JPS6128016A - 制電性ポリエステル系複合繊維 - Google Patents

制電性ポリエステル系複合繊維

Info

Publication number
JPS6128016A
JPS6128016A JP13038284A JP13038284A JPS6128016A JP S6128016 A JPS6128016 A JP S6128016A JP 13038284 A JP13038284 A JP 13038284A JP 13038284 A JP13038284 A JP 13038284A JP S6128016 A JPS6128016 A JP S6128016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
polyalkylene ether
fiber
block
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13038284A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Kaminosono
上之薗 利文
Koichiro Yoshida
吉田 耕一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP13038284A priority Critical patent/JPS6128016A/ja
Publication of JPS6128016A publication Critical patent/JPS6128016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Artificial Filaments (AREA)
  • Multicomponent Fibers (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は帯電防止性の改善されたプリエステル繊維に関
する。
ポリエチレンテレンタレート繊維に代表されるポリエス
テル繊維はその優れた特性から衣料、インテリア、産業
資材等巾広い分野に用いられているが、大きな欠点とし
て静電気発生の問題がある。
即ち、ポリエステル繊維は綿やレーヨン等に比して静電
気を帯びやすく、衣料に関しては特に冬期にみられるノ
4チノ母チという放電音や身体へのまとわりつきなど不
快感を与えたシする。
(2)従来の技術 上述の欠点に対し、今まで数多くの改善方法、即ち帯電
防止方法が提案されてきている。
例えば、ポリエチレングリコールを共重合した/ IJ
エステルを紡糸してなる繊維が提案されている。しかし
ながら、実用的な帯電防止性を付与するためには比較的
多量のポリエチレングリコールを共重合する必要があシ
、結果として、熱的安定性や耐光堅牢性が低下する。ま
た、種々のポリアルキレングリコール誘導体からなる帯
電防止剤をポリエステルに添加配合する方法も提案され
ている。しかしながら、これらのほとんどは実用的な帯
電防止性を有しなかったシ、染色工程や洗濯などを経た
後まで帯電防止性が持続しないものである。
さらには、ポリアルキレングリコールをブロック共重合
したポリエステルや、ポリアルキレングリコールの両末
端をカルがキシル基やアミン基に変性してポリアミドと
プロ、り共重合したプロ。
クポリアルキレンエーテルアミドを帯電防止剤として用
いる技術も提案されている(例えば、特公昭44−16
178、特公昭46−7213)。
そして、これらブロックポリアルキレンエーテルアミド
やブロックポリアルキレンエーテルエステルをポリエス
テル中にすし状分散させる技術C特公昭48−4038
0、特開昭50−107206)や、ブロックポリアル
キレンエーテルアミドと有機電解質とを併用する技術(
特公昭45−17547)も提案されている。
これらの技術においては、繊維中に含有されるポリアル
キレンエーテル成分は少量であるが、帯電防止剤として
のポリアルキレンエーテル・ブロック共重合ポリマーと
しては、通常かなシ多量(例えば40〜60重量%)の
ポリアルキレンエーテル成分を共重合することが行なわ
れている。
それゆえ、これらのポリアルキレンエーテル・ブロック
共重合ポリマーを製造する段階で多くの問題が生ずる。
例えば、通常の溶融重合法では充分な重合度が得難い;
溶融重合中にポリアレキレンエーテル成分が熱分解し、
ポリマーが劣化する;重合稜、テリマーを排出・固化・
造粒する際、通常は水冷固化させるが、固化し難い;ポ
リアルキレンエーテルが高吸水性であるために乾燥がむ
ずかしい、などが挙げられる。
一方、ポリエステルにアルカリ金属のハロゲン化物を配
合することによって帯電を防止する技術が提案されてい
る(特公昭45−29913)。
しかしながら、この技術による繊維の帯電防止性は実際
には、染色工程や洗濯を経た後までは持続しない。
(3)発明が解決しようとする問題点 本発明者等は、このような従来技術の問題を克服すべく
、繊維中に占めるポリアルキレンエーテルを極力少なく
することはもとよシ、帯電防止剤であるポリアルキレン
エーテル、ブロック共重合ポリマー中のポリアルキレン
エーテル成分をも少なくシ、なおかつ充分な耐久性のあ
る制電性を有するポリエステル繊維の技術を見い出し、
先に特許出願を行った。
