JPS6127685B2 - - Google Patents

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JPS6127685B2
JPS6127685B2 JP4988480A JP4988480A JPS6127685B2 JP S6127685 B2 JPS6127685 B2 JP S6127685B2 JP 4988480 A JP4988480 A JP 4988480A JP 4988480 A JP4988480 A JP 4988480A JP S6127685 B2 JPS6127685 B2 JP S6127685B2
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JP
Japan
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plate
detection
pin
detecting
shaped body
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Application number
JP4988480A
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English (en)
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JPS56145302A (en
Inventor
Kunihiro Niwa
Akira Maeiwa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Shirasuna Electric Corp
Original Assignee
Shin Shirasuna Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Shirasuna Electric Corp filed Critical Shin Shirasuna Electric Corp
Priority to JP4988480A priority Critical patent/JPS56145302A/ja
Publication of JPS56145302A publication Critical patent/JPS56145302A/ja
Publication of JPS6127685B2 publication Critical patent/JPS6127685B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/24Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes
    • G01B5/25Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes for testing the alignment of axes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は板状体に形成された孔の位置を検出す
る装置に関する。
従来、電子機器の量産工場においては、該電子
機器に適用される多数の電子部品即ち抵抗、コン
デンサ等をプリント配線基板に能率よく装着する
ために電子部品自動挿入機が使用されている。こ
のような電子部品自動挿入機は、電子部品のリー
ド線が挿入されるべく予めプリント配線基板に穿
設された多数の孔の位置を示す情報によつて作動
されるようなされているから、このための情報作
成が必要である。
本発明は例えばこのような位置情報を作成する
ために例えばプリント配線基板に穿設された孔の
位置を正確に検出するための新規な装置を提案せ
んとするもので、以下本発明の一実施例について
図面を参照して説明しよう。
第1図及び第2図には本発明による板状体に形
成された孔の位置を検出する装置に設けられてい
る検出ヘツドが断面正面図及び底面図で示されて
いる。検出ヘツドは全体として符号1で示されて
おり、円柱状の導電性支持部材2の底面2aに予
め定められた間隔を保つて垂設された1対のピン
状体3,3′よりなる検出体を有する。ピン状体
3,3′の上記間隔は、板状体、例えば後述する
プリント配線基板に複数組穿設されているそれぞ
れ予め定めれた間隔を有する1対の透孔よりなる
