JPH1080780A - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置及びレーザ加工方法

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JPH1080780A
JPH1080780A JP8236731A JP23673196A JPH1080780A JP H1080780 A JPH1080780 A JP H1080780A JP 8236731 A JP8236731 A JP 8236731A JP 23673196 A JP23673196 A JP 23673196A JP H1080780 A JPH1080780 A JP H1080780A
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laser
workpiece
capacitance
detection signal
processing
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Application number
JP8236731A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nishigaki
剛 西垣
Naoki Mitsuyanagi
直毅 三柳
Takashi Shirai
隆 白井
Yoshiaki Shimomura
義昭 下村
Shinya Okumura
信也 奥村
Shigeyuki Sakurai
茂行 桜井
Yoshiya Nagano
義也 長野
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】常に高い精度で加工位置の検出が行え、高い位
置決め精度でかつ高速に所望の加工位置での加工を実施
することができるレーザ加工装置及びレーザ加工方法を
提供する。 【解決手段】レーザ光を先端から照射するノズル12a
に固定した検出用センサ51とワーク1との間の静電容
量の変化を基にリード部104の有無を検出する。この
検出信号をもとに、トリガユニット24で所定の遅延時
間Tdを与えたトリガ信号TP1を生成し、さらにレーザ
コントローラ26でトリガ信号TP1の立ち上がりに同
期したトリガ信号TP2を生成し、このトリガ信号TP2
をもとにレーザ光を発振させる。また、ゲート回路24
Aで、レーザ光照射時に発生するプラズマ状態に起因す
る誤検出信号をマスキング信号で除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばICパッケ
ージのダムバー部の除去に好適で、所望の加工位置を高
速で加工することができるレーザ加工装置及びレーザ加
工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パルス状のレーザ光を利用した加工とし
ては、切断、穴あけ、溶接等の加工方法が機械、電子、
半導体装置などの多方面の分野の製造過程で利用されて
いる。従来のレーザ加工装置の一例を図9及び図10を
参照しながら説明する。
【0003】従来のレーザ加工装置は、図9にその一例
を示すように、レーザヘッド31とレーザ電源33とか
ら構成されるレーザ発振器30、加工光学系32、被加
工物であるワーク40を搭載し水平面内(XY平面内)
に移動可能なXYテーブル41、レーザヘッド31及び
加工光学系32を上下方向(Z軸方向)に移動させるZ
テーブル42、XYテーブル41の水平面内の移動動作
とZテーブル42の上下方向の移動動作とレーザ発振器
30の発振動作とを自動または手動で制御するメインコ
ントローラ43を備える。
【0004】また、レーザ電源33は、レーザコントロ
ーラ33a、交流電源部33b、安定化電源部33c、
コンデンサ部33d及びスイッチ部33eから構成され
る。レーザコントローラ33aから指令された電圧値に
従って、交流電源部33bから供給された交流電流が安
定化電源部33bにより直流に変えられ、コンデンサ部
33dに供給され、コンデンサ部33dに蓄積された電
荷がスイッチ部33eの所定の開閉タイミングに基づき
レーザヘッド31の励起ランプ31aに放電される。こ
のスイッチ部33eの開閉はレーザコントローラ33a
からパルス幅及びパルス周波数を指令するトリガ信号に
従って行われる。そして、励起ランプ31aに励起され
たレーザヘッド31内のレーザ媒体(図示せず)よりパ
ルス状のレーザ光が発振する。
【0005】また、レーザヘッド31にはビームシャッ
タ31bが内蔵されており、このビームシャッタ31b
が開閉することによってパルス状のレーザ光をON/O
FFし、ワーク40へのレーザ光の照射を制御する。即