しかし、この改良技術を更に検討すると、次の問題点が
あることが判明した。(1)20.クポリアルキレンエ
ーテルアミド組成物をポリエステルに糸長方向にすし状
分散して存在させると繊維表面に露出するブロックポリ
アルキレンエーテルアミド組成物によシ工業的紡糸安定
性に問題が生じる。
すなわち、紡糸口金面の汚れが早く、そのために紡糸口
金面のクリーニング(以下、「ワイピング」と称す)周
期が短かいことや延撚工程において糸ガイド類(振シ出
し、延伸ピン、バルーン固定用等)にブロックポリアル
キレンエーテルアミド組成物が擦過され、綿状物の局部
的な単糸切れを起こし、糸質の低下及び収率の低下が見
られる。(2)ポリエステル繊維は後加工としてアルカ
リ減量加工を施こす場合が多いが、この後加工工程にお
けるアルカリ減量速度が通常のポリエステル繊維よシも
かなシ速いことが判った。これについては、当初、ブロ
ックポリアルキレンエーテルアミド組成物はポリアミド
系のため、アルカリ液に対する溶解性は問題ないと予想
されたが、どういうわけか減量速度は予想外に速かった
本発明の目的は、上述の諸問題を解決し、ポリエステル
繊維本来の優れた特性を損なうことなく、充分なる耐久
帯電防止性を有し、しかも、紡糸安定性がよく、アルカ
リ減量速度が大きくなく、工業的実現性の高い制電性ポ
リエステル系複合繊維を提供するにある。
(4)問題点を解決するための手段および作用上述のよ
うな本発明の目的は、繊維形成性ポリエステル又は、そ
れを主成分とする鞘部および芯部よりyb、芯部にのみ
無機電解質を含有するブロックポリアルキレンエーテル
アミド組成物を糸長方向にすし状分散して存在させてな
る制電性ポリエステル系複合繊維によって達成すること
ができる。
本発明において繊維形成性ポリエステルとしては、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリ−1,4−シクロヘキサ
ンジメチレンテレフタレート、ポリーP−エチレンオキ
シベンゾエート、ポリブチレンテレフタレート等、ある
いはこれらの共重合体、例えばポリエチレンテレフタレ
ート・インフタレート共重合体が挙げられる。なお、よ
シ好まシくハポリエチレンテレフタレート及びIリエチ
レンテレフタレートを主成分とする共重合ポリエステル
が挙げられる。
本発明において、無機電解質としては、リチウム、ナト
リウム、カリウム等のIA族、マグネシウム、カルシウ
ム、バリウム等のIIA族、アルミニウム等のIIIA
族、ダルマニウム、スズ等のIVA族、アンチモン等の
VA族、銅、銀等のIB族、亜鉛カドミウム等IrB族
、イツトリウム等のIIIB族、チタン等のIVB族、
バナジウム等のVB族、クロム等のMB族、マンガン等
の■B族、鉄、コバルト、ニッケル等の■族などの金属
元素の水酸化物、ハロゲン化物、硫酸塩、リン酸塩、炭
酸塩、チオシアン酸塩などである。なかでもla族もし
くはIIa族のハロダン化物が良好であり、それらの具
体例としては、塩化リチウム、臭化す≠ラム、塩化ナト
リウム、臭化ナトリウム、ヨウ化ナトリウム、塩化カリ
ウム、臭化カリウム、ヨウ化カリウム、塩化マグネシウ
ム、臭化マグネシウム、塩化カルシウムが挙げられ、よ
シ好ましくはヨウ化カリウム、塩化ナトリウム、塩化カ
リウム、塩化カルシウムが挙げられる。またチオシアン
酸金属塩が制電性への寄与が大きく良好である。なかで
もチオシアン酸ナトリウム、チオシアン酸カリウム、チ
オシアン酸リチウム、チオシアン酸セシウム等のチオシ
アン酸アルカリ金属塩が良好である。
これらの無機電解質は1種類単独でも2種類以上の併用
でもさしつかえない。
また、これらの無機電解質のブロックポリアルキレンエ
ーテルアミド組成物中に占める割合は0.01〜5重量
%であることが好ましい。0.01重量−未満では、帯
電防止効果が不充分であり、5重量−以上ではプロ、ク
ポリアルキレンエーテルポリアミド組成物の溶融流動性
が損われるので好ましくない。本発明の無機電解質をブ
ロックポリアルキレンエーテルアミドに含有せしめる方
法としてはとくに限定されるものではないが、溶融紡糸
の点からは、無機電解質はプロ、クポリアルキレンエー
テルアミド中に微細に分散して含有されることか好まし
い。特に無機電解質のほとんどの分散粒径が約2.0μ
m以下であることが好ましい。
このような分散状態を得ることの出来る無機電解質のブ
ロックポリアルキレンエーテルアミドへの添加方法とし
ては、重合時に無機電解質を粉末状、もしくは水溶液と
して添加含有せしめる方法、ブロックポリアルキレンエ
ーテルアミドの粉末、顆粒、ペレットもしくは成形物を
加熱した無機電解質水溶液で処理し含浸させる方法が挙
げられる。
本発明において、無機電解質はブロックポリアルキレン
エーテルアミドに含有されてはじめて耐久帯電防止効果
を奏するものであって、繊維形成性ポリエステルに含有
されていても、無機電解質がプロ、クポリアルキレンエ
ーテルアミドに含まれていない場合には耐久帯電防止効
果は発現しない。マタ、アルキルベンゼンスルホン酸ソ
ーダの如き、有機電解質は後述の比較例3で示すように
ブロック、3jlリアルキレンエーテルアミドに含有さ
れても充分な耐久制電効果が得られない。
本発明において、ブロックポリアルキレンエーテルアミ
ド組成物とは、前述の無機電解質を含有するブロックポ
