JPS61278861A - 画像形成法 - Google Patents

画像形成法

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JPS61278861A
JPS61278861A JP60122310A JP12231085A JPS61278861A JP S61278861 A JPS61278861 A JP S61278861A JP 60122310 A JP60122310 A JP 60122310A JP 12231085 A JP12231085 A JP 12231085A JP S61278861 A JPS61278861 A JP S61278861A
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Shuichi Aida
会田 修一
Hiroyuki Kobayashi
廣行 小林
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/097Plasticisers; Charge controlling agents
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    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08742Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • G03G9/08755Polyesters

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアモルファスシリコン(以後a−5tと呼ぶ)
感光体を用いた電子写真法における画像形成法に関する
電子写真法としては、一般に光導電物質を用い、種々の
手段により感光体上に電気的潜像を形成し、次いで該潜
像をトナーを用いて現像し、必要に応じて紙等の転写材
にトナー画像を転写した後、加熱或いは圧力により定着
し複写物を得るものである。加えて、転写の後に感光体
上に残存するトナーを除去する工程は、電子写真法にお
いて、実用上重要な工程である。
光導電物質で、電子写真用感光体として、現在公知のも
のは、Se、CdS、有機系感光体。
a−5t等がある。a−Siにおいては、可視光領域全
般にわたり高い感光度をもち1表面硬度が高く、長寿命
が期待されるが、生産性。
コスト及び性能面からa−5tの膜厚が限定され、表面
電位が低い上に暗減衰が速いといった傾向もある。この
ため、a−3t感光体を用いた電子写真法においては摩
擦帯電性の高い樹脂をトナーの結着樹脂に用いることで
実用化が可能となった。しかしながら、コロナ放電によ
りa−3t感光体表面を帯電させる際、オゾンの発生等
による感光体表面の劣化に対しては未だ充分な対策が講
じられておらず、加えて高硬度の期待されるa−5iで
はあるが、その表面は、傷つき易く、目に見えない傷で
も画像に反映することがあるので、感光体表面の劣化部
分を除き、画像に反映する傷をつけず、感光体表面を常
に望ましい状態に保つようなりリーニング工程が望まれ
ている。
本発明の目的はa−Si感光体に適したり・リーニング
工程を含む画像形成法を提供することにある。
本発明は、a−Si感光体を潜像保持層として、ポリエ
ステルを結着樹脂として用いたトナーにチタン酸ストC
7ンチウムを外添することにより、a−3i感光体上の
劣化部分を除き、画像に悪影響を及ぼすことなしに、感
光体表面を常に望ましい状態に保つようなりリーニング
工程を含む画像形成法である。
a−3tはビッカース硬度で1500〜2000を有し
ており、今のところ最も耐久性、耐摩耗性を持つと言わ
れるCdS感光体の数倍である20〜50万枚の耐刷性
能を持っているが、その高感度さ故に、表面の微細な傷
及び劣化でさえ画像に悪影響を与える。
そこで本発明者等は、様々な樹脂及び無機化合物に検討
を加えたところ、a−3t感光体の劣化部分の除去は、
無機化合物の硬度の工程には依存せずに、トナー結着樹
脂としてポリエステル樹脂を用い、さらに該トナーとチ
タン酸ストロンチウムを組合わせることで効果的に所期
の目的が達成されることを知見し、本発明に到達したも
のである。ポリエステル樹脂と酸化セリウム、アルミナ
、ケイ酸アルミニウム等の微粉体では、感光体を傷つけ
画像に悪影響を与えるか、または、劣化部分を充分除去
することが困難であった。加えて、スチレン−アクリル
樹脂、エポキシ樹脂においては、画像流れ及び濃度薄等
、画質が悪い上に、ボリエ支チル樹脂において効果的で
あったチタン酸ストロンチウムを加えても、a−3t感
光体を充分クリーニングできず満足な結果を得られなか
った。
クリーニング方法としては、ファーブラシクリーニング
、磁気ブラシクリーニング、ブレードクリーニング及び
摺擦クリーニング等公知の方法を用いることができるが
、特に摺擦クリーニングがa−5t悪感光に適している
