JPS61276063A - 小切手カ−ド決済方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発１メ１の技術分野） この発明は、磁気ストライプを有する小９ノ手カードに
所定のデータを記憶して流通する手切ト流通システムに
おいて、小切手カードを入金する小切手カード決済方杖
に関する。

（発明の技術的背景とその問題点） 従来より商取引の決済の方法としては現金によるものの
ほかに、銀行等のち座預金を前提としての小柄トによる
決済方法があり、このような小切手制度の利用者はその
便利性を大いに！ン′受している。しかしながら、これ
を銀行側から見ると複雑な事務処理を心安とし、小切手
の流通績の増大に伴って銀行の’１＜　８合理化の大き
なボトルネックとなって来ている。

ここで、銀行等における小切手の処理業務についてｆｆ
Ｊ単に述べると、企業やＩｓ業者等の利用名が当座預金
口座を開設すると銀行からは−Ｉｌ用の小切手帳が交付
される。なお、手切−ｆ帳の交付に際しては、その利用
者の口座番号（銀行コート、支店コードを含む）が個々
の小切手にたとえばＭＩＣ：Ｒ（Ｍａｇｎｅｔ　Ｉｎｋ
　Ｃｈａｒａｃｔｅｒ　Ｒｅｃｏｇｎｉ−ｔ　１ｏｎ）
印字されて利用者に渡される。利用者がこの小切手に手
書き又はチェックライタで金額を記入し、これによって
支払の振出を行なったとすると、この小切手を受取った
人は当該小切手を自分の口座のある銀行等へ持参して入
金するよう係員へ提出する。銀行等ではこのようにして
受入れた小切手を先ず全てマイクロフィルトに撮影し、
次にこれら小切手にその額面金額をＭ　ＩＧＲエンコー
ダで印字する。そして、これら小切手を自行券と他行券
とに分類し、他行券には交換印を押し、これら他行券を
その銀行（支店）が属する地区の所定の手形交換所へ持
ち込む１手形交換所には各銀行の小切手が集まって来て
おり、これをＭｔＣＲリーダ０ソータにかけて各銀行毎
に分類すると共に、各銀行間の貸借りストを作成する。

分類された小νｊ手は各銀行が自行の分を持帰り、その
小ｐＪ手の振出人の口座に預金残高があるか否かをチェ
ックする。このチェックは定められた期間内（例えば交
換後１０）に行なわれ、この期間内に残高不足のものに
ついてはその小切手を受入れた銀行に対してその旨通知
し、小ＬＪＪｆを持参した人の口座に入金しないような
手続きを行なう、上記定められた期間を過ぎれば自動的
に持参人の口座に入金処理がなされ、銀行間では土足貸
借リストに基づいて決済を行なう、一方、自行券につい
てはオンライン照会などで小切手振出人の口座残高を調
べ、残高があれば小切手金額を引渡すと共に、持参人の
口座へ入金する。

このように従来の小切手の発行から決済に至る流通の過
程では、人手を介する何ステップかの機械処理を含めて
繁雑な手続が必要とされるだけでなく、特に、小切手決
済時に、振出小切手を受付けた金融機関が自行券であれ
ばその場で資金化できるが、他行券の場合、その場では
決済できず、交換所に持込まれて交換された上で初めて
決済できるというように多くの時間と人手を要するとい
う問題点がある。ざらに又、キャッシュカード（クイッ
クカード、バンクカード等）が従来から広く利用され、
金融機関での窓口業務が自動化されてきたにも関わらず
、小切手を入金する場合はあいかわらず入金する口座番
号を手動で入力しなければならない。

（発明の目的） この発明は一ヒ述の点に基づいてなされたものであり、
その目的とするところは、銀行等の金融機関が小切手を
受入れて以後はできるだけ人手を介さずに小切手の真偽
及び預金残高をチェックし、ヤヤッシュカードに記録さ
れている口座番号を読取ることによりこの口座に小切手
を入金し得るような小切手カード決済方法を提供するこ
とである。

