JPS6330809A - 水走り防止材料 - Google Patents

水走り防止材料

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JPS6330809A
JPS6330809A JP61174582A JP17458286A JPS6330809A JP S6330809 A JPS6330809 A JP S6330809A JP 61174582 A JP61174582 A JP 61174582A JP 17458286 A JP17458286 A JP 17458286A JP S6330809 A JPS6330809 A JP S6330809A
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JP
Japan
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water
cable
polyethylene oxide
decay
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JP61174582A
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English (en)
Inventor
Noriaki Fujisawa
藤沢 紀明
Hiroaki Koga
古賀 広昭
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/44384Means specially adapted for strengthening or protecting the cables the means comprising water blocking or hydrophobic materials

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水走り防止材料に関し、さらに詳しくは水走り
防止型ケーブルに用いられるケーブル用充瞑材料として
極めて優れた性能を有し、かつ耐久性に優れた光ファイ
バーケーブル用水走り防止材料に関する。
(従来の技術) 従来の光フアイバーケーブルの構造は、一般に第2図に
示すように、最中6部にコアとしてのテンションメンバ
ー1があり、その周りに複数本の光ファイバー2が均等
間隔で配置され、その光ファイバーの隙間および全体を
包み込む形で充填材料3が存在し、その外周にテープ4
が被覆されて断面が円形状に形成され、そしてさらに全
体が外被層5で包み込まれたものである。
従来、光フアイバーケーブルに使用されてきた充填材料
としては、麻やポリプロピレンを糸またはスプリントヤ
ーンの形状に形成したものなどが知られている。
しかしながら、近年、光フアイバーケーブルは地下に埋
設されるケースが増加しており、従来の充填材料の要求
特性、つまり緩衝性能や充填容易性とともに水走り防止
性が重要視されるに至った。
すなわち、埋設されたケーブルに何らかの原因でシース
(ケーブルの最外被層)にクランクが生じ、埋設された
ケーブル周辺の水が侵入してきてケーブル内に浸透し、
悪影響を及ぼす現象があり、この現象を防止する特性が
重要視されている。
そこで近年、地下ケーブルや海底ケーブルにおいて、防
水型のケーブルが開発されてきた。防水型ケーブルの充
填材料としては、従来、ベトラム系やポリブテン系のゼ
リーが使用されてきた。そして該ゼリーは水走り防止性
は優れているが、他の面で多くの問題点を有している。
すなわち、ケーブル同士を接続する際のコネクト作業性
が劣ること、ケーブル製造時にゼリー封入速度に限界が
あり、ケーブル生産性が劣ること、極低温でのマイクロ
ベンディングによりロスが増加すること等である。
