JPH03290505A - 橋梁用盲目地式伸縮装置 - Google Patents
橋梁用盲目地式伸縮装置Info
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- JPH03290505A JPH03290505A JP9065390A JP9065390A JPH03290505A JP H03290505 A JPH03290505 A JP H03290505A JP 9065390 A JP9065390 A JP 9065390A JP 9065390 A JP9065390 A JP 9065390A JP H03290505 A JPH03290505 A JP H03290505A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、橋梁用盲目地式伸縮装置に係るものである。
橋梁の床版の伸縮装置は必要不可欠のものである。
床版は車輪の荷重を繰り返し受けて振動すると共に季節
の気温変化による大きな伸縮、昼夜の気温変化による小
中な伸縮が重なるので、固定された両側の橋台と床版の
間や、床版同志を強固に連結する事は出来ず、これらの
変化を吸収する伸縮装置が必要である。
の気温変化による大きな伸縮、昼夜の気温変化による小
中な伸縮が重なるので、固定された両側の橋台と床版の
間や、床版同志を強固に連結する事は出来ず、これらの
変化を吸収する伸縮装置が必要である。
伸縮装置に必要な性能は床版の振動や伸縮を充分に吸収
出来る構造である事は勿論、耐久性、走行性、排水処理
問題を満たすものが望ましい。
出来る構造である事は勿論、耐久性、走行性、排水処理
問題を満たすものが望ましい。
l 耐久性
近年交通量が増大し且つ車両荷重が大きくなったことに
より破損するものが多く、補修費用が嵩むと共に部分補
修が出来ない形式のものでは、その金山に亙る交換の為
の交通障害の影響も大きい。
より破損するものが多く、補修費用が嵩むと共に部分補
修が出来ない形式のものでは、その金山に亙る交換の為
の交通障害の影響も大きい。
従って、出来るだけ丈夫に作ると共に部分的ね補修が容
品に出来ることも望ましい性能である。
品に出来ることも望ましい性能である。
2 走行性
例えば、鋼製フィンガージヨイントのように非常に耐久
性に優れた伸縮装置はその前後の舗装が摩耗しても (
所謂、撤掘れによる舗装の連続した凹み)フィンガーシ
ロインド自身は摩耗が少ないので、舗装との間に段差が
生じ走行性が悪くなる。
性に優れた伸縮装置はその前後の舗装が摩耗しても (
所謂、撤掘れによる舗装の連続した凹み)フィンガーシ
ロインド自身は摩耗が少ないので、舗装との間に段差が
生じ走行性が悪くなる。
第1図はフィンガージヨイントの段差の為衝撃を発生し
て走行性が悪くなると共に騒音が発生して問題となって
いる状態を示すものである。
て走行性が悪くなると共に騒音が発生して問題となって
いる状態を示すものである。
第2図はタイヤの通る場所が大体一定なので特定の所だ
けが凹む(轍掘れ)が形成され、同じく問題となってい
る状態を示すものである。
けが凹む(轍掘れ)が形成され、同じく問題となってい
る状態を示すものである。
第1,2図の状態を補強するには前者の場合にはフィン
ガージヨイントよりも稍高く新たに舗装を施せば良いし
、後者の場合には凹んだ部分のみに舗装を補充すれば良
い。
ガージヨイントよりも稍高く新たに舗装を施せば良いし
、後者の場合には凹んだ部分のみに舗装を補充すれば良
い。
部分補修の場合は、補修部の端部は剥離し易い。
全面補修でも撤掘れと、轍掘れの中間部分や橋梁端部は
少ししか摩耗していないので、この部分は補修厚さが薄
くなり剥離し易い。
少ししか摩耗していないので、この部分は補修厚さが薄
くなり剥離し易い。
更に、全面補修表面がジ□インド面より高くなるとジヨ
イントの近くの補修面は傾斜させて(不陸と言う)シロ
インド表面に合わせねばならないので、ここも厚さが薄
くなり、やはり剥離し易い。
イントの近くの補修面は傾斜させて(不陸と言う)シロ
インド表面に合わせねばならないので、ここも厚さが薄
