JPS61267756A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS61267756A
JPS61267756A JP1440086A JP1440086A JPS61267756A JP S61267756 A JPS61267756 A JP S61267756A JP 1440086 A JP1440086 A JP 1440086A JP 1440086 A JP1440086 A JP 1440086A JP S61267756 A JPS61267756 A JP S61267756A
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JP1440086A
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Riichi Nishide
利一 西出
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Konica Minolta Inc
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/08Sensitivity-increasing substances
    • G03C1/28Sensitivity-increasing substances together with supersensitising substances

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に係る。本発明の写
真窓光材料は、例えば黄色安全灯下で取り扱うことので
きるArレーザー・スキャナー用ハロゲン化銀写真感光
材料として利用することができる。
(従来技術) 近年、製版工程の明室化が進み、白色型光灯下あるいは
黄色安全灯化での取り扱いが可能なハロゲン化銀写真感
光材料が広く使用されるようになってきた。
このような明室で使用する感光材料に要求される性能は
、硬調で十分な最大濃度を存し、明室(白色型光灯下あ
るいは黄色安全灯)で長時間の取扱いが可能であり、か
つプリンターやスキャナー光源に対して高い感度を有し
ていることである。
一方、スキャナーを用いるどとが一般的に行なわれるよ
になっている。スをヤナーはカラー原稿を色分解したり
、印刷原稿におけるレイアウトを行なうために使用され
る。ス玉ヤナーの光源にはレーザー光を用いることが一
般的であるが、特にAr レザーが多く用いられる。
このようなスキャナーを用いる工程においても、明室化
が求められている。ところがこの場合、明室において取
り扱いが安全な感光材料はいまだ開発が十分になされて
いないのが実情である。
(発明の目的) 本発明の目的は、黄色安全灯下での取り扱いが安全であ
って、しかもArレーザー光源に対して高い感度を有し
、かつ硬調なハロゲン化銀写真感光材料を提供するにあ
る。
本発明のその他の目的は、明細書の記載から明らかにな
ろう。
〔発明の構成及び作用〕
上記目的は下記一般式(I)で示される化合物から選ば
れる少なくとも一種類の化合物と、吸収極大が530n
mより長波側にある下記一般式(II)で示されるオキ
ソノール染料から選ばれる少なくとも一種類の染料とを
含有するハロゲン化銀写真感光材料によっんで達成され
る。
一般式(I) 〔但し一般式(I)中Rはアルキル基、具体的には例え
ば炭素数1〜8のアルキル基、例えばメチル基、エチル
基、2−ヒドロキシエチル基、2−メトキシエチル基、
2−アセトキシエチル基、カルボキシエチル基、2−カ
ルボキシエチル基、3−カルボキシプロピル基、4−カ
ルボキシブチル基、スルホエチル基、3−スルホプロピ
ル基、3−スルホブチル基、4−スルホブチル基、ビニ
ールメチル基、ベンジル基、フェネチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基等が好ましい。、
2は5員環または6R環の複素環を形成するのに必要な
非金属原子群であり、前記複素環としては例えばチアゾ
ール環、セレナゾール環、オキサゾール環、ベンゾチア
ゾール環、ベンゾセレナゾール環、ベンズオキサゾール
環、ナフトチアゾール環、ナフトセレナゾール環、ナフ
トオキサゾール環、ピリジン環。
キノリン環等を挙げることができ、さらにこれら複素環
は置換基を存していてもよく、これら置換チル基、n−
プロピル基等)、ハロゲン化アルキル基(例えばトリフ
ルオロメチル基等)、アルコキシ基好ましくは炭素原子
数1〜4のアルコキシ基゛(例えばメトキシ基、エトキ
