JPS61271471A - 酸化亜鉛避雷器の自動試験装置 - Google Patents

酸化亜鉛避雷器の自動試験装置

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JPS61271471A
JPS61271471A JP60114997A JP11499785A JPS61271471A JP S61271471 A JPS61271471 A JP S61271471A JP 60114997 A JP60114997 A JP 60114997A JP 11499785 A JP11499785 A JP 11499785A JP S61271471 A JPS61271471 A JP S61271471A
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続 馨
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幹雄 石川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は酸化亜鉛避雷器の一連の検査項目を、連続し
て試験するための酸化亜鉛避雷器の自動試験装置に係わ
り、さらに詳しくは、各構成要素の配置構造に関する。
(従来の技術) 従来、避雷器の特性要素として酸化亜鉛(ZnO)を用
いた酸化亜鉛避雷器が使用されている。
そして、この避雷器の製品検査のための試験として、絶
縁抵抗試験、放電耐量試験、バリスタ電圧試験などが行
われている。各試験内容の概略を以下に説明する。
(1) 絶縁抵抗試験: 酸化亜鉛避雷器に1000■
の電圧を印加して、絶縁抵抗計により絶縁抵抗値を測定
する。このとき、測定値が2000MΩ以上ならば合格
、2000MΩ以下なら4t’不合格と判定する。
(2) 放電耐量試験: 酸化亜鉛避雷器に所定の雷イ
ンパルス大電流、例えば、電流値6KA、波形4X10
μs(波頭4μs、波尾10μs)を通電する。このと
き、波形に乱れがなければ合格、乱れがあれば不合格と
判定する。
(3) バリスタ電圧試験(動作開始電圧試験)二 酸
化亜鉛避雷器に商用周波数電圧を印加し・避雷器に流れ
る抵抗分電流波高値が1mAになるときの電圧を測定す
る。このとき、測定値が6.7KV〜8. OK Vの
範囲ならば合格、前記範囲外ならば不合格と判定する。
ただし、上記の範囲内にあっても、電圧指示が不安定な
ものは不合格と判定する。
このように、酸化亜鉛避雷器の完成後、上述した試験を
それぞれ別々に実施し、試験結果に基づいて避雷器の製
品としての合否を人為的に判定していた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前述した従来の試験方法では、一連の試験操
作のたびに避雷器をセットする準備で手間取るばかりで
なく、前記各試験では高電圧及び大電流の使用による感
電事故等を防止するために、各試験ごとに別々のスペー
スを設けなければならなかった。特に、放電耐量試験で
は、雷インパルスの通電の際に、その余波が空気中を伝
播する虞もあるので、安全確保のために試験装置と試験
作業者との間に所定の間隔を取らなければならなかった
。そのため、余分なスペースを必要とするばかりでなく
、試験作業者は避雷器をセフ)するたびに安全な位置に
退避しなければならず面倒であった。又、各試験装置の
間で、避雷器を移動するにも労力と時間を要していた。
この発明の目的は、避雷器に関する一連の試験操作を所
定のスペースで安全に、かつ、能率的に行うことのでき
る、酸化亜鉛避雷器の自動試験装置における各構成要素
の配置構造を提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は駆動機構りにより周回運動を行うようにした
順回搬送機構Cと、 前記順回搬送機構Cに装着され、避雷器Jの上下両端電
極15A、15Bをそれぞれ着脱可能に把持する複数組
の把持機構Hと、 前記把持機構Hの周回運動軌跡と対応する位置において
支持手段により支持され、かつ避雷器Jの上下両端電極
15A、15Bと一時的に通電接触する複数組の上部及
び下部の固定電極28A。
28Bと、 前記各組の固定電極28A、28Bのうち三組の固定電
極28A、28Bに対し、周回運動方向に順次接続した
第1絶縁抵抗試験装置R1、放電耐量試験装置TI及び
第2絶縁抵抗試験装置R2と、 更に、別組の固定電極28A、28Bに接続したバリス
タ電圧試験装置BVと、 避雷器Jを把持機構Hに装着するための搬入部C1と、 前記把持機構Hに装着された避雷器Jを除去するための
搬出部C2,C3と、 前記駆動機構D、各試験装置R1,T1、R2゜BVの
作動及び試験結果の判定をそれぞれ集中して自動制御す
るための中央処理装置32と、前記中央処理装置32に
付属して、予め試験方法、基準値等のプログラムあるい
はデータを記憶するための読み出し専用メモリー38と
、同中央処理装置32に付属して、試験雌吉果を記憶す
る読み出し書き込み両用メモリー39と、により構成し
た酸化亜鉛避雷器の自動試験装置において、 遮蔽壁W内に前記順回搬送機構C1把持機構H1上部及
び下部の固定電極28A、28B、第1絶縁抵抗試験装
置R1、放電耐量試験装置T1、第2絶縁抵抗試験装置
R2、及びバリスタ電圧試験装置BVを収容するととも
に、前記搬入部C1、搬出部C2,C3を遮蔽壁Wの開
放部Waに配置し、前記放電耐量試験装置TIを順回搬
送機構Cに対して搬入部C1、搬出部C2,C3との反
対側に配置し、更に、前記中央処理装置32、読み出し
専用メモリー38、及び読み出し書き込み両用メモリー
39を遮蔽壁Wの外側に配置するという構成を採用して
いる。
(作用) この発明は前記構成を採用したことにより、次のように
