JPS6127909Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6127909Y2 JPS6127909Y2 JP1981121096U JP12109681U JPS6127909Y2 JP S6127909 Y2 JPS6127909 Y2 JP S6127909Y2 JP 1981121096 U JP1981121096 U JP 1981121096U JP 12109681 U JP12109681 U JP 12109681U JP S6127909 Y2 JPS6127909 Y2 JP S6127909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- crane
- pin
- pivot
- pivot point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 3
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 claims 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は油圧シリンダー等の伸縮体とブーム
の取付構成に工夫を施すことで、その俯仰角度範
囲を増大し得るクレーンのブームに関するもので
ある。
の取付構成に工夫を施すことで、その俯仰角度範
囲を増大し得るクレーンのブームに関するもので
ある。
クレーンのブームは作業性を高めるために、コ
ラム等の固定部材との間に前記した伸縮体を介在
させ、この伸縮体の伸縮により俯仰可能に構成し
てある。しかしこの俯仰角度は通常の作業に支障
がない程度に固定的なものであるため、特に上下
大巾な俯仰運動を要する作業には不向きであつ
て、仕様を低下させていた。
ラム等の固定部材との間に前記した伸縮体を介在
させ、この伸縮体の伸縮により俯仰可能に構成し
てある。しかしこの俯仰角度は通常の作業に支障
がない程度に固定的なものであるため、特に上下
大巾な俯仰運動を要する作業には不向きであつ
て、仕様を低下させていた。
そこで、この考案は一の伸縮体であつても、ブ
ームとの連結構成に工夫を施すことで、その俯仰
角度を可変的に増減させ得るクレーンのブームを
提供したものである。
ームとの連結構成に工夫を施すことで、その俯仰
角度を可変的に増減させ得るクレーンのブームを
提供したものである。
以下、この考案の具体的な実施例を図面を参照
して説明する。
して説明する。
第１図はこの考案に係るクレーンのブームを搭
載したクレーン車の側面図であり、第２図はその
要部の同じく側面図、第３図は第２図のＸ−
X′断面図である。
載したクレーン車の側面図であり、第２図はその
要部の同じく側面図、第３図は第２図のＸ−
X′断面図である。
クレーン車はフラツトな荷台１の前上方に操作
部２、中央部にクレーン部３、下方に走行部４を
有してなるものである。
部２、中央部にクレーン部３、下方に走行部４を
有してなるものである。
操作部２にはエンジンを装備するとともに、各
種の操作レバー類等も装備されている。
種の操作レバー類等も装備されている。
クレーン部３はスリーブ５に対して自動もしく
は手動で施回可能なコラム６が直立しており、こ
のコラム６の頂部から取付ピン７によつて俯仰可
能にブーム８が横伸している。なおブーム８も多
段式であつて伸縮可能な構成である場合もある
が、この場合は伸縮用の伸縮体９が付設されてい
る。またブーム８の先端には荷吊用のロープ１０
およびフツク１１等が吊支されている。
は手動で施回可能なコラム６が直立しており、こ
のコラム６の頂部から取付ピン７によつて俯仰可
能にブーム８が横伸している。なおブーム８も多
段式であつて伸縮可能な構成である場合もある
が、この場合は伸縮用の伸縮体９が付設されてい
る。またブーム８の先端には荷吊用のロープ１０
およびフツク１１等が吊支されている。
さらに、コラム６とブーム８との間には同じく
伸縮体１２が介設され、この伸縮体１２の伸縮に
よつてブーム８はコラム６に対して俯仰構成を採
る。
伸縮体１２が介設され、この伸縮体１２の伸縮に
よつてブーム８はコラム６に対して俯仰構成を採
る。
走行部４には駆動輪１３、受動輪１４がクロー
ラ１５等によつて巻回され、エンジンの動力を受
けて走行する。
ラ１５等によつて巻回され、エンジンの動力を受
けて走行する。
ところで、この考案は伸縮体１２とブーム８と
の枢着点１６をブーム８の取付ピン７から遠近変
更させて位置固定し得るように構成したものであ
る。
の枢着点１６をブーム８の取付ピン７から遠近変
更させて位置固定し得るように構成したものであ
る。
この構成の一例が第２図および第３図において
示されるが、ブーム８の下面に伸縮体１２の先端
のピン１７に嵌まり合う嵌まり溝１８が取付ピン
７から遠近方向に適数設けられた枢着金具１９を
固設しておき、この嵌まり溝１８に伸縮体のピン
１７を嵌め込み、枢着点１６としたものが考えら
れる。なおピン１７のスラスト荷重を枢着金具１
９がある程度受け止めるものである必要があるの
で、枢着金具１９の間にスリーブ２０を嵌設せし
め、この中にピン１７を挿通するととをに、枢着
金具１９の外側からも一方は止ピン２１、他方は
ピン１７の段１７ａ等によつて内外のスラスト荷
重を受け止めるようにしておく。
示されるが、ブーム８の下面に伸縮体１２の先端
のピン１７に嵌まり合う嵌まり溝１８が取付ピン
７から遠近方向に適数設けられた枢着金具１９を
固設しておき、この嵌まり溝１８に伸縮体のピン
１７を嵌め込み、枢着点１６としたものが考えら
れる。なおピン１７のスラスト荷重を枢着金具１
９がある程度受け止めるものである必要があるの
で、枢着金具１９の間にスリーブ２０を嵌設せし
め、この中にピン１７を挿通するととをに、枢着
金具１９の外側からも一方は止ピン２１、他方は
ピン１７の段１７ａ等によつて内外のスラスト荷
重を受け止めるようにしておく。
第４図はこの構成の他の実施例であるが、枢着
金具１９に取付ピン７の遠近方向に溝２２を形成
しておき、この溝２２に嵌まり込む（スラスト荷
重も受け止める）駒２３を設け、駒２３にピン１
７を枢着して枢着点１６とするとともに、駒２３
の前後から押接体２４、２４′によつて前後動を
規制したものである。この構成によると、駒２３
を溝２２に対して無段階に移動し得る。