これらの問題を解決するために、近年、ポリアクリル酸
系またはカルボキシメチルセルロース系等の吸水性ポリ
マー粉末をケーブル内部に充填し水走り防止を企てるこ
とが試みられている。この吸水性ポリマー粉末をケーブ
ル内部に充填させる方法として、吸水性ポリマー粉末を
直接充填する方法、吸水性ポリマー粉末をワニス等とブ
レンドして紙や布等の支持体に塗布したものを充填する
方法が知られている。吸水性ポリマー粉末を直接充填す
る方法は、該ポリマー粉末が固定されていないため、ケ
ーブルを接続する際にポリマー粉末が脱落しやすく、コ
ネクト作業性が劣ること、およびケーブルの傾斜、振動
等によってポリマー粉末がケーブル内を動く恐れがあり
、長期にわたってケーブル内に均一にポリマー粉末を存
在させることが難しいという問題があり、また、吸水性
ポリマーを支持体に塗布する方法は、ケーブルのコネク
ト作業性、ケーブル内で吸水ポリマーを長期間にわたっ
て均一に保つといった問題点は大きく改良されたが、生
物学的腐敗の問題、イオン含を水に対する水走り防止性
等が新しい問題として提起されている。
従来の通信用ケーブルにおいて、難腐敗性、イオン含有
水に対する水走り防止性、ケーブル作成時の容易性、完
成ケーブルの長期安定性等を併せもった光フアイバーケ
ーブル用の水走り防止材料はまだ報告されていない。
ここで水走り防止性とは、例えば第1図に見られるよう
な光フアイバーケーブルにおいて、何らかの形で外被が
破られ水が侵入した場合、ケーブルの長手方向に伝わろ
うとする水を瞬時のうちに吸水膨潤し遮水する性能をい
う。水走り防止性は遮水性能を表し、ここでは24時間
で水が何龍伝播するかを数値化したもので表される。こ
の値が小さいほど水走り防止性がよい。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、イオン含有水に対する水走り防止性、
ケーブルコネクト作業時およびケーブル製造時のケーブ
ル成形性に優れた、腐敗の起こりにくい光ファイバーケ
ーブル用水走り防止材料を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本発明は、難腐敗性合成繊維
よりなる紡績糸、紡績糸織物、紡績糸編地、および不織
布等の繊維構造物を、ポリエチレンオキシド系高吸水体
で処理したことを特徴とする光ファイバーケーブル用水
走り防止材料である。
すなわち、本発明は、難腐敗性合成繊維からなる嵩高性
繊維構造物を、平均分子量10万以上の水溶性ポリエチ
レンオキシドに、これに対して0゜01ないし5重量%
のモノおよびポリイソシアナート化合物を反応させて得
られたポリエチレンオキシド系高吸水体で処理して得ら
れた、3倍以上の吸水倍率を有する水走り防止材料を特
徴とする。
本発明において、水走り防止材料を、イオン含有水に対
し水走り防止効果に優れ、腐敗の起こり難いものにする
ためには、繊維構造体は難腐敗性合成繊維でなければな
らず、高吸水体はポリエチレンオキシド系高吸水体でな
ければならない。難腐敗性合成繊維構造体とポリエチレ
ンオキシド系高吸水体以外の組合せでは上記効果を得る
ことは不可能である。また難腐敗性合成繊維構造体は、
紡績糸およびそれを使用した織物、編物、不織布等の形
態である。難腐敗性合成繊維の長繊維使いの糸、織物、
編地に、ポリエチレンオキシド系高吸水体を処理しても
、ケーブル製造時およびケーブルコネクト時の作業性、
および水走り防止性に優れた水走り防止材料を得ること
はできない。これは長繊維使いでは、紡績糸使いの構造
体または不織布のような嵩高性のある構造体を得ること
が難しいからである。
本発明において、i!腐敗性合成繊維とは、その成分中
に少なくとも40重量%以上のアクリロニトリル単位を
含むアクリル系合成繊維、ポリエチレンテレフタレート
、ポリブチレンテレフタレート、またはこれらの混合物