ポリエステル樹脂を用いたトナーにチタン酸ストロンチ
ウムを外添することで、a−Si感光体表面を常に望ま
しい状態に保つことができるという事に対して明確な理
由はわからない。
しかし、転写工程において、転写材の裏側を高電位にす
ることにより、感光体上の負に帯電したトナーを転写材
上に移す際、正に帯電したチタン酸ストロンチウム微粉
末が、転写材上のトナーから感光体表面または感光体上
のトナーに移動するかまたは、外添の際のばらつきによ
り、より多量のチタン酸ストロンチウムが付着したトナ
ーが転写の際、感光体表面に残るか、いずれかの原因に
より、転写工程を終えた感光体上には、外添時よりも大
きな割合で、チタン酸ストロンチウムが残存する。実際
、クリーニング装置に回収されたトナーは、外添量より
も高い割合でチタン酸ストロンチウムが含まれていた。
以上のことから、a−5t悪感光のクリーニング工程に
おいては、ポリエステル樹脂を用いたトナー自体と、外
添時よりも高い割合で存在するチタン酸ストロンチウム
微粉末の組み合わせが好結果をもたらし、a−5t感光
体のクリーニングに好適という結果が得られるものと考
えられる。
以下に本発明の方法について図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本発明に係る画像形成法が適用可能な複写装置
又は記録装置の一例の概略的な構成を示すものであり、
勿論これに限定されない。
1は潜像(静電像)保持体に相当し、光導電層を含む感
光体ドラムであり、ドラム状に限らずシート状、ベルト
状のものも可能である。
2は周知の感光化帯電装置、3は原稿像、又は光像、或
いは画像信号により変調された光ビーム等を投影する光
像照射装置である。これにより感光体1に静電像を形成
する。4は現像装置であり、トナー保持部材4aを有し
ていてこれにより感光体1上の静電像に従ったトナー粒
子顕画像を形成する。5は斯かるトナー像を転写材6に
転写する装置である。尚、転写性向上のため転写前にあ
らかじめ顕画像に、コロナ放電等により電荷を付与する
場合もある。又、感光体1上の静電像を一旦別の像担持
体に移し、これを現像装置4により顕画像とする、所謂
静電像転写方式を採用することも可能である。7はトナ
ー像を被転写部材6に定着するための定着装置であり、
加熱加圧手段を有する少なくとも2本のローラーから成
っている。8は転写後の感光体l上の残留トナーを清掃
除去し、感光体lの再使用のためのウレタンゴムローラ
ノ如キ摺擦手段を有するクリーニング装置である。
以下に本発明の方法に適用する電子写真法の各工程につ
いて説明する。
まず、電気的潜像の形成工程に用いる電子写真感光体は
、a−3i感光体を用いる0本発明に用いられるa−5
t感光体は、基板上に、光導電層として5〜20.、好
ましくは10〜18ルのa−5i層を有するものである
。この時必要に応じて、その特性を実用に適合させるた
め、水素、酸素、ホウ酸、窒素、リン、その他の元素を
単独または複合してa−5i影形成に導入し、新たな特
性を付与しても良い。またa−5t感光体の構成として
a−3i層の下部に、電荷注入防止層をもうけ、基板か
らの電荷の進入を防ぐことも出来る。
次に、本発明で用いる現像工程について具体的に例を挙
げて説明する。第2図に本発明で用いる現像工程の1実
施態様が断面図で示される。
同図において潜像保持面1が矢印方向に動くと、多極永
久磁石9は回転しないように固定されているので、トナ
ー保持部材(スリーブ)である非磁性円筒4bを潜像保
持面1と同方向に回転することにより、現像容器12か
ら送られる一成分絶縁性磁性トナー11を非磁性円筒面
上に塗布しかつ円筒面とトナー粒子との摩擦によって、
トナー粒子に静電像電荷と逆極性の荷電を与える。さら
に鉄製のドクターブレード10を円筒表面に近接して(
間隔50ル〜500 p)、多極永久磁石9の一つの磁
極(図示ではS極)位置に対向して配置することにより
、トナ一層の厚さを薄く(30μ〜300k)且つ均一
に規制する。この円筒4bの回転速度を調節することに
より、トナ一層の表層速度及び好ましくは内部速度が静
電像保持面の速度と実質的に等速、もしくはそれに近い
速度となる様にする。
ドクターブレード10として鉄のかわりに永久磁石を用
いて対向磁極を形成してもよいし、ブレードに代えて他
のトナーコーティング方式を用いてもよい。また、現像
部において、トナー保持部材と静電保持面との間で交流
バイアスを印加してもよい。本発明に係る現像工程につ
いては、特開昭54−42141号公報、同55−18
656号公報などに詳述されている。
本発明において、トナー用結着樹脂としてのポリエステ
ル樹脂は、それを構成する酸成分とアルコール成分のう
ち、酸成分としては、フタル酸類で代表されるジカルボ
ン敢類及びポリカルボン酸を主体として、またアルコー
ル成分としてエーテル化ジフェノール混合物を主体とす
る構成からなるものである。
特にエーテル化ジフェノールはおもに、プロポキシ化ビ
スフェノールからなり、一部エトキシ化ビスフェノール