リアルキレンエーテルアミドである。
本発明でいうブロックポリアルキレンエーテルアミドと
は、ポリアルキレンエーテルとポリアミドとの共重合体
であるが、さらにその細小量の第3共重合成分を含むこ
とができる。その構成成分であるポリアルキレンエーテ
ルとしては、ポリエチレンエーテル、ポリプロピレンエ
ーテル、ポリエチレンプロピレンエーテルなどが挙げら
れる。
中でもポリエチレンエーテルが実用的である。
これらポリアルキレンエーテルの分子量は500〜60
00であることが好ましく、よシ好ましくは700〜2
000である。なかでも、分子量700〜2000のポ
リエチレンエーテルの使用が最も適している。分子量が
500未満では帯電防止効果が不充分であることが多い
。一方、分子量が6000以上では、共重合の際未反応
のポリアルキレンエーテルが多くなシ、耐久帯電防止効
果は不充分であることが多い。
一方、ブ四ツクポリアルキレンエーテルアミド構成成分
であるポリアミドとしては、ポリヘキサメチレンアジパ
ミド、ポリへキサメチレンセパカミド、ポリ6−カプラ
ミド、ポリウンデカンアミドのようなホモポリアミド、
あるいはこれら同志や他のポリアミドとの共重合ポリア
ミドが挙げられる。なかでも、ポリへキサメチレンアジ
パミド又は?リヘキサメチレンアジパミドを主成分とし
、他のポリアミド成分との共重合ポリアミドは、それら
によって構成されるブロックポリアルキレンエーテルア
ミドが、無機電解質を含有することによって耐久帯電防
止効果が大きいので好ましい。
さらにはポリへキサメチレンアジパミドを主成分とし、
他のポリアミド成分との共重合ポリアミドがよシ好まし
い。具体的には、ポリへキサメチレンアジパミド・ε−
カプラミド共重合体(ナイロン66/6 )、ポリへキ
サメチレンアジパミド・−へキサメチレンセパカミド(
ナイロン66/610)、ポリへキサメチレンアジノぐ
ミド・e−カプラミド・ヘキサメテレンセパカミド(ナ
イロン66/6/610 )等が挙げられる。もちろん
インフタル酸、テレフタル酸等も共重合成分となシうる
本発明においてポリアルキレンエーテル成分ノボリアル
キレンエーテルアミド中に占める割合は通常10〜30
重量%が好ましい。10重量−未満では制電性が不足し
、30重量%を超えるとポリアルキレンエーテルアミド
の製造時の前述の如き諸問題を解決するのがむずかしい
ので好ましくない。
このようなポリアルキレンエーテルアミドの中でも、そ
の融点が180〜250℃であバかっそれを構成するポ
リアミド成分が、ポリへキサメチレンアジパミドを主成
分とし、それと他のポリアミドとの共重合ポリアミドで
あるポリアルキレンエーテルアミドは、ポリアルキレ/
エーテル成分のポリアルキレンエーテルアミド中に占め
る割合が10〜15重量%と、きわめて少量のポリアル
キレンエーテル成分量でも充分な制電性を示すものであ
り、かつ、耐熱水性と該ポリアルキレンエーテルアミド
の製造の容易性を有する、最も好ましいものである。
本発明のブロックポリアルキレンエーテルアミドの製造
方法としては周知の方法を用いることができる。例えば
、ポリアルキレングリコールの両末端をアミン基に変性
して得られるポリアルキレンエーテルジアミンと、それ
と等モルのジカルデン酸とを、ポリアミド形成性モノマ
ーとともに重縮合する方法、ポリアルキレングリコール
の両末端をカルボキシル基に変性して得られるポリアル
キレンエーテルジアミン酸と、それと等モルのジアミン
とをポリアミド形成性モノマーとともに重縮合する方法
などがある。重縮合においては、微量の水を触媒として
重縮合するポリ力ゾラミド型重合法よシも、ポリアミ−
モノマー水溶液を出発物質とするポリヘキサメチレンア
ジパミド型重合法の方が、ポリアルキレンエーテル成分
の共重合のしやすさと無機電解質の重合時添加による微
分散の点から好ましい。
本発明において無機電解質を含有するブロックポリアル
キレンエーテルアミド組成物(イ)は、芯部の繊維形成
性ポリエステル(ロ)に第1図に模式的に示すような繊
維軸に沿ってたて長のすし状に分散して存在していなけ
ればならない。第2図に模式的に示すような粒子状に分
散しているものや、ブロックポリアルキレンエーテルア
ミド組成物が独立相として観察し難い程度にまで均一に
分散しているものは帯電防止性は充分でない。すし状分
散については、すじの長さが長ければ長いほど好ましく
、さらには第3図に模式的に示すように実用的に連続的
なすじ状分散をしていることが最も好ましい。
本発明において、ブロックポリアルキレンエーテルアミ
ド組成物は、該組成物中のポリアルキレンエーテル成分
の線維に占める割合が約0.1〜約1.5重量%となる
ように、芯部の繊維形成性ポリエステルに添加すること
が、制電性能と繊維の緒特性とのバランス上好ましい。
さらには0.3重量%以上1.2重量%未満となるよう
添加することがよシ好ましい。
本発明において芯部/鞘部の複合比率は、鞘部の比率が
20〜80重量%が紡糸安定性、耐アルカリ性及び充分
な制電性発現から好ましい。更に好ましくは30〜70
重量%である。鞘部比率が20重量%未満では鞘部の均
一な形成が難かしく、正常な鞘芯構造が得られず、紡糸
安定性や耐アルカリ性が悪くなる。一方、芯部比率が2
0重量%未満では、芯成分中のブロックポリアルキレン
エーテルアミド組成物の濃度が高くなるため、ポリエス
