JPS61271269A - 感光性モノマー - Google Patents
感光性モノマーInfo
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- JPS61271269A JPS61271269A JP60114481A JP11448185A JPS61271269A JP S61271269 A JPS61271269 A JP S61271269A JP 60114481 A JP60114481 A JP 60114481A JP 11448185 A JP11448185 A JP 11448185A JP S61271269 A JPS61271269 A JP S61271269A
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- Japan
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- photosensitive
- photo
- group
- monomer
- bond
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F246/00—Copolymers in which the nature of only the monomers in minority is defined
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は感光性モノマーおよび感光性ポリマー、特に極
めて反応性に富む新しい感光性モノマーおよび感光性ポ
リマーに関する。
めて反応性に富む新しい感光性モノマーおよび感光性ポ
リマーに関する。
[従来の技術]
従来感光基を持つビニールモノマーとしては種々のもの
か知られているが、それらのビニールモノマーにおいて
ビニール基と感光基は概ねエステル結合、尿素結合また
はウレタン結合を介して存在している。また、感光基を
ペンダントしたポリマーとしても種々のものが知られて
いるが、それらのポリマーにおける感光基は通常エステ
ル結合、尿素結合またはウレタン結合を介してペンダン
トしている。(これら従来の感光性モノマーや感光性ポ
リマーについては永松ら著「感光性高分子」講談社すイ
エンティフィック刊(1977年)、特に154〜22
4頁に詳細な記載がある。) [発明が解決しようとする問題点コ 本発明者らは、さらに新しい種類の感光性モノマーや感
光性ポリマーの開発を目的として種々研究を進めた結果
、極めて反応性に富む、ビニール基と感光基がアシルウ
レタン結合、アシルチオウレタン結合またはアシル尿素
結合を介して結合している感光性モノマーならびに感光
基が上記結合を介して主鎖にペンダントしている感光性
ポリマーの製造に成功した。
か知られているが、それらのビニールモノマーにおいて
ビニール基と感光基は概ねエステル結合、尿素結合また
はウレタン結合を介して存在している。また、感光基を
ペンダントしたポリマーとしても種々のものが知られて
いるが、それらのポリマーにおける感光基は通常エステ
ル結合、尿素結合またはウレタン結合を介してペンダン
トしている。(これら従来の感光性モノマーや感光性ポ
リマーについては永松ら著「感光性高分子」講談社すイ
エンティフィック刊(1977年)、特に154〜22
4頁に詳細な記載がある。) [発明が解決しようとする問題点コ 本発明者らは、さらに新しい種類の感光性モノマーや感
光性ポリマーの開発を目的として種々研究を進めた結果
、極めて反応性に富む、ビニール基と感光基がアシルウ
レタン結合、アシルチオウレタン結合またはアシル尿素
結合を介して結合している感光性モノマーならびに感光
基が上記結合を介して主鎖にペンダントしている感光性
ポリマーの製造に成功した。
E問題点を解決するための手段]
本発明の感光性モノマーや感光性ポリマーはその製造原
料としてビニール基を持ったアシルイソシアネート、す
なわちアクリロイルまたはメタクリロイルイソシアネー
トを使用する点に技術的な特徴がある。
料としてビニール基を持ったアシルイソシアネート、す
なわちアクリロイルまたはメタクリロイルイソシアネー
トを使用する点に技術的な特徴がある。
すなわち、本発明の感光性モノマーはビニール基を持つ
アシルイソシアネートと感光基を持つ活性水素含有化合
物を反応させることによって製造し得るものであって、
一般にイソシアネート基と活性水素の反応では触媒また
は加温が必要であり、このため感光基についても多少と
も副反応が進行するが、上記ビニール基を持つアシルイ
ソシアネートのイソシアネート基と感光基を持つ活性水
素含有化合物の活性水素との反応ではそのような触媒や
加温は必要ではない。従って、通常は生成した感光性モ
ノマーには触媒や副生物が混入しておらず、純度の高い
モノマーが得られる。
アシルイソシアネートと感光基を持つ活性水素含有化合
物を反応させることによって製造し得るものであって、
一般にイソシアネート基と活性水素の反応では触媒また
は加温が必要であり、このため感光基についても多少と
も副反応が進行するが、上記ビニール基を持つアシルイ
ソシアネートのイソシアネート基と感光基を持つ活性水
素含有化合物の活性水素との反応ではそのような触媒や
加温は必要ではない。従って、通常は生成した感光性モ
ノマーには触媒や副生物が混入しておらず、純度の高い
モノマーが得られる。