孔組のその1対の透孔間の間隔lに実質的に等し
く選ばれている。ピン状体3,3′の先端にはそ
れぞれ先細の円錐状部3a,3a′が形成されてい
る。支持部材2の上面2bには可撓性を有する導
電性杆状部材4が支持部材2と一体的にかつ同軸
的に延長して取付けられており、杆状部材4の上
端部の周面には雄ねじ5が形成されている。杆状
部材4は導電性スリーブ6内に、雄ねじ5がスリ
ーブ6の上方位置の内周面に形成された雌ねじ7
に螺着された態様をもつて取付けられている。
又、スリーブ6の上端部の周面には雄ねじ6aが
形成されている。8は固定用ねじ、9,9′は位
置調整用のビス(実際にはほぼ90゜の角間隔を保
つて4個取付けられている)である。このような
構成によつて検出体であるピン状体3,3′は支
持部材2、可撓性杆状部材4及びスリーブ6より
なる支持体の自由端に、このピン状体3,3′の
先端が外力によつてピンン状体3,3′の延長方
向と直角の方向に偏位せしめられうるように取付
けられている。
スリーブ6の下端には、ピン状体3,3′の先
端が偏位せしめられたことを検知する検知手段1
0が設けられている。この検知手段10は、スリ
ーブ6の下端に取付けられた筒状の接点支持部材
11と、接点支持部材11に設けられていて電気
接点として機能する4個の導電性ビス12,1
2′,12″,12とよりなる。接点支持部材1
1は、ピン状体3,3′の支持部材2の外周をこ
れより離間して取囲むようにスリーブ6の下端に
同軸的に取付けられたスリーブ6より大径の円筒
であり、この接点支持部材11に適当な絶縁性部
材13を介して(接点支持部材11が導電性を有
する場合)4個の導電性ビス12,12′,1
2″,12が、ほぼ90°の角間隔を保つて輻方
向に延長してかつその回動によつてその軸線方向
に移動可能に取付けられている。4個のビスのう
ち、相対向するビス12,12′を結ぶ線がピン
状体3,3′を結ぶ線にほぼ一致するようになさ
れており、また各ビス12,12′12″,12
の先端が導電性を有する支持部材2の周面に対し
実質的に等しい予め定められた間隔を隔てて対向
するように調整されている。而してピン状体3,
3′の先端が杆状部材4を撓ませつつ偏位せしめ
られると、支持部材2がともに偏位せしめられ
て、その偏位方向にあるビス12,12′,1
2″,12のうちの1つまたは2つに当接して
該ビスと支持部材2との間が電気的に導通される
ようになされている。各ビス12,12′,1
2″,12及びスリーブ6からはそれぞれリー
ド線14が導出されている。
第3図には上述した検知手段10と、、検知手
段10の検知に基づき、ピン状体3,3′が偏位
せしめられたか否かを表示手段15との原理的な
電気接続図が示されている。表示手段15は検知
手段10の電気接点を構成する4個のビス12,
12′,12″,12に対応するように配列され
た4個の発光体16,16′,16″,16を有
している。実際の装置においては発光体16,1
6′,16″,16として発光ダイオードが用い
られるが、第3図においては、検知手段10及び
表示手段15の相互関係が容易に理解されうるよ
うに、発光体16,16′,16″,16は対応
するビス12,12′,12″,12、に一端が
それぞれ接続されたランプをもつて示され、各ラ
ンプの他端は直流電源17を介して導電性支持部
材2に接続されるようになされている。従つて、
支持部材2の偏位によつて支持部材2がその偏位
方向にあるビス12,12′,12″,12のう
ちの1つまたは2つに接触せしめられれば、電気
接点がオンせしめられて発光体16,16′,1
6″,16のうちの対応する1つまたは2つが
点燈せしめられて、支持部材2がどの方向に偏位
せしめられたかを表示手段15によつて表示する
ようになされている。
第4図〜第6図を参照すると、本発明による装
置において、上述したピン状体3,3′、検知手
段10及び表示手段15を用いて板状体に形成さ
れた孔の位置を検出する場合の説明図が第1図〜
第3図との対応部分に同一符号が付されて示され
ている。第4図において、ピン状体3,3′の支
持部材2、杆状部材4、スリーブ6及び接点支持
部材11の各軸線がすべて線L1上に整合せしめ
られており、また予め定められた間隔lを保つて
支持部材2の下面2aより下方へ垂設されている
1対のピン状体3,3′は線L1に対して対称的
に、即ち線L1よりそれぞれl/2隔つた距離に
あるものとする。支持部材2はビス12,1
2′,12″,12に何れにも接触しておらず、