テルとのエーテル−アミド交換反応が進みやすくなった
シ、鞘部が厚くなるので充分な制電性が発現しにくい。
芯部/鞘部の複合状態は同心が好ましく、繊維断面形状
は丸、異型断面および丸と異形断面が混在してもよい。
本発明の制電性J IJエステル系複合繊維の製造方法
としては、(A)無機電解質含有ブロックポリアルキレ
ンエーテルアミドをペレット状−となし、ペレット状の
繊維形成性ポリエステルと予備混合したものと、ペレッ
ト状の繊維形成性ぼりエステルのみとを、別々に溶融し
、次いで該溶融物を鞘芯型複合紡糸する方法、(B)無
機電解質含有ブロックポリアルキレンエーテルアミド組
成物と繊維形成性ポリエステルとを別々に溶融、計量し
、次いで芯部を形成する繊維形成性ポリエステルと無機
電解質含有ブロックポリアルキレンエーテルの両該溶融
物を混合する通路と鞘部を形成する繊維形成性ポリエス
テルの該溶融物のみの通路を有する紡糸口金装置によっ
て鞘芯型複合紡糸する方法。
(C)繊維形成性ポリエステルを鞘部と芯部の判別に溶
融および計量、あるいは溶融後、鞘部と芯部の別々に計
量し、更に別に溶融、計量した無機電解質含有プロ、ク
ポリアルキレンエーテルアξド組成物とで、芯部のみに
無機電解質含有ブロックポリアルキレンエーテルアミド
組成物を混合する通路と鞘部を形成する通路とを有する
紡糸口金装置によって鞘芯型複合紡糸する方法等とが挙
げられる。とシわけ(B)法が装置の簡便性や芯部に実
質的に連続したすし状分散状態を形成しやすいこと、更
にはプロ、クポリアルキレンエーテルアミドとポリエス
テル間の反応が少なく紡出物の溶融粘性の低下と着色が
軽減されることから好ましい。
第4図は本発明の制電性ポリエステル系複合繊維の製造
に用いられる紡糸口金装置の代表的−例を示す要部断面
図である。同図において、ブロックポリアルキレンエー
テルアミド組成物と繊維形成性ポリエステルは、それぞ
れ導入孔l、2がら順次、ろ退部A、合体部B1混練部
010金部りを経て紡出される。
ろ退部Aはサンド3,4、サントノ4ツク5、サンド保
持用金銅6.7から構成されている。合体部Bはブロッ
クポリアルキレンエーテルアミ)’All成物l流物8
、芯部を形成する繊維形成性ポリエステルの流路9およ
び鞘部を形成する繊維形成性ポリエステルの流路10を
設けた分配板(1)11と両プリマーを合流通液板13
に導くための分配板(I[) 12、そして、両ポリマ
ーを合流させる流路14と鞘部を形成する繊維形成性ポ
リエステルの流路lO及び混練素子ハウジング15の複
数の流路孔16を連続的に順次継ぐための溝を設けた合
流通液板13とから構成されている。混練部Cは静的混
練素子17を組込んだ流路孔16を設けた混線素子ハウ
ジング15と流路孔16を連続的に順次継ぐだめの溝2
9を設けた下部通液板18から構成されている。口金部
りは繊維形成性ポリエステルとゾロツクポリアルキレン
エーテルアミド組成物からなる混迷流が通る溝19及び
孔20と繊維形成性ポリエステルの流路孔21を設けた
分配板(III)22と紡糸口金24へ均一に流れるよ
うにポリマー溜室25.26を設けた均圧板23、およ
び芯成分(ブロックポリアルキレンエーテルアミド組成
物と繊維形成性ポリエステルの混練流)と鞘成分(繊維
形成性ポリエステル)が会合し吐出される孔28を有す
る紡糸口金24とから構成されている。
かくして得られる繊維は、必要に応じて、数倍の延伸を
ほどこし強伸度の調整を行なったシ、熱処理または賦型
を行なって加工糸等に変形したシ、染色加工やアルカリ
減量加工を施す等、従来周知の加工技術をすべて適用す
ることができる。
また、本発明の制電性ポリエステル繊維には適当な光安
定剤、熱安定剤、艶消し剤、染顔料等を含有させてもさ
しつかえない。
(5)発明の効果 本発明の制電性ポリエステル系複合繊維は、繊維形成性
ポリエステルを主成分とする鞘部および芯部とよりなり
、芯部にのみ無機電解質を含有するブロックポリアルキ
レンエーテルアミド組成物を糸長方向にすし状分散させ
ることによシ、耐久制電性が著しく向上している。しか
も、鞘部が繊維形成性ポリエステルであるため、紡糸安
定性やアルカリ減量加工特性が通常の繊維形成性ポリエ
ステルと同様であり、工業的実現性の高い、非常に有用
な繊維である。
(6)実施例 以下、実施例を挙げて本発明を詳述する。なお、実施例
で用いる測定方法は次のとおシである。
〔半減期〕
耐久制電性を測定する方法として半減期法を用いた。即
ち、得られた繊維を編地とし、水温60℃のスコアロー
ルナ400(三洋化成工業株式会社製)211/l水溶
液で30分精練し、次いで該繊維を染色した。染料とし
て杖分散染料Re5ollnBlu@FBL (パイ刊
ル社製)を使用し、1 % owf。
浴比1:50で130℃で染色した。分散剤としてはD
lspsr TT、  (Fjfi成化学工業株式会社
製)をlfi/l  加え、酢酸によってPH6に調整
した。次に、染色された編地を、洗剤ニュービーズ(花
王石鹸株式会社製)12チowfの温水溶液(40℃)
を用いて浴比1:240で7時間洗濯した。洗濯後、該
編地を水洗し乾燥後、23℃、43チ相対湿度の雰囲気
下に24時間放置して調湿し、この試料についてオネス
トメーター(穴戸商会*)を用いて半減期を測定した。
〔融点〕
ブロックポリアルキレンエーテルアミドの融点について