本発明の感光性ポリマーは上記の如く製造された感光性
モノマーまたはこれと少なくとも1種の他の重合性モノ
マーとを重合させることによって得ることが出来る。ま
た、前記アシルイソシアネートもしくはこれと少なくと
も1種の他の重合性モノマーとを重合させ、得られたイ
ソシアネート基含有ポリマーを感光基を有する活性水素
含有化合物と反応させることによっても製造することが
出来る。いずれの場合も得られた感光性ポリマーは高い
活性を有し、紫外線照射により容易に重合する。
モノマーまたはこれと少なくとも1種の他の重合性モノ
マーとを重合させることによって得ることが出来る。ま
た、前記アシルイソシアネートもしくはこれと少なくと
も1種の他の重合性モノマーとを重合させ、得られたイ
ソシアネート基含有ポリマーを感光基を有する活性水素
含有化合物と反応させることによっても製造することが
出来る。いずれの場合も得られた感光性ポリマーは高い
活性を有し、紫外線照射により容易に重合する。
本発明の要旨は、ビニール基と感光基がアシルウレタン
結合、アシルチオウレタン結合およびアシル尿素結合の
いずれかを介して結合している感光性モノマー および 感光基がアシルウレタン結合、アシルチオウレタン結合
およびアシル尿素結合のいずれかを介して主鎖にペンダ
ント結合している感光性ポリマーに存する。
結合、アシルチオウレタン結合およびアシル尿素結合の
いずれかを介して結合している感光性モノマー および 感光基がアシルウレタン結合、アシルチオウレタン結合
およびアシル尿素結合のいずれかを介して主鎖にペンダ
ント結合している感光性ポリマーに存する。
[作用コ
本発明の感光性モノマーを得るには、式:%式%
[式中、Rは水素またはメチルを表す。]で示されるイ
ソシアネート化合物と感光基を持つ活性水素含有化合物
を反応させればよい。
ソシアネート化合物と感光基を持つ活性水素含有化合物
を反応させればよい。
イソシアネート化合物(1)の具体例としてはアクリロ
イルイソシアネートとメタクリロイルイソシアネートが
挙げられる。
イルイソシアネートとメタクリロイルイソシアネートが
挙げられる。
1感光基を持つ活性水素含有化合物としては感光基を持
つアルコール、チオール、カルボン酸、チオカルボン酸
、アミンなど種々のものが使用され得る。感光基の例と
してはオレフィン、シンナモイル、シンナミリデン、シ
ンナミリデンアセチル、フリルアクリロイル、クマリン
、ピロン、ベンザルアセトフェノン、スチリルピリジン
、アントラセン、スチルベン、α−フェニルマレイミド
、アジド、フェニルアジド、スルホニルアジド、カルボ
ニルアジド、ジアゾ、α−キノンジアジド、ベンゾフェ
ノン、ベンゾイン、■、3−ジオキサン、ジチオカルバ
メート、ザンテート、1,2.3−チアジアゾール、シ
クロプロペン、アザジオキサビシクロ、スピロピランな
どがある。感光基を持つ活性水素含有化合物の具体例を
挙げれば次の通りである:ベンゾイン、アセトイン、p
−ヒドロキシベンズアルデヒド、1,4.9 I O−
テトラヒドロキシアントラセン、ベンゾヒトロール、ア
スコルビン酸、ベンジル酸、4−メトキシフェノール、
p−ニトロフェノール、2−メルカプトベンゾチアゾー
ル、p−アミノアセトフェノン、チオシナミンなど。こ
れら以外にもベンゾフェノン、アセトフェノン、9−フ
ルオレリンアセトフエノン、α−ベンゾイル安息香酸、
ベンジルフェニルケトン、プロピオフェノン、ベンザル
アセトフェノン、ベンゾイルアセトン、ベンズアルデヒ
ドなどから誘導されるアルコール化合物、チオール化合
物、カルボン酸化合物、チオカルボン酸化合物、アミン
化合物なども使用されてよい。一般にヒドロキシル基を
持った化合物が好ましい。なお、これら活性水素含有化
合物の使用は必ずしも1種に限らず2種またはそれ以上
であってもよい。
つアルコール、チオール、カルボン酸、チオカルボン酸
、アミンなど種々のものが使用され得る。感光基の例と
してはオレフィン、シンナモイル、シンナミリデン、シ
ンナミリデンアセチル、フリルアクリロイル、クマリン
、ピロン、ベンザルアセトフェノン、スチリルピリジン
、アントラセン、スチルベン、α−フェニルマレイミド
、アジド、フェニルアジド、スルホニルアジド、カルボ
ニルアジド、ジアゾ、α−キノンジアジド、ベンゾフェ
ノン、ベンゾイン、■、3−ジオキサン、ジチオカルバ
メート、ザンテート、1,2.3−チアジアゾール、シ
クロプロペン、アザジオキサビシクロ、スピロピランな
どがある。感光基を持つ活性水素含有化合物の具体例を
挙げれば次の通りである:ベンゾイン、アセトイン、p
−ヒドロキシベンズアルデヒド、1,4.9 I O−
テトラヒドロキシアントラセン、ベンゾヒトロール、ア
スコルビン酸、ベンジル酸、4−メトキシフェノール、
p−ニトロフェノール、2−メルカプトベンゾチアゾー
ル、p−アミノアセトフェノン、チオシナミンなど。こ
れら以外にもベンゾフェノン、アセトフェノン、9−フ
ルオレリンアセトフエノン、α−ベンゾイル安息香酸、
ベンジルフェニルケトン、プロピオフェノン、ベンザル
アセトフェノン、ベンゾイルアセトン、ベンズアルデヒ
ドなどから誘導されるアルコール化合物、チオール化合
物、カルボン酸化合物、チオカルボン酸化合物、アミン
化合物なども使用されてよい。一般にヒドロキシル基を
持った化合物が好ましい。なお、これら活性水素含有化
合物の使用は必ずしも1種に限らず2種またはそれ以上
であってもよい。