ちワーク40を加工する場合には上記ビームシャッタ3
1bを開き、加工しない場合には上記ビームシャッタ3
1bを閉じる。このビームシャッタ31bの開閉動作時
間は100〜300ms程度であり、その制御は前述の
レーザコントローラ33aから行うが、メインコントロ
ーラ43からレーザコントローラ33aを介して行うこ
とも可能である。
【0006】上記のようなレーザ加工装置を用いて、例
えばICパッケージのダムバー部の除去(切断)を行う
場合について説明する。図10(a)はワーク40とし
てのICパッケージ(半導体装置)の平面図、図10
(b)は図10(a)のB部の拡大図である。図10
(a)及び(b)に示すように、ダムバー部102は、
ICに使用されるリードフレーム101aのリード部1
04を連結しており、ICのモールド時、即ち樹脂モー
ルド101による一体封止時に流出する樹脂を堰止める
役割と、リードフレーム101aのリード部104を補
強する役割を持ち、製造過程の最後に除去される部分で
ある。このダムバー部102をパルス状のレーザ光で除
去する加工手順を、図10(b)のK点の除去(切断)
が終了し、続いてL点の除去を行う場合を例にとって説
明すると、次のようになる。
【0007】(1)XYテーブル41により、ワーク4
0上へのレーザ光照射位置を図10(b)中K点からL
点の方向(X軸の正方向)に移動させる。但し、X軸及
びY軸を図10(b)のように定める。 (2)L点で位置決めし、XYテーブル41を停止す
る。 (3)ビームシャッタ31bを開く。 (4)レーザ光を照射してL点のダムバー部102を除
去する。 (5)ビームシャッタ31bを閉じる。
【0008】以上(1)から(5)の加工手順を繰り返
すことにより、図10(a)に示すICパッケージの4
辺にあるダムバー部102を順次除去していく。このと
き、XYテーブル41の移動及び停止、ビームシャッタ
31bの開閉は、メインコントローラ43に予め入力し
たプログラムに従って実行される。また、この間レーザ
光は常時パルス状に発振するか、またはビームシャッタ
31bが開いたのと同期して発振し、これらの制御は前
述のレーザコントローラ33aで行われる。
【0009】また、上記のようなダムバーの除去に用い
て好適なレーザ加工装置またはレーザ加工方法に関する
従来技術として、例えば特開平6−142968号公報
に記載のものがある。この従来技術では、加工位置近傍
における被加工物の有無を検出光により検出して対応す
る検出信号を発生する検出手段と、その検出信号に基づ
いて矩形波信号を発生する矩形波信号発生手段と、その
矩形波信号に基づいたタイミングでパルスレーザ光が照
射されるようパルスレーザ光の発振を制御する制御手段
とを備えたレーザ加工装置が開示されており、加工位置
が等間隔である場合のみならず等間隔でない場合にも所
望の加工位置を高速で加工することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】通常のICパッケージ
のダムバー部の寸法は幅0.1〜0.3mm程度、厚さ
0.15mm程度であるので、ダムバー部102を除去
する場合にはレーザ光の1パルスで十分除去可能であ
る。従って、実際の加工に要する時間はパルスレーザ光
のパルス幅の時間に相当し、0.1〜1ms程度であ
る。ところが、前述した(1)〜(5)の加工手順にお
いてはビームシャッタ31bの開閉動作時間である20
0〜600msとXYテーブル41の移動時間とによ
り、一つのダムバー部102を除去するために1s程度
の時間を費やし、ダムバー部102の切断個数やICパ
ッケージの製造個数を考慮すると加工時間がかかり過ぎ
ることになる。
【0011】また、一般的にリードフレーム101aの
リード部104のピッチは等ピッチであることが多い
が、リードフレーム101aの製造誤差や、樹脂でモー
ルドする時の温度履歴による歪や、ハンドリングによる
外力などで変形し、ダムバー部102の除去時には必ず
しも等ピッチになっていない場合がある。前述の(1)
〜(5)のダムバー部102の除去方法では、ダムバー
部102を除去する箇所をプログラムとして予めメイン
コントローラ43に登録しておくが、この方法では上記
リード部104が等ピッチになっていないことには対応
できず、さらに製造誤差や変形が累積して誤差が増大す
るような最悪の場合には、残しておくべきリードフレー
ムのピンの部分にダメージを与える可能性もある。
【0012】これに対し、特開平6−142968号公
報に記載の従来技術によれば、加工位置が等間隔である
場合のみならず等間隔でない場合にも所望の加工位置を
高速で加工することができるため、ピンが等ピッチでな
く不規則な配列になった場合でもダムバーの除去にある
程度対応できる。しかしながら、被加工物の有無を検出