作用する。
まず、避雷器の上下両端電極をそれぞれ把持機構に把持
し、駆動機構により順回搬送機構を動作させると、把持
機構は避雷器を把持した状態で所定の周回運動を行う。
このとき、前記把持機構に把持された避雷器の上下両端
電極は、周回運動軌跡と対応する所定の位置に複数組設
置された上下一対の固定電極と一時的に、かつ、電気的
に接触される。
ところで、この電気的接触状態の際には、各固定電極に
接続された各試験装置が作動され、それぞれの避雷器ご
とに第1絶縁抵抗試験、放電耐量試験、第2絶縁抵抗試
験の順に試験が行われるとともに、適宜な箇所でバリス
タ電圧試験が行われる。作業者は遮蔽壁によって、各試
験装置による感電事故が防止されるとともに、特に危険
を伴う放電耐量試験の試験装置は、順回搬送機構をはさ
んで試験作業者から最も離間した反対側に配置されてい
るので、放電耐量試験時における作業者の安全が確保さ
れる。又、各試験結果は、中央処理装置により、予め記
憶された基準値と対比され、避雷器の良否が判定される
。更に、試験の終了した避雷器は搬出部より除去される
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を第1〜14図に
従って説明する。
第1〜3図の符号1は試験装置機構部を示し、この機構
部1は概略的に見て次のように構成されている。すなわ
ち、同試験装置機構部1は基台2と、同基台2の上部に
装着された駆動機構りと、同駆動機構り上部に装着され
た順回搬送機構Cと、前記順回搬送機構Cに装着された
複数組の把持機構Hと、同順回搬送機構Cの外側方にお
いて、前記基台2の上面に立設され、かつ、支持手段と
して上下一対の電極支持アーム3A、3Bを水平に片持
ち保持した3組のフレーム4A〜4Cと、前記フレーム
4Aに装着された第1プレ充電装置F1の電圧印加部「
1と、第2プレ充電装置F2の電圧印加部f2と、第1
絶縁抵抗試験装置R1の抵抗検出部r1、又、フレーム
4Bに装着された放電耐量試験装置TIの通電部ti、
及び、フレーム4Cに装着された第2絶縁抵抗試験装置
R2の抵抗検出部r2と、バリスタ電圧試験装置Bvの
電圧印加部bv、更に製品の搬入部C1、不良品搬出部
C2、及び良品搬出部C3とにより構成されている。
次いで、所定の一試験スペースを区画形成する遮蔽壁W
内における、前記試験装置機構部1を中心とした自動試
験装置の各構成要素の配置構造について、第1図に従っ
て説明する。
試験装置機構部1を構成する前記搬入部C1、不良品及
び良品の搬出部C2゜C3は、遮蔽壁Wの開放部Waか
ら同壁W外側へ露出され、搬入部C1担当の試験作業者
M1と、搬出部C2,C3担当の試験作業者M2が試験
作業にあたる。放電耐量試験装置TIの通電部t1は、
前記試験装置機構部1に対して搬入部C1及び搬出部C
2,C3の反対側に設けられ、第1及び第2のプレ充電
装置の電圧印加部fl、[2と第1絶縁抵抗試験装置R
1の抵抗検出部r1は、試験装置機構部1に対して通電
部tiの右側部に、更に第2絶縁抵抗試験装置R2の抵
抗検出部r2とバリスタ電圧試験装置BVの電圧印加部
byは、試験装置機構部1に対して通電部tiの左側部
にそれぞれ設けられている。
前記放電耐量試験装置通電部tiに接続された放電耐量
試験装置TIは試験装置機構部1の後方に設置されてい
る。FAは前記放電耐量試験装置TIの近傍に位置して
、同装置TIの放熱を補助するためのファンである。
前記遮蔽壁Wの左側壁と試験装置機構部1との間には、
電圧印加部f1、電圧印加部f2、抵抗検出部r1にそ
れぞれ接続される第1プレ充電装置F1、第2プレ充電
装置F2、及び第1絶縁抵抗試験装置R1が設置されて
いる。
更に、遮蔽壁Wの右側壁と試験装置機構部1との間には
、前記抵抗検出部r2、電圧印加部byにそれぞれ接続
される第2絶縁抵抗試験装置R2、バリスタ電圧試験装
置BVが設置されている。
ACは前記試験作業者Ml、M2と同側に設置され、こ
の試験装置の動作を集中して自動制御するための自動制
御部である。又、遮蔽壁Wには、同壁W内の保守点検用
のドアwbが設けられている。
なお、前述した装置Fl、F2.R1,TI。
R2,BV、及び、自動制御部ACはそれぞれシールド
ケースSCに収容されている。
次に、前述した各装置について、順次詳述する。
まず、最初に順回搬送機構C及び駆動機構りを第2,3
図について述べると、5は前記基台2に立設固定された
支持フレームであって、その上部にはブレーキ機構を内
蔵する駆動モーター6を備えた駆動機構りが装着され、
同駆動機構りには、前記モーター6を、所定時間(例え
ば、7.5秒)の停止と、所定時間(例えば、2.5秒
)の駆動とを交互に間欠的に制御するための割出中確認
マイクロスイッチ7が接続されている。
更に、前記駆動機構りの上部には、同機構りによって回
転される順回搬送機構Cが設置されている。
同機構Cについて述べると、8は円形状の回転基板、9
は第4.5図に示すように、前記基板8の外縁部に対し
等間隔にボルトで締着された複数(この実施例では16
組)の支持部材、10は各支持部材9の上部に載置固定
された円形状の蓋板であって、これらの部材により順回
搬送機構Cが構成され、第2図において蓋板10の中心
Oを中心としてP矢印方向へ回転可能である。
次に、前記順回搬送機構Cの各支持部材9にそれぞれ装
着された把持機構Hについて、第4.5図を中心に説明
する。
11A、11Bは前記各支持部材9の上下両端部にそれ
ぞれボルトにより締付固定された絶縁材よりなる上部及
び下部の支持アームであって、支持部材9とで側面がほ
ぼコ形状の支持枠12A〜12Pを構成し、各支持枠1
.2A〜12Pは全体として第2図に示すように平面放
射状に配設されている。
