JPH0541412Y2 - - Google Patents

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JPH0541412Y2
JPH0541412Y2 JP1987022544U JP2254487U JPH0541412Y2 JP H0541412 Y2 JPH0541412 Y2 JP H0541412Y2 JP 1987022544 U JP1987022544 U JP 1987022544U JP 2254487 U JP2254487 U JP 2254487U JP H0541412 Y2 JPH0541412 Y2 JP H0541412Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 一般に、液晶によつて文字や図形を表示すると
きに使用されるマトリクス電極は一方の基板面に
形成された帯状行電極(走査電極)と他方の基板
面に形成された帯状列電極(信号電極)とを対向
させてなるもので、マトリクス電極を構成する上
記両基板間に液晶を充填し、上記走査電極と信号
電極との任意の交点に選択的に電圧を印加するこ
とにより文字表示、グラフイツク表示、ビデオ表
示等を行なうことができる。
ところで、上記走査電極及び信号電極は、それ
ぞれ基板面の一側に設けた共通母線から他側に向
けて多数の電極線を行又は列をなすように平行に
印刷することにより形成されている場合が多い
が、各電極線のパターンは均質でなければ鮮明な
画質を得ることはできない。電極線のパターンの
仕上りが良好であれば、各パターンの電気抵抗値
は全て等しくなることから、通常の場合これを利
用し、基板上の電極線の電気抵抗を一本ずつ調べ
ることによつて行なわれている。
このための電気抵抗測定機としては、各電極線
の共通母線に一方の測定針を接触させ、他方の測
定針を各電極線の端部に接触させ、両測定針間の
電気抵抗を測定する方式を採用したものが多い。
ところで、マトリクス電極の種類、大きさ等に
よつては、測定針を基板の電極線上に接触させる
ときにその針圧をできるだけ小さくする必要があ
る場合があるので、抵抗測定機には測定針の針圧
調整装置が設けられている。しかし、従来の針圧
調整装置はバネの弾性や電磁石の吸引力を利用す
るものであつたため、最低でも15g程度の針圧し
か達成することができず、抵抗値の精度に問題が
生じることがあつた。
(考案の技術的課題) 本考案は上記事情に鑑みて成立したものであつ
て、特に非常に小さい針圧を得ることができる電
気抵抗測定機における測定針の針圧調整装置を提
供することをその技術的課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案に係る電気抵
抗測定機における針圧調整装置は、基板上に焼き
付けられた電極線の両端に測定針を接触させるこ
とによつて上記電極線間の電気抵抗を測定する電
気抵抗測定機において、前記測定針を保持する保
持部材を上下動可能に設け、該保持部材の上部に
はエアシリンダ装置を有するスライド部材を上記
保持部材に係合且つ上下動可能に設け、さらに該
スライド部材の上部にマイクロメータを上記スラ
イド部材に対し下方に押圧可能に設けるととも
に、上記スライド部材及び測定針保持部材をそれ
ぞれ上方に付勢し、上記スライド部材に設けられ
たエアシリンダ装置のピストンロツドを上記保持
部材に対し下方に押圧可能に配設したことを特徴
とする。
(考案の作用、効果) 上述のように、本考案によれば、測定針の針圧
はまずマイクロメータによりスライド部材を下方
に押圧すると、該スライド部材がさらに保持部材
を下方に押圧するので、測定針が下方に移動す
る。こうして測定針を被測定電極線に接近させた
後に、エアシリンダ装置を駆動させることにより
ピストンロツドで測定針保持部材を下方に押圧す
ることにより測定針の先端は被測定電極線上に接
触する。この針圧はエアシリンダ装置を駆動する
圧縮空気の空気圧によつて決まるが、空気圧の制
御は簡単なので、針圧の微調整が可能となり、小
さい針圧でも得ることができる。
このように基板の電極線に対する針圧はエアを
利用するものであるから、0.5g程度の非常に小
さい針圧を得ることができる。これにより、抵抗
値の測定の精度をさらに向上させることができ
る。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。
図において符号Aは抵抗測定機を示す。この抵
抗測定機Aは、定盤1の上部に基板取付用テーブ
ル2を水平方向に移動可能に設け、このテーブル
2の移動方向に沿う一側に支持部材3を突設し、
該支持部材3上に第1の針圧調整装置B1を設け
る一方、上記テーブル2の移動方向の一端に支持
壁体4を設置し、該支持壁体4に第2の針圧調整
装置B2を設けたものである。なお、5は顕微鏡
である。
テーブル2は定盤1に対して図示しないステツ
プモータによつて水平方向(第2図の表裏方向)
に移動可能に設けられている。テーブル2の上面
にはマトリクス基板Cを固定する固定金具6が設
けられている。
マトリクス基板Cには第3図に示すように共通
母線7に対して平行に並設けられた電極線8,
8,8……のパターンが焼き付けられている。
テーブル2の一側に設けられた支持部材3の先
端部には固定ネジ9と絶縁処理を施した摺動基台
10が設けられ、摺動基台10上にはリニアスラ
イダ11が摺動可能に設けられている。リニアス
ライダ11の上部には支持壁12が立上げ固定さ
れ、先端にはホルダ13を介してマイクロメータ
等の微調整器具14が装着されている。
第1の針圧調整装置B1は上記支持壁12にネ
ジ15によつて固定された取付部材16に設けら
れている。この取付部材16の前面には第1のス
ライドガイド部17が設けられ、該第1のスライ
ドガイド部17にはスライド部材18が上下動可
能に保持されている。上記取付部材16の上端前
方に突出形成された取付部19にはマイクロメー
タ20が固定され、上記第1のスライドガイド部
