JP2963588B2 - パルスレーザ加工機及びパルスレーザ加工方法 - Google Patents

パルスレーザ加工機及びパルスレーザ加工方法

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JP2963588B2 JP4293114A JP29311492A JP2963588B2 JP 2963588 B2 JP2963588 B2 JP 2963588B2 JP 4293114 A JP4293114 A JP 4293114A JP 29311492 A JP29311492 A JP 29311492A JP 2963588 B2 JP2963588 B2 JP 2963588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の加工位置を高速
で加工することができるパルスレーザ加工機及びパルス
レーザ加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パルスレーザ光を利用した加工として
は、切断、穴あけ、溶接などの加工方法が機械、電子、
半導体などの多方面の分野で利用されている。従来のパ
ルスレーザ加工機の構成を図11及び図12を参照しな
がら説明する。
【0003】従来のパルスレーザ加工機は、図11にそ
の一例を示すように、レーザヘッド31と加工ヘッド3
2とレーザ電源33とから構成されるレーザ発振器3
0、被加工物であるワーク40を搭載し水平面内(XY
平面内)に移動可能なXYテーブル41、レーザヘッド
31及び加工ヘッド32を上下方向(Z軸方向)に移動
させるZテーブル42、XYテーブル41の水平面内の
移動動作とZテーブル42の上下方向の移動動作とレー
ザ発振器30の発振動作とを自動または手動で制御する
メインコントローラ43を備える。
【0004】また、レーザ電源33は、図示しないレー
ザコントローラ、安定化電源、コンデンサ部及びスイッ
チ部から構成され、安定化電源て供給された交流電源が
レーザコントローラから指令された電圧値に従って直流
に変えられ、コンデンサ部に供給され、コンデンサ部の
電荷がスイッチ部に供給され、レーザコントローからの
パルス幅及びパルス周波数を指令するトリガ信号に従っ
てスイッチ部が動作し、これに従ってレーザヘッド31
よりパルスレーザ光がパルス状に発振する。
【0005】また、レーザヘッド31には図示しないビ
ームシャッターが内臓されており、開閉することによっ
てパルスレーザ光をON/OFFし、ワーク40へのパ
ルスレーザ光の照射を制御する。即ちワーク40を加工
する場合には上記ビームシャッターを開き、加工しない
場合には上記ビームシャッタを閉じる。このビームシャ
ッターの動作時間は100〜300msec程度であ
り、その制御は、前述のレーザコントローラから行う
が、メインコントローラ43からレーザコントローラを
介して行うことも可能である。
【0006】上記のようなパルスレーザ加工機を用い
て、例えば、ICパッケージのダムバー切断を行う場合
を説明する。図12(a)はICバッケージの平面図、
図12(b)は図12(a)のXII−B部拡大図であ
る。図12(a)に示すように、ダムバー2は、ICに
使用されるリードフレームのピンを連結しており、IC
のモールド時にレジンを堰止める役割と、ピンを補強す
る役割を持ち、製造工程の最後の方で除去されるバーで
ある。このダムバー2をパルスレーザ光で除去する加工
手順を、図12(b)のK点の加工が終了し、続いてL
点の加工を行う場合を例にとって説明すると、次のよう
になる。
【0007】(1) XYテーブル41により、ワーク
40上へのパルスレーザ光照射位置を図2中K点からL
点の方向に移動させる。
【0008】(2) L点で位置決めしXYテーブル4
1を停止する。
【0009】(3) ビームシャッターを開にする。
【0010】(4) パルスレーザ光を照射し、L点の
ダムバー2を切断する。
【0011】(5) ビームシャッターを閉にする。
【0012】以上(1)から(5)の加工手順を繰返す
ことにより、図12(a)に示すICパッケージの4辺
にあるダムバー2を順次切断し、隣合うピンを切断して
いく。このとき、XYテーブルの移動及び停止、移動軌
跡、ビームシャッター開閉は、メインコントローラ43
にあらかじめ入力したプログラムに沿って指令される。
また、この間パルスレーザ光は常時パルス状に発振する
か、またはビームシャッターが開いたのと同期して発振
し、これらの制御は前述のレーザコントローラで行なわ
れる。
【0013】尚、この種のパルスレーザ加工方法に関す
る技術としては、例えば特開昭56−9090号公報に
記載されたものがある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記ICパッケージの
ダムバーの寸法は幅0.1〜0.3mm程度、厚さ0.
