底板１４ａを以て一体に固定した基台１
４に一体に設けであると共に、橋桁鉄骨材１の上部に設
けたコンクリート層２にも一体に連結しである。コンク
リート層２の上部には、例えば、５３の厚さに設けたア
スファルト層等からなる道路舗装の表層部３が設けであ
る。実施例の場合、前記本発明に係る伸縮継手部材１０
０基層部１２とコンクリート層２との高さは略一致して
設けてあり、その上の上層部１３と表層部３とは同じ高
さに平面状をなすように構成しである。一方、上層部１
３の材質は、道路舗装のアスファルト層等の表層部３と
同じ摩耗度と硬度の軟鉄、軟鉄合金、アルミ合金、合成
樹脂などから構成してあり、基層部１２に対して嵌着、
接着、又は機械的な固定手段によって着膜可能に設けで
ある。また、上層部１３は一本線の幅毎に分割して着醜
し交換できるように構成することが道路補修上好ましい
。
介して相互に咬合するように設けた伸縮継手部材で、そ
の相対する部分は１．従来と同様の鋼製の基層部１２と
本発明に係る上層部１３とからなる。基層部１２は、橋
桁鉄骨材ｌ上に底板１４ａを以て一体に固定した基台１
４に一体に設けであると共に、橋桁鉄骨材１の上部に設
けたコンクリート層２にも一体に連結しである。コンク
リート層２の上部には、例えば、５３の厚さに設けたア
スファルト層等からなる道路舗装の表層部３が設けであ
る。実施例の場合、前記本発明に係る伸縮継手部材１０
０基層部１２とコンクリート層２との高さは略一致して
設けてあり、その上の上層部１３と表層部３とは同じ高
さに平面状をなすように構成しである。一方、上層部１
３の材質は、道路舗装のアスファルト層等の表層部３と
同じ摩耗度と硬度の軟鉄、軟鉄合金、アルミ合金、合成
樹脂などから構成してあり、基層部１２に対して嵌着、
接着、又は機械的な固定手段によって着膜可能に設けで
ある。また、上層部１３は一本線の幅毎に分割して着醜
し交換できるように構成することが道路補修上好ましい
。
上記の本発明の実施例によると、伸縮継手部材１０の上
層部１３と、道路舗装の表層部３とが、車両の通行の繰
り返しにより、第１図の破線Ｂで示すように、同じ摩耗
による同一高さの轍掘れが生じることとなる。
層部１３と、道路舗装の表層部３とが、車両の通行の繰
り返しにより、第１図の破線Ｂで示すように、同じ摩耗
による同一高さの轍掘れが生じることとなる。
効果
以上の通り本発明に係る橋梁の伸縮継手によれば、伸縮
継手部材の上層部に、道路の舗装部分と同じ摩耗度と硬
度の上層部材を設けたから、例えば、道路の舗装部分に
轍掘れが生じるときには、この道路と同じように伸縮継
手部材の上層部にも連続的に轍掘れが生じることとなり
、従来のように継手が突出しないから、走行車両の車輪
は継手隙間を水平に跨ぐだけで、跳び上がるようなこと
はなくなる。
継手部材の上層部に、道路の舗装部分と同じ摩耗度と硬
度の上層部材を設けたから、例えば、道路の舗装部分に
轍掘れが生じるときには、この道路と同じように伸縮継
手部材の上層部にも連続的に轍掘れが生じることとなり
、従来のように継手が突出しないから、走行車両の車輪
は継手隙間を水平に跨ぐだけで、跳び上がるようなこと
はなくなる。
従って、０．５ ｃｓ〜２３程度の轍掘れが生じたとし
ても、乗り心地を悪くすることも、運転の危険も、車輪
や伸縮継手を損傷することも、騒音を発すること゛もな
くな゛す、伸縮継手の補修の必要も少なくすることがで
きる。
ても、乗り心地を悪くすることも、運転の危険も、車輪
や伸縮継手を損傷することも、騒音を発すること゛もな
くな゛す、伸縮継手の補修の必要も少なくすることがで
きる。
そして、道路の補修が必要なときに、同時に伸縮継手部
材の上層部だけを補修又は交換すればよいこととなる。
材の上層部だけを補修又は交換すればよいこととなる。
第１図は本発明に係る伸縮継手の一実施例あ要部を示す
概略正面図、第２図はその平面図、第３図は従来の伸縮
継手の一例を示す概略正面図である。 １・・・橋桁鉄骨材 ２・・・コンクリート層 ３・・・表面層 ４・・・伸縮隙間 ５・・・伸縮継手部材２０の上層部 １０・・・伸縮継手部材 １１・・・伸縮隙間 １２・・・基層部 １３・・・上層部 １４・・・基台 第２図
概略正面図、第２図はその平面図、第３図は従来の伸縮
継手の一例を示す概略正面図である。 １・・・橋桁鉄骨材 ２・・・コンクリート層 ３・・・表面層 ４・・・伸縮隙間 ５・・・伸縮継手部材２０の上層部 １０・・・伸縮継手部材 １１・・・伸縮隙間 １２・・・基層部 １３・・・上層部 １４・・・基台 第２図
Claims (1)
- 伸縮用隙間を介して相対する伸縮継手部材の上層部に、
該伸縮継手部材に連続する道路部分の表面層とほぼ同一
の摩耗度及び硬度を有する上層部材を設けてなる橋梁の
伸縮継手
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60123247A JPH0610361B2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 橋梁の伸縮継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60123247A JPH0610361B2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 橋梁の伸縮継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61282503A true JPS61282503A (ja) | 1986-12-12 |
| JPH0610361B2 JPH0610361B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=14855850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60123247A Expired - Fee Related JPH0610361B2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 橋梁の伸縮継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610361B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03115111U (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-27 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5738413U (ja) * | 1980-08-12 | 1982-03-01 |
-
1985
- 1985-06-06 JP JP60123247A patent/JPH0610361B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5738413U (ja) * | 1980-08-12 | 1982-03-01 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03115111U (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0610361B2 (ja) | 1994-02-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |