JPS6126726Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6126726Y2 JPS6126726Y2 JP19757581U JP19757581U JPS6126726Y2 JP S6126726 Y2 JPS6126726 Y2 JP S6126726Y2 JP 19757581 U JP19757581 U JP 19757581U JP 19757581 U JP19757581 U JP 19757581U JP S6126726 Y2 JPS6126726 Y2 JP S6126726Y2
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- Japan
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- tool body
- fixing
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- Expired
Links
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 10
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 6
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、たとえば加圧水型原子力発電所にお
ける蒸気発生器水室のノズル部に蓋をするための
取付座を溶接する場合、その位置合せ、固定等を
遠隔操作で実施することが可能となる遠隔操作用
工具に関するものである。
ける蒸気発生器水室のノズル部に蓋をするための
取付座を溶接する場合、その位置合せ、固定等を
遠隔操作で実施することが可能となる遠隔操作用
工具に関するものである。
背景技術
加圧水型原子力発電所における定期検査におい
て蒸気発生器の検査は一次冷却水を全て抜いた後
行なう必要があるが、原子炉容器の燃料取り換え
には一次冷却水を張つて行なう必要がある。しか
し、蒸気発生器と原子炉容器は一次冷却水パイプ
を通じて一体となつているため、これ等の作業を
並行して行なうことができず、定期検査の日数が
長くかかつてしまうという不都合を生じている。
この日数を短縮するため、蒸気発生器内の一次冷
却水の出入口ノズル部に蒸気発生器水室側から蓋
をして冷却水を一旦止め、蒸気発生器と原子炉容
器の作業を並行して行なうことが検討されてい
る。ただし、現在稼動しているプラントには蒸気
発生器水室の一次冷却水が通過するノズル部に蓋
をするための取付座がないため、ノズル蓋取付座
を設置する必要があるが、これを遠隔操作により
取付ける工具がなく、人の作業で行なわれてい
る。このため被曝量が莫大となり、施工的に無理
な状況にあるのが実情である。
て蒸気発生器の検査は一次冷却水を全て抜いた後
行なう必要があるが、原子炉容器の燃料取り換え
には一次冷却水を張つて行なう必要がある。しか
し、蒸気発生器と原子炉容器は一次冷却水パイプ
を通じて一体となつているため、これ等の作業を
並行して行なうことができず、定期検査の日数が
長くかかつてしまうという不都合を生じている。
この日数を短縮するため、蒸気発生器内の一次冷
却水の出入口ノズル部に蒸気発生器水室側から蓋
をして冷却水を一旦止め、蒸気発生器と原子炉容
器の作業を並行して行なうことが検討されてい
る。ただし、現在稼動しているプラントには蒸気
発生器水室の一次冷却水が通過するノズル部に蓋
をするための取付座がないため、ノズル蓋取付座
を設置する必要があるが、これを遠隔操作により
取付ける工具がなく、人の作業で行なわれてい
る。このため被曝量が莫大となり、施工的に無理
な状況にあるのが実情である。
考案の目的
本考案は、かかる実情に鑑み、たとえば蒸気発
生器水室の一次冷却水出入口のノズル部に冷却水
を止める蓋を取付ける座を遠隔操作によつて取付
けたり、溶接および面引き等の作業を行ないうる
遠隔操作用工具を提供することを目的とする。
生器水室の一次冷却水出入口のノズル部に冷却水
を止める蓋を取付ける座を遠隔操作によつて取付
けたり、溶接および面引き等の作業を行ないうる
遠隔操作用工具を提供することを目的とする。
目的を達成するための手段
上記目的を達成するための本考案の構成は、マ
ニピユレータ取付穴を有する取付部材と、該取付
部材に回転自在に支持される工具本体と、該工具
本体の外周を三等分して放射状に突出して設けら
れそのうち二個は該工具本体への取付基部が該工
具本体の回転中心軸に直交する面内で回転自在に
支持される三個の伸縮自在な固定アームと、該三
個の固定アームが前記工具本体外周を三等分した
放射状にある時に回転自在に支持された二個の固
定アームの回転位置を固定する回転位置固定手段
と、前記三個の固定アームを伸縮させる伸縮手段
とからなることを特徴とする。
ニピユレータ取付穴を有する取付部材と、該取付
部材に回転自在に支持される工具本体と、該工具
本体の外周を三等分して放射状に突出して設けら
れそのうち二個は該工具本体への取付基部が該工
具本体の回転中心軸に直交する面内で回転自在に
支持される三個の伸縮自在な固定アームと、該三
個の固定アームが前記工具本体外周を三等分した
放射状にある時に回転自在に支持された二個の固
定アームの回転位置を固定する回転位置固定手段
