JPS61270882A - レ−ザ加工装置 - Google Patents

レ−ザ加工装置

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JPS61270882A
JPS61270882A JP11275185A JP11275185A JPS61270882A JP S61270882 A JPS61270882 A JP S61270882A JP 11275185 A JP11275185 A JP 11275185A JP 11275185 A JP11275185 A JP 11275185A JP S61270882 A JPS61270882 A JP S61270882A
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laser
stage
processing
time
excitation pulse
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Keiichiro Sakado
坂戸 啓一郎
Hiroaki Tanaka
宏明 田中
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Nippon Kogaku KK
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/10Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
    • H01S3/101Lasers provided with means to change the location from which, or the direction in which, laser radiation is emitted

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーザ加工装置に関し、特に半導体装置の製造
工程において使用され、半導体集積回路装置の回路パタ
ーンを切断、アニーリング加工する際に適用して好適な
ものである。
〔発明の概要〕
本発明は、加工用光源としてレーザを有するレーザ加工
装置において、レーザを安定に発振させ得る励起許容時
間を設定し、レーザ励起パルスエネルギを当該励起許容
時間の間の選択された時点において発生することにより
、加工用レーザ光を無駄時間なく発生させるようにし得
るものである。
〔従来の技術〕
半導体集積回路装置は、次第に高集積化されて来るのに
伴って、ウェハ又はフォトマスク上に生成されるパター
ンが微細化して行く傾向にある。
そこで半導体集積回路装置の製造工程においてノセター
ンに微細な欠陥が生じても、これが原因になって製造さ
れた集積回路装置全体が不良になり、その結果歩留ま□
りが悪くなる問題がある。
この問題を解決する1つの方法として、例えば半導体メ
モリの場合、各チップ上に本来製造すべきメモリ回路を
構成する主回路部分の外に、予備回路部分を冗長回路と
して構成しておき、あるチップの主回路部分の一部に欠
陥が生じた場合には冗長回路で代用することによって、
このチップを合格品として処理できるようにし、かくし
て合格品の歩留まりを向上させるような方法が提案され
ている(特開昭58−165338号)。
本出願人は、このような加工装置に関する発明を先に出
願した(特願昭60−44900号)。この先願にはレ
ーザ光を用いてパターンの加工をする第6図に示すよう
なレーザ加工装置が提案されている。
第6図において、1は加工用光源を構成するレーザで、
そのレーザ光LAIは全反射ミラー2.3を通じて開口
部材4に照射され、開口部材゛4の開口4Aを通ったレ
ーザ光が投影レンズ5によってウェハ6上に結像される
。このレーザ光に対してウェハ6上に形成された回路パ
ターンが位置合わせされ(これをアライメントと呼ぶ)
、かくして回路パターンの加工をするようになされてい
る。
レーザ光の結像位置に対するウェハ6の位置合わせは、
ウェハ6をt置するステージ11を互いに直交する方向
すなわちX方向及びY方向に移動することによって実行
される。このステージ11の位置座標は別途例えばレー
ザ光を使った光波干渉計でなる測長手段(図示せず)に
よって検出される。
ウェハ6上には集積回路パターン(これをチップと呼ぶ
)が格子状に配列するように形成されており、各チップ
内には予めアライメントマークが付されている。このア
ライメントマークは、Xアライメント顕微鏡12、Yア
ライメント顕微鏡13、θアライメント顕微鏡14によ
って検出される。この装置の場合アライメント用光源を
構成するレーザ15から送出されるレーザ光LA2がハ
ーフミラ−16、全反射ミラー17を介してXアライメ
ント顕微鏡12に供給され、またハーフミラ−16,1
8を介してYアライメント顕微鏡13に供給され、さら
にハーフミラ−16,1日、全反射ミラー19を通じて
θアライメント顕微鏡14に供給され、上記アライメン
ト・マークを照射する。各顕微!12.13.14内に