15mm前後であるので、この切断はパルスレーザ光の
1パルスで十分可能である。従って、実際の加工に要す
る時間はパルスレーザ光のパルス幅の時間に相当し、
0.1〜1msec程度である。ところが、前述の
(1)から(5)の加工手順においてはビームシャッタ
ーの動作時間である100〜300msecとテーブル
の移動時間とにより、1つのダムバー切断のために1s
ec程度の時間を費し、ダムバーの切断個数やICパッ
ケージの製造個数を考慮すると、加工時間がかかり過ぎ
ることになる。
【0015】また、一般的にはピンのピッチは等ピッチ
であることが多いが、リードフレームの製造誤差や、レ
ジンでモールドする時の温度履歴による歪や、ハンドリ
ングによる外力などで変形し、ダムバー切断時には必ず
しも等ピッチにはなっていない場合がある。前述のダム
バー切断方法は、ダムバーを切断する箇所をプログラム
として予じめメインコントローラ43に登録しておく方
法であるが、この方法では上記ピンが等ピッチになって
いないことには対応できず、さらに製造誤差や変形が累
積して誤差が増大するような最悪の場合には、残してお
くべきリードフレームのピンの部分にダメージを与える
可能性もある。
【0016】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、加工
位置が等間隔である場合のみならず等間隔でない場合に
も所望の加工位置を高速で加工することができるパルス
レーザ加工機及びパルスレーザ加工方法を提供すること
である。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるパルスレーザ加工機においては、レー
ザ発振器と、被加工物を移動させ前記レーザ発振器によ
る前記被加工物の加工位置を決定する搬送手段とを備え
るパルスレーザ加工機において、前記加工位置における
被加工物の材料の有無を検出して対応する検出信号を発
生する検出手段と、前記検出手段からの検出信号に基づ
いて第1の矩形波信号を発生する矩形波信号発生手段
と、前記第1の矩形波信号に基づいたタイミングでパル
スレーザ光が照射されるようパルスレーザ光の発振を制
御する制御手段とを備え、前記制御手段は、第2の矩形
波信号を発生する内部ジェネレータと、前記矩形波信号
発生手段からの第1の矩形波信号及び前記内部ジェネレ
ータからの第2の矩形波信号を切り換えて出力する切換
手段と、前記切換手段から出力された矩形波信号の立ち
上がりを基に前記レーザ発振器を動作させるトリガ信号
を発生するトリガ手段とを有する
【0018】ここで、好ましくは、前記矩形波信号発生
手段は、前記検出信号を二値化して前記第1の矩形波信
号を発生する比較手段と、その第1の矩形波信号に所定
の遅れ時間を与える遅延手段とを備える。
【0019】また、上記目的を達成するため、本発明に
よるパルスレーザ加工方法においては、被加工物を移動
させて加工位置を決定し、レーザ発振器よりパルスレー
ザ光を前記加工位置に照射して加工するパルスレーザ加
工方法において、前記加工位置における被加工物の材料
の有無を検出し、前記材料の有無の検出に基づいた第1
の矩形波信号を出力するか、又は内部ジェネレータから
発生される第2の矩形波信号を出力するかを切り換え、
出力された第1又は第2の矩形波信号の立ち上がりを基
に前記レーザ発振器を動作させるトリガ信号を発生し、
前記第1の矩形波信号又は第2の矩形波信号に基づいた
タイミングでパルスレーザ光が照射されるようパルスレ
ーザ光の発振を制御する。
【0020】好ましくは、前記第1の矩形波信号は、前
記検出信号を二値化して発生し、発生した第1の矩形波
信号に所定の遅れ時間を与える
【0021】
【0022】
【0023】
【作用】上記のように構成した本発明においては、検出
手段で加工位置における被加工物の材料の有無を検出し
て検出信号を発生し、矩形波信号発生手段で検出信号に
基づいて第1の矩形波信号を発生し、制御手段で第1の
矩形波信号に基づいたタイミングでパルスレーザ光の発
振を制御することにより、被加工物の表面の情報に応じ
て所望の加工位置に確実にパルスレーザ光が照射されて
加工が行われる。従って、例えばICパッケージのダム