従つて発光体16,16′,16″,16の何れ
も点燈されていない。ピン状体3,3′の下方に
はピン状体3,3′の延長方向と直角方向の板面
18aを有する板状体例えばプリント配線基板1
8が配されており、そのプリント配線基板18に
は上述した間隔lを保つて1対の透孔19,1
9′が形成されている。また、スリーブ6はプリ
ント配線基板18に対して板面18aと実質的に
平行方向及び直角方向の双方に移動しうるように
なされている。いまスリーブ6を板面18aに対
して直角方向に移動せしめてピン状体3,3′の
先端をプリント配線基板18に形成された透孔1
9,19′に挿入する場合について考えられる
と、ピン状体3,3′が透孔19,19′に心合せ
しめられている場合においては、即ち透孔19,
19′間の中点を通い板面18aに対して直角な
線L2が線L1と一致している場合においては、ピ
ン状体3,3′の先端は何等偏位せしめられるこ
となく透孔19,19′に挿入せしめられるの
で、支持部材2はビス12,12′,12″,12
の何れにも接触せず、従つてすべての電気接点
がオフとなつて発光体16,16′,16″,16
がすべて非点燈状態に維持される。このように
ピン状体3,3′が透孔19,19′に挿入せしめ
られるときに発光体16,16′,16″,16
のすべてが非点燈状態にあることをもつて、ピン
状体3,3′が透孔19,19′に対して心合状態
にあると判知し、その状態にあるスリーブ6の軸
線L1のプリント配線基板18に対する相対位置
を検出すれば、プリント配線基板18上における
透孔19,19′の位置を、透孔19,19′間の
中点位置即ち線L2の位置をもつて検知しうるも
のである。
第5図にはピン状体3,3′が、透孔19,1
9′に対して非心合状態でかつピン状体3,3′の
円錐状部3a,3a′の一側面が透孔19,19′
の周縁部に係合しうる状体で透孔19,19′に
挿入される場合が示されている。この場合は、線
L1と線L2とが一致しておらず、間隔dだけ偏位
せしめられており、ピン状体3,3′の透孔1
9,19′に対する挿入に伴い、円錐状部3a,
3a′の一側面が透孔19,19′の周縁部に係合
してピン状体3,3′がプリント配線基板18の
板面18aと平行方向の力を受け、従つてピン状
体3,3′の先端は、第6図に示されているよう
に、可撓性を有する杆状部材6を撓ませつつ板面
18aに対して実質的に平行方向に距離dだけ偏
位せしめられて透孔19,19′に挿入せしめら
れる。これに伴い、支持部材2がビス12′の先
端に接触するので、表示手段15においてこのビ
ス12′の位置に対応する位置に配されている発
光体16′が点燈せしめられ、ピン状体3,3′が
発光体16′の位置する方向(第6図において右
方向)に偏位せしめられたことを表示する。この
表示に基づいてスリーブ6を発光体16′の位置
する方向(第6図において右方向)に発光体1
6′が消燈するまで移動せしめれば、即ち距離d
だけ移動せしめれば、線L1と線L2とが一致した
心合状態が得られるので、第4図に示されている
場合と同様に、プリント配線基板18上における
透孔19,19′の位置を検知しうるものであ
る。
以上の説明によつて、本発明における要部の構
成及びその動作原理が明らかとなつたが、次に本
発明の装置の全体構成を正面図、平面図及び側面
図によつて示されている第7図〜第9図を参照し
て説明しよう。
基台20の上面20aの左右端縁(第7図及び
第8図でみて)に沿つて円柱状の外表面21aを
有する第1の案内軸21及びそれより小径の第1
の副案内軸22が両端をそれぞれ支持柱23,2
3′及び24,24′に固定されて設けられてい
る。両案内軸21,22の軸線は互いに平行関係
にあり、かつ基台20の上面20aに対しても平
行関係を有するようになされている。このような
案内軸21及び副案内軸22の間には第1の被案
内体25が橋架されて両案内軸21,22の軸線
方向に移動せしめられうるようになされている。
第1の被案内体25は、ブロツク体26と、ブ
ロツク体26に取付けられて案内軸21をこれに
接触することなく貫通せしめる支持部材27,2
7′と、この支持部材27,27′のそれぞれに案
内軸21の外表面21aに転接せしめられるべく
互いにほぼ90゜の角度間隔を保つて回動自在に設
けられた各4個の転接輪28と、ブロツク体26
に一端が固定されていて案内軸21に対して直角
方向にかつ基台20の上面20aに対して平行方
向に延長され、他端が副案内軸22に沿うように
