JPS61269067A - アルカリホスフアタ−ゼ活性測定用一体型多層分析要素 - Google Patents
アルカリホスフアタ−ゼ活性測定用一体型多層分析要素Info
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- JPS61269067A JPS61269067A JP60111187A JP11118785A JPS61269067A JP S61269067 A JPS61269067 A JP S61269067A JP 60111187 A JP60111187 A JP 60111187A JP 11118785 A JP11118785 A JP 11118785A JP S61269067 A JPS61269067 A JP S61269067A
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- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/34—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase
- C12Q1/42—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase involving phosphatase
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
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- C12Q2334/10—O-linked chromogens for determinations of hydrolase enzymes, e.g. glycosidases, phosphatases, esterases p-Nitrophenol derivatives
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の分野]
本発明は、液体試料中のアルカリ(性)ホスファターゼ
活性を測定するための一体型多層分析要素に関するもの
である。さらに詳しくは本発明は、水性液体試料の分析
、特に体液を試料とする臨床検査に有用なアルカリホス
ファターゼ活性測定用一体型層分析要素に関するもので
ある。
活性を測定するための一体型多層分析要素に関するもの
である。さらに詳しくは本発明は、水性液体試料の分析
、特に体液を試料とする臨床検査に有用なアルカリホス
ファターゼ活性測定用一体型層分析要素に関するもので
ある。
[発明の背景]
臨床検査上、人の体液中のアルカリ(性)ホスファター
ゼの活性を測定することは極めて重要である。すなわち
骨腫瘍を含む骨疾患、閉塞性黄痘をはじめとする肝障害
等の診断に体液中のアルカリ(性)ホスファターゼ(以
下ALPと略す場合もある)活性の測定がなされている
。
ゼの活性を測定することは極めて重要である。すなわち
骨腫瘍を含む骨疾患、閉塞性黄痘をはじめとする肝障害
等の診断に体液中のアルカリ(性)ホスファターゼ(以
下ALPと略す場合もある)活性の測定がなされている
。
アルカリホスファターゼ活性測定法は、エイチ・デー・
ケイ()1. D、 Kay )の方法(ジャーナル参
オプ・バイオロジカル壷ケミストリー[J。
ケイ()1. D、 Kay )の方法(ジャーナル参
オプ・バイオロジカル壷ケミストリー[J。
Biol、 Chew、、 89 235(11330
)参照)以来、様々な検討がなされてきた。それらのう
ちでは、イー・ジェイ・キング(E、 J、 King
) (バイオケミス □トリー・ジャーナル[
Biochem、 J、 ] 331185.
11!113i9参照)等によって開発されたアリール
ホス ′フェート類、さらには自己顕色性のある
p−ニド ・ロフェニルホスフェートを基質と
して導入したことが測定方法の簡便化に著しい効果をも
たらし ゛た。
)参照)以来、様々な検討がなされてきた。それらのう
ちでは、イー・ジェイ・キング(E、 J、 King
) (バイオケミス □トリー・ジャーナル[
Biochem、 J、 ] 331185.
11!113i9参照)等によって開発されたアリール
ホス ′フェート類、さらには自己顕色性のある
p−ニド ・ロフェニルホスフェートを基質と
して導入したことが測定方法の簡便化に著しい効果をも
たらし ゛た。
上記の測定方法はその後、多くの研究者によつ
゛て改良がなされ、顕色反応の至適pHがlO付近であ
ること、好ましい共存アルコールの種類及び □
活性化剤としての無機塩、特にマグネシウムイオンの存
在等が明確になりp−ニトロフェニルホス :フ
ェートジナトリウム塩を基質としたI FCC法
1′(クリニカφキミ力、#アクタ[C目n、 Ch
i謬1caActa ] (1983) 339F
〜387F)として確立されつつある。
゛て改良がなされ、顕色反応の至適pHがlO付近であ
ること、好ましい共存アルコールの種類及び □
活性化剤としての無機塩、特にマグネシウムイオンの存
在等が明確になりp−ニトロフェニルホス :フ
ェートジナトリウム塩を基質としたI FCC法
1′(クリニカφキミ力、#アクタ[C目n、 Ch
i謬1caActa ] (1983) 339F
〜387F)として確立されつつある。
しかしながら、p−ニトロフェニルホスフェートジナト
リウム塩溶液は測定時に調製する必要がある上に、安定
性が乏しいとの問題がある。すな □わち20〜
26℃での溶液保存は8時間が限度であるという不便さ
がある。さらに、−ニド、:I7エユルホスフエートジ
ナトリウム塩はアマドール・イー(Amador、 E
、)等がジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・
アソシェイション(J。
リウム塩溶液は測定時に調製する必要がある上に、安定
性が乏しいとの問題がある。すな □わち20〜
26℃での溶液保存は8時間が限度であるという不便さ
がある。さらに、−ニド、:I7エユルホスフエートジ
ナトリウム塩はアマドール・イー(Amador、 E
、)等がジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・
アソシェイション(J。
Am自r、 Wed、 Ass、 ) 1134 9
53 (1983)に示すように、フリーザ一温度にお
いても不安定である。それゆえ、測定前に試薬の純度検
定を実施し、かつ試薬の保存、調液後から測定に至るま
での保存等に特別の注意を必要とする。
53 (1983)に示すように、フリーザ一温度にお
いても不安定である。それゆえ、測定前に試薬の純度検
定を実施し、かつ試薬の保存、調液後から測定に至るま
での保存等に特別の注意を必要とする。
上記のp−ニトロフェニルホスフェートの不安定性の問
題は、特公昭45−34872号公報記載のp−ニトロ
フェニルホスフェートの有機アミン塩の開発により著し
く改善された。また、p−二トロフェニルホスフェート
よりも長波長側に吸収スペクトルを有するチモールフタ
レインモノホスフェートのアミン塩がジョン・エムーエ
リクソン等によって合成された(クリニカル・ケミスト
リ −[C11nical Chei+1stry
] Vol 19 No、 J1973、8
84頁記載)、これらの研究によって基質自身の保存性
は著しく改善され、従って基質をALP測定試薬キット
に組み込むことが容易になった。
題は、特公昭45−34872号公報記載のp−ニトロ
フェニルホスフェートの有機アミン塩の開発により著し
く改善された。また、p−二トロフェニルホスフェート
よりも長波長側に吸収スペクトルを有するチモールフタ
レインモノホスフェートのアミン塩がジョン・エムーエ
リクソン等によって合成された(クリニカル・ケミスト
リ −[C11nical Chei+1stry
] Vol 19 No、 J1973、8
84頁記載)、これらの研究によって基質自身の保存性
は著しく改善され、従って基質をALP測定試薬キット
に組み込むことが容易になった。
一方、臨床検査の領域においては診断に関与する医師等
の医療関係者からの、簡便な操作による迅速な測定を求
める強い要請がある。これに答える方向として近年にお
いて乾式分析法、特に取り扱いの簡便な一体型多層分析
要素を用いるALP測定法が開発され、さらにその改良
が進められている。
の医療関係者からの、簡便な操作による迅速な測定を求
める強い要請がある。これに答える方向として近年にお
いて乾式分析法、特に取り扱いの簡便な一体型多層分析
要素を用いるALP測定法が開発され、さらにその改良
が進められている。
上記の一体型多層分析要素の構成としては、ビー・ウォ
ルター(B、%1alter )がアナリグイカル・ケ
ミストリー(Analytical Chemistr
y) (1983)55493Aに提案した、透明支持
体上に呈色反応試薬と親木性ポリマーバインダーとを含
む吸水性試薬層及び最上層に多孔性展開層を設けた一体
型多層分析要素が知られており、その他にも多数提案さ
れている。
ルター(B、%1alter )がアナリグイカル・ケ
ミストリー(Analytical Chemistr
y) (1983)55493Aに提案した、透明支持
体上に呈色反応試薬と親木性ポリマーバインダーとを含
む吸水性試薬層及び最上層に多孔性展開層を設けた一体
型多層分析要素が知られており、その他にも多数提案さ
れている。
しかしALPの分析を乾式分析により実施する場合には
、前述した湿式分析法におけるp−ニトロフェニルホス
フェート等の基質の保存性の改良程度では不充分である
。従ってさらに保存性を、特に基質の保存性を改良した
アルカリホスファターゼ活性測定用一体型多層分析要素
の開発が待たれている。
、前述した湿式分析法におけるp−ニトロフェニルホス
フェート等の基質の保存性の改良程度では不充分である
。従ってさらに保存性を、特に基質の保存性を改良した
アルカリホスファターゼ活性測定用一体型多層分析要素
の開発が待たれている。
[発明の要旨]
本発明者は、従来において提案、開発された乾式法によ
るアルカリ(性)ホスファターゼ活性の測定方法及び器
具(一体型多層分析要素)を検討したところ、これらの
分析方法は、塩基性緩衝剤または燐酸受容体として機能
する物質と基質(アリールホスフェートアミン塩等)が
分析要素の作成中あるいは保存中において接触し、結晶
状態では安定化していたアリールホスフェートアミン等
の基質でさえもその保存性が著しく低下する傾向がある
ことが判明した。
るアルカリ(性)ホスファターゼ活性の測定方法及び器
具(一体型多層分析要素)を検討したところ、これらの
分析方法は、塩基性緩衝剤または燐酸受容体として機能
する物質と基質(アリールホスフェートアミン塩等)が
分析要素の作成中あるいは保存中において接触し、結晶
状態では安定化していたアリールホスフェートアミン等
の基質でさえもその保存性が著しく低下する傾向がある
ことが判明した。
すなわち、アルカリホスファターゼの自己顕色性基質は
一般に電子吸引性を有する置換燐酸エステルであるため
に非酵素的加水分解を起しゃすい、ゆえに、アルカリホ
スファターゼの至適pH10〜11付近を緩衝する緩衝
剤または燐酸基の燐原子を求核攻撃する原子(アルコー
ル性水酸基の酸素やアミノ基の窒素原子)を有する燐酸
受容体が基質に接触することは、上記基質の非酵素的性
加水分解を促進させる結果となる。
一般に電子吸引性を有する置換燐酸エステルであるため
に非酵素的加水分解を起しゃすい、ゆえに、アルカリホ
スファターゼの至適pH10〜11付近を緩衝する緩衝
剤または燐酸基の燐原子を求核攻撃する原子(アルコー
ル性水酸基の酸素やアミノ基の窒素原子)を有する燐酸
受容体が基質に接触することは、上記基質の非酵素的性
