JP3030896B2 - Wb968物質群およびその製造法 - Google Patents

Wb968物質群およびその製造法

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JP3030896B2
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正国 奥原
俊男 後藤
伊三美 中谷
康宏 堀
茂弘 高瀬
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藤沢薬品工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生物活性を有する新
規化合物、詳しくはFR900414物質、FR901
399物質およびFR901402物質(以下WB96
8物質群と呼ぶ)に関する。より詳しくは、この発明
は、抗菌および抗腫瘍活性を有し、生物学的に活性な新
規WB968物質群、それらの製造法およびそれらを含
有してなる医薬組成物に関する。
【0002】
【発明の構成】この発明のWB968物質群は、クロモ
バクテリウム・ヴィオラセウム(Chromobact
erium violaceum)WB968などの、
クロモバクテリウム属に属するWB968物質群生産菌
を栄養培地中で醗酵させることによって製造できる。
【0003】この醗酵プロセスを以下詳細に説明する。 (1)微生物 WB968物質群の製造に用いる微生物の詳細を以下に
説明する。
【0004】WB968株に関する分類学的研究:WB
968株は、山形県で採集された土壌試料から単離され
た。この分類学的研究には、主として、バージーズ・マ
ニュアル・オヴ・システマティック・バクテリオロジー
(第1巻)に記載されている諸方法を採用した。
【0005】(i)形態特性 WB968株の形態観察を、栄養培地および寒天を用い
て30℃で20時間培養した細胞について、光学顕微鏡
および電子顕微鏡の下で行った。WB968株は、グラ
ム陰性で運動姓の細菌であった。細胞の形態上は桿菌で
あり、大きさは約0.5〜0.6×1.2〜1.8μm
であった。結果を第1表に示す。
【0006】
【0007】(ii)生理学的特性 WB968株の生理学的特性を第2表にまとめた。成育
温度域は15℃〜40℃であった。WB968株は、オ
キシダーゼ陽性、カタラーゼ陽性で、O−Fテストは醗
酵性を示した。カゼインは加水分解され、エスクリン加
水分解は陰性であった。グルコース、フルクトースおよ
びトレハロースは醗酵させられた。インドールテストは
陰性であった。フォーゲスープレスカウエルテストは陰
性であった。β−ガラクトシダーゼテスト(ONPGテ
スト)は陰性であった。
【0008】
【0009】(iii)同定 バージーズ・マニュアル・オヴ・システマティック・バ
クテリオロジー(第1巻)によればWB968株は、上
記の諸特性から、クロモバクテリウム・ヴィオラセウム
であると同定された。クロモバクテリウム・ヴィオラセ
ウムWB968の培養物が、ブダペスト条約に基いて、
1988年7月20日付で、工業技術院微生物工業技術
研究所(茨城県つくば市東1丁目1−3)に寄託されて
いる(寄託番号FERM BP−1968)。なおWB
968株が該機関に寄託された時点では、該株はアエロ
モナス属菌であると同定されていたが、現在では、該株
は前記の通り同定されている。
【0010】(2)WB968物質群の製造 この発明のWB968物質群は、クロモバクテリウム属
に属するWB968物質群生産菌(たとえばクロモバク
テリウム・ヴィオラセウムWB968)を、同化性炭素
源、窒素源を含有する栄養培地中で好気的条件下に(た
とえば振盪培養、液内培養など)培養するとき、生産さ
れる。
【0011】該栄養培地中の好ましい炭素源は、グルコ
ース、でんぷん、フルクトース、グリセリンなどの炭水
化物である。好ましい窒素源は、ブイヨン、酵母エキ
ス、ペプトン、グルテン粉、綿実粉、大豆粉、コーン・
スティープ・リカー、乾燥酵母、小麦麦芽など、ならび
に、アンモニウム塩類(たとえば硝酸アンモニウム、硫
酸アンモニウム、燐酸アンモニウムなど)、尿素、アミ