くなり、やはり剥離し易い。
幹線道路で補修した舗装が剥離したり、所々に傾斜面の
ある凹みがあるのは、困った事であるが、特に高速道路
では、走行性が悪いというだけではなく、事故の原因に
もなり得るので遵けねばならない。
ある凹みがあるのは、困った事であるが、特に高速道路
では、走行性が悪いというだけではなく、事故の原因に
もなり得るので遵けねばならない。
3 排水処理
排水の処理という問題は目立たない、つまらない事のよ
うであるが解決は困難である。
うであるが解決は困難である。
水密性のない(路面の水が下へ通ってしまう形式の)伸
縮装置は対策として樋を設けたりして排水するのである
がこれが殆どの場合、泥、砂、砂利、ゴミ、雑草によっ
て機能していない。
縮装置は対策として樋を設けたりして排水するのである
がこれが殆どの場合、泥、砂、砂利、ゴミ、雑草によっ
て機能していない。
常時相当量の清浄水を通水しておけば良いが維持費がか
かり過ぎる。
かり過ぎる。
又、水密性のある伸縮装置では長期間保守を要しないで
この機能を維持出来る事が理想であるが、これが思った
より困難であり、水密性保持部品の寿命は予想より短く
、その交換も容易でない。
この機能を維持出来る事が理想であるが、これが思った
より困難であり、水密性保持部品の寿命は予想より短く
、その交換も容易でない。
伸縮装置の一種に盲目地形式というものかある。
不透水性の舗装材料を使用し、カッター7目地の所へ大
きなりラックが入っていなければ、水密性伸縮装置であ
り、排水処理の問題は起こらない。
きなりラックが入っていなければ、水密性伸縮装置であ
り、排水処理の問題は起こらない。
舗装は床版の上も防水目地の上も何も差がなく、一体に
施工出来るので、舗装作業がし易く、不陸らなく、走行
性は、優秀である。
施工出来るので、舗装作業がし易く、不陸らなく、走行
性は、優秀である。
更に、全面補修も問題なく行える。
第3図にその断面を示す。
符号1は床版、8は舗装層、11はカッター目地、12
は防水目地(ゴム材等で作る)、13はストッパー (
バックアツプ材とも言うプラスチック発泡材などを使う
)である。
は防水目地(ゴム材等で作る)、13はストッパー (
バックアツプ材とも言うプラスチック発泡材などを使う
)である。
欠点は床版端面の隙間(遊間Qと言う、以下同じ)の舗
装材料にかかった車輪荷重を支持し7ないので、遊間Q
が極(狭く且つ伸縮長さが僅少の場合にしか使用出来な
い。
装材料にかかった車輪荷重を支持し7ないので、遊間Q
が極(狭く且つ伸縮長さが僅少の場合にしか使用出来な
い。
又、遊間Qの伸縮に対して、短い長さの舗装材料が対応
しているのでクラックが入り易い為耐久性が劣る。
しているのでクラックが入り易い為耐久性が劣る。
その他の形式の伸縮装置の長所欠点も検討した結果荷重
支持式排水性の伸縮装置に水密構造を付加するよりも、
雌形式にはない長所を有する荷重不支持式非排水性の盲
目地形式伸縮装置に、荷重支持の機能を付加して、大き
な伸縮量にも対応し得るものにした方が、より良い伸縮
装置になるという構想に基づいて荷重支持式。
支持式排水性の伸縮装置に水密構造を付加するよりも、
雌形式にはない長所を有する荷重不支持式非排水性の盲
目地形式伸縮装置に、荷重支持の機能を付加して、大き
な伸縮量にも対応し得るものにした方が、より良い伸縮
装置になるという構想に基づいて荷重支持式。
非排水性、盲目地形式を総合した三蝶番伸縮装置を発明
するに至った。
するに至った。
添付図面第8図〜第15図を参照して本発明の詳細な説
明する。
明する。
遊間gを設けた前後の床版端部l′・1゛に夫々基板2
・2を付設し、基板2・2より支持板3・3を対向状態
に突設し、この支持板3・3間に2枚のリンク4・5を
配し、3本のピン6・6・6によって連結した三蝶番リ
ンク装置aにより前後の床版1・lを連継し、必要なら
ば弾性を有する緩和材7を介存せしめ、その上に舗装材
8を継目なく三蝶番リンク装置aの上方に敷設したこと
を特徴とする橋梁用盲目地式伸縮装置に係るものである
。
・2を付設し、基板2・2より支持板3・3を対向状態
