JPS61278580A - シリコ−ンゴム用接着剤 - Google Patents

シリコ−ンゴム用接着剤

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JPS61278580A
JPS61278580A JP60122046A JP12204685A JPS61278580A JP S61278580 A JPS61278580 A JP S61278580A JP 60122046 A JP60122046 A JP 60122046A JP 12204685 A JP12204685 A JP 12204685A JP S61278580 A JPS61278580 A JP S61278580A
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peroxide
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Katsuyoshi Nakasuji
中筋 勝義
Ryuzo Mikami
三上 隆三
Kazuo Hirai
和夫 平井
Takao Matsushita
隆雄 松下
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    • C09J183/04Polysiloxanes
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    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシリコーンゴム用接着剤に関するものであり、
詳しくはシリコーンゴムと有機材料とを接着させるため
の接着剤に関するものである。
[従来技術1 従来、シリコーンゴムは、その優れた耐熱性のために高
温でゴム弾性を必要とする用途に広く使用されている。
ところが、これらシリコーンゴムは汎用合成ゴム、汎用
プラスチックに比べてコスト的に割高であり、合成ゴム
、プラスチックの種類によっては、シリコーンゴムの方
が機械的特性、耐スチーム性、耐薬品性等が若子方る場
合がある。これらコスト上、特性上の問題点を克服する
ためシリコーンゴムと有fi 材料、特に合成ゴムまた
はプラスチックとを接着させ、一体化した複合材料の形
で使用される場合が多くなった。例えば、硬化したシリ
コーンゴムの表面を池の合成ゴムで被覆したり、逆に池
の合成ゴムの表面をシリコーンゴムで被覆したり、また
シリコーンゴム成型品の一部を支持台であるエンジニア
リング樹脂に接着した状態で使用されている。
[従来技術の問題点1 しかるに、一般にシリコーンゴムはこれら合成ゴムとか
プラスチックに接着し難く、特に硬化したシリコーンゴ
ム表面は不活性であるため、池の合成ゴム、プラスチッ
クはもとよりシリコーンゴムとすら接着しないものとさ
れていた。
またシリコーンゴムは合成ゴム、プラスチックのうちで
は特にポリオレフィン系の合成ゴムやプラスチックに接
着し難く、有効な接着剤の出現が望まれていた。
[発明が解決しようとする問題点1 本発明は上記した従来技術の問題点を解決することを目
的としており、すなわち、シリコーンゴムと各種合成ゴ
ム、プラスチック等の有機材料とを強固に接着させるた
めの接着剤を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段とその作用1この目的は (八) 一般式 R’a R”b < Rコ0)csi
o 4−a−b−c(式中、R1はアルキル基又はアリ
ール基、R2はアルケニル基、Rコは水素原子又はアル
キル基、aは平均0.0〜1.0の範囲の数、bは平均
0゜1−2.0の範囲の数、Cは平均0.1〜2゜5の
範囲の数である。ただしa+b+cは平均1〜3の範囲
の数である)で表わされるオルガノポリシロキサン  
     100重量部(B)  縮合反応触媒 0.01〜200重量部 および (C)  有機過酸化物 0.1〜300重量部 からなることを特徴とするシリコーンゴム用接着剤によ
り達成される。
これを説明すると、(八)成分のオルガノポリシロキサ
ンは、本発明のシリコーンゴム用接着剤の主体となる成
分である。式中、R1はアルキル基又はアリール基であ
り、アルキル基としてはメチル基、エチル基、n−プロ
ピル基などの非置換アルキル基;3−クロルプロピル基
、3゜3.3−トリフルオロプロピル基なとのハロアル
キル基;シクロヘキシル基のようなシクロアルキル基が
例示される。アルキル基は耐鉱油性の点から炭素原子数
の小さいもの、即ち6以下のものが好ましい。アリール
基としてはフェニル基およびナフチル基が例示される。
この量は式中のaとして平均O0O〜1.0の範囲の数
である(0を含む)。これはaが平均1.0を越えると
接着剤の接着力が低下する傾向にあるからである。R2
はアルケニル基であり、これにはビニル基、アリル基、
2−ブテニル基が例示される。この量は式中のbとして
平均0.1〜2゜0の範囲の数である。これは平均0.