するために用いる検出光の反射光量は、検出光源自体の
光量の変動、或いは被加工物の表面状態による反射光量
の変動に大きく左右されるため、ダムバー部の除去時の
ような数ミクロン程度の位置決め精度を得るためには、
検出光には光量の変動の小さい(数%以下の)ものが要
求される。また、表面反射率が大きく変わる被加工物に
対しては位置決め精度が悪くなる場合があり、被加工物
によっては実加工には適さない場合がある。
【0013】また、リードフレームにおけるダムバー付
近やリードの表面に樹脂の一部やその他の異物が付着し
たり、付着した異物等が突出したりすることがあり、こ
のような場合に上記のような検出光による検出を行う
と、それら異物をあたかもリードの一部であるかのよう
に誤検出してしまうことがある。その結果、レーザ光照
射の位置決め精度が低下して所定位置以外に誤照射され
る可能性があり、所望の寸法での加工が出来ない恐れが
ある。
【0014】本発明の目的は、常に高い精度で加工位置
の検出が行え、高い位置決め精度でかつ高速に所望の加
工位置での加工を実施することができるレーザ加工装置
及びレーザ加工方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、パルス状のレーザ光を発振するレ
ーザ発振器と、上記レーザ光を被加工物の加工位置まで
誘導する加工光学系と、前記被加工物を移動させその加
工位置を決定する搬送手段とを備えるレーザ加工装置に
おいて、前記被加工物に対して離間して設けられその被
加工物との間の静電容量を検出する静電容量検出手段
と、前記加工位置における被加工物の有無による前記静
電容量の変化を検出してその静電容量の変化に対応する
検出信号を発生する検出信号発生手段と、前記レーザ光
照射時に発生するプラズマ状態に起因する被加工物と前
記静電容量検出手段との間の静電容量の一時的な増大に
対応した信号出力を前記検出信号より除去して補正する
検出信号補正手段と、その検出信号補正手段からの検出
信号に基づき被加工物の所定の加工位置にレーザ光が照
射されるようそのレーザ光の発振を制御する制御手段と
を備えることを特徴とするレーザ加工装置が提供され
る。
【0016】また、上記目的を達成するため、本発明に
よれば、被加工物を移動させて加工位置を決定し、レー
ザ発振器よりパルス状のレーザ光を前記加工位置に照射
して被加工物を加工するレーザ加工方法において、前記
被加工物に対して離間して設けた静電容量検出手段によ
ってその被加工物と静電容量検出手段との間の静電容量
を検出し、その静電容量の変化に対応する検出信号を発
生させ、前記レーザ光照射時に発生するプラズマ状態に
起因する前記静電容量の一時的な増大に対応した信号出
力を前記検出信号より除去して補正し、その補正した検
出信号に基づいたタイミングで前記被加工物の所定の加
工位置にレーザ光を照射することを特徴とするレーザ加
工方法が提供される。
【0017】上記のように構成した本発明においては、
被加工物に対して離間して設けられた静電容量検出手段
によって被加工物との間の静電容量を検出し、その状態
で被加工物を移動させる。すると、加工位置における被
加工物の有無に対応して静電容量検出手段と被加工物と
の間の静電容量が変化し、その静電容量の変化に対応す
る検出信号が検出信号発生手段より発生される。この
時、例えば静電容量検出手段と被加工物との間の静電容
量変化に伴う変位電流を測定し、その変化分を信号処理
により取り出すことにより静電容量の変化を波形として
検出できる。
【0018】このように静電容量検出手段と被加工物と
の間の静電容量の変化を検出し、それによって加工位置
における被加工物の有無の情報を検出することにより、
検出の精度が他の異物の付着による影響を受けることが
なくなる。例えば、前述のダムバー切断の場合において
は、樹脂の一部やその他の異物の付着による静電容量の
変化は、被加工物即ち金属製のリードの有無による静電
容量の変化に比べればわずかであるため、静電容量の変
化から加工位置における被加工物の有無を検出すれば、
樹脂の一部やその他の異物の付着による影響を受けるこ
とがない。
【0019】上記検出信号発生手段からの検出信号は制
御手段に入力されて信号処理(具体的にはノイズの除
去、及び微分処理その他の波型演算処理など)が行われ
ることになるが、レーザ光照射時に発生するプラズマ状
態によって被加工物と検出手段との間の静電容量が一時
的に増大し、そのために検出信号にその静電容量の増大
に基づく信号が誤検出信号として載ってしまい、そのま
まではこの誤検出信号によるレーザ光が誤照射されるこ
とになる。従って、本発明では、検出信号発生手段から
の検出信号を制御手段に入力する前に、検出信号補正手
段において静電容量の増大に対応した信号(誤検出信