直角方向に折曲されて逆L字状に形成された梁部
材29と、梁部材29の他端に固定された支持部
材29aに副案内軸22の外表面を上下方向より
挾むように設けられた3個の転接輪30とよりな
る。このような構成によつて、第1の被案内体2
5は、案内されつつ案内軸21,22の軸線方向
に移動自在のようになされている。
第1の被案内体25の両端位置にあるブロツク
体26と梁部材29の前記他端部との間には、上
述した第1の案内軸21及び第1の副案内軸22
と同称の第2の案内軸31及び第2の副案内軸3
2が両端をそれぞれ固定されて橋架されている。
両案内軸31,32の軸線は互いに平行関係にあ
り、かつ案内軸21,22の軸線に対して直角を
なしており、さらに基台20の上面20aに対し
て平行に配されている。このような第2の案内軸
31及び第2の副案内軸32には第2の被案内体
33が、両案内軸31,32の軸線方向に移動せ
しめられうるように支持されている。第2の被案
内体33は、検出用本体アセンブリ34と、この
本体アセンブリ34の両側より下方に垂設されて
案内軸31をこれに接触することなく貫通せしめ
る支持部材35,35′と、上述した第1の被案
内体35における場合と同様に、この支持部材3
5,35′のそれぞれに案内軸31の外表面に転
接せしめられるべく互いにほぼ90゜の角度間隔を
保つて回転自在に設けられた各4個の転接輪28
と、検出用本体アセンブリ34の後方に設けられ
た支持部材36に副案内軸32の外周面を上下方
向より挾むように設けられた3個の転接輪37と
よりなる。このような構成によつて、第2の被案
内体33は、案内軸31,32に案内されつつ案
内軸31,32の軸線方向に移動自在のようにな
されている。従つて本体アセンブリ34は、2組
の案内軸21,22及び31,32に案内されつ
つ基台20の上面20aの予め定められた領域上
の任意の位置をとらしめられうるようになされて
いる。
本体アセンブリ34は、第9図に示されている
側面図でみてコ字状の枠状体38と、この枠状体
38に上下動可能に設けられたヘツド支持体39
とよりなる。ヘツド支持体39は、基台20の上
面に対して直角方向の軸線を有する軸受筒40
と、軸受筒40の上下端にそれぞれ固着された支
持板41,42とを有し、軸受筒40内に上述し
た検出ヘツド1のスリーブ6が同軸的にかつ回動
自在に支持されている。またヘツド支持体39
は、枠状体38の上板38a及び下板38bの間
に上下方向に延長して設けられている一対の案内
軸43,43′が支持板41,42を上下に貫通
しており、かつ、図示ならびに詳細説明は省略す
るが、支持板41,42が上述した転接輪28と
同様の構成を有する転接輪を有し、その転接輪が
案内軸43,43′の外表面に転接せしめられて
いることによつて、案内軸43,43′に案内さ
れつつ上下に移動しうるようになされている。而
してこのようなヘツド支持体39の上下方向への
移動は、枠状体38の上板38aの側面に水平方
向に延長して回動自在に設けられている軸44に
円板45を介して取付けられている操作ハンドル
46を第9図に鎖線で示されているように操作す
ることによりクランク機構を作動せしめてなされ
るが、このクランク機構は、軸44に固着された
クランク円板45と、クランク円板45に設けら
れたクランクピン47と、クランクピン47と支
持体39の下方の支持板42との間に橋架された
連杆48とによつて構成されているものである。
ヘツド支持体39に支持されている検出ヘツド1
のスリーブ6の上端には検出ヘツド1を回動する
ための軸49が適当な手段によつて連結され、こ
の軸49は枠状体38の上板38aを貫通して上
方に延長され、その上端に回動用つまみ50が取
付けられている。さらに軸49にはつまみ50の
下方位置にアーム部材51が水平方向に延長され
て取付けられており、また枠状体38の上板38
aにはアーム部材51の自由端を当接せしめるこ
とによつて軸49の回動角度範囲を規制するため
の1対の円柱状部材52,52′が立設されてい
る。軸49の回動角度範囲は90゜となされている
が、この角度は、円柱状部材52,52′をそれ
ぞれ上板38a上に取付けている軸53,53′
の軸線が円柱状部材52,52′の軸線に対して
偏心せしめられていることにより、軸53,5
3′の回動によつて正確に調整することが可能で
ある。軸49が上述のように90゜の回動角度範囲
を有することにより、軸49に連結されている検
出ヘツド1はアーム部材51を一方の円柱状部材