シ基、n−プロピルオキシ基等)、ヒドロキシ基、アリ
ール基(例えばフェニル基等)等が挙げられる。Qlは
5員環の複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表
わし、これら複素環としては例えばローダニン環。
チオヒダントイン環、チオオキサゾリジンジオン環、チ
オセレナゾリジンジオン環等を挙げることができ、これ
ら複素環は置換基を有していてもよく、これら置換基は
アルキル基好ましくは炭素原子数1〜8のアル歌ル基(
例えばメチル基、エチ/14.n−プロピル基、2−ヒ
ドロキシエチル!、 2−ヒドロキシエチルオキシエチ
ル基、2−メトキシエチル基、2−アセトキシエチル基
、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル基、3−
カルボキシプロピル基、4−カルボキシブチル基、2−
スルホエチル基、3−スルホプロピル基、3−スルホブ
チル!、 4−スルホブチル基、ベンジル基、フェネチ
ル基、 n−プロピル基、n−ブチル基等)、アリール
基(例えばフェニル基、p−スルホフェニル基等)、ピ
リジル基(例えば2−ピリジル基、3−ピリジル基、4
−ピリジル基、4−メチル−2−ピリジル基等)が挙げ
られる。またmは1または2を表わす。〕一般式(II
) 0I4 〔但し一般式(II)中Q2はピラゾリン−5−オン環
、ヘキサヒドロピリミジン−2,4,6−)ジオン環。
ヘキサヒドロ−2−チオ−ピリミジン−2,4,6−)
ジオン環、またはピラゾロ(3,4,b )ピリミジン
−3゜6−ジオン環を形成するのに必要な非金属原子群
を表わし、Q、は5−ヒドロキシピラゾール環またはテ
トラヒドロ−ピリミジン−2,4−ジオン環、テトラヒ
ドロ−2−チオ−ピリミジン−4−オン環または6−ヒ
ドロキシービラゾロ(3,4,b )ピリジン−3−オ
ン環を形成するに必要な原子群を表わし、L。
L’zおよびL3はそれぞれメチル基を表わし、nは1
または2を表わす。〕 上記一般式(II)のうち、更に好ましくは下記一般式
(I[[)または(IV)で表わされるオキソノール染
料である。
一般式(III) 一般式(IV) 〔但し一般式(I[I)中、Wはアルキル基、カルボ、
キシル基、アルコキシカルボニル基、カルバミド基、ニ
トリル基、トリフロロメチル基、カルバモイル基、アシ
ルアミノ基を表わし、Bはカルボキシル基、スルホ基を
表わし、n、 tはそれぞれ1または2を表わす。また
一般式(IV)中R2,R3+ R4およびR6は水素
原子、アルキル基およびアリール基(u 5(hKの如
き置換アルキル基を含む)を表わし、Yは硫黄または酸
素原子を表わし、L++L2およびL3はそれぞれメチ
ン基を表わし、nは1または2を表わす。なおRz、 
R1+ R4,Rsのアルキル基および了リール基とし
ては、炭素数が2−6のものが好ましい。〕 次に本発明で用いる上記一般式(I)で示される化合物
の具体的な例を示す。但し当然のことながら本発明で用
いる化合物はこれらに限定されるものではない。
上記一般式(I)で示される化合物の例示l−1 CHz−CI=CHz CHzCHzOH CHzCHzOH CHzCHzSOsK Js しn3 C,Hs ans ■ ztts CHzCOOH ■ −15 tHs CHzCHzOH C1,I C!l(S 2Hs ■−19 C,HS (CHz)aSOxNa C,I(S 本発明で用いる上記一般式(I)で示される化合物は、
例えば米国特許第2.16L 331号公報および西独
特許第936,071号公報等に記載されている方法に
基プいて容易に合成することができる。
上記一般式(I)で示される化合物をハロゲン化銀乳剤
に使用するには、塗布液中に添加溶解せしめるか、水あ
るいはメタノール、エタノール、ア↓トン等の1r機溶
媒の単独もしくはそれらの混合物に溶解して任意の時期
に塗布液中に添加すればよい0通常は熟成終了後から塗
布直前までの任意の時期に添加すればよい。好ましくは
、ハロゲン化銀乳剤層に添加する。但し、必要に応じて
写真性能上影響のない範囲でハロゲン化銀乳剤層に隣接
する層、例えば保護層、中間層等にも添加することがで
きる。
また、本発明で用いる上記一般式(I)で示される化合
物をハロゲン化銀乳剤に添加する場合の使用量について
は、ハロゲン化銀乳剤の種類、化合物の種類によって異
なるが、通常ハロゲン化銀1モルあたり5mgから50
0mgの広範囲にわたり、適宜効果の得られる最適量を
任意に選択することができる。
次に本発明で用いる上記一般式′(■)で示されるオキ
ソノール染料の具体的な例を示す。但し、当然のことな
がら本発明で用いる化合物は、これらに限定されるもの