は、DSC−2C型示差走査熱量計(PF:RKIN 
−E巳のR社製)を用い、20℃/分の昇温速度で測定
し、得られた吸熱曲線のピーク位置の温度を融点とした
〔耐光堅ろう、性〕
制電性を測定するために調製した編地の染色物を試料と
して用い、フェト・メーター(スタンダード紫外線ロン
ブライフッニドメーター:スガ試験機株式会社製)で6
3℃、27時間の曝露試験を行ない、試験後の試料の退
色の程度を、普通のポリエチレンテレフタレート繊維の
同条件で曝露試験されたものと比較して、肉眼観察にょ
シ行なった。
〔アルカリ減量処理〕
半減期と同様、編地とし精練を行ない、室温(約20℃
)で風乾し、アルカリ処理液として5重量%水酸化ナト
リウム水溶液を用い、浴比1:50で液温を沸騰状態(
約98℃)とし、同液中で15分間、前記編地を処理し
た。処理後、室温(約20℃)の流水で充分洗浄し、室
温(約20℃)で処理前と同時間(約18時間)風乾し
た。
突施例1 ポリエチレンエーテルジアミン(平均分子量約1100
)とこれと等モルのアジピン酸を水の存在下で塩反応さ
せることにょシ、4リエチレンエーテルジアンモニウム
アジR−トの40i量チ水溶液を得た。濃縮槽に該40
重量%ポリエチレンエーテルジアンモニウムアジベート
水溶液を39.4重量部、40重量%ヘキサメチレンジ
アンモニウムアジイード水溶液171.6重量部、ε−
カプロラクタム25.4重量部、ヨウ化カリウム2重量
部を投入し、常圧で加熱し、モノマー系濃度60重量%
まで濃縮した。次いで該濃縮液を重合槽へ移送し、内温
を190〜250℃、内圧を初期加圧、後期常圧に調節
しなが□ら、溶媒水、縮合水を除去して、常法のポリへ
キサメチレンアジノペド型の溶融重合を行なった。重合
後、ヨウ化カリウムを含むブロックポリエチレンエーテ
ルアミド(ナイロン66/6/PEG・6)組成物をシ
ート状に排出し、水冷固化させた後、切断造粒した。該
ブロックポリエチレンエーテルアミド組成物は、重合中
の劣化着色は認められず、重合度も充分であり、水冷固
化後の切断造粒化も円滑に行なうことができた。また、
該プロックポリエチレンエーテルアぐド組成物は透明性
がよく、析出凝集したヨウ化カリウム大粒子は認められ
なかった。該ブロックポリエチレンエーテルアミドの融
点を測定したところ201℃であった。
次に、2台の押出機を有する紡糸機を用いて、一方の押
出機へは、ヨウ化カリウムを含有した該ブロックポリエ
チレンエーテルアミドを供給し、250℃で溶融すると
共に押出した。他方の押出機へは極限粘度0.69のポ
リエチレンテレフタレートチップ(艶消し剤として酸化
チタン0.5重量一対ポリエチレンテレフタレート含有
)を供給し、290℃で押出した。紡糸機には第4図に
示す様な構造の静的混線素子部を有する24個の吐出孔
を有する紡糸口金が取付けである。溶融ブロックポリエ
チレンエーテルアミド組成物は、計量ポンプにて溶融計
量された後、第4図に示す静的混線素子部の導入に導か
れ、ろ退部Aのサンド3を通シ、分配板(1)11およ
び(I[)12の流路孔8に導かれる。一方、溶融ポリ
エチレンテレフタレートは計量ポンプにて溶融計量され
、導入孔2に導かれ、ろ退部Aのサンド4を通シ、分配
板(1)11で鞘部を形成するポリエチレンテレフタレ
ートと芯部を形成するfロックポリエチレンエーテルア
ミド組成物と混練されるポリエチレンテレフタレートと
に流路孔10および9によって分流され、分配板(II
)12に導かれる。芯部となるブロックポリエチレンエ
ーテルアミド組成物とポリエチレンテレフタレートは;
合流通液板13の会合部14で会合し、混練部Cの静的
混練素子17が合計16個組み込まれた複数の混線通路
孔16を合流通液板13と下部通液板18によって順次
導かれ分配板(1)22の溝19を通シ、均圧板23の
ポリマー溜室26で均圧化され、流路10を通シ均圧板
23のポリマー溜室26で均圧化された鞘部を形成する
溶融ポリエチレンテレフタレートと紡糸口金24の会合
部27で鞘芯構造を形成し、吐出孔28(24個)から
紡出された。なおプロ、クポリエチレンエーテルアミド
組成物とポリエチレンテレフタレートの混合比は繊維中
のポリエチレンエーテルがα77重量部なるように、プ
0.クポリエチレンエーテルアミド組流物、ポリエチレ
ンテレフタレートの溶融ポリマーの吐出量を調節した。
また、鞘/芯の複合比率は、芯部比率が約70重置部に
なるように、分配板(1)11の流路9.10の孔数お
よび入口の孔径を設定した。
紡出された糸条物は適当に冷却され、1200m/分の
速度で巻取p、170デニール24フイラメントの未延
伸糸とした。更に70℃の熱ロールと140℃の熱プレ
ートを介して、3.37倍に延伸し、250デニール2
4フイラメントの複合繊維を得た。該繊維の制電性を測
定したところ半減期は25秒で優れた制電性を有してい
た。また該繊維の染色物の耐光堅牢性を測定したところ
、ポリエチレンテレフタレート繊維と同様、退色は全く
認められず優れた耐光堅牢性を有していた。更に、該繊
維をアルカリ減量処理し、減量率を測定したところ、同
銘柄(50デニール24フイラメント)のポリエチレン
テレフタレート繊維5.4%に対し、該繊維は5.7チ
と殆んど差がなかった。なお、該繊維を光学顕微鏡にて
観察したところ:芯部に連続的なすし状分散が糸長方向
に認められた。
