JPS6126661A - 吸水性材料 - Google Patents

吸水性材料

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JPS6126661A
JPS6126661A JP14665184A JP14665184A JPS6126661A JP S6126661 A JPS6126661 A JP S6126661A JP 14665184 A JP14665184 A JP 14665184A JP 14665184 A JP14665184 A JP 14665184A JP S6126661 A JPS6126661 A JP S6126661A
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JP
Japan
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water
polyethylene oxide
rubber
synthetic resin
materials
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JP14665184A
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English (en)
Inventor
Masashi Watanabe
渡辺 正支
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、合成樹脂またはゴム中に水不溶性の吸水性高
分子を溶融、混練してなる吸水性材料に関する。
疎水性材料である合成樹脂やゴムに吸水性を付与させる
ことは従来から強く要請され、その方法についてもすで
に種々の方法が提案されている。
たとえば、基材の表面を化学的に処理して親水性を高め
る方法、吸水性高分子を基材の表面に塗布したシ、混合
含有せしめる方法などが知られておシ、とシわけすぐれ
たものとして、カルボン酸塩を含む高分子電解質である
高吸水性高分子を合成樹脂と混合せしめる方法(特開昭
58−91086号公報)が知られている。
しかしながら、カルボン酸塩(主としてナトリウム塩)
を含む高分子電解質はそれ自体融点を持たないため基材
である合成樹脂やゴムと混合する場合には溶融混合する
ことができず、単に分散混合するにすぎないため、基材
の強度、伸びなどの物性が低下するのみならず、透明性
が低下し、あるいは基材との相溶性が悪いために、高吸
水性高分子が吸水、膨潤した場合に基材から脱落し易い
という問題があった。
このようなことから、本発明者らは透明性にすぐれ、高
吸水性高分子の脱落のない吸水性材料1を開発すべく鋭
意検討の結果、本発明に至った0 すなわち本発明は、平均分子量10万以上の水溶性ポリ
エチレンオキシドに0.・01〜5重量係のモノまたは
ポリイソシアナート化合物を反応させて得られる水不溶
性のポリエチレンオキシド変性物を、合成樹脂またはゴ
ム中に溶融。
混線せしめてなることを特徴とする吸水性材料を提供す
るものである。
本発明に用いられるポリエチレンオキシド変性物それ自
体は公知であシ、たとえば特開昭47−21499号公
報に記載されている方法によシ製造することができる。
かかるポリエチレンオキシド変性物の製造にあたシ、原
料となるポリエチレンオキシドハ平均分子量が10万以
上であれば上限は特に限定されず、また、プロピレンオ
キンド、ブチレンオキシドその他共重合可能な成分を水
溶性を失わない範囲で共重合的に含有していてもよく、
その範囲内で主鎖中または側鎖にアルキレン基やアルキ
ル基を含有していても差支えない。このようなポリエチ
レンオキシドは単独でも2種以上の混合物を用いてもよ
い。これらの適度な共重合体または混合物の使用により
、得られるポリエチレンオキシド変性物の性質、たとえ
ば物性や吸水性などを適当に調節することも可能である
ここで、原料ポリエチレンオキシドの平均分子量が、1
0万よシ低い場合には l 妻奔尊ポリエチレンオキシド変性物を合成樹脂またはゴ
ムに溶融、混練しても吸水性の低いものしか得られず、
実用性に乏しい。
一方、モノまたはポリイソシアナート化合物とは同一分
子内にイソシアナート基(−NCO)を1個または2個
以上含有する有機化合物であって、たとえばn−プロピ
ルイソシアナート、n−ブチルイソシアナート、n−ヘ
キシルイソシアナート、ドデシルイソシアナート、オク
タデシルイソシアナート、シクロヘキシルイソシアナー
ト、ベンジルイソシアナート、フエ二μイソシアナート
、1.4−フェニルジイソシアナート、ヘキサンジイソ
シアナート、デカンジイソシアナート、チオジエチルジ
イソシアナート。
2.4−トルイレンジイソシアナート(TDI)。
TDIの三量体、ポリメチレンポリフェニルイソシアナ
ート、トリメチロールプロパンなどのポリオールにその
活性水素の数に対応するモル数のジイソシアナートを反
応させて得られるウレタントリイソシアナート化合物な
どかあシ、これらは単独あるいは2種以上を混合して用
いることができる。
かかるモノまたはポリイソシアナート化合物の使用量は
反応成分の種類等の条件によっても異るが、一般的には
ポリエチレンオキシドに対して0.01〜5重量係、好
ましくは0.05〜2重量係である。
ポリエチレンオキシドにモノまたはポリイソであるが、
分散状で反応させる方法、粉末状または固体状に両者を
均一に混合した後所要温度に加熱して反応させることも
できる〇 反応温度は通常50〜150℃である〇尚、この反応系
にトリエチルアミン、トリエタノールアミン、ジブチル
スズジラウレート。
ジブチルスズジアセテート、トリエチレンジアミンなど
を少量添加することにより反応がよシ促進されることも
ある。
かくして得られるポリエチレンオキシド変性物は水に対
して不溶性となシ、しかも自重に対して80倍ないしは
