JPS61271359A - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents

塗料用樹脂組成物

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JPS61271359A
JPS61271359A JP11215685A JP11215685A JPS61271359A JP S61271359 A JPS61271359 A JP S61271359A JP 11215685 A JP11215685 A JP 11215685A JP 11215685 A JP11215685 A JP 11215685A JP S61271359 A JPS61271359 A JP S61271359A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野) 本発明は耐チッピング性が良好なる塗料、特に自動車束
体外板用中塗塗料の樹脂組成物に関するものである。
C従来の技術) 一般に、車両の走行中、小石、砂利、氷塊等が車体外板
に衝突し、塗膜を破壊あるいは摩耗させ、このため露出
した鉄票地からの発錆が車体の外観を低下させることが
あり、この21M破壊現象をチッピングと称する。更に
詳しくはアンダーフロアやサイドシル等が受ける大重量
、大衝撃のものをハードチッピング、フード先端等車体
上部に受ける比較的軽量、小衝撃のものをソフトチッピ
ングと称する。そこでこれまでハードチッピングに対し
ては、ストン・ガードフートあるいはハードチップコー
トと称する200〜2.000μm程度の塗膜を、ソフ
トチッピングに対してはチッピングプライマと称する2
0μm前後の塗膜を、電着塗膜と中塗の間に設け、チッ
ピングによる発錆から車体を保護していた。
C発明が解決しようとする問題点) しかしながらこのような従来の耐チツピング塗装系にあ
っては、その耐チツピング効果は主としてストンガード
コートあるいはチッピング・プライマーの塗り増しによ
る膜厚効果であった。しかし極端な厚塗りは仕上り外観
を悪くし、車体上部の外観が重視される部位には適用で
きない。また垂直面ではたれの恐れがある。従ってソフ
ト・チッピングを受ける部位には薄膜で耐チッピング性
に優れた塗料が要求されている。そこで従来のチッピン
グ・プライマーはアルキド・メラミン系等の通常の塗料
用樹脂にタルク等の扁平顔料を含む顔料を分散したもの
で、硬化塗膜は扁平顔料が平行に配向し、チッピングの
衝撃を横方向に拡散させ、傷の累地到達を阻止するもの
であった。しかしながらこの破壊阻止形態は顔料の配合
によって厚み方向の凝集力が弱められたチッピング・プ
ライマーの犠牲凝集破壊によるものであるため、傷面積
が大きくなるという問題がある。
一方、近年急速に塗装外観品質へのニーズが高まる中で
、上記チッピングによる傷面積の微小化は、傷の素地到
達阻止とならんで耐チツピング塗料に望まれる性能とな
った。
かかる現況下で本発明者は塗膜の機械的物性と耐チッピ
ング性の関係を検討するなかで、塗膜の硬度、強度、靭
性のいずれも耐チッピング性には欠くべからざるファク
ターであることを見出した。
即ち硬度、強度が不足する場合、チップ材の運動を所定
の膜厚内で制止できずに傷を素地に到らしめ、靭性が不
足する場合、塗膜はチップ材の衝突による変形に追従で
きずに脆性破壊し、素地傷あるいは大面積の傷となる。
しかるに従来の自動車外板用塗料においては物理的に前
述の3つのファクターを同時に満足し得る様な塗料を設
計するのは極めて難しく、現在使用されているアルキド
−メラミン糸あるいはそれをエポキシやアクリルで変性
した樹脂糸等の塗料はいずれも満足のいくものではない
そこで本発明者は、鋭意検討の結果、通常のアルキド塗
料に用いるアルキドよりも高分子量で構造的に剛直な線
状ポリエステル樹脂を用い、これを塗料化することで、
現在使用されている塗料を上部る良好な塗膜物性が得ら
れ、かつまた良好な耐チッピング性を得ることができる
ことを確かめ、先に提案した(特願昭59−14135
3号)。
しかしながら、°高分子量のポリエステルを用いる場合
、 (イ)樹脂粘度が高いので、スプレー粘度に希釈すると
、固形分が低い、 (ロ)スプレ一時に「糸ひき」が発生し易い、(ハ)酸