加水分解を促進させる結果となる。
本発明の主要な目的は、従来の一体型多層分析要素を用
いた乾式分析方法における上記の問題点が改良されたア
ルカリホスファターゼ活性測定用一体型多層分析要素を
提供することにある。
いた乾式分析方法における上記の問題点が改良されたア
ルカリホスファターゼ活性測定用一体型多層分析要素を
提供することにある。
本発明の他の目的は、簡便及び迅速な操作が可能で、臨
床検査の非熟練者であっても容易に試料液体中のアルカ
リホスファターゼ活性を測定することのできる一体型多
層分析要素を提供すること □である。
床検査の非熟練者であっても容易に試料液体中のアルカ
リホスファターゼ活性を測定することのできる一体型多
層分析要素を提供すること □である。
本発明は、アルカリホスファターゼに感応して自己顕色
性を示す基質を含有する多孔性展開層。
性を示す基質を含有する多孔性展開層。
耐拡散性塩基を含有する緩衝層、および支持体層
□を積層してなるアルカリホスファターゼ活性測定用
一体型多層分析要素を提供するものである。
”[発明の効果] 本発明のアルカリ(性)ホスファターゼ活性側
゛定則一体型多層分析要素では、多孔性展開層(以下、
展開層と略す)が自己顕色性基質を含有し。
□を積層してなるアルカリホスファターゼ活性測定用
一体型多層分析要素を提供するものである。
”[発明の効果] 本発明のアルカリ(性)ホスファターゼ活性側
゛定則一体型多層分析要素では、多孔性展開層(以下、
展開層と略す)が自己顕色性基質を含有し。
かつ緩衝層が耐拡散性塩基を含有する構成からなるもの
である。上記耐拡散性塩基は、燐酸受容体または緩衝剤
として機能することができる。すなわち本発明の分析要
素では、燐酸受容体または緩衝剤として機能する物質が
分析要素の作成時および保存中において分析要素の作成
後に展開層に拡散し、基質と接触する恐れがない。
である。上記耐拡散性塩基は、燐酸受容体または緩衝剤
として機能することができる。すなわち本発明の分析要
素では、燐酸受容体または緩衝剤として機能する物質が
分析要素の作成時および保存中において分析要素の作成
後に展開層に拡散し、基質と接触する恐れがない。
上記特徴の結果として、本発明のALP活性測定用一体
型多層分析要素は、基質の非酵素的加水分解が大幅に減
少して、基質の保存性が顕著に向上するため、分析要素
の作成が容易であり、かつその安定性も顕著に向上する
との利点がある。
型多層分析要素は、基質の非酵素的加水分解が大幅に減
少して、基質の保存性が顕著に向上するため、分析要素
の作成が容易であり、かつその安定性も顕著に向上する
との利点がある。
さらに1本発明のALP活性測定用一体型多層分析要素
は、作成直後の測定使用においても、従来のALP活性
測定用一体型多層分析要素の場合に比較して明らかに高
い精度を示すとの利点がある。
は、作成直後の測定使用においても、従来のALP活性
測定用一体型多層分析要素の場合に比較して明らかに高
い精度を示すとの利点がある。
[発明の詳細な記述]
本発明のALP活性測定用一体型多層分析要素の支持体
層を構成するものとしては、光透過性でかつ水不透過性
である支持体が好ましい、光透過性・水不透過性支持体
の例としては、ポリエチレンテレフタレート、ビスフェ
ノールAのポリカルボネート、ポリスチレン、セルロー
スエステル(例、セルロースジアセテート、セルロース
トリアセテート、セルロースアセテートプロピオネート
等)等のポリマーからなる厚さ約50gmから約inm
、好ましくは約801Lmから約3001Lmの範囲の
フィルム、もしくはシート状の透明支持体を挙げること
ができる。
層を構成するものとしては、光透過性でかつ水不透過性
である支持体が好ましい、光透過性・水不透過性支持体
の例としては、ポリエチレンテレフタレート、ビスフェ
ノールAのポリカルボネート、ポリスチレン、セルロー
スエステル(例、セルロースジアセテート、セルロース
トリアセテート、セルロースアセテートプロピオネート
等)等のポリマーからなる厚さ約50gmから約inm
、好ましくは約801Lmから約3001Lmの範囲の
フィルム、もしくはシート状の透明支持体を挙げること
ができる。
支持体の表面には必要により下塗層を設けて、支持体の
上に設けられる緩衝層あるいはその他必要に応じて設け
られる層(例、吸水層)と支持体との接着を強固なもの
にすることができる。また、下塗層の代りに、支持体の
表面を物理的あるいは化学的な活性化処理を施して接着
力の向上を図ってもよい。
上に設けられる緩衝層あるいはその他必要に応じて設け
られる層(例、吸水層)と支持体との接着を強固なもの
にすることができる。また、下塗層の代りに、支持体の
表面を物理的あるいは化学的な活性化処理を施して接着
力の向上を図ってもよい。
支持体の上には(場合によっては下塗層等の他の層を介
して)M樹層が設けられる0本発明のALP活性測定用
一体型多層分析要素に備えられる緩衝層は親水性結合剤
よりなる層、すなわち水を吸収して膨潤する親木性ポリ
マーを層形成成分として利用している暦であることが好
ましい。
して)M樹層が設けられる0本発明のALP活性測定用
一体型多層分析要素に備えられる緩衝層は親水性結合剤
よりなる層、すなわち水を吸収して膨潤する親木性ポリ
マーを層形成成分として利用している暦であることが好
ましい。
緩衝層の製造に用いることができる親水性ポリマーは、
一般には水吸収時の膨潤率が30℃で約150%から約
2000%、好ましくは約250%から約1500%の
範囲の天然または合成親水性ポリマーである。そのよう
な親木性ポリマーの例としては、特開昭58−1718
64号公報および特願昭58−217428号明細書等
に開示されているゼラチン(例、酸処理ゼラチン、脱イ
オンゼラチン等)、ゼラチン誘導体(例、フタル化ゼラ
チン、ヒドロキシアクリレートグラフトゼラチン等)、
アガロース、プルラン、プルラン誘導体、ポリアクリル
アミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
等をあげることができる。
一般には水吸収時の膨潤率が30℃で約150%から約
2000%、好ましくは約250%から約1500%の
範囲の天然または合成親水性ポリマーである。そのよう
な親木性ポリマーの例としては、特開昭58−1718
64号公報および特願昭58−217428号明細書等
に開示されているゼラチン(例、酸処理ゼラチン、脱イ
オンゼラチン等)、ゼラチン誘導体(例、フタル化ゼラ
チン、ヒドロキシアクリレートグラフトゼラチン等)、
アガロース、プルラン、プルラン誘導体、ポリアクリル
アミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
等をあげることができる。
緩衝層の乾燥時の厚さは約1ルmから約1100ILの
範囲であることが好ましく、より好ましくは約3pmか
ら約301Lmの範囲である。また緩衝層は実質的9透
明1あ63が好l°゛・ 1本発明のAL
P活性測定用一体型多層分析要素 [においては
、緩衝層が耐拡散性塩基を含有するこ 1とを特
徴とする。上記耐拡散性塩基は、燐酸受容 □体
または緩衝剤として機能する・
1゜上記耐拡散性塩基の例としては、塩基性ポリマ
≧ −を挙げることができる。上記塩基性ポリマーと
11′ しては、アミノ基を有する高分子化合物を使用す
。
範囲であることが好ましく、より好ましくは約3pmか
ら約301Lmの範囲である。また緩衝層は実質的9透
明1あ63が好l°゛・ 1本発明のAL
P活性測定用一体型多層分析要素 [においては
、緩衝層が耐拡散性塩基を含有するこ 1とを特
徴とする。上記耐拡散性塩基は、燐酸受容 □体
または緩衝剤として機能する・
1゜上記耐拡散性塩基の例としては、塩基性ポリマ
≧ −を挙げることができる。上記塩基性ポリマーと
11′ しては、アミノ基を有する高分子化合物を使用す
。
ることができる、上記アミノ基としては、第一
5級、第二級および第三級アミン基を使用すること
搭。
5級、第二級および第三級アミン基を使用すること
搭。
ができる
11・1゜ なお、緩衝層を塩基性ポリマーおよびゼラチン等の低融
点水溶性結合剤で構成する場合においては、緩衝層を構
成する際に緩衝層を硬膜化して。
11・1゜ なお、緩衝層を塩基性ポリマーおよびゼラチン等の低融
点水溶性結合剤で構成する場合においては、緩衝層を構
成する際に緩衝層を硬膜化して。
活性測定時に熱的に安定な状態となるようにする
□゛必要ある。上記のような場合には、アミノ基とし
ては第三級アミノ基であることが好ましい、すなわち、
第一級および第二級アミン基は上記硬膜化反応を阻害す
る恐れがある。以上の理由から、上記塩基性ポリマーは
、第三級アミン構造を含むくり返し単位を含む塩基性ポ
リマーであることが好ましい、上記第三級アミン構造を
含むくり返し単位の例としては、下記一般式(1)によ
って表されるくり返し単位を挙げることができる。
□゛必要ある。上記のような場合には、アミノ基とし
ては第三級アミノ基であることが好ましい、すなわち、
第一級および第二級アミン基は上記硬膜化反応を阻害す
る恐れがある。以上の理由から、上記塩基性ポリマーは
、第三級アミン構造を含むくり返し単位を含む塩基性ポ
リマーであることが好ましい、上記第三級アミン構造を
含むくり返し単位の例としては、下記一般式(1)によ
って表されるくり返し単位を挙げることができる。
[上記一般式(1)において、
R1は水素原子またはメチル基であり;Xは酸素原子ま
たは−NH−であり; nは0,1,2.3または4であり:そしてR2および
R3は炭素原子数1〜4のアルキル基またはヒドロキシ
アルキル基であるか(R2およびR3は同一であっても
異なっていてもよい)、あるいは R2とR3は隣接する窒素原子と共に六員飽和複素環を
形成してもよい] 上記一般式(I)においては、R1は水素原子であるこ
とが好ましい、またnは0.1,2または3であること
が好ましい、さらにR2およびR3はメチル基またはエ
チル基であるか(R2およびR3は同一であっても異な
っていてもよい)、あるいは−NR2R3がピペリジノ
基を形成することが好ましい、塩基性ポリマーが、上記
一般式(I)によって表されるくり返し単位を含む場合
には、少なくと・も30モル・%含むことが好ましい。
たは−NH−であり; nは0,1,2.3または4であり:そしてR2および
R3は炭素原子数1〜4のアルキル基またはヒドロキシ
アルキル基であるか(R2およびR3は同一であっても
異なっていてもよい)、あるいは R2とR3は隣接する窒素原子と共に六員飽和複素環を
形成してもよい] 上記一般式(I)においては、R1は水素原子であるこ
とが好ましい、またnは0.1,2または3であること
が好ましい、さらにR2およびR3はメチル基またはエ
チル基であるか(R2およびR3は同一であっても異な
っていてもよい)、あるいは−NR2R3がピペリジノ
基を形成することが好ましい、塩基性ポリマーが、上記
一般式(I)によって表されるくり返し単位を含む場合
には、少なくと・も30モル・%含むことが好ましい。
上記一般式(1)によって表されるくり返し単位を誘導
することができる化合物の具体例としては。
することができる化合物の具体例としては。
アクリレート糸上ツマ−(上記一般式(I)において、
R1が水素原子で、Xが酸素原子であるもの)として、 [(ジメチルアミノ)メチルコアクリレート、[(ジメ
チルアミノ)エチルコアクリレート、[(ジエチルアミ
ノ)エチルコアクリレート、[(ジメチルアミノ)エチ
ルコアクリレート、[(ジメチルアミノ)プロピルコア
クリレート、 (モルホリノエチル)アクリレート、 (ピペリジノプロピル)アクリレートおよび([ビス(
β−ヒドロキシエチル)]アミノプロピル)アクリレー
トを挙げることができ、メタクリレート系モノマー(上
記一般式(I)において、 R1がメチル基で、Xが酸