は光電検出器が設けられ、アライメントマークから到来
する回折光又は散乱光をこの光電検出器によって検出す
ることにより、アライメントマークの位置を検出し得る
ようになされている。
ところでウェハ6上の各アライメントマークの位置及び
各チップ内の加工箇所の位置関係は、それぞれ既知であ
り、かつ投影レンズ5及び各アライメント顕微鏡12.
13.14の位置関係も既知であるから、投影レンズ5
によって結像される加工用レーザ光の現在位置を基準に
して、この結像位置から各チップ内に生じた欠陥位置(
従って加工位置)までの距離(ステージ11の移動量)
を演算によって求めることができ、か(して加工用レー
ザ光を必要十分な精度で加工位置に位置決めすることが
できる。
なおウェハ6内に生じた欠陥位置は、別途検査装置にお
いて検査確認されており、この検査結果に基づいて加工
位置への移動量の演算ないし位置決めを実行するように
なされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような構成のレーザ加工装置においては、従来、ス
テージ11が所定の加工位置で停止した後加工用レーザ
光をウェハ6上に照射するまでの待ち時間が比較的長く
、これが処理量への増大を妨げる要因となった。
加工用光源として用いられるレーザ(例えばYAGレー
ザ)は一般に、第7図において曲線に1で示すように、
出力のばらつき(これを出力安定度と呼ぶ)が固有の周
波数f0で最小値になると同時に、曲線に2で示すよう
に、同じ周波数f。
の近傍で出力が最大になるような特性をもっている。そ
こで一般に加工用光源として用いるレーザ1は、発振時
の安定度が良くかつ出力が最大となるような周波数fo
又はその近傍の周波数を励起周波数として発振動作する
ように制御される。そのためレーザ1には、第8図(B
)に示すように、ステージ11の位置決め動作とは無関
係に一定周期Tのレーザ励起パルスEPが与えられる。
一方ステージ11を所定の加工位置に位置決めする際に
は、第8図(A)に示すような制御パターンに従って、
時点1.においてステージ11を駆動開始した後、時点
1.に至るまでの間加速することによって所定の移動速
度に立上げ、その後一定速度で加工目標位置にステージ
11を移動させて行く、やがて加工目標位置に近づくと
、時点t、において減速を開始し、時点t4において目
標値に到達した時ステージ11を停止させる。
このようにしてウェハ6の加工箇所をレーザ光位置に位
置決めした状態において、時点t4後に発生される最初
のレーザ励起パルスEPによってレーザ1からジャイア
ントパルスが引出され、これが加工用レーザ光として加
工箇所に照射されることにより加工が行われる。
このように従来の装置においては、ステージ11は加工
箇所の位置決めを終了した後の最初のレーザ励起パルス
BPによって加工用レーザ光を得るようになされている
ので、ステージ11が目標加工位置に停止した時点t4
の後、最初のレーザ励起パルスBPが発生するまでの時
間ΔTの間は、ウェハ6に対する加工動作をしないで待
たなければならないことになる。
この平均待ち時間ΔT−は、 ΔT、m□        ・・−・・・(1)の値に
なり、特にレーザーの励起周波数foが比較的低い場合
、例えば数十CpP 8 ) (pulsa pers
econd)以下のような場合には、実用上この待ち時
間に基づいてレーザ加工装置の処理能力が制限されるお
それがある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ステージ
11が加工目標位置に到達した後、レーザ励起パルスB
Pを発生するまでの待ち時間をできる限り短縮し得るよ
うにしたレーザ加工rtfを提案しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するため本発明においては、加工用
光源としてのレーザ1と、このレーザ1が安定に発振動
作させ得る周期でレーザ励起パルスエネルギを発生させ
るような励起パルスを発生する励起パルス発生手段26
と、レーザlが発するレーザ光を加工対象6に照射させ
るべく、加工対象6とレーザlとの相対位置を変化させ
て位置決めする位置決め手段(30,31,32)と、
位置決め手段(30,31,32)による位置決めが完
了した後、直ちにレーザ励起パルスエネルギを発生させ
るべく、当該位置決めが完了するまでに要する時間を予
測し、この予測結果に応じてレーザ励起パルスの発生時
期をレーザ1の安定発振を損なわない範囲で偏倚させる
偏倚手段26とを設ける。
〔作用〕
発生手段26は、加工対象であるウェハ6がレーザ照射
位置に位置決めされたとき、加工用レーザ光を発生する
ためのレーザ励起パルスエネルギを、励起許容時間の間
に選択的に発生させることができる。従って従来の場合
のように、レーザ励起パルスエネルギの固定した発生時
点に限って加工用レーザ光を発生できるようにした場合
と比較 −して、無駄時間なく加工用レーザ光を発生さ
せることができ、かくして単位時間当りの処理量を格段
的に改善することができる。
〔実施例〕
以下図面について本発明の一実施例を詳述する。