17の下部には有限直線運動用のベアリングを有
するユニツト形の第2のスライドガイド部21が
設けられ、該第2のスライドガイド部21には測
定針22の保持部材23が上下動可能に設けら
れ、該保持部材23の先端には測定針22が取付
けられている。
第1のスライドガイド部17に設けられたスラ
イド部材18は取付部19との間に張設されたバ
ネ24によつて上方に付勢され、同様に第2のス
ライドガイド部21に設けられた保持部材23
は、バネ25によつて上方に付勢されている。な
お、保持部材23の付勢バネ25の上端は取付部
材16に固定してもよい。
マイクロメータ20の下端20aはスライド部
材18の上面に向きあうように配置されている。
上記スライド部材18にはエアシリンダ装置2
6が設けられている。このエアシリンダ装置26
は、スライド部材18内に設けられたシリンダ2
7にピストン28を上下動可能に収容し、上記ピ
ストン28にピストンロツド29を一体に結合し
てその下端をスライド部材18の下方に突出させ
て保持部材23の上面に係合可能に配置し、さら
にシリンダ27の上部をエア供給源30に接続し
たものである。
上記針圧調整装置の構成において、針圧を調整
するにあたつては、まずマイクロメータ20によ
つてスライド部材18とともに保持部材23を押
し下げ、測定針22を被測定物に十分に近くまで
接近させる。次に、エア供給源30からエアシリ
ンダ装置26にエアを供給することによりエア圧
でピストンロツド29を押し下げ、その先端を保
持部材23の上面に押しつけることによつて保持
部材23に保持された測定針22の被測定物に対
する針圧を調整することができる。
次に、前記支持壁体4には第2の針圧調整装置
B2が支持されている。この第2の針圧調整装置
B2は第1の針圧調整装置B1と同じ構成を有す
る。
なお、第3図に示すように、第1の針圧調整装
置B1の測定針22と第2の針圧調整装置B2の
測定針22とは抵抗測定器31に電気的に接続さ
れている。
次に、上記構成の抵抗測定機Aの使用態様につ
いて説明する。
まず、テーブル2上にマトリクス基板Cを載置
し、固定金具6によつて固定した後、第1の針圧
調整装置B1の測定針22が上記基板Cの母線7
上に接触するように微調整器具14によつてリニ
アスライダ11を摺動させ、所定の位置で固定ネ
ジ9で支持部材3に対しリニアスライダ11を固
定させ、第1の針圧調整装置B1のエアシリンダ
装置26を作動させて上記測定針22を母線7に
接触させる。次に、ステツプモータを駆動させ、
テーブル2を移動させることにより第2の針圧調
整装置B2の測定針22がマトリクス基板Cの平
行電極線8,8,8……のうち一方の端部の電極
線8上に臨むように移動調整し、エアシリンダ装
置26を作動させて上記測定針22を上記電極線
8上に接触させる。そして、以上の準備が整つた
後、電気抵抗測定回路に通電させることにより、
マトリクス基板Cの母線7と電極線8との間の電
位抵抗を測定することができる。
一本の電極線8の電気抵抗を測定した後、再び
第2の針圧調整装置B2の測定針22をいつたん
マトリクス基板Cから離し、ステツプモータによ
り上記テーブル2を移動させ、上記測定針22が
隣りの電極線上に臨むように移動調整した後に電
極線上に接触させ、同様にして電気抵抗を測定す
ればよい。この場合、電極線8,8,8……間の
間隔は非常に小さいので、顕微鏡5を使用すれば
よい。なお、テーブル2を移動させても第1の針
圧調整装置B1の測定針22の母線7上の位置は
変らない。以上の操作を繰返すことにより全ての
電極線8,8,8……の電気抵抗を測定すること
ができる。
上述のように、電気抵抗測定機Aにより電極線
8,8,8……の抵抗を測定する場合、第1の測
定装置及び第2の測定装置の各測定針22をマト
リクス基板Cの電極線8,8,8……に接触させ
るときは、エアによつてその針圧を調整するの
で、微調整が可能となる。これによれば、0.5g
程度の針圧が達成できる。従来は最低でも15g程
度の針圧しか達成することができなかつたので、
電気抵抗測定の精度を大幅に向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気抵抗測定機の概略斜
視図、第2図は上記電気抵抗測定機における要部
の正面図であり、第3図はマトリクス基板におけ
る電極線の電気抵抗の測定態様説明図である。 符号、A……電気抵抗測定機、B1……第1の
針圧調整装置、B2……第2の針圧調整装置、C
……マトリクス基板、2……テーブル、8……電
極線、18……スライド部材、20……マイクロ
メータ、22……測定針、23……保持部材、2
6……エアシリンダ装置、27……シリンダ、2
8……ピストン、29……ピストンロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に焼き付けられた電極線の両端に測定針
    を接触させることによつて上記電極線間の電気抵
    抗を測定する電気抵抗測定器において、前記測定
    針を保持する保持部材を上下動可能に設け、該保
    持部材の上部にはエアシリンダ装置を有するスラ
    イド部材を上記保持部材に上下動可能に設け、さ
    らに該スライド部材の上部にマイクロメータを上
    記スライド部材に対し下方に押圧可能に設けると
    ともに、上記スライド部材及び測定針保持部材を
    それぞれバネにて上方に付勢し、上記スライド部
    材に設けられたエアシリンダ装置のピストンロツ
    ドを上記保持部材に対し下方に押圧可能に配設し
    たことを特徴とする電気抵抗測定器における測定
    針の針圧調整装置。
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JPS5018590A (ja) * 1973-05-10 1975-02-27

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