号)を除去して補正し、その補正された検出信号を制御
手段に入力する。検出信号補正手段での補正は、例えば
上記のような誤検出信号をゲート信号などでマスキング
することにより行うことが可能である。
【0020】そして、上記のように補正された検出信号
が制御手段に入力され、その検出信号に基づいてレーザ
光の発振を制御することにより、加工位置における被加
工物の有無、即ち被加工物の表面の情報に応じて所望の
加工位置に確実にレーザ光が照射されて加工が行われ
る。また、被加工物の有無の情報を検出した位置より一
定の距離だけ離れた位置にレーザ光が照射されるため、
加工位置が等間隔である場合のみならず等間隔でない場
合にでも、被加工物の有無の情報に応じて切断すべき所
望の位置が確実かつ高速に加工される。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について、図
1から図8を参照しながら説明する。但し、以下では、
等間隔に配列されたリードが4つの辺から延びるQFP
型ICパッケージのダムバーの除去について説明する。
【0022】図1に示すように、本実施形態のレーザ加
工装置には、レーザヘッド11とレーザ電源13とから
構成されるレーザ発振器10、加工ヘッド12、被加工
物であるワーク(ICパッケージ)1を搭載し水平面内
(XY平面内)に移動させる搬送手段としてのXYテー
ブル21、レーザヘッド11及び加工ヘッド12を上下
方向(Z軸方向)に移動させるZテーブル22、コント
ロールユニット25が備えられている。コントロールユ
ニット25は、メインコントローラ23、トリガユニッ
ト24、ゲート回路24A、及びマスキング信号発生回
路24Bを有する。メインコントローラ23は、XYテ
ーブル21の水平面内の移動動作とZテーブル22の上
下方向の移動動作とレーザ発振器10の発振動作を自動
的に制御する。また、加工ヘッド12下部にはノズル1
2aが備えられ、ノズル12a先端付近には検出用セン
サ51が固定されており、検出用センサ51はセンサプ
ロセスユニット(以下、センサPUという)50を介し
てゲート回路24Aに接続されている(図2,図3参
照)。
【0023】レーザ電源13は、安定化電源部130、
コンデンサ部131、スイッチ部132、交流電源部1
33、及びレーザコントローラ26を有する。このレー
ザ電源13では、まず、交流電源部133より供給され
た交流電流が安定化電源部130に供給され、レーザコ
ントローラ26から指令された電圧値に従って直流に変
えられ、コンデンサ部131に供給される。コンデンサ
部131に上記電圧値で供給された電荷は、レーザコン
トローラ26からのトリガ信号TP2(後述する)によ
る所定のパルス幅でのスイッチ部132の開閉動作によ
り、レーザヘッド11に備えられた励起ランプ110に
供給される。このパルス状の電荷により上記励起ランプ
110が発光し、これによりレーザヘッド11内のレー
ザ媒体(図示せず)が励起されパルス状のレーザ光が射
出される。
【0024】レーザヘッド11にはビームシャッタ11
1が内蔵されている。このビームシャッタ111は、開
閉することによってレーザ発振器10より放出されるパ
ルス状のレーザ光をON/OFFし、ワーク1へのレー
ザ光の照射を制御する。即ちワーク1を加工する場合に
はビームシャッタ111を開き、加工しない場合にはビ
ームシャッタ111を閉じる。このビームシャッタ11
1の開閉動作時間は100〜300ms程度である。ま
たビームシャッタ111の開閉動作の制御は、レーザコ
ントローラ26から行うが、メインコントローラ23か
らレーザコントローラ26を介して行うことも可能であ
る。
【0025】加工ヘッド12内部には、レーザ光の波長
に対し高い反射率特性を持つダイクロミラー、集光レン
ズ等が備えられており、レーザヘッド11からのレーザ
光がワーク1の方向に誘導されて集光され、ワーク1の
ダムバー102(図6,7参照)に照射されて切断が行
われる。上記は従来のレーザ加工装置の構成と同様であ
る。
【0026】また、加工ヘッド12下部のノズル12a
先端に取り付けられた検出用センサ51は、図2(a)
に示すようにXYテーブル21(ワーク1)に垂直とな
るように固定されている。また、検出用センサ51に
は、図2(b)に示すようなプローブ52が備えられ、
プローブ52は図3に示す発振用電源部57で駆動され
る発振部58によって微小な振動が与えられるようにな
っており、その時のプローブ52の先端部52aとワー
ク1との間の静電容量の変化に伴う微弱な変位電流が検
出されるようになっている。また、ワーク1は電位を基
準電位とするために接地されている。上記検出用センサ
51の固定位置はノズル12aの中心軸よりδdだけ離
れた位置とされ、ダムバー切断用のレーザ光の光軸及び