を混合したものである。さらに、これら以外、特別成分
として、アルキル置換したジカルボン酸、ジオールを含
む。
ここでポリエステルの主要構成原料となるフタル酸系ジ
カルボン酸類としては1.2−ベンゼンジカルボン酸及
びその無水物、1.3−ベンゼンジカルボン酸、1,4
−ベンゼンカルボン酸及びこれらのエステル化物等が等
しく使用可能である。又、ジカルボン酸類のうち40モ
ル%未満の範囲であれば脂肪族系のジカルボン酸を混合
可能で、その例としては、フィル酸、マレイン酸、こは
く酸、シクロヘキサンジカルボン酸、マロン酸、ゲルタ
ール酸およびこれらの酸の無水物等が使用可能である。
エーテル化ジフェノールとして使用可能なものは、ポリ
オキシスチレン(6)−2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン、ポリヒドロキシブチレン(2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リオキシエチレン(3)−2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(3)−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)チオエーテル、ポリオ
キシエチレン(2)−2,6−ジクロロ−4−ヒドロキ
シフェニル、2’ 、 3’ 、 6’ −)ジクロロ
−4′−ヒドロキシフエニルメタン、ポリオキシプロピ
レン(3)−2−フロモー4−ヒドロキシフェニル、4
−ヒドロキシフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(
2,5) −p、p−ビスフェノール、ポリオキシブチ
レン(4)ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ポ
リオキシスチレン(7)−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)エーテル、ポリオキシエンチレン(3)−2,2−
ビス(2、6−ジアイオドー4−ヒドロキシフェニル)
プロパン及びポリオキシプロピレン(2゜2)2.2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンである。
エーテル化ジフェノールの一群はエーテル化ビスフェノ
ールである。好ましい群のエーテル化ビスフェノールは
エトキシ化またはプロポキシ化されたものであり、ビス
フェノール1モル当り2ないし3モルのオキシエチレン
又はオキシプロピレンを有し、置換基としてプロピレン
又はスルホン基をもつものである。この群の例はポリオ
キシエチレン(2、5)−ビス(2゜6−ジプロモー4
−ヒドロキシフェニル)スルホン、ポリオキシプロピレ
ン(3)−2,2−ビス(2、6−ジフルオロ−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパンおよびポリオキシエチレン
(1、5)−ポリオキシプロピレン(1,0)−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)スルホンである。
上式によって特徴づけられる群に入るエーテ・    
 ル化ビスフェノールの他の好ましい群は、ポリオキシ
プロピレン−2,2′−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)プロパンおよびポリオキシエチレンまたはポリオキシ
プロピレン2,2−ビス(4−ヒドロキシ、2.6−ジ
クロロフェニル)プロパン(ビスフェノール1モル当り
オキシアルキレン単位数が2.1ないし2.5である)
である。
3価以上のポリカルボン酸としては、そのエステルも含
め1,2.4−ベンゼントリカルボン酸、1,2.5−
ベンゼントリカルボン酸、1,2.4−シクロヘキサン
トリカルボン酸、2,5.7−ナフタレンカルボン酸、
1゜2.4−ナフタレントリカルボン酸、1,2゜4−
ブタントリカルボン酸、1,2.5−ヘキサントリカル
ボン酸、1.3−ジカルボキシル−2−メチレンカルボ
キシルプロパン、1゜3−ジカルボキシル−2−メチル
−2−メチレンカルボキシルプロパン、テトラ(メチレ
ンカルボキシル)メタン、1,2,7.8−オクタンテ
トラカルボン酸等が使用可能である。
ポリカルボン酸のうち少なくとも60モル%がトリメリ
ット酸、ピロメリット酸及びそれらの無水物から選ばれ
たものであるとより好ましい。
又3価以上のポリオールとしては、炭素原子3ないし1
2個およびヒドロキシル基3ないし9個を含有するポリ
ヒドロキシ化合物が適用できる。ポリヒドロキシ化合物
の好ましい群は、糖アルコール類およびそれらの無水物
である。
これらのポリヒドロキシ化合物の例は、ソルビトール、
1,2,5.6−ヘキサンテトロール、グリセリン、1
.4−ンルビタン、ペンタエリスリトール、キシリトー
ル、 蔗糖、1,2゜4−ブタントリオール、1,2.