ではない。
前記一般式(II)で示される化合物の例示SOJ  
      502 Kf−4 SO3M            S03にn−6 I−7 f−9 ■−10 ■−11 ■−12 C2Hs                 CzHs
■−13 ■−15 ■−16 ■−17 SU、K                     
    5す3に本発明で用いる前記一般式(II)で
示される化合物の合成は、例えば米国特許第3.247
.127号公報、特公昭39−22069号公報に記載
された方法により合成することができる。
これらの、前記一般式(II)で示される化合物は、水
、メタノール、エタノール等の適当な溶媒に溶解して本
発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の構成要素中に添
加することができる。
前記一般式(II)で示される化合物は、好ましくはハ
ロゲン化銀乳剤層に添加される。但し必要に応じて写真
性能上影響のない範囲でハロゲン化銀乳剤層に隣接する
層、例えば保護層、中間層等にも添加することができる
。また、これらの一般式(II)で示される化合物は、
ハロゲン化銀感光材料の製造工程中の任意の時期に感光
材料の構成要素中に添加することができる。ハロゲン化
銀乳剤層中に添加する場合、化学熟成後あるいは塗布前
に添加するのが好ましい。、この時に用いる前記一般式
(II)で示される化合物の添加量は、化合物の種類、
ハロゲン化銀の種類、乳剤のpH,他に用いる各種の添
加剤の種類あるいは添加量等の種々の要素により異なる
が、概してハロゲン化銀1モル当り0.1〜5gである
。好ましくは0.5〜2.5gの範囲で用いる。
前記一般式(I)、(II)で示される化合物は、別々
に添加しても良く、また両者を混合してから添加しても
よい。前記一般式(I) 、(II)で示される化合物
は、それぞれ一般式(I)、(II)で示される化合物
の群から選ばれた少くとも1種類を用いてもよい。
本発明の実施において、安全光として黄色灯を・用いる
ことができる。黄色灯には、黄色螢光灯、白色型光灯に
黄色フィルムを巻きつけたもの、ナトリウム灯などがあ
る。そして安全光は任意の照度で用いることができるが
、好ましくは1〜150ルクスである。
本発明を実施する場合、その写真乳剤は、例えば、ペー
・グラフキッド(P、Glafkides )著「シェ
ミ・工・フィジーク・フォートグラフィーク」ポール・
モンテル社刊(Chimie et Physique
PhotographiqueHPaul Mante
1社刊)1967年G、F。
Duffin  著「ホトグラフィック・エマルジョン
ケミストリイJ (Photographic Emu
lsion Chemis−try; The Foc
al Press刊、1966年L V、L、Zeli
kmanetal  著「メイキング・アンド・コーテ
ィング・ホトグラフィック・エマルジョンJ (Mak
ing andCoating Photograph
ic Emulsion  ;  The Focal
Press刊、1964年)などに記載された方法を用
いて調製することができる。すなわち酸性法、中性法、
アンモニア法等のいずれでもよく、また可溶性根塩と可
溶性ハロゲン塩を反応させる形式としては片側合成法、
同時混合法、それらの組合せなどのいずれを用いてもよ
い。
粒子を銀イオン過剰の下において形成させる方法、(い
わゆる逆混合法)を用いることもできる。
同時混合法の一つの形成としてハロゲン化銀の生成され
る液相中のp、Agを一定に保つ方法、すなわち、いわ
ゆるコンドロールド・ダブルジェット法を用いることも
できる。この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイ
ズが均一に近いハロゲン化銀乳剤が得られる。
別々に形成した二種以上のハロゲン化銀乳剤を混合して
用いてもよい。
ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の過程において、
カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム
塩またはその錯塩、ロジウム塩またはその錯塩、鉄塩ま
たはその錯塩などを共存させてもよい。
沈澱形成後あるいは物理熟成後の乳剤から可溶性塩類を
除去するためにはゼラチンをゲル化させて行うヌーデル
水洗法を用いてもよ(、また無機塩−,アニオン性界面
活性剤、アニオン性ヂリマー(例えばポリスチレンスル
ホン酸)、あるいはゼラチン誘導体(例えばアシル化ゼ
ラチン、カルバモイル化ゼラチンなど)を利用した沈澱