バー切断を行う場合、ピンの有無の情報に応じてダムバ
ーの切断すべき所望の位置が確実かつ高速に切断され
る。
【0024】また、制御手段においては、切換手段で矩
形波信号発生手段からの第1の矩形波信号と制御手段に
設けられた内部ジェネレータからの第2の矩形波信号と
が切り換えて出力され、トリガ手段で前記切換手段から
出力された矩形波信号の立ち上がりを基にトリガ信号が
発生しレーザ発振器に出力される。従って、第1の矩形
波信号がトリガ手段に入力されるよう切換手段を切り換
えることによって、例えばダムバー切断のような被加工
物の表面の情報に応じた加工が行われ、また、第2の矩
形波信号がトリガ手段に入力されるよう切換手段を切り
換えることによって、内部ジェネレータに予め入力され
た一定周期でパルスレーザ光が発振し、従来からの通常
のパルスレーザ加工が行われる。
【0025】また、矩形波信号発生手段においては、比
較手段で検出信号が二値化されて第1の矩形波信号とな
り、これに遅延手段によって所定の遅れ時間が与えら
れ、制御手段に入力される。この遅延手段での所定の遅
れ時間を適当に決めておけば、被加工物の表面の情報に
応じた周期(タイミング)でパルスレーザ光が発振し、
被加工物の所望の加工位置にパルスレーザ光が照射され
加工が確実に行われる。
【0026】
【0027】
【0028】
【実施例】本発明の一実施例によるパルスレーザ加工機
及びパルスレーザ加工方法について、図1から図8によ
り説明する。但し、以下では、おもに等間隔のピンを有
するICのリードフレームのダムバー切断について説明
する。
【0029】図1に示すように、本実施例のパルスレー
ザ加工機には、レーザヘッド11と加工ヘッド12とレ
ーザ電源13とから構成されるレーザ発振器10、被加
工物であるワーク1を搭載し水平面内(XY平面内)に
移動させる搬送手段としてのXYテーブル21、レーザ
ヘッド11及び加工ヘッド12を上下方向(Z軸方向)
に移動させるZテーブル22、メインコントローラ23
と矩形波信号発生回路24を有するコントロールユニッ
ト25が備えられている。メインコントローラ23は、
XYテーブル21の水平面内の移動動作とZテーブル2
2の上下方向の移動動作とレーザ発振器10の発振動作
とを自動または手動で制御する。
【0030】レーザ電源13は、安定化電源130、コ
ンデンサ部131、スイッチ部132、及びレーザコン
トローラ134から構成される。このレーザ電源13で
は、まず、安定化電源130において供給された交流電
源がレーザコントローラ134から指令された電圧値に
従って直流に変えられ、コンデンサ部131に供給され
る。コンデンサ部131に上記電圧値で供給された電荷
はスイッチ部132に供給され、レーザコントローラ1
34から入力されるパルスレーザ光のパルス幅及びパル
ス周波数を指令するトリガ信号に従ってスイッチ部13
2が動作し、上記電荷がレーザヘッド11に備えられた
レーザ励起用のフラッシュランプ(図示せず)に供給さ
れる。このパルス状の電荷により上記フラッシュランプ
が発光し、これにより発振媒体が励起されてパルスレー
ザ光がパルス状に発振する。
【0031】加工ヘッド12には後述する照明光発生手
段(図4参照)と光検出手段としてのフォトセンサ12
5が備えられ、フォトセンサ125からの検出信号は矩
形波信号発生回路24に入力され、矩形波信号発生回路
24はメインコントローラ23からの指令により、レー
ザ電源13内のレーザコントローラ134(後述する)
に矩形波信号を出力する。
【0032】また、図2に示すように、矩形波信号発生
回路24には、オペアンプで構成された比較手段として
のコンパレータ241及び遅延手段としてのディレイ回
路242が備えられており、フォトセンサ125からの
検出信号がコンパレータ241で二値化されて矩形波信
号が生成され、ディレイ回路242でこの矩形波信号に
メインコントローラ23から指令された遅れ時間が与え
られ、第1の矩形波信号Pとしてレーザコントローラ1
34に出力される。
【0033】また、図3に示すように、レーザコントロ
ーラ134には、切換手段としてのゲート回路135、
トリガ回路136、一定周期の第2の矩形波信号Gを発