5−ペンタントリオール、エリトロ1,2.3−ブタン
トリオールおよびトレ第1,2.3−ブタントリオール
である。ポリオールのうち、少なくとも60モル%がグ
リセリン、ペンタエリスリトール、ソルビトールから選
ばれたものであるとより好ましい。
又、これらの3価以上のポリカルボン酸又は/およびポ
リオールは酸又は/およびアルコール成分中40モル%
を越えてはならない。
また、アルキル置換ジカルボン酸としては炭素数が6〜
18のアルキル基が置換されたコハク酸、マレイン酸、
フマル酸及びそれらの酸無水物等があげられ、アルキル
の炭素、数が多いものほど少量の添加で有効な摩擦帯電
能力が得られる0作用が強すざるとトナーの荷電が大き
くなりすぎ、転写時に問題が発生するのでその量は前記
の範囲を厳密に守る必要がある。
アルキル置換ジオールとしては炭素数6〜18のアルキ
ル基が置換されたグリコール類が等しく使用可能であり
、特にエチレングリコールが好ましい。アルキル置換ジ
カルボン酸と同様の作用効果をもつ。
重量%外添することが好ましい、また、粉体の自由流動
性改良の目的で疎水性コロイド状シリカ微粉末をトナー
にさらに外添して用いることもできる。
本発明で用いるトナーに使用可能な荷電制御剤としては
2価以上の金属を含む有機性の塩類ないしは錯体類があ
げられる。有効な金属種としてはAM、Ba、Ca、C
d、Co、Cr。
Cu、Fe、Hg、Mg、Mn、Nf 、Pb。
Sn、Sr、Zn等の多価性のものがあげられる。有機
金属化合物としては上記金属のカルボン酸塩、アルコキ
シレート、有機金属錯体、午シレート化合物が有効で、
その例としては、酢酸亜鉛、酢酸マグネシウム、酢酸カ
ルシウム、酢酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウ
ム、アルミニウムイソプロポキシド、アルブチルステア
リン酸クロム等があり、特にアセチルアセトン金属錯体
、サリチル酸系金属塩が好ましい、その添加量は摩擦帯
電性に悪影響をさける為に、バインダー樹脂に対して4
重量%を越えて1士ならないし、又0.2%以下では実
質的な効果が消失する。
又、本発明の性能を損なわない範囲、すなわちバインダ
ー樹脂中40重量%以下で公知の熱可塑性樹脂、例えば
本発明外のポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ
樹脂、エチレンー二チルアクリレート樹脂、フェノール
樹脂、スチレン−ブタジェン樹脂、キシレン樹脂、ブチ
ラール樹脂等を混合又は変成により使用しても良い。こ
れら公知の熱可塑性樹脂の配合量はトナー用バインダー
中20重量%を越えないことがより好ましい。これらの
熱可塑性樹脂の中ではスチレン−アクリル系樹脂が好ま
しい。
本発明のトナーに用いる着色剤としては、公知のものが
すべて使用でき、例えば、カーボンブラック、鉄黒、ニ
グロシン、ベンジジンイエロー、キナクリドン、ローダ
ミンB、フタロシアこンブルーなどがある。
また本発明のトナーを磁性トナーとして用いるために、
磁性粉を含有せしめてもよい。このような磁性粉として
は、磁場の中に置かれて磁化される物質が用いられ、鉄
、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末もしくは
マグネタイト、ヘマタイト、フェライトなどの化合物が
ある。酸化鉄系磁性体を着色剤として用いる時には、ト
ナー中に20〜80重量%含有するのが良い。
さらに本発明のトナーは必要に応じて鉄粉、ガラスピー
ズ、ニッケル粉、フェライト粉などのキャリアー粒子と
混合されて電気的潜像の現像剤として用いられる。
現像工程で得られた現像画像は、コロナ転写、バイアス
ロール転写などの静電転写方式を用いて紙などの被転写
材へ転写される。