素原子であるもの)として、 [(ジメチルアミノ)メチル]メタクリレート、 [(ジエチルアミノ)エチル]メタクリレート、 [(ジメチルアミノ)エチル]メタクリレート、 [(ジメチルアミノ)プロピル]メタクリレート。
R1が水素原子で、Xが酸素原子であるもの)として、 [(ジメチルアミノ)メチルコアクリレート、[(ジメ
チルアミノ)エチルコアクリレート、[(ジエチルアミ
ノ)エチルコアクリレート、[(ジメチルアミノ)エチ
ルコアクリレート、[(ジメチルアミノ)プロピルコア
クリレート、 (モルホリノエチル)アクリレート、 (ピペリジノプロピル)アクリレートおよび([ビス(
β−ヒドロキシエチル)]アミノプロピル)アクリレー
トを挙げることができ、メタクリレート系モノマー(上
記一般式(I)において、 R1がメチル基で、Xが酸
素原子であるもの)として、 [(ジメチルアミノ)メチル]メタクリレート、 [(ジエチルアミノ)エチル]メタクリレート、 [(ジメチルアミノ)エチル]メタクリレート、 [(ジメチルアミノ)プロピル]メタクリレート。
(ピペリジノプロピル)メタクリレートおよび([ビス
(β−ヒドロキシエチル)1アミノプロピル)メタクリ
レートを挙げることができ、アクリルアミド系モノマー
(上記一般式(I)において、R1が水素原子で、Xが
−NH−であるもの)として、 N−[(ジメチルアミノ)プロピルコアクリル
1アミドおよび
t■ N−[(ジプロピルアミノ)エチルlアクリル
1アミドを挙げることができ、 メタクリルアミド系モノマー(上記一般式(I)におい
て、R1がメチル基で、Xが−NH−であるもの)とし
て、 N−[(ジメチルアミノ)プロピル]メタクリルアミド
を挙げることができる。
(β−ヒドロキシエチル)1アミノプロピル)メタクリ
レートを挙げることができ、アクリルアミド系モノマー
(上記一般式(I)において、R1が水素原子で、Xが
−NH−であるもの)として、 N−[(ジメチルアミノ)プロピルコアクリル
1アミドおよび
t■ N−[(ジプロピルアミノ)エチルlアクリル
1アミドを挙げることができ、 メタクリルアミド系モノマー(上記一般式(I)におい
て、R1がメチル基で、Xが−NH−であるもの)とし
て、 N−[(ジメチルアミノ)プロピル]メタクリルアミド
を挙げることができる。
第三級アミン構造を含むくり返し単位の他の例
1としては、下記一般式(■)および(m)によって表
されるくり返し単位を挙げることができる。
1としては、下記一般式(■)および(m)によって表
されるくり返し単位を挙げることができる。
−イーCH2CH2−N −+−−(m)[上記一般式
(II)および(m)において、Rは炭素原子数1〜4
のアルキル基である]また、くり返し単位に含むことが
できる第三級アミンの他の例としては、 ビニルピリジン(例、2−ビニルピリジンおよび4−ビ
ニルピリジン)、 ビニルイミダゾール誘導体であるl−ビニル−3−フル
キル−2,3−ジヒドロイミダゾール(例、1−ビニル
−3−エチル−2,3−ジヒドロイミダゾール)、1−
ビニル−3−フルアルキル−2,3−ジヒドロイミダゾ
ール(例、1−ビニル−3−ベンジル−2,3−ジヒド
ロイミダゾール)、2−ビニル−1−アルキルイミダゾ
ール(例、2−ビニル−1−メチルイミダゾールおよび
2−ビニル−1−メチルイミダゾール)および2−′ビ
ニルー1−アルアルキルイミダゾール(例、2−ビニル
−1−ベンジルイミダゾール)等を挙げることができる
・ 上記様々な第三級アミン構造を含むくり返し単位を含む
塩基性ポリマーは、単独重合体であってもよく、共重合
体であってもよい、共重合体としては、上記くり返し単
位のみからなる共重合体であってもよいし、他の七ツマ
−との共重合体であってもよい、他の七ツマ−との共重
合体を製造する場合は、上記くり返し単位を少なくとも
30モル%含有させることが好ましい、共重合体に用い
られる他のモノマーとしては、アクリルアミド、N置換
アクリルアミド、メタクリルアミド、N置換メタクリル
アミド、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、
スチレン、スチレン、J導体、ジビニルベンゼン、N−
ビニルピロリドン等を挙げることができる。
(II)および(m)において、Rは炭素原子数1〜4
のアルキル基である]また、くり返し単位に含むことが
できる第三級アミンの他の例としては、 ビニルピリジン(例、2−ビニルピリジンおよび4−ビ
ニルピリジン)、 ビニルイミダゾール誘導体であるl−ビニル−3−フル
キル−2,3−ジヒドロイミダゾール(例、1−ビニル
−3−エチル−2,3−ジヒドロイミダゾール)、1−
ビニル−3−フルアルキル−2,3−ジヒドロイミダゾ
ール(例、1−ビニル−3−ベンジル−2,3−ジヒド
ロイミダゾール)、2−ビニル−1−アルキルイミダゾ
ール(例、2−ビニル−1−メチルイミダゾールおよび
2−ビニル−1−メチルイミダゾール)および2−′ビ
ニルー1−アルアルキルイミダゾール(例、2−ビニル
−1−ベンジルイミダゾール)等を挙げることができる
・ 上記様々な第三級アミン構造を含むくり返し単位を含む
塩基性ポリマーは、単独重合体であってもよく、共重合
体であってもよい、共重合体としては、上記くり返し単
位のみからなる共重合体であってもよいし、他の七ツマ
−との共重合体であってもよい、他の七ツマ−との共重
合体を製造する場合は、上記くり返し単位を少なくとも
30モル%含有させることが好ましい、共重合体に用い
られる他のモノマーとしては、アクリルアミド、N置換
アクリルアミド、メタクリルアミド、N置換メタクリル
アミド、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、
スチレン、スチレン、J導体、ジビニルベンゼン、N−
ビニルピロリドン等を挙げることができる。
塩基性ポリマーの分子量の好ましい範囲は、分子量が低
すぎると塩基性ポリマーが展開層中に拡散する恐れがあ
り、他方高すぎるものは緩衝層塗布液中の親水性コロイ
ドとの相溶性が悪くなることを考慮して各塩基性ポリマ
ーの種類に応じて決定する。一般には1%食塩水に塩基
性ポリマーを溶解し、30℃で測定した極限粘度が0.
1〜5.0程度、好ましくは0.3〜2.5程度の値と
なる塩基性ポリマーを用いる。
すぎると塩基性ポリマーが展開層中に拡散する恐れがあ
り、他方高すぎるものは緩衝層塗布液中の親水性コロイ
ドとの相溶性が悪くなることを考慮して各塩基性ポリマ
ーの種類に応じて決定する。一般には1%食塩水に塩基
性ポリマーを溶解し、30℃で測定した極限粘度が0.
1〜5.0程度、好ましくは0.3〜2.5程度の値と
なる塩基性ポリマーを用いる。
また塩基性ポリマーは疎水性ポリマーとの水性ラテック
ス、架橋性七ツマ−を利用した水性ラテックスあるいは
微粒子としても本発明において実施することができる。
ス、架橋性七ツマ−を利用した水性ラテックスあるいは
微粒子としても本発明において実施することができる。
さらに対拡散性塩基の例としては、疎水性ラテックスや
微粒子(例、各種金属酸化物、結晶性セルロース)等の
担体表面に、物理的または化学的に上記塩基性ポリマー
あるいは低分子塩基やアルカリ性金属塩を吸着させた粒
子等も挙げることができる。
微粒子(例、各種金属酸化物、結晶性セルロース)等の
担体表面に、物理的または化学的に上記塩基性ポリマー
あるいは低分子塩基やアルカリ性金属塩を吸着させた粒
子等も挙げることができる。
緩衝層における耐拡散性塩基の好ましい含有量の範囲は
、含有量が低すぎると本発明の効果が不充分となる恐れ
があり、他方多すぎるものは緩衝層を形成する塗布液に
おける親木性ポリマーとの相溶性が悪くなることを考慮
して決定する。一般には緩衝層の乾燥重量当り5乃蚕8
0%の範囲。
、含有量が低すぎると本発明の効果が不充分となる恐れ
があり、他方多すぎるものは緩衝層を形成する塗布液に
おける親木性ポリマーとの相溶性が悪くなることを考慮
して決定する。一般には緩衝層の乾燥重量当り5乃蚕8
0%の範囲。
好ましくは10乃至60%の範囲である。
本発明において燐酸受容体とは、アルカリホス
□ファターゼの作用により基質から生じた燐酸を化
□学反応(例、酸・塩基中和反応)によりトラッ
プする機能を有する化合物を含むものである。すなわち
、従来の燐酸受容体は一般にアルカリホスファターゼの
作用により基質から生じた燐酸に対する反応が、燐酸と
水との反応(氷解)よりも速い官能基(水酸基など)を
有する化合物であった。
□ファターゼの作用により基質から生じた燐酸を化
□学反応(例、酸・塩基中和反応)によりトラッ
プする機能を有する化合物を含むものである。すなわち
、従来の燐酸受容体は一般にアルカリホスファターゼの
作用により基質から生じた燐酸に対する反応が、燐酸と
水との反応(氷解)よりも速い官能基(水酸基など)を
有する化合物であった。
これに対して、本発明の耐拡散性塩基が燐酸受容体とし
て機能する場合には、生成した燐酸をトラップし分析要
素内の燐酸濃度の上昇を抑制して、反応生成物である燐
酸による生成物阻害を阻止する作用をする0本発明にお
いて燐酸受容体として機能することができる耐拡散性塩
基を用いることにより、目的の反応が促進され、アナラ
イトの酵素活性が増大し、この結果検出精度が向上する
。
て機能する場合には、生成した燐酸をトラップし分析要
素内の燐酸濃度の上昇を抑制して、反応生成物である燐
酸による生成物阻害を阻止する作用をする0本発明にお
いて燐酸受容体として機能することができる耐拡散性塩
基を用いることにより、目的の反応が促進され、アナラ
イトの酵素活性が増大し、この結果検出精度が向上する
。
なお、燐酸受容体として機能させる目的で耐拡散性塩基
を用いる場合においても、耐拡散性塩基は目的の酵素反
応の至適pHを与えることのできる緩衝剤としても機能
させることも可能であるから、所望により別に緩衝剤を
加えずして緩衝層を形成させることもできる。
を用いる場合においても、耐拡散性塩基は目的の酵素反
応の至適pHを与えることのできる緩衝剤としても機能
させることも可能であるから、所望により別に緩衝剤を
加えずして緩衝層を形成させることもできる。
また、緩衝剤として機能させることを主な目的として、
上記耐拡散性塩基を緩衝層に含有させることもできる。
上記耐拡散性塩基を緩衝層に含有させることもできる。
また、上記耐拡散性塩基が燐酸受容体として機能するが
、!ll副剤しての機能が不充分である場合には、緩衝
層に少なくとも1種類の緩衝剤として機能する他の化合
物を含有させることが好ましい。
、!ll副剤しての機能が不充分である場合には、緩衝
層に少なくとも1種類の緩衝剤として機能する他の化合
物を含有させることが好ましい。
緩衝層に含有させることができる上記緩衝剤として機能
する他の化合物としては、アナライトであるアルカリホ
スファターゼの至適pH10〜11付近を緩衝し、かつ
反応を阻害するなどの悪影響を及ぼすことのない緩衝剤
から選択する。
する他の化合物としては、アナライトであるアルカリホ
スファターゼの至適pH10〜11付近を緩衝し、かつ
反応を阻害するなどの悪影響を及ぼすことのない緩衝剤
から選択する。
上記緩衝剤の例としては、炭酸塩、ホウ酸塩、燐酸塩や
グツド(Good)の緩衝剤等の公知の緩衝剤を挙げる
ことができる。これらの緩衝剤は「蛋白質・酵素の基礎
実験法1 (掘尾武−他、南江堂、111181)等の
公知文献を参考にして選択し、使用することができる。
グツド(Good)の緩衝剤等の公知の緩衝剤を挙げる
ことができる。これらの緩衝剤は「蛋白質・酵素の基礎
実験法1 (掘尾武−他、南江堂、111181)等の
公知文献を参考にして選択し、使用することができる。
なお緩衝層の上下に、緩衝層を硬化させる目的で硬膜層
を設けてもよい、硬膜層を形成する親水性ポリマーバイ
ンダーの例としては、前述の緩衝層の製造に用いられる