ノ酸類などの無機および有機窒素化合物である。炭素源
および窒素源は、組合せて用いるのが有利であるが、純
粋な形で使用する必要はない。微量の成長因子および相
当量の無機栄養素を含有する純度の高くない材料も使用
に適しているからである。
【0012】所望により、炭酸ナトリウムもしくはカル
シウム、燐酸ナトリウムもしくはカリウム、塩化ナトリ
ウムもしくはカリウム、沃化ナトリウムもしくはカリウ
ム、マグネシウム塩類、銅塩類、コバルト塩類などの無
機塩類を培地に添加してもよい。必要ならば、とくに培
地が著しく発泡するときは、流動パラフィン、脂肪油、
植物油、鉱油、シリコーンなどの消泡剤を加えてもよ
い。他の生物活性物質の大量生産に好ましく用いられる
諸方法の場合と同様に、WB968物質群の大量生産に
は、好気的液内培養条件が好ましい。少量生産には、フ
ラスコ中での振盪培養を用いる。
【0013】また、培養を大型タンク内で実施するとき
には、WB968物質群生産プロセスでの成育遅延を避
けるために、該細菌の増殖形細胞を用いて生産タンクへ
の接種を行うことか好ましい。従って、まず、該細菌の
細胞を比較的少量の培地に接種し、該接種ずみ培地を培
養し、培養された栄養形細胞を大型タンクに移すことが
望ましい。栄養形細胞を生産するための培地は、WB9
68物質群の製造に用いる培地と実質的に同じであって
も異なっていてもよい。
【0014】培養混合物の攪拌および通気は種々の方法
で実施できる。攪拌は、プロペラなどの機械的攪拌装置
により、ファーメンターの回転または振盪により、種々
のポンプ装置により、または滅菌空気を培地に通じるこ
とにより、もたらしうる。通気は、滅菌空気を醗酵混合
物に通じることによって実現できる。醗酵は、通常、約
10℃〜40℃の間の温度、好ましくは20℃〜35℃
で、約15〜20時間にわたって行う。醗酵時間は、醗
酵条件および規模に応じて変えればよい。
【0015】醗酵完了後、培養ブロスを、生物活性物質
の回収、精製のために慣用されている種々のプロセス、
たとえば適当な溶媒または何種類かの溶媒の混合物によ
る溶媒抽出、クロマトグラフィー、適当な溶媒または何
種類かの溶媒の混合物からの再結晶などに付して、WB
968物質群を回収する。この発明によれば、一般に、
WB968物質群は主として細菌細胞内に存在する。従
って、培養ブロス全体を直接、たとえば、熱湯、アセト
ン、酢酸エチル、これらの溶媒の混合物などの適当な溶
媒を用いての抽出によるなどの、WB968物質群単離
プロセスに付す。
【0016】抽出液を常法により処理して、WB968
物質群を得る。たとえば、抽出液を蒸発または蒸留によ
って少量に濃縮し、ここで得られた活性物質、すなわち
WB968物質群を含有する残留物を、慣用の精製プロ
セス、たとえばクロマトグラフィーや適当な溶媒または
何種類かの溶媒の混合物からの再結晶によって、精製す
る。
【0017】WB968物質群の物理化学的性質 上記醗酵プロセスに従って得られたWB968物質群は
次の物理化学的性質を有する。
【0018】(i)FR900414物質: 溶解性: 可溶:クロロホルム、酢酸エチル 僅溶:メタノール、アセトン 不溶:水、n−ヘキサン
【0019】呈色反応: 陽性:硫酸セリウム反応、硫酸反応、沃素蒸気反応 陰性:ニンヒドリン反応、塩化第二鉄反応、エールリッ
ヒ反応、モーリッシュ反応 薄層クロマトグラフィー: 紫外吸収スペクトル:末端吸収(メタノール中)
【0020】赤外吸収スペクトル: H核磁気共鳴スペクトル: [CDCl−CDOH(10:1),400MH
z] δ:8.34(1H,幅広いs,交換可能),8.03
(1H,d,J=8.5Hz,交換可能),8.01
(1H,s,交換可能),7.98(1H,d,J=5
Hz,交換可能),5.96(1H,s),5.83
(1H,m),5.73(1H,m),5.70(1
H,s),5.67(1H,m),4.74(1H,d
d,J=8.5および3.5Hz),4.54(1H,
m),3.96(1H,m),3.12−2.94(4
H,m),2.86−2.78(2H,m),2.71
−2.56(2H,m),2.48(1H,m),2.
