JPS61281020A - 磁気記録用板状Baフエライト微粒子粉末の製造法 - Google Patents

磁気記録用板状Baフエライト微粒子粉末の製造法

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JPS61281020A
JPS61281020A JP11954085A JP11954085A JPS61281020A JP S61281020 A JPS61281020 A JP S61281020A JP 11954085 A JP11954085 A JP 11954085A JP 11954085 A JP11954085 A JP 11954085A JP S61281020 A JPS61281020 A JP S61281020A
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規道 永井
Yasutaka Ota
泰孝 大田
Nanao Horiishi
七生 堀石
Masao Kiyama
木山 雅雄
Toshio Takada
高田 利夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録用板状Baフェライ[微粒子粉末の
製造法に関するものであり、詳しくは、Pe(2)、B
aイオン、Ti(II)及び2価金属イオンrI(1)
として少なくともCo[IOが含まれたアルカリ性懸濁
液を水熱処理する方法において、適当な抗磁力を有し、
且つ、平均径が0.3μm程度以下の分散性に優れたマ
グネトプランバイト型板状BaO・n  {(Fe1−
x−y7ig M y )zoil (但し、0.01
≦x≦0.095.0.01≦y≦0.095.4≦n
≦6)微粒子を高濃度反応により経済的、工業的に有利
に得ることを目的とする。
〔従来の技術〕
近年、適当な抗磁力と適当な平均粒度を有し、且つ、分
散性に優れた強磁性の非針状粒子が記録用磁性材料、特
に垂直磁気記録用磁性材料として要望されつつある。
−iに、強磁性の非針状粒子としては板状Biミツエラ
イト子がよく知られている。
従来から板状Baフェライトの製造法の一つとして、B
aイオンとFe(2)とが含まれたアルカリ性懸濁液を
反応装置としてオートクレーブを用いて水熱処理する方
法(以下、これを単に水熱処理法という。)が知られて
いる。
先ず、磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末の粒度
について言えば、出来るだけ微細な粒子、殊に0.3μ
m以下であることが要求されている。
この事実は、例えば、特開昭56..125219号公
報の[・・・・垂直磁気記録が面内記録に対して、その
有為性が明らかとなるのは、記録波長が1μm以下の領
域である。しかしてこの波長領域で十分な記録・再生を
行うためには、上記フェライトの結晶粒径は、略0.3
μm以下が望ましい。しかし、0.01μm程度となる
と、所望の強磁性を呈しないため、適切な結晶粒径とし
ては0.01〜0.3μm程度が要求される。」なる記
載等の通りである。
次に、磁気記録用板状Baフェライト粒子としては、出
来るだけ分散性に優れていることが必要であり、前述し
た水熱処理法による場合には、生成する板状Baフェラ
イト粒子が1個1個ばらばらの状態で存在する為、優れ
た分散性を有するものであり、磁気記録用板状Baフェ
ライト粒子粉末として好ましいものである。
この事実は、例えば特公昭46−3545号公報の「・
・・・本発明方法によって得られるBaフエライ上沈澱
はその粒子の1個々々がばらばらの状態で存するもので
ある為、これをフェライト焼結体の材料とすれば優秀な
異方性バリウムフェライト焼結体が得られる。又磁気記
憶用材料例えば磁気テープの原料に用いれば1個々々が
ばらばらの状態で存する為に存機媒体に均−且つ高密度
に充填され易いので高忠実度の磁気テープを得ることが
出来る。」なる記載から明らかである。
また、磁気記録用板状Baフェライト粒子粉末の抗磁力
について言えば、一般に300〜15000e程度のも
のが要求されており、例えば特公昭60−12973号
公報、特開昭59−175707号公報、特開昭56−
149328号公報に見られる通り、抗磁力を低減させ
適当な抗磁力とする為にBaフェライト中のFe(II
I)の一部をTi(II%5及びco(IO又はCo(
In並びにMns Zn等の2価の金属イオンMaDで
置換することが提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
適当な抗磁力と適当な平均粒度を有した分散性の良好な
板状Baフェライト微粒子粉末は現在量も要求されてい
るところであり、水熱処理法による場合には、上述した
通り、分散性の優れた板状Baフェライト粒子が得られ
るが、一方、オートクレーブという特殊な装置を必要と
する為、収率に限界があり経済的、工業的ではないとい
う欠点があった。
水熱処理法において、生成粒子の収率を高め、経済的、
工業的に有利に板状[1aフ工ライト粒子を得る為には
、高濃度反応の実施が必要である。
従来、水熱処理法においてFe0ID原料として含水酸
化第二鉄粒子を用いた場合には、Fe(2)濃度が1.
