JPS61276120A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS61276120A JPS61276120A JP11676185A JP11676185A JPS61276120A JP S61276120 A JPS61276120 A JP S61276120A JP 11676185 A JP11676185 A JP 11676185A JP 11676185 A JP11676185 A JP 11676185A JP S61276120 A JPS61276120 A JP S61276120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- undercoat layer
- carbon black
- magnetic
- specific surface
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特定のカーボンブラックを含む樹脂下塗り層
を非磁性支持体と磁性層との間に設けることにより、Ｓ
／Ｎ比特性を向上させた磁気記録媒体に関する。
を非磁性支持体と磁性層との間に設けることにより、Ｓ
／Ｎ比特性を向上させた磁気記録媒体に関する。
磁気記録媒体は、非磁性支持体であるベースフィルム上
に磁性層を設けたことを基本的構造としているが、その
磁性層のベースフィルムに対する接着力を向上させるた
めに、あるいはまた磁性層表面電気抵抗を低減させて静
電気の蓄積をなくすために第１図にその断面を示したよ
うにベースフィルム１と磁性層２との間に下塗りＮ３を
設けている。
に磁性層を設けたことを基本的構造としているが、その
磁性層のベースフィルムに対する接着力を向上させるた
めに、あるいはまた磁性層表面電気抵抗を低減させて静
電気の蓄積をなくすために第１図にその断面を示したよ
うにベースフィルム１と磁性層２との間に下塗りＮ３を
設けている。
この下塗り層に希望する特性を与えるために、塗布媒体
である樹脂溶液について検討を行ったり、またその樹脂
溶液中に分散させる導電性材料についての検討が以前か
ら続けられており、ある程度の水準の特性を発揮する下
塗り層形成材料が完成している。
である樹脂溶液について検討を行ったり、またその樹脂
溶液中に分散させる導電性材料についての検討が以前か
ら続けられており、ある程度の水準の特性を発揮する下
塗り層形成材料が完成している。
゛〔発明が解決しようとする問題点〕
現在、使用されている下塗り層形成材の代表的なものと
しては、塗布媒体としてポリエステル樹脂溶液、その中
に分散させる導電性材料として粒径が２０〜３０ｍμで
表面積１０００耐／ｇ、ｐＨ９程度のカーボンブラック
を使用し組合せたものがある。
しては、塗布媒体としてポリエステル樹脂溶液、その中
に分散させる導電性材料として粒径が２０〜３０ｍμで
表面積１０００耐／ｇ、ｐＨ９程度のカーボンブラック
を使用し組合せたものがある。
しかしながら、ここで使用しているカーボンブラックの
粒径が大きいことから、下塗り層の上に磁性層を形成さ
せたときカレンダ処理の効果が充分に現れず表面の粗さ
が太き（なり磁性塗膜のノイズを増大させ、またさらに
は下塗り層目体の機能としてみると塗膜の凝集力が低下
していることからベースフィルムと磁性層との接着力を
低下させるという本来の機能を充分に発揮し得ないでい
る。
粒径が大きいことから、下塗り層の上に磁性層を形成さ
せたときカレンダ処理の効果が充分に現れず表面の粗さ
が太き（なり磁性塗膜のノイズを増大させ、またさらに
は下塗り層目体の機能としてみると塗膜の凝集力が低下
していることからベースフィルムと磁性層との接着力を
低下させるという本来の機能を充分に発揮し得ないでい
る。
本発明は、上述のような従来の欠点を排除した下塗り層
を形成すべく種々検討を加えた結果到達したものであっ
て、非磁性支持体と磁性層との間に平均粒径３０ ｍ
ｔｔ以下、比表面積５０〜２００ｍ２／ｇ、ｐＨ８以下
のカーボンブラックを含む樹脂溶液を下塗り層形成材と
して使用した磁気記録媒体に関するものである。
を形成すべく種々検討を加えた結果到達したものであっ
て、非磁性支持体と磁性層との間に平均粒径３０ ｍ