（発明の概要） この発明は、金融機関で振出小切手カードを口座に入金
する入金処理において、上記小切手カードに形成された
磁気のバーコード帯から上記小切手カードに固有の特性
データを読取り、この小切手カードの真偽を判別し、ｔ
ｈ記真偽が真の場合にこの小切手カードに形成された磁
気ストライプ等からなる記録部から顧客データを読取り
、この読取った顧客データの振出口座の預金残高をセン
タファイルにオンライン照合し、支払可の場合に１記記
録部に決済済の記録を行ない、キャッシュカードに形成
された記録部から口座番号を読取り、上記口座番号の口
座に上記小切手カードの入金を行ない得るようにしたも
のである。

（発明の実施例） 第１図はこの発明に用いられる小切手カード資金化装ａ
ｌ、小切手カード２．小切手カード自動振出Ｗ１３０及
び小切手カード発行装置４０による小切手カード流通、
ｆＩ金化システムの概略構成を示すものであり、所定金
融機関に当座預金口座を持っている顧客に対しては小切
手カード振出装置３０が供与されており、と記所定金融
機関のサービスコーナー等に小切手カード自動発行装置
４０及び小切手カード資金化装置１が設置されている０
発行装置４０の前面上部には、顧客が持参した振出装置
３０を挿入して装着するための振出装置用装着口４１が
設けられており、前面下部には発行した小切手カードを
一括して放出するための小切手カード放出口４２が設け
られている。さらに、装着口４１と放出口４２との間に
は入出力データや操作案内等の表示を行なう表示装置４
３が設けられており、その内部には発行装置４０が設置
されている地区の地区データや日時データなどの必要な
データ入力を行なうキーボード（図示せず）が設けられ
ている。ここにおいて、顧客は所望する小切手カード発
行枚数を予め振出装置３０のキーボード３２を用いて入
力しておき、この振出装置３０を上記発行装置４０の挿
入口４１に挿入すると、発行装置４０は、振出装置３０
に記憶されている顧客データを読取り発行装置４０に記
憶されている管理データと照合確認し小切手カード発行
の可否をチェックした後、上記入力された発行枚数分小
切手カード２を発行するとともに、この振出装置３０の
日時データをこの発行装置４０の上記日時データと合致
させるように補正して設定するようになっている。

ここに、小切手カード自動発行装置４０より発行される
小切手カード２は、第２図（＾）〜（Ｇ）に示すように
（第２図（Ｂ）はそのｘ−ｘ断面図である）、従来広く
利用されているキャッシュカード（クイックカード、バ
ンクカード′８）と同じような紙葉状の矩形の形状をし
ており、データを書込んだり読取ったりするための磁気
ストライプＭＳが裏面の一部に層設されている。また、
小切手カード２はたとえば硬質な紙で形成されており、
各小切手カード２に固有の特性を読取るための特性エリ
アＣＰが表面の所定位置に一条設けられており、その上
方には振出す小切手金額を印字するための金額エリアＭ
Ｖが設けられている。小切手カード２の特性エリアＣＰ
の特性データは、たとえば特願昭５９−２８１９８０号
で示されるように、小切手カード２の基板２０の上部に
設けられている特性エリアＣＰの表面に第１及び第２の
バーコード２２及び２３として印刷（プレス印刷）され
ており、第１のバーコード２２は小切手カード２の製造
時に１枚毎に異なるｚ値化パターンを、特定の保磁力を
有する磁性材料（たとえば第３図の特性Ｘ）を含んだイ
ンクで基板２０上に印刷（もしくは層設）され、各カー
ド２に固有の特性データとして形成されるようになって
いる。また、第２のバーコード２３は第１のバーコード
２２と同様に基板２０上に印刷（もしくは層設）される
ものであるが、第１のバーコード２２よりは高い（又は
低い）保磁力の磁性材料（たとえば第３図の特性■）を
含んだインクで印刷（もしくは層設）されるようになっ
てオリ、この第２のバーコード２３は全ての媒体に共通
の２値化パターンで所定位置に設けられている。

第１のバーコード２２及び第２のバーコード２３が印刷
された特性エリアＣＰの上には、不透明で非磁性材料で
成るマスク帯２１が被覆されており、使用者や第３者に
はマスク帯２１のドにバーコード２２及び２３があるこ
とが認識できないようになっている。このマスク帯２１
は基板２０の全面を被うように設けられていてもよく、
その表面に適当な絵や写真２文字が印刷されていてもよ
い。