23(1H,m),1.11(3H,d,J=6H
z),1.09(3H,d,J=6Hz),1.01
(3H,d,J=6Hz),0.98(3H,d,J=
6Hz)ppm
【0021】13C核磁気共鳴スペクトル: [CDCl−CDOH(10:1),100MH
z] δ:172.2(s),172.0(s),169.5
(s),168.8(s),164.5(s),13
5.7(s),129.4(d),128.6(d),
111.0(t),70.3(d),62.1(d),
59.4(d),57.3(d),37.0(t),3
6.9(t),35.3(t),31.0(d),2
9.0(d),28.9(t),18.8(q),1
8.7(q),18.5(q),17.3(q)ppm HRFAB−MS: C2334+Hとしての計算値:52
7.1998 実測値:527.1974
【0022】アミノ酸分析:FR900414物質(2
mg)を、封管中、6N塩酸(2ml)により110℃
で20時間加水分解した。この混合物を自動アミノ酸分
析計で分析した。FR900414物質のアミノ酸分析
の結果、L−バリン、D−バリンおよびアンモニアの存
在(1:1:1)が判明した。
【0023】 溶解性: 可溶:クロロホルム、酢酸エチル 僅溶:メタノール、アセトン 不溶:水、n−ヘキサン
【0024】呈色反応: 陽性:硫酸セリウム反応、硫酸反応、沃素蒸気反応 陰性:ニンヒドリン反応、塩化第二鉄反応、エールリッ
ヒ反応、モーリッシュ反応 薄層クロマトグラフィー: 紫外吸収スペクトル:末端吸収(メタノール中)
【0025】赤外吸収スペクトル: H核磁気共鳴スペクトル: [CDCl−CDOH(5:1),400MHz] δ:8.37(1H,s,交換可能),7.59(1
H,d,J=4Hz,交換可能),7.50(1H,
d,J=8Hz,交換可能),7.24(1H,d,J
=9Hz,交換可能),6.60(1H,q,J=7H
z),5.84−5.74(2H,m),5.65(1
H,m),5.24(1H,m),4.59(1H,d
d,J=8Hzおよび4.5Hz),4.05−3.9
7(2H,m),3.29(1H,m),2.96−
2.85(2H,m),2.80−2.67(3H,
m),2.56(1H,m),2.33(1H,m),
2.22(1H,m),1.72(3H,d,J=7H
z),1.33(3H,d,J=6.5Hz),1.0
9(3H,d,J=6.5Hz),1.00(3H,
d,J=6.5Hz),0.98(3H,d,J=6.
5Hz)ppm
【0026】13C核磁気共鳴スペクトル [CDCl−CDOH(5:1),100MHz] δ:173.3(s),171.9(s),170.0
(s),169.6(s),165.6(s),13
2.5(d),132.0(d),130.6(d),
130.3(s),71.6(d),63.7(d),
58.9(d),51.1(d),48.1(t),4
0.7(t),40.5(t),32.4(d),3
0.3(d),29.6(t),20.3(q),1
9.8(q),19.3(q),18.9(q),1
3.7(q)ppm HRFAB−MS: C2436+Hとしての計算値:57
3.1875 実測値:573.1873
【0027】アミノ酸分析:FR901399物質(1
mg)を、封管中、6N塩酸(1ml)により110℃
で20時間加水分解した。混合物を自動アミノ酸分析計
で分析した。FR901399物質のアミノ酸分析の結
果、D−バリン、L−バリンおよびアンモニアの存在
(1:1:1)が判明した。
【0028】 溶解性: 可溶:クロロホルム、酢酸エチル 僅溶:メタノール、アセトン 不溶:水、n−ヘキサン
【0029】呈色反応: 陽性:硫酸セリウム反応、硫酸反応、沃素蒸気反応 陰性:ニンヒドリン反応、塩化第二鉄反応、エールリッ
ヒ反応、モーリッシュ反応 薄層クロマトグラフィー: 紫外吸収スペクトル:末端吸収(メタノール中)
【0030】赤外吸収スペクトル: H核磁気共鳴スペクトル: [CDCl−CDOH(10:1),400MHz δ:8.35(1H,s,交換可能),7.91(1
H,幅広いd,J=4Hz,交換可能),7.66(1
H,d,J=7Hz,交換可能),7.36(1H,
d,J=8Hz,交換可能),6.37(1H,q,J
=7Hz),5.81(1H,m),5.74(1H,
m),5.73(1H,幅広いd,J=16Hz),
4.74(1H,m),4.61(1H,dd,J=8
および4Hz),4.26(1H,m),3.15−
3.10(3H,m),2.93(1H,m),2.7
9−2.67(4H,m),2.38(1H,m),
1.82−1.64(3H,m),1.75(3H,
d,J=7Hz),1.02(3H,d,J=6.5H
z),1.01(3H,d,J=6.5Hz),0.9
