JPS61263991A - 新規な白金錯体 - Google Patents
新規な白金錯体Info
- Publication number
- JPS61263991A JPS61263991A JP21812785A JP21812785A JPS61263991A JP S61263991 A JPS61263991 A JP S61263991A JP 21812785 A JP21812785 A JP 21812785A JP 21812785 A JP21812785 A JP 21812785A JP S61263991 A JPS61263991 A JP S61263991A
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- Japan
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- diamino
- formula
- water
- halogen
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- Granted
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は抗腫瘍剤として期待される新規な白全錯体に関
する。
する。
ある種の白金錯体に制癌効果のあることはすでに知られ
ている(例えばジャーナルオプファーマスーチカルサイ
エンス(Journal of Pharma−cen
tical 5ciences ) 55巻、陥3.3
]5〜328ページ(1976)、ジャーナルオプイノ
ーガニソクバイオケミストリ−11巻、 139〜14
9ページ(1979]。
ている(例えばジャーナルオプファーマスーチカルサイ
エンス(Journal of Pharma−cen
tical 5ciences ) 55巻、陥3.3
]5〜328ページ(1976)、ジャーナルオプイノ
ーガニソクバイオケミストリ−11巻、 139〜14
9ページ(1979]。
例えばジスージクロロジアミンブラチナム(一般名:シ
スプラチン)は非常にすぐれた制癌効果を有し、現在臨
床において広く使われている。
スプラチン)は非常にすぐれた制癌効果を有し、現在臨
床において広く使われている。
しかし、このものは毒性、特に腎毒性が高く又、水溶性
も極めて悪いという欠点を有する。
も極めて悪いという欠点を有する。
そこで本発明者らは種々検討した結果、一般式U)
〔式中Aは1,2−ジアミ・ツー2−メチルブタン、1
,2−ジアミノ−2−エチルブタン、1−アミノ−1−
アミノメチルシクロペンタン又は]−]アミノー−アミ
ンメチルシクロヘキサンであり、Xは、(1)Aが1.
2−ジアミノ−2−メチルブタンであるときはハロゲン
、(2jAカ1,2−ジアミノ−2−エチルブタン又は
J−アミン−1−アミノメチルシクロペンタンであるト
キは、2つのXがいっしょになって、 ()O 】−アミノ−1−アミノメチルシクロヘキサンであると
きは、2つのXがいっしょになって又は一般式叶 〔式中Bは1.2−ジアミノ−2−エチルブタン又はJ
−アミノ−1−アミンメチルシクロペンタンであり、Z
はハロゲンであり、Yは(])Bが1,2−ジアミノ−
2−エチルブタンであるときは水酸基又はハロゲン、(
2)Bが1−アミノ−1−アミンメチルシクロペンタン
であるときはハロゲンである。〕で表わされる白金ジア
ミン錯体は抗腫瘍効果を有する一方シスプラチンよりも
腎毒性が低(、又、水溶性は高いことを見い出した。
,2−ジアミノ−2−エチルブタン、1−アミノ−1−
アミノメチルシクロペンタン又は]−]アミノー−アミ
ンメチルシクロヘキサンであり、Xは、(1)Aが1.