五速のような構造のこの小切手カード２又は２Ａは、第
６図及び第７図で示すような小切手カード決済装置１０
の特性検知装置１６や小切手カード自動発行装置４０及
び小切手カード振出装置３０（図示せず）によってその
データが読取られるが、第４図に示すこの特性検知装置
１６のブロック構成図及び第５図（Ａ）〜（Ｄ）のタイ
ミングチャートを＃照して、この特性データ読取動作を
説明する。

小切手カード２Ａが後述する小切手カード決済装置１０
の特性検知装置１６に進入してくると、着磁手段（図示
せず）によってバーコード２２及び２３がマスク帯２１
を通して順次Ｒｍされる。この場合、バーコード２２は
第３図のｒで示すような特性で磁化され、バーコード２
３は同図の■で示すような特性で磁化され、バーコード
２２及び２３は異なる保磁力Ｈを有することになる。こ
の着磁手段で磁化されたバーコード２２及び２３は、カ
ード２Ａの進入に伴って磁気ヘッド等の磁気検出手段１
８１で検出される。つまり、磁気検出手段１６１はバー
コード２２．２３の残留磁気を検出し。

増幅器１６２で増幅して第５図（Ａ）に示すようなバー
コードの先端及び後端の磁束変化によって立上ったり、
立下ったりする検出信号に口２を出力する。そして、グ
ロックパルス発生回路１８５は最初のビットのバーコー
ド２２Ａを検出して（時点ｔ１）、第５図ＣＤ）に示す
ようなりロックパルスＣＬを出力する。読取回路１Ｂ３
のスレッシミルドτＨ１は第５図（Ａ）に示すような高
いレベルに設定されており、読取回路１８４のスレッシ
ョルドＴＨ２は低いレベルに設定されている。これによ
り、読取回路１８３はクロックパルスＣＬに同期して、
スレッショルドＴｌ（１より大きい検出信号ＭＤ２のパ
ルスを検出して、第５図ＣＤ）に示すようなバーコード
２２．２３の情報を読取ってＣ１として出力する。また
、読取回路１６４ではスレッショルｌ”ＴＨ２よりｋき
い検出信号Ｍ［１２のパルスを検出して第５図（Ｃ）に
示すようなＣ２として出力する。この場合、バーコード
２２及び２３に含まれている磁性材料の相違から、バー
コード２３に（４応する検出記号ＭＤ２のレベルは大き
く、バーコード２２に対応する検出信号）！０２のレベ
ルは小さくなっている。したがって、読取回路１６３の
スレッショルドＴ）ＩＩをバーコード２２のパルスレベ
ルよりは太きく、バーコード２３のパルスレベルよりは
小さく設定し、読取回路１６４のスレッショルドＴ）１
２をバーコード２２のパルスレベルより小さく設定して
おけば、読取回路１６３はバーコード２３のみの情報を
読取り、読取回路１８４はバーコード２２及び２３の情
報を読取ることができる。そして、小切手カード決済装
Ｗ１１０のｃｐｕ　１５０等からなる制御部１８０は読
取回路１６４で読取られたバーコード２２及び２３の情
報Ｃ２と、後述する磁気ストライプＭＳから１ノードヘ
ツド１８１先介して検出され磁気ストライプデータ読取
回路１８２から出力されたバーコード２２及び２３の情
報とを照合し、読取回路１８３でバーコード２ａの情報
が読取られたことを条件にして特性データ信号ＡＴを出
力する。また、後述する磁気ストライプＭＳから読取ら
れた書誌聾項の磁気ストライプデータＭＮも出力される
。このような特性データ信ＷＨＡＴが制御部１６０から
出力されることにより。

この方−ド２Ａが偽造や変造されたものでないことが識
別されたことになる。

なお、ここで、単に磁気ストライプＭＳを読取って偽造
しても、バーコード２２及び２３の読取ができないため
に改ざんを識別でき、マスク帯２１を削り取って磁気コ
ピーすることにより偽造しても、バーコード２２及び２
３の保磁力の差は検出されないため、媒体の改ざんを識
別できるものである。

