JPS5916914A - 2層冷却帯からなる高炉炉壁の冷却構造 - Google Patents
2層冷却帯からなる高炉炉壁の冷却構造Info
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- JPS5916914A JPS5916914A JP12212582A JP12212582A JPS5916914A JP S5916914 A JPS5916914 A JP S5916914A JP 12212582 A JP12212582 A JP 12212582A JP 12212582 A JP12212582 A JP 12212582A JP S5916914 A JPS5916914 A JP S5916914A
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- cooling
- furnace
- cooling zone
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- refractory
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B7/00—Blast furnaces
- C21B7/10—Cooling; Devices therefor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は高炉の炉体なかんずく炉胸、炉腹、朝顔等の
炉壁の冷却構造に関する。 ゛周知のように高炉
炉体の耐火物ライニングと鉄皮を高温から守るために炉
体の冷却が行われており、高炉の使用寿命はを1とんど
この冷却の優劣によってきまるので、冷却構造は高炉の
炉体構造において最も重要な部分である。
炉壁の冷却構造に関する。 ゛周知のように高炉
炉体の耐火物ライニングと鉄皮を高温から守るために炉
体の冷却が行われており、高炉の使用寿命はを1とんど
この冷却の優劣によってきまるので、冷却構造は高炉の
炉体構造において最も重要な部分である。
高炉炉体の冷却方式は、炉体内部の炉壁面J大物を冷却
するものと、炉体の外部の鉄皮を冷却するものとあるが
、炉壁の冷却は従来は殆んど冷却面方式かステープクー
リング方式の何れかである。
するものと、炉体の外部の鉄皮を冷却するものとあるが
、炉壁の冷却は従来は殆んど冷却面方式かステープクー
リング方式の何れかである。
前者の冷却面方式は例えば実公昭52−40164に示
す如きもので、第1図(、)平断面図、同(b)中央縦
断面図のような扁平形状の銅または調合金製の冷却面を
多数、鉄皮の開口部に先端部を炉内に向けて水平に挿入
しボルト締めするもので、第1図・において側板1およ
び複数の隔壁2.2’、2’によって複数の冷却水路3
.3’、6′が構成され、給水口4.4′から冷却水が
供給され前記水路を循環して排水口5.5′から炉外に
排出される。6.6′は鉄皮に固着するだめのボルト孔
である。冷却函は例えば厚さ80.中400、長さ1,
000鵡の大きさで3〜5個を1組として給排水管を連
結する。
す如きもので、第1図(、)平断面図、同(b)中央縦
断面図のような扁平形状の銅または調合金製の冷却面を
多数、鉄皮の開口部に先端部を炉内に向けて水平に挿入
しボルト締めするもので、第1図・において側板1およ
び複数の隔壁2.2’、2’によって複数の冷却水路3
.3’、6′が構成され、給水口4.4′から冷却水が
供給され前記水路を循環して排水口5.5′から炉外に
排出される。6.6′は鉄皮に固着するだめのボルト孔
である。冷却函は例えば厚さ80.中400、長さ1,
000鵡の大きさで3〜5個を1組として給排水管を連
結する。
冷却函方式は一般にこのような棚状の冷却函を鉄皮の内
側に千鳥状に多数配列し、鉄皮にポル)4たは溶接によ
って水平に固着しその周囲を高炉炉壁用耐火煉瓦で構築
した冷却構造である。
側に千鳥状に多数配列し、鉄皮にポル)4たは溶接によ
って水平に固着しその周囲を高炉炉壁用耐火煉瓦で構築
した冷却構造である。
この冷却函方式は炉壁煉瓦を保持し易いこと、冷却函の
破損時にその取替えが可能なこと等の長所はあるが実績
において次のような欠点がみられる。