0mol/f程度以上の高濃度反応が可能であることが
知られている。
例えば、特公昭49.−6636号公報に記載の発明の
「実施例5」は板状Baフェライト粒子粉末の製造法に
関するものであるが、FeaID原料として含水酸化第
二鉄粒子を使用しており、’Fe(5)濃度は1.9m
o171である。
因に、Fe(2)原料として硝酸鉄又は塩化鉄を用いた
場合のFe(7)濃度は特公昭46−3545号公報に
記載の発明の実施例によれば高々1mol/β程度であ
る。
上述した通り、水熱処理法においてFe1D原料として
含水酸化第二鉄粒子を用いた場合は、高濃度反応が可能
であるが、一方、生成する板状Baフェライト粒子は1
〜2μm程度の粗大粒子であり、磁気記録用板状Baフ
ェライト粒子としては好ましいものではなかった。
この事実は、特公昭47−25796号公報の「針状の
α−FeO・Of+ (ゲータイト)結晶粒子を含むp
H>11の水酸化バリウム水溶液を260℃〜300℃
の温度範囲で加熱することにより、六角板状の形状でそ
の大きさは1〜2μ、厚さ0.2μ以下であるBa0・
5FezOs沈澱粒子を生ぜしめ・・・・」なる記載か
ら明らかである。
そこで、適当な抗磁力を有し、且つ、平均径が0.3μ
m程度以下の分散性に優れた板状Baフェライト粒子を
高濃度反応により経済的、工業的に有利に得る方法が強
く要望されている。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明者は、上述したところに鑑み、適当な抗磁力を有
し、且つ、平均径が0.3μm程度以下の分散性に優れ
た板状Baフェライト粒子を高濃度反応により経済的、
工業的にを利に得るべく種々検討を重ねた結果、本発明
に到達したのである。
即ち、本発明は、Ti@及び2価金属イオンM■として
少なくともCo(9)を含む、含水酸化第二鉄粒子とF
e(2)塩水溶液とからなる混合物が、含水酸化第二鉄
とFe(2)塩との割合がFe(III)のモル比でl
;4〜4;1なるような割合で懸濁されているBaイオ
ンを含む強アルカリ性懸濁液を200〜330℃の温度
範囲で水熱処理することによりマグネトプランバイト型
板状 BaO・n  ((Fel−x−y Tix M
 y )zO*1(但し、0.01≦x≦0.095.