1未満になると接着剤の接着力が大幅に低下し、一方平
均2.0を超えると接着剤自体の物理特性が低下し、結
果として接着力が低下するからである。
R’lは水素原子又はアルキル基である。アルキル基と
してはR1のアルキル基と同様なものが例示され、その
うち非置換アルキル基であることが好ましい。式中のC
として平均0.1〜2.5の範囲の数、好ましくは平均
0.5〜2.5の範囲の数である。これは、平均0.1
未満になると接着剤自体の硬化が不十分であり、特に本
発明の接着剤をプライマーとして使用する場合には風乾
性が低下し、強靭な接着力が得られないことがあり、ま
た、平均2.5を超えると、このオルガノポリシロキサ
ンの分子量が小さくなり過ぎ、接着剤自体の物理強度が
低下し、剪断接着力が低下するし、接着剤硬化皮膜の硬
度が高くなり過ぎるためシリコーンゴムや池の合成ゴム
の熱膨張に追随できず、十分な接着力を保持できなくな
るからである。
本成分の重合度は2以上であればよいが、2〜40重量
体が好ましく、とりわけ5〜20重量体は接着力が高く
、塗布作業性がよいのでより好ましい。また、その分子
形態は直鎖状、分枝鎖状、網目状、3次元化状のいずれ
でもよいが網目状ないし3次元化状が硬化皮膜強度が大
きく接着力も高いので好ましい。
本成分は単独で使用してもよいし、異種のものを混合し
て使用してもよい。
本成分は例えばケイ素原子結合アルケニル基を有するオ
ルガ/アルコキシシランの加水分解縮合により製造する
ことができる。この際ケイ素原子結合アルケニル基を有
するオルガ/アルコキシシラン、例えばビニルトリメト
キシシラン、アリルトリメトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、アリルトリエトキシシラン、ビニルトリ
プロポキシシラン、メチルビニルジメトキシシラン、メ
チルビニルジェトキシシランの1種ないし数種を加水分
解縮合させてもよいし、池のオルガ/アルコキシシラン
、例えばメチルトリメトキシシラン、フェニルトリエト
キシシラン、ジメチルジェトキシシラン、メチルフェニ
ルジメトキシシラン、トリメチルメトキシシランと共加
水分解縮合させてもよい。この場合少量の水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属を加水分解触媒
として使用してもよい 。
次に(B)成分は上記(^)成分を縮合反応により硬化
させるだめの触媒であり、特に本°発明の接着剤を硬化
シリコーンゴム用プライマーとして使用する場合には風
乾性を与える作用をする。
これには、テトラインプロピルチタネート、テトラノル
マルブチルチタネート、テトラ(2−エチルヘキシル)
チタネート、これら有機チタン酸エステルの重縮合物、
ジフルコキシチタンアセチルアセトネーF、チタンビス
アセチルアセトネート、ポリチタンアセチルアセトネー
ト、チタングリコ−11チタンラクテート、チタンラク
テートエチルエステル、チタントリエタ/−ルアミネー
ト等の有機チタン酸エステルやチタン錯化合物、チタン
キレート化合物;有機ノルコン酸エステル;スタナスオ
クトエート、ジブチルチンジラウレート等の有機錫化合
物;メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン
のようなオルガノハロゲノシランが例示される。これら
の中でも上述の有機チタン化合物は(八)r&分を硬化
させるだけでなく本発明の接着剤のシリコーンゴムに対
する接着性を向上させるので特に好ましい。本成分の配
合量は(^)成分100重量部に対してo、oi〜20
0重量部であり、好ましくはO,OS〜100重量部で
ある。
これはo、oi重量部未満になると接着剤のシリコーン
ゴムに対する接着性が低下し、特に硬化したシリコーン
ゴム用接着剤として使用する場合には風乾性が低下する
からである。一方300重量部を越えると接着剤が良好
な皮膜を形成し得ず、かつシリコーンゴム組成物、特に
付加反応硬化型シリコーンゴム組成物の硬化を阻害する
傾向があるからである。
次に、(C)成分は、シリコーンゴムと合成ゴム、プラ
スチック等の有機材料との接着力をより高める作用をす
る。
かかる有機過酸化物としては、ジアルキルパーオキサイ
ド類、パーオキシエステル類、ハイドロパーオキサイド
類、ケトンパーオキサイド類、パーオキシケタール類、
ジアシルパーオキサイド類およびシリルパーオキサイド
類が挙げられる。多数市販されているがシリコーン化合