先ず、本発明は第1図に示す原理に基づいて加工用レー
ザ光の発生を、ステージ11の位置決め完了時のタイミ
ングに合せるように構成する。すなわちレーザ1に対す
るレーザ励起パルスEP(第1図(A))は、第8図(
B)について上蓮したように、所定の基準局31JIT
で発生することによリ、レーザ1を安定に発振動作させ
るようになされているが、これに加えて本発明において
は、レーザ励起パルスEPのうちの1つ(若しくは複数
)のパルスのタイミングを偏倚させたとしても、他のレ
ーザ励起パルスの周期が所定の基準周期Tを維持する限
り、レーザ1を安定に発振動作させることができる点に
着目して、ステージ11が位置決め完了した時点と、そ
の後の最初のレーザ励起パルスEPが発生すべき時点t
1との間隔が所定の励起許容時間に入っているか否かを
検出し、励起許容時間に入っているときには、レーザ励
起パルスEPの発生をステージ11の位置決め完了時点
に合せるようにタイミング制御する。
レーザ励起パルスEPをタイミング制御する際の条件に
は、次の2つがある。
第1の場合は、第1図(B1)に示すように、ステージ
11の位置決め完了時点t1−2が基準周期Tの時点t
7より前に発生した場合で、この場合レーザ1は基準周
期Tに対応する時点t7に対して時間ΔT1だけの励起
許容時間をもつ、換言すれば、励起許容時間ΔT、の間
であれば、どのタイミングで励起パルスEPを単発的に
発生しても以後レーザ1は安定に発振動作できる。従っ
てステージ11の位置決め完了時点tn−1がこの励起
許容時間ΔT、内に発生するときには、第1図(B2)
に示すように、レーザ励起パルスEPを基準時点t7よ
りΔTxIだけ前の時点t7−8で発生させる。
また第2の場合は、第1図(c1)に示すように、ステ
ージ11の位置決め完了時点t7..が基準周期Tに対
応する時点t7より後に発生した場合で、この場合には
レーザ1は基準周期Tに対応する時点t7に対してΔT
!だけの励起許容時間をもつ、従ってステージ11の位
置決め完了時点t□、がこの励起許容時間ΔT8内に発
生するときには、第1図(c2)に示すように、レーザ
励起パルスEPを基準時点1.、よりΔT、I!だけ遅
れた時点tいや、においてレーザ励起パルスEPを発生
させる。
このようにすれば、時点t*−9においてステージ11
が位置決め完了した場合には、基準周期Tの場合と比較
してΔTt、だけ前の時点でウェハ6に対する加工を行
うことができる。
これに対してステージ11が時点in+1において位置
決め完了状態になったときには、時点t7においてレー
ザ励起パルスEPを発生させずにΔT、□だけ遅らせた
時点で励起パルスを発生させる。
因に従来の方法によれば位置決め完了後T−TX2遅れ
た次の基準周期Tのレーザ励起パルスEPによって加工
がなされるのに対して、本発明によれば、位置決め完了
と同時にウェハ6に対する加工をすることができる。
第2図に示すレーザ加工装置25は、マイクロコンピュ
ータ構成の中央処理ユニツl−(cPU)26を有し、
CPU26は加工用光源としてのレーザ1のレーザ励起
パルスEPのタイミングを上述の原理に基づいて単発的
に制御する。゛すなわち、発振回路27の発振パルスを
カウンタ28において計数し、そのカウント内容は時間
データDTとしてCPU26に供給される0時間データ
DTの内容は、基準周期T(第1図)ごとに反復するよ
うになされ、そのカウント内容が基準周期Tと一致する
タイミングで、カウンタ28はCPU26に対して割込
信号IR(第5図(c))を供給する。かくしてCPt
J26には、基準周期Tのレーザ励起パルスBPのタイ
ミング及び各パルス間の時間位置を表すデータが供給さ
れ、このときCPU26は、第3図に示すメインルーチ
ンから第4図に示すサブルーチンによる処理を割込ませ
て第5図(E)に示すレーザ励起パルスEPをレーザ1
に供給する。
かかる構成に加えて、座標計測装置29からステージ1
1の現在の位置を表す位置データPDがCPU26に供
給される。CPU26は、ステージ11を位置決めすべ
き目標位置と現在のステージの位置との関係をCPU2
6において演算し、ステージ11の現在位置に対応する
座標値が、目標位置に対応する目標座標値に到達するま
でディジタル−アナログ変換器30を介して駆動制御信
号RVを出力する。この駆動制御信号RVは、スデータ
11の駆動源としてのモータ32の駆動回路31に入力
され、モータ32は制御信号RVに応じて制御される。
一方CPU26は、レーザ1の出力系に設けられたQス
イッチ35に対して加工出力タイミング信号PO(第5
図(D))を送出する。ここでQスイッチ35はレーザ
1の出力に対するシャッタ機能を実現するもので、投影
レンズ5からウェハ6に対して加工用レーザ光を照射す
る際に、CPU26から加工出力タイミング信号POを
受けたとき、レーザ1からジャイアントパルスを加工用
レーザLAIとして引き出すように動作する。
第2図のレーザ加工装置25は第3図及び第4図の処理
手順に従ってレーザlに対する励起制御を実行する。
先ずCPU26は、第3図のステップSPIにおいて、
ウェハ6がステージ11上のどこに位置するかをウェハ