2−ジアミノ−2−メチルブタンであるときはハロゲン
、(2jAカ1,2−ジアミノ−2−エチルブタン又は
J−アミン−1−アミノメチルシクロペンタンであるト
キは、2つのXがいっしょになって、 ()O 】−アミノ−1−アミノメチルシクロヘキサンであると
きは、2つのXがいっしょになって又は一般式叶 〔式中Bは1.2−ジアミノ−2−エチルブタン又はJ
−アミノ−1−アミンメチルシクロペンタンであり、Z
はハロゲンであり、Yは(])Bが1,2−ジアミノ−
2−エチルブタンであるときは水酸基又はハロゲン、(
2)Bが1−アミノ−1−アミンメチルシクロペンタン
であるときはハロゲンである。〕で表わされる白金ジア
ミン錯体は抗腫瘍効果を有する一方シスプラチンよりも
腎毒性が低(、又、水溶性は高いことを見い出した。
本発明はこの知見をもとに完成されたものである。
上記一般式においてハロゲンとしては例えばフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素などがあげられる次に上記一般式で示
される化合物をあげる。
素、臭素、ヨウ素などがあげられる次に上記一般式で示
される化合物をあげる。
これらの化合物の物理化学的性質を表1にあげる。
−Qgn−
本発明の化合物は、上表から明らかなように比較的水溶
性に富み注射剤などに好適である。
性に富み注射剤などに好適である。
本発明の化合物は次のa −cのいずれかの方法により
製造することができる。
製造することができる。
方法a
(式中Aは前記と同じ、Mはアルカリ金属、Ha Iは
ハロゲン原子を表わす。) −・ロゲン化第−白金塩、好ましくは−・ロゲン化第−
白金酸カリウムとジアミンを水性溶液中で反応させるこ
とによりグツーロゲノ白金錯体が得られる。
ハロゲン原子を表わす。) −・ロゲン化第−白金塩、好ましくは−・ロゲン化第−
白金酸カリウムとジアミンを水性溶液中で反応させるこ
とによりグツーロゲノ白金錯体が得られる。
方法b
↓酸又は塩
方法aで得られたジハロゲン白金錯体を水性溶液中で硝
酸銀で処理してアコ体とし次いでカルボン酸又はそのア
ルカリ金属塩或いはノ・ロゲン化アルカリ金属と反応さ
せることによりカルボキシラード白金錯体又はHalと
異なったノ・ロゲンを有するジ・・ロゲノ白金錯体が得
られる。
酸銀で処理してアコ体とし次いでカルボン酸又はそのア
ルカリ金属塩或いはノ・ロゲン化アルカリ金属と反応さ
せることによりカルボキシラード白金錯体又はHalと
異なったノ・ロゲンを有するジ・・ロゲノ白金錯体が得
られる。
方法C
〔式中A、X及びHalは前記と同じ、HalはHal
と同じ又は異なる)・ロゲン原子を表わす〕ジ・・ロ
ゲン白金錯体を水溶液中で過酸化水素で処理することに
よりトランスジヒドロキシ体が得られる。このトランス
ジヒドロキシ体ヲハロゲン化水素と反応させる“とテト
ラノ・ロゲン体を得ることができる。
と同じ又は異なる)・ロゲン原子を表わす〕ジ・・ロ
ゲン白金錯体を水溶液中で過酸化水素で処理することに
よりトランスジヒドロキシ体が得られる。このトランス
ジヒドロキシ体ヲハロゲン化水素と反応させる“とテト
ラノ・ロゲン体を得ることができる。
又、このトランスジハロゲン体例えばテトラクロル体は
ジハロゲン白金錯体を直接塩素と反応させることによっ
て得ることもできる。
ジハロゲン白金錯体を直接塩素と反応させることによっ
て得ることもできる。
上記のa −cの方法は通常、室温下で行われるが必要
に応じて加温し、また必要に応じ遮光下に行なう。得ら
れた粗結晶又は粗粉末は必要に応じ塩酸、水、水−エタ
ノール混液などで再結晶又は再沈殿により精製される。
に応じて加温し、また必要に応じ遮光下に行なう。得ら
れた粗結晶又は粗粉末は必要に応じ塩酸、水、水−エタ
ノール混液などで再結晶又は再沈殿により精製される。
上記反応の方法aの原料として使用される、Aで表わさ
れる化合物は上記のジアミン類である。方法すのカルボ
ン酸又はそのアルカリ金属塩としてはメチルマロン酸、
エチルマロン酸、ヒドロキシマロン酸又はそのナトリウ
ム塩及びカリウム塩があげられ、又、−・ロゲン化アル
カリ金属としては塩化ナトリウム、塩化カリウム、臭化
ナトリウム、臭化カリウムなどがあげられる。又、方法
