JPH03228216A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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Publication number
JPH03228216A
JPH03228216A JP2290590A JP2290590A JPH03228216A JP H03228216 A JPH03228216 A JP H03228216A JP 2290590 A JP2290590 A JP 2290590A JP 2290590 A JP2290590 A JP 2290590A JP H03228216 A JPH03228216 A JP H03228216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binder
magnetic
magnetic recording
recording medium
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2290590A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Fujimura
隆 藤村
Shingo Sasaki
佐々木 晋五
Hitoshi Takita
滝田 仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2290590A priority Critical patent/JPH03228216A/ja
Publication of JPH03228216A publication Critical patent/JPH03228216A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、非磁性支持体の表面側に磁性粉末を結合剤中
に分散した磁性層を形成してなる磁気記録媒体に関し、
特にこの種の磁気記録媒体の帯電防止技術に関する。
(従来の技術) 磁気記録媒体が帯電すると、それが原因となって塵や埃
が磁気記録媒体に付着することによって経時的に磁気記
録媒体においてドロップアウトが増加して磁気記録媒体
の磁気記録再生特性が悪化する。
このような欠点を解決するために磁気記録媒体の非磁性
支持体の裏面、即ち磁性層とは反対側の面に帯電防止層
を形成することが行なわれている。
このような帯電防止技術としては、例えば、カーボン系
導電性物質を帯電防止剤として含み、かつ加筆性のため
に白色又は淡色の顔料を帯電防止剤と一緒に含む帯電防
止層を形成する技術(特開昭48−19202号)、微
細な柔軟突起を粗面を形成した非磁性支持体の裏面に重
合性4級アンモニウム塩を重合することにより帯電防止
層を形成する技術(特開昭49−65208号)等が提
案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、特開昭48−19202号に記載された
技術のようにカーボンブラック等のカーボン系導電性物
質やその他の無機系電導性物質をIF電防止剤として帯
電防止層を形成する場合には、これ等の帯電防止剤は分
散性が悪いので、結合剤中に帯電防止剤を十分に分散す
るために、従って帯電防止層を形成するために時間とコ
ストがかかるといった欠点がある。
また、特開昭48−19202号に記載された技術で非
磁性支持体の表面側に磁性粉末を結合剤中に分散した磁
性層を形成した磁気記録媒体の非磁性支持体の裏面にI
F電防止層を形成した場合には、はとんどの場合、磁気
記録媒体に反りが生じ、磁気記録再生時に磁気記録媒体
に対する磁気ヘットの当りが弱くなり、このような磁気
記録媒体を使用して記録再生を行なうと帯電防止層を形
成していない磁気記録媒体を使用した場合に比較して磁
気記録再生特性が低下するという問題がある。
そこで、非磁性支持体の表面側に磁性粉末を結合剤中に
分散した磁性層を形成した磁気記録媒体においては、非
磁性支持体の裏面側の帯電防止かなされていて経時的な
ドロップアウトか増加することなく、しかもY−S/N
比、C−3/N比、FM−アウト、C−アウト等の磁気
記録再生特性が優れた磁気記録媒体が望まれている。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するため、上記磁気記録媒体の
裏面側に結合剤中に固形分濃度で結合剤100重量部に
対して非重合性の低分子有機系帯電防止剤を1重量部乃
至20重量部含有し、なおかつこの結合剤が前記磁性層
の結合剤と同一の結合剤であるIF電防止層を形成した
ものである。
ここで、本発明の磁気記録媒体の磁性層及び帯電防止層
を構成する結合剤としては、塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ニトロセ
ルロース樹脂等の熱可塑性樹脂、あるいはエポキシ樹脂
等の熱硬化性樹脂が使用される。
また、帯電防止層中の帯電防止剤としては非重合性の低
分子有機系帯電防止剤が使用され、中でも陽イオン性の
ものが適当であり、この陽イオン性の帯電防止剤として
はスルホニウム塩、ホスホニウム塩、4級アンモニウム
塩の形態をとる化合物が挙げられるが、特に4級アンモ
ニウム塩の形態をとる化合物が適当である。
それ以外の材料、即ち非磁性支持体及び磁性粉末につい
ては公知の材料が使用され、また、非磁性支持体の形態
も磁気記録媒体の目的及び用途に応じて、例えばテープ
状、フィルム状、カード状、ディスク状と種々の形態を
取り得る。
また、本発明においては帯電防止層を形成する非磁性支
持体の裏面の粗さを中心線平均粗さで0.03μm〜0
.2μmとすることが好ましい。
更に、この非磁性支持体の裏面の粗さが磁気記録媒体の
走行性に効果的に作用するように保つためには、帯電防
止層を形成する際に結合剤をトルエン、メチルエチルイ
ケトン等の溶剤で溶解した結合剤溶液中の結合剤の濃度
を結合剤溶液100重量部に対して5重量部とした前記
帯電防止剤を含む!夜を使用することが好ましい。
(作用) 上記本発明の構成によれば、帯電防止層によって、磁気
記録媒体が磁気記録装置内を摺動する際に磁気記録媒体
と磁気記録装置との摩擦によって生じる静電気による磁
気記録媒体の非磁性支持体の裏面側の帯電が防止される
また、帯電防止層の結合剤が磁性層の結合剤と同一であ
るので磁気記録媒体のそりの原因となる帯電防止層と磁
性層とにおける熱膨張や冷却時の収縮の差がほとんどな
くなる。
これに対し、帯電防止層中の帯電防止剤の割合が固形分
濃度で結合剤100重量部に対して1重量部未満の場合