親木性ポリマーと同様の親木性ポリマーを用いることが
できる。
を設けてもよい、硬膜層を形成する親水性ポリマーバイ
ンダーの例としては、前述の緩衝層の製造に用いられる
親木性ポリマーと同様の親木性ポリマーを用いることが
できる。
緩衝層を構成する水溶性結合剤がゼラチン等の低融点性
物質である場合には、緩衝層の製造は公知の写真フィル
ム製造技術を用いれば容易に製造することができる。た
だし、このような緩衝層は活性測定中に溶解または流動
化等を起し、測定値をバラツカせる。上記問題点を改良
するために写真フィルム製造技術において公知のビニル
スルホン、アルデヒド等の硬化剤(架橋剤)が使用され
る。しかしながら、これらの硬化剤は本発明のpH1o
〜11に緩衝した緩衝層塗布液に直接添加する・と架橋
(硬化)反応が高pH域では著しく早いため、一般には
安定的な塗布が困難となる。
物質である場合には、緩衝層の製造は公知の写真フィル
ム製造技術を用いれば容易に製造することができる。た
だし、このような緩衝層は活性測定中に溶解または流動
化等を起し、測定値をバラツカせる。上記問題点を改良
するために写真フィルム製造技術において公知のビニル
スルホン、アルデヒド等の硬化剤(架橋剤)が使用され
る。しかしながら、これらの硬化剤は本発明のpH1o
〜11に緩衝した緩衝層塗布液に直接添加する・と架橋
(硬化)反応が高pH域では著しく早いため、一般には
安定的な塗布が困難となる。
そこで上記のような場合には、上記硬化剤を含む硬膜層
を緩衝層に隣接して設けることが好ましい、硬膜層は塗
布の段階で物理的に緩衝層と連続化できる位置であるな
らば、緩衝層との上下の位置関係および中間に介在する
他の機能層については特に制限はない、なお緩衝層を構
成する水溶性結合剤が7ガロース等の高融点性物質であ
る場合等においては、特に硬膜層を設ける必要がない場
合がある。
を緩衝層に隣接して設けることが好ましい、硬膜層は塗
布の段階で物理的に緩衝層と連続化できる位置であるな
らば、緩衝層との上下の位置関係および中間に介在する
他の機能層については特に制限はない、なお緩衝層を構
成する水溶性結合剤が7ガロース等の高融点性物質であ
る場合等においては、特に硬膜層を設ける必要がない場
合がある。
上記緩衝層または硬膜層の上に必要に応じて光遮蔽層を
設けることができる。光遮蔽層は、光遮蔽性、または光
遮蔽性と光反射性とを兼ね備えた微粒子または微粉末(
以下、単に微粒子という)が少量の被膜形成能を有する
親木性ポリマーバインダーに分散保持されている水透過
性または水浸透性の層である。光遮蔽層は緩衝層にて発
生した検出可能な変化(色変化、発色等)を光透過性を
有する支持体側から反射測光する際に、後述する展開層
に点着供給された水性液体の色、特に試料が全血である
場合のヘモグロビンの赤色等、を遮蔽するとともに光反
射層または背景層としても機能する。
設けることができる。光遮蔽層は、光遮蔽性、または光
遮蔽性と光反射性とを兼ね備えた微粒子または微粉末(
以下、単に微粒子という)が少量の被膜形成能を有する
親木性ポリマーバインダーに分散保持されている水透過
性または水浸透性の層である。光遮蔽層は緩衝層にて発
生した検出可能な変化(色変化、発色等)を光透過性を
有する支持体側から反射測光する際に、後述する展開層
に点着供給された水性液体の色、特に試料が全血である
場合のヘモグロビンの赤色等、を遮蔽するとともに光反
射層または背景層としても機能する。
光遮蔽性と光反射性とを兼ね備えた微粒子の例としては
、二酸化チタン微粒子(ルチル型、アナタース型または
プルカイト型の粒子径が約0.1gmから約1.21L
mの微結晶粒子等)、硫酸バリウム微粒子、アルミニウ
ム微粒子または微小フレーク等を挙げることができ、光
遮蔽性微粒子の例としては、カーボンブラック、ガスブ
ラック、 :カーボンミクロビーズ等を挙げる
ことができ、これらのうちで特に二酸化チタン微粒子、
硫酸バリウム微粒子が好ましい。
、二酸化チタン微粒子(ルチル型、アナタース型または
プルカイト型の粒子径が約0.1gmから約1.21L
mの微結晶粒子等)、硫酸バリウム微粒子、アルミニウ
ム微粒子または微小フレーク等を挙げることができ、光
遮蔽性微粒子の例としては、カーボンブラック、ガスブ
ラック、 :カーボンミクロビーズ等を挙げる
ことができ、これらのうちで特に二酸化チタン微粒子、
硫酸バリウム微粒子が好ましい。
被膜形成能を有する親水性ポリマーバインダー
□ の例としては、前述の緩衝層の製造に用いられる親木性
ポリマーと同様の親水性ポリマーのほかニ、 弱tti
水性の再生セルロース、セルロースアセテート等を挙げ
ることができ、これらのうちではゼラチン、ゼラチン誘
導体、ポリアクリルアミド等が好ましい、なお、ゼラチ
ン、ゼラチン誘導体は公知の硬化剤(架橋剤)を混合し
て用いることができる。
□ の例としては、前述の緩衝層の製造に用いられる親木性
ポリマーと同様の親水性ポリマーのほかニ、 弱tti
水性の再生セルロース、セルロースアセテート等を挙げ
ることができ、これらのうちではゼラチン、ゼラチン誘
導体、ポリアクリルアミド等が好ましい、なお、ゼラチ
ン、ゼラチン誘導体は公知の硬化剤(架橋剤)を混合し
て用いることができる。
光遮蔽層は、光遮蔽性微粒子と親木性ポリマー 〜
との水性分散液を公知の方法により緩衝層の上に塗布し
乾燥することにより設けることができる。
との水性分散液を公知の方法により緩衝層の上に塗布し
乾燥することにより設けることができる。
また光遮蔽層を設ける代りに、後述する展開層中に光遮
蔽層の成分を含有させてもよい。
蔽層の成分を含有させてもよい。
なお、緩衝層の上に、場合によっては光遮蔽層等の層を
介して、後述する展開層を接着し覆歴するために接着層
を設けてもよい。
介して、後述する展開層を接着し覆歴するために接着層
を設けてもよい。
接着層は水で湿潤しているとき、または水を含んで膨潤
しているときに展開層を接着することができ、これによ
り各層を一体化で−きるような親水性ポリマーからなる
ことが好ましい、接着層の製造に用いることができる親
水性ポリマーの例としては、緩衝層の製造に用いられる
親水性ポリマーと同様な親木性ポリマーがあげられる。
しているときに展開層を接着することができ、これによ
り各層を一体化で−きるような親水性ポリマーからなる
ことが好ましい、接着層の製造に用いることができる親
水性ポリマーの例としては、緩衝層の製造に用いられる
親水性ポリマーと同様な親木性ポリマーがあげられる。
これらのうちではゼラチン、ゼラチン誘導体、ポリアク
リルアミド等が好ましい、接着層の乾燥膜厚は一般に約
0.5pmから約201Lm、好ましくは約lJLmか
ら約10ルmの範囲である。
リルアミド等が好ましい、接着層の乾燥膜厚は一般に約
0.5pmから約201Lm、好ましくは約lJLmか
ら約10ルmの範囲である。
なお、接着層は緩衝層上以外にも、他の居間の接着力を
向上させるため所望の層上に設けてもよい。接着層は親
木性ポリマーと、必要によって加えられる界面活性剤等
を含む水溶液を公知の方法で、支持体や緩衝層等の上に
塗布する方法などにより設けることができる。
向上させるため所望の層上に設けてもよい。接着層は親
木性ポリマーと、必要によって加えられる界面活性剤等
を含む水溶液を公知の方法で、支持体や緩衝層等の上に
塗布する方法などにより設けることができる。
これらの層の上には、多孔性展開層が設けられる0本発
明の多孔性展開層は液体試料計量作用を有していること
が好ましい、液体試料計量作用を有する展開層とは、そ
の上側の表面(支持体から遠い側の表面)に点着供給さ
れた水性液体試料、を、その中に含有している成分を実
質的に偏在させることなしに、横(水平)方向に広げ1
.単位面績当りほぼ一定容量の割合で緩衝層に供給する
作用を有する層である。また本発明の多孔性展開層は、
アナライトであるアルカリホスファターゼが容易に通過
・拡張しうる空間を有する多孔性展開層であることが好
ましい。
明の多孔性展開層は液体試料計量作用を有していること
が好ましい、液体試料計量作用を有する展開層とは、そ
の上側の表面(支持体から遠い側の表面)に点着供給さ
れた水性液体試料、を、その中に含有している成分を実
質的に偏在させることなしに、横(水平)方向に広げ1
.単位面績当りほぼ一定容量の割合で緩衝層に供給する
作用を有する層である。また本発明の多孔性展開層は、
アナライトであるアルカリホスファターゼが容易に通過
・拡張しうる空間を有する多孔性展開層であることが好
ましい。
以上の点から本発明のALP活性測定用一体型多層分析
要素に備えられる多孔性展開層のマトリックスを構成す
る材料としては、濾紙、不織布、織物生地、編物生地、
ガラス繊維、濾紙、プラッシュポリマーより形成される
メンブランフィルタ−1あるいはポリマーミクロビーズ
等からなる三次元格子状構造物等を用いることが好まし
い。
要素に備えられる多孔性展開層のマトリックスを構成す
る材料としては、濾紙、不織布、織物生地、編物生地、
ガラス繊維、濾紙、プラッシュポリマーより形成される
メンブランフィルタ−1あるいはポリマーミクロビーズ
等からなる三次元格子状構造物等を用いることが好まし
い。
展開層のマトリックスは、これらの材料から分析条件等
に応じて選択するが、全血など分析を阻害する非溶解性
物質(全血の場合は血球)を含む試料を用いる場合には
、阻害物質を除去する作用を有する繊維生地または編物
生地を用いることが好ましい。
に応じて選択するが、全血など分析を阻害する非溶解性
物質(全血の場合は血球)を含む試料を用いる場合には
、阻害物質を除去する作用を有する繊維生地または編物
生地を用いることが好ましい。
上記展開層に用いることができる織物生地(織布)とし
ては特開昭55−164356号および特開昭57−6
6359号の各公報に開示の広範囲の種類の織物生地が
あげられる。織物生地のうちでは、たて(経)糸とよこ
(!I)糸とで織った平織物が好ましく、平織物のうち
では細布生地、金山生地、ブロード生地、ボブリン生地
等が好ましい、織物生地を構成する糸としては後述する
編物生地を構成する糸と同様の素材からなる糸があげら
れ、糸の形態としてはフィラメント糸、紡績糸(加捻糸
)のいずれをも用いることができ、これらのうちでは紡
績糸が好ましい、織物生地め糸の太さは綿紡績糸番手で
表して約2O3から約150S、好ましくは約40Sか
ら約120S相当の範囲または絹糸デニールで表して約
350から約300D、好ましくは約450から約13
0D相当の範囲、織物生地の厚さは約1100pから約
5001Lm、好ましくは約120ルmから約350μ
mの範囲、織物生地の有する空隙率は約40%から約9
0%、好ましくは約50%から約85%の範囲である。
ては特開昭55−164356号および特開昭57−6
6359号の各公報に開示の広範囲の種類の織物生地が
あげられる。織物生地のうちでは、たて(経)糸とよこ
(!I)糸とで織った平織物が好ましく、平織物のうち
では細布生地、金山生地、ブロード生地、ボブリン生地
等が好ましい、織物生地を構成する糸としては後述する
編物生地を構成する糸と同様の素材からなる糸があげら
れ、糸の形態としてはフィラメント糸、紡績糸(加捻糸
)のいずれをも用いることができ、これらのうちでは紡
績糸が好ましい、織物生地め糸の太さは綿紡績糸番手で
表して約2O3から約150S、好ましくは約40Sか
ら約120S相当の範囲または絹糸デニールで表して約
350から約300D、好ましくは約450から約13
0D相当の範囲、織物生地の厚さは約1100pから約
5001Lm、好ましくは約120ルmから約350μ
mの範囲、織物生地の有する空隙率は約40%から約9
0%、好ましくは約50%から約85%の範囲である。
また、上記展開層に用いることができる編物生地(編布
、すなわち編んだ布状物)としては、広 ′範囲
の種類の編物生地があげられ、それらのうち □