上記したようにイソシアネート化合物(I)は極めて活
性の高い化合物であるから、これと活性水素含有化合物
との反応に際しては、特に加温したり触媒を使用する必
要はない。勿論加温や触媒を使用しても反応は進行する
が、生成物中に副生物や触媒の混入が避けられず、生成
物の純度を低下さ仕る結果となろう。すなわち、通常は
イソシアネート化合物(I)と活性水素含有化合物の当
量もしくは活性水素含有化合物のやや過剰量を不活性溶
媒の存在または不存在下に常温(0〜30℃)で処理す
る。
性の高い化合物であるから、これと活性水素含有化合物
との反応に際しては、特に加温したり触媒を使用する必
要はない。勿論加温や触媒を使用しても反応は進行する
が、生成物中に副生物や触媒の混入が避けられず、生成
物の純度を低下さ仕る結果となろう。すなわち、通常は
イソシアネート化合物(I)と活性水素含有化合物の当
量もしくは活性水素含有化合物のやや過剰量を不活性溶
媒の存在または不存在下に常温(0〜30℃)で処理す
る。
不活性溶媒としては、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンな
どの脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素、シクロヘキサン、メチルシクロヘ
キサン、デカリンなどの脂環式炭化水素、石油エーテル
、石油ベンジンなどの炭化水素系溶媒、四塩化炭素、ク
ロロホルム、1.2−ジクロロエタンなどのハロゲン化
炭化水素系溶媒、エチルエーテル、イソプロピルエーテ
ル、アニソール、ジオキサン、テトラヒドロフランなど
のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、アセトフェ
ノン、イソホロンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブ
チルなどのエステル類、アセトニトリル、ジメチルホル
ムアミド、ジチメルスルホキシドなどから適宜に選択し
た溶媒が使用されてよい。
どの脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素、シクロヘキサン、メチルシクロヘ
キサン、デカリンなどの脂環式炭化水素、石油エーテル
、石油ベンジンなどの炭化水素系溶媒、四塩化炭素、ク
ロロホルム、1.2−ジクロロエタンなどのハロゲン化
炭化水素系溶媒、エチルエーテル、イソプロピルエーテ
ル、アニソール、ジオキサン、テトラヒドロフランなど
のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、アセトフェ
ノン、イソホロンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブ
チルなどのエステル類、アセトニトリル、ジメチルホル
ムアミド、ジチメルスルホキシドなどから適宜に選択し
た溶媒が使用されてよい。
上記の反応の結果、感光基を持つ活性水素含有化合物の
活性水素がイソシアネート化合物(f)のイソシアネー
ト基に付加した感光性モノマーが生成する。すなわち、
この感光性モノマーにはビニール基と感光基がアシルウ
レタン結合(たとえばアクリロイルまたはメタクリロイ
ルイソシアネートとアルコール化合物を反応させた場合
)、アシルチオウレタン結合(たとえばアクリロイルま
たはメタクリロイルイソシアネートとチオール化合物を
反応させた場合)またはアシル尿素結合(たとえばアク
リロイルまたはメタクリロイルイソシアネートとアミン
化合物を反応させた場合)を介して存在する。
活性水素がイソシアネート化合物(f)のイソシアネー
ト基に付加した感光性モノマーが生成する。すなわち、
この感光性モノマーにはビニール基と感光基がアシルウ
レタン結合(たとえばアクリロイルまたはメタクリロイ
ルイソシアネートとアルコール化合物を反応させた場合
)、アシルチオウレタン結合(たとえばアクリロイルま
たはメタクリロイルイソシアネートとチオール化合物を
反応させた場合)またはアシル尿素結合(たとえばアク
リロイルまたはメタクリロイルイソシアネートとアミン
化合物を反応させた場合)を介して存在する。
反応混合物から目的とする感光性モノマーを採取するに
は溶媒抽出、減圧蒸留などの自体常套の分離手段が適用
されてよい。
は溶媒抽出、減圧蒸留などの自体常套の分離手段が適用
されてよい。
このようにして得られた感光性モノマーは、上記の如く
感光基以外に重合可能なビニール基を存している。従っ
て、これを利用して感光性ポリマーを製造することが出
来る。
感光基以外に重合可能なビニール基を存している。従っ
て、これを利用して感光性ポリマーを製造することが出
来る。
すなわち、本発明の感光性ポリマーは、上記感光性モノ
マーまたはこれと少なくとも1種の他の重合性モノマー
を重合させることによってこれを得ることが出来る。ま
た、前記イソシアネート化合物(r)と少なくとも1種
の他の重合性モノマーを重合させて得られたイソシアネ
ート基を有するポリマーと感光基を有する活性水素含有
化合物を反応させることによってもこれを得ることが出
来る。
マーまたはこれと少なくとも1種の他の重合性モノマー
を重合させることによってこれを得ることが出来る。ま
た、前記イソシアネート化合物(r)と少なくとも1種
の他の重合性モノマーを重合させて得られたイソシアネ
ート基を有するポリマーと感光基を有する活性水素含有