0.01≦y ≦0.095.4≦n≦6)微粒子を生
成させるか、又は、次いで、該微粒子を900℃以下の
温度で熱処理することからなる磁気記録用板状Baフェ
ライトa粒子粉末の製造法である。
〔作 用〕
先ず、本発明に於いて最も重要な点は、Fe(II)原
料として含水酸化第二鉄粒子と鉄(2)塩水溶液を用い
、含水酸化第二鉄とFe(2)塩の割合がFeQIDの
モル比でl:4〜4:l となるような箱面で使用した
場合には、F e ml ’174度が1.Omol/
β以上という高濃度反応が可能であり、しかも、生成す
る板状Baフェライト粒子の平均粒度を0.3μm程度
以下の微細粒子とすることができるという点である。
Fe(2)原料として含水酸化第二鉄粒子と鉄(2)塩
水溶液とを特定の割合で使用した場合には、何故微細な
板状Baフェライト粒子が得られるかは未だ明らかでは
ないが本発明者は、Fe(2)とBaの反応に際して鉄
(2)塩の反応速度が含水酸化第二鉄粒子のそれと比べ
て早い為、反応初期に、Fe(2)源としてFe(OH
)+を主体とする反応により非常に微細な板状Baフェ
ライト粒子の核が生成し、その後、含水酸化第二鉄粒子
を主体とする反応により該核が成長する為であろうと考
えている。
また、本発明において、水溶液中から生成される板状B
aフェライト粒子粉末は、磁化値が高々38emu/g
程度であるが、該微粒子を900℃以下の温度で熱処理
することにより磁化値を一層向上させることができる。
次に、本発明実施にあたっての諸条件について述べる。
本発明におけるTi(5)及び二価金属イオンM (1
1の添加は、含水酸化第二鉄粒子とFe(m)塩水溶液
とからなる混合物中に添加することができ、あらかじめ
含水酸化第二鉄粒子中に含有させる方法及び、Fe(2
)塩水溶液中に添加する方法はもちろん、両者を併用す
るいずれの方法でもよい。
本発明において使用する含水酸化第二鉄粒子又はTi(
5)及び2価金属イオンMflDを含有する含水酸化第
二鉄粒子はいかなる方法により得られたものでもよく、
酸性領域、アルカ’J SR域又は中性領域で得られる
いずれの含水酸化第二鉄粒子をも使用することができる
。また、使用にあたっては粉末状態でも、また、ペース
ト状態でも使用することが出来る。
本発明における鉄(2)塩としては、硝酸鉄、塩化鉄、
硫酸鉄を使用することができるが、硝酸鉄が好ましい。
本発明におけるTi(5)としては、四塩化チタン、オ
キシ硫酸チタン、アルカリチタニウムを使用することが
できる。
本発明における2価金属イオンとしては、Co0D又は
CoalとCo(10以外のNi、 Zn、 Mn等の
2価金属の塩化物、硝酸塩を使用することができる。
Ti(ト)及び2価金属イオンM(1)の添加量は、B
aO’ n {(Fe1−x−yTix M y )g
os)において各々0.01〜0.095の範囲である
0.01以下である場合には、生成する板状Haミツエ
ライト子粉末の抗磁力を15000e以下とすることが
できず、また、0.095以上である場合には、抗磁力
が3000e以下となる為、磁気記録用として好ましく
ない。
本発明における含水酸化第二鉄粒子と鉄(2)塩の割合
は、Fe(III)のモル比でte4〜4:1である。
Fe(II)のモル比で1:4以下である場合には、F
e(2)濃度を1mol/j!以上の高濃度とすること
ができない。モル比で4:1以上である場合には、生成
する板状Baフェライト粒子粉末は粗大化し、微細粒子
を得ることができない。
本発明におけるBaイオンとしては、硝酸バリウム、塩
化バリウム、硫酸バリウムを使用することができる。
本発明におけるBaイオンは、Ba0−n  {(Fe
1−x−yTix M y )t(h)において n=
 4〜6の範囲である。
n・6以上である場合には、生成する板状Baフェライ
ト粒子粉末中にα−Fezes粒子が混在してくる。′
n=4以下である場合には、非磁性のBaフェライトが
生成し、好ましくない。
本発明における反応温度は200〜330℃である。
200℃以下である場合には、ゲータイト粒子が未反応
物として残存する。
330℃以上である場合にも板状Baフェライト粒子の
生成は可能であるが、装置上の安全性を考慮した場合、