ではたて(経)メリヤスとよこ(緯)メリヤスが
□好ましい、たてメリヤスとしては、−重アトラス
゛編生地、トリコット編生地、ダブルトリコット
編生地、ミラニーズ編生地、ラッシェル編生地等を
□用いることができ、よこメリヤスとしては、平編
□生地、パール編生地、ゴム編生地、両面編生
地等を用いることができる0編物生地を編成する糸と
□しては、綿、絹、羊毛等の天然繊維の糸、ビス
コースレーヨン、キュプラ等の再生セルロース、セルロ
ースジアセレート、セルローストリアセテート等の半合
成有機ポリマー、ポリアミド(各種のナイロン類)、ア
セタール化ポリビニルアルコール(ビニロン等)、ポリ
アクリロニトリル、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン等の合成有機
ポリマーの細繊維からなる糸または単繊維からなる糸、
天然繊維と再生セルロース、半合成または合成有機ポリ
マー繊維との混合繊維からなる糸があげられる。糸の形
態としては、フィラメント糸、紡績糸(加捻糸)のいず
れをも用いることができ、これらのうちでは紡績糸が好
ましい0編物生地の糸の太さは、綿紡績糸番手で表わし
て約405から約150S、好マシくは約6osから約
1203相当の範囲または絹糸デニールで表わして約3
5Dから約130D、好ましくは約450から約9゜D
相当の範囲である。at物生地の編成工程時のゲージ数
としては約20から約50の範囲、編物生地の厚さは約
1007tmから約6001Lm、好ましくは約150
gmから約4001Lmの範囲、編物生地の有する空隙
率は約40%から約90%、好ましくは約50%から約
85%の範囲である。
、すなわち編んだ布状物)としては、広 ′範囲
の種類の編物生地があげられ、それらのうち □
ではたて(経)メリヤスとよこ(緯)メリヤスが
□好ましい、たてメリヤスとしては、−重アトラス
゛編生地、トリコット編生地、ダブルトリコット
編生地、ミラニーズ編生地、ラッシェル編生地等を
□用いることができ、よこメリヤスとしては、平編
□生地、パール編生地、ゴム編生地、両面編生
地等を用いることができる0編物生地を編成する糸と
□しては、綿、絹、羊毛等の天然繊維の糸、ビス
コースレーヨン、キュプラ等の再生セルロース、セルロ
ースジアセレート、セルローストリアセテート等の半合
成有機ポリマー、ポリアミド(各種のナイロン類)、ア
セタール化ポリビニルアルコール(ビニロン等)、ポリ
アクリロニトリル、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン等の合成有機
ポリマーの細繊維からなる糸または単繊維からなる糸、
天然繊維と再生セルロース、半合成または合成有機ポリ
マー繊維との混合繊維からなる糸があげられる。糸の形
態としては、フィラメント糸、紡績糸(加捻糸)のいず
れをも用いることができ、これらのうちでは紡績糸が好
ましい0編物生地の糸の太さは、綿紡績糸番手で表わし
て約405から約150S、好マシくは約6osから約
1203相当の範囲または絹糸デニールで表わして約3
5Dから約130D、好ましくは約450から約9゜D
相当の範囲である。at物生地の編成工程時のゲージ数
としては約20から約50の範囲、編物生地の厚さは約
1007tmから約6001Lm、好ましくは約150
gmから約4001Lmの範囲、編物生地の有する空隙
率は約40%から約90%、好ましくは約50%から約
85%の範囲である。
たてメリヤスのうちでは縦方向の伸縮が少なく、また編
物展開層のラミネーション工程における操作のしやすさ
、裁断時の編目はどけのなさ等の観点でトリコット編生
地、ラッセル編生地、ミラニーズ編生地、ダブルトリコ
ット編生地が好ましい。
物展開層のラミネーション工程における操作のしやすさ
、裁断時の編目はどけのなさ等の観点でトリコット編生
地、ラッセル編生地、ミラニーズ編生地、ダブルトリコ
ット編生地が好ましい。
多孔性展開層に用いられる織物または編物生地は水洗等
の脱脂処理により少なくとも糸製造時、織物製造時ある
いは編物編成時に供給または付着した油脂類を実質的に
除去した織物または編物生地であるが、さらにその織物
または編物生地は特開昭57−66359号公報に開示
の物理的活性化処理(好ましくはグロー放電処理または
コロナ放電処理等)を生地の少なくとも片面に施すか、
あるいは特開昭55−164356号、特開昭57−6
6359号公報等に開示の親木性ポリマー含浸処理等の
親木化処理、またはこれらの処理工程を逐次実施するこ
とにより織物または編物を親水化し、下側(支持体に近
い側)の層との接着力を強化することができる。
の脱脂処理により少なくとも糸製造時、織物製造時ある
いは編物編成時に供給または付着した油脂類を実質的に
除去した織物または編物生地であるが、さらにその織物
または編物生地は特開昭57−66359号公報に開示
の物理的活性化処理(好ましくはグロー放電処理または
コロナ放電処理等)を生地の少なくとも片面に施すか、
あるいは特開昭55−164356号、特開昭57−6
6359号公報等に開示の親木性ポリマー含浸処理等の
親木化処理、またはこれらの処理工程を逐次実施するこ
とにより織物または編物を親水化し、下側(支持体に近
い側)の層との接着力を強化することができる。
織物または編物生地からなる展開層を反応層または接着
層に接着、積層するには、特開昭55−164358号
および特開昭57−66359号各公報等に開示の方法
に従って作成することができる。すなわち、反応層また
は接着層の塗布後未乾燥のうちに、または乾燥後の層に
水(または界面活性剤を少量含む水)を実質的に均一に
供給して層を膨潤させ、ついで織物または編物生地を湿
潤または膨潤している層の上に実質的に均一に軽く圧力
をかけながら接着、積層し一体化する。
層に接着、積層するには、特開昭55−164358号
および特開昭57−66359号各公報等に開示の方法
に従って作成することができる。すなわち、反応層また
は接着層の塗布後未乾燥のうちに、または乾燥後の層に
水(または界面活性剤を少量含む水)を実質的に均一に
供給して層を膨潤させ、ついで織物または編物生地を湿
潤または膨潤している層の上に実質的に均一に軽く圧力
をかけながら接着、積層し一体化する。
また展開層がプラッシュポリマーまたはメンブランフィ
ルタ−からなる場合には特公昭53−21.677号公
報等、ポリマーミクロビーズからなる三次元格子状構造
物層である場合には特開昭55−90859号公報等、
濾紙または不織布からなる場合には特開昭57−148
250号公報等にそれぞれ記載の方法に従って設けるこ
とかできる。
ルタ−からなる場合には特公昭53−21.677号公
報等、ポリマーミクロビーズからなる三次元格子状構造
物層である場合には特開昭55−90859号公報等、
濾紙または不織布からなる場合には特開昭57−148
250号公報等にそれぞれ記載の方法に従って設けるこ
とかできる。
緩衝層または接着層の親木性ポリマーバインダーがゼラ
チンまたはゼラチン誘導体の場合には、層の塗布後ゼラ
チン(誘導体)が未乾燥のゲル状態の間に上記多孔性展
開層を構成する材料(織物または編物生地等)を接着、
積層し一体化する方法を採用することができる。
チンまたはゼラチン誘導体の場合には、層の塗布後ゼラ
チン(誘導体)が未乾燥のゲル状態の間に上記多孔性展
開層を構成する材料(織物または編物生地等)を接着、
積層し一体化する方法を採用することができる。
本発明のALP活性測定用一体型多層分析要素分析要素
では、自己顕色性基質は展開層に含有させる0本発明に
おいて、自己顕色性基質とはアルカリ(性)ホスファタ
ーゼの基質として、加水分解反応を受は検出可能な発色
または変色を示す物質のことである。上記自己顕色性基
質としては、その保存性を考えると、自己顕色性アリー
ルポス り゛、1 フーート7ミ′塩である0とが好ましい・自己1ji
、・色性アリールホスフェートアミン塩として
特に好 1:(1: ましい化合物は、アルカリ性ホスファターゼの加
1木分解反応によって400nm以上の可視領域吸
′収スペクトルを示すモノアリール燐酸エステル
のモノ又はジアミン塩である。
では、自己顕色性基質は展開層に含有させる0本発明に
おいて、自己顕色性基質とはアルカリ(性)ホスファタ
ーゼの基質として、加水分解反応を受は検出可能な発色
または変色を示す物質のことである。上記自己顕色性基
質としては、その保存性を考えると、自己顕色性アリー
ルポス り゛、1 フーート7ミ′塩である0とが好ましい・自己1ji
、・色性アリールホスフェートアミン塩として
特に好 1:(1: ましい化合物は、アルカリ性ホスファターゼの加
1木分解反応によって400nm以上の可視領域吸
′収スペクトルを示すモノアリール燐酸エステル
のモノ又はジアミン塩である。
自己顕色性アリールホスフェートアミン塩を構成するア
リールホスフェートとしてはポワーージー・エヌ(Bo
wer G、 N、 ) :クリニカル・ケミスト リ
−((Iin、 Che+w) Vol 1
4. No ?、 f308〜81G(1911
7) 記載のp−ニトロフェニルホスフェート、フェノ
ールフタレンモノホスフェート、チモールフタレンモノ
ホスフェート、0−メチルフルオレセインホスフェート
等が挙げられる。また、特開昭57−159499号公
報記載のアリールアゾ置換アリールホスフェート等を利
用することもできる。
リールホスフェートとしてはポワーージー・エヌ(Bo
wer G、 N、 ) :クリニカル・ケミスト リ
−((Iin、 Che+w) Vol 1
4. No ?、 f308〜81G(1911
7) 記載のp−ニトロフェニルホスフェート、フェノ
ールフタレンモノホスフェート、チモールフタレンモノ
ホスフェート、0−メチルフルオレセインホスフェート
等が挙げられる。また、特開昭57−159499号公
報記載のアリールアゾ置換アリールホスフェート等を利
用することもできる。
自己顕色性アリールホスフェートアミン塩の具体的化合
物の例としては、P−ニトロフェニルホスフェートビス
(2−アミノ−2−メチル−1゜3−プロパンジオール
)塩、p−ニトロフェニルホスフェートビス(シクロヘ
キシルアミン)塩、p−ニトロフェニルホスフェートビ
ス(2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオー
ル)塩、p−ニトロフェニルホスフェートビス(ジシク
ロヘキシルアミン)塩、p−ニトロフェニルホスフェー
トシトリス塩(トリスはトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタンを意味する)、4−二トロナフチルホスフェ
ートビス(2−アミノ−2−エチ)Ly −1、3−プ
ロパンジオール)塩、チモールフタレインモノホスフェ
ートビス(シクロヘキシルアミン)塩、4−フェニルア
ゾナフチルホスフェートビス(2−エチルアミノエタノ
ール)塩、フェノールフタレインモノホスフェートビス
(N−メチルグルカミン)塩、4−ニトロフェニルモノ
ホスフェートビス(2−アミノ−2−エチルプロパツー
ル)塩、4−ニトロフェニルモノホスフェートビス(2
−エチルエタノール)塩および4−ニトロフェニルモノ
ホスフェートビス(2−(イソプロピルアミノ)エタノ
ール)塩などを挙げることができる。
物の例としては、P−ニトロフェニルホスフェートビス
(2−アミノ−2−メチル−1゜3−プロパンジオール
)塩、p−ニトロフェニルホスフェートビス(シクロヘ
キシルアミン)塩、p−ニトロフェニルホスフェートビ
ス(2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオー
ル)塩、p−ニトロフェニルホスフェートビス(ジシク
ロヘキシルアミン)塩、p−ニトロフェニルホスフェー