9(3H,d,J=6.5Hz),0.96(3H,
d,J=6.5Hz)ppm
【0031】13C核磁気共鳴スペクトル: [CDCl−CDOH(10:1),100MH
z] δ:173.5(s),170.3(s),169.3
(s),168.8(s),165.2(s),13
1.2(d),130.5(d),130.1(s),
129.0(d),69.8(d),58.0(d),
56.0(d),54.5(d),39.1(t),3
9.0(t),36.9(t),34.1(t),3
2.1(d),30.9(t),24.8(d),2
2.7(q),21.3(q),18.5(q),1
8.2(q),12.8(q)ppm HRFAB−MS C2538+Hとしての計算値:55
5.2311 実測値:555.2307
【0032】アミノ酸分析:FR901402物質(1
mg)を、封管中、6N塩酸(1ml)により110゜
Cで20時間加水分解した。混合物を自動アミノ酸分析
計で分析した。FR901402物質のアミノ酸分析の
結果、L−バリン、D−バリンおよびアンモニアの存在
(1:1:1)が判明した。
【0033】
【発明の効果】
WB968物質群の生物学的性質 WB968物質群の生物活性を示す例として、以下に、
若干の生物学的データを説明する。
【0034】試験例1 WB968物質群の抗菌活性 WB968物質群の抗菌活性を、サブロ−培地中で寒天
稀釈法によって試験した。25℃で48時間培養し、最
小阻止濃度(MIC)をμg/ml単位で表わす。結果
を第3表に示す。
【0035】
【0036】試験例2 WB968物質群によるインビトロでのヒト腫瘍細胞成
育の阻害 各ウエル中に10%ウシ胎児血清、ペニシリン(50単
位/ml)およびストレプトマイシン(50μg/m
l)を添加したダルベッコの最小必須培地100μl中
の腫瘍細胞3×10個を含むマイクロタイタープレー
トを用いて、細胞毒性試験を実施した。それら細胞を3
7℃で4日間培養し、モスマン(Mosmann:ジャ
ーナル・オヴ・イムノロジカル・メソッズ、65巻55
〜63ページ、1983年)記載の方法に従って、MT
T[臭化3−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イ
ル)−2,5−ジフェニルテトラゾリウム、シグマ社
製]比色アッセイを行った。MTTを燐酸緩衝液(PB
S)に5mg/ml濃度に溶解し、滅菌濾過して少量の
不溶残査も除去した。ヒト腫瘍細胞の培養が終ったの
ち、このMTT溶液をすべてのアッセイウエルに加え、
プレートをさらに37℃で4時間インキュベートした。
全ウエルに酸性イソプロパノール(0.04N HCl
イソプロパノール溶液100μl)を加え、よく混ぜ
て、暗青色の結晶を溶解させた。結晶が全部溶解したの
ち、2波長マイクロメーター光度計(MTP−22型、
コロナ電気株式会社、勝田市)により、参照波長を66
0nmとして、550nmでプレートの読取りを行っ
た。この発明の目的化合物をメタノールに溶解し、ダル
ベッコの最小必須培地で希釈し、最終濃度1μg/ml
以下となるように培養物に加えた。結果を第4表に示
す。
【0037】 試験結果から、WB968物質群が生物活性を有するこ
とが認められる。
【0038】この発明の医薬組成物は、活性成分として
のWB968物質群を、外用、経口投与または非経口投
与に適した有機もしくは無機の担体もしくは賦形剤との
混合物として含有する、たとえば固体、半固体または液
体の形の医薬製剤の形で使用できる。該活性成分は、た
とえば、錠剤、ペレット、カプセル、坐剤、液剤、乳
剤、懸濁剤、その他の使用に適した剤型のための、医薬
として許容しうる通常の無毒性担体などと混合すること
ができる。必要ならば、さらに、諸添加物、安定剤、増
粘剤、着色剤、香料を用いてもよい。WB968物質群
は、該医薬組成物中に、疾患の過程または状態に対して
所望の抗腫瘍作用、抗菌作用を示すに十分な量を含有さ
せればよい。
【0039】該組成物をヒトに適用するには、それを、
静脈内、筋肉内または経口投与によって適用するのが好
ましい。WB968物質群の治療有効量は、処置される
べき各個の患者の年令および状態によっても変るが、静
脈内投与の場合にはヒトの体重1kg当り一日量WB9
68物質群0.1〜100mgを、筋肉内投与の場合に
はヒトの体重1kg当り一日量0.1〜100mgを、
経口投与の場合にはヒトの体重1kg当り一日量0.1
〜100mgを腫瘍および感染症の処置のために投与す
るのが一般的である。
【0040】
【実施例】本発明をより詳しく説明するために、以下に
実施例を示す。
【0041】実施例1 醗酵 500mlエルレンマイヤーフラスコ16本の各々に、
グルコース(1%)、ブイヨン(1%)、(NH
SO(0.1%)およびMgSO・7HO(0.