と、前記三個の固定アームを伸縮させる伸縮手段
とからなることを特徴とする。
作 用
工具を移動させる場合、三個の固定アームのう
ち回転自在な二個の固定アームを回転させて三個
の固定アームを略平行状態にし工具の全体幅を狭
くして移動させる。工具位置決め後回転自在な二
個の固定アームを回転させ三個の固定アームを工
具本体外周を三等分した放射状にし、回転位置固
定手段により回転自在な二個の固定アームの回転
位置を固定する。伸縮手段により三個の固定アー
ムを伸ばすことにより部材を工具本体に保持し、
取付部材に対し工具本体を回転させることにより
部材の回転を行なう。
ち回転自在な二個の固定アームを回転させて三個
の固定アームを略平行状態にし工具の全体幅を狭
くして移動させる。工具位置決め後回転自在な二
個の固定アームを回転させ三個の固定アームを工
具本体外周を三等分した放射状にし、回転位置固
定手段により回転自在な二個の固定アームの回転
位置を固定する。伸縮手段により三個の固定アー
ムを伸ばすことにより部材を工具本体に保持し、
取付部材に対し工具本体を回転させることにより
部材の回転を行なう。
実施例
以下、図面に示した実施例にもとづき、本考案
に係る遠隔操作用工具について説明する。
に係る遠隔操作用工具について説明する。
第1図は、本考案に係る遠隔操作用工具を水室
内搬出入用マンホール1から搬入している状況を
示す平面図である。このような狭隘な場所から搬
入する場合には、第1図に示すように、マニピユ
レータ装着用取付穴5を具えた取付部材である工
具回転用歯車16に回転自在に支持された工具本
体6の外周を三等分して放射状に突設された二本
の固定アーム7b,7cを固定アーム回転軸9
a,9bを中心に折りたたんで三本の固定アーム
7a,7b,7cを直線状にしてから所定の搬入
治具(図示省略)により搬入する。搬入後、折り
たたまれた二本の固定アーム7b,7cを広げ、
ストツパー軸そう入穴10a,10bに回転位置
固定手段であるストツパー軸11a,11bを入
れ固定アーム7b,7cを固定する。その後、水
室内に設置された搬送工具(図示省略)で本装置
は1次冷却水通過用ノズル部2に設置された主軸
案内機構取付軸4に工具回転用歯車16の取付穴
5をそう入して取付けられる。この状況は第2図
および第3図に示される(第3図は第2図のA−
A′断面である。) 工具本体6を取付けた後、所定の搬送工具でノ
ズル蓋取付座3を1次冷却水通過用ノズル部2へ
搬送し、概略の位置へ設置する。その後、三本の
固定アーム7a,7b,7cに取付けられたエア
シリンダ等の伸縮手段である伸縮用アクチユエー
タ8a,8b,8cを作動させると、その伸縮は
補強軸案内板13a,13b,13cおよび押し
付け部補強軸12a,12b,12cを介してノ
ズル蓋取付座3の内側から押し付ける力となり、
取付座3の中心位置を設定する。中心位置の設定
完了後、工具回転駆動モータ14を駆動させる
と、これは工具回転用ピニオン15および工具回
転用歯車16に伝達され、固定アーム7a,7
b,7cで固定したままノズル蓋取付座3を回転
させ、円周位置が設定される。即ち、工具回転用
歯車16は取付穴5を介してマニピユレータの作
動軸(第3図中二点鎖線で示す)に嵌合固定さ
れ、工具回転用歯車16はマニピユレータの作動
軸に対して回転方向に固定されていることにな
る。このため、工具回転用歯車16に回転自在に
支持された工具本体6は、工具回転駆動モータ1
4によつて工具回転用ピニオン15が回転される
と、マニピユレータの作動軸に対して相対的に回
転することになる。所定の位置への設定が完了す
れば、工具本体6の上に溶接工具(図示省略)を
主軸案内機構取付軸4に搭載し、ノズル蓋取付座
3を固定アーム7a,7b,7cで固定したまま
仮付溶接が実施される。仮付溶接が完了すれば、
伸縮用アクチユエータ8a,8b,8cを駆動
し、固定アーム7a,7b,7cを縮め、ノズル
蓋取付座3の本溶接が実施される。
内搬出入用マンホール1から搬入している状況を
示す平面図である。このような狭隘な場所から搬
入する場合には、第1図に示すように、マニピユ
レータ装着用取付穴5を具えた取付部材である工
具回転用歯車16に回転自在に支持された工具本
体6の外周を三等分して放射状に突設された二本
の固定アーム7b,7cを固定アーム回転軸9
a,9bを中心に折りたたんで三本の固定アーム
7a,7b,7cを直線状にしてから所定の搬入
治具(図示省略)により搬入する。搬入後、折り
たたまれた二本の固定アーム7b,7cを広げ、
ストツパー軸そう入穴10a,10bに回転位置
固定手段であるストツパー軸11a,11bを入
れ固定アーム7b,7cを固定する。その後、水
室内に設置された搬送工具(図示省略)で本装置
は1次冷却水通過用ノズル部2に設置された主軸
案内機構取付軸4に工具回転用歯車16の取付穴
5をそう入して取付けられる。この状況は第2図
および第3図に示される(第3図は第2図のA−
A′断面である。) 工具本体6を取付けた後、所定の搬送工具でノ
ズル蓋取付座3を1次冷却水通過用ノズル部2へ
搬送し、概略の位置へ設置する。その後、三本の
固定アーム7a,7b,7cに取付けられたエア
シリンダ等の伸縮手段である伸縮用アクチユエー
タ8a,8b,8cを作動させると、その伸縮は
補強軸案内板13a,13b,13cおよび押し
付け部補強軸12a,12b,12cを介してノ
ズル蓋取付座3の内側から押し付ける力となり、