物に相溶性のあるものであればよく、特に限定されない
。これらの中でもジアルキルパーオキサイド類、パーオ
キシエステル類、シリルパーオキサイド類は金属塩、ア
ミン類等の有機過酸化物分解促進剤に対する感度が鈍く
、常温にて安定性を保持し易いので好ましく、特にはジ
アルキルパーオキサイド類が好ましい。
かかる有機過酸化物の具体例として、ジーを一ブチルパ
ーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、α。
α゛−ヒス1−ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベン
ゼン、α、α9−ビス(t−ブチルパーオキシ)ジ−イ
ソプロピルベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(
1−ブチルパーオキシ)ヘキサンがある。
本成分の配合量は(A)成分100重量部に対し0.1
〜300重量部、好ましくは5〜100重量部である。
これは0.1重量部未満では接着力が低く、一方300
重量部を越えると初期接着力は向上しても、本接着剤硬
化皮膜の機械的強度が低下して、接着耐久性が低下する
傾向にあるからである。実際の使用にあたっては、これ
ら有機過酸化物の配合量は、接着させるシリコーンゴム
、有機材料に上って変わり、接着し難い表面を有する硬
化シリコーンゴムについては配合量を多くし、反対に接
着し易い表面を有するシリコーンゴムについては極力配
合量を減らし使用するなど適宜工夫をすればよい。
本発明の接着剤においては、上記(八)成分〜(C)成
分に加えて、これら(A)成分〜(C)成分を溶解し塗
布性能を向上させるための有機溶剤を加えてもよい。か
かる有機溶剤としては、トルエン、キシレン、ベンゼン
、ヘプタン、ヘキサン、トリクロロエチレン、パークロ
ロエチレン、塩化メチレン、メタノール、エタノール、
イソプロパツール、ブタ/−ルが例示される。これら有
機溶剤は単独もしくは2種以上の混合溶剤として使用さ
れる。有機溶剤の(八)r&分および(B)成分との配
合割合は、特に限定されないが、(八)成分、(B)成
分の溶解性および溶解物の粘度、塗布作業性等を考慮し
て適宜選択すればよい。
本発明のシリコーンゴム用接着剤をプライマーとして使
用する場合は、上記有機溶剤としてはイソプロパツール
に代表されるアルコール類が好ましい。接着剤の保存安
定性と可使時間を延長でき、硬化シリコーンゴム表面に
対するぬれ性がよいからである。
本発明のシリコーンゴム用接着剤は(八)成分〜(C)
成分を単に均一に混合するだけで容易に製造できる。そ
の際湿気ができるだけ少ない環境下で混合し、密閉容器
に保管することが好ましい。
本発明においては、必要に応じて耐熱剤、顔料、無機充
填剤、アルケニルトリアルフキジシラン、アルキルアル
ケニルジフルコキシシランのようなオルガノアルコキシ
シラン、テトラアルフキジシラン、アルキルポリシリケ
ート、(^)成分以外のオルガノポリシロキサン、例え
ば、メチルビニルポリシロキサン等を添加配合すること
も本発明の目的とする性質を損われない限り任意とされ
る。
本発明の接着剤によりシリコーンゴムと有機材料を接着
させるには、例えば、硬化したゴム(シリコーンゴムを
含む)、プラスチック等の有機材料表面に本発明の接着
剤を適用し、次いでその上に硬化性シリコーンゴム組成
物を密着させた状態で硬化させる。その際、加圧下加熱
した硬化させることが好ましい。あるいは、硬化したシ
リコーンゴム表面に本発明の接着剤を適用し、次いでそ
の上に硬化性ゴム組成物(硬化性シリコーンゴム組成物
を含む)やプラスチック等を密着させた状態で硬化させ
る。その際加圧下加熱して硬化させることが好ましい。
ここで使用する硬化性シリコーンゴム組成や硬化性シリ
コーンゴム組成物は有機過酸化物を含有するものが好ま
しい。
[実施例] 次に、参考例により(八)成分の製法を説明し、実施例
により本発明を説明する。粘度および物性値は25℃に
おける値である。
参考例1 (A)成分のオルガノポリシロキサン(イ)の製造攪拌
羽根、還流冷却管などを取り付けた内容積11の3つロ
フラスコにビニルトリメトキシシラン[トーレ・シリコ
ーン(株)製5Z6300]148g(1モル)を仕込
み50℃まで昇温しな。ついでイオン交換水9.0g(
0,5モル)を徐々に分割して仕込んだ。その後、65
℃まで昇温し、水酸化ナトリウム0.01gをイオン交