温度の上限は330℃である。
本発明における熱処理温度は、900℃以下である。9
00℃以上である場合には、粒子及び粒子相互間の焼結
が著しい。
板状Baフェライト粒子の磁化値及び粉体特性を考慮し
た場合、700〜900℃が好ましい。
本発明における熱処理に際しては、あらかじめマグネト
プランバイト型板状Baフェライト粒子の粒子表面を焼
結防止効果を有する水可溶性ケイ酸塩等で被覆しておく
ことが好ましい。
〔実施例〕
次に、実施例並びに比較例により本発明を説明する。
尚、以下の実施例並びに比較例における粒子の平均径は
、電子顕微鏡写真から測定した数値で示したものである
また、磁化値及び抗磁力は粉末状態で10 KOeの磁
場において測定したものである。
実施例I Co及びTi(IMを含有(Co/Fe=11.8 m
ol %、Ti/Fe=11.8 mo1%)するα−
FeO(OH)をFe換算で0.28 mobFe(N
O,)s 0.56 mol(含水酸化第二鉄粒子とF
e(NOi)sの割合は、Fe(I[0のモル比で1:
2に該当する。)、Ba(OR)z 0.099io1
とNa0115.9 molとをオートクレーブ内に投
入し、次いで、水を加えて全量を0.71に調整しくF
e(2)濃度1.2 mo+/βに該当する。)、30
0℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつこの温度に5時間
保持し、強磁性茶褐色沈澱を生成した。
室温まで冷却後、強磁性茶褐色沈澱を炉別し、充分水洗
して吸着Ba(1)を除去し、乾燥した。
得られた強磁性茶褐色粒子粉末は、螢光XkJA分析の
結果、BaO・4.6 ((Feo、qt7Tio、o
iaCOo、osi)toilであり、X線回折の結果
、マグネトプランバイト型結晶構造を有していた。
この強磁性粉末は、電子顕微鏡観察の結果、平均径0.
12μmであり、分散性の優れたものであった。
また、磁気特性は、抗磁力4810e、磁化値37.2
emu7gであった。
実施例2 Co及びTi@を含有(Co/Fe=8.57 not
 %、Ti/Fe=8.57 mo1%)したα−Fe
O(OH)をFe換算で0.933mol 。
Fe(NOa)z 0.467mo+(含水酸化第二鉄
粒子とFe(NO3) zの割合は、Fe(III)の
モル比で2:1に該当する。)、Ba(OH)z 0.
136molとNaOH5,6+ol とをオートクレ
ーブ内に投入し、次いで、水を加えて全量を0.71に
調整しくFe[m)濃度2.Omo1/Itに該当する
。)、280℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつこの温
度に5時間保持し、強磁性茶褐色沈澱を生成した。
室温まで冷却後、強磁性茶褐色沈澱を炉別し、充分水洗
して吸着Ba(1)を除去し、乾燥した。
得られた強磁性茶褐色粒子粉末は、螢光X&I分析の結
果、BaO・5.8 ((Feo、5qyTto、os
+COo、os+)gosであり、X線回折の結果、マ
グネトプランバイト型結晶構造を有していた。
この強磁性粉末は、図1に示す電子顕微鏡写真(x 1
0.0000)から明らかな通り、平均径0.1 μ繭
であり、分散性の優れたものであった。
また、磁気特性は、抗磁力3010e、磁化値32.1
etau/gであった。
次いで、上記強磁性茶褐色粒子粉末をPg(2)に対し
340g換算で1.8重量%のケイ酸ソーダ3号(Si
Ot28.55重量%)で被覆処理した後空気中810
℃で加熱処理した。
加熱処理することにより得られた強磁性Ba0・5.8
((Fee、swtTio、 os+cOo、 os+
)zos1粒子粉末は、電子′a微鏡観察の結果、粒度
が均斉であって、平均径0.1μmを有する板状粒子で
あり、比表面積(S)値は40.2m”g−、’であっ
た。磁性は磁化(M)値が53.9emu/g−’、抗
磁力(Hc)値が10890eであった。
実施例3 Co及びTi面を含有(Co/Fe=20.0 mo1
%、Ti/Fe−20,0so1%)するcr−FeO
(OH)をFe換算で0.525mol。
Fe(NOs)s O,525mol(含水酸化第二鉄
