JPS61268687A - Sf−2370物質誘導体およびその製造法 - Google Patents
Sf−2370物質誘導体およびその製造法Info
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- JPS61268687A JPS61268687A JP11017285A JP11017285A JPS61268687A JP S61268687 A JPS61268687 A JP S61268687A JP 11017285 A JP11017285 A JP 11017285A JP 11017285 A JP11017285 A JP 11017285A JP S61268687 A JPS61268687 A JP S61268687A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ダラム陽性薗、グラム陰性菌、真菌等に対し
て抗菌作用含有する抗生物質SF −2370物質の新
規な水溶性誘導体に関し、またこの新規化合物の製造法
に関する。
て抗菌作用含有する抗生物質SF −2370物質の新
規な水溶性誘導体に関し、またこの新規化合物の製造法
に関する。
(従来の技術および解決すべき問題点)SF −237
0物質はその抗菌活性に基づき、医薬或いは農薬として
種々の用途に有用な新規抗生物質である(特願昭5’l
−210524号)が、水に難溶性の物質であるため
実用上に種々の制約がある。
0物質はその抗菌活性に基づき、医薬或いは農薬として
種々の用途に有用な新規抗生物質である(特願昭5’l
−210524号)が、水に難溶性の物質であるため
実用上に種々の制約がある。
例えば、 81? −2370物質を農tm苺用殺菌剤
として用いる場合、均一かつ微細な分散系として製剤、
処方する必要があるため、製剤工程の煩雑さ及びコスト
が高いことが問題となる−従って5F−2370物質を
水に親和性の高い物質ないし水溶性物質に誘導して溶液
剤として実用できるようにすることが有利なこととして
望まれる6tた、8F −2370物質を医薬として外
用、経口、注射によシ投与するいずれの場合にも、生物
学的利用能の増大及び人体に対する安全性の見地から水
溶性物質に誘導しであることが望ましい− (問題点を解決するための手段〕 上記の問題に鑑み1本発明者らは8F −2370物質
の化学構造を探究し、gF −2370物質はカルボン
酸盤の化合物のメチルエステルであることを知見し、そ
してこれを加水分解することによって高い水溶性を有す
る訪導体としての次の一般式(I5〔式中、Rは水素又
はアルカリ金属原子を表わす〕で示される新規化合物を
合成するととく成功した。
として用いる場合、均一かつ微細な分散系として製剤、
処方する必要があるため、製剤工程の煩雑さ及びコスト
が高いことが問題となる−従って5F−2370物質を
水に親和性の高い物質ないし水溶性物質に誘導して溶液
剤として実用できるようにすることが有利なこととして
望まれる6tた、8F −2370物質を医薬として外
用、経口、注射によシ投与するいずれの場合にも、生物
学的利用能の増大及び人体に対する安全性の見地から水
溶性物質に誘導しであることが望ましい− (問題点を解決するための手段〕 上記の問題に鑑み1本発明者らは8F −2370物質
の化学構造を探究し、gF −2370物質はカルボン
酸盤の化合物のメチルエステルであることを知見し、そ
してこれを加水分解することによって高い水溶性を有す
る訪導体としての次の一般式(I5〔式中、Rは水素又
はアルカリ金属原子を表わす〕で示される新規化合物を
合成するととく成功した。
従って、第」の本発明の要旨とするところは、次の化学
構造式(I) で示される化合物、及びそのアルカリ金属塩にあるーこ
のアルカリ金属塩の例としてはナトリウム塩、カリ゛ウ
ム塩、リチウム塩がある。遊離カルボン酸の形である式
■の化合物(以下、単にSF −2370酸と略記する
こともある)は淡黄色結晶性の粉末であって後記の実施
例3に示される物性を有する1式■の化合物のアルカリ
金属塩も、淡黄色粉末として得られ、無定形又は結晶形
として得られる。SF −2370酸のナトリウム塩の
赤外吸収スはクトルは添付図面の第1図に示す。
構造式(I) で示される化合物、及びそのアルカリ金属塩にあるーこ
のアルカリ金属塩の例としてはナトリウム塩、カリ゛ウ
ム塩、リチウム塩がある。遊離カルボン酸の形である式
■の化合物(以下、単にSF −2370酸と略記する
こともある)は淡黄色結晶性の粉末であって後記の実施