化合物を反応させることによってもこれを得ることが出
来る。
前音の方法における重合も後者の方法における重合も共
にラジカル重合であって、一般にラジカル重合に採用さ
れている反応条件や反応手段がそのまま応用され得る。
にラジカル重合であって、一般にラジカル重合に採用さ
れている反応条件や反応手段がそのまま応用され得る。
ただし、本発明の感光性モノマーやイソシアネート化合
物(1)は共に反応性の高いモノマーであるから、比較
的緩和な反応条件や反応手段が適用されてよい。また、
前者の方法にあっては必要に応じて使用する他の重合性
モノマーとして通常のエチレン性モノマーを等しく使用
し得るが、後者の方法にあっては活性水素を有するエチ
レン性モノマーを使用することは出来ない。すなわち、
活性水素を有しないエチレン性モノマーであればいずれ
の方法においても使用することが出来、その具体例とし
て次のものを挙げ′ることか出来る:メチルアクリレー
ト、エヂルアクリレート、n−プロピルアクリレート、
イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、
5ec−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート
、n−へキシルアクリレート、2−エチルへキシルアク
リレート、n−オクチルアクリレート、ラウリルアクリ
レート、ステアリルアクリレート、N、N″−ジメチル
チミノエヂルアクリレート、グリシジルアクリレート、
シクロへキシルアクリレート、フェニルアクリレート、
ベンジルアクリレート、メチルメタクリレート、エチル
メタクリレート、n−プロピルメタクリレート、イソプ
ロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、5
ec−ブチルメタクリレート、L〜ブチルメタクリレー
ト、n−へキシルメタクリレート、2−エチルへキシル
メタクリレート、n−オクチルメタクリレート、ラウリ
ルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、N、N
’−ジメチルチミノエチルメタクリレート、グリシジル
メタクリレート、シクロへキシルメタクリレート、フェ
ニルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、フマー
ル酸ジブチル、スチレン、ビニールトルエン、α−メチ
ルスチレン、ビニールアセテートなど。
物(1)は共に反応性の高いモノマーであるから、比較
的緩和な反応条件や反応手段が適用されてよい。また、
前者の方法にあっては必要に応じて使用する他の重合性
モノマーとして通常のエチレン性モノマーを等しく使用
し得るが、後者の方法にあっては活性水素を有するエチ
レン性モノマーを使用することは出来ない。すなわち、
活性水素を有しないエチレン性モノマーであればいずれ
の方法においても使用することが出来、その具体例とし
て次のものを挙げ′ることか出来る:メチルアクリレー
ト、エヂルアクリレート、n−プロピルアクリレート、
イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、
5ec−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート
、n−へキシルアクリレート、2−エチルへキシルアク
リレート、n−オクチルアクリレート、ラウリルアクリ
レート、ステアリルアクリレート、N、N″−ジメチル
チミノエヂルアクリレート、グリシジルアクリレート、
シクロへキシルアクリレート、フェニルアクリレート、
ベンジルアクリレート、メチルメタクリレート、エチル
メタクリレート、n−プロピルメタクリレート、イソプ
ロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、5
ec−ブチルメタクリレート、L〜ブチルメタクリレー
ト、n−へキシルメタクリレート、2−エチルへキシル
メタクリレート、n−オクチルメタクリレート、ラウリ
ルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、N、N
’−ジメチルチミノエチルメタクリレート、グリシジル
メタクリレート、シクロへキシルメタクリレート、フェ
ニルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、フマー
ル酸ジブチル、スチレン、ビニールトルエン、α−メチ
ルスチレン、ビニールアセテートなど。
重合は種々の形式に従って行うことが出来るが、溶液重
合を採用するのか普通である。たとえば、不活性溶媒中
、重合開始剤の存在下、本発明の感光性モノマーまたは
これと少なくとも1種の他の重合性モノマー(ただし本
発明の感光性モノマーを通常全モノマー量の0.1重量
%以上とする。)もしくはイソシアネート化合物(I)
またはこれと少なくとも1種の他の重合性モノマー(た
だしイソシアネート化合物(1)を通常全モノマー量の
0゜1重量%とする。)を反応温度50〜140℃、好
ましくは80−110℃において反応させればよい。反
応は通常0.5〜8時間、好ましくは1.5〜5時間内
に実施される。
合を採用するのか普通である。たとえば、不活性溶媒中
、重合開始剤の存在下、本発明の感光性モノマーまたは
これと少なくとも1種の他の重合性モノマー(ただし本
発明の感光性モノマーを通常全モノマー量の0.1重量