52′に当接せしめることによりピン状体3,
3′を結ぶ線が案内軸21の軸線と平行となる位
置をとらしめられ、またアーム部材51を他方の
円柱状部材52に当接せしめられることにより案
内軸31の軸線と平行となる位置をとらしめれる
ようになされている。
基台20の上面20aには予め定められた位置
にプリント配線基板18が治具54によつて基台
20の上面20aに対して平行にかつ適当な間隔
を保つて取付けられている。プリント配線基板1
8には前述した予め定められた間隔lを有する1
対の透孔19,19′よりなる孔組が複数設けら
れており、かつ透孔19,19′を結ぶ線が上述
したように案内軸31の軸線と平行または直角と
なる位置を選択的にとらしめられる検出ヘツド1
のピン状体3,3′を結ぶ線と一致するように配
置されている。このような透孔19,19′より
なる複数の孔組のうちの一組を選択して、これに
ピン状体3,3′を心合せしめるべく検出ヘツド
1を移動せしめて後、操作ハンドル46を操作す
れば、第10図に示されているように、検出ヘツ
ド1がプリント配線基板18に向つて下降し、ピ
ン状体3,3′の先端の円錐状部3a,3a′が透
孔19,19′に挿入せしめられるようになされ
るものである。
被案内体25,33には、さらに検出ヘツド1
のピン状体3,3′をプリント配線基体18上の
選択された透孔19,19′の組に対して心合状
態にすべく移動せしめる変位調整機構55,56
がそれぞれ設けられている。第11図及び第12
図には、一方の被案内体25に設けられている変
位調整機構55が横断面図及び縦断面図によつて
示されている。上述したブロツク体26に固着さ
れた取付部材57に鍔部58aを有する軸筒58
が取付けられていて、この軸筒58内に微調整用
軸59が回動自在にかつその軸線方向に移動しう
るように支持されている。微調整用軸59はその
軸線が案内軸21の軸線に対し直角方向に延長さ
れており、かつ先端部の周面が先細の円錐状面5
9aとなされていて、この微調整用軸59の軸線
方向の移動により、円錐状面59aが案内軸21
の外表面21aに対し係合しまたこれにより離間
しうるようになされている。微調整用軸59には
鍔状部材60が設けられ、この鍔状部材60と軸
筒58の外周に形成された段部58bとの間にば
ね部材61が架装されていて、微調整用軸59が
ばね部材61のばね偏倚力により案内軸21に係
合せしめられる係合位置と、ばね部材61のばね
偏倚力に抗して案内軸21より離間せしめられる
非係合位置(第12図に鎖線で示されている位
置)とをとらしめられうるようになされている。
微調整用軸59の基端には、この微調整用軸59
を回動するためのハンドル62を備え、かつこの
微調整用軸59を案内軸21より離間せしめるた
めに、微調整用軸59をばね部材61のばね偏倚
力に抗して引張るための円板状のつまみ63が固
定されている。このような構成によつて、つまみ
63がばね部材61のばね偏倚力に抗して引張つ
た状態(第12図に鎖線で示されている)で、案
内軸21の軸線方向に力を加えれば、被案内体2
5は前述した転接輪28を介して案内軸21に案
内されつつ案内軸21の軸線方向に自由に移動せ
しめられるが、つまみ63から手を放してばね部
材61のばね偏倚力によつて微調整用軸59の円
錐状面59aを案内軸21の外表面21aに係合
せしめた状態でハンドル62を回動すれば、両面
59a,21a間に作用する摩擦力によつて円錐
状面59aが案内軸21の外表面21a上を転動
して、被案内体25が案内軸21の軸線方向に変
位せしめられる。従つて、微調整用軸59の案内
軸21に対する非係合位置において被案内体25
と案内軸21との相対位置の粗調整が、微調整用
軸59の案内軸21に対する係合位置において被
案内部材25と案内軸21との相対位置の微調整
がそれぞれなされることになる。この場合の微調
整は、ハンドル62をつかんでこれを回動するこ
とによりなされうるが、ハンドル62ではなくし
てつまみ63を直接つかんでこれを回動すれば、
更に微細な調整が可能になるものである。
第2の被案内体33に設けられている変位調整
機構56も上述した変位調整機構55と同様の構
成を有しているので、詳細説明は省略するが、案
内軸31に対して微調整用64が設けられ、ハン
ドル65を備えたつまみ66によつて、微調整用
軸64の案内軸31に対する非係合位置において
被案内体33と案内軸31との相対位置の粗調整
が、微調整用軸64の案内軸31に対する係合位