価、OH価が低いので硬化性、層間付着性が劣る 等の問題がある。また前記先願の発明における塗料は、
シンナー組成、硬化剤組成で解決を図って良い結果を得
ているが、さらに耐チッピング性を向上しようとすると
上記(イ)(ロ)(ハ)の問題で解決されていない点も
あるという問題点があった。
c問題点を解決するための手段) 本発明は、物理的に優れている高分子量の線状ポリエス
テルと、線状ポリエステルの上記欠点を補う比較的低い
分子意の分岐状ポリエステルをブレンドして塗料化し上
記問題点を解決したものである。
従って本発明の樹脂組成物は、 A、数平均分子量(Mπ)が4.000〜30,000
のポリエステルの1種以上と、 B、数平均分子thtIN五)が800〜4.000の
ボリエ、ステルの1種以上を、 成分A17)混合比R(重M% : A/A+Bxlo
 o +が分子鷲との関係においてCM五、R)=(4
,000゜15%)、(4000,90%)、(aO,
000゜15%)の3点に囲まれる範囲にあることを特
徴とする。
本発明で用いる成分Aのポリエステルは、数平均分子i
ll 〔Mrl)が4.000〜80.000の線状ポ
リエステルで、MFIが4.000より小さい場合は、
物性、特に靭性が不充分で耐チッピング性に劣り、一方
30.000より大きくなると、粘度が上がりすぎ、ま
たスプレ一時に「糸びき」をおこす。この線状ポリエス
テルの調製法としては、特に制限はなく、よく知られて
いる慣用の方法が用いられる。原料としても酸成分およ
びグリコール成分は共に周知のものが用いられる。例え
ば酸成分としては、テレフタル酬、イソフタル酸、オル
トフタル酸・こはく酸、アジピン酸、セパシン酸、マレ
イン酸、フマル酸などおよびそれらの無水物並びに低級
アルキルエステルを用いることができ、他方多価アルコ
ール成分としては、エチレングリコール、プロピレング
リコール、1.8−ブタンジオール、1.4−ブタンジ
オール、1.6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリ
コールなどを用いることができる。またトリメチロール
エタン、トリメチロールプロパン、グリセリンおよびト
リフリ・ット酬のように3官能以上の成分も使用するこ
とができるが、3官能以上の成分は生成する樹脂を分岐
構造とする。本発明の樹脂組成物が前述の機能を発揮す
るには、線状構造であるので、3官能以上の成分は数千
均分−FM (M五)と酸価、水酸基価から次式により
算出される分子量1000あたりの分岐量が0.5未満
であるように加えられなければならず、0.5を越える
と架橋密度が高くなり、伸びが充分でなくなる。
但しAv :酸価(JIS KOO70に準拠して測定
される)OHV :水酸基価f JIS KOD70に
準拠して測定される)次に、成分Bのポリエステルは、
数平均分子量(MFI +が800〜4,000の分岐
構造を有する分岐状ぎりエステルで、M五が800よ°
り小さい場合は、強靭性が低下し、脆くなり、−万+、
000を越えると粘度が高く、塗料固形分を充分上げら
れない。この分岐状ポリエステルの調製法としては、特
に制限はなく、よく知られている慣用の方法が用いられ
る。また本樹脂は油変性を行なっても、オイルフリーで
あってもかまわない。原料としては酸成分、多価アルコ
ール成分、変性油共に周知のものを用いることができる
例えば酸成分としては、テレフタン酸、イソフタル酸、
オルトフタル酸、こはく醗、アジピン酸、セパシン酸、
マレイン酸、フマル酸、テトラヒドロフタル酸、ジフェ
ノール酸、トリメリット酸等およびそれらの無水物並び
に低級アルキルエステルを用いることができる。他方例
えば多価アルコール成分としては、エチレングリコール
、プロピレングリコール、1.3−ブタンジオール、1
.4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネ
オペンチルグリコール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン、゛グリセリン等を用いることができ
る。また脂肪あるいは脂肪酸、エポキシ、アクリル等で
変性を行なうことができる。但し本樹脂は低分子化ある
いは分岐することによって多量の官能基や側鎖を持って
線状ポリエステルの反応性や密着性を補うものであるの