6上のアライメントマークから求めた位置データと、ウ
ェハ6上のチップの配列データ及びチップ内の加工位置
に関するデータとに基づいて計算を行い、レーザ1が加
工位置に照射可能となるステージ11の目標座標値を求
める。
続いてCPU26は、ステップSP2において、座標計
測装置29からステージ11の現在の座標値を表す位置
データPDを入力し、目標座標値までの距離を計算する
。その計算結果に基づいてCPO26は、次のステップ
SP3に移って、ステージ11が目標座標値に到達した
か否かを判断する。
ステップSP3において否定結果が得られるとCPU2
6は、次のステップSP4に移ってモータ32に対する
駆動信号RVを送出し、上述のステップSP2に戻る。
かくしてCPU’26は、第5図CB”)に示すように
、ステージ11を加速した後(加速モード)、一定速度
で走行させ(定速モード)、目標座標値に近づ(と減速
しくfIji速モード)、目標値で停止する速度パター
ンSPTに従ってモータ32を駆動制御し、これにより
ステージ11の位置(従って座標計測装置29の位置デ
ータPDの内容)を、第5図(A)に示すように、速度
パターンSPTに応じて加工位置を目標位置に一致させ
るように移動制御する。
このようにしてステージ11が目標値に向って移動を開
始すると同時に、カウンタ28より割込信号IRが時間
T間隔でCPU26に供給される。
これを受けてCPU26はその都度ステップ5P21(
第4図)の割込ルーチンに入る。ここでCPU26は、
先ずステップ5P22においてステージ11が目標座標
値にどの程度近付いているかの判断をする。すなわちス
テップ5P22においてステージ11の現在の座標値か
ら目標座標値までの距離と、速度パターンSPTのモー
ドとを求め、特性上ステージ11が第1図の許容時間Δ
T、内で位置決めを終了できるか否かを予測する。
ステップ5P22において否定結果が得られると、励起
許容時間ΔT2内で位置決めを終了することができない
のでCPU26はステップS’P 23に移ってレーザ
1に対して励起パルスEPを供給した後、ステップ5P
24において元のメインルーチンに戻る。
これに対してステップ5P22において肯定結果が得ら
れると、CPU26は直ちにステップ5P24に移って
元のルーチンに戻り、レーザ1に対する基準周期Tのレ
ーザ励起パルスBPを発生せずに、ステージ11が目標
座標値に到達するのを待つ状態になる。
因にこの状態はステージ11が目標座標値に近づいて来
ており、第1図の時点1.%の許容時間ΔT!の間のい
ずれかの時点で、ステージ11が目標座標値に到達する
であろうことを予測し得た状態になったことを意味し、
そこでCPUZ 6はステップSP3において肯定結果
が生ずるまでステージ11の移動制御を続ける。
このようにしてCPU26がステージ11の位置決め動
作を実行している間に、カウンタ28からCPU26に
対して割込信号IR(第5図(c))が所定の周期T間
隔でCPU2 gに供給されることにより、CPU26
が周期Tのレーザ励起パルスBPを送出し続け(第5図
(E)’) 、これによりレーザ1が安定に発振動作を
繰り返す状態を維持される。
やがて第5図の時点t、。において、ステージ11が目
檀座標値に到達して(第5図(A))ステージ11が停
止すると(第5図(B)) 、CPU26はステップS
P3において肯定結果を得てステップSP5に移る。
このステップSP5は、ステージ11の停止時点が、時
点tloの1つ前のレーザ励起パルスEPを基準にして
、第1図の励起許容時間ΔT、の開始時点を過ぎかつΔ
Tzの終了時点を過ぎていないか否か(この時間をΔT
とする)を判断する。
ここで歪定結果が得られると、未だレーザ1が安定動作
し得る許容時間ΔTl又はΔT8に入っていない(第1
図(Bl))状態にあることを意味しており、従ってC
PU26は肯定結果が得ら−れるまで待ち受ける状態に
なる。やがて励起許容時間ΔT、に入ると、CPU26
はステップSP5において肯定結果を得ることによりス
テップSP6に移ってレーザ1に対してレーザ励起パル
スEPを供給すると共にQスイッチ35に加工出力タイ
ミング信号PO(第5図(D))を供給し、かくしてウ
ェハ6に対してジャイアントパルスによるレーザ光を照
射させることにより加工を行う。
ここで、ステップSP5において肯定結果を得ることが
できる状態は、次の2つがある。
第1の場合は、割込ルーチンのステップ5P22におい
て肯定結果が得られたためにCPU26がステージ11
の停止を待っている状態にあるときで、このときステー
ジ11は許容時間ΔTtにおいて停止する(第1図(c
1)及び(c2))。
かくしてCPU26は基準時点t7では加工パルスを発
生させず、ステージ11の停止時点まで遅らせることに
なる。
第2の場合は、ステージ11の停止時点が許容時間ΔT
、に入ったときで(第1図(B1)及び(B2))、こ
のときCPU26は加工パルスを基準時点t7より前の
時点で発生させることになる。
その結果位置決め完了時からレーザ1が励起されるまで
の平均待ち時間ΔT+−は ・・・・・・ (2) になり、従来の場合((1)式)より一段と短縮し得る