ｔｔ以下、比表面積５０〜２００ｍ２／ｇ、ｐＨ８以下
のカーボンブラックを含む樹脂溶液を下塗り層形成材と
して使用した磁気記録媒体に関するものである。
本発明では、下塗り層において特定のカーボンブラック
を使用する。
を使用する。
このカーボンブラックは、そのｐＨ値が８以下であるこ
とを必要とし、この要件が満足された場合、その理由は
未だ明らかにしていないが、下塗り層の表面粗さが小と
なり（従って、その表面に塗布される磁性層も当然表面
粗さが小となる）、これが結果的にＳ／Ｎ比向上向上与
する。
とを必要とし、この要件が満足された場合、その理由は
未だ明らかにしていないが、下塗り層の表面粗さが小と
なり（従って、その表面に塗布される磁性層も当然表面
粗さが小となる）、これが結果的にＳ／Ｎ比向上向上与
する。
また、このカーボンブラックは、その平均粒径３０ｍμ
以下のものを使用したとき、下塗り層形成材中での分散
性が良好となり、また下塗り層を形成したときその塗膜
強度が大となる。
以下のものを使用したとき、下塗り層形成材中での分散
性が良好となり、また下塗り層を形成したときその塗膜
強度が大となる。
なお、このカーボンブラックには、その比表面積が５０
〜２００ｉ／ｇであることも要求されており、仮にこの
値より小であるときは、下塗り層の電気抵抗が例えばＩ
ＱＩＯΩ・伽を超える程の大きさとなりこのことはその
表層の磁性層が帯電しやすくなってノイズ発生の原因を
招来する。一方、逆にこの比表面が２０Ｏｎｆ／ｇより
大きくなりすぎると、凝集力が低下の傾向を示すように
なり、ベースフィルムとの接着強度が低下する。
〜２００ｉ／ｇであることも要求されており、仮にこの
値より小であるときは、下塗り層の電気抵抗が例えばＩ
ＱＩＯΩ・伽を超える程の大きさとなりこのことはその
表層の磁性層が帯電しやすくなってノイズ発生の原因を
招来する。一方、逆にこの比表面が２０Ｏｎｆ／ｇより
大きくなりすぎると、凝集力が低下の傾向を示すように
なり、ベースフィルムとの接着強度が低下する。
以下、具体的に実施例、比較例を示して、本発明の構成
、効果をさらに説明する。
、効果をさらに説明する。
実施例１
次表に示した組成からなる導電性下塗り層形成材を禰製
し、厚さ７５μｍのポリエステルフィルムの両面にそれ
ぞれ０．５μｍ厚さとなるように塗布し乾燥させ、表面
をカレンダ処理した後この面に磁性塗料を１μｍの厚さ
に塗布、乾燥してカレンダ処理を行い磁気記録媒体を得
た。
し、厚さ７５μｍのポリエステルフィルムの両面にそれ
ぞれ０．５μｍ厚さとなるように塗布し乾燥させ、表面
をカレンダ処理した後この面に磁性塗料を１μｍの厚さ
に塗布、乾燥してカレンダ処理を行い磁気記録媒体を得
た。
° ン゛材組゛
カーボンブラック＊ ８０ 重量部塩ビ・
酢ビ・ビニルアルコール 共重合体 ２５ 〃ポリエス
テル・ポリウレタン樹脂 ２５ 〃 ゛三官能性低分
子量イソシアネート １０ 〃シクロへキサノン
２００〃トルエン
２００〃＊：モーガルＬ（米国キサポット社製、平均
粒径２４μｍ、比表面積１３８ｒｒｒ／ｇ、ｐＨ３）重
性１脛底且紙底 Ｃｏ ７ Ｆｅｇ０３ ３００ 重
量部塩ビ・酢と・ビニルアルコール 共重合体 ４０ 〃ポリウレ
タン樹脂 ３０ 〃三官能性低分子
量イソシアネート２０ カーボンブラック＊＊ １５ ｓαＦ
ｅｚｅｓ粉末 ５メチルイソブチル
ケトン ４００〃トルエン
４００〃＊＊：平均粒径７６ｍｕ、比表面積３’
７ｍ２／ｇ、ｐＨ７，５ 比較例 実施例の下塗り層として下表のものを使用したほかは実
施例を繰返した。
酢ビ・ビニルアルコール 共重合体 ２５ 〃ポリエス
テル・ポリウレタン樹脂 ２５ 〃 ゛三官能性低分
子量イソシアネート １０ 〃シクロへキサノン
２００〃トルエン
２００〃＊：モーガルＬ（米国キサポット社製、平均
粒径２４μｍ、比表面積１３８ｒｒｒ／ｇ、ｐＨ３）重
性１脛底且紙底 Ｃｏ ７ Ｆｅｇ０３ ３００ 重
量部塩ビ・酢と・ビニルアルコール 共重合体 ４０ 〃ポリウレ
タン樹脂 ３０ 〃三官能性低分子
量イソシアネート２０ カーボンブラック＊＊ １５ ｓαＦ
ｅｚｅｓ粉末 ５メチルイソブチル
ケトン ４００〃トルエン
４００〃＊＊：平均粒径７６ｍｕ、比表面積３’