粒子とFe(NOi)sの割合は、Fe@のモル比で1
:1に該当する。)、Ha(OH)z 0.110mo
lとNaOH5,8mof とをオートクレーブ内に投
入し、次いで、水を加えて全量を0.71に調整しくp
ews度1.5 mol/nに該当する。)、250℃
まで加熱し、機械的に攪拌しつつこの温度に5時間保持
し、強磁性茶褐色沈澱を生成した。
室温まで冷却後、強磁性茶褐色沈澱を炉別し、充分水洗
して吸着Ba(II)を除去し、乾燥した。
得られた強磁性茶褐色粒子粉末は、螢光X線分析の結果
、Ba0 ・5.8 ((Feo、*z*Tio、os
iCoo、o*s)gos)であり、X線回折の結果、
マグネトプランバイト型結晶構造を有していた。
次いで、上記強磁性茶褐色粒子粉末をFe(II)に対
しStow換算で1.8重量%のケイ酸ソーダ3号(S
t(h2B、55重量%)で被覆処理した後空気中83
0℃で加熱処理した。
加熱処理することにより得られた強磁性Ba0・5.8
((Feo、 533Tio、 oszcoo、 o@
s) zOs)粒子粉末は、電子顕微鏡観察の結果、粒
度が均斉であって、平均径0.1μmを有する板状粒子
であり、比表面積(S)値は39.2m”g −’であ
った。
磁性は磁化口)値が54.9 elllug−’、抗磁
力(Hc)値が5410eであった。
実施例4 Co及びTi(IV)を含有(Co/Fe=8.57 
mo1%、Ti/Fe=8.57 mo1%)するcr
−FeO(OH)をFe換算で0.933n+ol、F
e(NOs)s 0.467mol(含水酸化第二鉄粒
子とFe(NOx) 3の割合は、Fe(ffDのモル
比で2;1に該当する5)、Ba(OH)z O,14
9mol、 Co(NO3)及びTiCl4の各々を0
.04 molとNaOH5,8mol とをオートク
レーブ内に投入し、次いで、水を加えて全量を0.7 
Jに調整しくFe2O濃度2.Omol/Jにg亥当す
る。) 、280℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつこ
の温度に5時間保持し、強磁性茶褐色沈澱を生成した。
室温にまで冷却後、強磁性茶褐色沈澱を炉別し、充分水
洗して吸着Ha(1)を除去し、乾燥した。
得られた強磁性茶褐色粒子粉末は、螢光X線分析の結果
、BaO4,5(<Feo、ms<Tio、oqxCo
a、o7s>zOs>であり、X線回折の結果、マグネ
トプランバイト型結晶構造を有していた。
次いで、上記強磁性茶褐色粒子粉末をFe1lに対し5
t(h換算で1.8重量%のケイ酸ソーダ3号(Si0
228.55重量%)で被覆処理した後空気中800℃
で加熱処理した。
加熱処理することにより得られた強磁性Ba0・5.5
{(Fe1、 5s4Tto、 oyscoo、 。t
s) xOa1粒子粉末は、電子W4微鏡観察の結果、
粒度が均斉であって、平均径0.1μmを有する板状粒
子であ一す、比表面積(S)値は40.9a+”g −
’であった。
磁性は磁化(M)値が53.2 emug−’、抗磁力
(Hc)値が7210eであった。
実施例5 α−FeO(OR)0.84 mol、、Fe(NO+
)s 0.21mol (含水酸化第二鉄粒子とFe(
NOs) 3の割合は、Fe(III)のモル比で4:
lに該当する。 ) 、Ba(OH)z  O,131
mol、Go (NOs)及びTiCl4の各々を0.
0懸濁molとNaOH5,0Illol とをオート
クレーブ内に投入し、次いで、水を加えて全量を0.7
1に調整しくFeGID濃度1.5 mol/2に該当
する。)、300℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつこ
の温度に5時間保持し、強磁性茶褐色沈澱を生成した。
室温にまで冷却後、強磁性茶褐色沈澱を炉別し、充分水
洗して吸着Ba(I)を除去し、乾燥した。
得られた強磁性茶褐色粒子粉末は、螢光xfI分析の結
果、Ba0 ・4.2 ((Feo、qsqTio、o
z+Coo、oz+ )gos ]であり、X線X折回
結果、マグネトプランバイト型結晶構造を有していた。
この強磁性粉末は、電子顕微鏡観察の結果、平均径0.