を少なくとも90重量%以上含むポリエステル系合成繊
維、式(式中A r 1およびAr2は芳香族化合物残
基、nは整数である) を有する重合体からなる芳香族ポリアミド繊維、および
ポリプロピレン繊維を[旨称し、第3図に示す容器を使
用して行なう下記の腐敗テストで、はとんど腐敗が起こ
らず、また腐敗が起こっても水素ガスを発生しないもの
をいう。
本発明における腐敗テスト方法は次のとおりである。
第3図に示す容器12にテストサンプル14を4g入れ
、以下に述べる土壌抽出液13を200CC入れて混合
し、30℃で日陰に保存し、定期的に容器のコック10
を開き、空気の部分から2〜4ccの空気を抜き取り、
ガスクロマトグラフで発生ガスを分析するとともに、肉
眼で溶液の色や状態を観察し、さらに膨潤度を調べる。
土壌抽出液の作成は以下のように行なう。
(1)土は落葉などあり、草のはえている所から採取す
る。
(2)500gの土を2000ccの純水に混ぜて攪拌
する。
(3)12時間放置後止子み液を濾過し、濾過液50c
cに純水150ccを加え土壌抽出液とする。
(4)土および土壌抽出液は試験のバッチ毎に新しく採
取、抽出する。
本発明で用いるポリエチレンオキシド系吸水体は、特公
昭50−36280号公報による方法、すなわち、平均
分子量10万以上の水溶性ポリエチレンオキシドに、こ
れに対して0.01ないし5重量%のモノおよびポリイ
ソシアナート化合物を反応させて得ることができる。水
溶性ポリエチレンオキシドは、平均分子量が10万より
小さいと、同様な反応生成物でも脆弱で皮膜を形成せず
、水に対しては膨潤性が小さいか、または小粒状に分散
してしまい、実用性に乏しくなる。水溶性ポリエチレン
オキシドは、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、
その他重合可能成分を水溶性を失わない程度に共重合物
として含有していてもよい。またその範囲内では、主鎖
中または側鎖にアルキレン基やアルキル基を含有しても
差し支えない。これらは単独または2種以上の混合物と
して用いることができる。これらの適度な共重合体、ま
たは混合物の使用により、生成する樹脂の性質、例えば
水膨潤性等を調節することも可能である。
一方、モノおよびポリイソシアナート化合物としては、
同一分子内にイソシアナート基を1個または2個あるい
はそれ以上含有する有機化合物が用いられ、例えばn−
プロピルイソシアナート、n−ブチルイソシアナート、
n−ヘキシルイソシアナート、ドデシルイソシアナート
、オクタデシルイソシアナート、シクロヘキシルイソシ
アナート、ベンジルイソシアナート、フェニルイソシア
ナート、p−クロルフェニルイソシアナート、p−ニト
ロフェニルイソシアナート、2−クロロエチルイソシア
ナート、ステアコイルイソシアナート、p−ドルオルス
ルフォニルイソシアナート、プロパンジイソシアナート
、ヘキサンジイソシアナート、デカンジイソシアナート
、ω、ω1−ジプロピルエーテルジイソシアナート、チ
オジエチルジイソシアナート、ヘキサフルオロプロパン
ジイソシアナート、l、3−ジメチルベンゼン−ω。
ω1−ジイソシアナート、1.4−ジメチルナフタリン
−ω、ω7−ジイツシアナート、2,4−トルイレンジ
イソシアナート、1.3−ジメチルベンゼン−2,4−
ジイソシアナート、ナフタリノー1.4−ジイソシアナ
ート、ビフェニル−4゜4′−ジイソシアナート、2−
ニトロビフェニル−4,4’−ジイソシアナート、3.
3′−ジメトキシビフェニル−4,4′−ジイソシアナ
ート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアナート
、3.3′−ジクロロジフェニルジメチルメタン−4,
4′−ジイソシアナート、1−メチルベンゼン−2,4
,6−ドリイソシアナート、ナフタリン−1,3,7−
