JPS61266363A - 湿潤状吹付用耐火物及びその吹付方法 - Google Patents

湿潤状吹付用耐火物及びその吹付方法

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JPS61266363A
JPS61266363A JP10700185A JP10700185A JPS61266363A JP S61266363 A JPS61266363 A JP S61266363A JP 10700185 A JP10700185 A JP 10700185A JP 10700185 A JP10700185 A JP 10700185A JP S61266363 A JPS61266363 A JP S61266363A
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JP
Japan
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spraying
spray
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refractory
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JP10700185A
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健治 市川
杉本 弘之
明宏 森田
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Shinagawa Refractories Co Ltd
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Shinagawa Refractories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は製鉄用工業窯炉の吹付はライニングあるいは吹
付補修に用いる吹付用耐火物及びその吹付方法に関する
[従来の技術] 従来の吹付けは湿式吹付法と呼ばれる「あらかじめ吹付
材を水と混練し、泥漿状態にしておいて吹付ける方法」
と乾式吹付法と呼ばれる「粉末状の吹付材に吹付ノズル
部分で水、を添加して吹付ける方法」とがあり、この2
つの方法が広く用いられてきている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、これらの吹付法にも一長一短があり、下記のよ
うな問題点が挙げられる。すなわち、湿式吹付法では泥
漿を形成するための混練時間が長く、緊急の補修に不都
合であり、また施工厚みの調整が難しく、熱間吹付けに
おいても施工厚みを30繭−以上とすることは難しい、
このため工業窯炉でしばしば起こるライニングれんがの
抜は落ち等の箇所に厚肉の補修ができないのが現状であ
る。
上述の湿式吹付法とは異なり、乾式吹付法は比較的容易
に吹付けを行なうことができる特徴を有するものの、湿
式吹付法に比べ粉塵の発生が多いために、作業環境が悪
く、また接着率が低い等の問題を抱えている。
しかし、現状では、吹付施工の容易さから、転炉、取鍋
、RH、タイプッシュ等には乾式方法が用いられている
上述の問題点に鑑み、粉塵が少なく接着率が高く且つ作
業性の良い吹付材及び吹付法が求められており、種々の
検討が行なわれている。
すなわち、高炉、溶銑樋、混銑車等には吹付は直前に2
〜3%の水を予備混練し、吹付けるという方法がとられ
ている。
これらの吹付材にはアルミナセメント系の結合剤が用い
られているが、水゛硬性結合剤であるため、予備混線後
の可使時間に限定がある点で問題がある。更に、混線機
を必要とする等の設備上の問題もあり簡便さに欠ける。
これ以外にも、リン酸アルカリ塩、珪酸アルカリ塩が吹
付材の結合剤として用いられているが、これらの溶液を
耐火物粉体に添加し、湿潤状態にして粉塵の発生を少な
くしようとする試みも行なわれてきたが、耐火物粉体と
の反応あるいは空気中CO2ガスとの反応等により硬化
するという保管上の問題があり、実用化されるに至って