には帯電防止層の帯電防止効果が小さく、磁気記録媒体
が繰り返し磁気記録装置内を摺動するうちにドロップア
ウトが増加するようになる。逆に20重量部を越える場
合にはこのf電防止剤の量により帯電防止層の熱膨張や
冷却時の収縮に変化が生じ、f電防止層と磁性層とにお
ける熱膨張や冷却時の収縮の差が生じて磁気記録媒体に
そりが生じるようになる。
(実施例) 以下に実施例を示し、本発明を更に詳しく説明する。
〈実施例〉 図面は本発明に係る磁気記録媒体を示すもので、この磁
気記録媒体は非磁性支持体1の表面に磁性粉末を結合剤
中に分散した磁性層2が形成され、また、非磁性支持体
1の裏面は中心線平均粗さで0.03μm〜0.2μm
となる粗面となっていてこの面に帯電防止層3が形成さ
れた構造となっている。
この種の磁気記録媒体は以下のようにして製造すること
ができる。
即ち、下記組成: CO被着γ Fe2O3100重量部 商品名VAGHて知られる 塩化ビニル樹脂        10重量部商品名N2
304て知られる ウレタン樹脂         25重量部レシチン 
           1重量部カーボンブラック  
       5重量部アルミナ          
  5重量部トルエン           100重
量部メチルエチルケトン     100重量部の組成
物を混合分散後、イソシアネート系硬化剤20重量部を
この組成物に加えて再び分散し、次いでこの組成物をポ
リエステル等の非磁性支持体1の表面に塗布し、配向、
しかる後カレンダー処理を行なって非磁性支持体1の表
面に磁性層2を形成した。
次いで下記組成: 商品名VAGHで知られる 塩化ビニル樹脂        10重量部商品名N2
304で知られる ウレタン樹脂         25重量部非重合性有
機系低分子 帯電防止剤           1重量部トルエン 
        200重量部メチルエチルケトン  
   200重量部の組成物を混合分散後、イソシアネ
ート系硬化剤10重量部をこの組成物に加えて再び分散
し、この組成物を磁性層2を形成した前記非磁性支持体
1の裏面に塗布して硬化させて帯電防止層3を形成し、
所定の工程を経て実施例の磁気記録媒体を製造した。
〈比較例1〉 上記実施例において帯電防止層3を形成する工程を省略
して帯電防止層3の形成されていない比較例1の磁気記
録媒体を製造した。
く比較例2〉 上記実施例において帯電防止剤を含有する組成物中の帯
電防止剤をカーボンブラックに代え、上記塩化ビニル樹
脂及びウレタン樹脂をそれぞれ商品名工スレツクAで知
られる塩化ビニル樹脂及び商品名N2301で知られる
ウレタン樹脂とし、最終液状組成物に対する結合剤の固
形分濃度を上記実施例と同様にして、磁性層2とは異な
る結合剤で帯電防止層3を形成した以外は実施例と同様
の比較例2の磁気記録媒体を製造した。
以上の実施例及び比較例1及び2M1気記録媒体を日本
ビクター(株)社製のVTRBR−5810の商品名で
知られるビデオデツキ及びシバツク社製のノイズメータ
(商品名、 NTSCノイズメータ)にて磁気記録再生
特性Y−3/N比、C−S/N比、FM−アウト及びC
−アウトを測定し、前記ビデオデツキ及び日本ビクター
(株)社製のドロップアウトカウンタ(商品名;ドロッ
プアウトカウンタVD−3M )で初期及び100パス
(100回繰り返し走行)後のドロップアウトを測定し
た。
結果を表に示す。
(発明の効果) 上記表から明らかなように、本発明の磁気記録媒体は、
帯電防止層3の形成されていない比較例1の磁気記録媒
体及びカーボンブラックを帯電防止剤とし、磁性層2と
は異なる結合剤で帯電防止層3を形成した比較例2の磁
気記録媒体に比較してY−S/N比、C−3/N比、F
M−アウト及びC−アウトのいずれの磁気記録再生特性
が良好であって、また、比較例2の磁気記録媒体と同様
、比較例1の磁気記録媒体のように経時のドロップアウ
トが増加することはない。
このように、本発明によれば、磁気記録再生特性及び経
時のドロップアウトがともに良好な非磁性支持体の表面
側に磁性粉末を結合剤中に分散した磁性層を形成した構
造の磁気記録媒体が提供される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る磁気記録媒体を示す断面図である。 1・・・非磁性支持板、2・・・磁性層、3・・・帯電
防止層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非磁性支持体の表面側に磁性粉末を結合剤中に分散した
    磁性層を形成してなる磁気記録媒体において、前記非磁
    性支持体の裏面側に結合剤中に固形分濃度で結合剤10
    0重量部に対して非重合性の低分子有機系帯電防止剤を
    1重量部乃至20重量部含有し、なおかつこの結合剤が
    前記磁性層の結合剤と同一の結合剤である帯電防止層を
    形成したことを特徴とする磁気記録媒体。
JP2290590A 1990-02-01 1990-02-01 磁気記録媒体 Pending JPH03228216A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2290590A JPH03228216A (ja) 1990-02-01 1990-02-01 磁気記録媒体

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JP2290590A JPH03228216A (ja) 1990-02-01 1990-02-01 磁気記録媒体

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ID=12095655

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JP2290590A Pending JPH03228216A (ja) 1990-02-01 1990-02-01 磁気記録媒体

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JP (1) JPH03228216A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9731208B2 (en) 2005-09-12 2017-08-15 Mattel, Inc. Methods of playing video games

Cited By (1)

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