破損時にその取替えが可能なこと等の長所はあるが実績
において次のような欠点がみられる。
■冷却効果が冷却函の周辺に限定され、操業5〜6年で
炉壁耐火煉瓦の大半が損耗消失し、次いで冷却函の破損
と残存煉瓦の脱落が増加し、鉄皮に亀裂が発生して操業
困難となる危険が太きい。
炉壁耐火煉瓦の大半が損耗消失し、次いで冷却函の破損
と残存煉瓦の脱落が増加し、鉄皮に亀裂が発生して操業
困難となる危険が太きい。
■炉操業後期には、冷却函の破損以前に露出した冷却函
によって炉内壁が凸凹になり操入物が乱され、捷た付着
物が生成し易くなるので炉況が不調になり易や。
によって炉内壁が凸凹になり操入物が乱され、捷た付着
物が生成し易くなるので炉況が不調になり易や。
■一旦脱落しだ炉壁煉瓦の高炉操業中における補修は全
く不可能である。
く不可能である。
(Φ炉体のガスゾール対策かや\困難で炉の気密性の保
持に難点がある。
持に難点がある。
一方後者のステープクーリング方式は第2図に示すよう
な鋳鉄製の縦長長方体の箱(ステープ゛)を用いるもの
で、(a)図はステープを炉外側から見た正面図、(b
)図は同側面図である。7は鋳込み耐火物、8は水冷用
鋳込みノシイプで、縦2m×横1m程度のステープを炉
壁の高さ方向に鉄皮の内側に(、)図に示すように10
数組連続したもので、(b)図のステープは(C)図の
A部に対応するものである。
な鋳鉄製の縦長長方体の箱(ステープ゛)を用いるもの
で、(a)図はステープを炉外側から見た正面図、(b
)図は同側面図である。7は鋳込み耐火物、8は水冷用
鋳込みノシイプで、縦2m×横1m程度のステープを炉
壁の高さ方向に鉄皮の内側に(、)図に示すように10
数組連続したもので、(b)図のステープは(C)図の
A部に対応するものである。
給水は連結管9で縦方向に連結し、炉内の熱負荷によっ
て冷却水が自然に上方に循環し最上段で気水分離ドラム
10にはいって下部へ還流するもので、このような縦列
連結ステープが炉体の円周方向に多数列配設されている
。
て冷却水が自然に上方に循環し最上段で気水分離ドラム
10にはいって下部へ還流するもので、このような縦列
連結ステープが炉体の円周方向に多数列配設されている
。
この方式は炉壁煉瓦の均一冷却の点では冷却函方式より
優れており、また冷却水の強制循環のためのポツプが不
要である、気密性の保持力;比較的容易である等の長所
があるが次のような欠点75X見られる。
優れており、また冷却水の強制循環のためのポツプが不
要である、気密性の保持力;比較的容易である等の長所
があるが次のような欠点75X見られる。
■炉壁耐大物の保持、脱落防止の機能が劣っているので
、操業1〜2年で耐火煉瓦が脱落消失すル例が多く、そ
の後は裸のステープで鉄皮を保護するとと\なり次いで
2〜3年でステープ自身が溶損し、鉄皮が露出すること
によって亀裂が発生し操業が困難となる。
、操業1〜2年で耐火煉瓦が脱落消失すル例が多く、そ
の後は裸のステープで鉄皮を保護するとと\なり次いで
2〜3年でステープ自身が溶損し、鉄皮が露出すること
によって亀裂が発生し操業が困難となる。
(カフ−リンダステーブが破損した場合側々の交換が極
めて困難である。
めて困難である。
■冷却水の温度が高くなるので耐火ライニングや鉄皮自
身の温度も高くなる。
身の温度も高くなる。
■破損箇所の確認が極めて困難である。
この発明は以上述べたような従来の冷却構造の欠点を改
良したもので、耐火物の支持構造を強イヒし、かつ冷却
効果を増大することによって、耐火物の脱落および化学
的侵蝕を抑制し、さらに耐火物の損耗が生じ又もその補
修が容易にでき、また冷却構造の炉壁内側が損耗しても
外側炉壁冷却帯で鉄皮を保護して高炉炉壁の安定長寿命
を図り得る冷却構造を提供することを目的とするもので
、その要旨は先ず冷却構造を炉内側冷却帯と鉄皮側冷却
帯の1,2層冷却帯構造とするものであって、炉内側冷
却帯は横長長方体の冷却盤を炉体の円周方向に連結して
設け、これを炉壁の高さ方向に多数段配設してそれ等の
周囲を耐火物で充填した構造であり、また鉄皮側冷却帯
は、前記炉内側冷却帯に尚接してその外周即ち鉄皮の内
側近くに強制水冷式のクーリングステープ、即ちステー
プを炉壁の高さ方向に連結したものを炉体の円周方向に