法(フロキュレーション)を用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は通常の如く化学増感して用いてもよ
い。化学増悪のためには、例えば、フリーザー(Fri
eser )績「ディー・グルンGrundlagen
 der Photographischen Pro
zesse m1tSilberhalo’genid
en ; AKademische Verlagsj
esellschaft) (I968) 675〜7
34真に記載の方法を用いることができる。
写真乳剤の結合剤または保護コロイドとしては、ゼラチ
ンを用いるのが有利であるが、それ以外の親水性コロイ
ドも用いることができる。
例えはゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子とのグラ
フトポリマー、アルブミン、カゼインなどの蛋白質;ヒ
ドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、セルロース硫酸エステル類等の如きセルロース誘導
体、アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体などの糖;ポリビニ
ルアルコール。
ポリビニルアルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニ
ルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポ
リアクリアミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニル
ピラゾール等の単一あるいは共重合体の如き多種の合成
親水性高分子物質を用い、ることができる。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか酸処理ゼラチ
ンやブレティン・オフ・ソサエティ・オフ゛・サイエン
ス・オフ・フォトグラフィ°オブジャパン(Bull、
Soc、 Sci、Phot、Japan) 、 No
16.30頁(I966)に記載されたような酵素処理
ゼラチンを用いても良く、またゼラチンの加水分解物や
酵素分解物も用いることができる。ゼラチン誘導体とし
ては、ゼラチンに例えば酸ハライド、酸無水物。
イソシアナート類、ブロモ酢酸、アルカンサルトン類、
ビニルスルホンアミド類、マレインイミド化合物類、ポ
リアルキレンオキシド類、エポキシ化合物類等種々の化
合物を反応させて得られるものを用いることができる。
本発明の実施に際しては、その写真乳剤には、感光材料
の製造工程、保存中あるいは写真処理中のカプリを防止
し、あるいは写真性能を安定化させる目的で、種々の化
合物を含有させることができる。すなわちアゾール類た
とえばペンゾチアア゛リウム塩、ニトロインダゾール類
、トリアゾール類、ベンゾトリアゾール類、ベンズイミ
ダゾール類(特にニトロまたはハロゲン置換体);ヘテ
ロ環メリカブト化合物類たとえばメルカプトチアゾール
類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトベンズ
イミダゾール類、メリカブトチアジアゾール類、メルカ
プトテトラゾール類(特に1−フェニル−5−メルカプ
トテトラゾール)、 メルカプトピリミジン類;カルボ
キシル基やスルホン基などの水溶性基を有する上記のへ
テロ環メルカプト化合物類;チオケト化合物たとえばオ
キサゾリンチオン;アザイデン類たとえばテトラアザイ
ンデン類(特に4−ヒドロキシ置換(I,3,3a、7
)テトラアザインデン類);ベンゼンチオスルホン酸類
;ベンゼンスルフィン酸:などのようなカブリ防止剤ま
たは安定剤として知られた多くの化合物を加えることが
できる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料における支持体とし
ては、酢酸セルロース、硝酸セルロース。
ポリエチレンテレフタレートのようなポリエステル、ポ
リエチレンのようなポリオレフィン、ポリスチレン、バ
ライタ紙、ポリオレフィンを塗布した紙、ガラス、金属
等が用いられる。これらの支持体は必要に応じて下地加
工が施される。
本発明で用いるハロゲン化銀写真乳剤には、化学増感剤
の他に安定剤1色調剤、硬膜剤、カブリ防止剤、界面活
性剤、増粘剤、可塑剤、スベリ剤。
現像抑制剤、紫外線吸収剤、イラジェーション防止剤染
料9重金属、マット剤等を、種々の方法で更に含有させ
ることができる。
また、本発明で用いるハロゲン化銀写真乳剤中にはポリ
マーラテックスを含有させることもできる。ポリマーラ