換水0.1gに溶解して仕込んだ。副生するメチルアル
コールを反応系外に取り出しながら1時間反応を続行し
た。以上の間、反応液を攪拌し続けた。メタノールの留
出が止まったときに、反応を止め加熱下域圧して未反応
のビニルトリメトキシシランと副生じたメタノールを系
外に除いた。得られた反応残渣をトリクロロシランで中
和し、さらに重曹で中和し、分析したところ、ビニルト
リメトキシシランの縮合物であり、重量平均分子量が6
00のビニルポリシロキサンであることが分かった。
また、官能基の量はケイ素原子1個に対してビニル基1
個、メトキシ基2.0〜1.0個の範囲内にあることが
分かった。なお、粘度は7センチストークスであった。
参考例2 (^)成分のオルガノポリシロキサン(ロ)の製造参考
例1において、イオン交換水20g(1゜12モル)を
使用する以外は参考例1と同一方法でビニルポリシロキ
サンを得た。分析の結果これは重量平均分子量が400
0である部分的に3次元化したビニルポリシロキサンで
あることが分かった。
また、官能基の量は、ケイ素原子1個に対してビニル基
1個、メトキシ基1.2〜0.3個の範囲内にあること
が分かった。なお、粘度は47センチストークスであっ
た。
実施例1 参考例1で得られたオルガノポリシロキサン(イ)80
重量部にテトラ(n−ブチル)チタネー)40重量部お
よび2,5−ジメチル−2,5−ジ(L−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン20重量部を添加し均一になるまで混合
して接着剤を得た。
トーレ・シリコーン株式会社製シリコーンゴム岨成物5
H52UをバーオキサイVで加硫した硬化シリコーンゴ
ムの厚さ5IIIImのシートにこの接着剤を塗布し3
0分間放置した。次に加硫剤として1.0重量%のジク
ミルパーオキサイドを配合したエチレン−プロピレンタ
ーポリ?(EP D M )組成物を厚さ3Iになるよ
うに上記接着剤塗布面に密着させ、圧力25kg/c+
a2、温度170℃、時間10分間の条件で硬化させた
ところ、エチレン−プロピレンターポリマがシリコーン
ゴムに強固に接着した試験片が得られた。この試験片に
ついてJIS−に6301−1975加硫ゴムの試験方
法の剥離試験法に基づいて引張剥離試験をしたところ、
剥離強度は4.1kg以上であり、剥離面のモードは全
面ゴム層破断(凝集破壊)であった。
実施例2 参考例2で得られたオルガノポリシロキサン(ロ)にテ
トラ(n−ブチル)チタネートを加えて均一に混合した
後、2,5−ジメチル−2、S (を−ブチルパーオキ
シ)ヘキサンを加えて均一になるまで混合した。さらに
その1部を取り出しイソプロピルアルコールに溶解し表
1に示す組成の接着剤を得た。これら接着剤をトーレ・
シリコーン株式会社製シリコーンゴム組成物5H113
5Uの加硫物試験片と、トーレ・シリコーン株式会社製
のエチレン−プロピレンターポリマ(EPDM)組成物
とシリコーンゴム組成物とのブレンドゴム組成物5E4
306の加硫物試験片(中30mmX長さ100mmX
厚さ3mm)上に塗布し、室温にて60分間放置して風
乾させた。次に加硫剤として1.0重量%のジクミルパ
ーオキサイドを配合したエチレン−プロピレンターポリ
マ(EPDM)l酸物を厚さ31になるように上記接着
剤塗布面に密着させ、圧力25kg/cI112、温度
170 ”Q、1部分間の条件で硬化させたところ、エ
チレン−プロピレンターポリマとシリコーンゴムとが強
固に接着した試験片お上びエチレン−プロピレンターポ
リマとシリコーンゴム・エチレン−プロピレンターポリ
マブレンドゴムとが強固に接着した試験片が得られた。
これら試験片について、上記のJIS−に6301−1
975加硫ゴムの試験方法の剥離試験法に基づいて引張
試験を行なったところ表2に示す結果が得られた。
比較のため、上記接着剤において成分の一部を除いたも
のについて接着性を調べた結果を表1、表2に示した。
表1 接着剤の組成 表2 接着性試験結果 【匠:()円の数γはゴム層破断率を示す、j実施例3 参考例2で得られたオルガ/ポリシロキサン(ロ)80
重量部にテトラ(n−ブチル)チタネー)20重量部お
よび2,5−ジメチル−2!5ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン20重量部を添加し均一になる主で混合し
て接着剤を得た。
この接着剤をエチレン−プロピレンターポリ?(EPD