で、8官能以上の成分は、前記式(1)で算出される平
均分岐量が分子fil 00 nあたり0.5以上とな
るように加えられる必要がある。分岐量が0.5未満で
は酸価が低いために硬化が甘く、弾度が出す、また′t
ii着塗膜との層間密着性も悪く、はぐり面積が大きく
なり好ましくない。
本発明の組成物においては成分Aと成分Bを、成分Aの
混合比R(重量%:A/IA+BIX100)が分子量
+M7x+との関係において、第1図に示すように、(
M= 、 Rl−(4000。
15呪)、(4000,90%)、(F30,000 
15%)の8点に囲まれる範囲にあるように混合スル。
成分Aの混合比が、この範囲外で、15%より大になる
と、成分Aの粘度が高いため固形分が低下し、また分岐
成分の不足で電着塗膜(EDIとの層間はくりを生じ、
はくり面積が大きくなり、一方15%より小になると靭
性が失われ、脆性破壊をおこし、葉地傷が多くなり好ま
しくない。
本発明の組成物には、硬化剤としてアミノアルデヒド樹
脂または多価イソシアネートを添加シテ塗料化される。
アミノアルデヒド樹脂とはメラミン、尿葦、ベンゾグア
ナミン、アセドグ了ナミン等のアミノ化合物とホルムア
ルデヒド供給化合物との付加縮合させて得られるアミノ
樹脂あるいはこレヲメタノール、プロパツール、n−ブ
タメールなどのアルコール類でエーテル化させた慣用の
ものをいう。また多価インシアネートとは、例えばトリ
レンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、メタキシリレンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネー) N 4.
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、リジンジイ
ソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、ジシクロ
ヘキシルメタン−4,4′−ジイソシアネートなどをト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパンなどの多
価アルコールと反応させたものや、前述のインシアネー
トの多量体、またはそれらを脂肪族または芳香族モノア
ルコール、オキシム、ラクタム、フェノールなどを用い
てブロック化したブロックイソシアネートなど慣用のも
のである。
上記硬化剤には、市販品として、例えばブチル化メラミ
ンではエタン21A(日立化成製)、エタン22(日立
化成製)、ズーパーベッ力ミンL−117(大日本イン
キ製)、メチル化メラミンでは二カラツクMS−11(
三相ケミカル製)、スミマールM40−S(住友化学製
)、ブチル化ベンゾグアナミンではエタンx81(日立
化成製)、コンパン9l−55(三井東圧M)、メチル
化ベンゾグアナミンでは二カラツクBL−60(三相ケ
ミカル製)、多価イソシアネートではタケネートB−8
15N(蔵出薬品製]、コロネートHLCB本ポリウレ
タン製)がある。
本発明の組成物を塗料として用いる場合には通常顔料を
分散させる。顔料とは、通常塗料に用いられるよく知ら
れているもので、二酸化チタン、カーボンブラック、タ
ルク、炭酸カルシウムなどの無機顔料およびフタロシア
ニン系ブルー・クリーン、キナクリドン糸レッド、アゾ
糸レッド等の有機顔料などを言う。但し粒径が粗く、扁
平なタルク等は塗膜の凝集力を低下させるので多量の使
用は好ましくない。またその他防食性を上げるために、
クロメート顔料、亜酸化鉛、酸化マグネシウム等の防錆
顔料を加えることができる。
本発明の組成物を塗料として用いる場合には、以上の構
成要鵞を次の様に配合する。
前記硬化剤の配合比は、硬化剤/ポリエステル(成分へ
十成分B)の比が10/90−40/flO。
好ましくは15/85〜a O/10の範囲とする。
配合比が10790より小さいと硬化が充分でなく、4
0/60より大きいと硬く脆くなり、物性が劣る。
前記顔料の配合比は、顔料/樹脂(ポリエステル+硬化
剤)の比が、a 5/65〜flO/40、好ましくは
40/60〜55/45の範囲とする顔料の配合比が8
57fl 5より小さいと固形分が低く、また顔料の充
填効果が不充分で強度が出に<<、一方60/40より
大きいと脆くなり物性が劣り好ましくない。
以上の配合で、既知の慣用手法を用いて塗料化するが、