ところで、八−コード２２及び２３の保磁力は上述と反
対であってもよく、その区別を２つの読取回路で読取る
ことができればよい。さらに、バーコードのバーの組合
せ及び数は実施例に限定されるものではなく、更に第３
．第４のバーコードを設けるようにしても良い。

そして、上述したようにして形成され読取られる小切手
カード２に固有の特性データは、銀行７の金融機関から
当座預金を開設した利用者に手渡される前、あるいは小
切手カード自動発行装置４０から発行されるときに、各
小切手カード２に形成された上記バーコード帯から磁気
的に読取られ、その特性データが磁気ストライプＭＳに
記録されている。また、小切手カードを発行した銀行等
の金融機関番号やその本・支店番号及び利用者の口座番
号も磁気ストライプＭＳに記録されている。ざらに又、
磁気ストライプＭＳには、振出す際に記録される小切手
カードの交換所番号、小切手番号、金額、受付銀行番号
。

振出日付等を記録するエリアが設けられている。勿論、
未発行の小切手カード２の金額エリアＭＶは、印字され
ていない空白状態となっている。小切手カード２の表面
北部には、更に銀行等の金融機関名を表示する名称欄Ｂ
Ｎ、小切手カード２を振出する時に印字する日付欄［］
Ｔ、手形交換所の番号を表示する交換所番号欄ＥＮ、−
ヒ記上記機関の本支店名を表示する店名Ｊ［ｌＢＲ，当
該小切手カードの振出の連番を表示する連番Ｊ！Ｉｃｘ
が設けられている。そして、特性エリアＣＰのド方には
小切手振出時に！（例えば持参人）に振出すかを記入す
る受取人種ＲＣと、振出人の住所及び氏名（名称）を表
示する振出人槽ＮＭと、当座預金の口座番号を表示する
口座番号欄ＮＢとが設けられている。さらに、小切手カ
ード２の裏面には、小切手カード２の取扱注意事項を表
示する注意欄ＴＣ及び後で振出人の確認（Ｉｄｅｎｔｉ
−ｆｉｃａｔｉｏｎ）をとるために受取人が振出人名等
を記入できるようにした■Ｄ記入欄ＩＭが設けられてい
る。なお、小切手カード２におけるこれら表示、記入欄
等は、任意の配列に組替えることもでき、表裏を入替え
て自由配列することもできる。

そして、このような小切手カード２を小切手カード振出
装置３０の前面に設けられている挿入口３１から挿入す
ると、搬送機構によって内部に取込まれ、テンキー及び
記号キーで成るキーボード３２で必要なデータ入力を行
なう、この場合、午−ボード３２の上方に設けられてい
る表示装置３３に表示される数値（金Ｗ）等を見ながら
小切手振出の確認を行ない、全ての入力動作が終了した
ときにキーボード３２内の確認キーを操作することによ
り、振出金額が金額エリアＭＶに印字されると共に、磁
気ストライプＭＳに金額。

上記振出装Ｍ３０の日時データに基ずく振出日付、小切
手番号等がスクランブルされて記録され、このデータが
記録された小切手カード２Ａが小切手カード振出装ｇｉ
３Ｇの排出口から排出され、これが小切手振出人から請
求者（債権者）に手渡されることになる。ここにおいて
、上記小切手番号は、小切手カード振出装置３０から小
切手を振出す毎に自動的に連番で付けられるようになっ
ている。