%以上とする。)もしくはイソシアネート化合物(I)
またはこれと少なくとも1種の他の重合性モノマー(た
だしイソシアネート化合物(1)を通常全モノマー量の
0゜1重量%とする。)を反応温度50〜140℃、好
ましくは80−110℃において反応させればよい。反
応は通常0.5〜8時間、好ましくは1.5〜5時間内
に実施される。
重合開始剤としては自体公知のものか使用されてよく、
たとえばペンゾイルパへオキシド、1−ブチルパーベン
ゾエートt−ブチルバーオキシド、ヒドロパーオキシド
、クメンヒドロパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキ
シド、t−ブチルパーオフテートなどの有機過酸化物、
2,2゛−アゾビスイソブチロニトリル、アゾジイソ酪
酸ジメチル、2゜2°−アゾビス(2,4−ジメチルバ
レロニトリル)、2.2′−アゾビス(4−メトキン−
2,4−ジメチルバレロニトリル)などのアゾ化合物が
挙げられる。これらを1種または2種以上混合して上記
モノマーに対してo、t−to、好ましくは0.5〜5
重量%の割合で使用すればよい。
たとえばペンゾイルパへオキシド、1−ブチルパーベン
ゾエートt−ブチルバーオキシド、ヒドロパーオキシド
、クメンヒドロパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキ
シド、t−ブチルパーオフテートなどの有機過酸化物、
2,2゛−アゾビスイソブチロニトリル、アゾジイソ酪
酸ジメチル、2゜2°−アゾビス(2,4−ジメチルバ
レロニトリル)、2.2′−アゾビス(4−メトキン−
2,4−ジメチルバレロニトリル)などのアゾ化合物が
挙げられる。これらを1種または2種以上混合して上記
モノマーに対してo、t−to、好ましくは0.5〜5
重量%の割合で使用すればよい。
なお、上記重合反応に際し、必要に応じ連鎖移動剤が使
用されてもよい。この連鎖移動剤も前者の方法において
は特に制限はないが、後者の方法においては活性水素を
有しないものを遭択する必要がある。たとえばα−メチ
ルスチレンダイマーは活性水素を有しないから、いずれ
の方法においても使用することが出来る。
用されてもよい。この連鎖移動剤も前者の方法において
は特に制限はないが、後者の方法においては活性水素を
有しないものを遭択する必要がある。たとえばα−メチ
ルスチレンダイマーは活性水素を有しないから、いずれ
の方法においても使用することが出来る。
後者の方法における重合後のイソシアネート基を有する
ポリマーと感光基を有する活性水素含有化合物との反応
は、前記したイソシアネート化合物(1)と活性水素含
有化合物との反応と全く同様な条件で行なわれてよい。
ポリマーと感光基を有する活性水素含有化合物との反応
は、前記したイソシアネート化合物(1)と活性水素含
有化合物との反応と全く同様な条件で行なわれてよい。
使用する活性水素含有化合物も前記したところと同様で
ある。
ある。
前者の方法においても後者の方法においても反応混合物
から所望の反応成績体を採取するには抽出法、沈澱法、
蒸留法など適宜の分離手段が適用されてよい。
から所望の反応成績体を採取するには抽出法、沈澱法、
蒸留法など適宜の分離手段が適用されてよい。
ここに得られたポリマーは感光基がアンルウレタン結合
(−Co−NH−GO−0−)、アシルチオウレタン結
合(−Co−NH−Go−S−)またはアシル尿素結合
(−CO−N)I−Co−NH−)を介して主鎖にペン
ダント結合している。
(−Co−NH−GO−0−)、アシルチオウレタン結
合(−Co−NH−Go−S−)またはアシル尿素結合
(−CO−N)I−Co−NH−)を介して主鎖にペン
ダント結合している。
本発明の感光性モノマーおよび感光性ポリマーはいずれ
も紫外線照射によって感光基部分において容易に硬化反
応が進行する。従って、それ自体であるいは他の適宜な
成分と共に混合物として光硬化性組成物を形成すること
が出来る。硬化に際して加温や触媒が使用されてもよい
が、普通にはそのような使用を必要としない。硬化に使
用する紫外線は、通常、太陽光線またはその主波長が2
00〜500Hμの範囲にあるものが使用され、その人
口光源としては、たとえば炭素アーク灯、超高圧水銀灯
、高圧水銀灯、低圧水銀灯、メタルハライドランプ、キ
ャノン灯およびケミカルランプが挙げられる。
も紫外線照射によって感光基部分において容易に硬化反
応が進行する。従って、それ自体であるいは他の適宜な
成分と共に混合物として光硬化性組成物を形成すること
が出来る。硬化に際して加温や触媒が使用されてもよい
が、普通にはそのような使用を必要としない。硬化に使
用する紫外線は、通常、太陽光線またはその主波長が2
00〜500Hμの範囲にあるものが使用され、その人
口光源としては、たとえば炭素アーク灯、超高圧水銀灯
、高圧水銀灯、低圧水銀灯、メタルハライドランプ、キ
ャノン灯およびケミカルランプが挙げられる。
本発明の感光性モノマーおよび感光性ポリマーは、その
優れた光硬化性の故に、塗料や接着剤の分野で樹脂成分
として有利に使用されるものである。
優れた光硬化性の故に、塗料や接着剤の分野で樹脂成分
として有利に使用されるものである。
[実施例]
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例1
窒素ガスパージをした3日フラスコ中でベンゾイン2.