この実施例では、第2図に示す前記各支持枠12A〜1
2Pの停止位置を、それぞれ第1ステーシヨンSTI〜
第16ステーシヨン5T16としている。
13Aは前記各上部支持アーム11Aの先端に形成した
孔11aに上下方向に挿通された円柱状の上部把持電極
であって、その上端は上部支持アーム11Aの先端に固
定したドーナッツ形状のリング部材14Aに嵌合され、
ねじで止着されている。前記上部把持電極j3Aの下面
には、避雷器Jの上端電極15Aを嵌入するための係止
孔I3aが形成されている。16は上部把持電極13A
の下端背面(第5図右側)に止着されたほぼ半円筒状の
係止板であって、避雷器Jの装着時にその上端部を当接
して上端電極15Aを係止孔13aに嵌合し易くしてい
る。
13Bは同じく下部支持アーム11Bの先端部に形成し
た孔11bに上下方向の摺動可能に挿通された棒状の下
部把持電極であって、その上端には短円柱状の受部材1
7が取着され、同受部材17上面には、避雷器Jの下端
電極15Bを係止する係止孔17aが成形されている。
18は前記下部把持電極13Bの上半部に巻着され、受
部材17の下面と下部支持アーム11Bの上面との間に
介装されたスプリングであって、下部把持電極13Bを
上方に付勢している。14B、14Cはそれぞれ下部把
持電極13Bの下端部に嵌合され、ねじで締付されたリ
ング部材であって、それぞれ所定の間隙Gをもって離隔
され、上部のリング部材14Bは、常には前記下部支持
アーム11Bの下面に当接され、下部把持電極13Bの
上限位置を規制している。以上が把持機構Hの構成説明
である。
19は第5図に示すように、下部把持電極13Bの近傍
で下部支持アーム11Bの先端上面に、ボルト20によ
り締着された丁字形状の導電性金属よりなる避雷器Jの
搬出用案内ビンであって、下部把持電極13Bが下動し
たとき、避雷器Jの下部を前方へ押圧して避雷器Jが前
方へ転倒されるようにしている。21は前記案内ビン1
9と下部把持電極13Bを電気的に接続するリード線で
ある。
23A〜23Dは第2.3図に示すように16個のステ
ーションSTI〜16のうち、第1,2゜15.16の
4つのステーションと対応するように、L字形状の保持
アーム24A〜24Dを介してそれぞれ上向きに固定さ
れた第1〜4エアシリンダであって、それらのピストン
ロッド23aの上端部には、第6図に示すように、ドー
ナッツ形状の係合板22が固着されている。そして、前
記把持機構Hの下部把持電極13Bに止着したリング部
材14B、14Cが各ステーションST1゜ST2,5
T15,5T16に移動停止されると、その間隙Gに前
記係合板22が緩く進入されるようになっている。
前記エアシリンダ23A〜23Dには、それぞれ係合板
22の昇降動作を制御するための電磁弁(図示略)が接
続されており、更に、前記係合板22の上下二位置に対
応して、前記係合板22の昇降動作の上端位置及び下端
位置を確認するための、確認リミットスイッチ(図示略
)が接続されている。
前記第1,2エアシリンダ23A、23Bの電磁弁には
、それぞれフットスイッチFS1、FS2が接続され、
これらにより一対の搬入部C1゜C1を構成している。
又、前記第3.4エアシリンダ23C,23D、IQ出
用の案内ビン19及び第3図に示す支持脚25により支
持された不良品用及び良品用の搬出シュート26A、2
6Bとにより、それぞれ不良品及び良品の搬出部C2,
C3を構成している。前記第3.4エアシリンダ23C
,,23Dの電磁弁は後述する動作制御部27からの信
号により制御されるようになっている。
次に、第1プレ充電装置F1の電圧印加部f1の構成を
第7.8図について説明すると、28A。
28Bはそれぞれ上部電極支持アーム3A及び下部電極
支持アーム3Bの先端部に対し、互いに対向するように
ボルトにより締着された弾性導板よりなる断面口形状の
上部及び下部の固定電極であって、上部固定電極28A
の下面りこしま上部固定電極13Aの上端面が、下部固
定電極28Bの上面には下部把持電極13Bの下端面が
それぞれ摺接される。29.29はそれぞれ前記上下両
固定電極28A、28Bに接続されたリード線であって
、それらの他端は第1プレ充電装置F1に接続されてい
る。
なお、第2プレ充電装置F2の電圧印加部f2、第1絶
縁抵抗試験装置R1の抵抗検出部r1、第2絶縁抵抗試
験装置R2の抵抗検出部r2、及びバリスタ電圧試験装
置BVの電圧印加部bvは、それぞれ前記第1プレ充電
装置F1の電圧印加部f1と同様の構成を採用している
ので、それらの構成の説明は省略する。
LSIはフレーム4Aの側部に取着された避雷器Jの有
無確認用の第1リミツトスイツチであって、その回動支
軸30には、細い接触子31が水平に片持支持され、そ
の先端は把持機構Hに把持された避雷器Jと接触可能で
ある。そして、避雷器Jとの接触時には、回動支軸30
を中心に水平回動され、避雷器Jの存在を確認するよう
になっている。
なお、前記第1リミツトスイツチLSIと同じ目的で、
同様に構成された第2リミツトスイツチLS2は、第2
図に示すように放電耐量試験用の通電部tfOフレーム
4Bに、第3リミツトスイツチLS3はバリスタ電圧試
験用の電圧印加部bVのフレーム4Cにそれぞれ設けら
れている。これらのリミットスイッチLS1〜LS3は
後述する中央処理装置CPU32に接続されている(第
14図参照)。
次に、放電耐量試験装置TIの通電部tiの構成を第9
.10図について説明すると、33,33は上部及び下
部の電極支持アーム3A、3Bの先端部に取着された上
部及び下部の電極取付部材であって、取付板33aと、
同板33aに設けられた穴に垂直に嵌合された筒体33
bとで構成されている。34.34は基端を上下両固定
電極28A、28Bに溶着し、前記筒体33b、33b