それ以上の非常にすぐれた吸水性を有している〇 本発明の吸水性材料は、かくして得られるポリエチレン
オキシド変性物を合成樹脂またはゴム中に溶融、混練し
てなるものである。
ここで、本発明に適用される合成樹脂としては、たとえ
ばポリエチレン、ポリプロピレン。
エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはそのケン化物、
エチレン−イソブチレン共重合体、エチレン−アクリル
酸共重合体、ポリ塩化ビニル。
塩化ビニル共重合体、ポリアミド、ポリスチレンなどの
各種の熱可塑性樹脂が挙げられ、また、ゴムとしては天
然ゴムのはかエチレンープロピレン系共重合体、ポリブ
タジェン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジェン共重
合体1 シv :1ンゴム、ウレタンゴムなどの各種合
成ゴムカ挙げられる。
合成樹脂またはゴム中にポリエチレンオキシド変性物を
溶融、混練する方法としては任意の方法が採用され、特
に制限されないが、ロール混線、バンバリー混練、ダル
メージ型ヌクリューなどを備えた押出機、ニーダ−など
により、溶融温度以上で機械的に混合する方法が一般的
である。
ここで、合成樹脂またはゴムに対するポリエチレンオキ
シド変性物の配合割合は、一般的には合成樹脂またはゴ
ムに対して0.01〜2重景倍であるが、その使用量は
吸水性材料の使用目的9合成樹脂またはゴムの種類など
によって異なり、特に制限されない。
本発明の吸水性材料は、基本的には上記のポリエチレン
オキシド変性物を合成樹脂またはゴム中に溶融、混練し
てなるものであるが、必要に応じて着色剤1発泡剤、架
橋剤、充填剤、香料その他の配合剤を配合してよい。
かくして得られる本発明の吸水性材料は、たとえば合成
樹脂またはゴムの改質(親水性の付与、帯電防止性の付
与など)、止水材、結露防止材、医療衛生材、農園芸用
資材などに用いることができる。
以下、実施例によシ本発明を説明する〇尚、例中部とあ
るのは重量部を示す。また例中吸水率とあるのは以下の
定義に基づくものである。
Wo:乾燥した試料型P( W :乾燥試料を20℃の水に48時間浸漬した後の重
量 実施例1 平均分子量50万のポリエチレンオキシド20部および
トリエチレンジアミン0.05部をニトロメタン380
部中に加え、窒素雰囲気中80〜40℃にて完全に溶解
させたのち、1−メチルベンゾ−/L/−2,5−ジイ
ソシアナ−) 0.1部を加え、70℃にて5時間反応
を行う。反応終了後ニトロメタンを除去し、ポリエチレ
ンオキシドの変性物ヲ得り。
得られたポリエチレンオキシド変性物は水に不溶性であ
り、吸水率a、o o O%であった。
このポリエチレンオキシド変性物50部とエチレン−酢
酸ビニル共重合体(スミチーpRB−11,住友化学社
品)100部をオープンロールを用いて150℃で約1
0分間溶融混練した。次いでプレス成形することにより
、2鰭厚のプレスシートを得た。
このシートは透明性があり、吸水率600係であった0 実施例2 平均分子量50万のポリエチレンオキシド20部及びト
リエチレンジアミン0.05部をジメチルホルムアミド
380部中に加え、窒素雰囲気中30〜40℃にて完全
に溶解せしめた後フェニルイソシアナート0.012部
およヒエ。4−フェニレンジイソシアナート0.065
部を加え、70℃にて5時間反応を行なったO反応終了
後、ジメチルホルムアミドを除去し、ポリエチレンオキ
シドの変成物を47’c。
得られたポリエチレンオキシド変性物は水に不溶性であ
り、吸水率は8,500%であったOこのポリエチレン
オキシド変性物5部をポリエチレン(スミカセPF 2
08 、住友化学社品)100部に添加し、オープンロ
ールを用いて170℃で約10分間溶融混練したOつい
で180℃でプレス成形することによって、厚さ800
μのフィルムを得た。このフィルムを水中漬浸したのち
吸水率および透明性を求めたところ、吸水率は10係で
透明性も良好であったO 実施例8 実施例1で得たポリエチレンオキシド変性物5部とポリ
プロピレン(ノーブレ?H3O1゜住友化学社品)10
0部を、オープンロールを用いて約200℃で約10分
間溶融混練した。ついで19 (1’cでプレス成形す
ることによシ、厚さ100μのフィルムを得た。このフ
ィルムを水中浸漬したのち吸水率および透明性を求めた
ところ、吸水率は6憾であり、透明性も良好であった。
実施例4 実施例2で得たポリエチレンオキシド変性物60部を下
記配合物と共に6インチオープンロールにて約15分間
混練し、未加硫ゴム組成物を得た。
配合割合 ※1 :住友化学社製 エチレンツヤピレンゴムとの未
加硫ゴム組成物を蒸気プレス機にて160℃で15分間
加硫して厚さ2■のプレスシートを得た〇 このプレスシートの48時間水中浸漬したときの吸水率
は500嗟であシ、プレスシート表面からのポリエチレ
ンオキシド変性物の脱落も認められなかった。
5p−520(カルボン酸塩を含む高分子電解質。
住友化学社品)50部をヌミテートC)RB−1110
0部に添加し、オープンロールを用いて100℃で10
分間混練し、次いで100℃でプレス成形を行って厚さ
2IIllのシートを得た0 このシートの吸水率は1,200%であったが、シート
は不透明であった。
02完

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平均分子量10万以上の水溶性ポリエチレンオキシドに
    0.01〜5重量%のモノまたはポリイソシアナート化
    合物を反応させて得られる水不溶性のポリエチレンオキ
    シド変性物を、合成樹脂またはゴム中に溶融、混練せし
    めてなることを特徴とする吸水性材料。
JP14665184A 1984-07-13 1984-07-13 吸水性材料 Pending JPS6126661A (ja)

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