集光位置からはδdだけ離れた位置が検出されるように
なっている。プローブ52で検出された静電容量の変化
に伴う微弱な変位電流(交流)は、図3に示すようにセ
ンサPU50の電流検出部53で測定されて交流の電気
信号となり、バンドパスフィルタ54でノイズが除去さ
れ、交流増幅部55で増幅される。増幅された信号は整
流部56で直流に変換されて検出信号S1として出力さ
れる。
【0027】検出信号S1はゲート回路24Aで後述す
るようにマスキング処理されて検出信号S2となり、そ
の後にトリガユニット24に入力される。トリガユニッ
ト24では、図4に示すように、ゲート回路24Aから
の検出信号S2がメインアンプ241において増幅され
ると共に同一波形の電圧信号Sに変換され、低域通過の
アクティブ・ローパスフィルタ回路242でノイズが除
去されて信号TPが生成されトリガ信号発生回路243
に入力される。トリガ信号発生回路243では、信号T
Pの立ち上がり後のフラットになるタイミングをもとに
トリガ信号TP0が生成され(図6参照)、さらにディ
レイ回路244においてメインコントローラ23から指
令された遅れ時間Tdが与えられてトリガ信号TP1が生
成され、このトリガ信号TP1がレーザコントローラ2
6へと出力される。なお、メインアンプ241の一部の
機能を前述のセンサPU50に含め、センサPU50で
ある程度増幅した信号をトリガユニット24に入力して
もよい。
【0028】また、図5に示すように、レーザコントロ
ーラ26には、入出力部260、中央演算部261、ト
リガ回路262が備えられている。トリガ回路262
は、トリガユニット24からのトリガ信号TP1の立ち
上がりに同期してメインコントローラ23から中央演算
部261に指示されたパルス幅のトリガ信号TP2を生
成し、このトリガ信号TP2がスイッチ部132に入力
される。また、コンデンサ部131に供給される電荷の
電圧値は、入出力部260より中央演算部261に入力
され、中央演算部261から安定化電源部130に指示
される。これ以降は、前述したような過程に従ってレー
ザ光が発振する。
【0029】次に、以上の構成を有するレーザ加工装置
の動作を説明する。図6は、検出用センサ51によるリ
ードの有無の検出からレーザ光の発振までのタイムチャ
ートである。まず、ICパッケージのダムバー102の
中心線上にノズル12aの中心軸即ちレーザ光の光軸を
位置決めし、検出用センサ51による検出位置をダムバ
ー102から遠ざかる向きにδdだけ離れた場所とす
る。図2では、紙面左側が樹脂モールド101から遠ざ
かる向きとなる。この状態でワーク1をXYテーブル2
1によって、例えばX軸の負方向に一定速度で移動させ
ると、ノズル12a及び検出用センサ51はワークに対
して相対的に移動し、ノズル12aの中心軸(レーザ光
の光軸)と検出用センサ51の検出位置の軌跡は図5に
A,Bで示すようにδdの間隔を保ちながら平行な軌跡
を描く。この時のXYテーブル21の移動方向は、図2
では紙面より垂直に近づく方向となる。なお、図6の上
部には、上記軌跡A,Bと共に、リード部104と、各
リード部104の間隙であるスリット部103とを、ワ
ーク1を一定速度で動かした時の時間変化として模式的
に付記しており、さらに樹脂モールド101及びダムバ
ー102の位置関係も示した。
【0030】検出用センサ51が上記のように軌跡Bに
沿って一定速度で移動すると、リード部104の有無に
応じてプローブ52の先端部52aとワーク1との間の
静電容量が変化し、それに伴う微弱な変位電流がプロー
ブ52で検出され、図2及び図3で説明したように信号
処理されてそれに基づく検出信号S1がセンサPU50
より出力され、ゲート回路24Aを通過後に検出信号S
2としてトリガユニット24のメインアンプ241に入
力される。検出信号S2はメインアンプ241で増幅さ
れ、電圧信号Sとしてアクティブ・ローパスフィルタ回
路242に入力され、ノイズが除去されて信号TPが生
成されるが、この信号TPの変化は例えば図6のように
リード部104の有無に対応した変化となる。この時、
ワーク1のリード部104とスリット部103が等ピッ
チで並んでいれば、XYテーブル21が一定速度で移動
するので信号TPの変化は図6に示すような一定周期と
なるが、リード部104とスリット部103が等ピッチ
で並んでいない場合には、信号TPの変化はピッチの変
化に比例した時間変化を持つ波形となる。
【0031】続いて、信号TPはトリガ信号発生回路2
43に入力され、信号TPが立ち上がってフラットにな
るタイミングをもとにトリガ信号TP0が生成され、デ
ィレイ回路244においてメインコントローラ23から
指令された遅れ時間Tdが与えられてトリガ信号TP1
生成され、このトリガ信号TP1がレーザコントローラ
