JPS61274656A - 管状パスタ - Google Patents

管状パスタ

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JPS61274656A
JPS61274656A JP60116076A JP11607685A JPS61274656A JP S61274656 A JPS61274656 A JP S61274656A JP 60116076 A JP60116076 A JP 60116076A JP 11607685 A JP11607685 A JP 11607685A JP S61274656 A JPS61274656 A JP S61274656A
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Yoshitaka Hirano
義隆 平野
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House Food Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、種々の調理形態、特に炒飯に類似の形態で食
用に供せられる管状パスタに関するものである。
〔従来の技術〕
日本人の食生活の洋風化に伴い、多種多様の欧米食品が
食卓にのるようになってきている。これらのうちスパゲ
ティー、マカロニを代表例とするパスタについても、単
−太さ、長さのものだけではなく、種々の形態のものが
食用に供せられている。例えば、カッペリーニ、バーミ
セリ、スパゲッティm;、スパゲティー等のロングパス
タといわれている細長い棒状のパスタ(これらの平均的
長さは260市前後であり、520IIII11という
超ロングのものもある)、カットマカロニ、ファルフア
レ、ピペッテ、フジリ、コンキリエ等のショートパスタ
といわれる筒状、ねじれ形状、貝殻状等の短いパスタ、
カンネツロ一二、ラザーニャ等の筒の内に挽き肉やチー
ズなどを詰めた特殊パスタ等種々のパスタがある。そし
て、これらのパスタは、主にイタリア料理、フランス料
理において多用されており、ハム、牛乳、バター、チー
ズ、トマト、オリーブなどを用いて、多種多様に料理さ
れており、日本においてもこれらイタリア料理法、フラ
ンス料理法にそった形で調理されているのが現状である
一方、上記のパスタは、いわゆるスパゲティーやカット
マカロニにみられるように、シコシコとした弾力のある
歯ざわりを付与するために、原料にデユーラム小麦から
採取したセモリナを多用している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、従来のパスタとは歯ざわり感が異なり、従来
の調理形態とは異なった形態、例えば炒飯風に調理でき
る従来にないパスタを提供することを目的とする。さら
に、本発明は、簡易かつ短時間で調理でき、米飯と類似
の取扱いで喫食し得るパスタを提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、原料として普通の小麦粉を50重量%以上用
い、特定の寸法を有する管状の小型形状のショートパス
タの形態とし、かつ嵩密度を特定の範囲内とすると、従
来のマカロニとは異なり米飯に近い歯ざわりを有し、従
来にない新しい調理用途への使用が期待され、かつ簡易
に短時間で調理可能であるとの知見に基づいてなされた
ものである。
すなわち、本発明は、普通小麦粉を50重量%以上含有
して形成され、長さが2〜10止、外径が2〜4ml1
1及び肉厚が0−5〜1.9111111 テあり、カ
ッ嵩密度が0.5〜0.8 g / c/の範囲にある
管状パスタを提供する。
本発明の管状パスタの成分として用いる普通小麦粉とし
ては、強力粉、準強力粉、中力粉、薄力粉の1種又は2
種以上の混合物が例示されるが、このうち食感上、強力
粉、準強力粉、中力粉の1種又はこれらの混合物が好ま
しい。本発明では、上記普通小麦を50重量%(以下、
%と略称する)以上、好ましくは70%以上用いる必要
があり、このようにすると、復元性が良好で、調味料や
油脂がパスタによく吸着され、そのために風味も優れ、
又適度な付着性を、有するので盛りつけやすく、さらに
米飯風に喫食できるので好ましい。すなわち、通常パス
タの主原料として用いられるセモリナを50%以上とす
ると、ゆでた時の復元性が不良で、又、油で炒めた時の
油の吸着性あるいは調味料の付着性等が低下し、所望の
風味が得られず、食感についても弾力がありすぎて米飯
様料理の素材としては適さないものとなる。これに加え