例3に示される物性を有する1式■の化合物のアルカリ
金属塩も、淡黄色粉末として得られ、無定形又は結晶形
として得られる。SF −2370酸のナトリウム塩の
赤外吸収スはクトルは添付図面の第1図に示す。
第2の本発明によると、下記の化学構造式(ff)で示
される抗生物質SF −2307物質を酸性条件下又は
アルカリ条件下に加水分解することを特徴とする、前記
の化学構造式(Dで示されるカルボン酸化合物又はその
アルカリ金属塩の製造法が提供される@ 本発明の方法を実施するに当っては、SF −2370
物質を不活性溶媒に溶解し、アルカリ水溶液の存在下に
加水分解するのが一般的である。
される抗生物質SF −2307物質を酸性条件下又は
アルカリ条件下に加水分解することを特徴とする、前記
の化学構造式(Dで示されるカルボン酸化合物又はその
アルカリ金属塩の製造法が提供される@ 本発明の方法を実施するに当っては、SF −2370
物質を不活性溶媒に溶解し、アルカリ水溶液の存在下に
加水分解するのが一般的である。
この加水分解反応で使用する不活性溶媒の例としては、
容易に水と混和するもの1例えば、メタノール、エタノ
ール、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、D
MF、ピリジンがあげられ、特にピリジン−メタノール
混液が好ましい。添加するアルカリ水溶液の例としては
、水酸化ナトリウム水溶液及び水酸化カリウム水溶液が
あげられ。
容易に水と混和するもの1例えば、メタノール、エタノ
ール、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、D
MF、ピリジンがあげられ、特にピリジン−メタノール
混液が好ましい。添加するアルカリ水溶液の例としては
、水酸化ナトリウム水溶液及び水酸化カリウム水溶液が
あげられ。
式(II)で示される8F −2370物質に対して1
等モル量を添加するのが好ましい、加水分等反応は15
〜25°Cで5〜I8時藺攪拌下に反応を完結させるこ
とができる。反厄混合物中からの目的物質の単離は濃縮
、沈澱他郷1通常の物質採取方法を適宜組み合わせて行
われる。例えば反志液を減圧下に濃縮したのちに、目的
物質が難溶である有機溶媒1例えばエタノール、イング
ロ/臂ノール、アセトン等を添加すれば式CI)の目的
化合物がカルボン酸アルカリ塩の形で粉末状物質として
沈澱する。かくして得られたアルカリ塩は水溶性物質で
あ夛、これを水にとかした後、塩酸もしくは硫酸の如き
鉱酸を添加すれば式(Dの化合物が遊離カルボン酸の形
で結晶として収得できる・ (発明の効果) 本発明によって得られる弐〇の化合物はアルカリ金属塩
の形であると著るしく水溶性となり、その牙+1用性が
大幅に改善され九。
等モル量を添加するのが好ましい、加水分等反応は15
〜25°Cで5〜I8時藺攪拌下に反応を完結させるこ
とができる。反厄混合物中からの目的物質の単離は濃縮
、沈澱他郷1通常の物質採取方法を適宜組み合わせて行
われる。例えば反志液を減圧下に濃縮したのちに、目的
物質が難溶である有機溶媒1例えばエタノール、イング
ロ/臂ノール、アセトン等を添加すれば式CI)の目的
化合物がカルボン酸アルカリ塩の形で粉末状物質として
沈澱する。かくして得られたアルカリ塩は水溶性物質で
あ夛、これを水にとかした後、塩酸もしくは硫酸の如き
鉱酸を添加すれば式(Dの化合物が遊離カルボン酸の形
で結晶として収得できる・ (発明の効果) 本発明によって得られる弐〇の化合物はアルカリ金属塩
の形であると著るしく水溶性となり、その牙+1用性が
大幅に改善され九。
以下に、試験例として1本発明の化合物が水溶液の形で
農園芸用殺菌剤、特に抗日集結剤として製剤でき且つ有
効に実用できることを示す試験結果を例示する。
農園芸用殺菌剤、特に抗日集結剤として製剤でき且つ有
効に実用できることを示す試験結果を例示する。
試験例薯
直径6.55のグラスチック製ポットに8本ずつ育苗し
た5m期のイネ苗(品種「子方」)に、280Cで72
時間、馬鈴薯半合成斜面培地上において培養したイネ白
葉枯病細菌を単針接種した。接種24時間後1本発明の
8F −2370酸のナトリウム塩の所定量を界面活性
剤と共に水に溶かして得意水溶液を、散布液として薬剤
散布装置スプレーガンを用いて4051g/3ポットの
割合で上記イネに散布した。風乾後、昼間286C,夜
間23°Cの人工気象車内に置き、10日後に病斑の長
さを測定し1次式によって防除価を算出した。
た5m期のイネ苗(品種「子方」)に、280Cで72