取付座3の中心位置を設定する。中心位置の設定
完了後、工具回転駆動モータ14を駆動させる
と、これは工具回転用ピニオン15および工具回
転用歯車16に伝達され、固定アーム7a,7
b,7cで固定したままノズル蓋取付座3を回転
させ、円周位置が設定される。即ち、工具回転用
歯車16は取付穴5を介してマニピユレータの作
動軸(第3図中二点鎖線で示す)に嵌合固定さ
れ、工具回転用歯車16はマニピユレータの作動
軸に対して回転方向に固定されていることにな
る。このため、工具回転用歯車16に回転自在に
支持された工具本体6は、工具回転駆動モータ1
4によつて工具回転用ピニオン15が回転される
と、マニピユレータの作動軸に対して相対的に回
転することになる。所定の位置への設定が完了す
れば、工具本体6の上に溶接工具(図示省略)を
主軸案内機構取付軸4に搭載し、ノズル蓋取付座
3を固定アーム7a,7b,7cで固定したまま
仮付溶接が実施される。仮付溶接が完了すれば、
伸縮用アクチユエータ8a,8b,8cを駆動
し、固定アーム7a,7b,7cを縮め、ノズル
蓋取付座3の本溶接が実施される。
考案の効果
以上、図面に示した実施例にもとずいて説明し
たように、本考案に係る遠隔操作用工具によれ
ば、 (1) ノズル部に蓋をする為の取付座を溶接する場
合、遠隔操作で取付座の位置合せおよび固定が
可能となり、作業員への被曝量の低減が可能で
ある。
たように、本考案に係る遠隔操作用工具によれ
ば、 (1) ノズル部に蓋をする為の取付座を溶接する場
合、遠隔操作で取付座の位置合せおよび固定が
可能となり、作業員への被曝量の低減が可能で
ある。
(2) 主軸案内機構に本工具と溶接工具を重ねて取
付ることにより、ノズル蓋取付座を位置合せお
よび固定したまま、仮付溶接および本溶接が可
能となる。
付ることにより、ノズル蓋取付座を位置合せお
よび固定したまま、仮付溶接および本溶接が可
能となる。
第1図は本考案に係る遠隔操作用工具を水室内
搬出入用マンホールから搬入している状況を示す
平面図、第2図は取付座を固定している状況を示
す一部破断した平面図、第3図は第2図のA−
A′線矢視断面図である。 図面中、3は取付座、4は主軸案内機構取付
軸、5は取付穴、6は工具本体、7a,7bおよ
び7cは固定アーム、8a,8bおよび8cは固
定アーム伸縮用アクチユエータ、14は工具回転
駆動モータ、16は工具回転用歯車である。
搬出入用マンホールから搬入している状況を示す
平面図、第2図は取付座を固定している状況を示
す一部破断した平面図、第3図は第2図のA−
A′線矢視断面図である。 図面中、3は取付座、4は主軸案内機構取付
軸、5は取付穴、6は工具本体、7a,7bおよ
び7cは固定アーム、8a,8bおよび8cは固
定アーム伸縮用アクチユエータ、14は工具回転
駆動モータ、16は工具回転用歯車である。
Claims (1)
- マニピユレータ取付穴を有する取付部材と、該
取付部材に回転自在に支持される工具本体と、該
工具本体の外周を三等分して放射状に突出して設
けられそのうち二個は該工具本体への取付基部が
該工具本体の回転中心軸に直交する面内で回転自
在に支持される三個の伸縮自在な固定アームと、
該三個の固定アームが前記工具本体外周を三等分
した放射状にある時に回転自在に支持された二個
の固定アームの回転位置を固定する回転位置固定
手段と、前記三個の固定アームを伸縮させる伸縮
手段とからなることを特徴とする遠隔操作用工
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19757581U JPS58102080U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 遠隔操作用工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19757581U JPS58102080U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 遠隔操作用工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58102080U JPS58102080U (ja) | 1983-07-11 |
JPS6126726Y2 true JPS6126726Y2 (ja) | 1986-08-11 |
Family
ID=30110788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19757581U Granted JPS58102080U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 遠隔操作用工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58102080U (ja) |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19757581U patent/JPS58102080U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58102080U (ja) | 1983-07-11 |
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