JPS61275453A - ミシン刺繍用枠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産東上五■里分互 本発明は１例えばキルテイングまたは原反を刺繍する場
合に使用するミシン刺繍用枠に関するものである。

従ｍ 従来、この種のミシン刺繍用枠としては、第７図に示す
ように長方形の波形の下枠１の上に布２を載せ、下枠１
の波形と一致する波形を持っ上枠３で圧着するようにし
ているが、刺繍をしている間に布が徐々に緩んでしまい
うという欠点があった。

特に、長方形の枠体において、長辺が４鵬程度の大きな
枠になると、四隅の押圧装置だけでは布を保持すること
ができなくなる。また長辺の途中に抑圧装置を取付ける
ことは、布があるので構造的に困難であり、仮えその困
難を解決して何個所かに押圧装置を取付られたとしても
、枠が重くなり、刺繍纏いのための枠の細かい動き（１
分間に５００〜７００回）は慣性が増すため、うまく行
がなくなり、それ故、枠はできるだけ軽く作らなければ
ならないので、大きな枠では布を確実に押えることがで
きないという欠点がある。

また、第８図に示したように上枠４及び下枠５にそれぞ
れ突出部４′、５′を設け、これらの突出部４′、５Ｉ
がそれぞれ下枠５及び上枠４に接触するようにして、こ
れらの上枠４及び下枠５の間で布６を押えて張るように
したミシン刺繍用枠も提案されているが、第７図の従来
例と同様に大形では確実に布を張ることはできないとい
う欠点があった。

Ｉが　　しようとする。

従って、従来の大形ミシン刺繍用枠は摩擦だけで充分に
布を保持することができず、布を確実に張れないという
欠点があった。

見更夏盈双 本発明は、上記従来例の問題点を解消するために、対向
する２辺に突部または固着部を有する４辺形の固定枠体
及び該固定枠体の対向する他の２辺の内側にそれぞれ所
定の長さだけ移動可能で、突部または固着部を持つ移動
枠体とを設けた下枠と、該下枠の上記固定枠体の対向す
る２辺の上記突部または固着部と係合される・固着部ま
たは突部を持つ上部枠体及び上記移動枠体の突部または
固着部と係合する固着部または突部を設け、上記上部枠
体に設けた摺動部にそれぞれ端部が装着された上部移動
枠体とを有する上枠と、該上枠を上下する駆動装置と、
上記固着部の回動部を駆動する手段と、上記移動枠体ま
たは上記上部移動枠体を移動する枠体駆動装置とを設け
たことを特徴とする。

讃り１ 本発明では、下枠に設けられた駆動装置で上梓を上げ、
下枠の上に布を置いた後、駆動装置により上梓を下げて
下枠の突部または固着部と上枠固着部または突部の間に
布を挟み、固着部の回動部を回動して布を保持し、そし
て、下枠の移動枠体及び上枠の上部移動枠体を枠体駆動
装置で移動させて布を張ることにより、確実に布を枠に
張ることができる。

ヌ」１例− 第１図は、本発明の１実施例のミシン刺繍用枠の下枠の
一部の構成図を示したもので、四隅が固定金具８で固定
された固定枠７は第２図に示すようにコ字型部７ａとこ
のコ字型部７ａの下部から突出した平板部７ｂから構成
されて台の上に置かれ、またこの固定枠７の対向する２
辺の平板部７ｂの上にそれぞれ突部９が第２図に示すよ
うに固定枠７と一体に設けられて台の上に置かれている
。また固定金具８に上枠を上下するエアーシリンダ１０
が設けられている。また、固定枠７の対向する他の２辺
と平行に移動枠体１１が設けられ、またこの移動枠体１
１は第２図に示した固定枠７と同様にコ字型部１１ａと
このコ字型部１１ａの下部に設けられた平板部１１ｂか
ら構成され、この平板部１１ｂの上に突部９と同じ断面
の突部１２が設けられ、またこの移動枠体１１の端部に
縦軸１３が設けられている。

第３図は１本発明の１実施例のミシン刺繍用枠の上枠の
構成図を示したもので、固定枠１１の対向する２辺の長
さとほぼ同じ長さを有する上部枠体１４は、第４図に示
すようビ下側が開いた枠体１４ａと、この枠体１４ａの
内側に一端が回動自在に装着された回動部１４ｂから構
成されている。またこの回動部１４ｂと枠体１４ａの間
に空気を入れることによって膨らむゴム管１５が挿入さ
れている。この＝ｆＡ管１５は一端にエアーパイプ２５
が接続され、他端はエアーが洩れないように止栓（図示
せず）が挿入されている。そして、エアーパイプ２５か
らゴム管１５にエアーを供給すれば、ゴム管１５は膨ら
み、回動部１４ｂを押して回動させる。さらに対向する
２辺の上部枠体１４のそれぞれ両端部に支持体１６が設
けられ、この支持体１６は第２図に示したようにそれぞ
れ固定枠７の固定金具８に設けられたエアーシリンダ１
０の軸１０′の端部が固着される。また、上部枠体１４
の両端部近傍の上にボールが挿入されたスライド１７が
設けられ、このスライド１７のボールの上に移動体１８
が摺動するように設けられている。