生する内部ジェネレータ137が備えられている。そし
て、矩形波信号発生回路24からの第1の矩形波信号
P、及び内部ジェネレータ137からの第2の矩形波信
号Gがゲート回路135に入力される。また、メインコ
ントローラ23からゲート回路135へは制御信号TP
が入力されるが、ダムバーの切断を行う時はTP=1
が、ダムバーの切断を行わない時はTP=0が入力され
る。そして、ゲート回路135は、制御信号TP=1が
入力された時、即ちダムバーの切断を行う時は第1の矩
形波信号Pをトリガ回路136に入力し、制御信号TP
=0が入力された時、即ちダムバーの切断を行わない時
は第2の矩形波信号Gをトリガ回路136に入力するよ
う信号の切り換えを行う。トリガ回路136では、ゲー
ト回路135から入力された矩形波信号の立ち上がりに
対応するトリガ信号が発生し、スイッチ部132に入力
される。これ以後は、前述したような過程に従ってパル
スレーザ光が発振する。尚、上記内部ジェネレータ13
7は、従来のパルスレーザ加工機に設けられているもの
であり、一定周期の矩形波信号を発生して、これに基づ
くトリガ信号によってスイッチ部132を制御し、決め
られたパルス幅及びパルス周波数でパルスレーザ光を発
振させるためのものである。
【0034】また、図1に示すレーザヘッド11には図
示しないビームシャッターが内臓されている。このビー
ムシャッターは、開閉することによってレーザ発振器1
0より放出されるパルスレーザ光をON/OFFし、ワ
ーク1へのパルスレーザ光の照射を制御する。即ちワー
ク1を加工する場合には上記ビームシャッターを開き、
加工しない場合には上記ビームシャッタを閉じる。この
ビームシャッターの動作時間は100〜300msec
程度である。また、ビームシャッタのON/OFFの制
御は、レーザコントローラ134から行うが、メインコ
ントローラ23からレーザコントローラ134を介して
行うことも可能である。尚、このビームシャッターの開
閉は本実施例には直接関係ないので、以下の説明におい
ては省略する。
【0035】また、図4に示すように、加工ヘッド12
内部には、パルスレーザ光の波長に対し高い反射率特性
を持つベンディングミラー120、集光レンズ121が
備えられており、これは従来のパルスレーザ加工機の構
成と同様である。本実施例では上記構成に加え、照明用
光源122、ダイクロイックミラー123、結像用レン
ズ124、ターゲット125a及びフォトセンサ125
が付加される。このうち、フォトセンサ125はターゲ
ット125aに開けられた開口部に設けられている。上
記のうち照明用光源122及びダイクロイックミラー1
23が照明光発生手段を構成し、フォトセンサ125が
光検出手段を構成する。
【0036】この加工ヘッド12の機能を以下に説明す
る。まず、レーザヘッド11から出力されたパルスレー
ザ光のビームは、ベンディングミラー120で方向が変
えられ、集光レンズ121で集光されてワーク1上に照
射される。また、照明用光源122で発光した光は、ダ
イクロイックミラー123で方向が変えられ、ベンディ
ングミラー120を透過し、集光レンズ121で集光さ
れてワーク1上のレーザ加工部周辺の照明光となる。ワ
ーク1表面で反射した反射光は、ベンディングミラー1
20及びダイクロイックミラー123を透過して、結像
用レンズ124で集光され、ターゲット125aに当た
る。ターゲット125aに当たった反射光のうちの一部
が開口部からフォトセンサー125に入力される。
【0037】この時、集光レンズ121と結像用レンズ
124の組合わせにより、ワーク1表面上の像がフォト
センサー125の位置で結像するようにしておくと、ワ
ーク1上の像がレンズの口径で絞られターゲット125
aの位置で、例えば図5に示すように結像される。図5
においては、相隣り合うピンを結合するダムバー2近傍
が結像しており、この画像に対し図中斜線部W0で示す
位置に開口部があり、この開口部にフォトセンサ125
が設置されている。また、ピンが存在しない部分(以
下、スリット部という)3,4のうちスリット部4のみ
がICのモールド時にレジンで満たされている。この画
像の一部の光がフォトセンサ125で検出されるが、画