に摺動可能に挿通された上部及び下部の取付棒である。
上下両固定電極28A、28Bはボルト35により上下
両電極取付部材33.33に取着されている。36は前
記ポルト35に巻装され、上部固定電極28Aと上部の
電極取付部材33との対向面、及び、下部固定電極28
Bと下部の電極取付部材33との対向面に介装されたス
プリングであって、上下両固定電極28A、28Bを互
いに近接する方向へ付勢している。37.37は上部固
定電極28A、及び、下部固定電極28Bの側面に締着
された端子板であって、同板にはリード線29.29が
接続され、放電耐量試験装置TIに接続されている。
次に、前記試験装置機構部1及び各装置Fl。
F2.R1,T1、R2,BVの自動制御部ACを第1
4図に従って説明する。
32は中央処理装置CPUであって、これには読み出し
専用メモリーROM38及び読み出し書き込み両用メモ
リーRAM39が接続され、更にディスブLノイ40及
びプリンター41が接続されている。又、前記CPU3
2には、各装置Fl。
F2.R1,T1.R2,BVがそれぞれ接続されてい
る。前記ROM3BにはCPU32を制御するプログラ
ムが書込まれており、又、RAM39は各試験装置R1
,T1.R2,BVで行った試験結果を取り込んだり、
必要に応じて同結果をCPU32へ出力するようになっ
ている。
27は前記CPU32に接続された動作制御部であって
、この動作制御部27には割出中確認マイクロスイッチ
7を付属した駆動機構D、不良品の搬出部C2、及び、
良品の搬出部C3がそれぞれ接続され、各機構の動作を
自動制御するようにしている。
次に、前記のように構成した酸化亜鉛避雷器の自動試験
装置の作用について説明する。
まず、自動試験装置の電源をONにし、駆動機構りを動
作させた状態において、割出中確認マイクロスイッチ7
が割出を開始しON状態となると、駆動機構りの駆動モ
ーター6が起動されて、回転基板8の回転により順回搬
送機構Cが周回運動を開始する。駆動モーター6が始動
して所定時間(2,5秒)後、割出中確認マイクロスイ
ッチ7が割出を終了しOFF状態になると同時に、駆動
モーター6がその内蔵するブレーキ機構により停止され
、順回搬送機構Cの周回運動は所定時間(7,5秒)停
止状態となる。このように、順回搬送機構Cは、前記駆
動モーター6の間欠動作(2,5秒間の作動、7.5秒
間の停止)により、間欠的な周回運動を行う。
次に、避雷器Jの各種試験を行うには、順回搬送機構C
が停止され、第1図に示す支持枠12Aが第1ステーシ
ヨンST1に停止した状態において、フットスイッチF
SIを操作する。すると、図示しない電磁弁が作動して
、第1エアシリンダ23Aのピストンロッド23aが下
降され、把持機構Hを構成する下部把持電極13B下端
のリング部材14B、140間の間隙Gに進入している
係合板22により、前記リング部材14Cが下動されて
前記下部把持電極13Bがスプリング18のばね力に抗
して下方へ移動される。
前記ピストンロッド23aの下降動作は、その最下位置
で図示しない下端確認リミットスイッチの作動により自
動的に停止される。
ここで、被試験物である避雷器Jの下端電極15Bを係
止孔1−7aに嵌合して垂直に支持するとともに、フッ
トスイッチFSIの操作を解除すると、図示しない電磁
弁が作動して、第1エアシリンダ23Aのピストンロッ
ド23aが上昇され、スプリング18の付勢力とともに
前記下部把持電極13Bは上昇する。このとき、前記避
雷器Jの上端電極15Aを上部把持電極13Aの係止孔
13aに嵌入し、避雷器Jを把持機構Hに装着する。
なお、係合板22は最上位置で図示しない上端確認リミ
ットスイッチを作動するため、シリンダ23Aが停止さ
れる。
支持枠12Aは、所定時間(7,5秒)が経過すると停
止状態を終了し、所定時間(2,5秒)で第1図に示し
た中心Oを中心に右回り(矢印P方向)へ所定角度(2
2,5度)の角度で間欠回動く以後同様)し、次に、第
2エアシリンダ23Bと対応する第2ステーシヨンST
2まで移動して停止する。
第2ステーシヨンST2においても、支持枠12Aに対
しフットスイッチFS2により、第1ステーシヨンST
Iで述べた操作と同様の操作で避雷器Jを把持させるこ
ともでき、例えば、同ステーションSTIで、避雷器J
の把持を忘れたときなどに使用される。
支持枠12Aは7゜5秒が経過すると2.5秒で第3ス
テーシヨンST3へ移動し、さらに第3ステーシヨンS
T3で、7.5秒間停止した後、2.5秒間で第4ステ
ーシヨンST4へ移動する。
移動途中、支持枠12Aに把持された避雷器Jは、第4
ステーシヨンST4の直前で第1リミツトスイツチLS
Iの接触子31と接触し、同リミットスイッチLSIが
作動される。すると、同リミットスイッチLSIからC
PU32へ製品確認信号が伝送され、CPU32はRO
M38に予め入力された第1プレ充電試験動作プログラ
ム、第2プレ充電試験動作プログラム及び第1絶縁抵抗
試験動作プログラムを順次読み出しする。
支持枠12Aが第4ステーシヨンST4に停止すると、
第7.8図に示すように、上部固定電極28Aの下面に
上部把持電極13Aの上端部が、下部固定電極28Bの
上面に下部把持電極13Bの下端部がそれぞれ当接する
。このとき、駆動機構りの割出中確認マイクロスイッチ
7より駆動停止信号が動作制御部27を通じてCPU3
2へ伝送されると、CPU32は第1プレ充電装置F1
に対し、第1プレ充電装置動作プログラムに基づいて動
作信号を伝送し、第1プレ充電装置Flを作動させる。
そして、把持機構Hに把持された避雷器Jには、第1プ
レ充電装置の電圧印加部f1の上下両固定電極28A、
28Bを通じて電圧が印加され、第1絶縁抵抗試験を行
うための予備充電が行われる。
支持枠12Aは7.5秒間停止した後、2.5秒間で第