006%)を含有する培地(100ml)を注入し、1
20℃で20分間滅菌処理した。クロモバクテリウム・
ヴィオラセウムWB968の斜面培養1白金耳を各培地
に接種し、回転振盪機上25℃で24時間培養した。得
られた培養物を、500lタンクファーメンター中の、
グルコース(1%)、ブイヨン(1%)、(NH
SO(0.1%)、MgSO・7HO(0.00
6%)およびアデカノール(消泡剤、商標、旭電化工業
製)(0.1%)を含有する培地(300l)(前もっ
て120゜Cで20分間滅菌ずみ)に接種し、300l
/分の通気と200rpmの攪拌とのもとに、25℃で
18時間培養した。得られた種培養を、4000lタン
クファーメンター中の、グルコース(3%)、ブイヨン
(2%)、(NHSO(0.1%)、MgSO
・7HO(0.006%)、KHPO(1.1
%)、NaHPO・12HO(0.72%)およ
びアデカノール(0.1%)を含有する培地(3000
l)(前もって120℃で20分間滅菌ずみ)に接種
し、3000l/分の通気と90rpmの攪拌とのもと
に、25℃で30時間培養した。
【0042】単離および精製:培養終了後、培養液(2
800l)を硫酸でpH2.0に調整し、121℃で3
0分間滅菌した。これを、珪藻土(60kg)を用いて
濾過した。濾液(3850l)を6N NaOHでpH
6.5に調整し、活性炭(150l、武田薬品工業製)
のカラムに通した。水(300l)で洗ったのち、80
%含水アセトン(1260l)で溶出を行った。溶出液
を減圧下に蒸発させて体積を180lとし、6N HC
lでph3.0に調整し、酢酸エチル200lで抽出し
た。抽出は2回行い、抽出液を合せた。酢酸エチル抽出
液を減圧下に濃縮して、体積を5.5lとした。無水硫
酸ナトリウム(300g)で脱水後、酢酸エチル溶液を
減圧下に蒸発させて、油状残留物を得た。この油状残留
物を酢酸エチル(1.2l)に溶解し、n−ヘキサンを
用いて充填したシリカゲル(MS−GEL D−150
−60A、洞海化学製、20kg)のカラムクロマトグ
ラフィーに付した。
【0043】n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1、v/
v、30l)およびn−ヘキサン−酢酸エチル(1:
2、v/v、90l)で洗ったのち、酢酸エチル(10
0l)で溶出を行った。目的化合物を含有する画分を合
わせ、減圧下に濃縮して、油状残留物を得た。この油状
残留物をジクロロメタン−メタノール(25:1、v/
v)3.9lに溶解し、この溶液を、体積が0.8lに
なるまで、減圧下に蒸発させた。この濃縮物を5℃に1
5時間保持した。粗製FR901228物質(448
g)が結晶の形で得られた。FR901228物質は、
ヨーロッパ特許出願第89113394.4号中に開示
されている。これらの粗結晶を熱アセトン(5l)に溶
解し、28℃に15時間保持し、精製FR901228
物質(329g)を無色の結晶として得た。アセトン母
液を蒸発後、得られた粉末をジクロロメタン−メタノー
ル(10:1、v/v、5l)に溶かし、この溶液を減
圧下に、体積が0.2lとなるまで蒸発させた。この濃
縮液を5℃に3時間保持し、濾過後、粗製の結晶性FR
901228物質(93g)(画分I)と母液(画分I
I)とを得た。
【0044】粗製の結晶性FR901228物質(93
g)(画分I)をクロロホルム(4.5l)に溶解し、
この溶液を、クロロホルムを用いて充填したシリカゲル
(70〜230メッシュ、E.メルク製、4.5kg)
のカラムに付した。クロロホルム(9l)で洗ったの
ち、クロロホルム−酢酸エチル(2:1、v/v、4
9.5l)で溶出を行った。目的化合物含有画分を合わ
せ、減圧下に蒸発させて体積150mlとした。この濃
縮物をシリカゲル(70〜230メッシュ、E.メルク
製)170gと混合した。溶媒を蒸発させたのち、生じ
た乾燥粉末を、n−ヘキサンで充填した同じシリカゲル
(1kg)のカラムクロマトグラフィーに付した。n−
ヘキサン(2l)で洗ったのち、n−ヘキサン−酢酸エ
チル(1:3、v/v、7.2l)で溶出を行った。目
的化合物含有画分を合わせ、減圧下に濃縮して、白色粉
末を得た。
【0045】この白色粉末をクロロホルム2mlに溶解
した。これにn−ヘキサン30mlを加え、粉末900
mgを得た。この粉末をエタノール10mlに溶かし、
この溶液をODSカラム(YMC−パックODS R3
35、φ50×500mm、山村化学研究所製)にか
け、アセトニトリル−メタノール−テトラヒドロフラン
−水(20:20:5:55、v/v)と0.5%燐酸
塩との混合物で展開した。目的化合物含有画分を合わ