この移動体１８に上部枠体１４に直交した上部移動枠体
１９が接続され、この上部移動枠体１９は上部枠体１４
と同様に、第４図に示すように下側が開いた枠体１９ａ
と、この枠体１９ａの内側に一端が回動自在に装着され
た回動部１９ｂから構成されている。またこの回動部１
９ｂと枠体１９ａの間に空気を入れることによって膨ら
むゴム管２０が挿入されている。このゴム管２０の一端
には前述のゴム管１５と同様にエアーパイプ２５（図示
せず）が接続され、他端はエアーが洩れないように止栓
（図示せず）が挿入されていル、ソして、エアーパイプ
２５からエアーを供給すれば、ゴム管２０は膨らみ、回
動部１９ａを押して回動させる。また上部移動枠体１９
のそれぞれ両端にエアーシリンダ２１の軸が金具２６に
より固定され、エアーシリンダ２１のシリンダは金具２
７により上部枠体１４の側面に、上部枠体１４と平行に
取付けられている。ここで、エアーシリンダ２１の軸が
押圧されると、上部移動枠体１９はスライド１７を滑っ
て上部移動枠体１４の方向に所定寸法滑動する。また上
部移動枠体１９のそれぞれの両端部に設けられた支持部
２２の穴２３に下枠の移動枠体１１に設けられた縦軸１
３が挿入される。

次に、本実施例のミシン刺繍用枠の動作を第５図及び第
６図により説明する。まず、第５図に示したように下枠
に設けられたエアーシリンダ１０の軸１０′は上枠の支
持体１６に固着され、上部移動枠体１９の支持部２２の
穴２３に縦軸１３が挿入されている。

ここでエアーシリンダ１０の軸１０’を上げると、上部
枠体１４が上がり、それと共に上部移動枠体１９も上が
る。この時、ゴム管１５．２０は中のエアーが抜かれて
いる。この状態で第６図に示すように布２４を下枠の上
に置き、エアーシリンダ１ｏの軸１０′を下げると、上
部枠体１４の枠体１４ａと回動部１４ｂの間に下枠の平
板７ｂに設けた突部９が挿入され、また上部移動枠体１
９の枠体１９ａと回動部１９ｂの間に移動枠体１１の平
板１１ｂに設けた突部１２が挿入される。

ここで、エアーパイプ２５からゴム管１５．２ｏにエア
ーを供給すると、上部枠体１４の回動部１４ｂの端部１
４ｃと上部移動枠体１９の回動部１９ｂの端部１９ｃが
移動し、この端部１４ｃ、１９ｃが突部９，１２の基部
９ａ、１２ａと係合し、布をしっ力１り噛合する。そし
てエアシリンダ２１を駆動すると、上枠の上部移動枠体
１９と共に下枠の移動枠体１１が移動し、それによって
布２４を両側に引張るので、本実施例のミシン刺繍用枠
によって布２４を確実に保持することができる。

また刺繍が終ると、ゴム管１５．２０からエアーを抜く
ことによって上部枠体１４及び上部移動枠体１９の回動
部１４ｂ、１９ｂの端部１４ｃ、１９ｃが突部９．１２
との係合が外れ、その後でエアーシリンダ１０にエアー
を供給して軸１０’を上げると、上枠が上がるで、刺繍
された布送って、次に刺繍する部分の布を再び下枠の上
に持ってきて上記の動作を繰り返すことができる。

なお、上記実施例の説明では、上部枠体１４及び上部移
動枠体１９に回動部１４ｂ、１９ｂ及びゴム管１５．２
０を設け、下枠の固定枠７及び移動枠１１に突部９゜１
２を設けたが、上部枠体１４．１９に突部を設け、固定
枠７及び移動枠１１に回動部及びゴム管を設けてもよい
。また、突部９，１２の細かい凹凸を設けてもよい。さ
らに、ゴム管１５．２０の代りに回動部１４ｂ、　１９
ｂをエアーシリンダまたは電気的駆動装置で押すとか、
カムを介して動かすようにしてもよい。

また上枠側に移動枠体１１及び上部移動枠体１９を移動
させるエアーシリンダ２１を設けたが、このエアーシリ
ンダは下枠側に設けてもよい。

ｍ針魂逮。

以上の説明から明らかなように１本発明は、下枠に設け
た突部または固着部と上枠に設けた固着部または突部に
よって布を確実に保持できると共に、下枠の移動枠体と
上枠の上部移動枠体を枠体駆動装置で駆動することがで
きるので、布を確実に張ることができるという利点があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例のミシン刺繍用枠の下枠の一
部の構成図、第２図は第１図の下枠の断面図、第３図は
本発明の１実施例のミシン刺繍用枠の上枠の一部の構成
図、第４図は第３図の上枠の断面図、第５図は第１図の
下枠と第３図の上枠を組合わせた一部の構成図、第６図
は第５図の下枠と上枠を組合わせた断面図、第７図及び
第８図は従来の下枠と上枠の構成を示す断面図である。 ７・・・下部固定枠、８・・・固定金具、９・・・突部
、１０・・・エアーシリンダ、１１・・・下部移動枠体
、　１２・・・突部、１３・・・縦軸、１４・・・上部
枠体、１５・・・ゴム管、１６・・・支持体、１７・・
・スライド、１８・・・移動体、１９・・・上部移動枠
体、２０・・・ゴム管、２１・・・エアーシリンダ、２
２・・・支持部、２３・・・穴、２４・・・布。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 対向する２辺に突部または固着部を有する４辺形の固定
   枠体及び該固定枠体の対向する他の２辺の内側にそれぞ
   れ所定の長さだけ移動可能で、突部または固着部を持つ
   移動枠体とを設けた下枠と、該下枠の上記固定枠体の対
   向する２辺の上記突部または固着部と係合される固着部
   または突部を持つ上部枠体及び上記移動枠体の突部また
   は固着部と係合する固着部または突部を設け、上記上部
   枠体に設けた摺動部にそれぞれ端部が装着された上部移
   動枠体とを有する上枠と、該上枠を上下する駆動装置と
   、上記固着部の回動部を駆動する手段と、上記移動枠体
   または上記上部移動枠体を移動する枠体駆動装置とを設
   けたことを特徴とするミシン刺繍用枠。