5ステーシヨンST5へ移動停止すると、前記第4ステ
ーシヨンST4と同様に、割出中r4認マイクロスイッ
チ7からCPU32へ駆動停止信号が伝送される。この
とき、CPU32は既にROM38より読み出された第
2プレ充電装置動作プログラムに基づいて、第2プレ充
電装置F2へ動作信号を伝送し、避雷器Jに電圧が印加
され、再び予備充電が行われる。
支持枠12Aは、第5ステーシヨンST5に7゜5秒間
停止した後、2.5秒間で第6ステーシヨンST6へ移
動する。
支持枠12Aが第6ステーシヨンST6に停止すると、
割出中確認マイクロスイッチ7からCPU32へ駆動停
止信号が伝送される。このとき、CPU32は既にRO
M38より読み出された第1絶縁抵抗試験動作プログラ
ムに基づいて・第1絶縁抵抗試験装置R1へ動作信号を
伝送し、第1絶縁抵抗試験装置R1を作動させ、上下両
固定電極28A、28Bを通じて避雷器Jにtooov
の電圧が印加され、避雷器Jの絶縁抵抗値が測定される
。このときの測定値信号はCPU32へ伝送される。
CPU32は、前記測定値信号が2000MΩ以上なら
ば合格と判定し、良品判定信号をRAM39に記憶させ
る。又、2000MΩ以下ならば不合格と判定し、後に
、この支持枠12Aに把持された避雷器Jを第15ステ
ーシヨン5T15において、不良品搬出部C2により除
去するための不良品判定信号をRAM39に記憶させる
支持枠12Aが第6ステーシヨンST6に7.5秒間停
止した後、2.5秒間で第7ステーシヨンST7へ移動
し、ここで7.5秒間停止した後、2.5秒間で第8ス
テーシヨンST8へ移動する。
支持枠12Aの避雷器Jは、第8ステーシヨンST8の
直前で、第2リミツトスイツチLS2の接触子31と接
触し、同リミットスイッチLS2が作動されて、CPU
32へ製品確認信号が伝送されると、CPU32はRO
M38に予め入力された放電耐量試験動作プログラム、
及び第2絶縁抵抗試験動作プログラムを読み出しする。
支持枠12Aが第8ステーシヨンST8に停止すると、
第9,10図に示すように、上部把持電極13Aの上端
部が上部固定電極28Aの下面に、下部把持電極13B
の下端部が下部固定電極28Bの上面にそれぞれ当接す
る。前記上下両固定電極28A、28Bには、それぞれ
スプリング36が設けられているので、上下両把持電極
13A。
13Bの端部との接触が確実に行われる1とともに、接
触時の衝撃が緩和される。
このとき、駆動機構りの割出中確認マイクロスイッチ7
より駆動停止信号が動作制御部27を通じてCPU32
に伝送されると、CPU32は前記読み出された放電耐
量試験動作プログラムに基づいて、放電耐量試験装置T
Iに対して動作信号を伝送し、放電耐量試験装置TIを
作動させる。
そして、前記第8ステーシヨンST8にある避雷器Jに
は上下両固定電極28A、28Bを通じて6KA、4X
10μs波形の雷インパルスが印加され、そのときの波
形が検出される。このときの検出波形を示す測定値信号
はCPU32へ伝送される。
CPU32は、前記測定値信号の波形に乱れがなければ
合格と判定し、同良品判定信号をRAM39に記憶させ
る。又、波形に乱れが有れば不合格と判定し、後にこの
支持枠12Aに支持された避雷器Jを第15ステーシヨ
ン5T15で除去する不良品判定信号をRAM39に記
憶させる。
支持枠12Aは第8ステーシヨンST8に7.5秒間停
止した後、2.5秒間で第9ステーシヨンST9へ移動
する。以後、同様の過程を経て、第9ステーシヨンS’
T 9から、第10ステーシゴン5TIO及び第11ス
テーシヨン5T11をそれぞれ間欠移動して、第12ス
テーシヨン5T12へ移動する。
支持枠12Aが第12ステーシヨン5T12に停止する
と、駆動機構りの割出中確認マイクロスイッチ7より駆
動停止信号が動作制御部27を通じてCPU32に伝送
される。このとき、既に読み出された第2絶縁抵抗試験
動作プログラムに基づいて、CPU3’2は第2絶縁抵
抗試験装置R2に対して動作信号を伝送し同試験装置R
2を動作させる。そして、避雷器Jには上下両固定電極
28A、28Bを通じてi 00’ OVの電圧が印加
され、避雷器Jの′絶縁抵抗値が測定される。このとき
の測定値信号はCPU32へ伝送される。
CP U 32”は、前記測定値信号が2000MΩ以
上ならば合格と判定し、良品判定信号をRAM39に記
憶させる。又、2000MΩ以下ならば不合格と判定し
、後にこの支持枠12Aに支持された避雷器Jを第15
ステーシヨンS’r’15で除去する不良品判定信号を
RAM39に記憶させる。
支持枠12Aは第12ステーシヨン5T12に7.5秒
間停止した後、2.5秒間で第13ステーシヨン5T1
3へ移動し、更に、同様の過程を経て第14ステーシヨ
ン5T14へ移動する。
支持枠12Aの避雷器Jは、第14ステーシヨン5T1
4の直前で、第3リミツトスイツチLS3の接触子31
と接触し、同リミットスイッチしS3が作動するとCP
U32へ製品確認信号が伝送され、CPU32はROM
38に予め入力されたバリスタ電圧試験動作プログラム
を読み出しする。
支持枠12Aが第14ステーシヨン5T14で停止する
と、割出中確認マイクロスイッチ7よりCPU32へ駆
動停止信号が伝送され、CPU32はバリスタ電圧試験
動作プログラムに基づいてバリスタ電圧試験装置BVへ
動作信号を伝送し、同試験装置BVを作動させる。そし
て、前記上下両固定電極28A、28Bを通じて避雷器
Jに電圧が印加され、避雷器Jに1mAの電流が流れる
ときの電圧が測定される。このときの測定値信号はCP
U32へ伝送される。
CPU32は、前記測定値信号が6.7 K V 〜8
゜OKVの範囲内であれば、合格と判定し良品判定信号
をRAM39に記憶させる。又、前記測定値信号が6.