一方、被転写部材上の転写画像は、加圧加熱ロール方法
、オープンチャンバー法、フラッシュ定着法などの公知
の方法によって定着される。
以下、樹脂製造例、実施例、比較例をもって具体的に本
発明を説明するが、これらは本発明を何ら限定するもの
ではない、なお使用部数はすべて重量部である。
〔製造例1〕 ポリオキシプロピレン(2,5)−2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)フロパン545部を四つロフラス
コに入れ攪拌器、コンデンサー、温度計、ガス導入管を
セットし、マントルヒーター内に置いた0反応容器内を
窒素ガス置換した後、内容物を50〜60℃になる様に
した時点で、テレフタル酸135部。
C12のアルキル基を置換したコハク酸(016H3Q
O4)77部、トリメリド酸38部を加えてヒドロキシ
ル基1当量に対しカルボキシル基0. g当量になる様
にした。この混合物系を210℃に加熱攪拌した0反応
水を除去しつつ、約5時間経過した後反応の終点を見る
べく1時間毎に酸価測定によって反応を追跡した。酸価
が約30になった時点で反応物を室温に冷却した。その
後常法により、ポリエステル樹脂を得た。
〔製造例2〕 製造例1と同様の方式に従いポリオキシプロピレン(2
,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン545部をフラスコに入れ、窒素置換及び50℃加
熱を行なった。これにイソフタル酸135部、C12の
アルキル基で置換したコハク酸77部、トリメリド酸3
8部を添加し、これら混合物を210℃に加熱攪拌して
反応させ、反応終了後室温に冷却した。
その後常法により、ポリエステル樹脂を得た。
(実施例1) 製造例1のポリエステル樹脂   100部アセチルア
セトン鉄         2部カーボンブラック  
        8部上記組成からなる混合物をロール
ミルで加熱混練した。これを放冷した後、カッターミル
で粗砕物とし超音速ジェットミルにより微粉砕し、平均
粒径約8牌のトナーとした。
このトナーに平均粒径1.0=のチタン酸ストロンチウ
ムを3重量%加え、コーヒーミルで外添した。このよう
に得られたトナー15部を85重量部のキャリアー鉄粉
と混合し、2次分現像剤とした0次いで、基板上に膜厚
15ILより成るa−5i光導電層をそなえた感光ドラ
ムを具備した。NP−5000改造機を用い、繰り返し
複写による耐久試験を行なったところ。
6万枚時でもa−3i感光体に傷は現われず、画質も良
好であり、a−3i感光体表面上を観察したところ、劣
化部分は見られなかった。
(実施例2) 製造例1のポリエステル樹脂   100部3.5−ジ
ターシャリ−ブチル サリチル酸クロム   3部 マグネタイト           60部上記組成か
らなる混合物を常法に従って、平均粒径的Logの一成
分磁性トナーを得た。
このトナーに平均粒径1.OJLのチタン酸ストロンチ
ウムを3重量%外添した。これを用いて゛以下のように
して評価試験を行なった。
アルミ基板上に1.0%の電荷注入防止層を持ち、ざら
に膜厚201Lを有し、ホウ素を導入したa−5t光導
電層を持った3層からなるa −3i感光ドラムの表面
に、ドラムの線表面速度168mm/secで+6KV
のコロナ放電により一様に帯電を行ない1次いで原画像
照射を行ない、感光体表面に潜像を形成する。第2図に
示すようなスリーブ径50mm、スリーブ表面磁束密度
700ガウス、鉄製穂切りブレードアルミニウム製スリ
ーブ間距離0.2mmの現像器をa−5t感光ドラム表
面とスリーブ間距離0.25 m mに設定して前記現
像剤を用いて現像した0次いで転写紙の背面より+7K
Vの直流を照射しつつ粉像を転写し、さらに加熱ローラ
ー間を通して定着した。尚クリーニング方法として第1