なお実際上ステップSP5において許容時間ΔTが経過
し終わったにもかかわらず肯定結果が得られなかった場
合には、CPU26は上述のステップSP2に戻るよう
な対策が講じられている。
以上の構成によれば、CPU26は、第4図の許容時間
ΔT(−ΔT、+ΔT2)の間にステージ11が目標位
置に到達すれば、その時点で直ちにレーザ1を励起し2
て加工用レーザ光を発生させることができ、かくするに
つき、従来の場合のように基準周期Tのレーザ励起パル
スBPの発生を待たないで済む。
なお、上述の実施例においては、レーザ励起パルスエネ
ルギの発生時期の偏倚を徴発的に行ったが、本発明はこ
れに限られることはなく、偏倚を複数回に分けて行うも
のも含まれる0例えば、ステージ11の位置決めが完了
する時期と基準周期Tに基づくレーザ励起パルスエネル
ギの発生時期とが大きくずれており、1回の偏倚で両時
期を同期させようとするとレーザの発振動作の安定を乱
すような場合に、この偏倚を複数回に分割し、1回の偏
倚量をレーザの安定を乱さない量に抑えれば、両時期を
支障なく同期させることができる。
〔発明の効果〕
上述のように本発明によれば、加工対象が加工レーザ光
の照射位置に位置決めされると直ちに加工レーザ光を送
出させるようにしたことにより、従来の場合と比較して
格段的に少ない待ち時間で加工レーザ光を供給すること
ができ、これにより単位時間当たりの処理量が一段と改
善されたレーザ加工装置を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるレーザ加工装置の動作原理を示す
信号波形図、第2図は本発明によるレーザ加工装置の一
実施例を示すブロック図、第3図及び第4図はそのデー
タ処理手順を示すフローチャート、第5図は第2図の各
部の信号を示す信号波形図、第6図はレーザ加工装置の
ステージ周りの構成を示す路線的斜視図、第7図はレー
ザの出力特性を示す特性曲線図、第8図は従来のレーザ
加工装置の動作の説明に供する信号波形図である。 1・・・・・・レーザ、6・・・・・・ウェハ、26・
・・・・・CPU。 30・・・・・・ディジタル−アナログ変換器、31・
・・・・・駆動回路、32・・・・・・モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)加工用光源としてのレーザと、 (b)該レーザが安定に発振動作させ得る周期でレーザ
    励起パルスエネルギを発生させるような励起パルスを発
    生する励起パルス発生手段と、 (c)前記レーザが発するレーザ光を加工対象に照射さ
    せるべく、加工対象と該レーザとの相対位置を変化させ
    て位置決めする位置決め手段と、 (d)該位置決め手段による位置決めが完了した後、直
    ちに前記レーザ励起パルスエネルギを発生させるべく、
    該位置決めが完了するまでに要する時間を予測し、該予
    測時間に応じて前記レーザ励起パルスの発生時間を前記
    レーザの安定発振を損なわない範囲で偏倚させる偏倚手
    段と を有することを特徴とするレーザ加工装置。
JP11275185A 1985-05-25 1985-05-25 レ−ザ加工装置 Granted JPS61270882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11275185A JPS61270882A (ja) 1985-05-25 1985-05-25 レ−ザ加工装置

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JP11275185A JPS61270882A (ja) 1985-05-25 1985-05-25 レ−ザ加工装置

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JPS61270882A true JPS61270882A (ja) 1986-12-01
JPH0564874B2 JPH0564874B2 (ja) 1993-09-16

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ID=14594639

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8542989B2 (en) 2008-05-15 2013-09-24 Panasonic Corporation Camera system, camera body and interchangeable lens

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8542989B2 (en) 2008-05-15 2013-09-24 Panasonic Corporation Camera system, camera body and interchangeable lens

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