多数列配設してそれらの周囲を耐火物で充填し、ステー
プ内を貫通する水冷パイプにステープを数個宛に連結し
て強制給排水する構造としだ、内外2層の冷却帯からな
る高炉炉壁の冷却構造である。
良したもので、耐火物の支持構造を強イヒし、かつ冷却
効果を増大することによって、耐火物の脱落および化学
的侵蝕を抑制し、さらに耐火物の損耗が生じ又もその補
修が容易にでき、また冷却構造の炉壁内側が損耗しても
外側炉壁冷却帯で鉄皮を保護して高炉炉壁の安定長寿命
を図り得る冷却構造を提供することを目的とするもので
、その要旨は先ず冷却構造を炉内側冷却帯と鉄皮側冷却
帯の1,2層冷却帯構造とするものであって、炉内側冷
却帯は横長長方体の冷却盤を炉体の円周方向に連結して
設け、これを炉壁の高さ方向に多数段配設してそれ等の
周囲を耐火物で充填した構造であり、また鉄皮側冷却帯
は、前記炉内側冷却帯に尚接してその外周即ち鉄皮の内
側近くに強制水冷式のクーリングステープ、即ちステー
プを炉壁の高さ方向に連結したものを炉体の円周方向に
多数列配設してそれらの周囲を耐火物で充填し、ステー
プ内を貫通する水冷パイプにステープを数個宛に連結し
て強制給排水する構造としだ、内外2層の冷却帯からな
る高炉炉壁の冷却構造である。
しかして仁の発明の目的をさらに効果的に達成するだめ
に、炉内側冷却帯は、横長長方体の冷却盤の外面即ち炉
内面側および上下面側もしくはさらに裏面にも、吸熱体
であるスタッドおよびフィンを固着してその周囲を不定
形耐火物で充填した構造のものと、横長長方体の冷却盤
の外面の上面に、耐火煉瓦移動防止および吸熱機能をも
った板状リブを冷却盤の長さ方向に沿って並列させて固
着し、その周囲を耐火煉瓦もしくは不定形耐火物で構築
する構造とするのが望せしい。
に、炉内側冷却帯は、横長長方体の冷却盤の外面即ち炉
内面側および上下面側もしくはさらに裏面にも、吸熱体
であるスタッドおよびフィンを固着してその周囲を不定
形耐火物で充填した構造のものと、横長長方体の冷却盤
の外面の上面に、耐火煉瓦移動防止および吸熱機能をも
った板状リブを冷却盤の長さ方向に沿って並列させて固
着し、その周囲を耐火煉瓦もしくは不定形耐火物で構築
する構造とするのが望せしい。
以下この発明を実施例を示す図面にもとづいて説明する
と、第6図および第4図は炉内側冷却帯の構造が、横長
長方体の冷却盤の炉内面にスタッドを」二下面にフィン
を固着し、冷却盤の周囲を不定形耐火物の流し込みもし
くはガン吹付けで充填した構造のものを示す。
と、第6図および第4図は炉内側冷却帯の構造が、横長
長方体の冷却盤の炉内面にスタッドを」二下面にフィン
を固着し、冷却盤の周囲を不定形耐火物の流し込みもし
くはガン吹付けで充填した構造のものを示す。
即ち第6図は第4図のA−A線縦断面を炉内側からみた
正面図、第4図は炉壁部を側面から見たもので第6図の
B−B@の縦断面図である。第4図の炉壁の左側半分が
炉内側冷却帯、右側半分が鉄皮側冷却帯で両者は一体と
なっている。
正面図、第4図は炉壁部を側面から見たもので第6図の
B−B@の縦断面図である。第4図の炉壁の左側半分が
炉内側冷却帯、右側半分が鉄皮側冷却帯で両者は一体と
なっている。
両図において11は横長長方体の冷却盤で、鋳鉄製、#
鋼製もしくは鋳鋼製で内部に冷却管12を鋳込み、外部
から圧力ポンプ等で強制的に冷却水を循環させる冷却式
で、その一つの冷却盤の大きさは横2,000×高さ2
00×厚さ250am程度で、各冷却盤が炉壁厚さのほ
ぼ中央部に位置し横長に連結して炉体の円周方向に彎曲
して囲らされておりこの様なリング状の連結した冷却盤
を高さ方向に400〜600u間隔で設ける。冷却盤1
1の炉内側の外面に鋼鉄製等のスタンl°15を例へば
縦方向50fflll横方向2001+111の間隔で
溶接またはネジ込みで固着する。その先端形状は、不定
形耐火物14を接着し易くし同時に吸熱体としての冷却
効果を増加するだめY字型、V型等にするのが好ましい
。15は冷却盤11の上下面に溶接した多数のフィンで
スタッド16と同じ機能を持つ。
鋼製もしくは鋳鋼製で内部に冷却管12を鋳込み、外部
から圧力ポンプ等で強制的に冷却水を循環させる冷却式
で、その一つの冷却盤の大きさは横2,000×高さ2
00×厚さ250am程度で、各冷却盤が炉壁厚さのほ