Cのハロゲン化水素としては塩化水素、臭化水素、ヨウ
化水素などがあげられる。
れる化合物は上記のジアミン類である。方法すのカルボ
ン酸又はそのアルカリ金属塩としてはメチルマロン酸、
エチルマロン酸、ヒドロキシマロン酸又はそのナトリウ
ム塩及びカリウム塩があげられ、又、−・ロゲン化アル
カリ金属としては塩化ナトリウム、塩化カリウム、臭化
ナトリウム、臭化カリウムなどがあげられる。又、方法
Cのハロゲン化水素としては塩化水素、臭化水素、ヨウ
化水素などがあげられる。
次に代表的な本発明化合物の抗腫瘍効果及び急性毒性に
ついて実験例により説明する。
ついて実験例により説明する。
実験例
(]) マウス白血病L12】0に対する抗腫瘍作用
の試験 6周齢の雌性CDF、マウスに1×]05個のL12]
0細胞を移植し、その翌日から1日1回5日間薬物を腹
腔内に投与した。薬物無処置群は生理食塩液を同様に投
与した。薬物処置群及び無処置群の平均生存日数(それ
ぞれT、C)から、T/Cパーセント(T/C×100
)を求めた。
の試験 6周齢の雌性CDF、マウスに1×]05個のL12]
0細胞を移植し、その翌日から1日1回5日間薬物を腹
腔内に投与した。薬物無処置群は生理食塩液を同様に投
与した。薬物処置群及び無処置群の平均生存日数(それ
ぞれT、C)から、T/Cパーセント(T/C×100
)を求めた。
(2) 急性毒性試験
L12]0担癌マウス腹腔内に本発明化合物を5回投与
し、50%致死量(LD6G)を求めた。
し、50%致死量(LD6G)を求めた。
上記(]) 、 (2+の結果を表2に示す。
表 2
(3)腎毒性試験
6周齢のCDl1”、マウスに薬物を1回腹腔内に投与
した。その4日後に血液を採取して尿素(BUN)濃度
を求めた。結果を表3に示す。
した。その4日後に血液を採取して尿素(BUN)濃度
を求めた。結果を表3に示す。
=J3−
表 3
* 薬物投与口の体重に対する投与後4日目の体重の比
表2から明らかなように、本発明の化合物はマウス白血
病L ] 2 ] 0細胞を接種したマウスに対する延
命効果が極めてすぐれている。
表2から明らかなように、本発明の化合物はマウス白血
病L ] 2 ] 0細胞を接種したマウスに対する延
命効果が極めてすぐれている。
又1表3から明らかなように本発明化合物は市販のシス
プラチンに比し血中のB U N値カ115以下と大巾
に低下し、生理食塩水以下となっており、腎毒性の極め
て低いものであることがわかる。
プラチンに比し血中のB U N値カ115以下と大巾
に低下し、生理食塩水以下となっており、腎毒性の極め
て低いものであることがわかる。
・従って、本発明化合物は腎毒性の極めて低い抗腫瘍剤
として期待される。抗腫瘍剤として使用する場合、通常
注射剤として静脈投与され、その投与量は1〜80mg
/m2/回程度となる。
として期待される。抗腫瘍剤として使用する場合、通常
注射剤として静脈投与され、その投与量は1〜80mg
/m2/回程度となる。
次に本発明化合物の製法を実施例により説明する。
実施例1. DECP−H(化合物Nn2)の合成(
]) ]シスージクロルー1,2−ジアミノ2−エチ
ルブタン白金 塩化第−白金酸力IJ2.08gを水20m1に溶解し
、ヨードカリ3.42gを水5 mlに溶解して滴下し
、攪拌下に40℃10分間反応させるとヨウ化第−白金
酸カリウムの黒色溶液が得られる。この溶液に、1.2
−ジアミノ−2−エチルブタン638111gを水15
m1に溶解して滴下し、室温下2時間攪拌する。析出し
た沈澱を加数、水洗、乾燥するとシス−ショート−1,
2−ジアミノ−2−エチルブタン白金の黄褐色粉本2.
77gを得た。
]) ]シスージクロルー1,2−ジアミノ2−エチ
ルブタン白金 塩化第−白金酸力IJ2.08gを水20m1に溶解し
、ヨードカリ3.42gを水5 mlに溶解して滴下し
、攪拌下に40℃10分間反応させるとヨウ化第−白金
酸カリウムの黒色溶液が得られる。この溶液に、1.2
−ジアミノ−2−エチルブタン638111gを水15
m1に溶解して滴下し、室温下2時間攪拌する。析出し
た沈澱を加数、水洗、乾燥するとシス−ショート−1,
2−ジアミノ−2−エチルブタン白金の黄褐色粉本2.