26へと出力される。
【0032】トリガ信号TP1はトリガ回路262に入
力され、トリガ信号TP1の立ち上がりに同期したトリ
ガ信号TP2が出力される。トリガ信号TP2のパルス幅
は、前述のようにメインコントローラ23から中央演算
部261を介して指示される。トリガ信号TP2はスイ
ッチ部132に入力され、トリガ信号TP2の立ち上が
りに同期してスイッチ部132がONとなり、励起ラン
プ110にコンデンサ部131からの電荷が供給され、
さらにトリガ信号TP2の立ち下がりに同期して、スイ
ッチ部132がOFFとなり、励起ランプ110への電
荷の供給は停止する。以上のようにしてトリガ信号TP
2に同期したパルス状のレーザ光(図6ではFPで示
す)が発振する。上記において、トリガ信号TP2の発
生からレーザ光発振までには、スイッチ部132での遅
れやレーザヘッド11でのレーザ発振までの遅れなどに
より、一定の時間を要するが、図6ではこの時間を遅れ
時間δtとした。なお、図中のトリガ信号TP2及びレー
ザ光は実際にある幅を持ったパルス波形を有するが、他
の信号に比べて非常にそのパルス幅が短いために、図で
は線状に示してある。
【0033】ところで、レーザ光FPの照射時には、発
生するプラズマ状態に起因してプローブ52の先端部5
2aとワーク1との間の静電容量が一時的に増大し、そ
のためにセンサ51が反応して図7にタイミングチャー
トで示すように上記静電容量の増大に基づく誤検出信号
3が発生してしまう。この誤検出信号S3は、実際には
検出信号S1に載った状態となるが、図7では簡単のた
めに誤検出信号S3のみを表した。そのため誤検出信号
3に基づくエラートリガ信号TPeもトリガ信号発生回
路243から発生することになり、そのままではこのエ
ラートリガ信号TPeによるレーザ光が誤照射されるこ
とになる。本実施形態では、このことを防止するため、
ゲート回路24Aにおいて誤検出信号S3を除去して補
正する。以下、この手順について説明する。
【0034】図5に示すように、トリガ信号TP2はマ
スキング信号発生回路24Bにも入力され、そのトリガ
信号TP2に基づいてマスキング信号発生回路24Bか
ら図7に示すゲート幅Δtのマスキング信号TPtが発
せられ、ゲート回路24Aに入力される。このゲート回
路24Aでは、前述の誤検出信号S3の載った検出信号
1から誤検出信号S3のみがマスキング信号TPtでマ
スキング処理される。即ち、図7に示すように、マスキ
ング信号TPtのゲート幅Δtの間(ONになっている
間)はゲート回路24Aからの信号出力しないようにし
ておけば、誤検出信号S3を除去することができる。こ
のようにして、プラズマ状態に起因するレーザ光の誤照
射を防止することができる。但し、マスキング信号TP
tのゲート幅Δtは、誤検出信号S3のみがマスキングさ
れるような幅に設定することが必要である。
【0035】ここでディレイ回路244で与える遅延時
間Tdについて説明する。ワーク1の移動速度をv、ワ
ーク1のスリット部3の幅をLとすると、検出用センサ
51がリード部104の中央部を検出してから、レーザ
光の光軸(スポット位置)がスリット部103の中央ま
で移動する時間t1は、 t1=(L/2)/v ・・・(1) となる。また、リード部104の中央部を検出してから
レーザ光がワーク1に照射されるまでの時間t2はディ
レイ回路244で与えられる遅延時間Tdを用いて、 t2=Td+t0 ・・・(2) と表される。ここに、t0はトリガ信号回路243での
遅れ、図5の遅れ時間δt、及びその他の回路で生じる
遅れを総合した遅れ時間である。
【0036】レーザ光がダムバー部102の中央に照射
されるべき条件は、 t1=t2 ・・・(3) であるから、式(1)〜(3)より遅延時間Tdは、 Td=L/(2v)−t0 ・・・(4) に設定すればよいことになる。なお、上記遅延時間
0、ワーク1の移動速度v、スリット部103の幅L
は、予めメインコントローラ23に入力される。
【0037】上記では、ICパッケージの図6に示す辺
のダムバー102を切断、除去する場合を中心に説明し
たが、それに引き続いて、ICパッケージの残り3つの
各辺にあるダムバー102を順次切断、除去する場合に
ついて、図8により説明する。但し、図8において、X
軸及びY軸を図のように定める。
【0038】図8に示す辺の全てのダムバー102の切
断(X軸の正方向)が完了すると、ノズル12aをノズ
ル12aの中心軸まわりに反時計まわりに90°回転さ
せる。そして、XYテーブル21により加工位置をY軸
の正方向に一定速度vで移動させ、検出用センサ51で
の検出に基づく(軌跡B1に沿った)検出信号をもとに
して前述のようにレーザ光よるダムバー102の切断、
除去を行う。次に、ノズル12aを反時計まわりにさら