必要に応じて適当量の硬化促進剤、レベリング剤、タレ
防止剤、顔料分散安定剤等の添加剤を加えてもかまわな
い。
このようにして得られる塗料は、さらに希釈溶剤にて粘
度調整をした後、エアスプレーで被塗物に塗布するもの
である。希釈溶剤としては、例えばトルエン、キシレン
、酢酸ブチル、ブチルセロソルブ、シクロヘキサノン、
メチルイソブチルケトンの様な炭化水素類、エステル類
、エーテル類、ケトン類およびこれらの混合溶剤を用い
ることができるが、本発明において用いる線状ポリエス
テルは、溶剤との相溶性が低いことがあるので、極性の
高いエステル類、フトン類を適当量加えるのが望ましい
以上の様にして本発明の組成物を用いて得られる塗料は
、従来の自動車用中塗塗料に比べて硬化性や固形分比な
どの性能が同等以上で、しかも強靭な塗膜物性と良好な
層間密着性を有するものである。かかる塗料を用いて自
動東班体等を塗装するには、例えば、先ず鋼板を脱脂し
た後、リン酸亜鉛皮膜処理し、カチオン電着塗装を20
μ前後施す。しかる後に粘度を調整した該塗料Cフォー
ドカップ屋福にて15〜aO秒、20℃)をエアスプレ
ーにて80〜50μ程度塗布し、焼付硬化させる。さら
に上塗塗料を同様に30〜50μ程度塗布し、焼付硬化
させて総合塗膜とする。このようにして得られる自動東
車体は良好な外観と耐チッピング性を有するものとなる
。また上記塗料を塗布する工程で、塗布前あるいは後に
焼き付けを間に入れずにもう一層の塗膜を入れる、いわ
ゆるウェット・オン・ウェットで塗装することも可能で
あり、より高い耐チッピング性が求められる車体の部位
の塗り増しに対応することもできる。
(実施例] 以下、本発明を実施例により説明する。
参考例1 線状ポリエステルの合成 2.0モルのテレフタル酸ジメチル、5.6モルの1.
6−ヘキサンジオールおよび0.4モルのトリメチロー
ルプロパンを、ステンレス製オートクレーブに仕込み、
触媒として酢酸亜鉛を微量添加して常圧下150〜25
0℃でエステル交換反応を行い、理論量のメタノールを
留央した。次いで1.0モルのアジピン酸を加え、加熱
融解した後、三酸化アンチモンを微量添加し、0.5〜
Q、lsm[gの減圧下270℃で重縮合反応を行って
数平均分子量(M五l−8000、酸価2 (I119
KOH/l 、水酸基価a o (tMiKOH/9)
の共重合ポリエステルA1を得た。
同様にして第1表に示す共重合ポへエステルA2−八6
を合成した。但しA?については以降に記す分岐状ぎり
エステルと同様の常圧での合成を行なった。
参考例2 分岐ポリエステルの合成 3.7モルの無水7タル酸、18モルのアジピン酸、4
.5モルのネオペンチルグリコールおよび1.8モルの
トリメチロールプロパンを反応器に仕込み、生成した水
を除去しながら加熱し、150℃から230℃まで8時
間かけて昇温し、更に230°Cに維持しながら更に3
時間反応を行なって分岐状ポリエステルB1を得た。こ
のポリエステルB1は数平均分子量ζM五l−1,50
0、酸価7、水酸基価91であった。
以下同様にして第2表に示す原料組成で分岐状ポリエス
テルB2〜B4を合成した。
第2表 C単位モル) 実施例 参考例1および2で合成した線状ポリエステルA1およ
び分岐ポリエステルと、硬化剤としてメランX81およ
びメラン21A(日立化成製)、顔料として重化チタン
(5原産業製、R9301を用い、分散は顔料/ポリエ
ステル(A+Bl。
4/1の割合で混合したものをペイントシェーカーで4
時間分散して行い、これをミルベースとして第3表に示
す割合で各成分を加え、顔料濃度CP/B)が0.8の
塗料とした。希釈はキシレン/シクロヘキサノン−1/
1の混合比のシンナーで行い、粘度をフォードカップ#
4で20秒に調整した。
第8表中&14〜16は比較例の塗料として現行品を、
次の試験例でIG 1−1 :3の塗料性能と対比評価
するため記載したもので、屋14のサーフエサOS 5
4 E 、 A 15のチッピング・プライマO8−8
8は日本ペイント製、2層型中塗塗料で、A16のエビ
コ1500CPシーラは日本油脂製1層型中塗塗料であ
る。
試験例 第3表に示す& 1− A 1 flの塗料に対し第4
表に示す項目につき性能の評価を行った。塗料の固形分
比は所定の粘度に調整した塗料を140°Cで30分間
焼付けた後の残分とした。