ぼ中央部に位置し横長に連結して炉体の円周方向に彎曲
して囲らされておりこの様なリング状の連結した冷却盤
を高さ方向に400〜600u間隔で設ける。冷却盤1
1の炉内側の外面に鋼鉄製等のスタンl°15を例へば
縦方向50fflll横方向2001+111の間隔で
溶接またはネジ込みで固着する。その先端形状は、不定
形耐火物14を接着し易くし同時に吸熱体としての冷却
効果を増加するだめY字型、V型等にするのが好ましい
。15は冷却盤11の上下面に溶接した多数のフィンで
スタッド16と同じ機能を持つ。
フィン15はさらに冷却盤11の裏側にも設けることが
できる。
できる。
以上の構成からなる炉内側冷却帯に当接しその外周に鉄
皮側冷却帯を設ける。即ち第4図において16は鋳鉄製
のクーリングステーブで高さ2,000巾1,000厚
さく奥行き)2501+Il++程度の大きさで、冷却
盤11および鉄皮17から適当間隔離して位置し、炉体
の高さ方向に10数個連結して鉄皮17に固着されてい
る。各クーリングステーブ・16には水冷管12′を鋳
込み、圧力ポンプ等で冷却水を強制的に循環させる強制
水冷式である。この様な縦列のクーリングステーブを炉
体の円周方向に例えば2.00011111間隔に配列
する。
皮側冷却帯を設ける。即ち第4図において16は鋳鉄製
のクーリングステーブで高さ2,000巾1,000厚
さく奥行き)2501+Il++程度の大きさで、冷却
盤11および鉄皮17から適当間隔離して位置し、炉体
の高さ方向に10数個連結して鉄皮17に固着されてい
る。各クーリングステーブ・16には水冷管12′を鋳
込み、圧力ポンプ等で冷却水を強制的に循環させる強制
水冷式である。この様な縦列のクーリングステーブを炉
体の円周方向に例えば2.00011111間隔に配列
する。
次にこの内外2層からなる冷却帯を構築するには、先ず
クーリングステーブ16および冷却盤11を鉄皮17に
ボルト・ナツト等で固着し、クーリングステーブの周囲
にキャスタプル不定形耐火物を流し込んで、鉄皮側冷却
帯を施工した後、冷却盤の周囲および炉内壁を適宜横段
毎に別けて前記不定形耐火物に接して順次不定形耐火物
の流し込みまたは吹付は施工することによって、下段か
ら順次冷却盤11の周囲全体を充填して炉内側冷却帯を
構築するのである。
クーリングステーブ16および冷却盤11を鉄皮17に
ボルト・ナツト等で固着し、クーリングステーブの周囲
にキャスタプル不定形耐火物を流し込んで、鉄皮側冷却
帯を施工した後、冷却盤の周囲および炉内壁を適宜横段
毎に別けて前記不定形耐火物に接して順次不定形耐火物
の流し込みまたは吹付は施工することによって、下段か
ら順次冷却盤11の周囲全体を充填して炉内側冷却帯を
構築するのである。
次に炉内側冷却帯を定形耐火煉瓦で構築する場合の実施
例を第5図、第6図に示す。第5図は、前記第4図に示
す炉壁側面図の炉内側冷却帯の不定形耐火物14を定形
煉瓦18でおき替えて構築した炉壁の部分側面図で、第
6図は第5図のC−C線縦断面を炉内側から見た正面図
である。両図において19は鋼板製のリブで、冷却盤1
1の一■−面に例えば約200喘間隔(lil11火煉
圧の111)に、奥行き240喘(冷却盤の奥行き)、
高さ10Qfi(耐火煉瓦の厚さ)程度の鉄板を並列し
て垂直に溶接で固着したもので、リブ19は冷却盤と耐
火煉瓦の双方に密着しているので耐火煉瓦を冷却する吸
熱体の機能を有すると同時に、耐火煉瓦の移動、脱落を
防止する機能を宿する。なおこの場合鉄皮側のクーリン
グステーブの周囲を同時に4・ツク煉瓦で構築すること
も、また不定形面」人物で充填するとともできる。
例を第5図、第6図に示す。第5図は、前記第4図に示
す炉壁側面図の炉内側冷却帯の不定形耐火物14を定形
煉瓦18でおき替えて構築した炉壁の部分側面図で、第
6図は第5図のC−C線縦断面を炉内側から見た正面図
である。両図において19は鋼板製のリブで、冷却盤1
1の一■−面に例えば約200喘間隔(lil11火煉
圧の111)に、奥行き240喘(冷却盤の奥行き)、
高さ10Qfi(耐火煉瓦の厚さ)程度の鉄板を並列し
て垂直に溶接で固着したもので、リブ19は冷却盤と耐
火煉瓦の双方に密着しているので耐火煉瓦を冷却する吸
熱体の機能を有すると同時に、耐火煉瓦の移動、脱落を