1−ジイソシアナート、ビフェニル−2,4,4’−)
ジイソシアナート、トリフヱニルメタン−4,4’、4
”−1−ジイソシアナート、またTDIの三量体(デス
モデュールIL)、ポリメチレンポリフェニルイソシア
ナート(アップジョン社製)、トリメチロールプロパン
等のポリオールにその活性水素の数に対応するモル数の
ジイソシアナートを反応させて得られるウレタントリイ
ソシアナート化合物(デスモデュールし)等がある。
さらにこれらのモノおよびポリイソシアナート化合物は
適当なマスク剤でマスクされていても、反応時に可成温
度以上に上げられれば差し支えない。これらのイソシア
ナート化合物は単独または2種以上を混合して用いるこ
とができる。反応に使用されるモノおよびポリイソシア
ナート化合物の量はポリエチレンオキシド樹脂に対し0
.01ないし5重量%が好ましく、各反応組成物の種類
によって種々異なるが、通常は0.05〜2重量%でよ
い。
ポリエチレンオキシド樹脂にモノおよびポリイソシアナ
ート化合物を反応させる方法としては、適当な溶媒中の
溶液中で反応させるのが普通であるが、溶媒中に分散状
で反応させたり、または粉末状または固体状に両者を均
一に混合した後に所要温度に加熱反応させることもでき
る。反応温度は一般に50℃ないし150℃が好ましい
ポリエチレンオキシド系高吸水体を処理する方法は、浸
漬後マングルで絞液する方法、糸状の場合は織物の糊付
整経に準じる方法、−本糊付け(例えばユニサイザー:
梶製作所@)による方法等いかなる方法によってもよい
本発明において、水走り防止材料は後述するCB法によ
る吸水倍率が3倍以上であり、特に5倍以上あることが
望ましい。
本発明において、ケーブルの水走り防止性を得るには、
水の侵入とともに水走り防止材が瞬時に吸水膨潤し、水
はそれ以上浸入しないことが必要である。
水走り防止性は、難腐敗性合成繊維構造物の嵩高性、ポ
リエチレンオキシド系高吸水体の付着量および吸水倍率
(水膨潤度)、水走り防止材料の詰込密度に関係する。
難腐敗性合成繊維構造物の嵩高性は、高いほど水走り防
止効果が良く、後述の嵩高性測定方法でおよそ6〜18
a+l/gが好ましく、特に8〜14cxA/gがより
好ましい。嵩高性が小さすぎると、ポリエチレンオキシ
ド系高吸水ポリマーを構造体内部まで均一に付着させる
のが難しく、水走り防止性能が低下する。また嵩高性が
大きすぎると、構造体の強力が低下し、ケーブル製造時
、ケーブルコネクト作業時の作業性が低下する。
ポリエチレンオキシド系高吸水体の付着量は、ポリエチ
レンオキシド系高吸水体の吸水倍率にも関連するが、ポ
リエチレンオキシド系高吸水体100%フィルムの吸水
倍率がTB法2り℃×10分で10倍、20℃×24時
間で35倍の場合は、水走り防止材料中の重量割合で5
重量%以上、特に10〜50重量%が好ましい。ポリエ
チレンオキシド系高吸水体の付着量が少なすぎると水走
り防止効果が充分に得られず、一方、多すぎると水走り
防止材料が非常に硬いものになってしまい、ケーブル製
造時、ケーブルコネクト作業時の作業性が低下するうえ
、曲げや衝撃により水走り防止材料からポリエチレンオ
キシド系高吸水ポリマーが脱落し易くなり、また、光フ
ァイバーに対するクッション材にならず、悪影響を及ぼ
すことがある。
ポリエチレンオキシド系高吸水体の吸水倍率は5倍以上
が好ましく、特に10倍以上であることが望ましい。吸
水倍率が小さすぎると、水走り防止性、ケーブル製造時
■・作業時およびケーブル製造時のケーブル成形性、ケ
ーブルの曲げ、衝撃等に対して安定な水走り防止材料を
得ることはできない。
水走り防止材料の充填密度は、合成繊維構造体の嵩高度
、ポリエチレンオキシド系高吸水体の吸水倍率およびそ
の付着量にも関連するが、充填密度が高くなるほど水走
り防止効果は高くなる。充填密度はおよそ0.1〜0.