て、ゆでた後、団塊状になりがたく、盛りっけやスプー
ンによる喫食がしに(い。尚、原料として普通小麦粉を
50%以上用いる限り、補助原料として、前記のセモリ
ナや米粉、トウモロコシ粉等の小麦粉以外の穀類、各種
澱粉等を併用することができる。又、食塩、グルタミン
酸ソーダ等の各種調味料等を添加することもできる。
本発明の管状パスタは、上記の原料を用い、例えば原料
100重量部当り、25〜50重量邪の水を添加した後
、ミキサーで混練し、エクストルーダーを用いて、グイ
から50〜200kg/cd。
好ましくは90〜150kg/cutの圧力で押し出し
、フェイスカッターで切断した後、これをゆで、蒸煮処
理によりα化するか、又はしないで乾燥して製造される
。尚、α化処理した場合は、復元性が一層良好となる。
本発明の管状パスタを製造するに際して、上記原料に加
える水の量が25重量部未満だと得られたパスタが粉っ
ぽくなり、ゆでても芯が残るような感じになり、又50
重量部を越えると水分の乾燥が非効率となり、カット後
にパスタ同志が付着しやすくなる等の障害が生ずるので
、水分添加量を上記の水分範囲とすることが好ましい。
そして、この範囲の水分を添加することによって、エク
ストル−ターから押し出され、カットされたパスタを好
ましくは、予備乾燥の後、例えば30〜50℃で1〜5
分、主としてパスタ表面を乾燥してパスタ同志の付着を
防止する予備乾燥の後、30〜85℃、40〜95%R
Hの雲囲気下で2〜20時間本乾燥し、パスタ中の水分
含量を7〜14%とする。つまり、最終製品であるパス
タ中の水分が7%未満だと復元性が不良となり、14%
を越えると保存性が低下するので、この範囲の水分含量
とすることが望ましいからである。
本発明のパスタは上記の方法により製造可能であるが、
特に製造後の寸法を次の範囲とすることが重要である。
つまり、パスタを管状とし、その1個についての長さく
パスタを直線状とみた場合)を、2〜l(1m、好まし
くは3〜6111111.外径を2〜4mm、好ましく
は2,3〜3 mm及び筒状パスタの肉厚を0.5〜1
.0 mm、好ましくは0.6〜0.8とすることが必
要である。これは、長さが2fflI11未満と短いと
、外観及び食感が不良となり、水洗後の水切りが悪くな
り、又長さがlQ+nmを越えると、復元性、油の吸着
性、味つけ性が不良となり、炒飯風に調理する場合、炒
飯風とならず食べにくいといった問題がある。一方、外
径が2111111未満であったり、肉厚がO05mm
未満であると歯ごたえが悪くなり、調理時にべたつくと
ともに、フライパン等に付着しやすくなる。又、外径が
4 m+nを越えたり、肉厚が1. Q mmを越える
と、ゆでるのに時間がかかり、味つけ性が不良で、小麦
粉臭が拭えず米飯様にはならなくなる。
本発明では、パスタが中空状であることが必須であり、
又、上記寸法、形態をとるとともに、嵩密度を0.5〜
0.8 g /ctd、好ましくは0.55〜0.75
g/cdの範囲とすることが必要である。嵩密度が0.
5 g / ci未満だと、ゆでた後の保型性が悪く、
外観、風味、食感が米飯様にならなく、ゆでた後団塊状
になりがたく盛りっけや喫食がしにくいといった欠点が
ある。一方、該嵩密度が0.8g/crlを越えると湯
もどり性が悪く調理時にパスタ同志又はフライパン等に
付着しやすく、食感の低下といった問題が生じる。上記
範囲の嵩密度を有するパスタは、製造条件、例えば加水
性、エクストルーダーでの圧力、乾燥条件や使用原料又
はグイ形状の選択や組合せ等を適宜選ぶことによって容
易に得ることができる。
本発明は、上記内容を基本とするものであって、管状パ
スタの形態が直円筒状のものに限定されるのではなくて
、管状で多少湾曲したものや変形したものも含まれる。
本発明のパスタは、種々の方法で調理されるが、炒飯の
場合、下記の方法が例示される。先づパスタをゆでると
約3分で復元性良好なものが得られる。次いで水を切り
各種の具とともに油で炒める。
次いで味をつけ、皿に盛りつける。そして、その際、普
通の小麦粉を50%以上含むためパスタ同志が適度な付
着性を有するため盛りつけた時の外観が良好となるとと
もにスプーン等で米飯風に喫食し得る。
〔発明の効果〕
本発明の管状パスタは、使用原料を特定し、一定寸法内
の形態とされ、かつ特定範囲の嵩密度を有するように形
成されているので、スパゲティー等の従来のパスタとは
異なった食感を有するとともに、米飯風素材として種々
の料理に幅広く使用される。例えば、ニンジン、玉ねぎ
、肉、玉子などの具とともに炒飯風にすることもできる