77gを得た。
得られたショート体2.77gを水22.5 mlに懸
濁し、硝酸銀1.64gを加え、65℃10分次いで室
温1時間攪拌下に反応させ、濾過し、フィルター上のヨ
ウ化銀を水洗する。
濁し、硝酸銀1.64gを加え、65℃10分次いで室
温1時間攪拌下に反応させ、濾過し、フィルター上のヨ
ウ化銀を水洗する。
ろ液、洗液を合併し、塩化力!J0.795gを攪拌下
に添加、40°CIO分間次いで冷所に2時間放置後、
析出する結晶を温域、水洗、乾燥し、上記(])の化合
物の粗結晶1゜36gを得る。
に添加、40°CIO分間次いで冷所に2時間放置後、
析出する結晶を温域、水洗、乾燥し、上記(])の化合
物の粗結晶1゜36gを得る。
本品をO,1N−塩酸]]Omlから再結晶し、上記(
1)の化合物の純品1.10gを得る。
1)の化合物の純品1.10gを得る。
(21(])で得られた化合物1gを水5 mlに)い
濁し、攪拌下に30%過酸化水素水3.6 mlを滴下
し、室温下に2時間反応させる。反応液を1時間水冷し
、析出した固形物を温域、水洗、乾燥して化合物2の粗
結晶を得る。本品を熱水24m1に溶解しアセトン75
■1を追加し、水冷、2時間後、析出物を加数、乾燥し
て化合物2の純品512IT!gを得ろ。
濁し、攪拌下に30%過酸化水素水3.6 mlを滴下
し、室温下に2時間反応させる。反応液を1時間水冷し
、析出した固形物を温域、水洗、乾燥して化合物2の粗
結晶を得る。本品を熱水24m1に溶解しアセトン75
■1を追加し、水冷、2時間後、析出物を加数、乾燥し
て化合物2の純品512IT!gを得ろ。
実施例2. MECP (化合物隘1)の合成実施例
】(1)において1,2−ジアミノ−2−エチルブタン
の代りに1,2−ジアミノ−2−メチルブタンを使用し
、同様に反応を行い、化合物1’&L1の粗結晶1.4
4gを得た。これを0.1 NMCI 60mlから再
結晶して純品7somg4得た。
】(1)において1,2−ジアミノ−2−エチルブタン
の代りに1,2−ジアミノ−2−メチルブタンを使用し
、同様に反応を行い、化合物1’&L1の粗結晶1.4
4gを得た。これを0.1 NMCI 60mlから再
結晶して純品7somg4得た。
実施例3 DECP−C(化合物近3)の合成実施例1
の方法で得られた化合物2.832fftgを水4 m
lに懸濁し、35%HCI 1.7 mlを加え80℃
で30分攪拌する。水冷後屏過、水洗、乾燥して化合物
3の結晶818gを得た。
の方法で得られた化合物2.832fftgを水4 m
lに懸濁し、35%HCI 1.7 mlを加え80℃
で30分攪拌する。水冷後屏過、水洗、乾燥して化合物
3の結晶818gを得た。
実施例4. DEME(化合物隘4)の合成実施例1
(1)において得たシス−ショート−1,2−ジアミノ
−2−エチルブタン白金1,70gを水8、5 mlに
懸濁し、硝酸銀1.00gを加えゆっくり50℃に昇温
し、50〜55℃で30分攪拌する。
(1)において得たシス−ショート−1,2−ジアミノ
−2−エチルブタン白金1,70gを水8、5 mlに
懸濁し、硝酸銀1.00gを加えゆっくり50℃に昇温
し、50〜55℃で30分攪拌する。
室温に冷却後析出したヨウ化銀をろ去する。
得られたろ液に、2−エチルマロン酸436mgを水1
.5 mlに溶解し、pH6に中和した溶液を加え50
〜55℃で攪拌する。その後、その溶液を活性炭処理し
、次いで約5 mlに濃縮し、水冷後析出した結晶を戸
数、水洗、乾燥して化合物4の白色結晶828111g
を得た。
.5 mlに溶解し、pH6に中和した溶液を加え50
〜55℃で攪拌する。その後、その溶液を活性炭処理し
、次いで約5 mlに濃縮し、水冷後析出した結晶を戸
数、水洗、乾燥して化合物4の白色結晶828111g
を得た。
実施例5. DEMH(化合物Nn5)の合成実施例
4において2−エチルマロン酸のかわりにヒドロキシマ
ロン酸380111gを使用し、同様にして反応させる
と白色沈澱を得る。水冷後、沈澱を加数、水洗、乾燥し
て化合物5の結晶317■を得た。ろ液を約2…1に濃
縮すると更に化合物5の結晶108mgを得た。両者を
水12m1に溶かし濾過し、メタノール36m1を加え
て氷冷し、析出した結晶を加数し、メタノール洗浄し、
乾燥して化合物5の純品2831+!gを得た。
4において2−エチルマロン酸のかわりにヒドロキシマ
ロン酸380111gを使用し、同様にして反応させる
と白色沈澱を得る。水冷後、沈澱を加数、水洗、乾燥し