こうして発行された小切手カード２Ａを受取った利用者
は、後述するように、銀行等の金融機関に設置されてい
る小切手カード資金化装置ｌによりこの小切手カードを
資金化するが、この資金化装置１で資金化するには、後
述する小切手カード決済装置を内臓しているＡＴＭ（Ａ
ｕｔｏｍａ−ｔｉｃ　Ｔｅ１ｌｅｒ’ｓ　Ｍａｃｈｉｎ
ｅ）１３のカード挿入口に小切手カード２Ａを挿入し、
自分の口座にオンラインで自動振込するか、直接現金化
でき、または、小切手カード２Ａを金融機関窓口に設け
られているＯＴＭ（Ｏｎ−Ｌｉｎｅ　Ｔｅ１ｌｅｒ’＋
　Ｍａｃｈｉｎｅ）１１に接続されている専用の小切手
カード決済装置１０に窓口係員が挿入し、オンラインで
持参人の口座に入金したり、窓口で現金支払袋Ｍ１２に
よって現金化することができるようになっている。これ
らの資金化処理の場合、ＡＴＭ１３又はＯＴＭＩＩで入
金又は現金化するには、小切手カード振出人の口座に残
高があるか否かが問題となるので、ＡＴＭ１３又はＯＴ
ＭＩＩはオンラインでセンタファイルに対して小切手カ
ード振出人の振出口座の残高照合を行ない、残高以内の
金額の場合にのみ入金又は現金化できるようになってい
る。

第６図はこの発明を用いた小切手カード決済装置１０の
ブロック構成図を示し、第７図は、Ｌ記決済装置１０の
制御系のブロック図を示す。

図において、挿入口１０１から挿入された小切手カード
２Ａはモータ等で駆動される搬送機構１０２〜１０Ｂで
格納部１０８Ａ、１０８Ｂに搬送されるようになってお
り、ＷＩ送機構１０２〜１０１１１はそれぞれローラ組
に巻回された上下一対のベルトコンベアの間に小切手カ
ード２＾を挟持して搬送するようになっている。また、
挿入口１０１の入口部には、挿入された小切手カード２
Ａの挿入を光学的に検知するための発受光素子で成る挿
入検知センサ１４１が設けられており、搬送機構１０Ｂ
の中途部には内部に取込まれた小切手カード２Ａの発行
金融機関が当店であるか他店であるかを判別して当店小
切手カード格納部１０８Ａ又は他店小切手カード格納部
１０８Ｂに区別して格納するために搬送路を切換えるゲ
ート切換装置１０７が設けられており、さらにまた、こ
のゲート切換装＠　ｌ　Ｑ７が切換えられそれぞれ区別
されて搬送されてきた小切手カード２８．２Ｇを検知し
て、所定位置に格納されたかを検知するための発受光素
子で成る第１排出検知センサ１４２．第２排出検知セン
サ１４３が設けられており、センサ１４１〜１４３で検
出部１４０を構成している。さらに、搬送機構１０２の
中途部には挿入された小切手カード２Ａに形成された上
記バーコード帯からこの小切手カード２Ａに固有の特性
を磁気的に読取るためのたとえばＲ磁手段及び磁気ヘッ
ド等からなる前述の特性検知装ｇｌｌＢが設けられてお
り、この特性検知装置１６は前述した特願昭５９−２６
１９８０号に示す検出方法を利用する。そして、Ｗ！送
機構１０３の中途部には小切手カード２Ａの磁気ストラ
イプＭＳに書込まれているデータを読取るためのリード
ヘッド１８１が設けられており、搬送機構１０４の中途
部には制御装置で処理されたデータを小切手カード２Ａ
の磁気ストライプＭＳに書込むためのライトヘットド１
８３が設けられている。そして、リードへ一２ド１８１
は磁気ストライプデータ読取回路１８２を、ライトへン
ド１８３は書込回路１８４を介してパスライン１５３で
ＣＰＵ＋５０等と接続されている。なお、リードヘッド
１８１　とライトヘット１８３は、リード会ライト兼用
の磁気ヘッドでもよく、又、その配設位こもプリンタ１
０９の後段に設けてもよい、搬送機４Ｒ１０５の中途部
には小切手カード決済装置示すｒＰＡＴＤＪ又は無効を
示すｒＶＯＩＤＪを金額エリアＭＶに印字するためのプ
リンタ１０９が設けられており、このプリンタ１０９に
よるプリント時には搬送機構１０５は停止りされるよう
になっている。

