JPS6127955Y2 - - Google Patents

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JPS6127955Y2
JPS6127955Y2 JP10393883U JP10393883U JPS6127955Y2 JP S6127955 Y2 JPS6127955 Y2 JP S6127955Y2 JP 10393883 U JP10393883 U JP 10393883U JP 10393883 U JP10393883 U JP 10393883U JP S6127955 Y2 JPS6127955 Y2 JP S6127955Y2
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furnace
water
shell
pipe
cooling
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JP10393883U
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JPS6013953U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は製鉄所の製鋼工場内において使用され
る治金用転炉に適用されるものである。
(ロ) 考案の目的 通常転炉は炉口から噴出されるスラグや炉内溶
鋼レンガからの伝導熱にさらされ操業を多数回継
続するにつれ鉄皮は変形し5〜7年も経つと鉄皮
の1部又は全体を取替えなければならないように
なる。
さらに近年転炉の高温出鋼、1日当たりの出鋼
回数の増大等操業条件が苛酷になると同時に炉材
原単位の向上策のため炉内ライニングが限界厚さ
ギリギリ迄又は限界厚さをこえて転炉操業を行う
ため鉄皮変形の進行が著しく、鉄皮を冷却してそ
の寿命をできるだけ延長させることは極めて重要
になつてきている。
(ハ) 従来技術 鉄皮冷却の方法として従来採用されている方法
は第1図に示すように炉口金物6および炉頂部鉄
皮7の冷却である。炉口金物6の冷却は鋳鋼製の
金物に水冷管を鋳込んだものであり、又炉頂部鉄
皮7の冷却は鉄皮外周に水冷管8を溶接により張
付けたものであり、いづれも変形に対して充分そ
の効果を発揮している。
しかしながら炉腹部鉄皮9は下記理由で従来冷
却されていなかつた。
炉体とトラニオンリング間に炉頂部と同様に
水冷管を溶接張付けた場合、水洩れ時の補修が
不可能である。
炉体とトラニオンリング間の隙間が少く、冷
却装置の取付スペースに制限がある。
そのため炉腹部鉄皮9の過熱により炉腹部鉄皮
は徐々に変形しトラニオンリングとの隙間が減少
しトラニオンリングに接触の危険性が生ずるため
炉体全体を取替えねばならなかつた。
図中1は転炉炉体、2は転炉ライニング、3は
トラニオンリング、4,5は炉体支持装置。
(ニ) 考案の構成と作用 本考案は上記実情に鑑み、転炉の寿命延長を計
るために炉腹部鉄皮の冷却装置についてなされた
もので炉腹部鉄皮内周に水冷管溶接張付式鋼板と
水冷管部をおゝうシール板およびシール板下部よ
り炉腹部鉄皮外へ張出したドレン抜き管より構成
された冷却装置を数分割して配設したことを特徴
とする炉腹部鉄皮の冷却装置を備えた治金用転炉
に関するものである。
以下本考案の1実施例を第2図、第3図を用い
て説明する。
本考案はトラニオンリング3を有する転炉炉体
1の炉腹部鉄皮9の炉内側に数分割された冷却装
置をボルト13により固定する。冷却装置は鋼板
10に水冷管11を溶接張付したものでありさら
に水冷管をおゝうシール板12およびシール板1
2下部より炉腹部鉄皮9外へ張出したドレン抜き
管14より構成される。水冷管11は給水口1
5、排水口16をもつ。鋼板10は水冷管11に
より充分冷却され炉内からの熱を遮断し炉腹部鉄
皮9の過熱を防いでいる。以上構成になる冷却装
置が、本考案に於ては複数個に分割されて炉腹部
鉄皮9下に配設される。例えば第3図に示す如き
冷却装置を1つのユニツトとして複数個配設され
る。水冷管11の水洩れがあると炉内水蒸気爆発
の危険があるが本考案では水冷管11をおゝうシ
ール板12で密閉されているため水洩れ時の水は
ドレン抜き管14により炉外へ排出されるため安
全である。ドレン抜き管14は水洩れ時の検出器
の役を果たしており水洩れを発見した場合はたヾ
ちに水洩れ部の冷却装置の給排水を遮断し、炉修
時に新しい冷却装置と取替えればよい。
(ホ) 考案の効果 上記冷却装置は炉腹部鉄皮9の内周に数分割し
て取付けられており、1部の水洩れパネルは炉修
時に取替えていけば炉腹部鉄皮は常に冷却装置に
より炉内の溶鋼、レンガからの熱を遮断され、従
つて変形もなくトラニオンリングとの接触もな
く、従来の5〜7年の更新時期が10年以上と大巾
に改善される効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の転炉の全体図、第2図は本考案
による炉腹部鉄皮冷却装置の詳細断面図、第3図
は同上の正面図である。 1は転炉炉体、2は転炉ライニング、3はトラ
ニオンリング、4は炉体支持装置(上部)、5は
炉体支持装置(下部)、6は炉口金物、7は炉頂
部鉄皮、8は炉頂部鉄皮冷却用水冷管、9は炉腹
部鉄皮、10は鋼板、11は水冷管、12はシー
ル板、13は取付ボルト、14はドレン抜き管、
15は給水口、16は排水口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 転炉炉体の炉腹部鉄皮内周に水冷管溶接張付式
    鋼板と水冷管部をおゝうシール板およびシール板
    下部より炉腹部鉄皮外へ張出したドレン抜き管よ
    り構成された冷却装置を数分割して配設したこと
    を特徴とする炉腹部冷却装置を備えた治金用転
    炉。
JP10393883U 1983-07-06 1983-07-06 炉腹部冷却装置を備えた治金用転炉 Granted JPS6013953U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10393883U JPS6013953U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 炉腹部冷却装置を備えた治金用転炉

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JP10393883U JPS6013953U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 炉腹部冷却装置を備えた治金用転炉

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Publication Number Publication Date
JPS6013953U JPS6013953U (ja) 1985-01-30
JPS6127955Y2 true JPS6127955Y2 (ja) 1986-08-20

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ID=30244278

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JP10393883U Granted JPS6013953U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 炉腹部冷却装置を備えた治金用転炉

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0781345B2 (ja) * 1987-07-14 1995-08-30 ナショナル住宅産業株式会社 外 壁

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Publication number Publication date
JPS6013953U (ja) 1985-01-30

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