M)の硬化物の試験片(中30ml11×長さ100m
mX厚さ3IDI11)上に塗布し、室温にて40分間
放置して風乾させた。次に加硫剤としてi、o重量%の
2,5−ジメチル−2,5−ノ(t−ブチルパーオキシ
)ヘキサンを配合したトーレ・シリコーン株式会社製シ
リコーンゴム組成物5H52Uを厚さ3111mになる
ように上記接着剤の塗布面に密着させ、圧力25kg/
am2、温度170℃、時間10分間の条件でシリコー
ンゴム組成物を硬化させたところ、シリコーンゴムが上
記被着体に強固に接着した試験片が得られた。この試験
片をJIS−に6.301−1975加硫ゴムの試験方
法の剥離試験法に基づいて引張剥離試験を行なったとこ
ろ、剥離強度は4,1kg以上であり、剥離面のモード
は全面ゴム層破断(凝集破壊)であった。
実施例4 参考例2で得られたオルが/ポリシロキサン(ロ)に各
種の有機チタン化合物および各種の有機過酸化物を添加
し均一になるまで混合して、さらに一部は溶媒としてイ
ソプロピルアルコールを加えて、表3に示す接着剤を得
た。次でこれら接着剤を各種の有機材料成形片に塗布し
、室温にて60分間放置した。次に加硫剤として1.0
重量%の2,5−ツメチル−2,5−ジ(を−ブチルパ
ーオキシ)ヘキサンを配合したトーレ・シリコーン株式
会社製シリコーンゴム組威物5H52Uを厚さ3III
11になるように上記接着剤の塗布面に密着させ、圧力
25kg/am2、温度170℃、時間10分間の条件
でシリコーンゴム組成物を硬化させたところ、シリコー
ンゴムと各種有機材料とが接着した試験片が得られた。
これら試験片をJIS−に6301−1975加硫ゴム
の試験方法の剥離試験法に基づいて引張剥離試験を行な
い、表4に示す結果を得た。
表3 接着剤の組成 表4 接着性試験結果 【注二〇は全面ゴム層破壊(凝集破壊率lOO%)をQ
は一部ゴム層破壊(凝集破壊率90−100%)をΔは
一部ゴム層破壊(凝集破壊率10〜50%)を×は全面
界面剥離(凝集破壊率O%)を意味する。][発明の効
果1 本発明のシリコーンゴム用接着剤は、特定のオル〃ノボ
リシロキサンと縮合反応触媒と有機過酸化物からなり、
その配合比も限定されているのでこれを硬化シリコーン
ゴム表面に適用し、次いでエチレン−プロピレンターポ
リマ系コム、クロロプレン系ゴム等の合成ゴム組放物、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の有機材料を密着させ
硬化させることにより、各種有機材料をシリコーンゴム
に強固に耐久性よく接着させることができるという特徴
がある。また、本発明のシリコーンゴム用接着剤を上記
のような各種有機材料に適用し、その上に硬化触媒を含
有するシリコーンゴム組成物を密着させ硬化させること
により各種材料にシリコーンゴムな強固に接着させるこ
とができるという特徴がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)一般式R^1aR^2b(R^3O)cSi
    O_(_4_−_a_−_b_−_c_)_/_2 (式中、R^1はアルキル基又はアリール基、R^2は
    アルケニル基、R^3は水素原子又はアルキル基、aは
    平均0.0〜1.0の範囲の数、bは平均0.1〜2.
    0の範囲の数、cは平均0.1〜2.5の範囲の数であ
    る。ただしa+b+cは平均1〜3の範囲の数である)
    で表わされるオルガノポリシロキサン 100重量部 (B)縮合反応触媒 0.01〜200重量部 および (C)有機過酸化物 0.1〜300重量部 からなることを特徴とするシリコーンゴム用接着剤。 2 (A)成分のオルガノポリシロキサンがアルケニル
    基含有アルコキシシランの縮合反応によって得られる化
    合物であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の接着剤。 3 縮合反応触媒が有機チタン化合物であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の接着剤。 4 有機過酸化物がジアルキルパーオキサイドであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の接着剤。
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