一方、第７図のブロック構成図においてＣＰＵ（マイク
ロコンピュータ等）１５０が全体の制御を行なうように
なっており、　ＲＡＭ１５２には動作プログラムが格納
されており、ＲＡＭ１５２には特性検知装置１６で検知
された特性データやリードヘッド１８１を介して磁気ス
トライプデータ読取回路１８２で読取られたデータ等が
記憶されると共に、記憶されたデータが必要時に読出さ
れて処理されるようになっており、また２これらのデー
タはデータ入出力インタフェース１７０からＯＴＭＩＩ
またはＡＴＭ１３に出力されるようになっており、１？
ＯＮ＋５１．　ＲＡＭ１５２及びインタフェース１７ｏ
等ババスライン＋５３でＣＰＵ１５０と相互に接続され
ている。

このような構成において、この発明の小切手カード決済
方法の動作を第８図のフローチャートを参照して説明す
る。

振出された小切手カード２Ａを資金化するために小切手
カード受取人が銀行等の金融機関に設訝されている小切
手カード決済装置ｌＯ又はＡＴＭＩ３に内臓されている
小切手カード決済装置を利用する場合、小切手カード受
取人は先ず振出された小切手カード２Ａを挿入口１０１
に挿入すると（ステップＳ１）、挿入検知センサ１４１
が挿入された小切手カード２Ａの先端を検知し、　ＣＰ
Ｕ１５０を介して搬送機構１０２〜１０Ｇを駆動して小
切手カード２Ａを内部に取込む搬送を行なう、この搬送
途中において、小９Ｊ手カード２Ａは搬送機構＋０２の
中途部に設けられている特性検知装置１８で前述の如く
当該小！／Ｊ　′ｆ−カード２Ａに固有の特性が読取ら
れ（ステップＳ２）、その特性データがＲＡＭ　１５２
に記憶され、更に搬送機構１０３の中途部に設けられて
いるリードヘッド＋８１及び磁気ストライプデータ読取
回路１８２を介して磁気ストライプＭＳに記録されてい
る小切手振出人の口座番号や揚出金額等のデータが読取
られ（ステップＳ３）、取込まれた小切手カード２Ａの
先端がプリンタ１０９に達するとＣＰＵ１５０を介して
搬送機構１０２〜ＩＱｔｌｉの搬送が停止ｌ：される。

そして、銀行等から予め与えられている口座番号と一上
記リードヘッド１８１で読取った１コ座番号とが一致す
るか否かを判断し、上記特性検知装置１６で実際に検知
した特性データが、小切手振出人に金融機関ウヤから渡
される前に予め検出されて磁気ストライプＭＳに記録さ
れている特性データと一致もしくは許容範囲内であるか
否かを判断しくステップＳ０．特性データが一致もしく
は許容範囲内にない場合又は「１座番号が一致しない場
合には（ステ二・プＳ５）、上記小切手カードは偽物と
判断し、ＣＰＰｂＯ２介して書込回路１８４及びライト
ヘッド１８３により小切手カード２Ａの磁気ストライプ
ＭＳのデータを消去させ（ステップ５２３）、プリンタ
１０１により上記小切手カードにｒＶＯＩＤ」　と印字
しくステップＳ２４　）　、搬送機構１０２〜１０６を
反転して小切手カード２Ａを挿入口から放出して（ステ
ップ５２５）この小切手カード２Ａを無効処理してのこ
の小切手カード２Ａの決済を終了する。

上記ステップＳ５において１口座番号が一致すると共に
、読取られた特性データが一致もしくは許容範囲内とな
っている場合は、ｃｐｕ　ｔ　５０を介して読取ったス
クランブルされていたデータを正値化しくステー２プＳ
８）、このデータをＯＴＭＩＩ又はＡＴ）１１３に電送
すると共に（ステップＳ７）、上記決済装置ｌＯの表示
装置にこのデータを表示する（ステップＳ８）、そして
、この小切手カード２Ａに記録されている小切手カード
振出口座の残高を０↑［１１又はＡＴＮ１３を介してセ
ンタファイルにオンラインｔ！！合しくステップＳ９）
、この残高がこの手切ｐカード２Ａで振出された金額に
対して不足していれば（ステップＳＩＯ）　、表示装置
にその旨を表示したり音声で出力したりして警報を発し
くステップＳ２２　）　、不渡処理をしてこの小切手カ
ード２Ａの決済を終了する。