テックスとしてはメチルアクリレート、メチルメタクリ
レート、アクリル酸、メタクリル酸、グリシジルアクリ
レート、スチレン。
塩化ビニル、塩化ビニリデン等のホモまたはコポリマー
の水性分散液が用いられる。
また、本発明で用い得るハロゲン化銀としては、塩沃化
銀、沃臭化銀、塩化銀、塩臭化銀、臭化銀。
塩沃臭化銀などの通常のハロゲン化銀写真乳剤に使用す
る任意のものであるが、特に塩化銀を含むハロゲン化銀
が好ましい。また使用するハロゲン化銀の粒径は3μ以
下が好ましく、特に0.1〜1μmが好ましい。
本発明で用いるハロゲン化銀粒子は通常ゼラチン等の分
散媒に分散された形態1.すなわち乳剤と称される形態
で製造され、また用いられる。このときの該粒子の群の
粒径分布は単分散でも多分散でも、またこれらを混合し
てなる分布でもよく、用途等に応じて適宜選択すること
ができる。
本発明で用いるハロゲン化銀粒子を製造するには例えば
保護コロイドの存在下で水溶性銀塩溶液と水溶性ハロゲ
ン化物溶液とを混合してハロゲン化銀粒子を形成させる
工程において、該工程で生成される全ハロゲン化銀の少
なくとも30モル%が生成する期間、この生成が行われ
る乳剤のpAgを8.0〜9.5の範囲に制御する。
本発明で用いるハロゲン化銀粒子は製造工程の任意の時
点で還元増感を施することができる。
還元増感は低pAg条件下に乳剤を攪拌する即ち銀熟成
によってもよいし、塩化スズ、ジメチルアミンポラン、
ヒドラジン、二酸化チオ尿素のような適当な還元剤を用
いてもよい。
本発明で用いるハロゲン化銀粒子の調製時に生ずる過剰
ハロゲン化合物あるいは副生ずるまたは不要となった硝
酸塩、アンモニア等の塩類、化合物類は該粒子の分散媒
から除去されてもよい。除去の方法は一般乳剤において
常用されるヌーテル水洗法、透析法あるいは凝析沈澱法
等を適宜用いることができる。
本発明で用いるハロゲン化銀粒子は、そのまま使用に、
供しても、また平均粒径の異なる2種以上を粒子形成以
後の任意の時期にブレンドして所定の階調度を得るよう
調合して使用に供してもよい。
そのほか本発明以外のハロゲン化銀粒子と混合して用い
ることができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、白黒一般用
、Xレイ用、カラー用、赤外用、マイクロ用、銀色素漂
白法用1反転用、拡散転写法用等の種々の用途の写真感
光材料に有効に適用することができる。
本発明で用いるハロゲン化銀粒子を有する乳剤は、少な
(とも2種の平均粒径が異なるが感度の異なる乳剤を混
合することによって、あるいは複層塗布することによっ
て豊かなラチチュードを有することができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料をカラー用の写
真感光材料に適用するには、赤感性、緑感性および青感
性に調節された本発明の乳剤にシアン、マゼンタおよび
イエローカプラーを組合せて含有せしめる等カラー用感
光材料に使用される手法および素材を充当すればよく、
イエローカプラーとしては閉鎖ケトメチレン系カプラー
を用いることができる。これらのうちベンゾイルアセト
アニリド系及びピバロイルアセトアニリド系化合物が有
用である。
マ“ゼンタカプラーとしてはピラゾロン禁化合物。
インダシロン系化合物、シアノアセチル化合物。
シアンカプラーとしてはフェノール系化合物、ナフトー
ル系化合物などを用いることができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、赤感性乳剤
層、緑感性乳剤層および青感性乳剤層はそれぞれ2層以
上から成っていてもよくたとえばカラーネガ写真感光材
料においては、通常2層あるいは3層が好ましく用いら
れる。該答礼剤層の塗設位置は使用目的に応じて任意に
任意に定めることができる。同一感色層を複数用いる場
合、それぞれ分離して塗設することができる。
カラーフィルムは、例えばフィルム支持体上に、アンチ
ハレーション層、中間層、赤感層、中間層、ダイコンペ
ンセンター、赤感層、中間層、緑感層。
ダイコンベンセター、緑感層、中間層9.イエローフィ
ルタ一層、青感層、更に青感層、中間層、保護層を順次
層形成したものを用いることができる。
そして赤感層には例えばシアン染料、緑感層には例えば
マゼンダ染料、青感層は例えばイエローカップラーを用
いることができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は露光後通常用
いられる公知の方法により現像処理することができる。
黒白現像液は、ヒドロキシベンゼン類、アミノフェノー