に突設し、この支持板3・3間に2枚のリンク4・5を
配し、3本のピン6・6・6によって連結した三蝶番リ
ンク装置aにより前後の床版1・lを連継し、必要なら
ば弾性を有する緩和材7を介存せしめ、その上に舗装材
8を継目なく三蝶番リンク装置aの上方に敷設したこと
を特徴とする橋梁用盲目地式伸縮装置に係るものである
。
床版1−1の遊間gを拡げたり、縮めたりする振動は三
蝶番リンク装置aの2枚のリンク4・5の■状への屈曲
作用により吸収され、この屈曲作用を弾力性を有する緩
和材7を介存せしめた場合はその緩和材7により更に吸
収され、舗装材8に剥離を生ずることやクラックの発生
することが防止される。
蝶番リンク装置aの2枚のリンク4・5の■状への屈曲
作用により吸収され、この屈曲作用を弾力性を有する緩
和材7を介存せしめた場合はその緩和材7により更に吸
収され、舗装材8に剥離を生ずることやクラックの発生
することが防止される。
l 舗装材料
最も広く用いられるのはアスファルトコンクリートであ
る。
る。
アスファルトは固体ではなく、極超高粘度の液体であっ
て長時間を要する季節的、変動の遊間伸縮には対応する
が、車両荷重による床版の振動は、周期が短いので、成
るべく長い長さの舗装で吸収させねばならない。
て長時間を要する季節的、変動の遊間伸縮には対応する
が、車両荷重による床版の振動は、周期が短いので、成
るべく長い長さの舗装で吸収させねばならない。
従って、伸縮装置の直上部だけでなく、酸中(約300
jIII以上)以上の舗装材を弾性材料(緩和材)で、
支持して多少の移動を許す構造でなければならない。
jIII以上)以上の舗装材を弾性材料(緩和材)で、
支持して多少の移動を許す構造でなければならない。
舗装材料にセメントコンクリートを使用する場合は伸縮
装置の直上部分はアスファルトコンクリートとし、その
巾も前述の場合よりも広く中1000ix程度はないと
、セメントコンクリートとアスファルトコンクリートと
の境界面にクラックを生ずる恐れがある。
装置の直上部分はアスファルトコンクリートとし、その
巾も前述の場合よりも広く中1000ix程度はないと
、セメントコンクリートとアスファルトコンクリートと
の境界面にクラックを生ずる恐れがある。
高速道路のように車両の走行速度が早く、舗装材料の剥
離した破片が散乱する事を極力防止する必要がある場合
は、普通のアスファルトコンクリートよりも更に衝突や
伸縮に耐えるゴムアスファルトコンクリートを使用すべ
きである。
離した破片が散乱する事を極力防止する必要がある場合
は、普通のアスファルトコンクリートよりも更に衝突や
伸縮に耐えるゴムアスファルトコンクリートを使用すべ
きである。
又その使用骨材も砂利や砕石ではなく硬い(ゴム硬度の
高い)加硫ゴムを使用し、その形も、例えば直径101
1丸棒を長さ1Oj111に切断したものとすれば最良
の結果が得られる。
高い)加硫ゴムを使用し、その形も、例えば直径101
1丸棒を長さ1Oj111に切断したものとすれば最良
の結果が得られる。
第4図のように、セメントコンクリート板や鋼板のよう
な強固な材料l°の上へアスファルトコンクリート舗装
を行い強固な材料1”を変位させると材料1“とアスフ
ァルトコンクリート舗装9の接触面は剥離して空洞を生
じ、舗装表面はクラックを生じる。
な強固な材料l°の上へアスファルトコンクリート舗装
を行い強固な材料1”を変位させると材料1“とアスフ
ァルトコンクリート舗装9の接触面は剥離して空洞を生
じ、舗装表面はクラックを生じる。
然るに第5図のように、弾性材料で出来た、緩和材7を
挾むと大きな変形、極端な変形は、緩和材7が吸収して
アスファルト舗装9との接触面は変形が緩やかになり、
アスファルト舗装9は、剥離、クラックを生じ難い。
挾むと大きな変形、極端な変形は、緩和材7が吸収して
アスファルト舗装9との接触面は変形が緩やかになり、
アスファルト舗装9は、剥離、クラックを生じ難い。
第5図に於いて、アスファルトコンクリート舗装9の上
には車が通るが、その時緩和材7が車両荷重によって大
きく変形するようでは、アスファルトコンクリート舗装
9のクラック発生。
