JPS61269551A - 国際通信情報表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電話交換機の通信端末機に情報表示器を設置
して、国際通信時に各種通信情報を表示する国際通信情
報表示装置に関する。

〔概　要〕

本発明は、国際通信時に通信端末機の情報表示器に相手
地域の日時および休日などの情報を表示する国際ｉｍ信
情報表示装置において、通信端末機からのダイヤル情報
に対応して相手地域の時差情報および休日情報を読み出
し、取り込む国内の標準日付および時刻情報を編集して
情報表示器に表示させることにより、 簡単にしかも安価で相手地域の日時および休日を知るこ
とができるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、電話交換機の通信端末機に備えられている時刻表
示器は、一般に国内標準時刻を表示するのみである。し
たがって時差のある地域の時刻も同時に表示しようとす
れば、表示する地域の数だけ表示器を設けなければなら
ず、非常に高価なものとなり、しかも全体の形は相当に
大きくなる。

さらに表示器の数が多くなれば目的の表示器を識別する
のに手間どり、不便であるので一般的に実施されるのは
稀である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、国際通信の需要が年々増大し、日常化された
現在ではコミユニケン−ジョンを円滑にするために、安
価でしかも簡単に相手国との時差を知ることができる装
置が望まれている。

また世界各国の国民の祝日などの休日を国際通信をする
場合に簡単に知ることができる装置も望まれている。

本発明は、国際通信をするときに相手地域の時差および
休日情報を安価でしかも簡単に知ることができる国際通
信情報表示装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、通信端末機からのダイヤル情報に対応する相
手地域の時差情報および休日情報を記憶する記１＠装置
と、国内の標準日付および時刻情報を生成する時計装置
と、上記ダイヤル情報を人力して上記時計装置の出力情
報を上記記１０装置から読み出した情報に基ついて編集
する制御手段と、この制御手段の出力により上記相手地
域の日時および休日を表示する手段とを備えたことを特
徴とする。

〔作　用〕

本発明は、中央制御装置がｉｍ信端末機からの国際通信
ダイヤル情報に対応する相手地域の時差情報および休日
情報を記憶装置から読み出し、さらに国内の標準日付、
時刻情報を時計装置から入力して、それを相手地域の日
付、時刻および休日情報に変換して通信端末機の各情報
表示器に送出して表示することにより、簡単に相手地域
の日時および休日を知ることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例方式を図面を参照して説明する。

本発明を実施するには、通信端末機である中継台や電話
機などに情報表示器を設置して、電話交換機の中央制御
装置にて通信端末機からのダイヤル情報を受信して表示
制御を行う方法と、電話交換機とは無関係ｂｔマイクロ
コンピュータとダイヤル受信器および情報表示器とを顧
合わせた装置を通信端末機に設置する方法とがあるがど
ちらも基本原理は同じなので、ここでは電話交換機の中
央制御装置を用いで行う方法で、通信端末機は中継台を
例にして説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図である
。第１図において、複数の中継台１が電話交換機２に接
続され、この電話交換機２の中央制御装置３には、国内
の標準日付、時刻情報を出力する時計装置４および記憶
装置５が接続される。

中央制御装置３には、それぞれ時計校正制御装置６、休
日ランプ制御装置７を介して中継台Ｉの情報表示器８．
９が接続される。

中継台ｌに設置される情報表示器８は固定発振器を内蔵
しており、日付、時刻を１秒毎に常に更新して表示する
。中央制御装置３は時計装置４から読み出した日付、時
刻情報を初期値として時計校正制御装置６を介して情報
表示器８に一度だけ送れば、情報表示器８は自動的に日
付、時刻を１秒毎に更新して表示する。また情報表示器
９は休日を表示するランプであり、常時は消灯している
。

休日ランプ制御装置７は中央制御装置３の指令により、
情報表示器９のランプを点灯または消灯するものである
。記憶語Ｗ５にはダイヤル情報に対応してそれぞれの時
差情報および休日情報を記憶するメモリが設けられてい
る。