上記ステップＳ１０において、支払い可の場合、小切手
カード受取人が現金化したいならば（ステップＳｌｌ　
）　、　ｋ述の如（ＡＴＭ１３により、又はＯＴＭＩＩ
を介して現金支払装置１２により現金を支払い（ステッ
プＳ！２　）　、　そして、ＣＰＩＪ１５０を介して上
記ライトヘッド１８３により小切手カード２Ａの磁気ス
トライプＭＳに受付済を記録しくステップＳ１７　）　
、プリンタ１０１により上記小切手カードにｒＰＡＩＤ
Ｊと印字しくステップ９１Ｂ　）　。

上記小切手カード２Ａの発行金融機関が当店であるか他
店であるかをチェックして（ステップ５ｔ８）、それぞ
れ当店小切手カード格納部１０８Ａ又は他店小切手カー
ド格納部１０８Ｂに区別して格納する（ステップＳ２０
　）　、そして、上記センタファイルの当該小切手カー
ド振出口座の残高データを更新しくステップＳ２１　）
　、この小切手カードの決済を終了する。

一方、上記ステップ’３１１において、小切手カード受
取人が指定する口座へ入金したいならば、この受取人が
その口座のキャッシュカードを所有していなければ（ス
テップＳ１３　）　、キーボード等で入金する口座番号
を入力しくステップＳ１５　）　、　　ｈ記指定口座へ
の入金を行なう（ステップＳ１Ｂ　）　、そして、上記
ステップ５ｉ１３においてキャッシュカードを所有して
いれば、このキャッシュカードの口座番号をＡＴＭ１３
又はＯＴＭ　１１　に読取らせるが（ステップＳ１４　
）　、それは、第６図のフローチャートに示すように、
まず、ＲＡＭ１５２に記憶されている暗証番号確認回数
データＮを”ｏ″と置！！（ステップ５１４０）　、キ
ャッシュカードが挿入口に挿入されると（ステップ５１
４１）　、このキャッシュカードに書込まれている暗証
番号及び口座番号をリードヘッド１８１で読取り（ステ
ップ５１４２）　、表示装置又は音声出力により案内し
てキーボードによりこのキャッシュカードの暗証番号を
手で入力させ（ステップ５１４３）　、　ＲＡ旧５２に
記憶されている暗証番号確認回数データＮに”ｌ”加算
して記憶し直しくステップ５１４４）　、上記読取った
暗証番号と上記入力された暗証番号とを照合しくステッ
プ５１４５）　、上記照合が一致しなければ２回まで上
記ステップ５１４３にもどって（ステップ９１４８）、
上述の如く暗証番号の確認を操返し、３回確認しても確
認出来ない時は、このキャッシュカードを返却しくステ
ップ５１４９）　、係員に連絡する。一方、上記ステッ
プ５１４Ｂにおいて、確認が取れた場合は、キャッシュ
カードを返却すると共に（ステップ５１４７）　、上記
読取った口座番号の口座に入金する。

そして、上述の如く入金された小切手カードは、上記ス
テップＳ１７〜Ｓ２１の如くこの小切手カードに決済済
の処理をし小切手カードを格納した後、決済したデータ
をセンタファイルに電送し、このセンタファイルの上記
小切手カード振出口座の残高データを更新し、この発明
の小切ｆカート決済方法による小切手カードの決済を終
了する。なお、上記残高データの更新は（ステップＳ２
１　）　、上記指定口座への入金（ステー、プ５１６）
後なら、旧記小切手カードの決済済処理（ステップ９１
７〜５２０）の前でも途中でもいつ行なわれてもよい。

（発明の変形例） 上述の実施例においては、振出小切手カードの決済処理
方法して、現金化及びキャッシュカードの口座又はその
他指定する口座への入金する方法を示したが、ト記キャ
ッシュカードの口座への入金だけをする場合は、上記キ
ャッシュカードの口座番号読取（ステップＳ１４．５１
４０〜５１４９は、上記小切手カードを決済装置に挿入
する（ステップＳｌ）前に行なわれてもよい。