又、紡糸安定性の指標である。紡糸巻取収率、無欠点延
撚収率、ワイピング周期を調べたところ、それぞれ96
チ、94%、14時間と安定したものであった。
比較例1 実施例1において、ブロックポリエチレンエーテルアミ
ドにヨウ化カリウムを添加しなかった以外は全て実施例
1と同じ方法にてプロ、り共重合物とポリエチレンテレ
フタレートの混合物からなる繊維を製造した。該繊維の
制電性を測定したところ半減期は90秒を越え、実質的
な耐久制電性は発現しなかった。なお光学顕微鏡にて該
繊維を観察したととる連続的なすし状分散が認められた
比較例2 ジメチルテレンタレートとエチレングリコールから常法
のエステル交換反応と縮重合反応にょシポリエチレンテ
フタレートを製造するに際し、ヨウ化カリウムをポリエ
チレンテレフタレート100重量部に対し0.5重量部
の割合でエステル交換反応開始時点に添加して、ヨウ化
カリウム含有ポリエチレンテレフタレート組成物(ポリ
エチレンテレフタレートの極限粘度=0.69)を製造
した。次いで比較例1において、ポリエチレンテレフタ
レートのかわシに該ポリエチレンテレフタレート組成物
を用いた以外状、比較例1と同じ方法にてブロックポリ
エチレンエーテルアミドとポリエチレンテレフタレート
組成物との混合物からなる繊維を製造した。該繊維の制
電性を測定したところ、半減期は90秒を越えた。ヨウ
化カリウムがブロックポリエチレンエーテルアミドに含
まれていない場合は耐久制電性は発現しないことがわか
る。なお、該繊維を光学顕微鏡で観察したところ連続的
なすし状分散が認められた。
実施例2〜7 実施例1と同様な方法にて第1表に示す椎々のブロック
チリエチレンエーテルアミド組成物を重合し、ポリエチ
レンテレフタレートと混合、複合紡糸して、ポリエステ
ル系複合繊維を製造した。
これらの繊維の制電性、アルカリ減量率及び紡糸安定性
の指標である収率、ワイピング周期の結果実施例8 比較例1で製造した無機電解質を含まないブロックポリ
エチレンエーテルアミドチップ5kgを、2kgのチオ
シアン酸カリウムを101の水に溶かした水溶液に浸漬
し、沸とう状態で、含浸処理して乾燥した。処理後のチ
ップ中のチオシアン酸カリウムを分析したところ、該チ
ップ中のチオシアン酸カリウム含有量は1.5重量%で
あった。該チップを用いて、実施例1と同様な混合複合
紡糸方法にて、ブロックポリエチレンエーテルアミド組
成物とポリエチレンテレフタレートとを重量比で4=9
6となる割合で混合紡糸し、ポリエステル線維を得た。
該繊維の制電性を測定したところ半減期は30秒であっ
た。
比較例3 比較例1において、無機電解質を含まないブロックポリ
エチレンエーテルアミドを2台の押出機の一方へ供給し
、溶融押出しするに際し、該ブロックポリエチレンエー
テルアミドチップと該チッフニ対し2重量−のドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムとを予備混合して、溶融
押出すること以外は全て比較例1と同じ方法によシ、有
機電解質含有ブロックポリエチレンエーテルアミド組成
物ドーリエチレンテレフタレートとを混合複合紡糸して
なる繊維を製造した。該繊維にはすし状分散が認められ
たが制電性を測定したところ半減期は90秒を越え、有
機電解質による耐久制電性向上効果は認、められなかっ
た。
実施例9 平均分子量5500のポリエチレンエーテルジアミンと
これと等モルのアジピン酸とから実施例1と同じ方法で
、40重量%ポリエチレンエーテルジアンモニウムアジ
4−ト水溶液を得た。該ポリエチレンエーテルジアンモ
ニウムアジペート水溶液102.6重量部、40重量俤
ヘキサメチレンジアンモニウムアゾペー) 120.β
重量部、ε−カプロラクタム17,8重量部およびヨウ
化カリウム2重量部を用いて、実施例1と同様な方法に
てナイロン66/6/PEG・6共重合体を重合し、造
粒した。該共重合体を造粒する際、水冷による固化が不
充分で切断造粒が円滑にできず、冷却水温を0℃近くま
で下げる等の工夫をしても、造粒後のチップ収率は低く
かった。また、該共重合体の重合度はやや低く、未反応
のポリアルキレンエーテル成分も少量検出された。次い
で該ブロックポリエチレンエーテルアミドチップ3重量
部と実施例1で用いたポリエチレンテレフタレートチッ
プ97重量部とから、実施例1と同じ、紡糸、延伸方法
にて、繊維を製造した。該繊維の制電性を測定したとこ
ろ、半減期は22秒で良好であった。
また該繊維の光学顕微鏡観察の結果連続的なすし状分散
が認められた。
比較例4 実施例1で用いたヨウ化カリウム含有ブロックポリエチ
レンエーテルアミドチップ5重量部と、実施何重で用い
たぼりエチレンテレフタレートチップ95重量部とを予
備混合し、次いで混線スクリュー押出機にて混練し再造
粒した混合ペレットとポリエチレンテレフタレートを、
2台の押出機にて、混合被レット、ポリエチレンテレフ
タレートともに290℃で押出し、通常の鞘芯型複合紡
糸方法によシ、ポリエチレンテレ7タレートヲ鞘部、混
合ペレットを芯部とし、芯部比率50重量%となるよう
に鞘芯型紡糸を行なった以外は実施例1と同様々方法条
件で巻取り、延伸して50デニール24フイラメントの
繊維を得た。核繊維の制電性を測定したところ、半減期
は90秒を超えた。また、光学顕微鏡にて観察したとこ
ろ、すし状分散は認められなかった。