いない。
[問題点を解決するための手段] 従って、本発明の目的は上述の吹付法を改良して保管性
゛が良く、粉塵が少なく、接着率が良く、且つ簡便な吹
付材及びその吹付方法を提供するものであり、それによ
って作業環境を改善し、効率の良い吹付けを行うことに
ある。
従って、本発明は耐火物粉体100重量%にRz O/
 S i Ot f) %ル比が0.4〜1.2(R2
Oはアルカリ金属酸化物を示す)で且っBias/Si
ngのモル比が0.01〜0.3の範囲にあるホウ珪酸
アルカリ溶液を外掛で0.5〜10重量%含有してなる
吹付用耐火物を提供するにある。
更に、本発明は耐火物粉体100重量%にR,O/5i
Otのモル比が0.4〜1.2 (RzOはアルカリ金
属酸化物を示す)で且つB2O3/5iOzのモル比が
0.01〜0.3の範囲にあるホウ珪酸アルカリ溶液を
外掛で0.5〜10重量%添加、混合し、該耐火物粉体
を予め湿潤状態にし、耐火物粉体を吹付ける時に吹付ノ
ズル部分で硬化剤を添加して、吹付けることを特徴とす
る吹付用耐火物の吹付方法を提供するにある。
[作用] 本発明吹付用耐火物の最も大きな特徴はR,0/ S 
i Oz ノ% ル比が0.4〜1.2で且ツB z 
Os/Sin、のモル比が0,01〜0.3の範囲にあ
るホウ珪酸アルカリ溶液を吹付材に添加することにある
。このホウ珪酸アルカリ溶液は空気中のCO2ガスによ
るゲル化が生じないこと、各種の耐火物粉体と反応し難
いこと、自硬性がないこと等従来の珪酸アルカリ、リン
酸アルカリあるいはアルミナセメント等と異なった特徴
を有するものである。
このホウ珪酸アルカリ溶液はR2O/ S ! Otの
モル比を0.4〜1.2に、またB z O2/ S 
i Oz f) モル比を0.01〜0.3にすること
によって溶液の長期安定性が得られ、各種耐火物との反
応性が常温では低く、且つ接着力が優れる等の特性が得
られる。
ここでホウ珪酸アルカリ溶液のR2O/ S i Oz
モル比が0.4未溝になると、吹付用耐火物の経時変化
が大きく、固結し易くなり、好ましくない。
また、ホウ珪酸アルカリ溶液のR2O/ S i Oz
モル比が1.2を超えると吹付用耐火物の接着力が劣る
。また、ホウ珪酸アルカリ溶液のBxO*/SiO*モ
ル比が0.01未満になると吹付用耐火物の経時変化が
大きく固化し易すくなり、好ましくない、また、ホウ珪
酸アルカリ溶液のBia3/5i02モル比が0.3を
超えるとホウ珪酸アルカリ溶液の安定性が低下し、接着
力が低下する傾向にある。
ホウ珪酸アルカリの濃度は種々変化させることができる
が、SiO□の固形分濃度が10〜30重量%の範囲と
なるような濃度が好ましい。
ホウ珪酸アルカリ溶液としては例えばホウ珪酸カリウム
溶液、ホウ珪酸ソーダ溶液、ホウ珪酸すチウム溶液等が
使用できる。
吹付材は耐火物粉体100重量%に対するホウ珪酸アル
カリ溶液の添加量は0.5〜10重量%が望ましい、ホ
ウ珪酸アルカリ溶液の添加量が0.5重量%未満では粉
塵の発生が多く、また結合力及び接着力の点で劣るため
に好ましくない。
また、ホウ珪酸アルカリ溶液の添加量が10重量%を超
えると耐火物粉体が湿潤状態を通り越して泥漿状態とな
って吹付時の作業性が著しく悪くなるため好ましいもの
ではない。
本発明に用いる耐火物粉体はシリカ、アルミナ、ジルコ
ン等の酸性、中性耐火材料及びマグクロ、マグネシア等
の塩基性耐火材料も使用できる0粒度は通常用いられて
いる吹付材の粒度であれば何等問題はない。
また、必要に応じて粘土、有機糊剤等の増粘剤を添加配
合することができる。
本発明に用いる硬化剤の添加は従来の乾式吹付法に実施
していた、ノズル部分での水の添加′と同様の方法で行
うことができる。すなわち、従来の乾式吹付法ではノズ
ル部分で単に水を添加していたが、本発明方法では水の
代わりに硬化剤の水溶液または水に分散させた硬化剤を
ノズル部分で添加するものである。
本発明方法に使用できるする硬化剤としては肉えばヘキ
サメタリン酸ソーダ、第1リン酸ソーダ、第1リン酸カ
ルシウム等のリン酸アルカリ塩、第1リン酸マグネシウ
ム、第1リン酸アルミニウム、リン酸ケイ素、リン酸等