像の中心よりもY軸方向に少しずらせた位置にフォトセ
ンサ125を設置し、図中X軸の正方向に移動させるこ
とにより、フォトセンサ125はピンの有無、つまりピ
ンの存在する部分(以下、ウエブ部という)5とスリッ
ト部3とを検出することができる。一方、照射されるパ
ルスレーザ光の中心は図5の画像の中心に位置する。従
って、後述するようにフォトセンサ125からの検出信
号を基にして、切断すべきダムバー2を切断することが
できる。
【0038】以上の構成を有するパルスレーザ加工機の
動作を説明する。まず、ICのリードフレームであるワ
ーク1をXYテーブル21によって、例えばX軸の正方
向に一定速度で移動させると、図5に示したターゲット
125a上に結像しているワーク1からの反射光による
画像もX軸の正方向に移動する。ところが、フォトセン
サ125はターゲット125aの開口部に固定されてい
るので、フォトセンサ125のからの出力である検出信
号の変化は図6に示すように、ウエブ部5で高い出力と
なり、スリット部3で低い出力となる。但し、ここでの
検出信号は、光が強い場合に高い出力、光が弱い場合に
低い出力になるものとする。また、図6のように、ワー
ク1のウエブ部5及びスリット部3が等ピッチで並んで
いれば、XYテーブル21が一定速度で移動するので、
検出信号は一定周期の波形として検出される。一方、ワ
ーク1のウエブ部とスリット部が等ピッチに並んでいな
い場合には、検出信号はピッチの変化に比例した時間変
化を持つ波形として検出される。
【0039】次に、この波形は矩形波信号発生回路24
に入力され、図7に示すような処理で二値化される。即
ち、フォトセンサ125から矩形波信号発生回路24の
コンパレータ241に入力された検出信号が図中破線S
で示す所定のスレッシュホールドをもとに二値化されて
矩形波信号となりディレイ回路242に入力される。そ
して、ディレイ回路242でこの二値化した検出信号に
メインコントローラ23から指令された遅れ時間が与え
られ、第1の矩形波信号Pとしてレーザコントーラ13
4に入力される。
【0040】次に、図3で説明したように、レーザコン
トローラ134では、ゲート回路135に矩形波信号発
生回路24からの第1の矩形波信号P、及び内部ジェネ
レータ137からの第2の矩形波信号Gが入力される
が、本実施例のようにダムバーの切断を行う時はメイン
コントローラ23から制御信号TP=1が入力され、第
1の矩形波信号Pがトリガ回路136に入力される。ト
リガ回路136では、前述のように、ゲート回路135
から入力された矩形波信号の立ち上がりに対応するトリ
ガ信号が発生し、スイッチ部132に入力され、このト
リガ信号に従ってパルスレーザ光が発振する。
【0041】上記のような機能による、フォトセンサ1
25からの検出信号の出力からパルスレーザ光の発振ま
でのタイムチャートを図8に示す。尚、Fはワーク1を
一定速度で動かした時のウエブ部5及びスリット部3を
時間変化として模式的に付記したものである。図8に示
すように、ワーク1のウエブ部5とスリット部3のピッ
チがフォトセンサ125で検出され、その検出信号が矩
形波信号発生回路24のコンパレータ241で二値化さ
れ、ディレイ回路242で遅れ時間を与えられて第1の
矩形波信号Pとなり、ゲート回路135を径てトリガ回
路136に入力される。そして、トリガ回路136で第
1の矩形波信号Pの立ち上がりに対応するトリガ信号が
発生し、これがスイッチ部132に入力されて、パルス
レーザ光が発振する。尚、図中のパルスレーザ光の発振
は実際にはパルス状であるが、このパルスの幅はその他
の信号に比べ非常に短いため、図8では線状に表されて
いる。
【0042】ここで、ディレイ回路242で与える遅れ
時間について説明する。コンパレータ241での二値化
に要する時間や使用する素子での遅れ、レーザコントロ
ーラ134での遅れ、スイッチ部132での遅れ、及び
パルスレーザ光発振までの遅れを総合した遅れ時間をt
2とし、さらにワーク1の移動速度をv、ワーク1のス
リット部3の幅をw、スリット部3の幅wを移動速度v
で移動するのに要する時間をtとして、 t=w/v=2(t1+t2) を満たすようにディレイ回路242での遅れ時間t1