には車が通るが、その時緩和材7が車両荷重によって大
きく変形するようでは、アスファルトコンクリート舗装
9のクラック発生。
車輪の回転抵抗の増大という欠点を生ずる。
緩和材7の理想的な性能は上からの車両荷重には歪を発
生せずに耐えるが、下の強固な材料l”の伸縮1曲げ6
剪断、捻れ等の変位には何らの抵抗をせずに自ら変形し
て舗装材には伝えないという事である。
生せずに耐えるが、下の強固な材料l”の伸縮1曲げ6
剪断、捻れ等の変位には何らの抵抗をせずに自ら変形し
て舗装材には伝えないという事である。
然し理想的な材料や機構はないので実用上満足できるも
のとしては前述の1、舗装材料で記した加硫ゴム骨材、
ゴムアスファルトコンクリートがある。
のとしては前述の1、舗装材料で記した加硫ゴム骨材、
ゴムアスファルトコンクリートがある。
更に、加硫ゴムの短円柱ではなく、第6図のような、橋
の金印と同長の加硫ゴム製の丸棒7を必要量束ねて骨材
とし、骨材の隙間をゴムアスファルト7′で充填したも
のの方が、橋梁の伸縮装置の緩和材7としてはより良い
結果が得られる。
の金印と同長の加硫ゴム製の丸棒7を必要量束ねて骨材
とし、骨材の隙間をゴムアスファルト7′で充填したも
のの方が、橋梁の伸縮装置の緩和材7としてはより良い
結果が得られる。
3 荷重支持方法
従来の盲目地形式伸縮装置は、僅少の伸縮量の場合にの
み使用されたので、欠点として現れては来なかったが、
遊間の伸びる時は舗装面は凹み、縮む時は盛り上がる。
み使用されたので、欠点として現れては来なかったが、
遊間の伸びる時は舗装面は凹み、縮む時は盛り上がる。
盲目地形式伸縮装置を大きな伸縮量の床版継目に使用す
れば、これは無視出来ない欠点となる。
れば、これは無視出来ない欠点となる。
従って、常時車両荷重を支持すると共に、舗装材料の陥
没、隆起を解決しなければならない。
没、隆起を解決しなければならない。
第7図に於いて、不変の長さの斜辺(AB=BC=22
0xx)を有し、共通の底辺(A C=380履1t)
を有するABCとADCの、底辺ACを60xm短縮し
たA’D’C’ とA。
0xx)を有し、共通の底辺(A C=380履1t)
を有するABCとADCの、底辺ACを60xm短縮し
たA’D’C’ とA。
B’C’の相互の面積の変化について考えると次のよう
な結果となる。
な結果となる。
1)底辺の短いA’D’C’の面積S、の方が、底辺の
長いADCの面積S、より大きく、その差は30001
1″である。
長いADCの面積S、より大きく、その差は30001
1″である。
S 、 −S 、= 6000−3000= 3000
21’2)四角形ABCDの面積(S 、−S 、)と
、四角形A’B’C’D’の面積(S 、−S S)は
差がない。
21’2)四角形ABCDの面積(S 、−S 、)と
、四角形A’B’C’D’の面積(S 、−S S)は
差がない。
S! S+=21073 3000=18073im
”S 4− S 、= 24160−6000= 18
160度1ここで、第8図の正面図、第9図の側面図に
示すような鋼製部品を組み立てた三組の蝶番を連結した
三蝶番リンク装置aを作る。
”S 4− S 、= 24160−6000= 18
160度1ここで、第8図の正面図、第9図の側面図に
示すような鋼製部品を組み立てた三組の蝶番を連結した
三蝶番リンク装置aを作る。
これを第10.11.12図のような床版端部1°・1
′に固定したとすると、その作用は床版端部1°・l゛
の遊間gの伸長方向へ60■、縮小方向へ60131可
動可能となる。
′に固定したとすると、その作用は床版端部1°・l゛
の遊間gの伸長方向へ60■、縮小方向へ60131可
動可能となる。
縮小方向へは更に縮小可能であるが断面の三角形の面積
変化から6011Rを許容限界とする。
変化から6011Rを許容限界とする。
第1O図は過伸限度状態、第11図は標準状態、第12
図は縮小状態を示している。
図は縮小状態を示している。
次の第13図は本発明の荷重支持式非排水性盲目地形式
三蝶番伸縮装置の標準状態の断面図であり、第14図は
その通常使用範囲の最縮小時の断面図、第13A・14