に90°回転させ、XYテーブル21により加工位置を
X軸の負方向に一定速度vで移動させ、検出用センサ5
1での検出に基づく(軌跡B2に沿った)検出信号をも
とにして前述のようにレーザ光によるダムバー102の
切断、除去を行う。次に、ノズル12aを反時計まわり
にさらに90°回転させ、XYテーブル21により加工
位置をY軸の負方向に一定速度vで移動させ、検出用セ
ンサ51での検出に基づく(軌跡B3に沿った)検出信
号をもとにして前述のようにレーザ光によるダムバー1
02の切断、除去を行う。以上により、ICパッケージ
の4つの辺全てにおけるダムバー102の切断、除去が
完了する。また、ICパッケージの各辺のダムバー10
2切断時におけるレーザ光の光軸100Aと検出用セン
サ51の検出位置200Aとの位置関係は、図8の各辺
に付記する通りである。なお、上記では、隣接する辺に
移る時に、ノズル12aを反時計まわりに回転させるこ
ととしたが、XYテーブル21の方を時計まわりに回転
させてもよい。
【0039】以上のような本実施形態によれば、検出用
センサ51によってプローブ52とワーク1との間の静
電容量の変化を基にリード部104の有無を検出するの
で、樹脂の一部やその他の異物の付着の影響を受けずに
高精度な検出を行うことができる。そして、検出信号S
1に基づいて、その後のトリガユニット24及びレーザ
コントローラ26における信号処理によりレーザ光を発
振させるため、ワーク1の表面の情報に応じて所望の加
工位置(ピンが等間隔の場合におけるスリット部103
の中央部)にレーザ光を照射させて加工を行うことがで
きる。また、リード104のピッチとXYテーブル21
の移動速度vとで決まるレーザ光の発振周期程度の短時
間でダムバー部を切断することができ、確実かつ高速な
加工が可能となる。さらに、ゲート回路24Aにおい
て、レーザ光照射時に発生するプラズマ状態に起因する
誤検出信号S3をマスキング信号TPtで除去するので、
プローブ52とワーク1との間の静電容量の一時的な増
大によるレーザ光の誤照射を防止することができる。ま
た、上記に加え、リード部104端部より一定の距離だ
け離れた位置にレーザ光が照射されるため、リード部1
04が等間隔である場合のみならず等間隔でない場合に
でも、ワーク1の形状に応じて切断すべきダムバー10
2の所望の位置を確実かつ高速に加工することができ
る。
【0040】なお、プラズマ状態に起因するプローブ5
2とワーク1との間の静電容量の増大は、一般にリード
部104の有無に基づく検出信号の変化よりも大きいた
め、例えばトリガ信号発生回路243に入力する信号T
Pのうちある所定のレベル以上の信号を無視(ネゲー
ト)すれば、それによって誤検出信号を除去することが
できる。
【0041】また、上記のトリガユニット24をCPU
で構成し、トリガ回路262からのトリガ信号TP2
直接上記のCPUに割り込ませ、ソフトウェア上で前述
のゲート回路24Aと同様の処理を行わせても、レーザ
の誤照射を防ぐことができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、静電容量検出手段によ
って被加工物との間の静電容量を検出検出するので、樹
脂の一部やその他の異物の付着の影響を受けずに高精度
な検出を行うことができる。そして、その検出信号に基
づいてレーザ光の発振を制御するので、被加工物の表面
の情報に応じて高い位置決め精度でかつ高速に所望の加
工位置での加工を実施することができる。さらに、検出
信号補正手段でレーザ光照射時に発生するプラズマ状態
に起因する誤検出信号を除去するので、上記静電容量の
一時的な増大によるレーザ光の誤照射を防止することが
できる。また、上記に加え、加工位置が等間隔である場
合のみならず等間隔でない場合にでも、所定の加工位置
を確実かつ高速に加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるレーザ加工装置の構
成を示す図である。
【図2】図1のレーザ加工装置におけるノズル及び検出
用センサを示す図であり、(a)はその側面図、(b)
は(a)に示す検出用センサに備えられたプローブの拡
大図である。
【図3】図1のセンサPUの構成を示す図である。
【図4】図1のトリガユニットの構成を示す図である。
【図5】図1のレーザコントローラ、ゲート回路、マス
キング信号発生回路等の構成を示す図である。
【図6】検出用センサによるリードの有無の検出からレ
ーザ光の発振までのタイムチャートである。
【図7】レーザ光照射時に発生するプラズマ状態に起因
する誤検出信号と、その誤検出信号を除去するためのマ
スキング信号との関係を示すタイムチャートである。
【図8】図1のレーザ加工装置によってICパッケージ