設定すると、パルスレーザ光の発振はフォトセンサ12
5での検出から時間t/2後にスリット部3の中央で行
われ、その部分のダムバー2が切断されることになる。
尚、上記遅れの時間をt2、ワーク1の移動速度v、及
びワーク1のスリット部3の幅wは予めメインコントロ
ーラ23に入力される。
【0043】以上のような動作によって、例えば1辺に
ダムバーを有するICのダムバー切断を行う際の加工手
順について説明する。まず、ダムバーを通る軌跡、ワー
ク1の移動速度、即ちXYテーブル21の移動速度v、
ワーク1のスリット部3の幅w、及び遅れ時間をt2
メインコントローラ23に入力しておく。また、ここで
はダムバー切断を行うので、XYテーブル21の移動と
共にゲート回路135において第1の矩形波信号Pがト
リガ回路136に入力されるように、即ち制御信号TP
=1がゲート回路135に入力されるようにメインコン
トローラ23にプログラムを入力しておく。このプログ
ラムを走らせると、テーブル21は一定速度で移動し、
かつスリット部3のピッチとテーブル21の移動速度v
とで決まる周期でパルスレーザ光が発振し、かつスリッ
ト部3の中央でその照射が行われ、ダムバーが切断され
る。
【0044】例えば、ここで使用するレーザ発振器10
がパルス励起タイプのYAGレーザの場合、最大の発振
周波数が300Hz程度の周波数にすると、その周期は
3.3ms程度であるが、スリット部3のピッチとテー
ブル21の移動速度vとで決まる周期をこの値になるよ
うに設定しておけば、ダムバー切断の1回当りの時間は
3.3msecとなり、従来に比べ飛躍的に短縮でき
る。また、ピンが等間隔でない場合、即ちウエブ部及び
スリット部のピッチが一定ではない場合には、予め設定
した所定の距離だけウエブ部端部から離れた位置でパル
スレーザ光が発振するようにしておけば、同様にしてダ
ムバーを切断することができる。
【0045】以上のように本実施例によれば、ワーク1
に当てた照明の反射光からフォトセンサ125でウエブ
部5及びスリット部3のピッチを検出し、その検出信号
を矩形波信号発生回路24で二値化し所定の遅れ時間を
与えて第1の矩形波信号Pとし、レーザコントローラ1
34でこの第1の矩形波信号に基づくトリガ信号によっ
てパルスレーザ光の発振を制御するので、ウエブ部5及
びスリット部3のピッチに基づいたタイミングでパルス
レーザ光を発振させることができ、ピンが等間隔の場合
にスリット部3の中央部でダムバーを切断することがで
きる。従って、スリット部3のピッチとテーブル21の
移動速度vとで決まる周期を適当に選択することによっ
て、パルスレーザ光の発振周期程度の速さでダムバーを
切断することができ、高速かつ確実な加工が可能とな
る。
【0046】また、ピンが等間隔でない場合にも、所定
の距離だけウエブ部端部から離れた位置でダムバーを切
断することができる。
【0047】次に、本発明の他の実施例について、図9
及び図10により説明する。本実施例は、図9のよう
に、4辺にダムバー2を有するICパッケージのダムバ
ー切断を行う場合に適用される。図10は、本実施例に
おける照明光発生手段によるターゲットの位置での画像
を示す図であり、図5に相当する図である。図10に示
すように、本実施例では4個のフォトセンサを図中
1,W2,W3,W4で示す開口部の位置に配置する。そ
して、矩形波信号発生回路24はさらにW1からW4の位
置のフォトセンサからの検出信号のうちワーク1の移動
方向に応じた検出信号を選択し、この選択した検出信号
に基づく第1の矩形波信号を制御手段に入力し、これに
続く処理が前述の実施例と同様に行われる。まずAの部
分のダムバー2を切断するときには、図10(a)の如
くW1の位置のフォトセンサからの検出信号を矩形波信
号発生回路において選択し、X軸の正方向に順次切断を
行う。次に、Bの部分のダムバー2を切断するときに
は、図10(b)の如くW2の位置のフォトセンサから
の検出信号を矩形波信号発生回路において選択し、Y軸
の正方向に順次切断を行う。以下、同様にして、Cの部
分はX軸の負の方向に順次切断を行い、Dの部分はY軸
の負の方向に順次切断を行う。このようにして、連続し
て4辺全てのダムバー2を切断することができる。