7 K V〜8. OK Vの範囲外ならば不合格と判
定し、第15ステージジンで除去される不良品判定信号
をRAM39に記憶させる。
なお、測定値信号が前記範囲内であっても、電圧指示が
不安定なものは、不合格と判定し同様に不良品判定信号
をRAM39に記憶させる。
支持枠12Aは第14ステーシヨンSTI 4に7.5
秒間停止した後、2.5秒間で第15ステーシヨン5T
15へ移動して、支持枠12Aが停止すると、割出中確
認マイクロスイッチ7の駆動停止信号が動作制御部27
を通じてCPU32に伝送される。このとき、CPU3
2はRAM39に既に記憶された同支持枠12Aの避雷
器Jに関する複数の良品判定信号又は不良品判定信号を
読み出す。
そして、前記判定信号の中に、一つでも不良品判定信号
が有ると、CPU32から、動作制御部27を介して不
良品搬出部C2の第3エアシリンダ23Gに対して不良
品信号を伝送する。そして、前記第3エアシリンダ23
Gの図示しない電磁弁が作動され、ピストンロッド23
aが下動される・このとき、第11図に示すように、既
に第15ステーシヨン5T15に停止し、下部把持電極
13B下端のリング部材14B、14C間の間隙Gに、
緩く進入された係合板22は、ピストンロッド23aの
下降により、第12図に示すように、前記リング部材1
4Cを下方に押動して、前記下部把持電極13Bを避雷
器Jとともにスプリング18の弾力に抗して下動させる
。同時に、既に行われた各試験の際、避雷器Jの内部に
印加された高圧の電荷は、リング部材14B、下部把持
電極13B、更に係合板22を経て接地側へ流れ除去さ
れる。
又、前記避雷器Jの下降時には、案内ビン19の上端に
同避雷器Jの下部外周テーパー面が当接される。このと
き、避雷器Jに印加された高圧の電荷のうち、避雷器J
の沿面に残留している電荷は、案内ピン19からリード
線21、リング部材14B、下部把持電極13B、リン
グ部材14Cあるいは係合板22、ピストンロッド23
a等を経て接地側へ流され除去される。
そして、更にピストンロッド23aが下降すると、案内
ピン19の上端により避雷器Jの下部外周背面が押圧さ
れて、避雷器Jは前方へ押圧され第14図に示すように
、案内ビン19前方へ転倒される。この避雷器Jは、そ
の後不良品用搬出シュート26Aに沿って所定の場所へ
搬出される・ところで、前記CPU32により演算され
た各判定信号が、全て良品判定信号であるときは、CP
U32は同信号をRAM39に記憶させる。
支持枠12Aは第15ステーシヨン5T15に7.5秒
間停止した後、2.5秒間で第16ステーシヨン5T1
6へ移動し、ここで、支持枠12Aが停止すると、割出
中確認マイクロスイッチ7の駆動停止信号がCPU32
に伝送される。このとき、CPU32は、RAM39に
記憶された良品信号を読み出して、動作制御部27から
良品搬出部C3の第4エアシリンダ23Dへ動作信号を
伝送し、同シリンダ23Dを動作させ、第15ステーシ
ヨン5T15における不良品搬出部C2と同様の作用で
、全試験行程に合格した避雷器Jが、良品用搬出シュー
ト26Bを経て所定の場所へ搬出させる。
その後、支持枠12Aは第16ステーシヨン5T16に
7.5秒間停止した後、2.5秒間で第1ステーシヨン
STIへ移動され、再び次の避雷器Jの試験に備えられ
る。なお、他の支持枠12B〜12Pに把持された避雷
器Jの性能試験についても、前述の行程と同様の経過で
行われる。
以上詳述したように、支持枠12A〜12Pに把持され
た避雷器Jの一連の製品試験は、全て連続的に、かつ、
自動的に行われ、不良製品として排除すべき避雷器と合
格製品として梱包すべき避雷器とは自動的に選別される
なお、RAM39に記憶された各避雷器の試験項目ごと
の測定値信号は、適時ディスプレイ40に表示され、プ
リンター41により印字される。
ところで、前述したような避雷器の試験作業には、第1
図に示すように、通常少なくとも搬入部CIへ避雷器を
装着する作業者M1と、不良品及び良品の搬出部C2,
C3の搬出シュー)26A。
26Bより所定の場所に搬出される避雷器を、整理する
作業者M2との2名が従事する。そして、前記自動試験
装置の動作時には、順回搬送機構Cが停止状態となると
、一連の各装置Fl、F2゜R1,T1.R2,BVの
電圧印加部fl、f2゜bv、抵抗検出部rl、r2及
び通電部11に支持枠12A−12Pの一部が対応し、
各支持枠12A〜12Pの上下両把持電極13A、13
Bと上下両固定電極28A、28Bとが接触してそれぞ
れの試験が同時に行われる。この試験時には高電圧が使
用され、感電事故などの危険も伴うが、作業者Ml、M
2は、遮蔽壁Wによって前記各固定電極28A、28B
の高電圧部から離隔され、接触感電が未然に防止される
又、雷インパルスの大電流通電試験で、接触感電の他に
、空気中を伝播する雷インパルスの通電余波により、特
に危険を伴う放電耐量試験の装置TI及びその通電部t
iは、作業者Ml、M2に対して順回搬送機構Cを挟ん
だ反対側に設置されているので、作業者Ml、M2は放
電耐量試験装置TIと常に所定の間隔をもって離隔され
、かつ、遮蔽壁Wで防護されるので、作業者ML、M2
の安全が確保される。