置において被案内体33と案内軸31との相対位
置の微調整がそれぞれなされるものであり、この
ような第1及び第2の変位調整機構55,56の
微調整によつて検出ヘツド1がプリント配線基板
18上の所望の透孔19,19′の組に対する非
心合位置から心合位置までプリント配線基板18
に対して相対的に変位せしめられうるようになさ
れている。
表示装置15は、第7図及び第9図に示されて
いるように、基台20より立設された支杆67を
介して取付けられており、その表示面上に前述し
たような4個の発光体16,16′,16″,16
と、検出ヘツド1によつて検出された透孔1
9,19′の組の位置を示す情報を表示する表示
窓68,68′が設けられている。またプリント
配線基板18上には座標面、例えばXY座標面が
第13図に示されているように予め観念的に画定
されており、(X軸は案内軸31の軸線と平行、
Y軸は案内軸21の軸線と平行)、検出ヘツド1
が変位調整機構55,56と表示装置15とによ
つて前述したような手順でプリント配線基板18
上の所望の透孔19,19′の組に対する心合位
置をとらしめられたときに、例えば基台20に設
けられているセツト用釦(図示せず)を押圧する
と、透孔19,19′間の中点A1の位置が上記
XY座標面上の位置座標x1,y1をもつて表示窓6
8,68′内に表示されるようになされているも
のである。この場合の位置の測定手段は、例えば
ポテンシヨメータ等が用いられる。同様にして点
A2,A3……の位置が順次検出されて上記XY座標
面上の位置座標x2,y2,x3,y3……をもつて表示
され、プリント配線基板18上に形成された透孔
19,19′の組の位置を判知しうるものであ
る、なお第13図においては、透孔19,19′
を結ぶ線がX軸に対して平行関係を有するように
示されているが、透孔19,19′を結ぶ線がY
軸に対して平行関係を有するように設けられてい
る孔組に対しては、つまみ50を90゜回動するこ
とにより検出ヘツド1を90゜回動せしめらればよ
いものである。従つてプリント配線基板18上の
すべての透孔19,19′の組の位置を判知しう
るものである。而してこのような表示手段15の
表示する位置情報に基づいてプログラムを作成し
て電子部品挿入機を制御しうるものであり、さら
に表示装置15にプログラム作成装置を連動せし
めておいてもよい。
尚、上述した本発明の実施例においては、その
表示手段15が発光体16,16′,16″,16
を備えており、これら発光体16,16′,1
6″,16の発光によりピン状体3,3′よりな
る検出体が偏位せしめられたか否かを電気的に表
示するようになされているが、図示ならびに詳細
な説明は省略するがこのような表示を他の公知の
視覚的表示手段、例えば表裏異なる色彩で着色さ
れた2つの表示面を有する板状体よりなる表示素
子が機械的に反転して2つの状態を表示するよう
になされた機械的表示手段に代えることもでき、
またこのような表示を上述したような視覚的表示
手段のみならず聴覚的表示手段、例えば周波数の
異なる可聴周波数信号をもつて音響的に表示する
手段を用いてもよくその他任意の手段を用いうる
ものである。
以上の説明から理解されるように、本発明によ
れば、板状体に形成された複数の孔のうちの所定
のものの該板状体上における位置を検出するに当
り、その所定の孔の位置に検出体を持来たし、単
にそれを該孔に挿入するだけで孔の位置を検出表
示できる構成となされているから、全体の構成が
ききわめて簡潔化されうるものであり、しかもそ
のように検出体を孔に挿入するだけで所望とする
検出表示をうることができるものであるから、作
業性の点からもきわめて優れている等の種々の実
益を奏しうるものである。従つて本発明によれ
ば、冒頭において述べたような要望をきわめて効
果的に充足せしめることができるものである。
尚、上述の実施例においては、検出体としての
ピン状体3,3′が支持部材2に設けられ、支持
部材2が可撓性を有する杆状部材に取付けられて
いることにより、ピン状体3,3′の先端が偏位
せしめられうるようになされているが、検出体と
して可撓性を有する長いピン状体となすことも可
能であり、また検出体をばね部材を用いて偏位可
能に設けることもできる。さらに、検出体が偏位
せしめられたことを検知する検知手段として上述
のような電気接点を用いずに他の周知の検知手段
を用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置における検出ヘツド