時間、馬鈴薯半合成斜面培地上において培養したイネ白
葉枯病細菌を単針接種した。接種24時間後1本発明の
8F −2370酸のナトリウム塩の所定量を界面活性
剤と共に水に溶かして得意水溶液を、散布液として薬剤
散布装置スプレーガンを用いて4051g/3ポットの
割合で上記イネに散布した。風乾後、昼間286C,夜
間23°Cの人工気象車内に置き、10日後に病斑の長
さを測定し1次式によって防除価を算出した。
また薬害の発生状況は同時に肉眼観察によって行なった
・結果は下の表−gに示した通シであった。
・結果は下の表−gに示した通シであった。
表−1
実施例I 5F−2370酸す) IJウム塩の製
造8F −2370物質の45g1qメタノール30−
、ピリジン30mを加える。ついで攪拌下にIN−水酸
化す) IJウム水溶液11.04を加え、20〜25
°Cで&8時間攪拌を続はアルカリ性条件下で加水分解
した。得られた均一な反芯液を減圧下に濃縮した。残留
物にエタノール30−1−加え良く攪拌すると粉末化す
るのでr過し、5−のエタノールで洗い、乾燥した。収
量4.54 、!il (99% )で目的物質を得た
@ mp、 270’c以上、〔α)。+136.4゜
(C2O,25,50Sメタ/ −ル) ・1HNMR
(D20 )δ: 1.47 (IH,dd)、 1
.87(3H,a)、 2.93 (IH,dd)、
3.65 (If(、brs)。
造8F −2370物質の45g1qメタノール30−
、ピリジン30mを加える。ついで攪拌下にIN−水酸
化す) IJウム水溶液11.04を加え、20〜25
°Cで&8時間攪拌を続はアルカリ性条件下で加水分解
した。得られた均一な反芯液を減圧下に濃縮した。残留
物にエタノール30−1−加え良く攪拌すると粉末化す
るのでr過し、5−のエタノールで洗い、乾燥した。収
量4.54 、!il (99% )で目的物質を得た
@ mp、 270’c以上、〔α)。+136.4゜
(C2O,25,50Sメタ/ −ル) ・1HNMR
(D20 )δ: 1.47 (IH,dd)、 1
.87(3H,a)、 2.93 (IH,dd)、
3.65 (If(、brs)。
6.77 (2H,m)、 6.87 (IH,
bra)、 7.15 (2H@ m)−7,3
7(IH,t)、 7.50 (In、 d)、 7.
56 (IH,d)。
bra)、 7.15 (2H@ m)−7,3
7(IH,t)、 7.50 (In、 d)、 7.
56 (IH,d)。
8.56 (IH,d) 。
”CNMR(D20 )δ: 22.842.4.45
.9.85.6゜85.8.99.8.109.0.
+14.3.114.5.116.2゜117.8.
120.3. 120.8. 121.0. 123.
0.→→→テ号T→増十テナ、 +−2−9Te−r
+24.0. 124.2. 125.5. 125
.7゜126.2. 128.8. 133.8. 1
37.3. 140.0. 1?4.1゜+79.0゜ W(λmax、 MeOH中) : 291 nm。
.9.85.6゜85.8.99.8.109.0.
+14.3.114.5.116.2゜117.8.
120.3. 120.8. 121.0. 123.
0.→→→テ号T→増十テナ、 +−2−9Te−r
+24.0. 124.2. 125.5. 125
.7゜126.2. 128.8. 133.8. 1
37.3. 140.0. 1?4.1゜+79.0゜ W(λmax、 MeOH中) : 291 nm。
FDマススペクトロメトリー: 475 (M )
実施例2 8F−2370ffiカリウム塩の製造SF
−2370物質の450qにメタノール10@g及び
ピリジン10−を加え、鳳規定水酸化カリウム溶液1.
1@gt−加えて25°Cで5時間攪拌して加水分解し
た。反応液を減圧下に濃縮し残留物にエタノールIOd
′ft加え、攪拌后に沈澱物t−濾過して目的物質を得
た・収量436my(93チ)mp、 270℃以上 FD質量スペクトロメトリー: 491 CM )
実施例3 8F−2370酸の製造 実施例1で得たBF −2370酸す) IJウム塩1
00岬に水10−を加え40〜45°Cに加温して溶解
したのち、氷冷するにの溶液にIN−塩酸を加えて−2
に調整して加水分解し九・析出した結晶をf過し水洗、
乾燥すると、目的物質を得た。収量?0av(73チ)
。
実施例2 8F−2370ffiカリウム塩の製造SF
−2370物質の450qにメタノール10@g及び
ピリジン10−を加え、鳳規定水酸化カリウム溶液1.