一方、各装置Fl、F2.R1,T1、R2゜BV、及
び、自動制御部ACは、シールドケースSCによって空
中を伝播する前記雷インパルス大電流通電時の余波が接
地側に除去され、前記各装置Fl、F2.R1,T1、
R2,BV、及び自動制御部ACに使用されているトラ
ンジスタ等の半導体は、大電流通電の余波の影響を受け
ることな(、正常に動作される。
又、この発明の実施例は、次のように具体化することも
できる。
(1)  W雷器Jの上下両端電極を上下両支持アーム
11A、11Bの孔11a、llbに直接挿入して、上
部及び下部の固定電極28A、28Bと接触可能に把持
すること。
この場合上部支持アーム11Aを上下方向の回動可能に
取着する等の着脱を行うことができる構成を採るものと
する。
(2) 順回搬送機構Cの周回運動を連続的、かつ、低
速にするとともに、上部及び下部の固定電極28A、2
8Bの上面及び下面を長くして、避雷器Jの上下両端電
極15A、15Bと電気的に接触可能にすること。
(3) 不良品搬出部C2を前記抵抗検出部r1、通電
部ti、抵抗検出部r2及び電圧印加部bvの直後にそ
れぞれ設け、不良品を除去するようにすること。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は高電圧や大電流の危険
を伴う酸化亜鉛避雷器の製品試験に関して、試験作業者
の安全が確保されるとともに、広いスペースを必要と廿
ず、一連の試験作業を一箇所に集中して連続的に行える
ので、単位時間あたりの試験処理数を増加させて試験の
能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の模式図を示す平面図、第2
図はこの発明の実施例の試験装置機構部を示す平面図、
第3図は同じく試験装置機構部を示す側断面図、第4図
は同じく試験装置機構部の把持機構を示す平面図、第5
図は第4図の中央部縦断面図、第6図は同じく試験装置
機構部のエアシリンダの拡大図、第7図はプレ充電装置
の電圧印加部を示す側面図、第8図は第7図のX−X線
断面図、第9図は雷インパルスの通電部を示す側面図、
第10図は第9図のY−Y線断面図、第11.12.1
3図は避雷器の把持解除動作を説明する側断面図、第1
4図は試験装置の自動制御の構成を示すブロック図であ
る。 l・・・試験装置機構部、3A(3B)・・・上部(下
部)電極支持アーム、6・・・駆動モーター、7・・・
割出中確認マイクロスイッチ、12A〜12P・・・支
持枠、13A(13B)・・・上部(下部)把持電極、
14A〜14C・・・リング部材、15A(15B)・
・・上端(下端)電極、18・・・スプリング、19・
・・案内ビン、23A〜23D・・・第1〜第4エアシ
リンダ、27・・・動作制御部、28A(28B)・・
・上部(下部)固定電極、32・・・cpu、38・・
・ROM239・・・RAM、40・・・ディスプレイ
、41・・・プリンター、D・・・駆動機構、C・・・
順回搬送機構、H・・・把持機構、J・・・避雷器、F
l(F2)・・・第1(第2)−プレ充電装置、R1(
R2)・・・第1 (第2)絶縁抵抗試験装置、TI・
・・放電耐量試験装置、BV・・・バリスタ電圧試験装
置、fl(f2)・・・第1(第2)プレ充電装置電圧
印加部、rl(r2)・・・第1 (第2)絶縁抵抗試
験装置抵抗検出部、11・・・放電耐量試験装置通電部
、bv・・・バリスタ電圧試験装置電圧印加部、AC・
・・自動制御部、S電圧試験装置電圧印加部、AC・・
・自動制御部、SC・・・シールドケース、C1・・・
搬入部、C2・・・不良品搬出部、C3・・・良品搬出
部、G・・・間隙、Ml。 M2・・・試験作業者、W・・・遮蔽壁、ST1〜5T
I6・・・(第1〜第16)ステーション、FS1、F
S2・・・フットスイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動機構(D)により周回運動を行うようにした順
    回搬送機構(C)と、 前記順回搬送機構(C)に装着され、避雷器(J)の上
    下両端電極(15A、15B)をそれぞれ着脱可能に把
    持する複数組の把持機構(H)と、前記把持機構(H)
    の周回運動軌跡と対応する位置において支持手段により
    支持され、かつ避雷器(J)の上下両端電極(15A、
    15B)と一時的に通電接触する複数組の上部及び下部
    の固定電極(28A、28B)と、 前記各組の固定電極(28A、28B)のうち三組の固
    定電極(28A、28B)に対し、周回運動方向に順次
    接続した第1絶縁抵抗試験装置(R1)、放電耐量試験
    装置(TI)及び第2絶縁抵抗試験装置(R2)と、 更に、別組の固定電極(28A、28B)に接続したバ
    リスタ電圧試験装置(BV)と、 避雷器(J)を把持機構(H)に装着するための搬入部
    (C1)と、 前記把持機構(H)に装着された避雷器(J)を除去す
    るための搬出部(C2、C3)と、前記駆動機構(D)
    、各試験装置(R1、TI、R2、BV)の作動及び試
    験結果の判定をそれぞれ集中して自動制御するための中
    央処理装置(32)と、 前記中央処理装置(32)に付属して、予め試験方法、