し、ドライカレー風、チキンライス風等種々の態様で使
用できる。
さらに、米を用いて炒飯をつくる場合には、先ず米から
米飯を得るのに水浸?f!t(30分)→炊飯(16〜
25分)→むらして(10分)、計約1時間を要すると
ともに、米粒をかためにする必要があり、冷飯を用いる
場合には、使用前に飯をほぐす必要があるが、本発明の
パスタを用いれば、約3分程でゆでることができ、はぐ
し等の操作も不必要で簡易かつ短時間で調理できるとい
う利点がある。又、風味も米風であり、油や調味具のな
じみが良好で風味豊かな食事を楽しむことができる。さ
らに、本発明のパスタは、適度な付着性を有するため、
型をつかった盛りつけも可能であり、スプーンにて米飯
風に喫食できる。
次に実施例により本発明を説明するが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
〔実施例〕
実施例1 普通小麦粉として強力粉を用い、これ10kgに水3 
kgを添加し、ミキサーで十分混練(10分)した後、
エクストル−ターを用い、120kg/c[Itの圧力
でグイから押し出し、フェイスカックーで切断した。次
にこれを、50℃で2分子備乾燥した後、40℃75R
H%の雰囲気下で16時間本乾燥し、長さ5mm、外径
2.5叩、肉厚0.6 mmで嵩密度が0.64g/a
n!の管状パスタをを得た。このパスタlQQgを約5
03mlの湯で3分間ゆでた後、ザルにのせて水切りを
した。これとは別にフライパンにサラダ油15gを熱し
、ときほぐした卵を入れていり卵をつくり、ニンジン、
ハム等を加えた後、前記ゆでたパスタを加え、塩とコシ
ヨウで味つけした。最後に圧油を加えて良くかきまぜた
後、火を止め皿にもりつけた(サンプルA)。
比較例1 パスタの原料としてセモリナを用い、嵩密度を0.53
g/co!とし、4分間ゆでた外は、実施例1と同じ方
法で調理し皿にちりつけた(サンプルB)。
比較例2 管状パスタとして、長さ25mm、外径3.8 mm 
肉厚0.8 mmのカットマカロニ(小麦粉100%、
嵩密度0−38 g / c++f管状、製法は実施例
1と同じ)を用い、湯で7分間ゆでたほかは実施例1と
同様にして調理し皿にもりつけた(サンプルC)。
比較例3 パスタとして、長さ5 mm、外径3 mm、嵩密度0
.82g/cutの円柱状のもの(中詰りタイプ、小麦
粉100%)を用い、これを湯で10分間ゆでた外は、
実施例1と同様にして調理し、皿に盛りつけた(サンプ
ルD)。
サンプルA−Dについて、パネラ−10名により官能評
価したところ、次の評価を得た。
サンプルA(本発明品) 0 パスタ同志又は具とパスタとの接着が適度であり、
団塊状になりやす(、スプーンで食べやすい。
○ 御飯に似た歯ごたえがあり、味のしみ込みもよく今
までない独特な食感を有している。
サンプルB(比較例) ○ パスタ同志又は具とパスタとがばらばらになりやす
く、具が均一に分散していなく、スプーンで食べにくい
○ 表面がつるつるして歯ざわりがよくなく、味のしみ
込みもよくない。
○ 弾力性が強すぎ御飯らしくない。
サンプルC(比較例) ○ 味のしみ込みが悪く、歯ざわりがよくない。
O団塊状になり難く、食べにくい。
O具が均一に分散していない。
サンプルD(比較例) ○ 味のりが悪く、小麦粉臭が抜けていない。
O湯もどりが悪い。
○ 食感的に弾力がありすぎて好ましくない。
実施例2 原料として強力粉70%とセモリナ30%とを用い、実
施例1の方法と同様にして、長さ3fflI111外径
2.4 mm 、肉厚0.8 mm 、嵩密度0.75
g/cfflの管状パスタを得た。
次にフライパンにバターを溶かした後、玉ねぎ、むきえ
び、鳥肉、生しいたけを加えて強火でいため、これに前
記のパスタを加え、さらにカレー粉及び塩を加えて良く
かきまぜながら炒めた。
このものについて官能評価したところ、実施例1と同様
のすぐれた食感が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 普通小麦粉を50重量%以上含有して形成され、長さが
    2〜10mm、外径が2〜4mm及び肉厚が0.5〜1
    .0mmであり、かつ嵩密度が0.5〜0.8g/cm
    ^3の範囲にある管状パスタ。
JP60116076A 1985-05-29 1985-05-29 管状パスタの製造方法 Expired - Lifetime JPH0679546B2 (ja)

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