12y(10mmof2)をクロロホルム30+(lに
溶解させた。攪はんしながらこの溶液にメタクリロイル
イソシアネート1 、1 fg(I OI!1mo5)
を含有する2−ジクロロエタン溶液79を窒素気流中で
5分間かけて滴下した。液温は25℃から34℃まで上
昇した後降下した。5分後に赤外吸収スペクトルにより
2260cj!−’のイソシアネート基の吸収を確認し
たところ、消失していた。滴下後、クロロホルムおよび
2−ジクロロエタンを減圧下に留去し、N−メタクリロ
イルカルバミン酸ベンゾイルベンジルエステル3.39
を得た。これをベンゼン−クロロホルム混合物から再結
晶して融点161〜163℃の無色透明板状晶を得た。
12y(10mmof2)をクロロホルム30+(lに
溶解させた。攪はんしながらこの溶液にメタクリロイル
イソシアネート1 、1 fg(I OI!1mo5)
を含有する2−ジクロロエタン溶液79を窒素気流中で
5分間かけて滴下した。液温は25℃から34℃まで上
昇した後降下した。5分後に赤外吸収スペクトルにより
2260cj!−’のイソシアネート基の吸収を確認し
たところ、消失していた。滴下後、クロロホルムおよび
2−ジクロロエタンを減圧下に留去し、N−メタクリロ
イルカルバミン酸ベンゾイルベンジルエステル3.39
を得た。これをベンゼン−クロロホルム混合物から再結
晶して融点161〜163℃の無色透明板状晶を得た。
実施例2
窒素ガスパージをした30フラスコ中でp−ヒドロキシ
ベンゾフェノン1.989(l OmmoC)をクロロ
ホルム溶液10x(lに溶解させた(一部固体で存在)
。攪はんしながらこの溶液にメタクリロイルイソシアネ
ート1.119(10mmo&)を含有する2−ジクロ
ロエタン溶液5酎を窒素気流中で5分間かけて滴下した
。滴下後、クロロホルムおよび2−ジクロロエタンを減
圧下に留去し、N−メタクリロイルカルバミン酸p−ベ
ンゾイルフェニルエステル3.19を得た。これをベン
ゼン−クロロポルム混合物から再結晶して融点96〜9
7℃の白色粒状固体を得た。
ベンゾフェノン1.989(l OmmoC)をクロロ
ホルム溶液10x(lに溶解させた(一部固体で存在)
。攪はんしながらこの溶液にメタクリロイルイソシアネ
ート1.119(10mmo&)を含有する2−ジクロ
ロエタン溶液5酎を窒素気流中で5分間かけて滴下した
。滴下後、クロロホルムおよび2−ジクロロエタンを減
圧下に留去し、N−メタクリロイルカルバミン酸p−ベ
ンゾイルフェニルエステル3.19を得た。これをベン
ゼン−クロロポルム混合物から再結晶して融点96〜9
7℃の白色粒状固体を得た。
実施例3
窒素ガスパージをした30フラスコ中でメタクリロイル
イソシアネート1.11y(I Ommof2)を2−
ジクロロエタン20村に溶解させた。攪はんしながらこ
の溶液にシンナミルアルコール1.34g(10mmo
12)を含有する2−ジクロロエタン溶液2(JmQを
窒素気流中で10分間かけて滴下した。滴下後、2−ジ
クロロエタンを減圧下に留去し、褐色粘稠液体としてN
−メタクリロイルカルバミン酸シンナミルエステル2.
4gを得た。これをヘキサンで洗浄した後、シリカカラ
ムで精製して融点66〜67℃の無色針状晶を得た。
イソシアネート1.11y(I Ommof2)を2−
ジクロロエタン20村に溶解させた。攪はんしながらこ
の溶液にシンナミルアルコール1.34g(10mmo
12)を含有する2−ジクロロエタン溶液2(JmQを
窒素気流中で10分間かけて滴下した。滴下後、2−ジ
クロロエタンを減圧下に留去し、褐色粘稠液体としてN
−メタクリロイルカルバミン酸シンナミルエステル2.
4gを得た。これをヘキサンで洗浄した後、シリカカラ
ムで精製して融点66〜67℃の無色針状晶を得た。
寒籠性工
100℃に保った酢酸ブチル8.0gとトルエン4.0
gの混合溶媒中に、メタクリロイルイソシアネート4.
0g(0,036mof2)、2−エチルへキシルアク
リレート4.09、スチレン4.02および2゜2°−
アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.36
90混合物を2時間かけて滴下した。滴下終了後、2,
2°−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0
.069のトルエン3.0g溶液を20分間かけて加え
、50分間エージングした。エージング後、35℃まで
冷却し、シンナミルアルコール4.9g(0,036m
of2)の酢酸ブチル5.0g溶液を20分間かけて滴
下した。アセトン40゜0gを加えることにより、黄色
がかった乳白色のペンダントイソシアネート基にシンナ
ミルアルコールを付加させたコポリマー溶液を得た。得
られたコポリマー溶液は、不揮発固形分含量20.3%
、数平均分子fi4591、α1.88であった。
gの混合溶媒中に、メタクリロイルイソシアネート4.