のリン酸類あるいはアルミン酸ソーダ、重炭酸ナトリウ
ム、Ca(OH)2、ポルトランドセメント等の従来か
ら知られている珪酸ソーダ用の硬化剤等を挙げることが
できる。
本発明は熱間及び常温で使用できる施工方法であるが、
熱間施工または常温施工を行なう場合には、その都度、
硬化剤の選択及び硬化剤の濃度の調節を適宜性なう必要
がある。すなわち、熱間施工の場合には、熱硬化が加わ
るために比較的硬化速度の遅い硬化剤、例えばリン酸ア
ルカリ塩等が適用できるが、常温施工の場合には熱硬化
が期待できないので、施工体の保形性を向上するために
硬化速度の速い例えば第1リン酸アルミニウム、リン酸
、アルミン酸ソーダ等の硬化剤を適用することが望まし
い。
硬化剤の濃度は液粘性で判断して300センチボイズ(
cp)以下が望ましく、300epを超えると流動性が
低下し、吹付材への硬化剤の分散性が悪化し、均一な吹
付層が形成できなくなるために好ましくない。
[実施例] 以下の第1表に記載する配合割合をもつ本発明吹付用耐
火物の製造3力月後の吹付はテストを行なった。吹付量
は1回当たり50kgとし、1sX1輪の耐火れんがパ
ネル表面に吹付けを実施し、熱間(600℃)あるいは
常温での接着率、粉塵の発生量等を観察した。吹付前に
硬化剤を水タンク内に所定の濃度で溶解した状態にして
おき、吹付時にノズル部分で添加し、吹付層の表面を観
察しながら添加量を調整した。なお、本例で使用した硬
化剤は熱間吹付時には第1リン酸ソーダであり、常温吹
付は時には保形性を保つために急硬性のリン酸液であっ
た。第1表に得られた結果を併記する。 。
上述の実施例からも明らかなように本発明吹付用耐火物
は製造後3力月後においても、材料の硬化は認められず
、良好な流動性を示した。材料タンク内への材料投入時
の粉塵の発生量は従来品の1/10以下に減少し、接着
率が10〜2O%向上した。また、本発明方法による施
工体の組織は従来品施工体の組織よりも緻密であった。
[発明の効果〕 本発明の効果は以下の通りである。
(1)吹付けの操作が簡単である。
(2)吹付は時粉塵の発生が殆どない。
(3)接着率が非常に良い。
(4)保管期間が長い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、耐火物粉体100重量%にR_2O/SiO_2の
    モル比が0.4〜1.2(R_2Oはアルカリ金属酸化
    物を示す)で且つB_2O_3/SiO_2のモル比が
    0.01〜0.3の範囲にあるホウ珪酸アルカリ溶液を
    外掛で0.5〜10重量%含有してなる吹付用耐火物。 2、耐火物粉体100重量%にR_2O/SiO_2の
    モル比が0.4〜1.2(R_2Oはアルカリ金属酸化
    物を示す)で且つB_2O_3/SiO_3のモル比が
    0.01〜0.3の範囲にあるホウ珪酸アルカリ溶液を
    外掛で0.5〜10重量%添加、混合し、該耐火物粉体
    を予め湿潤状態にし、耐火物粉体を吹付ける時に吹付ノ
    ズル部分で硬化剤を添加して、吹付けることを特徴とす
    る吹付用耐火物の吹付方法。
JP10700185A 1985-05-21 1985-05-21 湿潤状吹付用耐火物及びその吹付方法 Granted JPS61266363A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04332387A (ja) * 1991-04-30 1992-11-19 Kawasaki Refract Co Ltd 耐火材の吹付施工法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515948A (en) * 1978-07-18 1980-02-04 Kurosaki Refractories Co Refractory gun spray composition
JPS59107960A (ja) * 1982-12-07 1984-06-22 品川白煉瓦株式会社 耐酸・耐水性耐火組成物

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