1@gt−加えて25°Cで5時間攪拌して加水分解し
た。反応液を減圧下に濃縮し残留物にエタノールIOd
′ft加え、攪拌后に沈澱物t−濾過して目的物質を得
た・収量436my(93チ)mp、 270℃以上 FD質量スペクトロメトリー: 491 CM )
実施例3 8F−2370酸の製造 実施例1で得たBF −2370酸す) IJウム塩1
00岬に水10−を加え40〜45°Cに加温して溶解
したのち、氷冷するにの溶液にIN−塩酸を加えて−2
に調整して加水分解し九・析出した結晶をf過し水洗、
乾燥すると、目的物質を得た。収量?0av(73チ)
。
mp、 259〜261°C,FDマススハクトロメ
トリー=475CM+Na )。
トリー=475CM+Na )。
なお1本発明化合物の製造例に用いらルる原料化合物S
F −2370物質は七詐自体新規物賀であるので・以
下にその製造例を参考例として示す。
F −2370物質は七詐自体新規物賀であるので・以
下にその製造例を参考例として示す。
参考例1 (5F−2370物質の製造)グルブー
ス2.Of小麦胚芽1.Qチ・ベグトンO,SS、酵母
エキス0.5チ、炭酸カルシウム0.1−を含有する培
地204(…7.0)を目O〇−容三角フラスコに分注
し、120°C215分間、滅菌した。これに微生物ア
クテノ!ジュラ・エスピー・8F −2370(微工研
菌寄第7760号)を接種し、28′″0.7日間、毎
分220回転で培養を行った。この培養物20−をグル
コース1.5 % 、小麦胚芽1.of コーンステイ
ーグリカー1.0 % 。
ス2.Of小麦胚芽1.Qチ・ベグトンO,SS、酵母
エキス0.5チ、炭酸カルシウム0.1−を含有する培
地204(…7.0)を目O〇−容三角フラスコに分注
し、120°C215分間、滅菌した。これに微生物ア
クテノ!ジュラ・エスピー・8F −2370(微工研
菌寄第7760号)を接種し、28′″0.7日間、毎
分220回転で培養を行った。この培養物20−をグル
コース1.5 % 、小麦胚芽1.of コーンステイ
ーグリカー1.0 % 。
ファーマメダイア0.51炭酸カルシウム0.316か
らなる生産培地600−(pi(7,0)を含む1を容
ジャーファーメンタ−に接種し、28°Cで5日間、通
気攪拌培養(通気量毎分600m、回転数毎分500回
転)を行った。培養終了後、珪藻土を助剤に用いてf過
し、培養菌体を得た。この菌体に7Clアセトン水50
0−を加えて有効成分を抽出し、菌体をr別した。つい
で菌体抽出液を減圧下濃縮してアセトンを留去し、得ら
れた濃縮液250−に酢酸エチル250−を加えて振盪
し。
らなる生産培地600−(pi(7,0)を含む1を容
ジャーファーメンタ−に接種し、28°Cで5日間、通
気攪拌培養(通気量毎分600m、回転数毎分500回
転)を行った。培養終了後、珪藻土を助剤に用いてf過
し、培養菌体を得た。この菌体に7Clアセトン水50
0−を加えて有効成分を抽出し、菌体をr別した。つい
で菌体抽出液を減圧下濃縮してアセトンを留去し、得ら
れた濃縮液250−に酢酸エチル250−を加えて振盪
し。
有効成分を抽出した。この抽出操作を2回く9かえし、
得られ九酢酸エチル抽出液500−を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、減圧下濃縮して油状物質を得た・この油状
物質に肱−ヘキサンを加え。
得られ九酢酸エチル抽出液500−を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、減圧下濃縮して油状物質を得た・この油状
物質に肱−ヘキサンを加え。
生じた沈澱をf取して粗物質286岬を得た。この粗物
質をクロロホルム−酢酸エチル(oo:i)混液に溶解
し、シリカゲルC−200(和光紬薬工業社製)60−
のカラムにかけ、クロロホルム−酢酸エチル(10:l
)混液600−で展開した。展開液はシリカゲル薄層ク
ロマトグラフィー(メルク社、命−ヤルゲル、 b
o v 254.5714 :展11溶媒:酢酸エチル
)を行い、紫外線(254am)t−照射して判別でき
るスポットとしてRf値0.58を示し、且つサルシナ
・ルテア(Sarcinalutea ) t−被験
菌とするペーパー・ディスク法による生物検定で抗菌活
性を示す分画を集めた。
質をクロロホルム−酢酸エチル(oo:i)混液に溶解
し、シリカゲルC−200(和光紬薬工業社製)60−
のカラムにかけ、クロロホルム−酢酸エチル(10:l
)混液600−で展開した。展開液はシリカゲル薄層ク
ロマトグラフィー(メルク社、命−ヤルゲル、 b
o v 254.5714 :展11溶媒:酢酸エチル
)を行い、紫外線(254am)t−照射して判別でき
るスポットとしてRf値0.58を示し、且つサルシナ
・ルテア(Sarcinalutea ) t−被験
菌とするペーパー・ディスク法による生物検定で抗菌活
性を示す分画を集めた。
この活性分画を減圧下濃縮乾固して216wqの淡黄色
粉末を得意〇この粗粉末を酢酸エチルに溶解して分取用
シリカゲル薄層りaマドグラフィー(メルク社製キーゼ
ルゲル60 F 254.5744. 展開溶媒:酢
酸エチル)を行い、活性部分CRf 値0.58 >を
かきとシ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を減圧濃縮後