A図は説明図である。
三蝶番伸縮装置の標準状態の断面図であり、第14図は
その通常使用範囲の最縮小時の断面図、第13A・14
A図は説明図である。
符号9はアスファルトコンクリート舗装、 10は布(
舗装材や緩和材の落下防止用)である。
舗装材や緩和材の落下防止用)である。
第13A図に於るAC間のアスファルト舗装の断面積を
85.緩和材7の断面積を68.第16図に於る夫々を
S、、SSとすると次のようになる。
85.緩和材7の断面積を68.第16図に於る夫々を
S、、SSとすると次のようになる。
以上の例題は舗装厚50ix、遊間伸縮量60RMの場
合を示したが、遊間gが6o■縮小した為に本来は余剰
として舗装面を隆起させるべき断面3000im”相当
分のアスファルト舗装材は、緩和材が断面3000 m
y”相当分凹む為に吸収されて舗装面は平坦のままであ
る。
合を示したが、遊間gが6o■縮小した為に本来は余剰
として舗装面を隆起させるべき断面3000im”相当
分のアスファルト舗装材は、緩和材が断面3000 m
y”相当分凹む為に吸収されて舗装面は平坦のままであ
る。
緩和材7も、体積変化を伴わず、単なる変形だけで済ん
でいる。
でいる。
車両荷重は常に鋼板製の三蝶番リンク装置aが支持して
いる。
いる。
リンク4・5の長さを変え、各部分の強度を変えれば3
0〜200 *xの遊間伸縮量にも充分対応する事が出
来る。
0〜200 *xの遊間伸縮量にも充分対応する事が出
来る。
遊間−伸縮量が更に大きい場合には二組以上の三蝶番リ
ンク装置aを使用し三蝶番同志の連結部を支持してやれ
ば対応出来る。
ンク装置aを使用し三蝶番同志の連結部を支持してやれ
ば対応出来る。
第7図、第9図、第13A図、第14A図に記入した寸
法は一例である。
法は一例である。
4 部分補修
舗装材の補修は床板上の厚さが余り厚くならなければ全
面補修を容易に行える。
面補修を容易に行える。
厚くなり過ぎる恐れのある場合は、伸縮装置付近の成る
長さの舗装材を剥ぎ取って床版1面を出し、新設時と同
じように舗装する。
長さの舗装材を剥ぎ取って床版1面を出し、新設時と同
じように舗装する。
緩和材の補修は直上の補正を剥ぎ取り、緩和材の加硫ゴ
ム丸棒を切断して、新しい加硫ゴム骨材入り緩和材を打
設する。
ム丸棒を切断して、新しい加硫ゴム骨材入り緩和材を打
設する。
三蝶番リンク装置aの部分交換は若し橋金山に1個の装
置(第8図のピンの長さが橋の金山と同じ)で設置しで
あると、不可能である。
置(第8図のピンの長さが橋の金山と同じ)で設置しで
あると、不可能である。
又基板も第9図では巾36*xにしであるが、この長さ
も橋金山の長さと等しいと部分的交換が不可能である。
も橋金山の長さと等しいと部分的交換が不可能である。
そこで基板を直接床版に固定するのではなく第15図の
ようにすれば交換が容易となる。
ようにすれば交換が容易となる。
図中符号14はボルト、15はスペーサー 16は床版
の中の鉄筋である。
の中の鉄筋である。
尚、ボルト14は、スペーサー15へ緩み防止ノ点熔接
を行う。全周溶接すると部分補修時に不都合となる。
を行う。全周溶接すると部分補修時に不都合となる。
ボルトの緩み防止用点溶接を切断して、ボルト14を抜
き取れば支持板3は外すことができる。
き取れば支持板3は外すことができる。
この為固定板18は余り長くせず、リンク3組〜lO組
分の長さのものを数多く使うようにすれば良い。
分の長さのものを数多く使うようにすれば良い。
尚、これは、次に述べる斜橋に対応する為にも必要であ
る。
る。
5 斜橋対策
以前は、直橋が殆どであったが自動車が普及するにつれ
第17図のような斜橋が増えて来た。
第17図のような斜橋が増えて来た。
直橋は、第15図の基板2を橋金山に亙って設置し、3
〜10枚位の支持板3を熔接しである固定板18を隙間
なく隣接してやれば良いので簡単明瞭である。
〜10枚位の支持板3を熔接しである固定板18を隙間
なく隣接してやれば良いので簡単明瞭である。
斜橋の場合は、傾斜角が橋毎に異なるので予め製作して
おく事が出来ず、所謂注文生産とならざるを得ない。
おく事が出来ず、所謂注文生産とならざるを得ない。