0g(0,036mof2)、2−エチルへキシルアク
リレート4.09、スチレン4.02および2゜2°−
アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.36
90混合物を2時間かけて滴下した。滴下終了後、2,
2°−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0
.069のトルエン3.0g溶液を20分間かけて加え
、50分間エージングした。エージング後、35℃まで
冷却し、シンナミルアルコール4.9g(0,036m
of2)の酢酸ブチル5.0g溶液を20分間かけて滴
下した。アセトン40゜0gを加えることにより、黄色
がかった乳白色のペンダントイソシアネート基にシンナ
ミルアルコールを付加させたコポリマー溶液を得た。得
られたコポリマー溶液は、不揮発固形分含量20.3%
、数平均分子fi4591、α1.88であった。
この溶液を100μドクターブレードでガラス板上に塗
布し、室温で12時間放置、乾燥して膜厚IOμのフィ
ルムを得た。このフィルムを日本電池製紫外線照射器(
出力80W/cm集光型、オゾン発生タイプ、ラインス
ピードI m/mjn I pass)を通して硬化
させた。硬化をアセトンラビングにより評価したところ
、次の結果を得た:剥離回数 紫外線照射前 6回 紫外線照射後 28回 実施例5 100℃に保った酢酸ブチルれOgに、メタクリロイル
イソシアネート2.0g、2−エチルへキシルアクリレ
ート4.02、スチレン8.0gおよび2.2°−アゾ
ビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.36gの
混合物を2時間かけて滴下した。
布し、室温で12時間放置、乾燥して膜厚IOμのフィ
ルムを得た。このフィルムを日本電池製紫外線照射器(
出力80W/cm集光型、オゾン発生タイプ、ラインス
ピードI m/mjn I pass)を通して硬化
させた。硬化をアセトンラビングにより評価したところ
、次の結果を得た:剥離回数 紫外線照射前 6回 紫外線照射後 28回 実施例5 100℃に保った酢酸ブチルれOgに、メタクリロイル
イソシアネート2.0g、2−エチルへキシルアクリレ
ート4.02、スチレン8.0gおよび2.2°−アゾ
ビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.36gの
混合物を2時間かけて滴下した。
滴下終了後、2.2°−アゾビス(2,4−ジメチルバ
レロニトリル)0.06gのトルエン3.0g溶液を2
0分間かけて加え、30分間エージングした。
レロニトリル)0.06gのトルエン3.0g溶液を2
0分間かけて加え、30分間エージングした。
エージング後、35℃まで冷却し、ベンゾイン3゜8g
のジオキサン40.09溶液を20分間かけて滴下し、
30分間エージングしたところ、不揮発固形分含1i2
2.6%の液体を得た。これをヘキサンで処理して、プ
リズム品固体としてペンダン固形分含fi22.6%の
液体を得た。これをヘキサンで処理して、プリズム品固
体としてペンダントイソシアネート基にベンゾインが付
加したコポリマーを得た。得られたコポリマーは、数平
均分子量7884、α!、86であった。
のジオキサン40.09溶液を20分間かけて滴下し、
30分間エージングしたところ、不揮発固形分含1i2
2.6%の液体を得た。これをヘキサンで処理して、プ
リズム品固体としてペンダン固形分含fi22.6%の
液体を得た。これをヘキサンで処理して、プリズム品固
体としてペンダントイソシアネート基にベンゾインが付
加したコポリマーを得た。得られたコポリマーは、数平
均分子量7884、α!、86であった。
面記液体を100μドクターブレードでガラス板上に塗
布し、室温に12時間放置、乾燥して膜厚10 llの
フィルムを得た。このフィルムを日本電池製紫外線照射
器(出力80W/c、w集光型、オゾン発生タイプ、ラ
インスピードl!l/win 2 pass) ’を通
して硬化させた。硬化をアセトンラビングにより評価し
たところ、次の結果を得た:剥離回数 紫外線照射前 6回 紫外線照射後 22回 [発明の効果] 本発明は原料物質としてイソシアネート化合物(1)と
感光基を持った活性水素含有化合物を使用する点に技術
的な特徴を有するものであり、これによってビニール基
と感光基がアシルウレタン結合、アシルチオウレタン結
合またはアシル尿素結合を介して結合した新しいタイプ
の感光性モノマーを得ることが出来た。また、感光基が
これらの結合のいずれかを介して主鎖にペンダントして
いる感光性ポリマーを得ることが出来た。これらの感光
性モノマーや感光性ポリマーは、上記した化学構造上の
特徴の故に、紫外線照射によって容易に反応する。
布し、室温に12時間放置、乾燥して膜厚10 llの
フィルムを得た。このフィルムを日本電池製紫外線照射
器(出力80W/c、w集光型、オゾン発生タイプ、ラ
インスピードl!l/win 2 pass) ’を通
して硬化させた。硬化をアセトンラビングにより評価し
たところ、次の結果を得た:剥離回数 紫外線照射前 6回 紫外線照射後 22回 [発明の効果] 本発明は原料物質としてイソシアネート化合物(1)と
感光基を持った活性水素含有化合物を使用する点に技術
的な特徴を有するものであり、これによってビニール基
と感光基がアシルウレタン結合、アシルチオウレタン結
合またはアシル尿素結合を介して結合した新しいタイプ
の感光性モノマーを得ることが出来た。また、感光基が
これらの結合のいずれかを介して主鎖にペンダントして
いる感光性ポリマーを得ることが出来た。これらの感光
性モノマーや感光性ポリマーは、上記した化学構造上の
特徴の故に、紫外線照射によって容易に反応する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ビニール基と感光基がアシルウレタン結合、アシル
チオウレタン結合およびアシル尿素結合のいずれかを介
して結合している感光性モノマー。 2、アクリロイルまたはメタクリロイルイソシアネート
と感光基を持った活性水素含有化合物を反応させて得ら
れた特許請求の範囲第1項記載の感光性モノマー。 3、感光基がアシルウレタン結合、アシルチオウレタン
結合およびアシル尿素結合のいずれかを介して主鎖にペ
ンダント結合している感光性ポリマー。 4、特許請求の範囲第1項または第2項に記載の感光性
モノマーまたはこれと少なくとも1種の他の重合性モノ
マーとを重合させることによって得られた特許請求の範
囲第3項記載の感光性ポリマー。 5、重合がラジカル重合である特許請求の範囲第4項記
載の感光性ポリマー。 6、アクリロイルまたはメタクリロイルイソシアネート
もしくはこれと少なくとも1種の他の重合性モノマーを
重合させて得られたポリマーと感光基を有する活性水素
含有化合物を反応させることによって得られた特許請求
の範囲第3項記載の感光性ポリマー。 7、重合がラジカル重合である特許請求の範囲第6項記
載の感光性ポリマー。
Priority Applications (17)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60114481A JP2553034B2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 感光性モノマー |
DE8585304739T DE3585763D1 (de) | 1984-07-03 | 1985-07-03 | Acrylamid-derivate. |
KR1019850004779A KR930006196B1 (ko) | 1984-07-03 | 1985-07-03 | 물성 향상제의 제조방법 |
EP85304739A EP0177122B1 (en) | 1984-07-03 | 1985-07-03 | Acrylamide derivatives |
AT85304739T ATE74349T1 (de) | 1984-07-03 | 1985-07-03 | Acrylamid-derivate. |
CA000486249A CA1310958C (en) | 1984-07-03 | 1985-07-03 | Physical property-improving reagent |