（発明の効果） 以上のようにこの発明の小切手カード流通システムにお
ける小切手カード決済方法によれば、小切手カードを受
入れる金融機関等における決済処理において、小切手カ
ードに形成されたバーコード帯からこの小勇罫カードに
固有の特性を磁気的に読取うてこの小切手カードの真偽
を自動的にチェックした後、この小切手カードに記録さ
れている振出１１座の残高をセンタファイルにオンライ
ン照合することにより支払の＋１７否をチェックでき、
キャッシュカードに記録されている口座番号を読取るこ
とにより迅速かつ安全、確実にこの１１座に小切手を入
金し得る利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の小切手カード決済方法を用いた小切
手流通システムの一例を示す構成図、第２図（Ａ）はこ
の発明に用いる小切手カードの一例を示す表面図、同図
（Ｂ）はそのｘ−ｘ断面図、同図（菩）はその裏面図、
第３図はバーコードの印刷材料に含入する磁気材料の磁
性特性を示す図、第４図は特性検知装置の回路系を示す
ブロック構成図、第５図（Ａ）〜（Ｄ）はその動作例を
示すタイミングチャート、第６図はこの発明を用いた小
切手カード決済装置の一実施例を示す概略的な機構図、
第７図はこの発明を用いた小切手カード決済装置の一実
施例を示す制御系のブロック図、第８図はこの発明の動
作例を示すフローチャート、第９図はこの発明のキャッ
シュカードの口座番号入力の動作例を示すフローチャー
ト。 ｌ・・・小切手カード資金化装置、２．２Ａ、２Ｂ、２
Ｇ・・・小切手カード、　１０・・・小切手カード決済
装置、１１・・・ＯＴＭ　、　１２・・・現金支払装置
、１３・・・ＡＴＭ　、　１Ｂ・・・特性検知装と、２
０・・・基板、２１・・・マスク帯、２２．２３・・・
バーコード、３０・・・小切手カード振出装置、３１・
・・小切手カード挿入口、３２・・・キーボード、３３
・・・表示装置、４０・・・小切手カード自動発行装置
、４１・・・振出装置用装着口、４２・・・表示装置、
４３・・・手切ｆカード放出口、１０１・・・挿入口、
１０２，１０３，１０４゜１０５．１０Ｅｉ・・・小切
手カード搬送機構、１０７・・・ゲート切換装置、１０
８Ａ・・・５店小勇手カード格納部、１０８Ｂ・・・他
店手切トカード格納部、１０３・・・プリンタ、＋４０
・・・検出装置、１５０・・・ＣＰＵ　、　＋５１・・
・ＲｏＭ　、　＋５２−ＲＡＭ　、　１ｓｔ−ｍ気検出
ｒ・段、　１６３，１８４・・・読取回路、１６５・・
・グロックパルス発生回路、１７０・・・データ人出力
インタフェース、１８１・・・リードヘッド、１８２・
・・磁気ストライプデータ読取回路、】８３・・・ライ
トヘッド、１８４・・・３込回路。 出願人代理人　　安　形　雄　三 石　２　図 処　３　図 見　４　図 Ｆ続補正書（方式） 昭和ＢＯ年８ＪＪ３０日 １、事件の表示 昭和６０年特許願第１１７８９７号 ２、発明の名称 小切手カード決済方法 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 兵庫県姫路市下手野３５番地 （１４３）グローリー工業株式会社 ４、代理人 昭和６０年８月７日 （発送日　昭和６０年８月２７日） 願書に最初に添付した図面の浄書・別紙のとおり（内容
に変更なし）補正する。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）金融機関で振出小切手カードを口座に入金する入
   金処理において、前記小切手カードに固有の特性データ
   を前記小切手カードに形成されたバーコード帯から磁気
   的に読取って真偽を判別すると共に、前記小切手カード
   に形成された記録部から顧客データを読取り、この読取
   った顧客データの振出口座の残高をオンライン照合し、
   前記記録部に決済済の記録を行ない、キャッシュカード
   に形成された記録部から口座番号を読取り、前記口座番
   号の口座に前記小切手カードの入金を行ない得るように
   したことを特徴とする小切手カード決済方法。
2. （２）前記小切手カードの決済時に前記小切手カードに
   決済済の印字を行なうようにした特許請求の範囲第１項
   に記載の小切手カード決済方法。