そこで、第18.19図のように、三蝶番部は共通部品
として使用し、床版lに固定する基板2だけを傾斜角に
合わせて製作するという方法が合理的である。
として使用し、床版lに固定する基板2だけを傾斜角に
合わせて製作するという方法が合理的である。
基板21枚の長さは作業性運搬性を考えて任意に決める
。第18図に於いて各段の長さは1枚の固定板18に付
いている支持板3の数により異なる。
。第18図に於いて各段の長さは1枚の固定板18に付
いている支持板3の数により異なる。
図中符号19は基板を固定する為に床版の鉄筋を通して
熔接する孔である。
熔接する孔である。
尚、伸縮装置は長時間に亙り使用されるもので補修可能
とは言っても修理せずに使えることが、勿論望ましい事
である。そこで、少し高価とはなるが、支持板3.リン
ク4・5、ピン6をステンレス鋼で製作し、錆の問題を
避けるのは賢明な方法である。
とは言っても修理せずに使えることが、勿論望ましい事
である。そこで、少し高価とはなるが、支持板3.リン
ク4・5、ピン6をステンレス鋼で製作し、錆の問題を
避けるのは賢明な方法である。
経済的に無理の場合も、ピン6及び、ピン6に接触して
いる所はステンレス鋼製が望ましいので、リンク4・5
や支持板3のピン孔を大きくして、ステンレス製ブツシ
ュを圧入し、ステンレス製ピンをそれに通すという方法
が考えられる。
いる所はステンレス鋼製が望ましいので、リンク4・5
や支持板3のピン孔を大きくして、ステンレス製ブツシ
ュを圧入し、ステンレス製ピンをそれに通すという方法
が考えられる。
本発明は上述のように構成したから、床版の遊間を拡げ
たり、縮めたりする作動は三蝶番リンク装置の2枚のリ
ンクの■状への屈曲作用により吸収され、この屈曲作用
を弾力性を有する緩和材を介存せしめた場合はその緩和
材により更に吸収し、舗装層に剥離を生ずることやクラ
ックの発生することを防止する実用性秀れた橋梁用盲目
地式伸縮装置となる。
たり、縮めたりする作動は三蝶番リンク装置の2枚のリ
ンクの■状への屈曲作用により吸収され、この屈曲作用
を弾力性を有する緩和材を介存せしめた場合はその緩和
材により更に吸収し、舗装層に剥離を生ずることやクラ
ックの発生することを防止する実用性秀れた橋梁用盲目
地式伸縮装置となる。
尚、橋梁と同様な構造物の連携装置としても応用できる
盲目地式伸縮装置となる。
盲目地式伸縮装置となる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は路面と
フィンガージヨイントの段差状態を示す説明断面図、第
2図は路面の轍掘れ状態を示す説明断面図、第3図は従
来例の盲目地形式の説明断面図、第4図は床版と舗装層
との関係説明図、第5図は床版と緩和材と舗装層との関
係説明図、第6図は緩和材−例の一部を切欠いた斜視図
、第7図は荷重支持理論の説明図、第8図は三蝶番リン
ク装置の正面図、第9図は三蝶番リンク装置の側面図、
第1O図は三蝶番リンク装置の過仲限度状態を示す正面
図、第11図は三蝶番リンク装置の標準状態を示す正面
図、第12図は三蝶番リンク装置の縮小状態を示す正面
図、第13図は本発明の荷重支持式非排水性盲目地形式
の三重蝶番伸縮装置の標準状態の断面図、第13A図は
第13図の支持理論説明図、第14図は本発明の荷重支
持式非排水性盲目地形式の三重蝶番伸縮装置の通常使用
範囲の最縮小時の断面図、第14A図は第14図の支持
理論説明図、第15図は支持板の固定を示す断面図、第
16図は直橋の平面図、第17図は斜橋の平面図、第1
8図は斜橋に使用する場合の基板の平面図、第19図は
同上、三蝶番リンク装置一部の平面図である。 l・・・遊間、a・・・三蝶番リンク装置、1・l・・
・床版、1゛・1゛・・・床版端部、2・2・・・基板
、3・3・・・支持板、4・5・・・リンク、6・6・
6・・・ピン、7・・・緩和材、8・・・舗装材。 平成2年4月5日
フィンガージヨイントの段差状態を示す説明断面図、第
2図は路面の轍掘れ状態を示す説明断面図、第3図は従
来例の盲目地形式の説明断面図、第4図は床版と舗装層