中継台１から国際発信番号がダイヤルされると、中央制
御装置３は記憶装置５からダイヤル情報に対応する時差
情報を読み出すと同時に時計装置４から国内標準日付、
時刻情報を読み出して加算または減算処理を行い、相手
地域の日付、時刻情報を算出して、この情報を時計校正
装置６を介して情報表示器８に送出する。情報表示器８
は送られた［］付、時刻情報を初期値として１秒毎に更
新しながら表示を行う。

さらに中央制御装置３は算出した日付、時刻情報の月情
報により、記憶装置５のメモリから該当する１ケ月分の
休日情報を読み出して休日ランプ制御装置７に指令を送
り、情報表示器９の休日ランプを点灯させる。

通話が終了したときには、中央制御語Ｎ３は国内標準日
付、時刻情報を初期値として情報表示器８に送り、さら
に情報表示器９の休日ランプをずぺて消灯させる。

第２図は本発明を実施した中継台の外観図である。第２
図において、中継台操作者は情報表示器８にて国際発信
相手地域の月、日、時、分、秒を数字表示にて知ること
ができ、さらに情報表示器９のランプにて国際発信相手
地域の１ケ月分の休日を知ることができる。

以上、中継台１より国際発信した場合について説明した
が、本発明の主旨はどんな場合においても簡単に相手地
域の時差および休日情報を表示することにあるので、通
話するための発信番号をダイヤルしなくとも、情報を表
示するためだけの特定番号を設けて、特定番号をダイヤ
ルして次にたとえば相手地域番号をダイヤルすれば、通
話は行わずに表示のみ行うことも中央制御装置の処理に
おいて容易に実施可能である。また単に表示するのみな
ら、相手地域番号は実際の地域番号でなくとも、相手地
域毎に別番号を定めておくこともできるし、あるいは必
要な地域骨だけボタンを設け、ボタンを押すだけで表示
することも可能である。

さらに日付、時刻表示手段は数字表示器の他に音声合成
手段を用いて発声により日付、時刻情報を表示すること
もできる。

本実施例では基本的な動作のみを説明したが、通信端末
機に切替ボタンを設けて、相手地域の日付、時刻と国内
標準日付、時刻とを切替ボタンの操作により交互に表示
させることもできる。表示器を２個設ければ同時に表示
可能であり、複数個設ければたとえば通話開始日付、時
刻と現在の日付、時刻とを合わせて表示することもでき
る。

また、本実施例の休日表示ランプは１ケ月分としである
が、たとえば切替ボタンの操作により次の月の休日情報
を順次に表示することもできるし、あるいはランプを増
設すれば１年分を同時に表示させることも可能である。

さらに文字を表示できる情報表示器と併用して通信相手
の国名や地域名、さらには言語種別なども同時に表示す
れば本発明の実施効果をさらに高めることができる。

さらに通信端末機に現在表示中の日付、時刻情報および
休日情報を送受信する手段を備えることにより、他の通
信端末機に通話転送を行った場合に、転送先の通信端末
機の情報表示器に同じ情報を転送し、表示させることが
！きる。

また、国際着信通話時において、発信元から国または地
域を示す情報が送られてくる方式の交換システムであれ
ば相手地域の日付、時刻情報と休日情報を表示すること
ができる。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、国際通話時に簡単に相
手地域の日付、時刻情報と休日情報を知ることができる
′方式を安価に提供することができるので、国際通信サ
ービスの向上に大きく役立つ効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図。 第２図は本発明を実施した中継台の外観図。 １・・・中継台、２・・・電話交換機、３・・・中央制
御装置（ＣＰ　Ｕ）、４・・・時計装置、５・・・記憶
装置、６・・・時計校正制御装置、７・・・休日ランプ
制御装置、８・・・情報表示器（時刻表示）、９・・・
情報表示器（休日表示）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）通信端末機からのダイヤル情報に対応する相手地
   域の時差情報および休日情報を記憶する記憶装置と、 国内の標準日付および時刻情報を生成する時計装置と、 上記ダイヤル情報を入力して上記時計装置の出力情報を
   上記記憶装置から読み出した情報に基づいて編集する制
   御手段と、 この制御手段の出力により上記相手地域の日時および休
   日を表示する手段と を備えたことを特徴とする国際通信情報表示装置。