防止する機能を宿する。なおこの場合鉄皮側のクーリン
グステーブの周囲を同時に4・ツク煉瓦で構築すること
も、また不定形面」人物で充填するとともできる。
以上説明したようなこの発明の冷却構造によって高炉操
秦を行うと、先ず炉内側冷却帯における耐火物14また
は1Bは、冷却盤11の全容積の増大に加えてその外周
面に設けた多数のスタッド1131およびフィン15ま
たはリブ19による吸熱作用による冷却効果が耐火物全
体に及ぶと同時に、耐火物を保持する作用が強力である
から、その損耗の鈍化と同時に脱落を防止する。従って
炉内側冷動帯において先ず炉壁の損耗速度が減殺される
。
秦を行うと、先ず炉内側冷却帯における耐火物14また
は1Bは、冷却盤11の全容積の増大に加えてその外周
面に設けた多数のスタッド1131およびフィン15ま
たはリブ19による吸熱作用による冷却効果が耐火物全
体に及ぶと同時に、耐火物を保持する作用が強力である
から、その損耗の鈍化と同時に脱落を防止する。従って
炉内側冷動帯において先ず炉壁の損耗速度が減殺される
。
6〜7年操業後炉内側耐火物が次第に損耗し冷却盤11
が露出しても、その外側の鉄皮側冷却帯は健在であるか
ら鉄皮が高温加熱されることはなく安全である。また耐
火物の損耗程度、および損耗位置は冷却水の温度上昇に
よって確認できるので、適当な時期に炉内側耐火物の吹
付は補修が可能である。さらに最近は補修用不定形耐火
物を炉外から炉壁損耗部に圧入する技術も実施されてい
るので、操業中でも炉内側耐火物を熱間補修することが
可能となった。
が露出しても、その外側の鉄皮側冷却帯は健在であるか
ら鉄皮が高温加熱されることはなく安全である。また耐
火物の損耗程度、および損耗位置は冷却水の温度上昇に
よって確認できるので、適当な時期に炉内側耐火物の吹
付は補修が可能である。さらに最近は補修用不定形耐火
物を炉外から炉壁損耗部に圧入する技術も実施されてい
るので、操業中でも炉内側耐火物を熱間補修することが
可能となった。
従ってこの発明の2層冷却帯における鉄皮側ステーブ1
6は、直接高温の炉内内容物と接触する如き事態は起り
得ないのである。
6は、直接高温の炉内内容物と接触する如き事態は起り
得ないのである。
以上説明した如くこの発明によって従来の冷却構造の欠
点は大部分改善され、従来の冷却構造における炉壁の使
用寿命が6〜7年の場合、同一高炉でこの発明の冷却構
造では10年以上の長寿命が予測できると同時に、鉄皮
を毀損する如き事態が完全に防止できるので長期間高炉
の安定操業が保証できるのでその工業的効果は極めて太
きい。
点は大部分改善され、従来の冷却構造における炉壁の使
用寿命が6〜7年の場合、同一高炉でこの発明の冷却構
造では10年以上の長寿命が予測できると同時に、鉄皮
を毀損する如き事態が完全に防止できるので長期間高炉
の安定操業が保証できるのでその工業的効果は極めて太
きい。
第1図および第2図は従来の高炉炉体の冷却構造を示す
もので、第1図(、)は冷却面の平断面図、同(b)は
(a)の中央縦断面図、第2図はステーブクーリング方
式で、(a)はステーブを炉外側から見た正面図、(b
)は側面図で(c)図のA部分の拡大図。(c)はステ
ーブクーリング方式の全体側面図である。 第6図および第4図はこの発明の実施例を示すもので第
6図は炉内側冷却帯を示すもので第4図A−A線の縦断
正面図。第4図は炉壁の側面を示すもので第6図のB−
Bs!縦断側面図である。第5図は別の実施例を示す炉
壁の側面図で、第6図は第5図のC−C線縦断正面図で
ある。第6〜第6図において 11・・・冷却盤、12.12’・・・冷却管、 1
5・・・スタッド、14・・・不定形耐火物、 15・
・・フィン、16・・・クーリングステーブ、 17
・・・鉄皮、18・・・耐火煉瓦、 19・・・リプ
。 代理人弁理士 木 村 三 朗 13図 第 4y!J
もので、第1図(、)は冷却面の平断面図、同(b)は
(a)の中央縦断面図、第2図はステーブクーリング方
式で、(a)はステーブを炉外側から見た正面図、(b
)は側面図で(c)図のA部分の拡大図。(c)はステ
ーブクーリング方式の全体側面図である。 第6図および第4図はこの発明の実施例を示すもので第
6図は炉内側冷却帯を示すもので第4図A−A線の縦断