て化合物5の結晶317■を得た。ろ液を約2…1に濃
縮すると更に化合物5の結晶108mgを得た。両者を
水12m1に溶かし濾過し、メタノール36m1を加え
て氷冷し、析出した結晶を加数し、メタノール洗浄し、
乾燥して化合物5の純品2831+!gを得た。
実施例6. CPME(化合物1’VIIx8)の合
成実施例4においてシス−ショート−1,2−ジアミノ
−2−エチルブタン白金の代りにシス−ショート−1−
アミノ−】−アミンメチルシクロペンタン白金1.69
gを使用して同様に反応させる。
成実施例4においてシス−ショート−1,2−ジアミノ
−2−エチルブタン白金の代りにシス−ショート−1−
アミノ−】−アミンメチルシクロペンタン白金1.69
gを使用して同様に反応させる。
反応液を活性炭処理した後約]Omlまで濃縮し、アセ
トン60m1を加えて冷却し、析出した結晶を加数し、
アセトン洗浄すると化合物22の白色結晶591111
gを得た。
トン60m1を加えて冷却し、析出した結晶を加数し、
アセトン洗浄すると化合物22の白色結晶591111
gを得た。
実施例7. CPMH(化合物陥9)の合成実施例5
においてシス−ジョー)’ −1,2−ジアミノ−2−
エチルブタン白金の代りにシス−ショート−1−アミノ
−1−アミノメチルシクロペンタン白金1.69gを使
用し、同様に反応させる。
においてシス−ジョー)’ −1,2−ジアミノ−2−
エチルブタン白金の代りにシス−ショート−1−アミノ
−1−アミノメチルシクロペンタン白金1.69gを使
用し、同様に反応させる。
生成した沈澱を氷冷後加数し、水洗、乾燥すると淡褐色
結晶743111gを得た。これを水75m1に加熱溶
解し、活性炭処理後溶液を約15m1に濃縮し冷却、析
出した結晶な加数、水洗、乾燥して化合物9の白色結晶
592111gを得た。
結晶743111gを得た。これを水75m1に加熱溶
解し、活性炭処理後溶液を約15m1に濃縮し冷却、析
出した結晶な加数、水洗、乾燥して化合物9の白色結晶
592111gを得た。
実施例8. CHME (化合物1’!i6)の合成
li例4においてシス−ショート−1,2−ジアミノ−
2−エチルブタンの代りにシス−ショート−1−アミノ
−1−アミンメチルシクロヘキサン白金1.73gを使
用し、同様に反応させると白色沈澱を生ずる。冷却後こ
の沈澱を加数、水洗、乾燥して化合物17の結晶645
■を得た。
li例4においてシス−ショート−1,2−ジアミノ−
2−エチルブタンの代りにシス−ショート−1−アミノ
−1−アミンメチルシクロヘキサン白金1.73gを使
用し、同様に反応させると白色沈澱を生ずる。冷却後こ
の沈澱を加数、水洗、乾燥して化合物17の結晶645
■を得た。
これを水52m1に加熱溶解後活性炎処理し、次いで約
15m1に濃縮し、冷却し、析出した結晶を加数し水洗
、乾燥して化合物6の白色結晶355mgを得た。
15m1に濃縮し、冷却し、析出した結晶を加数し水洗
、乾燥して化合物6の白色結晶355mgを得た。
実施例9. CPCP−C(化合物N117)の合成
(1) シス−ジクロル−J−アミノ−]−アミツメチ
ルシクロペンタン白金 実施例1において、1.2−ジアミノ−2−エチルブタ
ンの代りに1−アミノ−1−アミノメチルシクロペンタ
ン793■を使用し、他は同様にして反応を行い、上記
(1)の化合物15の粗結晶1.38gを得る。これを
0.IN塩酸110m1から再結晶すると上記(1)の
化合物15の純品930ff1gを得る。
(1) シス−ジクロル−J−アミノ−]−アミツメチ
ルシクロペンタン白金 実施例1において、1.2−ジアミノ−2−エチルブタ
ンの代りに1−アミノ−1−アミノメチルシクロペンタ
ン793■を使用し、他は同様にして反応を行い、上記
(1)の化合物15の粗結晶1.38gを得る。これを
0.IN塩酸110m1から再結晶すると上記(1)の
化合物15の純品930ff1gを得る。
(21シス−ジクロル−トランス−ジヒドロキシ−1−
アミノ−1−アミノメチルシクロペンタン白金 上記(1)で得られた化合物1gを水5 mlに懸濁し
、攪拌下に30%過酸化水素水3.6 mlを滴下し、
室温下に2時間反応させる。反応液を1時間氷冷し、析
出した固形物を炉取、水洗、乾燥して上記(2)の化合
物の粗結晶605.4■を得る。
アミノ−1−アミノメチルシクロペンタン白金 上記(1)で得られた化合物1gを水5 mlに懸濁し
、攪拌下に30%過酸化水素水3.6 mlを滴下し、