比較例5 第5図に示す紡糸口金装置を用いた以外は、実施例1と
同様な方法にてポリエチレンテレフタレートとブロック
ポリエチレンエーテルアミド組成物を混合紡糸してポリ
エチレンテレフタレートにブロックポリエチレンエーテ
ルアミド組成物を糸長方向にすし状分散したポリエステ
ル系繊維を製造した。(第5図中の参照数字は第4図と
同様なパーツを示す。)この繊維の制電性を測定したと
ころ、半減期は22秒と優れ九制電性を示したが、紡糸
巻取収率75チ、無欠点延撚収率30q1、ワイピング
周期6.5時間と、本発明の実施例1よシもかなシ悪か
った。更に、この繊維をアルカリ減量処理し、減量率を
測定したところ、14.4 %’でやはり高い値を示し
た。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第3図は、ブロックポリエチレンエーテルアミ
ド組成物の繊維中の分散状態を模式的に表わした図であ
り、図中イがブロックポリアルキレンエーテルアミド組
成物、口が繊維形成性ポリエステルである。なお、図中
の点線ハは鞘部と芯部の境界線を示す。(但し、光学顕
微鏡等の観察では実際には境界線は明瞭ではない。 第4図は、本発明の制電性ポリエステル系複合繊維の製
造に用いる、静的混線素子を有する紡糸口金装置の代表
的−例を示す要部断面図である。 −第5図は、比較例5の訓電性繊維の製造に用いた静的
混線素子を有する紡糸口金装置を示す。 第4図および第5図における参照数字は以下のとおシで
ある。 糸口金部、1:?”ロックポリアルキレンエーテルアミ
2組成物の導入孔、2:繊維形成性ポリエステルの導入
孔、3ニブロツクプリアルキレ/工−テルアミド組成物
側のサンド、4:繊維形成性ポリエステル側のサンl’
、5:テンドパック、6及び7:サンド保持用金鋼、8
ニブロツクポリアルキレン工−テルアミド組成物の流路
、9:芯部を形成する繊維形成性プリエステルの流路、
10:鞘部を形成する繊維形成性ポリエステルの流路、
11:分配板(1)、12:分配板(If)、13:合
流通液板、13A:合流板、13B:上部通液板、14
:両ポリマーを合流させる流路、15:混練素子ハウジ
ング、16:混練流路孔、17:静的混練素子、18:
下部通液板、19:混練流路溝、20:混練流路孔、2
1:繊維形成性ポリエステル流路孔、22:分配板(I
[[)、23:均圧板、24:紡糸口金、25:混線流
ポリマー溜室、26:繊維形成性ポリエステルポリマー
溜室、27:鞘芯構造を形成する会合部、28:吐出孔
、29:各石を連続的に順次結びつけるための溝、30
:繊維形成性ポリエステル流路孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維形成性ポリエステル又はそれを主成分とする鞘
    部および芯部よりなり、芯部にのみ無機電解質を含有す
    るブロックポリアルキレンエーテルアミド組成物を糸長
    方向にすじ状分散して存在させてなる制電性ポリエステ
    ル系複合繊維。 2、(A)ブロックポリアルキレンエーテルアミドを構
    成するポリアミド成分がポリヘキサメチレンアジパミド
    、またはポリヘキサメチレンアジパミドを主成分とし、
    他のポリアミド成分との共重合ポリアミドであり、かつ
    、 (B)ブロックポリアルキレンエーテルアミドを構成す
    るポリアルキレンエーテル成分がブロックポリアルキレ
    ンエーテルアミド中に占める割合が約10重量%以上約
    30重量%未満であり、かつ繊維中に占める割合が約0
    .1重量%以上約1.5重量%未満である特許請求の範
    囲第1項記載の制電性ポリエステル系複合繊維。 3、ブロックポリアルキレンエーテルアミドの融点が約
    180℃以上約250℃未満である特許請求の範囲第2
    項記載の制電性ポリエステル系複合繊維。 4、ブロックポリアルキレンエーテルアミドの構成成分
    であるポリアルキレンエーテル成分のブロックポリアル
    キレンエーテルアミド中に占める割合が約10重量%以
    上約15重量%未満である特許請求の範囲第3項記載の
    制電性ポリエステル系複合繊維。 5、無機電解質がアルカリ金属又はアルカリ土類金属の
    ハロゲン化物であり、かつ無機電解質のブロックポリエ
    ーテルアミド組成物中に占める割合が約0.01重量%
    以上約5重量%未満である特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の制電性ポリエステル系複合繊維。 6、無機電解質がヨウ化カリウム、塩化ナトリウム、塩
    化カリウムまたは塩化カルシウムである特許請求の範囲
    第5項記載の制電性ポリエステル系複合繊維。 7、無機電解質がチオシアン酸金属塩である特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の制電性ポリエステル系複
    合繊維。 8、芯部と鞘部が実質的に同心円状に配置され、かつ鞘
    部の比率が20〜80重量%である特許請求の範囲第1
    項記載の制電性ポリエステル系複合繊維。