金具１９に取付ピン７の遠近方向に溝２２を形成
しておき、この溝２２に嵌まり込む（スラスト荷
重も受け止める）駒２３を設け、駒２３にピン１
７を枢着して枢着点１６とするとともに、駒２３
の前後から押接体２４、２４′によつて前後動を
規制したものである。この構成によると、駒２３
を溝２２に対して無段階に移動し得る。
第５図および第６図はこの考案の作動状態を示
す側面図であるが、まず枢着点１６をもつとも取
付ピン７に離した位置に設定しておくと、その俯
仰角度範囲はαであつて、この範囲αは低い角度
範囲となる。一方枢着点１６をもつとも近づけた
位置に設定しておくと、その俯仰角度範囲はγで
あつて、この範囲γは高い角度範囲となる。
す側面図であるが、まず枢着点１６をもつとも取
付ピン７に離した位置に設定しておくと、その俯
仰角度範囲はαであつて、この範囲αは低い角度
範囲となる。一方枢着点１６をもつとも近づけた
位置に設定しておくと、その俯仰角度範囲はγで
あつて、この範囲γは高い角度範囲となる。
このように、ブーム８と伸縮体１２との枢着点
を取付ピン７から遠近させることによつて、ブー
ム８の俯仰角度を低い角度から高い角度まで可変
的に増減させ得る。
を取付ピン７から遠近させることによつて、ブー
ム８の俯仰角度を低い角度から高い角度まで可変
的に増減させ得る。
以上、この考案は固定部材との間に介在させた
伸縮体１２の伸縮によつて俯仰可能に構成された
クレーンのブーム８において、伸縮体１２とブー
ム８との枢着点１６をブーム８取付ピン７から遠
近変更させて位置固定し得るようにしてなるクレ
ーンのブーム８を特徴としたものである。
伸縮体１２の伸縮によつて俯仰可能に構成された
クレーンのブーム８において、伸縮体１２とブー
ム８との枢着点１６をブーム８取付ピン７から遠
近変更させて位置固定し得るようにしてなるクレ
ーンのブーム８を特徴としたものである。
したがつて、まず枢着点１６の位置を変更する
ことによつて、同じクレーンでありながらブーム
８の俯抑角度を大巾に増減変更させることができ
る。そしてこの変更操作は伸縮体１２の伸縮操作
と枢着点１６の変更操作で比較的簡単、かつ容易
にできる。
ことによつて、同じクレーンでありながらブーム
８の俯抑角度を大巾に増減変更させることができ
る。そしてこの変更操作は伸縮体１２の伸縮操作
と枢着点１６の変更操作で比較的簡単、かつ容易
にできる。
また、このことは伸縮体１２の伸縮巾は一定
で、かつ小さくてもよいから、コスト低減になつ
て設計にも予猶ができる。
で、かつ小さくてもよいから、コスト低減になつ
て設計にも予猶ができる。
さらに、これらの構成は簡単であるから、この
面からもコスト低減になる等の種々優れた効果が
期待できる。
面からもコスト低減になる等の種々優れた効果が
期待できる。
第１図はこの考案に係るクレーンのブームを搭
載したクレーン車の側面図、第２図は要部の一部
側面図、第３図は第２図のＸ−X′断面図、第４
図は他の実施例の要部の一部側面図、第５図およ
び第６図は作動状態を示す一部側面図である。 符号、７……ブーム付取付ピン、８……ブー
ム、１２……伸縮体、１６……枢着点、１７……
ピン、１８……嵌まり溝、１９……枢着金具。
載したクレーン車の側面図、第２図は要部の一部
側面図、第３図は第２図のＸ−X′断面図、第４
図は他の実施例の要部の一部側面図、第５図およ
び第６図は作動状態を示す一部側面図である。 符号、７……ブーム付取付ピン、８……ブー
ム、１２……伸縮体、１６……枢着点、１７……
ピン、１８……嵌まり溝、１９……枢着金具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 固定部材との間に介在させた伸縮体１２の伸
縮によつて俯抑可能に構成されたクレーンのブ
ーム８において、伸縮体１２とブーム８との枢
着点１６をブーム８取付ピン７から遠近変更さ
せて位置固定し得るように構成したことを特徴
とするクレーンのブーム。 ２ ブーム８下面に枢着金具１９を固定し、この
枢着金具１９に伸縮体１２の先端のピン１７が
嵌まり込む嵌まり溝１８を取付ピン７遠近方向
に適数形成してなる実用新案登録請求の範囲第
１項記載のクレーンのブーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12109681U JPS58106384U (ja) | 1981-08-15 | 1981-08-15 | クレ−ンのブ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12109681U JPS58106384U (ja) | 1981-08-15 | 1981-08-15 | クレ−ンのブ−ム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58106384U JPS58106384U (ja) | 1983-07-20 |
| JPS6127909Y2 true JPS6127909Y2 (ja) | 1986-08-19 |
Family
ID=30101302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12109681U Granted JPS58106384U (ja) | 1981-08-15 | 1981-08-15 | クレ−ンのブ−ム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58106384U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4527387Y1 (ja) * | 1967-12-15 | 1970-10-23 |
-
1981
- 1981-08-15 JP JP12109681U patent/JPS58106384U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4527387Y1 (ja) * | 1967-12-15 | 1970-10-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58106384U (ja) | 1983-07-20 |
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