室温下に2時間反応させる。反応液を1時間氷冷し、析
出した固形物を炉取、水洗、乾燥して上記(2)の化合
物の粗結晶605.4■を得る。
本品を熱水24m1に溶解し、アセトン75m1を追加
し、水冷、2時間後、析出物を戸数、乾燥して上記(2
)の化合物の純品542.7111gを得る。
し、水冷、2時間後、析出物を戸数、乾燥して上記(2
)の化合物の純品542.7111gを得る。
(3) 化合物7の合成
実施例3において化合物20代りに上記(2)で得られ
た化合物を使用して同様に反応をおこない反応液を3日
間放置すると黄色結晶が析出する。このものを加数し、
水洗、乾燥して化合物7の結晶582mgを得た。
た化合物を使用して同様に反応をおこない反応液を3日
間放置すると黄色結晶が析出する。このものを加数し、
水洗、乾燥して化合物7の結晶582mgを得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Aは1,2−ジアミノ−2−メチルブタン、1,
2−ジアミノ−2−エチルブタン、1−アミノ−1−ア
ミノメチルシクロペンタン又は1−アミノ−1−アミノ
メチルシクロヘキサンであり、Xは、(1)Aが1,2
−ジアミノ−2−メチルブタンであるときはハロゲン、
(2)Aが1,2−ジアミノ−2−エチルブタン又は1
−アミノ−1−アミノメチルシクロペンタンであるとき
は、2つのXがいっしよになって ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
、表等があります▼ (3)Aが1−アミノ−1−アミノメチルシクロヘキサ
ンであるときは、2つのXがいっしょになって▲数式、
化学式、表等があります▼である。〕 又は一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Bは1,2−ジアミノ−2−エチルブタン又は1
−アミノ−1−アミノメチルシクロペンタンであり、Z
はハロゲンであり、Yは(1)Bが1,2−ジアミノ−
2−エチルブタンであるときは水酸基又はハロゲン、(
2)Bが1−アミノ−1−アミノメチルシクロペンタン
であるときはハロゲンである。〕 で表わされる新規な白金錯体
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AU34098/84A AU3409884A (en) | 1983-10-19 | 1984-10-10 | Platinum complexes |
AU34098/84 | 1984-10-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61263991A true JPS61263991A (ja) | 1986-11-21 |
JPH0665679B2 JPH0665679B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=3721451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60218127A Expired - Lifetime JPH0665679B2 (ja) | 1984-10-10 | 1985-10-02 | 新規な白金錯体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665679B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412277A (ja) * | 1990-05-01 | 1992-01-16 | Abitsukusu Kk | センサー内蔵スキャン型表示装置 |
-
1985
- 1985-10-02 JP JP60218127A patent/JPH0665679B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412277A (ja) * | 1990-05-01 | 1992-01-16 | Abitsukusu Kk | センサー内蔵スキャン型表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0665679B2 (ja) | 1994-08-24 |
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