せ、減圧下に濃縮して、溶液400mlを得た。この溶
液に酢酸エチル800mlを加えた。抽出を行い、酢酸
エチル抽出液を減圧下に濃縮して、白色粉末を得た。こ
の粉末をエタノール2mlに溶かした。この溶液をつぎ
に、ODSカラム(YMC−パック ODS S−34
3、φ20×250mm、山村化学研究所)に付し、ア
セトニトリル−メタノール−テトラヒドロフラン−水
(20:20:5:55、v/v)と0.5%燐酸塩と
の混合物で溶出した。目的化合物含有画分を合わせ、減
圧下に濃縮した。この濃縮物(160ml)を酢酸エチ
ル300mlで抽出した。酢酸エチル抽出液を減圧下に
蒸発させて白色粉末を得た。この白色粉末をクロロホル
ム2mlに溶解した。この溶液にn−ヘキサン20ml
を加えて、精製FR901402物質(44mg)を無
色粉末の形で得た。
【0046】母液(画分II)を減圧下に濃縮して粉末
(3.7g)を得た。この粉末を酢酸エチル5mlに溶
解し、この溶液を、n−ヘキサンで充填したシリカゲル
(MS−GEL D−150−60A、350g、洞海
化学製)のカラムに付した。このカラムをn−ヘキサン
−酢酸エチル(1:1、v/v、600mlおよび1:
2、v/v、1500ml)で洗ったのち、n−ヘキサ
ン−酢酸エチル(1:4、v/v、1500ml、画分
A)および(1:6、v/v、1500mlおよび1:
8、v/v、1000ml、画分B)により溶出を行っ
た。画分Aを減圧下に濃縮して、粉末(400mg)を
得た。この粉末を熱アセトン2mlに溶かし、精製FR
900414物質(309mg)を無色プリズムとして
得た。画分Bを減圧下に濃縮し、得られた乾燥粉末をエ
タノール10mlに溶解した。エタノール溶液に水10
mlを加え、これを5℃に15時間保持すると、結晶が
生じた。結晶濾別後、母液を濃縮して粉末を得た。
【0047】この粉末をクロロホルム50mlに溶解
し、この溶液を、クロロホルムで充填したシリカゲル
(70〜230メッシユ、45g、E.メルク製)のカ
ラムに付した。クロロホルム100mlで洗ったのち、
クロロホルム−酢酸エチル(2:1、v/v、1300
ml)で溶出を行った。目的化合物含有画分を合わせ、
減圧下に体積3mlにまで濃縮した。この濃縮液をシリ
カゲル(70〜230メッシュ、E.メルク製)3gと
混合した。溶媒を蒸発させたのち、得られた乾燥粉末
を、ジクロロメタンを用いて充填した同じシリカゲル
(85g)によるカラムクロマトグラフィーに付した。
ジクロロメタン(450ml)およびジクロロメタン−
メタノール(75:1、v/v、300ml)で洗った
のち、ジクロロメタン−メタノール(50:1、v/
v、320ml)で溶出を行った。
【0048】目的化合物含有画分を減圧下に蒸発させ
て、白色粉末を得た。この粉末をクロロホルム2mlに
溶かした。これにn−ヘキサン20mlを加えて、粉末
を得た。この粉末をジクロロメタン−メタノール(1
0:1、v/v、5ml)に溶かした。これにジエチル
エーテル50mlを加え、精製FR901399物質
(140mg)を無色プリズム晶として得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12P 1/04 C07K 14/195 BIOSIS(DIALOG) WPI(DIALOG)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FR900414物質、FR90139
    9物質およびFR901402物質を包含するWB96
    8物質群。ここに、FR900414物質は次の物理化
    学的性状を有し: 外観:無色プリズム晶 本性:中性物質 融点:167〜177℃ 比旋光度:[α]23 =−27゜(c=1.0、クロ
    ロホルム:メタノール=1:1) 分子式:C2334 元素分析:C2334・2HOとして 計算値:C,49.09;H,6.81;N,9.9
    6;S,11.40(%) 実測値:C,49.28;H,6.85;N,9.8
    4;S,11.67(%) 分子量:C2334として526.69 FAB−MSm/z527(M+H) 溶解性: 可溶:クロロホルム、酢酸エチル 僅溶:メタノール、アセトン 不溶:水、n−ヘキサン 呈色反応: 陽性:硫酸セリウム反応、硫酸反応、沃素蒸気反応 陰性:ニンヒドリン反応、塩化第二鉄反応、エールリッ
    ヒ反応、モーリッシュ反応 薄層クロマトグラフィー: 固定相 展開溶媒 Rf値 シリカプレート ジクロロメタン:メタノール(10:1) 0.61 シリカプレート、キーゼルゲル60F254(E.メルク製) 紫外吸収スペクトル: 末端吸収(メタノール中) 赤外吸収スペクトル: νKBr max=3500,3350,2960,17