3g/c+d以上が好ましい。
水走り防止材料の形態は、ケーブルの構造、およびケー
ブル作成の容易性から、紡績糸およびテープ状のものが
好ましい。
本発明の水走り防止材料を用いた好ましい一例を光フア
イバーケーブルの場合を例にして第り図により説明する
第1図は本発明の一実施例を示す層撚タイプの光フアイ
バーケーブルの断面図である。このケーブルは、テンシ
ョンメンバー1と、その外側に順次設けられた本発明に
よる水走り防止用吸水テープ6、光フアイバー心線2、
本発明による水走り防止用吸水紡績糸3A、水走り防止
用吸水押さえ巻きテープ4Aおよび外被5からなる。こ
のようにして作られた光フアイバーケーブルは外被5に
クラックが生じて水が侵入してきても吸水紡績糸3Aと
吸水テープ4.6が瞬時のうちに膨潤し、水の侵入をわ
ずかにとどめ、さらにそれ以上の侵入を長期間にわたっ
て防ぐことができる。
(発明の効果) 本発明によれば、水走り防止性、ケーブル作業性、ケー
ブル成形性等に優れた、腐敗の起こりにくい光ファイバ
ーケーブル用水走り防止材料を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。実
施例中の%はすべでM量%である。
実施例中の特性値の評価方法は以下のとおりである。
吸水性: イ)TB法 ポリエステルネットに入れた試料を20’Cの水中に一
定時間浸漬し、空中に10分間吊るした後、試料をネッ
トより取出し重量を測定する。このときの重量をAとし
次式により吸水倍率を求める。
C: 8o℃に調整した熱風乾燥回申でM量変化のなく
なるまで乾燥した後の重量 口)CB法 TB法で重量を測定した試料を再度ポリエステルネット
に戻し、遠心脱水機にて100Gの力で1分間脱水を行
った後、試料をネットより取出し、重量を測定する。こ
のときの重量をBとし次式により吸水倍率を求める。
し 嵩高性: イ)紡績糸 紡績糸を認に通量巻き、恒温室(温度20±2℃、相対
湿度65±2%)に24時間以上放置し、長さ4■に切
断して箱(巾4 am X長さ5 cm X高さ4CJ
)に、ふた板をしてロードセルで14.4g/dの圧力
を加え1分間加圧後目盛りを読み次式から嵩高性を算出
する測定機:前田式圧縮弾性試験機)。
口)織物、編地、不織布 試料を4 cm X 5 cmの長方形に切断し、恒温
室(温度20±2℃、相対湿度65±2%)に24時間
以上放置した後、高さ約4 cmになるように櫃み重ね
、箱(巾4備×長さ5 cm X高さ40)に、ふた板
をしてロードセルで14.4g/c++lの圧力を加え
1分間加圧後目盛りを読み紡績糸と同様にして嵩高性を
算出する。
水走り防止性: 内径5龍中のガラス管に水走り防止材料を、長さ30口
充愼し、これを水平に置き、その先を垂直に立てた内径
10鶴中のガラス管にゴム管でつなぎ、垂直に立てたガ
ラス管に水平に置いたガラス管から1mの所まで水を満
たし、24時間後に水平に置いたガラス管の永逝り防止
材への水の侵入長さを測定し、その長さを永逝り性とし
て評価した。水の侵入長さの短いものが永逝り防止性が
良好となる。
実施例−1 カシミロン(旭化成工業■製アクリル系合成繊維単繊維
の商品名)3dトウ65万デニールを用い、トウ牽切機
を用いて牽切し通常のバルキー糸の製造方法で2/3 
ONm、cx=0.6/65、沸水収縮率26%の糸を
作成した。この糸をスチームセント(100℃×15分
)することにより12cffl/gの嵩高性を有する紡
績糸を得た。
次にこの紡績糸を、平均分子fit50万のポリエチレ
ンオキシド樹脂207部およびトリエチルジアミン0.