トシトリス塩(トリスはトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタンを意味する)、4−二トロナフチルホスフェ
ートビス(2−アミノ−2−エチ)Ly −1、3−プ
ロパンジオール)塩、チモールフタレインモノホスフェ
ートビス(シクロヘキシルアミン)塩、4−フェニルア
ゾナフチルホスフェートビス(2−エチルアミノエタノ
ール)塩、フェノールフタレインモノホスフェートビス
(N−メチルグルカミン)塩、4−ニトロフェニルモノ
ホスフェートビス(2−アミノ−2−エチルプロパツー
ル)塩、4−ニトロフェニルモノホスフェートビス(2
−エチルエタノール)塩および4−ニトロフェニルモノ
ホスフェートビス(2−(イソプロピルアミノ)エタノ
ール)塩などを挙げることができる。
展開層に上記の自己顕色性基質を含有させるに際しては
、自己顕色性が基質緩衝層の緩衝剤等に接触しないよう
に含有させることが好ましい、その方法としては、展開
層に含有させる自己顕色性基質を、必要に応じて界面活
性剤、高分子化合物と共に有機溶剤、または有機溶剤と
水との混合溶剤等に溶解した塗布液を、前記した方法に
て支持体上に緩衝層、展開層を順次積層した積層体の展
開層の上から塗布する方法又は上記展開層に含浸させる
方法が利用できる。
、自己顕色性が基質緩衝層の緩衝剤等に接触しないよう
に含有させることが好ましい、その方法としては、展開
層に含有させる自己顕色性基質を、必要に応じて界面活
性剤、高分子化合物と共に有機溶剤、または有機溶剤と
水との混合溶剤等に溶解した塗布液を、前記した方法に
て支持体上に緩衝層、展開層を順次積層した積層体の展
開層の上から塗布する方法又は上記展開層に含浸させる
方法が利用できる。
上記の有機溶剤としてはエタノール、メタノール、プロ
パツール、アセトン、アセトニトリル等の水溶性極性溶
剤、及びトルエン、酢酸エチル等の疎水性溶剤を用いる
ことができる。
パツール、アセトン、アセトニトリル等の水溶性極性溶
剤、及びトルエン、酢酸エチル等の疎水性溶剤を用いる
ことができる。
展開層がラミネートにより積層する展開層材料、例えば
、織物1編物、濾紙、不織布、ガラス繊維濾紙からなる
場合には、あらかじめ基質を含浸し、乾燥した後ラミネ
ートしてもよい、また塗布により形成される展開層1例
えばプラッシュポリマ一層やミクロビーズ三次元格子状
粒子構造体等からなる展開層の場合には、展開層と基質
の塗布液を混合して塗布してもよい。
、織物1編物、濾紙、不織布、ガラス繊維濾紙からなる
場合には、あらかじめ基質を含浸し、乾燥した後ラミネ
ートしてもよい、また塗布により形成される展開層1例
えばプラッシュポリマ一層やミクロビーズ三次元格子状
粒子構造体等からなる展開層の場合には、展開層と基質
の塗布液を混合して塗布してもよい。
本発明における展開層には上記自己顕色性基質以外にも
、光遮蔽性微粒子や界面活性剤等の試薬を必要に応じて
含有させることができる。これらの試薬は、自己顕色性
基質の塗布液に混合して展開層に含有させてもよいし、
基質とは別に上記のいずれかの方法を利用して展開層に
含有させてもよい。
、光遮蔽性微粒子や界面活性剤等の試薬を必要に応じて
含有させることができる。これらの試薬は、自己顕色性
基質の塗布液に混合して展開層に含有させてもよいし、
基質とは別に上記のいずれかの方法を利用して展開層に
含有させてもよい。
本発明のALP活性測定用一体型多層分析要素は以上の
ように、支持体、緩衝層および展開層を積層してなるも
のであり、これらの支持体、Il衝 □層および
展開層はこの順で積層されていることが :好
ましい、なお本発明のALP活性測定用一体型多層分析
要素は、前述のように上記の必須の層重 ′外に
も他の機能層を含んでいてもよいことは勿論 1
である。
j以下に本発明の実施例及び比較例を示す。
ように、支持体、緩衝層および展開層を積層してなるも
のであり、これらの支持体、Il衝 □層および
展開層はこの順で積層されていることが :好
ましい、なお本発明のALP活性測定用一体型多層分析
要素は、前述のように上記の必須の層重 ′外に
も他の機能層を含んでいてもよいことは勿論 1
である。
j以下に本発明の実施例及び比較例を示す。
[実施例1]
透明ポリエチレンテレフタレート支持体(厚さ
□:180JLm)の表面を親木化処理し、その処理表
面上に下記の組成の塗布液を塗布、乾燥して乾燥膜厚1
5μmの緩衝層を形成した。
□:180JLm)の表面を親木化処理し、その処理表
面上に下記の組成の塗布液を塗布、乾燥して乾燥膜厚1
5μmの緩衝層を形成した。
緩衝、形成用 血液:
アルカリ処理
脱イオンゼラチン 24g
水 240g
ノニルフェノキシ・ ポリグリシトール l・6g ポリ(N−[(ジメチルアミノ) プロピルコアクリルアミド) 18%水溶液 (平均分子量約10万) 30gN−(2−ヒド
ロキシエチル) エチレンジアミン− N、N’ 、N’−三酢酸 2ミリモルZ n (CH
3Coo)2 ・ 2820 1ミリモルM g S O
s ・7H202ミリモル以上の溶液に5NのNaO
H水溶液を加えてpHを11.0に調整した。
ノニルフェノキシ・ ポリグリシトール l・6g ポリ(N−[(ジメチルアミノ) プロピルコアクリルアミド) 18%水溶液 (平均分子量約10万) 30gN−(2−ヒド
ロキシエチル) エチレンジアミン− N、N’ 、N’−三酢酸 2ミリモルZ n (CH
3Coo)2 ・ 2820 1ミリモルM g S O
s ・7H202ミリモル以上の溶液に5NのNaO
H水溶液を加えてpHを11.0に調整した。
上記緩衝層の上に、下記の塗布液を乾燥膜厚が3.6終
mになるように塗布、乾燥して硬膜暦を形成した。
mになるように塗布、乾燥して硬膜暦を形成した。
硬膜層形成用 血液:
ゼラチン 12g水
268gノニルフェノキシ
・ ポリグリシトール 1.3g 1.2−ビス(ビニルスルホニル アセトアミド)エタン 0.72g 水/アセトン (混合比=l:1) 18g上記硬膜層の上
に、下記の塗布液を乾燥膜厚が31Lmになるように塗
布し、接着層とした。
268gノニルフェノキシ
・ ポリグリシトール 1.3g 1.2−ビス(ビニルスルホニル アセトアミド)エタン 0.72g 水/アセトン (混合比=l:1) 18g上記硬膜層の上
に、下記の塗布液を乾燥膜厚が31Lmになるように塗
布し、接着層とした。
接着層形成用 血液:
ゼラチン 12g水
2g8.7gノニルフェノキシ
・ ポリグリシトール 1.3g 上記接MMの上に、0.4%ノニルフェノキシ・ポリグ
リシトール水溶液を塗布し、次に36ゲージ50Dポリ
エチレンテレフタレート紡績糸からなるトリコット編物
を圧着して展開層とした。
2g8.7gノニルフェノキシ
・ ポリグリシトール 1.3g 上記接MMの上に、0.4%ノニルフェノキシ・ポリグ
リシトール水溶液を塗布し、次に36ゲージ50Dポリ
エチレンテレフタレート紡績糸からなるトリコット編物
を圧着して展開層とした。
上記展開層に、下記の組成の塗布液を120mfL/r
rfとなるように塗布、乾燥した。。
rfとなるように塗布、乾燥した。。
己 含 :p−ニトロフェ
ニルホスフェート ビス(トリス)塩 50ミリモル ポリビニルピロリドン (平均分子量lO万) 6gエタノール
22gアセトン
22g以上の方法により1本発明に従うALP活性
測定用一体型多層分析要素を作成した。
ニルホスフェート ビス(トリス)塩 50ミリモル ポリビニルピロリドン (平均分子量lO万) 6gエタノール
22gアセトン
22g以上の方法により1本発明に従うALP活性
測定用一体型多層分析要素を作成した。
上記分析要素の分析性能を、下記のように評価した。
分析要素を一辺が15mmの正方形に裁断し、プラスチ
ックマウント(特開昭57−63452号公報に記載)
に封入して、ALP分析用スライドを作成した。
ックマウント(特開昭57−63452号公報に記載)
に封入して、ALP分析用スライドを作成した。
次に、ALP活性測定のための標準分析法であるI F
CC法により、ALPが110,207.368.61
4.922および1182IU/皇(37℃)と検定さ
れたヒト血清10JL、lを各マウント中の分析要素の
展開層に点着し、水分の蒸着が充分に制御された37℃
恒温加熱板上に静置し、中心波長410 nmで2分お
よび5分での反射光学濃度測定を実施した。測定結果を
第1表に示す。
CC法により、ALPが110,207.368.61
4.922および1182IU/皇(37℃)と検定さ
れたヒト血清10JL、lを各マウント中の分析要素の
展開層に点着し、水分の蒸着が充分に制御された37℃
恒温加熱板上に静置し、中心波長410 nmで2分お
よび5分での反射光学濃度測定を実施した。測定結果を
第1表に示す。
第1表
ALP活性値 AOD (5分−2分)(IU/交
) 2070,050 8140,140 9220,188 11820,223 上記の結果から明らかなように、光学的濃度の
□増加量とALP活性値が正の相関を示し、本発明の
分析要素がALP活性測定用として有効であることがわ
かる。
) 2070,050 8140,140 9220,188 11820,223 上記の結果から明らかなように、光学的濃度の
□増加量とALP活性値が正の相関を示し、本発明の
分析要素がALP活性測定用として有効であることがわ
かる。
次に、本発明の分析要素を用い、病院患者血清を検体と
して多検体テストを行ない、テクニコン社製RA100
O(AMPバッファー、p−ニトロフェニルリン酸)を
用いた分析結果との相関を調べた。
して多検体テストを行ない、テクニコン社製RA100
O(AMPバッファー、p−ニトロフェニルリン酸)を
用いた分析結果との相関を調べた。
測定結果を以下に示−す。
y=1.267x+92.0
:回帰直線の式
%式%:
5yx=15.1 :回帰からの標本標準偏差n=9
9 :検体数(試料数)Xは実施例1のALP
測定用分析要素による測定値である。この結果より上記
分析要素は、他の標準的な測定方法とも良好な相関関係
があることが判明した。
9 :検体数(試料数)Xは実施例1のALP
測定用分析要素による測定値である。この結果より上記
分析要素は、他の標準的な測定方法とも良好な相関関係
があることが判明した。
[実施例2]
実施例1の緩衝層形成用塗布液中のポリ(N−[(ジメ
チルアミノ)プロピル]アクリルアミド)18%水溶液
の量30gを90gに変更した以外は実施例1と同様に
して、本発明に従うALP測定用分析要素を調製しその
分析性能を評価した。
チルアミノ)プロピル]アクリルアミド)18%水溶液
の量30gを90gに変更した以外は実施例1と同様に
して、本発明に従うALP測定用分析要素を調製しその
分析性能を評価した。
その結果1本実施例のスライドもALP活性測定用分析
要素として有効であることが判明した・また本実施例に
おいても実施例1と同様に反射光学濃度測定を行なった
。その結果を下記第2表に示す。
要素として有効であることが判明した・また本実施例に
おいても実施例1と同様に反射光学濃度測定を行なった
。その結果を下記第2表に示す。
第2表
スライド AOD(5分−2分)/U実施例1
1.89X10−4実施例2 2
.04×10−4上記第2表より明らかなように、単位
ユニット当りのoDの増加(AOD (5分−2分)/
U)で比較した場合には、ポリ(N、N−ジメ羊ルアミ
ノプロピルアクリルアミド)の量を増加させると感度は
増加した。
1.89X10−4実施例2 2
.04×10−4上記第2表より明らかなように、単位
ユニット当りのoDの増加(AOD (5分−2分)/
U)で比較した場合には、ポリ(N、N−ジメ羊ルアミ
ノプロピルアクリルアミド)の量を増加させると感度は
増加した。
[実施例3]
実施例1の緩衝層形成用塗布液中の成分に2−アミノ−
2−メチル−1,3−プロパンジオール30mMを加え
た以外は実施例1と同様にして、本発明に従うALF測