耐チツピング試験に供する試験片75+asX150謁
x o、s mの冷間圧延調板にアルカリ脱脂、化成処
理を行なった後に電着塗料「日本ペイント製、パワート
ップU−1001を20μmiし、165℃で80分間
焼付けた。次に中塗として第3表に示す塗料を40μm
塗布し、140 ’Cで30分間焼付けた。次に上塗(
関西ペイント製、アミラック・ホワイト)を40μmス
プレー塗布し、140℃で30分間焼き付け、総合膜厚
を100μmとした。耐チッピング性の評価は、上記試
験片にグラベロメータで7号砕石250りを4 kg 
/ cmのショット圧で吹き付け、その時塗膜はがれの
様子と膏地傷の数を調べた。塗膜はがれは、画像解析装
置で、傷の最密部40 X401ulのはがれ面積率を
とり、葉地傷数は、塩水噴霧試験に72時間供した後に
認められる赤錆点数を数えた。仕上り外観は平滑性、光
沢を考慮して目視で判断した。
塗膜物性試験は、塗料を錫箔上に塗布し、所゛定の条件
で焼付けた後、水銀アマルガム法ではくすし、l 01
+1BX60m111に切り出したものを試料とした。
条件は試料長40謂、σ1張速度51Lll / ml
n s温度20℃とした。
、第4表から&1〜5の実施例の塗料は数平均分子量(
罰〕が4,000〜’s o、o o oの線状ポリエ
ステルと分子量がSOO〜4.000の分岐状ポリエス
テルを成分Aの混合比Rが第1図の(Mi。
R1−14,000,15%)、(4,000,90%
)、(30,000,15%)の三点に囲まれる範囲内
にあるように混合して得た塗料であり、いずれも煮6゛
〜13の比較例の塗料およびIG 14〜16の現行品
の塗料よりも優れた性能を示すことが明らかである。そ
して洗6の塗料では成分AのMTlが大きすることによ
り、糸ひきを生じ、黒7の塗料ではMnが小さすぎるた
め靭性が不充分で耐チッピング性が劣り、A8の塗料で
は成分BのMiが小さすぎもろくなり、五〇の塗料では
Miが大きすぎて粘度が高く、塗料固形分を充分に上げ
られず抗張力、耐チッピング性に劣る。A 10および
11の塗料は成分Aの混合比の規定条件が第1図に示す
ように満足されず、&lOの塗料でははくり面積が大に
なり、A11の塗料では脆性破壊し、素地傷が多い。ま
た屋12の塗料では成分A、の平均分岐量が0.9と大
きくなったことにより架橋密度が高くなり、伸びが充分
でなく、A18の塗料では成分Bの平均分岐量が0.0
98と小さくなったことにより酸価が低いために硬化が
甘く、強度が低く、密着性が悪く、はくり面積も大きい
C発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の塗料用樹脂組成物は
、成分hノyFh−4,000〜30,000のポリエ
ステルと成分BのMi −s o o〜4,000のポ
リエステル企混合して形成したことにより、この、樹脂
組成物を用いてつくった塗料は、現行塗料と同等以上の
塗料特性を有し、かつ著しく優れた耐チッピング性を有
するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は成分Aの数平均分子量と混合比Rの関係を示す
線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A、数平均分子量(M@n@)が4,000〜30
    ,000のポリエステルの1種以上と、B、数平均分子
    量(M@n@)が800〜4,000のポリエステルの
    1種以上を、 成分Aの混合比R(重量%:A/A+B×100)が分
    子量との関係において、(M@n@、R)=(4000
    、15%)、(4,000、90%)、(30,000
    、15%)の3点に囲まれる範囲にあることを特徴とす
    る塗料用樹脂組成物。 2、数平均分子量(M@n@)と、酸価(AV)、水酸
    基価(OHV)から、次式 {[(AV+OHV)×M@n@/1000]/56−
    2}×1000/M@n@で算出される分子量1000
    あたりの分岐量が成分Aについては0.5未満で、成分
    Bについては0.5以上である特許請求の範囲第1項記
    載の塗料用樹脂組成物。
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