05部をニトロメタン380部中に加え、窒素雰囲気中
30〜40℃にて完全に溶解せしめた後、1−メチルペ
ンゾール、2,5−ジイソシアナート0.1部を加え、
70℃にて5時間反応させ得られたポリエチレンオキシ
ド系吸水体(フィルムの吸水倍率二TB法で30倍)の
トルエン溶液を用い、−本糊付方式(ユニサイザー:梶
製作所C4’iの商品名)で処理した。
このようにして得られた吸水紡績糸について、吸水性と
、永逝り防止性について評価した結果を第1表に示す。
なお、吸水性の評価は、TB法およびCB法で測定し、
純水は市販精製水、人工海水はアクアマリン(へ州薬品
■社製、商品名)を用いた。
永逝り防止性の評価は、先議密度の0.5g/ctlで
、24時間後の水の侵入長さで表した。
以下余白 第1表 少人下ギ通ヨ 実施例に示す如く、本発明になる永逝り防止材料、すな
わちCB法で3倍以上の吸水倍率を持つ吸水紡績糸は良
好な永逝り防止性を示すが、3倍未満の吸水倍率のもの
では、比較例1〜3に示す如く永逝り防止性が不良とな
る。また付着量が50%を越えると糸が硬くなり、ポリ
エチレンオキシド系吸水体が脱落し易くなるため、ケー
ブル製造時およびケーブルコネクト時の作業性が悪く、
さらにケーブルを曲げたり衝撃を与えたりした場合、永
逝り防止材がクンシラン材とならず、光ファイバーに悪
影響を及ぼす問題を生じる。
実施例−2 紡績方法を変更して嵩高性の異なった糸を作成した。次
にこれらの紡績糸を実施例−1と同様の方法で得られた
ポリエチレンオキシド系高吸水体のトルエン溶液を用い
、実施例−1と同様の方法で処理し、ポリエチレンオキ
シド系高吸水体の付着量が10〜50%の永逝り防止材
料を得た。このようにして得られた吸水紡績糸について
吸水性と永逝りについて評価した結果を第2表に示した
紡績方法 (1)嵩高度:6cポ/g 紡績方式:スフ紡、1152Nm、 K(を熱系数)・
95原綿:カシミロン2d X51m (2)嵩高度:8c++!/g 紡績方式:梳毛紡、1/3ONm、 X=65原綿:カ
シミロン3d X70〜127B(3)嵩高度: 12
cn/g 紡績方式:スフ紡、2/3ONm、 K=65、k(上
下比)=0.6原綿:実施例−1と同じ (4)嵩高度:16cA/g 紡績方式:梳毛紡、2/3ONm、に=65、k=0.
6原綿:カシミロン高収縮原綿A−25,4d X 8
4万デニールのトウを通常の高収縮綿を作る方法で熱延
伸した沸水収縮40%の原綿30%とカシミロン3cj
 X 70〜127 mの原綿70%第2表に示す如く
、嵩高度6〜16cn!/gの紡績糸の場合、ポリエチ
レンオキシド系吸水体の付着量15〜50%で、水走り
防止性、作業性ともに良好な水走り防止材料が得られた
第    2    表 払′F術白 実施例−3 カシミロン3dX76mの原綿を用いて、カード、ニー
ドルバンチにより嵩高度6cA/g、厚さ1、Qmmの
不織布を作成した。なお、この不織布をニードルパンチ
するにあたりナイロン15dモノフイラメント、目付3
0 g/mの寒冷紗を補強材として用いた。
このようにして得られた不織布を実施例−1に用いたポ
リエチレンオキシド系高吸水体の30%トルエン溶液に
浸漬した後マングルで絞りポリエチレンオキシド系高吸
水体を30%付着させた後4 cm巾のテープ状にカッ
トした。
このテープを実施例−1と同様に詰込密度0.5g/c
司で水走り性を評価したところ、水走り性は、純水で6
0重1と良好な水走り防止性を示した。
また、このテープを用いたケーブル製造およびコネクト
作業時の作業性も良好であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の水走り防止材料を充填した光フアイ
バーケーブルを示す横断面図、第2図は、従来の光フア
イバーケーブルを示す横断面図、第3図は、腐敗テスト
用装置を示す側面図である。 1・・・テンションメンバー、2・・・光フアイバー心
線、3・・・充項材、3A・・・水走り防止用吸水紡績
糸、4・・・水走り防止用押さえ巻きテープ、4A・・
・水走り防止用吸水押さえ巻きテープ、5・・・外被、
6・・・水走り防止用吸水テープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)難腐敗性合成繊維からなる嵩高性繊維構造物を、
    平均分子量10万以上の水溶性ポリエチレンオキシドに
    、これに対して0.01ないし5重量%のモノおよびポ
    リイソシアナート化合物を反応させて得られたポリエチ
    レンオキシド系高吸水体で処理して得られた、3倍以上
    の吸水倍率を有する水走り防止材料。
JP61174582A 1986-07-24 1986-07-24 水走り防止材料 Pending JPS6330809A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007703A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Tigers Polymer Corp 吸水膨張性繊維集合体およびその製造方法

Citations (2)

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