図に示す摺擦クリーニングを用いた。その結果、10万
枚耐久の後でも、画像には、ドラム傷が現われず、a−
5i感光体表面には、窒素酸化物等、コロナ放電による
劣化成分がほとんど観測されなかった。
(実施例3) 製造例2のポリエステル樹脂を用いることを除いては、
実施例1と同様に行なったところ、ドラム面の傷及び劣
化成分は観測されなかった。
(実施例4) 平均粒径2.0にのチタン酸ストロンチウム微粉末1重
量%外添することを除いては実施例2と同様に行なった
ところ、実施例と同様に良好な結果を得た。
(実施例5) 平均粒径1.OILのチタン酸ストロンチウムを5重量
%外添することを除いては、実施例2と同様に行なった
ところ良好な結果を得た。
では、実施例1と同様に行なったが、耐久1万枚でドラ
ム傷が生じ画質が悪化した。
(比較例2) エポキシ樹脂を用いることを除いては、実施例2と同様
に行なったが、耐久9000枚で。
ドラム表面を調べたところ、コロナ放電による劣化部分
が観測された。
(比較例3) チタン酸ストロンチウムを外添しないトナーを用いるこ
とを除いては、実施例2と同様に行ない、耐久2万枚で
ドラム表面を調べたところ劣化部分が認められた。
(比較例4) 平均粒径3JLのチタン酸ストロンチウムを6重量%外
添することを除いては、実施例2と同様にしたところ、
耐久5000枚でドラム傷が発生した。
(比較例5) チタン酸ストロンチウムのかわりに酸化セリウムを外添
することを除いては、実施例2と同様にしたところ耐久
1万5千枚でドラム傷が発生した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像形成法が適用可能な複写装置の一
例を示す概略的な構成図を示す図である。 第2図は、本発明で用いる現像工程の1実施形態の断面
図を示す。 1−−−−−−−−−一潜像保持体、 4−−−−−−−−−一現像装置、 4 a −−−−−−−−トナー保持部材、4 b−−
−−−−−一非磁性円筒。 9−−−−−−−−一−マグネットロール、i o−−
−−−−−−ドクターブレード、11−−−−−−−一
絶縁性磁性トナー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)潜像保持層上に電気的潜像を形成する工程と、ト
    ナー保持部材上に配されたトナーが上記潜像を現像する
    工程と、得られたトナー像を被写体部材へ転写する工程
    と、転写の後に潜像保持層表面に残存するトナーを除去
    する工程とからなる画像形成方法において、前記潜像保
    持層としてアモルファスシリコン感光体を用い、該アモ
    ルファスシリコン感光体に形成された潜像を、トナーの
    結着樹脂として(A)酸またはアルコール成分中40モ
    ル%以下の3価以上のポリカルボン酸および/または3
    価以上のポリオールと、(B)60モル%以上がフタル
    酸系であるジカルボン酸類と、(C)酸またはアルコー
    ル成分中30モル%以下のアルキル置換ジカルボン酸お
    よび/またはアルキル置換ジオールと、(D)エーテル
    化ジフェノール類と、を含有する系から得られる非線状
    化低融点ポリエステル樹脂を用いたトナーにチタン酸ス
    トロンチウムの微粉体を添加したもので現像し、転写し
    、転写後に該感光体をクリーニングすることを特徴とす
    る画像形成法。
  2. (2)チタン酸ストロンチウムが平均粒径0.3〜5.
    0μを有する特許請求の範囲第1項の画像形成法。
  3. (3)トナーに対し1〜5重量%のチタン酸ストロンチ
    ウムを添加する特許請求の範囲第1項の画像形成法。
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