JP13038284A 1984-06-25 1984-06-25 制電性ポリエステル系複合繊維 Pending JPS6128016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13038284A JPS6128016A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 制電性ポリエステル系複合繊維

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13038284A JPS6128016A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 制電性ポリエステル系複合繊維

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6128016A true JPS6128016A (ja) 1986-02-07

Family

ID=15032992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13038284A Pending JPS6128016A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 制電性ポリエステル系複合繊維

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6128016A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6925891B2 (en) 2002-04-30 2005-08-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ultrasonic flowmeter and method of measuring flow volume
US7406818B2 (en) 2004-11-10 2008-08-05 Columbia Insurance Company Yarn manufacturing apparatus and method
JP2016069770A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 Kbセーレン株式会社 海島型複合繊維

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6925891B2 (en) 2002-04-30 2005-08-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ultrasonic flowmeter and method of measuring flow volume
US7406818B2 (en) 2004-11-10 2008-08-05 Columbia Insurance Company Yarn manufacturing apparatus and method
JP2016069770A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 Kbセーレン株式会社 海島型複合繊維

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101029515B1 (ko) 다공섬유
US4617235A (en) Antistatic synthetic fibers
JP5741434B2 (ja) 吸湿性繊維およびその製造方法
CN101747624B (zh) 吸湿性细旦/超细旦锦纶母粒、锦纶及其制备方法
JPH06502694A (ja) ポリアミド顔料分散系
WO2016098717A1 (ja) 吸湿性芯鞘複合糸
WO2020104303A1 (en) Method for preparing a functional fiber
JP2004523668A (ja) 繊維及びフィルム製造用熱可塑性組成物
JP2016204784A (ja) 吸湿性、接触冷感に優れたポリアミド系芯鞘複合繊維およびそれを用いた布帛
JPS6128016A (ja) 制電性ポリエステル系複合繊維
JPS6039413A (ja) 制電性ポリエステル繊維
JPS62125014A (ja) 制電性ポリエステル系複合繊維
JPS59192718A (ja) 制電ポリエステル系複合繊維
JPS61258019A (ja) 制電性ポリアミド繊維の製造方法
JP3075946B2 (ja) ポリアミド原着用マスターバッチ及びそれを用いたポリアミド原着糸
JPS61138720A (ja) ポリエステル系制電性複合繊維の製造方法
JPS6312185B2 (ja)
JP6600969B2 (ja) 吸放湿性能に優れた芯鞘複合断面繊維
JPS59192719A (ja) 制電ポリエステル繊維
JP2018188752A (ja) 複合繊維およびそれからなる布帛
JP2000226730A (ja) 黒原着ポリアミド繊維及びその製造方法
JP2017057513A (ja) 耐久性に優れた制電性ポリアミド芯鞘複合繊維
JP2018071023A (ja) 原着捲縮糸およびカーペット
JP2018076613A (ja) 吸湿性芯鞘複合糸
JP2004162205A (ja) 芯鞘型モノフィラメントおよびそれを用いた漁網