定用分析要素を調製しその分析性能を評価した。
2−メチル−1,3−プロパンジオール30mMを加え
た以外は実施例1と同様にして、本発明に従うALF測
定用分析要素を調製しその分析性能を評価した。
その結果1本実施例のスライドもALP活性測定用分析
要素として有効であることが判明した。
要素として有効であることが判明した。
また本実施例においても実施例2と同様に単位ユニット
当りのODの増加を求めた。その結果を下記第3表に示
す。
当りのODの増加を求めた。その結果を下記第3表に示
す。
第3表
スライド Δ00 (5分−2分)/U実施例1
1.89X10−4実施例3
2.40X10−4上記第3表より明らかなように、2
−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオールを加
えることにより、感度の増加が見られた。
1.89X10−4実施例3
2.40X10−4上記第3表より明らかなように、2
−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオールを加
えることにより、感度の増加が見られた。
[比較例]
実施例1の緩衝層形成用塗布液の組成を下記の組成に並
行した以外は実施例1と同様にして、比較用のALP活
性測定用分析要素を調製した。
行した以外は実施例1と同様にして、比較用のALP活
性測定用分析要素を調製した。
アルカリ処理
脱イオンゼラチン 30g
水 240gノ
ニルフェノキシ・ ポリグリシトール 1.6g N−(2−ヒドロキシエチル) エチレンジアミン− N、N’ 、N’−三酢酸 2・ミリモルZn (C2
I(300) 2 ・ 2H201ミリモル Mg5O,・7H202ミリモル 炭酸ナトリウム 3.IJlg(0,1モル
) 以上の溶液に5NのNaOH水溶液を加えてpHを11
.0に調整した。
ニルフェノキシ・ ポリグリシトール 1.6g N−(2−ヒドロキシエチル) エチレンジアミン− N、N’ 、N’−三酢酸 2・ミリモルZn (C2
I(300) 2 ・ 2H201ミリモル Mg5O,・7H202ミリモル 炭酸ナトリウム 3.IJlg(0,1モル
) 以上の溶液に5NのNaOH水溶液を加えてpHを11
.0に調整した。
上記のように調製された比較用のA’LP活性測定用分
析要素についても実施例2と同様に単位ユニット当りの
ODの増加を求めその分析性能を評価した。その結果を
下記第4表に示す。
析要素についても実施例2と同様に単位ユニット当りの
ODの増加を求めその分析性能を評価した。その結果を
下記第4表に示す。
第4表
スライド Δ0D(5分−2分)/U実施例1
1.89X10−4比較例 2
.41X10−4また、保存性に着目して実施例1の分
析要素および比較用の分析要素を用いるスライドについ
ての比較を行なった。その結果を下記第5表に示す。
1.89X10−4比較例 2
.41X10−4また、保存性に着目して実施例1の分
析要素および比較用の分析要素を用いるスライドについ
ての比較を行なった。その結果を下記第5表に示す。
以下余白
第5表
スライド Δ0D
(45℃、24時間−調製直後)
実施例1 0.019
比較例 0.160
第5表において、Δ00 (45℃、24時間−調製直
後)の値は液体試料を点着せずに、[45℃で24時間
保存した分析要素を37℃:t’5分間インクベーショ
ンした時の反射光学濃度値]マイナス[v!4製直後直
後析要素を37℃で5分間インクベーションした時の反
射光学濃度値]に相当する値(カブリ反射光学濃度値)
である。
後)の値は液体試料を点着せずに、[45℃で24時間
保存した分析要素を37℃:t’5分間インクベーショ
ンした時の反射光学濃度値]マイナス[v!4製直後直
後析要素を37℃で5分間インクベーションした時の反
射光学濃度値]に相当する値(カブリ反射光学濃度値)
である。
第4表に示すように感度的には、比較用の分析要素もA
LP活性測定に関する作用を有するが、一方で、保存性
に着目すると第5表から明らかなように比較用の分析要
素は、ALP活性測定用分析要素として有効であるとは
いい難いものである。
LP活性測定に関する作用を有するが、一方で、保存性
に着目すると第5表から明らかなように比較用の分析要
素は、ALP活性測定用分析要素として有効であるとは
いい難いものである。
[実施例4]
実施例1の緩衝層形成用塗布液中のポリ(N−[(ジメ
チルアミノ)プロピルコアクリルアミド)の代りに、ポ
リ(N−[(ジエチルアミノ)プロピルコアクリルアミ
ド)を同量用いた以外は実施例1と同様にして、本発明
に従うALP活性測定用分析要素を調製しその分析性能
を評価した。
チルアミノ)プロピルコアクリルアミド)の代りに、ポ
リ(N−[(ジエチルアミノ)プロピルコアクリルアミ
ド)を同量用いた以外は実施例1と同様にして、本発明
に従うALP活性測定用分析要素を調製しその分析性能
を評価した。
その結果は1本実施例のスライドも実施例1.2および
3のスライドと同様に、ALP活性測定用として良好で
あった。
3のスライドと同様に、ALP活性測定用として良好で
あった。
[実施例5]
実施例1の自己顕色性基質含有塗布液中のp−二トロフ
ェニルホスフェートビス(トリス)塩の代りに、p−ニ
トロフェニルホスフェートビス(2−アミノ−2−エチ
ル−1,3−プロパンジオール)塩を同量用いた以外は
実施例1と同様にして、本発明に従うALP活性測定用
分析要素を調製しその分析性能を評価した。
ェニルホスフェートビス(トリス)塩の代りに、p−ニ
トロフェニルホスフェートビス(2−アミノ−2−エチ
ル−1,3−プロパンジオール)塩を同量用いた以外は
実施例1と同様にして、本発明に従うALP活性測定用
分析要素を調製しその分析性能を評価した。
その結果は1本実施例のスライドも実施例1.2.3お
よび4のスライドと同様に、ALP活性測定用として良
好であった。
よび4のスライドと同様に、ALP活性測定用として良
好であった。
[実施例6]
実施例1.2,3および比較例において調製し
□たALP活性測定用分析要素の保存性を比較検討する
ため、45℃における24時間後(I)およ □
び7日後(n)の反射光学濃度値の上昇を求めた。結果
を下記第6表に示す。
□たALP活性測定用分析要素の保存性を比較検討する
ため、45℃における24時間後(I)およ □
び7日後(n)の反射光学濃度値の上昇を求めた。結果
を下記第6表に示す。
第6表
スライド Δ00 (I) ΔOD(■)実施例
1 0.019 0.060実施例2 0.0
15 0.059実施例3 0.083 0
.220比較例 0.160 0.245第6
表において、Δ00 (I)の値は液体試料を点着せず
に、[45℃で24時間保存した分析要素を37℃で5
分間インクベーションした時の反射光学濃度値]マイナ
ス[調製直後の分析要素を37℃で5分間インクベージ
、ンした時の反射光学濃度値]に相当する値Cカブリ反
射光学濃度値)である、また八〇〇 (n)の値は液体
試料を点着せずに、[45℃で7日間保存した分析要素
を37℃で5分間インクベージ曹ンした時の反射光学濃
度値]マイナス[調製直後の分析要素を37℃で5分間
インクベーションした時の反射光学濃度値]に相当する
値(カブリ反射光学濃度値)である。
1 0.019 0.060実施例2 0.0
15 0.059実施例3 0.083 0
.220比較例 0.160 0.245第6
表において、Δ00 (I)の値は液体試料を点着せず
に、[45℃で24時間保存した分析要素を37℃で5
分間インクベーションした時の反射光学濃度値]マイナ
ス[調製直後の分析要素を37℃で5分間インクベージ
、ンした時の反射光学濃度値]に相当する値Cカブリ反
射光学濃度値)である、また八〇〇 (n)の値は液体
試料を点着せずに、[45℃で7日間保存した分析要素
を37℃で5分間インクベージ曹ンした時の反射光学濃
度値]マイナス[調製直後の分析要素を37℃で5分間
インクベーションした時の反射光学濃度値]に相当する
値(カブリ反射光学濃度値)である。
以上の結果より明らかなように、本発明に従う実施例1
.2および3のALP活性測定用分析要素の保存性は非
常に良好であることが判明した。
.2および3のALP活性測定用分析要素の保存性は非
常に良好であることが判明した。
また実施例4および5のALP活性測定用分析要素につ
いても同様な保存性の検討を行なったところ、実施例1
のALP活性測定用分析要素と同等な保存性を有するこ
とが判明した。
いても同様な保存性の検討を行なったところ、実施例1
のALP活性測定用分析要素と同等な保存性を有するこ
とが判明した。
[実施例7]
実施例1の緩衝層形成用塗布液中のポリ(N−[(ジメ
チルアミノ)プロピルコアクリルアミド)の代りに、下
記第7表記載の様々な耐拡散性塩基(1〜4)を同表記
載の量で用いた以外は。
チルアミノ)プロピルコアクリルアミド)の代りに、下
記第7表記載の様々な耐拡散性塩基(1〜4)を同表記
載の量で用いた以外は。
実施例1と同様にして本発明に従うALP活性測定用一
体型多層分析要素を作成し、それぞれの分析性能を評価
した。
体型多層分析要素を作成し、それぞれの分析性能を評価
した。
その結果は、実施例1,2.3.4および5と同様に良
好であった。
好であった。
ただし第7表における対拡散性塩基(1〜4)は、下記
のポリマーである。
のポリマーである。
l)ポリ([(ジメチルアミノ)エチルコアクリレート
) 2)[(ジメチルアミノ)プロピルコ アクリート/アクリルアミド(5対2)コポリマー 3)ポリ [(ピペリジノプロピル) アクリレート] 4)[(ジエチルアミノ)エチルコ アクリレート/アクリルアミド (1対1)コポリマー 第7表
) 2)[(ジメチルアミノ)プロピルコ アクリート/アクリルアミド(5対2)コポリマー 3)ポリ [(ピペリジノプロピル) アクリレート] 4)[(ジエチルアミノ)エチルコ アクリレート/アクリルアミド (1対1)コポリマー 第7表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、アルカリホスファターゼに感応して自己顕色性を示
す基質を含有する多孔性展開層、耐拡散性塩基を含有す
る緩衝層、および支持体層を積層してなるアルカリホス
ファターゼ活性測定用一体型多層分析要素。 2、上記緩衝層が、燐酸受容体および緩衝剤として機能
する対拡散性塩基を含有し、実質的に他の緩衝剤を含有
しないことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の分
析要素。 3、上記緩衝層が、緩衝剤として機能する耐拡散性塩基
および少なくとも1種類の燐酸受容体を含有することを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の分析要素。 4、上記耐拡散性塩基が塩基性ポリマーであることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の分析要素。 5、上記塩基性ポリマーが第三級アミン構造を含むくり
返し単位を含むことを特徴とする特許請求の範囲第4項
記載の分析要素。 6、上記塩基性ポリマーが下記一般式( I )によって
表されるくり返し単位を含むことを特徴とする特許請求
の範囲第5項記載の分析要素。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [上記一般式( I )において、 R^1は水素原子またはメチル基であり; Xは酸素原子または−NH−であり; nは0、1、2、3または4であり; そしてR^2およびR^3は炭素原子数1〜4のアルキ
ル基またはヒドロキシアルキル基であるか(R^2およ
びR^3は同一であっても異なつていてもよい)、ある
いは R^2とR^3は隣接する窒素原子と共に六員飽和複素