    基準値等のプログラムあるいはデータを記憶するための
    読み出し専用メモリー(38)と、同中央処理装置(3
    2)に付属して、試験結果を記憶する読み出し書き込み
    両用メモリー(39)と、 により構成した酸化亜鉛避雷器の自動試験装置において
    、 遮蔽壁(W)内に前記順回搬送機構(C)、把持機構(
    H)、上部及び下部の固定電極(28A、28B)、第
    1絶縁抵抗試験装置(R1)、放電耐量試験装置(TI
    )、第2絶縁抵抗試験装置(R2)、及びバリスタ電圧
    試験装置(BV)を収容するとともに、前記搬入部(C
    1)、搬出部(C2、C3)を遮蔽壁(W)の開放部(
    Wa)に配置し、前記放電耐量試験装置(TI)を順回
    搬送機構(C)に対して搬入部(C1)、搬出部(C2
    、C3)との反対側に配置し、更に、前記中央処理装置
    (32)、読み出し専用メモリー(38)、及び読み出
    し書き込み両用メモリー(39)を遮蔽壁(W)の外側
    に配置したことを特徴とする酸化亜鉛避雷器の自動試験
    装置。 2 搬出部は不良品搬出部(C2)と良品搬出部(C3
    )とに分割形成されている特許請求の範囲第1項に記載
    の酸化亜鉛避雷器の自動試験装置。 3 把持機構(H)は支持部材(9)と同支持部材(9
    )の上下両端に水平に片持支持された上部及び下部の支
    持アーム(11A、11B)とにより、側面■型形状に
    形成された絶縁性を有する支持枠(12A〜12P)と
    、前記上部支持アーム(11A)の先端部に設けられ、
    かつ、下面に避雷器(J)の上端電極(15A)を係合
    するための係止孔(13a)を有する上部把持電極(1
    3A)と、前記下部支持アーム(11B)の先端に上下
    方向の往復動可能に支持され、かつ、上端に避雷器(J
    )の下端電極(15B)を係合するための下部把持電極
    (13B)と、同下部把持電極(13B)を上方把持位
    置へ付勢するためのスプリング(18)とによりなる特
    許請求の範囲第1項に記載の酸化亜鉛避雷器の自動試験
    装置。 4 把持機構(H)の下部支持アーム(11B)には下
    部把持電極(13B)の近傍に位置するように避雷器(
    J)の下降動作を利用して同避雷器(J)を前方へ転倒
    させる搬出部(C2、C3)の構成部材としての案内ピ
    ン(19)が設けられている特許請求の範囲第3項に記
    載の酸化亜鉛避雷器の自動試験装置。 5 搬入部(C1)は下部把持電極(13B)をスプリ
    ング(18)の弾力に抗して下動させるためのエアシリ
    ンダ(23A、23B)と、同エアシリンダ(23A、
    23B)の昇降動作を行うためのフットスイッチ(FS
    1、FS2)と、前記エアシリンダ(23A、23B)
    のピストンロッド(23a)に係着され、かつ、前記下
    部把持電極(13B)に止着したリング部材(14B、
    14C)の間隙(G)に進入される係合板(22)とに
    より構成されている特許請求の範囲第1項に記載の酸化
    亜鉛避雷器の自動試験装置。 6 不良品及び良品の搬出部(C2、C3)は下部把持
    電極(13B)をスプリング(18)の弾力に抗して下
    動させるためのエアシリンダ(23C、23D)と、避
    雷器(J)を所定の位置に搬出するための不良品用及び
    良品用の搬出シュート(26A、26B)と、前記エア
    シリンダ(23C、23D)のピストンロッド(23a
    )に係着され、かつ、前記下部把持電極(13B)に止
    着したリング部材(14B、14C)の間隙(G)に進
    入される係合板(22)とよりなる特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載の酸化亜鉛避雷器の自動試験装置。 7 順回搬送機構(C)を構成する基板(8)の外周部
    には複数個の把持機構(H)が放射状に、かつ、等間隔
    に取着された特許請求の範囲第1項に記載の酸化亜鉛避
    雷器の自動試験装置。 8 第1絶縁抵抗試験装置(R1)、放電耐量試験装置
    (TI)、第2絶縁抵抗試験装置(R2)及びバリスタ
    電圧試験装置(BV)はそれぞれシールドケース(SC
    )に収容されている特許請求の範囲第1項に記載の酸化
    亜鉛避雷器の自動試験装置。 9 中央処理装置CPU(32)、読み出し専用メモリ
    ーROM(38)及び読み出し書き込み両用メモリーR
    AM(39)は、それぞれシールドケース(SC)に収
    容されている特許請求の範囲第1項に記載の酸化亜鉛避
    雷器の自動試験装置。 10 中央処理装置CPU(32)は試験結果を表示、
    記録するためのディスプレイ(40)及びプリンター(
    41)を備えた特許請求の範囲第1項に記載の酸化亜鉛
    避雷器の自動試験装置。
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