ル類、アミノベンゼン類等の現像主薬を含むアルカリ溶
液であり、その他アルカリ金属塩の亜硫酸塩、炭酸塩2
重亜硫酸塩、臭化物および沃化物等を含むことができる
。また該写真感光材料がカラー用の場合には通常用いら
れる発色現像法で発色現像することができる。反転法で
はまず黒白ネガ現像液で現像し、次いで白色露光を与え
るか、あるいはカブリ剤を含有する浴で処理し、さらに
発色現像主薬を含むアルカリ現像液で発色゛現像する。
処理方法については特に制限はなく、あらゆる処理方法
が適用できるが、たとえばその代表的なものとしては、
発色現像後、漂白定着処理を行ない必要に応じ、ざらに
水洗、安定処理を行なう方式あるいは発色現像後、漂白
と定着を分離して行ない必要に応じ、さらに水洗、安定
処理を行なう方式を適用することができる。
〔発明の実施例〕
次に本発明を実施例によって具体的に説明する。
但し当然のことながら、本発明がこれによって限定され
るものではない。
実施例1 臭化銀35モル%の塩臭化銀ゼラチン乳剤を、同時混合
法で45℃にて35分間かけて調製した。このようにし
て調製した乳剤を脱塩し、再分散し、平均粒径0.2μ
mの単分散乳剤を得た。この乳剤にAgX1モル中に8
■のチオ硫酸ナトリウムおよび10■の塩化金酸を加え
、60℃で70分間化学増感した。この化学増感した乳
剤を10等分し、こ沁に、それぞれ第1表に示した前記
一般式(I)に属する前記1−14の化合物を4.2■
/イ添加し、次第1表の試料No2〜No4にはそれぞ
れ前記一般式(II)に属する前記I[−1の化合物を
6■/112■/m、18■/M 添加し、第1表の試
料No5〜7にはそれぞれ前記一般式(II)に属する
前記ll−5の化合物をLong/rrr、15 mg
/rr?、20 trxr/m添加し、第1表の試料N
o8〜N010にはそれぞれ前記一般式(II)に属す
る前記n−1oの化合物を10mg / rI?、15
 ■/ m + 20 my / n(添加した。さら
に第1表の試料Nol〜No1Oには夫々安定剤として
6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a、7−チト
ラザインデン、他にサポニン、ホルマリンを添加し、こ
れらを夫々フィルム支持体上に銀量が3.5■/dにな
るように塗布した。
このようにして得た10種類のフィルムを夫々Arレザ
ーで露光し、サクサ自動現像機QS−25でザクラド−
N621現像液で38℃にて20秒間現像した。
また前記10試料のフィルムの未露光試料を40W螢光
灯に黄色フィルターフィルムを巻つけた黄色灯下2mの
距離に置き、0分、5分間放置してしカブリ濃度を常法
によって測定した。
第1表 測定結果を第2表に示した。本発明に係る前記一般式(
I) 、(II)に属する化合物を共に含む試料No 
2〜No10は、感度が246〜250、黄色安全灯下
のカブリが0分放置で0.01〜0.02.5分放置で
0.05〜0o15と良好であった。これに反して前記
一般式(I)に属する化合物のみを含む試料Nolは、
感度が250、黄色安全灯下の0分放置のカブリが0“
、01と良好であったが、5分間放置のカブリが0.2
1と劣っていた。
第2表 実施例2 実施例1.第1表中の前記化合物1−14をl−13に
、第1表中の前記化合部11−1を■−12に、第1表
中の前記化合物n−5を■−11に、第1表中の前記■
−10を■−13に変えた以外は、すべて実施例1と同
様にして試料No11〜No20を作成し、これらにつ
いて感度、カブリを測定した。
測定結果を、第3表に示した。
第3表 第3表から明らかなように本発明に係る前記一般式(I
)、(II)に属する化合物を含む試料No12〜NO
2Oは、感度が302〜309、黄色安全灯下のカブリ
が0分放置で0.02〜0.04.5分放置で0.07
〜0.17と良好であった。これに反して前記一般式(
I)に属する化合物のみを含む試料N011は、感度が
310、黄色安全灯下のカブリが0分放置で0.02と
良好であったが、5分間放置のカブリ0.26と劣って
いた。
実施例3 実施例1と同様にして作成した乳剤を10等分し、前記
一般式(I)に属する化合物1−2のみを3.0■/d
加えたもの(試料No21) 、これに更に前記一般式
(II)に属する化合物ll−6を20■/d加えたも
の(試料N022)、前記一般式(I)に属する化合物
I−8のみを3.0mg/%加えたもの(試料N023
)、これに更に前記一般式(I[)に属する化合物■−
14を10■/ボ加えたもの(試料No24)、前記一
般式(I)に属する化合物■−23のみを3.0■/d