    45,1690,1670,1650,1640,15
    50,1510,1460,1430,1400,13
    80,1360,1280,1250,1210,11
    90,1170,1090,1010,980,920
    cm−1 H核磁気共鳴スペクトル: [CDCl−CDOH(10:1),400MH
    z] δ:8.34(1H,幅広いs,交換可能),8.03
    (1H,d,J=8.5Hz,交換可能),8.01
    (1H,s,交換可能),7.98(1H,d,J=5
    Hz,交換可能),5.96(1H,s),5.83
    (1H,m),5.73(1H,m),5.70(1
    H,s),5.67(1H,m),4.74(1H,d
    d,J=8.5および3.5Hz),4.54(1H,
    m),3.96(1H,m),3.12−2.94(4
    H,m),2.86−2.78(2H,m),2.71
    −2.56(2H,m),2.48(1H,m),2.
    23(1H,m),1.11(3H,d,J=6H
    z),1.09(3H,d,J=6Hz),1.01
    (3H,d,J=6Hz),0.98(3H,d,J=
    6Hz)ppm13 C核磁気共鳴スペクトル: [CDCl−CDOH(10:1),100MH
    z] δ:172.2(s),172.0(s),169.5
    (s),168.8(s),164.5(s),13
    5.7(s),129.4(d),128.6(d),
    111.0(t),70.3(d),62.1(d),
    59.4(d),57.3(d),37.0(t),3
    6.9(t),35.3(t),31.0(d),2
    9.0(d),28.9(t),18.8(q),1
    8.7(q),18.5(q),17.3(q)ppm HRFAB−MS: C2334+Hとしての計算値:52
    7.1998 実測値:527.1974 アミノ酸分析:アミノ酸分析の結果、L−バリン、D−
    バリンおよびアンモニア(1:1:1)が存在し; FR901399物質は次の物理化学的性状を有し: 外観:無色プリズム晶 本性:中性物質 融点:225〜235℃(分解) 比旋光度:[α]23 =−183゜ (c=0.5、
    クロロホルム:メタノール=1:1) 分子式:C2436 元素分析:C2436として 計算値:C,50.33;H,6.34;N,9.7
    8;S,16.79(%) 実測値:C,48.49;H,6.20;N,9.4
    4;S,17.04(%) 分子量:C2436として572.78 FAB−MSm/z573(M+H) 溶解性: 可溶:クロロホルム、酢酸エチル 僅溶:メタノール、アセトン 不溶:水、n−ヘキサン 呈色反応: 陽性:硫酸セリウム反応、硫酸反応、沃素蒸気反応 陰性:ニンヒドリン反応、塩化第二鉄反応、エールリッ
    ヒ反応、モーリッシュ反応 薄層クロマトグラフィー: 固定相 展開溶媒 Rf値 シリカプレート ジクロロメタン:メタノール(10:1) 0.64 シリカプレート、キーゼルゲル60F254(E.メルク製) 紫外吸収スペクトル: 末端吸収(メタノール中) 赤外吸収スペクトル: νKBr max=3350,2960,1740,16
    70,1660,1510,1500,1430,13
    90,1370,1350,1300,1250,11
    90,1160,1110,1000,970cm−1 H核磁気共鳴スペクトル: [CDCl−CDOH(5:1),400MHz] δ:8.37(1H,s,交換可能),7.59(1
    H,d,J=4Hz,交換可能),7.50(1H,
    d,J=8Hz,交換可能),7.24(1H,d,J
    =9Hz,交換可能),6.60(1H,q,J=7H
    z),5.84−5.74(2H,m),5.65(1
    H,m),5.24(1H,m),4.59(1H,d
    d,J=8Hzおよび4.5Hz),4.05−3.9
    7(2H,m),3.29(1H,m),2.96−
    2.85(2H,m),2.80−2.67(3H,
    m),2.56(1H,m),2.33(1H,m),
    2.22(1H,m),1.72(3H,d,J=7H
    z),1.13(3H,d,J=6.5Hz),1.0
    9(3H,d,J=6.5Hz),1.00(3H,
    d,J=6.5Hz),0.98(3H,d,J=6.