７ｍ２／ｇ、ｐＨ７，５ 比較例 実施例の下塗り層として下表のものを使用したほかは実
施例を繰返した。
−ン Ｊ
カーボンブラック＊＊＊ １０ 重量部ポ
リエステル樹脂 ４０ 〃シクロヘキ
サノン ２００〃トルエン
２００〃＊＊＊：ケッチェンブラックＢＬ（
ライオンアクゾ社製、平均粒径２５ｍμ、比表面積 １０００Ｍ／ｇＳｐＨ９，５） 実施例２ 実施例１および比較例で得た磁気記録媒体について性能
テストを行い下表の結果を得た。
リエステル樹脂 ４０ 〃シクロヘキ
サノン ２００〃トルエン
２００〃＊＊＊：ケッチェンブラックＢＬ（
ライオンアクゾ社製、平均粒径２５ｍμ、比表面積 １０００Ｍ／ｇＳｐＨ９，５） 実施例２ 実施例１および比較例で得た磁気記録媒体について性能
テストを行い下表の結果を得た。
以上の結果から明らかなように、実施例１によって得た
磁気記録媒体は、比較例によって得たものに比較して表
面粗さが小さく、磁性塗膜のノイズも小さいことが明ら
かである。
磁気記録媒体は、比較例によって得たものに比較して表
面粗さが小さく、磁性塗膜のノイズも小さいことが明ら
かである。
本発明による磁気記録媒体は、粒径を小さくしたことか
ら表面粗さが小さくなり、従ってＳ／Ｎ比も格段に向上
して塗膜強度の向上も加わり、長時間に亘って安定した
品質を維持することが可能となった。
ら表面粗さが小さくなり、従ってＳ／Ｎ比も格段に向上
して塗膜強度の向上も加わり、長時間に亘って安定した
品質を維持することが可能となった。
図は磁気記録媒体の断面図である。
１・・・ベースフィルム、２・・・［性Ｊｉｌ、 ３・
・・下塗り層。
・・下塗り層。
Claims (1)
- 非磁性支持体に磁性層を塗布してなる磁気記録媒体にお
いて、非磁性支持体と磁性層との間に平均粒径３０ｍμ
以下、比表面積５０〜２００ｍ＾２／ｇ、ｐＨ８以下の
カーボンブラックを含む樹脂下塗り層を設けたことを特
徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11676185A JPS61276120A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11676185A JPS61276120A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61276120A true JPS61276120A (ja) | 1986-12-06 |
Family
ID=14695082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11676185A Pending JPS61276120A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61276120A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6020316A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-01 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
| JPS6173236A (ja) * | 1984-09-18 | 1986-04-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP11676185A patent/JPS61276120A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6020316A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-01 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
| JPS6173236A (ja) * | 1984-09-18 | 1986-04-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
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