加えたもの(試料No25) 、これに更に前記一般式
(I[)に属する化合物■−15を5■/rrr。
10mg/m加えたち(試料No26. No27)、
前記一般式(I)に属する化合物l−23を3.0■/
dと一般式(II)に属する化合物ll−12を17■
/d加えたもの(試料N028) 、前記一般式(I)
に属する化合物l−25のみを3.0mg/rrr加え
たもの(試料N。
29)、前記一般式(I)に属する化合物l−25を3
.0■/dと一般式(II)に属する化合物■−17を
10■/d加えたもの(試料No30)添加した。
更にこれらの試料に夫々実施例1と同様にして安定剤を
添加し、これらを夫々実施例1と同様にフィルム支持体
上に塗布した。
このようにして得た10種類のフィルムを、夫々実施例
1と同様にして露光、現像した。また、前記10試料の
フィルムのカブリ濃度を、実施例1と同様にして測定し
た。
第4表 測定結果を第5表に示した。本発明に係る前記一般式(
I) 、(IF)に属する化合物を共に含む試料No2
2. No24. No26. No27. No2B
、 No30は、感度が206〜232、黄色安全灯下
の0分放置のカブリが0.02〜0.03.5分放置で
0.09〜0.17と良好であった。
これに反して前記一般式(I)に属する化合物のみを含
む試料N021. No23. No25. No29
は感度が208〜235、黄色安全灯下のカブリが0分
放置で0.01〜0.02と良好であったが、5分間放
置のカブリが0.23〜0.28と劣っていた。
第5表 〔発明の効果〕 以上述べたごとく本発明によれば、黄色安全灯下での取
り扱いが安全であって、しかもArレーザー光源に対し
て高い感度を有し゛、かつ硬調なハロゲン化銀写真材料
が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式( I )で示される化合物から選ばれる少な
    くとも一種類の化合物と、吸収極大が530nmより長
    波側にある下記一般式(II)で示されるオキソノール染
    料から選ばれる少なくとも一種類の染料とを含有するこ
    とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式( I ) 〔但し一般式( I )中Rはアルキル基、Zは5または
    6員環の複素環を形成するのに必要な非金属原子群、Q
    は5員環の複素環を形成するために必要な非金属原子群
    、mは1または2を表す。〕一般式(II) 〔但し一般式(II)中、Q_2はピラゾリン−5−オン
    環、ヘキサヒドロピリミジン−2,4,6−トリオン環
    、ヘキサヒドロ−2−チオ−ピリミジン−2,4,6−
    トリオン環またはピラゾロ〔3,4,b〕ピリジン−3
    ,6−ジオン環を形成するに必要な非金属原子群を表わ
    し、Q_3は5−ヒドロキシピラゾール環またはテトラ
    ヒドロ−ピリミジン−2,4−ジオン環、テトラヒドロ
    −2−チオ−ピリミジン−4−オン環または6−ヒドロ
    キシ−ピラゾロ〔3,4,b〕ピリジン−3オン環を形
    成するに必要な非金属原子群を表わし、L_1、L_2
    およびL_3はそれぞれメチン基を表わし、nは1また
    は2を表わす。〕
JP1440086A 1985-01-26 1986-01-25 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPS61267756A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0339955A2 (en) * 1988-04-27 1989-11-02 Konica Corporation Silver halide photographic light-sensitive material

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0339955A2 (en) * 1988-04-27 1989-11-02 Konica Corporation Silver halide photographic light-sensitive material
EP0339955A3 (en) * 1988-04-27 1991-07-31 Konica Corporation Silver halide photographic light-sensitive material

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