との関係説明図、第5図は床版と緩和材と舗装層との関
係説明図、第6図は緩和材−例の一部を切欠いた斜視図
、第7図は荷重支持理論の説明図、第8図は三蝶番リン
ク装置の正面図、第9図は三蝶番リンク装置の側面図、
第1O図は三蝶番リンク装置の過仲限度状態を示す正面
図、第11図は三蝶番リンク装置の標準状態を示す正面
図、第12図は三蝶番リンク装置の縮小状態を示す正面
図、第13図は本発明の荷重支持式非排水性盲目地形式
の三重蝶番伸縮装置の標準状態の断面図、第13A図は
第13図の支持理論説明図、第14図は本発明の荷重支
持式非排水性盲目地形式の三重蝶番伸縮装置の通常使用
範囲の最縮小時の断面図、第14A図は第14図の支持
理論説明図、第15図は支持板の固定を示す断面図、第
16図は直橋の平面図、第17図は斜橋の平面図、第1
8図は斜橋に使用する場合の基板の平面図、第19図は
同上、三蝶番リンク装置一部の平面図である。 l・・・遊間、a・・・三蝶番リンク装置、1・l・・
・床版、1゛・1゛・・・床版端部、2・2・・・基板
、3・3・・・支持板、4・5・・・リンク、6・6・
6・・・ピン、7・・・緩和材、8・・・舗装材。 平成2年4月5日
Claims (1)
- 遊間を設けた前後の床版端部に夫々基板を付設し、基板
より支持板を対向状態に突設し、この支持板間に2枚の
リンクを配し、3本のピンによって連結した三蝶番リン
ク装置により前後の床版を連継し、必要ならば弾性を有
する緩和材を介存せしめ、その上に舗装材を継目なく三
蝶番リンク装置の上方に敷設したことを特徴とする橋梁
用盲目地式伸縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9065390A JPH03290505A (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 橋梁用盲目地式伸縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9065390A JPH03290505A (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 橋梁用盲目地式伸縮装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03290505A true JPH03290505A (ja) | 1991-12-20 |
Family
ID=14004481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9065390A Pending JPH03290505A (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 橋梁用盲目地式伸縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03290505A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100404315B1 (ko) * | 2000-03-20 | 2003-11-12 | 김해영 | 도로구조물의 신축이음장치 및 그 설치방법 |
KR100949950B1 (ko) * | 2008-01-09 | 2010-03-30 | 한국도로공사 | 교량의 조인트 구조물 |
-
1990
- 1990-04-05 JP JP9065390A patent/JPH03290505A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100404315B1 (ko) * | 2000-03-20 | 2003-11-12 | 김해영 | 도로구조물의 신축이음장치 및 그 설치방법 |
KR100949950B1 (ko) * | 2008-01-09 | 2010-03-30 | 한국도로공사 | 교량의 조인트 구조물 |
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