    5Hz)ppm13 C核磁気共鳴スペクトル: [CDCl−CDOH(5:1),100MHz] δ:173.3(s),171.9(s),170.0
    (s),169.6(s),165.6(s),13
    2.5(d),132.0(d),130.6(d),
    130.3(s),71.6(d),63.7(d),
    58.9(d),51.1(d),48.1(t),4
    0.7(t),40.5(t),32.4(d),3
    0.3(d),29.6(t),20.3(q),1
    9.8(q),19.3(q),18.9(q),1
    3.7(q)ppm HRFAB−MS: C2436+Hとしての計算値:57
    3.1875 実測値:573.1873 アミノ酸分析:アミノ酸分析の結果、D−バリン、L−
    バリンおよびアンモニア(1:1:1)の存在が判明;
    そして、 FR901402物質は次の物理化学的性状を有する: 外観:無色粉末 本性:中性物質 融点:169〜179℃ 比旋光度:[α]23 =+3゜ (c=0.5、クロ
    ロホルム:メタノール=1:1) 分子式:C2538 分子量:C2538として554.74 FAB−MSm/z555(M+H) 溶解性: 可溶:クロロホルム、酢酸エチル 僅溶:メタノール、アセトン 不溶:水、n−ヘキサン 呈色反応: 陽性:硫酸セリウム反応、硫酸反応、沃素蒸気反応 陰性:ニンヒドリン反応、塩化第二鉄反応、エールリッ
    ヒ反応、モーリッシュ反応 薄層クロマトグラフィー: 固定相 展開溶媒 Rf値 シリカプレート ジクロロメタン:メタノール(10:1) 0.7 5 シリカプレート、キーゼルゲル60F254(E.メルク製) 紫外吸収スペクトル: 末端吸収(メタノール中) 赤外吸収スペクトル: νKBr max=3360,2960,1745,16
    65,1600,1520,1470,1440,14
    10,1390,1370,1300,1250,12
    20,1180,1100,1020,1010,98
    0,910cm−1 H核磁気共鳴スペクトル: [CDCl−CDOH(10:1),400MH
    z] δ:8.35(1H,s,交換可能),7.91(1
    H,幅広いd,J=4Hz,交換可能),7.66(1
    H,d,J=7Hz,交換可能),7.36(1H,
    d,J=8Hz,交換可能),6.37(1H,q,J
    =7Hz),5.81(1H,m),5.74(1H,
    m),5.73(1H,幅広いd,J=16Hz),
    4.74(1H,m),4.61(1H,dd,J=8
    および4Hz),4.26(1H,m),3.15−
    3.10(3H,m),2.93(1H,m),2.7
    9−2.67(4H,m),2.38(1H,m),
    1.82−1.64(3H,m),1.75(3H,
    d,J=7Hz),1.02(3H,d,J=6.5H
    z),1.01(3H,d,J=6.5Hz),0.9
    9(3H,d,J=6.5Hz),0.96(3H,
    d,J=6.5Hz)ppm13 C核磁気共鳴スペクトル: [CDCl−CDOH(10:1),100MH
    z] δ:173.5(s),170.3(s),169.3
    (s),168.8(s),165.2(s),13
    1.2(d),130.5(d),130.1(s),
    129.0(d),69.8(d),58.0(d),
    56.0(d),54.5(d),39.1(t),3
    9.0(t),36.9(t),34.1(t),3
    2.1(d),30.9(t),24.8(d),2
    2.7(q),21.3(q),18.5(q),1
    8.2(q),12.8(q)ppm HRFAB−MS: C2538+Hとしての計算値:55
    5.2311 実測値:555.2307 アミノ酸分析:アミノ酸分析の結果、L−バリン、D−
    ロイシンおよびアンモニア(1:1:1)の存在が判
    明。
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