JPS61266090A - モ−タ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モータに出力電流を供給するモータ回路に関
するものである。

〔従来の技術〕

従来より、この種のモータ回路として第３図に示す様な
ものがあった。同図において、１はモータからの信号を
処理するモータ信号処理回路、２はこのモータ信号処理
回路１の出力を入力とし、図示せぬホール素子からの信
号を処理するホール信号処理回路、３はこのホール信号
処理回路２の出力を入力としモータコイル４に出力電流
を供給する出力ドライブ回路、５はこの出力ドライブ回
路３の帰還端子３ａに接続された帰還抵抗である。

そして、帰還抵抗５の電圧降下によって発生する電圧、
即ち帰還端子３ａと帰還抵抗５この接続点に発生する電
圧がホール信号処理回路２に帰還信号電圧として帰還さ
れるようになっている。

このような構成のモータ回路において、モータの回転は
、帰還抵抗５の電圧降下によって発生する帰還信号電圧
と、モータからの回転数信号とによシコントロールされ
る。起動時および負荷時にモータに流れる最大電流は、
出カドライブ回路３の能力、モータコイル４の巻線抵抗
および帰還抵抗５によって決定される。

〔発明が解決しよりとする問題点〕

しかしながら、このような従来のモータ回路によると、
特別な制限回路がないため、不必要に過大な出力電流が
流れてしまうという欠点があった。

本発明は、このような欠点を解消するため罠なされたも
ので、その目的とするところは、不必要に過大な出力電
流を流すここのないモータ回路を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

このような目的を達成するために本発明は、帰還信号電
圧が所定レベルを越えた時、ホール信号処理回路の出力
を制限し、出力ドライブ回路の出力電流を制限するよう
にしたものである。

〔作用〕

し九がって、本発明に・よるモータ回路によれば、過大
な出力電流による帰還抵抗の電圧降下を検出し、ホール
信号処理回路の出力を制限し、出力ドライブ回路の出力
電流を制限することができる。

〔実施例〕

以下、本発明に係るモータ回路を説明する。第１図はこ
のモータ回路の一実施例を示すブロック構成図である。

同図において、第３図と同一符号は同一機能ブロックお
よび要素を示しその説明は省略する。同図において、６
は帰還抵抗５の電圧降下によって発生する帰還信号電圧
を入力とし、この帰還信号電圧が所定レベルを越えた時
、ホール信号処理回路２の出力を制限し、結果的に出力
ドライブ回路３の出力電流を制限する出力電流制限回路
である。

このように構成され九モータ回路において、出力ドライ
ブ回路３の出力電流が過大に流れると、帰還抵抗５での
電圧降下が大きくなる。即ち、帰還信号電圧が大きくな
る。この帰還信号電圧のレベルが、出力電流制限回路６
において、所定レベルを越えたと判定されると、ホール
信号処理回路２の出力が制限される。これによって、出
力ドライブ回路３の出力電流が不必要に過大な電流とな
ら々いように制限される。この出力電流制限回路６は、
帰還抵抗５の発生する帰還信号電圧によって動作するの
で、帰還抵抗５の抵抗値によって任意に出力電流制限回
路６の働き出す出力電流値を決定することができる。

第２図は、第１図における出力ドライブ回路３および出
力電流制限回路６を、半導体集積回路によυ構成した場
合の一実施例を示す回路図である。

同図において、７〜１２はＮＰＮ　）ランジスタ、１３
゜１４はＰＮＰ　）ランジスタ、１５〜１９は抵抗であ
シ、入力端子２０よシホール信号処理回路２の出力がへ
カされるようになっている。この回路において、ＮＰＮ
）ランジスタ１２と抵抗１８と抵抗１９とによシ出力電
流制限回路６が形成されており、出力に過大電流が流れ
た場合、ＮＰＮ）ランジスタ１２が前段からの信号をカ
ットし、出力をオフするように働く。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によるモータ回路によると、
帰還信号電圧が所定レベルを越えた時、ホール信号処理
回路の出力を制限し、出力ドライブ回路の出力電流を制
限するようにしたので、モータに不必要に過大な出力電
流が流れることはない。また、帰還抵抗の値を任意に選
ぶことによって出力電流制限回路の働き出す電流値を決
定することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るモータ回路の一実施例を示すブロ
ック構成図、第２図はこのモータ回路を半導体回路によ
シ構成した場合の一実施例を示す回路図、第３図は従来
のモータ回路を示すブロック構成図である。 １・・・・モータ信号処理回路、２・−・・ホール信号
処理回路、３・・・・出力ドライブ回路、３＆・・・・
帰還端子、４・・・・モータコイル、５・・・・帰還抵
抗、６・・・・出力電流制限回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. モータからの信号を処理し出力するモータ信号処理回路
   と、このモータ信号処理回路の出力を入力としホール素
   子からの信号を処理し出力するホール信号処理回路と、
   このホール信号処理回路の出力を入力としモータに出力
   電流を供給する出力ドライブ回路と、この出力ドライブ
   回路の帰還端子に接続され前記ホール信号処理回路に帰
   還する帰還信号電圧を発生する帰還抵抗とを備えたモー
   タ回路において、前記帰還信号電圧が所定レベルを越え
   た時前記ホール信号処理回路の出力を制限し前記出力ド
   ライブ回路の出力電流を制限する出力電流制限回路を備
   えた事を特徴とするモータ回路。