環を形成してもよい] 7、上記塩基性ポリマーが、上記一般式( I )におい
て、R^1は水素原子であり、Xは酸素原子または−N
H−であり、nは0、1、2または3であり、そしてR
^2およびR^3はメチル基またはエチル基であるか(
R^2およびR^3は同一であっても異なっていてもよ
い)、あるいは−NR^2R^3がピペリジノ基を形成
する、上記一般式( I )によって表されるくり返し単
位を少なくとも30モル%含むことを特徴とする特許請
求の範囲第6項記載の分析要素。 8、上記塩基性ポリマーが、1%食塩水に溶解して30
℃で測定した極限粘度が0.1から5.0の範囲のポリ
マーであることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
の分析要素。 9、上記緩衝層が、上記耐拡散性塩基を5乃至80重量
%の範囲で含有することを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の分析要素。 10、上記自己顕色性基質が自己顕色性アリールホスフ
ェートアミン塩であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の分析要素。 11、上記自己顕色性アリールホスフェートアミン塩が
、アリール基としてニトロ置換フェニル、フェノールフ
タレイン、チモールフタレイン、アリールアゾ置換アリ
ール基及びフルオロテイン基よりなる群より選ばれるア
リール基を有し、かつアミンがトリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン、2−アミノ−2−メチル−1,3−
プロパンジオール、2−アミノ−2−エチル−1,3−
プロパンジオール、ビス(シクロヘキシル)アミン、2
−(エチルアミノ)エタノール、N−メチルグルカミン
、2−(メチルアミノ)エタノール、2−(ジメチルア
ミノ)エタノール、2−(イソプロピルアミノ)エタノ
ール及び2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールよ
りなる群より選ばれるアミンであることを特徴とする特
許請求の範囲第10項記載の分析要素。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60111187A JPS61269067A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | アルカリホスフアタ−ゼ活性測定用一体型多層分析要素 |
US06/866,349 US4839278A (en) | 1985-05-23 | 1986-05-22 | Integral multilayer analytical element for measurement of alkaline phosphatase activity |
DE8686107021T DE3671801D1 (de) | 1985-05-23 | 1986-05-23 | Integriertes mehrschichtiges analytisches element zur verwendung in der bestimmung der aktivitaet von alkalischer phosphatase. |
EP86107021A EP0205950B1 (en) | 1985-05-23 | 1986-05-23 | Integral multilayer analytical element for measurement of alkaline phosphatase activity |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60111187A JPS61269067A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | アルカリホスフアタ−ゼ活性測定用一体型多層分析要素 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61269067A true JPS61269067A (ja) | 1986-11-28 |
JPH051720B2 JPH051720B2 (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=14554697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60111187A Granted JPS61269067A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | アルカリホスフアタ−ゼ活性測定用一体型多層分析要素 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4839278A (ja) |
EP (1) | EP0205950B1 (ja) |
JP (1) | JPS61269067A (ja) |
DE (1) | DE3671801D1 (ja) |
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US20020086399A1 (en) * | 1996-02-29 | 2002-07-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of measurement of protease and thin membranes used for said method |
US6905653B1 (en) | 1996-10-31 | 2005-06-14 | Yoshihiko Higuchi | Ion activity measuring device and method for producing the same |
DE69731987T2 (de) * | 1996-10-31 | 2005-12-01 | Arkray, Inc. | Trockentestelement |
AUPQ937100A0 (en) * | 2000-08-15 | 2000-09-07 | Food & Packaging Centre Management Limited | Odour sensor |
US20050112650A1 (en) * | 2003-10-20 | 2005-05-26 | Ciphergen Biosystems, Inc. | Reactive polyurethane-based polymers |
WO2005080979A1 (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-01 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | 多層分析要素 |
US20050186109A1 (en) * | 2004-02-20 | 2005-08-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Multilayer analysis element |
US20050186110A1 (en) * | 2004-02-20 | 2005-08-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Multilayer analysis element |
US7910531B2 (en) * | 2004-06-17 | 2011-03-22 | C2C Technologies Llc | Composition and method for producing colored bubbles |
US20060222601A1 (en) * | 2005-03-29 | 2006-10-05 | Sabnis Ram W | Oral care compositions with color changing indicator |
US20060257439A1 (en) * | 2005-03-29 | 2006-11-16 | Sabnis Ram W | Cleansing compositions with color changing indicator |
US20060222675A1 (en) * | 2005-03-29 | 2006-10-05 | Sabnis Ram W | Personal care compositions with color changing indicator |
US20060236470A1 (en) * | 2005-03-29 | 2006-10-26 | Sabnis Ram W | Novelty compositions with color changing indicator |
US20070010400A1 (en) * | 2005-07-06 | 2007-01-11 | Sabnis Ram W | Use of color changing indicators in consumer products |
JP2016161861A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | 株式会社東芝 | 照明装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3992158A (en) * | 1973-08-16 | 1976-11-16 | Eastman Kodak Company | Integral analytical element |
JPS59143959A (ja) * | 1983-02-07 | 1984-08-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 乾式分析要素 |
US4555484A (en) * | 1983-07-25 | 1985-11-26 | Eastman Kodak Company | Analytical element and method for alkaline phosphatase assay |
JPS61110058A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | アルカリ性ホスフアタ−ゼ活性測定用一体型多層分析要素 |
-
1985
- 1985-05-23 JP JP60111187A patent/JPS61269067A/ja active Granted
-
1986
- 1986-05-22 US US06/866,349 patent/US4839278A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-05-23 DE DE8686107021T patent/DE3671801D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-05-23 EP EP86107021A patent/EP0205950B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0205950B1 (en) | 1990-06-06 |
EP0205950A1 (en) | 1986-12-30 |
JPH051720B2 (ja) | 1993-01-08 |
US4839278A (en) | 1989-06-13 |
DE3671801D1 (de) | 1990-07-12 |
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