KR1019860004148A KR930010741B1 (ko) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | 관능성 중합체 및 그의 제조방법 |
CA000510070A CA1272544A (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Functional polymers and their production |
US06/867,021 US4666993A (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Functional polymers and their production |
DE3650286T DE3650286T2 (de) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Funktionelle Polymere und deren Herstellung. |
AU57953/86A AU579471B2 (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Polymers with pendant carbonyliminocarbonyl linked functional groups and their production |
EP94114122A EP0630921A3 (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Functional polymers and their production. |
EP86304031A EP0207621B1 (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Functional polymers and their production |
ES555369A ES8800696A1 (es) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Un procedimiento para la preparacion de un polialquenoilisocianato. |
ES557413A ES8801685A1 (es) | 1985-05-27 | 1987-02-16 | Un procedimiento para la preparacion de un polialquenoilisocianato |
US07/058,782 US4935413A (en) | 1984-07-03 | 1987-06-05 | Carbamate physical property-improving reagent |
US07/486,864 US5354495A (en) | 1984-07-03 | 1990-03-01 | Alkenoylcarbamate compounds as elasticity, adhesion, and dispersibility enhancer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60114481A JP2553034B2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 感光性モノマー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61271269A true JPS61271269A (ja) | 1986-12-01 |
JP2553034B2 JP2553034B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=14638820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60114481A Expired - Lifetime JP2553034B2 (ja) | 1984-07-03 | 1985-05-27 | 感光性モノマー |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0630921A3 (ja) |
JP (1) | JP2553034B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19511484A1 (de) * | 1995-03-29 | 1996-10-02 | Bayer Ag | (Co)Polymerisate auf Basis von Vinyl-Einheiten und ihre Verwendung in elektrolumineszierenden Anordnungen |
US7018768B2 (en) * | 2003-06-30 | 2006-03-28 | Samsung Electronics Company | Organosols comprising a chromophore, methods and uses |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57156956A (en) * | 1981-03-18 | 1982-09-28 | Fuji Electric Co Ltd | Holding device for paper sheets |
JPS5920091A (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-01 | 株式会社日本コンラックス | 紙幣受入装置における紙幣の受入制御方法 |
JPS60225845A (ja) * | 1984-04-24 | 1985-11-11 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2856384C3 (de) * | 1978-12-27 | 1981-11-19 | Chemische Fabrik Stockhausen & Cie, 4150 Krefeld | Quartäre Ammoniumgruppen enthaltende Acrylyl- bzw. Methacrylylharnstoffe und Verfahren zu ihrer Herstellung |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP60114481A patent/JP2553034B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-05-27 EP EP94114122A patent/EP0630921A3/en not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57156956A (en) * | 1981-03-18 | 1982-09-28 | Fuji Electric Co Ltd | Holding device for paper sheets |
JPS5920091A (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-01 | 株式会社日本コンラックス | 紙幣受入装置における紙幣の受入制御方法 |
JPS60225845A (ja) * | 1984-04-24 | 1985-11-11 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0630921A2 (en) | 1994-12-28 |
JP2553034B2 (ja) | 1996-11-13 |
EP0630921A3 (en) | 1995-03-29 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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