の断面正面図、第2図はその底面図、第3図は検
知手段及び表示手段との電気的接続図、第4図〜
第6図は検出ヘツドの動作を示す説明図、第7図
〜第9図は本発明による装置の正面図、平面図及
び側面図、第10図は検出用本体アセンプリの正
面図、第11図及び第12図は変位調整機構の横
断面図及び縦断面図、第13図はプリント配線基
板上に観念的に画成された座標面を示す説明図で
ある。 図中、1は検出ヘツド、2は支持部材、3,
3′はピン状体、3a,3a′は円錐状部、4は杆
状部材、6はスリーブ、10は検知手段、11は
接点支持部材、12〜12は導電性ビス、15
は表示手段、16〜16は発光体、18はプリ
ント配線基板、19,19′は透孔、20は基
台、21,31,43,43′は案内軸、25,
33は被案内体、28は転接輪、34は検出用本
体アセンブリ、38は枠状体、39はヘツド支持
体、40は軸受筒、49は軸、55,56は変位
調整機構、59,64は微調整用軸、59aは円
錐状面、61はばね部材、63,66はつまみを
それぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板状体に形成された複数の孔のうちの所定に
    孔に前記板状の板面に対して実質的に直角方向か
    ら挿入しうるように先端が先細の円錐部となされ
    た検出体と、この検出体を支持する支持手段とを
    備えた位置検出装置において、 前記検出体および前記支持手段の少なくとも何
    れか一方が可撓性を有して構成されており、前記
    検出体が前記所定の孔に非心合状態でかつ前記円
    錐状部の一側面が前記所定の孔の周縁部に係合し
    うる状態で挿入されるときに、前記係合によつて
    前記検出体が前記可撓性の作用の下で偏倚せしめ
    られて前記所定の孔に挿入されるようにされてお
    り、 さらに前記位置検出装置は、 前記検出体が前記可撓性の作用の下で偏倚せし
    められたことを検知する検知手段と、 該検知手段による前記検知に基づき、前記検出
    体が偏倚せしめられたか否かを表示する表示手段
    と、 前記支持手段を前記可撓性の作用による偏倚を
    除去する方向に前記板状体の板面に対して実質的
    に平行関係をもつて相対的に変位せしめうるよう
    になされた変位手段とを具備してることを特徴と
    する板状体に形成された孔の位置を検出する装
    置。 2 特許請求の範囲第1項に記載された板状体に
    形成された孔の位置を検出する装置において、前
    記検出体がピン状体をもつて構成され、前記支持
    手段が前記ピン状体を自由端に取付けた可撓性支
    持体を備え、該可撓性支持体が撓ませられること
    により、前記ピン状体の先端が前記板状体の板面
    に対して実質的に平行方向に偏倚せしめられるよ
    うになされた前記装置。 3 特許請求の範囲第1項に記載された板状体に
    形成された孔の位置を検出する装置において、前
    記検出体が可撓性を有するピン状体をもつて構成
    され、該ピン状体が撓ませられることにより該ピ
    ン状体の先端が前記板状体の板面に対して実質的
    に平行方向に偏倚さしめられるようになされた前
    記装置。 4 特許請求の範囲第1項に記載された板状体に
    形成された孔の位置を検出する装置において、前
    記検出体が偏倚せしめられている位置から前記検
    出体が前記所定の孔に心合せしめられる位置まで
    前記支持手段を前記板状体に対して相対的に変位
    せしめうるようになされた変位微調整手段が前記
    変位手段に関連して設けられている前記装置。 5 特許請求の範囲第2項に記載された板状体に
    形成された孔の位置を検出する装置において、前
    記板状体が予め定められた間隔をもつて穿設され
    た1対の透孔よりなる孔組の複数を有するプリン
    ト配線基板であり、前記ピン状体が、前記1対の
    透孔の間隔に実質的に等しい間隔を保つて前記可
    撓性支持体の自由端に連結された1対のピン状体
    である前記装置。 6 特許請求の範囲第2項に記載された板状体に
    形成された孔の位置を検出する装置において、前
    記検知手段が前記可撓性支持体に関連して設けら
    れた電気接点を有する前記装置。
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