の4つの辺にあるダムバーを順次切断、除去する場合を
説明する図である。
【図9】従来のレーザ加工装置の構成図である。
【図10】図9のレーザ加工装置を用いて、例えばIC
パッケージのダムバー部の除去(切断)を行う場合を説
明する図であって、(a)はダムバーを有するICパッ
ケージを示す図、(b)は(a)のB部拡大図である。
【符号の説明】
1 ワーク 10 レーザ発振器 11 レーザヘッド 12 加工ヘッド 12a ノズル 13 レーザ電源 21 XYテーブル 22 Zテーブル 23 メインコントローラ 24 トリガユニット 24A ゲート回路 24B マスキング信号発生回路 25 コントロールユニット 26 レーザコントローラ 50 センサPU 51 検出用センサ 52 プローブ 52a (プローブの)先端部 53 電流検出部 54 バンドパスフィルタ 55 交流増幅部 56 整流部 57 発振用電源部 58 発振部 101 樹脂モールド 102 ダムバー部 103 スリット部 104 リード部 110 励起ランプ 130 安定化電源部 131 コンデンサ部 132 スイッチ部 133 交流電源部 241 メインアンプ 242 アクティブ・ローパスフィルタ回路 243 トリガ信号発生回路 244 ディレイ回路 260 入出力部 261 中央演算部 262 トリガ回路 100A (レーザ光の)光軸 200A 検出位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下村 義昭 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 奥村 信也 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 桜井 茂行 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 長野 義也 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス状のレーザ光を発振するレーザ発
    振器と、前記レーザ光を被加工物の加工位置まで誘導す
    る加工光学系と、前記被加工物を移動させその加工位置
    を決定する搬送手段とを備えるレーザ加工装置におい
    て、 前記被加工物に対して離間して設けられ前記被加工物と
    の間の静電容量を検出する静電容量検出手段と、前記加
    工位置における被加工物の有無による前記静電容量の変
    化を検出してその静電容量の変化に対応する検出信号を
    発生する検出信号発生手段と、前記レーザ光照射時に発
    生するプラズマ状態に起因する前記被加工物と前記検出
    手段との間の静電容量の一時的な増大に対応した信号出
    力を前記検出信号より除去して補正する検出信号補正手
    段と、前記検出信号補正手段からの検出信号に基づき前
    記被加工物の所定の加工位置に前記レーザ光が照射され
    るようそのレーザ光の発振を制御する制御手段とを備え
    ることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 被加工物を移動させて加工位置を決定
    し、レーザ発振器よりパルス状のレーザ光を前記加工位
    置に照射して前記被加工物を加工するレーザ加工方法に
    おいて、 前記被加工物に対して離間して設けた静電容量検出手段
    によって前記被加工物と前記静電容量検出手段との間の
    静電容量を検出し、その静電容量の変化に対応する検出
    信号を発生させ、前記レーザ光照射時に発生するプラズ
    マ状態に起因する前記静電容量の一時的な増大に対応し
    た信号出力を前記検出信号より除去して補正し、前記補
    正した検出信号に基づいたタイミングで前記被加工物の
    所定の加工位置に前記レーザ光を照射することを特徴と
    するレーザ加工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100337304B1 (ko) * 2000-06-14 2002-05-17 이계안 레이저 빔 조사 신호 최적화에 의한 레이저 용접 방법
US7557589B2 (en) 2006-06-13 2009-07-07 Mitsubishi Electric Corporation Gap detection device for laser beam machine, laser beam machining system and gap detection method for laser beam machine

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