、メタノール會加えて一夜放置すると、 8F −23
70物質の淡黄色結晶7’19が得られ念。
粉末を得意〇この粗粉末を酢酸エチルに溶解して分取用
シリカゲル薄層りaマドグラフィー(メルク社製キーゼ
ルゲル60 F 254.5744. 展開溶媒:酢
酸エチル)を行い、活性部分CRf 値0.58 >を
かきとシ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を減圧濃縮後
、メタノール會加えて一夜放置すると、 8F −23
70物質の淡黄色結晶7’19が得られ念。
参考例2 (SF−2370物質の製造)参考例1に
記載したと同様にして得られたアクテノマジエラ・エス
ピー・SF −23700種培l物Ijf:それぞれ前
記生産培地35Lを含む50L容ジャーファーメンタ−
2基に接種し、28oCで5日間通気攪拌培養(通気量
毎分35t1回転数毎分200回転)を行った。培養終
了後、培養物をr過して得られた菌体に70チアセトン
水25Lを加えて有効成分を抽出する操作を2回行い。
記載したと同様にして得られたアクテノマジエラ・エス
ピー・SF −23700種培l物Ijf:それぞれ前
記生産培地35Lを含む50L容ジャーファーメンタ−
2基に接種し、28oCで5日間通気攪拌培養(通気量
毎分35t1回転数毎分200回転)を行った。培養終
了後、培養物をr過して得られた菌体に70チアセトン
水25Lを加えて有効成分を抽出する操作を2回行い。
菌体をf別して抽出液50tを得た。この抽出液を減圧
下濃縮してアセトンを留去し、得られた濃縮液に酢酸エ
チル30tt−加え、15分間攪拌して有効成分を抽出
した。酢酸エチル抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後
、減圧下濃縮して淡黄色粗結晶33#t−得た。この粗
結晶全クロロホルム−メタノール混液から再結晶f、2
回くり返してSF −2370物質の淡黄色結晶15.
9を得意〇なお、 SF −2370物質の更に詳しい
物性及び製法については、特願昭59−210524号
明細書の記載が参照される。
下濃縮してアセトンを留去し、得られた濃縮液に酢酸エ
チル30tt−加え、15分間攪拌して有効成分を抽出
した。酢酸エチル抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後
、減圧下濃縮して淡黄色粗結晶33#t−得た。この粗
結晶全クロロホルム−メタノール混液から再結晶f、2
回くり返してSF −2370物質の淡黄色結晶15.
9を得意〇なお、 SF −2370物質の更に詳しい
物性及び製法については、特願昭59−210524号
明細書の記載が参照される。
第1図は本発明のSF −2370酸ナトリウム塩の赤
外線吸収スはクトル(KBr錠)である。
外線吸収スはクトル(KBr錠)である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記の化学構造式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物、及びそのアルカリ金属塩。 2、ナトリウム塩(カルボン酸塩の形)である特許請求
の範囲第1項記載の化合物。 3、カリウム塩(カルボン酸塩の形)である特許請求の
範囲第1項記載の化合物。 4、下記の化学構造式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で示される抗生物質SF−2370物質を酸性条件下又
はアルカリ条件下に加水分解することを特徴とする、前
記の化学構造式( I )で示されるカルボン酸化合物又
はそのアルカリ金属塩の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11017285A JPS61268687A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | Sf−2370物質誘導体およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11017285A JPS61268687A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | Sf−2370物質誘導体およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61268687A true JPS61268687A (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=14528874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11017285A Pending JPS61268687A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | Sf−2370物質誘導体およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61268687A (ja) |
Cited By (6)
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