JPS6126395B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6126395B2 JPS6126395B2 JP2958281A JP2958281A JPS6126395B2 JP S6126395 B2 JPS6126395 B2 JP S6126395B2 JP 2958281 A JP2958281 A JP 2958281A JP 2958281 A JP2958281 A JP 2958281A JP S6126395 B2 JPS6126395 B2 JP S6126395B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- arm
- pipe
- lubricating oil
- bed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 30
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 10
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 claims description 10
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 claims description 10
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 6
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はミシンにおける潤滑油の給配収装置
に関し、詳しくは前記装置のアーム内における油
受けと、ベツド下方の貯蔵油槽を結ぶパイピング
並びに注油口に係わるものである。
に関し、詳しくは前記装置のアーム内における油
受けと、ベツド下方の貯蔵油槽を結ぶパイピング
並びに注油口に係わるものである。
以下、本発明の実施例について説明する。
１はミシンのアーム、２は上軸、３は針棒であ
る。４は幅出しカムで、上軸２から一対の噛合歯
車５，６を介して駆動回転し、該幅出しカム４の
回転偏心量を受けて作動する二又リンク７、幅出
し軸８により針棒３が幅出し揺動せしめられる。
９はベツドで、該ベツド９には下軸１０がベアリ
ング１１とブツシユ１２により回転自在に軸支さ
れる。この下軸１０には前記ブツシユ１２との嵌
合部分に符号ｈで示す幅（第１図参照）と、ｅで
示す偏心量（第３図参照）を持つ偏心溝１０ａが
設けられていて、下軸１０の回転により該偏心溝
１０ａは後述するプランジヤと共同の下にポンピ
ング作用を行うものである。
る。４は幅出しカムで、上軸２から一対の噛合歯
車５，６を介して駆動回転し、該幅出しカム４の
回転偏心量を受けて作動する二又リンク７、幅出
し軸８により針棒３が幅出し揺動せしめられる。
９はベツドで、該ベツド９には下軸１０がベアリ
ング１１とブツシユ１２により回転自在に軸支さ
れる。この下軸１０には前記ブツシユ１２との嵌
合部分に符号ｈで示す幅（第１図参照）と、ｅで
示す偏心量（第３図参照）を持つ偏心溝１０ａが
設けられていて、下軸１０の回転により該偏心溝
１０ａは後述するプランジヤと共同の下にポンピ
ング作用を行うものである。
第３図を参照して、１２ａ及び１２a′並びに１
２ｂは各々がブツシユ１２の内径部に通ずる前者
夫々が吸入孔、後者が吐出孔である。
２ｂは各々がブツシユ１２の内径部に通ずる前者
夫々が吸入孔、後者が吐出孔である。
而して、前記吸入孔と吐出孔各夫々の軸方向位
置はブツシユ１２に嵌合組付けされた上軸１０の
偏心溝１０ａの軸方向位置と合致するように製作
組付けされている。
置はブツシユ１２に嵌合組付けされた上軸１０の
偏心溝１０ａの軸方向位置と合致するように製作
組付けされている。
１３は油槽で、パツキング１４を介在し適数個
のネジ１５によりベツド９に固着され、オイル１
６が貯蔵される。
のネジ１５によりベツド９に固着され、オイル１
６が貯蔵される。
１７はオイル１６の吸入パイプ、１８はアーム
顎部の溜り油吸入パイプ、１９は潤滑給油の吐出
パイプである。
顎部の溜り油吸入パイプ、１９は潤滑給油の吐出
パイプである。
２０はプランジヤで、下軸１０の偏心溝１０ａ
に嵌合し、バネ受け２１で支持されたバネ２２に
より下軸１０の直径方向へ付勢される。従つて、
前記プランジヤ２０は下軸１０の回転により、そ
の偏心溝１０ａの偏心量ｅだけ上下動するもので
ある。
に嵌合し、バネ受け２１で支持されたバネ２２に
より下軸１０の直径方向へ付勢される。従つて、
前記プランジヤ２０は下軸１０の回転により、そ
の偏心溝１０ａの偏心量ｅだけ上下動するもので
ある。
ブツシユ１２の吸入口１２a′に一端が連結され
た吸入パイプ１８の他端は、第１図でみて分るよ
うに、アームの空洞部を通り顎部の底面付近に垂
下している。
た吸入パイプ１８の他端は、第１図でみて分るよ
うに、アームの空洞部を通り顎部の底面付近に垂
下している。
アーム１の胴部内には、第１図示のように油受
け部１ａが形成されており、該油受け部１ａには
中空の支持部材２３が螺着される。パイプ１８及