【0048】以上のように本実施例によれば、前述の実
施例と同様の効果が得られるだけでなく、4辺にダムバ
ーを有するICパッケージのダムバー切断を行う場合
に、4個のフォトセンサからの検出信号のうちワーク1
の移動方向に応じた検出信号を選択するので、連続して
4辺全てのダムバーを切断することができる。
【0049】尚、上記実施例では矩形波信号発生回路に
ディレイ回路を設け、第1の矩形波信号に所定の遅れ時
間を設定したが、このディレイ回路を省略し、その代り
に、フォトセンサの設置位置をずらせることにより、被
加工物の表面の情報に応じたタイミングでパルスレーザ
光が発振するようにしてもよい。例えば、図5における
開口部W0の位置を右方のウエブ部5の端部近傍に変更
し、その位置にフォトセンサを設置すればよい。但し、
この場合には上記ディレイ回路での所定の遅れ時間以外
の遅れ時間、即ちコンパレータ、レーザコントローラ、
スイッチ部での遅れ時間やパルスレーザ発振までの遅れ
時間を考慮した補正が必要である。
【0050】以上述べた実施例では、照明及びフォトセ
ンサによりウエブ部とスリット部の検出を行ったが、例
えば、静電容量型のセンサなどの変位センサによって検
出してもよい。また、ワークからの照明の反射光を利用
したが、スリット部を通過した通過光を利用してもよ
い。また、裏面からの照明を当て、顕微鏡でいう透過照
明を利用したり、パルスレーザ光の照射軸と異なる斜め
またはリング状の照明を利用してもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、被加工物の材料の有無
に基づいてパルスレーザ光を制御するので、被加工物の
表面の情報に応じて所望の加工位置で確実に加工を行う
ことができる。また、パルスレーザ光の発振周期程度の
高速な加工が可能となる。
【0052】また、切換手段で第1の矩形波信号と第2
の矩形波信号とを切り換えてトリガ手段に入力するの
で、本発明のような被加工物の表面の情報に応じたパル
スレーザ加工と、従来のパルスレーザ加工とを条件に応
じて切り換えて行うことができる。
【0053】また、遅延手段で第1の矩形波信号に所定
の遅延時間を与えるので、被加工物の所望の加工位置に
パルスレーザ光を照射することができる。
【0054】また、検出手段は照明光を利用するので、
被加工物の材料の有無を確実に検出することができる。
【0055】また、加工位置が等間隔である場合のみな
らず等間隔でない場合にも所望の加工位置を高速で加工
することができる。
【0056】また、複数個の検出手段を設け、矩形波信
号発生手段において各々の検出手段からの検出信号のう
ち被加工物の移動方向に応じた検出信号を選択して第1
の矩形波信号を発生するので、被加工物の複数の移動方
向に応じて連続して加工を行うことができる。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるパルスレーザ加工機の
構成の概略図である。
【図2】図1の矩形波信号発生回路の構成を示す図であ
る。
【図3】図1のレーザコントローラの構成を示す図であ
る。
【図4】図1の加工ヘッド内部の構成の概略図である。
【図5】図4のターゲットの位置で結像した画像の一例
を表す図である。
【図6】図5の開口部に設置されたフォトセンサからの
検出信号を表す図である。
【図7】図6の検出信号がコンパレータで二値化され、
ディレイ回路で所定の遅れ時間を与えられて出力される
状況を示す図である。
【図8】フォトセンサからの検出信号の出力からパルス
レーザ光の発振までのタイムチャートである。
【図9】本発明の他の実施例に適用される、4辺にダム
バーを有するICパッケージのを示す図である。
【図10】図9のICパッケージのダムバーを切断する
際の、照明光発生手段によるターゲットの位置での画像
を示す図であり、(a)は図9のAの部分のダムバーを
切断する時、(b)は図9のBの部分のダムバーを切断
する時の図である。
【図11】従来のパルスレーザ加工機の構成の概略図で
ある。
【図12】(a)はダムバーを有するICパッケージを