13μmであり、分散性の優れたものであった。
また、磁気特性は、抗磁力8090e、磁化値38.O
emu/gであった。
比較例I co及びTi(IVを含有((:o/Fe=0.09 
mo1%、Ti/Fe=0.09 mo1%)するα−
FeO(OH) 1.05mol、Ba (0!I) 
zO,131a+olとNa0114.2  mol 
とをオートクレーブ内に投入し、水を加えて0.71に
調整しくFe(5)濃度1.5 mol/Jに該当する
。) 、300℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつこの
温度に5時間保持し、強磁性茶褐色沈澱を生成した。
室温にまで冷却後、強磁性茶褐色沈澱を炉別し、充分水
洗して吸着Ba(1)を除去し、乾燥した。
得られた強磁性茶褐色粒子粉末は図2に示す電子顕微鏡
写真(x 10.000)から明らかな通り、平均径1
.0μmであった。
また、磁気特性は、抗磁力1800e、磁化値30.7
emu/gであった・ 〔効 果〕 本発明における板状BaFフェライト微粒子粉末の製造
法によれば、前出実施例に示した通り、適当な抗磁力を
有し、且つ、平均径が0.3μ鵠程度以下の分散性の優
れた板状BaO・n {(Fe1−y−yTix’ y
 )tOz)粒子を得ることができるので、磁気記録用
磁性材料粉末として好適である。
【図面の簡単な説明】
図1及び図2は、いずれも板状Baフェライト粒子粉末
の粒子構造を示す電子顕微鏡写真であり、図1は実施例
2によって得られた板状Ba0・4.8((Feo、 
5snTio、 oy*cOa、 ols) to+)
粒子粉末の電子顕微鏡写真(x 100.000)、図
2は比較例1により得られた板状粒子粉末の電子顕微鏡
写真(X10.000)である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Ti(IV)及び2価金属イオンM(II)として少
    なくともCo(II)を含む、含水酸化第二鉄粒子とFe
    (II)塩水溶液とからなる混合物が、含水酸化第二鉄と
    Fe(II)塩との割合がFe(II)のモル比で1:4〜
    4:1となるような割合で懸濁されているBaイオンを
    含む強アルカリ性懸濁液を200〜330℃の温度範囲
    で水熱処理することによりマグネトプランバイト型板状
    BaO・n{(Fe_1_−_x_−_yTi_xM_
    y)_2O_3}(但し、0.01≦x≦0.095、
    0.01≦y≦0.095、4≦n≦6)微粒子を生成
    させることを特徴とする磁気記録用板状Baフェライト
    微粒子粉末の製造法。
  2. (2)Fe(III)塩が硝酸鉄である特許請求の範囲第
    1項記載の磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末の
    製造法。
  3. (3)Ti(IV)及び2価金属イオンM(II)として少
    なくともCo(II)を含む、含水酸化第二鉄粒子とFe
    (III)塩水溶液とからなる混合物が、含水酸化第二鉄
    とFe(III)塩との割合がFe(III)のモル比で1:
    4〜4:1となるような割合で懸濁されているBaイオ
    ンを含む強アルカリ性懸濁液を200〜330℃の温度
    範囲で水熱処理することによりマグネトプランバイト型
    板状BaO・n{(Fe_1_−_x_−_yTi_x
    M_y)_2O_3}(但し、0.01≦x≦0.09
    5、0.01≦y≦0.095、4≦n≦6)微粒子を
    生成させ、次いで、該微粒子を900℃以下の温度で熱
    処理することを特徴とする板状Baフェライト微粒子粉
    末の製造法。
  4. (4)Fe(III)塩が硝酸鉄である特許請求の範囲第
    3項記載の磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末の
    製造法。
JP11954085A 1985-05-31 1985-05-31 磁気記録用板状Baフエライト微粒子粉末の製造法 Expired - Lifetime JPH0645461B2 (ja)

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