び１９はこの支持部材２３の中空内に挿入せしめ
られて、その配管路が位置ずけされている。ま
た、ベツド９にも前記同様中空の支持部材２４
が、その取付口元を油槽１３上に開口する状態の
下に固着され、パイプ１８及び１９は前記同様に
この位置においてもその中空部内に挿通され支持
されている。
け部１ａが形成されており、該油受け部１ａには
中空の支持部材２３が螺着される。パイプ１８及
び１９はこの支持部材２３の中空内に挿入せしめ
られて、その配管路が位置ずけされている。ま
た、ベツド９にも前記同様中空の支持部材２４
が、その取付口元を油槽１３上に開口する状態の
下に固着され、パイプ１８及び１９は前記同様に
この位置においてもその中空部内に挿通され支持
されている。
２５は大径のビニールパイプで、その一端がア
ーム胴内の支持部材２３に、他端がベツドに配置
された支持部材２４に固く装着され、その内径中
にパイプ１８及び１９が収納される。
ーム胴内の支持部材２３に、他端がベツドに配置
された支持部材２４に固く装着され、その内径中
にパイプ１８及び１９が収納される。
１ｂはアーム１の油受け部１ａの上方に設けら
れた注油孔で、２６はその駐栓である。
れた注油孔で、２６はその駐栓である。
本発明装置は上記のように構成され、上軸１０
の回転によるプランジヤ２０とのポンプ作用で、
オイル１６は吸入パイプ１７、吐出パイプ１９を
経て回転摺動部、例えば幅出しカム４部分に対し
潤滑給油する。また一方、アームの顎部に溜つた
油は吸入パイプ１８により吸出される。
の回転によるプランジヤ２０とのポンプ作用で、
オイル１６は吸入パイプ１７、吐出パイプ１９を
経て回転摺動部、例えば幅出しカム４部分に対し
潤滑給油する。また一方、アームの顎部に溜つた
油は吸入パイプ１８により吸出される。
本装置においては、回転摺動部へ給配した潤滑
油は潤滑後アーム１の油受け部１ａにて受け止め
られ、該潤滑油はビニールパイプ２５の内孔を伝
つて流下し、支持部材２４の開口部より油槽１３
に環元される。従つて、アーム１の空胴で飛散す
る潤滑油は、空胴空間内で流れ散ることがないの
で、ベツド下面に大きなオイルパンを設ける必要
がない。しかも、吐出パイプ１９と吸入パイプ１
８の双方は、ビニールパイプ２５内に収容され
て、工具などが当つて傷付かないように保護され
ている。また、油受け部１ａのアーム上面部に注
油孔を設けたので、注油に際してはアーム上面か
ら油を注げば、当該油、ビニールパイプ２５を通
つて、油槽１３内にガイドされるので、油槽に注
油するための多くの操作手間が省けて至便であ
る。
油は潤滑後アーム１の油受け部１ａにて受け止め
られ、該潤滑油はビニールパイプ２５の内孔を伝
つて流下し、支持部材２４の開口部より油槽１３
に環元される。従つて、アーム１の空胴で飛散す
る潤滑油は、空胴空間内で流れ散ることがないの
で、ベツド下面に大きなオイルパンを設ける必要
がない。しかも、吐出パイプ１９と吸入パイプ１
８の双方は、ビニールパイプ２５内に収容され
て、工具などが当つて傷付かないように保護され
ている。また、油受け部１ａのアーム上面部に注
油孔を設けたので、注油に際してはアーム上面か
ら油を注げば、当該油、ビニールパイプ２５を通
つて、油槽１３内にガイドされるので、油槽に注
油するための多くの操作手間が省けて至便であ
る。
第１図は本発明装置を備えたミシンの一部を切
欠いだ中央断面図、第２図は第１図の下面視図、
第３図は本発明装置の説明に伴うポンプ作動部の
断面図である。 １……アーム、２……上軸、４……幅出しカ
ム、９……ベツド、１０……下軸、１２……ブツ
シユ、１３……油槽、１８……吸入パイプ、１９
……吐出パイプ、２３……支持部材、２４……支
持部材、２５……ビニールパイプ。
欠いだ中央断面図、第２図は第１図の下面視図、
第３図は本発明装置の説明に伴うポンプ作動部の
断面図である。 １……アーム、２……上軸、４……幅出しカ
ム、９……ベツド、１０……下軸、１２……ブツ
シユ、１３……油槽、１８……吸入パイプ、１９
……吐出パイプ、２３……支持部材、２４……支
持部材、２５……ビニールパイプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 下軸に設けた偏心部とこれを支承するブツシ
ユとの間でポンプ作用を行わしめて潤滑油を給配
収するミシンおいて、アーム顎部からの吸入パイ
プとアーム幅出し機構部へ給油する吐出パイプと
をビニールパイプ内に配管せしめ、該ビニールパ
イプの一方端は、前記アーム幅出し機構部の下に
位置すべく前記アームに形成された油受け部に連
結され、前記ビニールパイプは、屈曲したのち、
前記アーム内からベツド下に至り、前記ビニール
パイプの他方端は、前記ベツド下面の油槽上に開
口するようにした、ミシン潤滑油の給配収装置。 ２ 潤滑油を補給するための注油孔を油受け部上
方のアーム上面に設けた特許請求範囲第１項記載