示す図であり、(b)は(a)のXII−B部拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 ワーク 2 ダムバー 3,4 スリット部 5 ウエブ部 10 レーザ発振器 11 レーザヘッド 12 加工ヘッド 13 レーザ電源 21 XYテーブル 22 Zテーブル 23 メインコントローラ 24 矩形波信号発生回路 25 コントロールユニット 120 ベンディングミラー 121 集光レンズ 122 照明用光源 123 ダイクロイックミラー 124 結像用レンズ 125 フォトセンサ 125a ターゲット 130 安定化電源 131 コンデンサ部 132 スイッチ部 134 レーザコントローラ 135 ゲート回路 136 トリガ回路 137 内部ジェネレータ 241 コンパレータ(比較手段) 242 ディレイ回路 TP 制御信号 P 第1の矩形波信号 G 第2の矩形波信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 茂行 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (56)参考文献 特開 昭63−194883(JP,A) 特開 昭61−48527(JP,A) 特開 平2−217186(JP,A) 特開 昭60−133994(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 26/00 - 26/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発振器と、被加工物を移動させ前
    記レーザ発振器による前記被加工物の加工位置を決定す
    る搬送手段とを備えるパルスレーザ加工機において、前
    記加工位置における被加工物の材料の有無を検出して対
    応する検出信号を発生する検出手段と、前記検出手段か
    らの検出信号に基づいて第1の矩形波信号を発生する矩
    形波信号発生手段と、前記第1の矩形波信号に基づいた
    タイミングでパルスレーザ光が照射されるようパルスレ
    ーザ光の発振を制御する制御手段とを備え、前記制御手
    段は、第2の矩形波信号を発生する内部ジェネレータ
    前記矩形波信号発生手段からの第1の矩形波信号及
    び前記内部ジェネレータからの第2の矩形波信号を切り
    換えて出力する切換手段と、前記切換手段から出力され
    た矩形波信号の立ち上がりを基に前記レーザ発振器を動
    作させるトリガ信号を発生するトリガ手段とを有する
    とを特徴とするパルスレーザ加工機。
  2. 【請求項2】 前記矩形波信号発生手段は、前記検出信
    号を二値化して前記第1の矩形波信号を発生する比較手
    段と、その第1の矩形波信号に所定の遅れ時間を与える
    遅延手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のパ
    ルスレーザ加工機。
  3. 【請求項3】 被加工物を移動させて加工位置を決定
    し、レーザ発振器よりパルスレーザ光を前記加工位置に
    照射して加工するパルスレーザ加工方法において、前記
    加工位置における被加工物の材料の有無を検出し、前記
    材料の有無の検出に基づいた第1の矩形波信号を出力す
    るか、又は内部ジェネレータから発生される第2の矩形
    波信号を出力するかを切り換え、出力された第1又は第
    2の矩形波信号の立ち上がりを基に前記レーザ発振器を
    動作させるトリガ信号を発生し、前記第1の矩形波信号
    又は第2の矩形波信号に基づいたタイミングでパルスレ
    ーザ光が照射されるようパルスレーザ光の発振を制御す
    ることを特徴とするパルスレーザ加工方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の矩形波信号は、前記検出信号
    を二値化して発生し発生した第1の矩形波信号に所定
    の遅れ時間を与えることを特徴とする請求項3記載のパ
    ルスレーザ加工方法。
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