正面図。第4図は炉壁の側面を示すもので第6図のB−
Bs!縦断側面図である。第5図は別の実施例を示す炉
壁の側面図で、第6図は第5図のC−C線縦断正面図で
ある。第6〜第6図において 11・・・冷却盤、12.12’・・・冷却管、 1
5・・・スタッド、14・・・不定形耐火物、 15・
・・フィン、16・・・クーリングステーブ、 17
・・・鉄皮、18・・・耐火煉瓦、 19・・・リプ
。 代理人弁理士 木 村 三 朗 13図 第 4y!J
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、横長長方体の冷却盤を炉体の円周方向に連結しかつ
炉体の高さ方向に多数段配設してそれらの周囲を耐火物
で充填した炉内側冷却帯と1.該炉内側冷却帯の外周で
鉄皮の内側近くに強制水冷式のクーリングステープを設
置しそれらの周囲を耐火物で充填し九鉄皮側冷却帯とか
らなることを特徴とする2層冷却帯からなる高炉炉壁の
冷却構造。 2、冷却盤の外面に多数のスタッドおよびフィンを固着
し、その周囲を不定形耐火物で充顛した特許請求の範囲
第1項記載の2層冷却帯からなる高炉炉体の冷却構造。 6、冷却盤の上面長さ方向に沿って垂直に並列せしめた
多数の板状リブを固着し該冷却盤の周囲を耐火煉瓦で構
築した特許請求の範囲第1項記載の2層冷却帯からなる
高炉炉体の冷却構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12212582A JPS5916914A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 2層冷却帯からなる高炉炉壁の冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12212582A JPS5916914A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 2層冷却帯からなる高炉炉壁の冷却構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5916914A true JPS5916914A (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=14828232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12212582A Pending JPS5916914A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 2層冷却帯からなる高炉炉壁の冷却構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916914A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100825637B1 (ko) * | 2001-11-21 | 2008-04-25 | 주식회사 포스코 | 고로의 노말기형 냉각반 |
US10571151B2 (en) | 2014-11-12 | 2020-02-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Duct type air conditioning device and method for assembling and disassembling the same |
JP2020066771A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 日本製鉄株式会社 | 高炉用冷却構造体及びそれを備えた高炉 |
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1982
- 1982-07-15 JP JP12212582A patent/JPS5916914A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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