のミシン潤滑油の給配収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2958281A JPS57145691A (en) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | Device for supplying, distributing and receiving lubricating oil for sewing machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2958281A JPS57145691A (en) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | Device for supplying, distributing and receiving lubricating oil for sewing machine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57145691A JPS57145691A (en) | 1982-09-08 |
| JPS6126395B2 true JPS6126395B2 (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=12280080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2958281A Granted JPS57145691A (en) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | Device for supplying, distributing and receiving lubricating oil for sewing machine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57145691A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01283000A (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-14 | Sony Corp | スピーカ装置 |
-
1981
- 1981-03-02 JP JP2958281A patent/JPS57145691A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01283000A (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-14 | Sony Corp | スピーカ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57145691A (en) | 1982-09-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| FR2519407A1 (fr) | Dispositif de lubrification, notamment pour croisillon de joint de cardan | |
| FR2614936A1 (fr) | Machine reglable a pistons axiaux comprenant un ensemble cylindre reglage-piston, sollicite par une pression de commande | |
| JPS6126395B2 (ja) | ||
| US2395148A (en) | Stand for bicycles | |
| JPS5930645A (ja) | コアドリルの水供給ポンプ装置 | |
| JPS624311Y2 (ja) | ||
| JP2009273573A (ja) | ミシンの給油装置 | |
| JPS5840050B2 (ja) | 軸承装置 | |
| JPS6242232Y2 (ja) | ||
| KR20040010182A (ko) | 재봉기의 동력 전달 기구 | |
| JPH068868Y2 (ja) | ミシンの給油装置 | |
| FR2669694A1 (fr) | Joint tripode. | |
| JPS6329610Y2 (ja) | ||
| JP3015942U (ja) | 軸受用流量調整式注油器 | |
| JP2545249Y2 (ja) | ミシンの給油装置 | |
| JP2018130472A (ja) | ミシンの油容器、ミシンの給油機構、及びミシン | |
| KR20020090334A (ko) | 재봉틀 | |
| JPH0978834A (ja) | コンクリート締固め用バイブレータ | |
| JPH0610955Y2 (ja) | 強制給油式オーバーロックミシン | |
| JPH0517033Y2 (ja) | ||
| JPS5917274Y2 (ja) | ミシンの還油装置 | |
| JPS5927914Y2 (ja) | ミシンの給油量調節装置 | |
| JPH0214718Y2 (ja) | ||
| JPH05115655A (ja) | ミシンの回転フツクの潤滑装置 | |
| JP2001012491A (ja) | 軸継手装置 |