JPS5927914Y2 - ミシンの給油量調節装置 - Google Patents

ミシンの給油量調節装置

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Publication number
JPS5927914Y2
JPS5927914Y2 JP5761977U JP5761977U JPS5927914Y2 JP S5927914 Y2 JPS5927914 Y2 JP S5927914Y2 JP 5761977 U JP5761977 U JP 5761977U JP 5761977 U JP5761977 U JP 5761977U JP S5927914 Y2 JPS5927914 Y2 JP S5927914Y2
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JP
Japan
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oil
oil supply
sewing machine
hole
drain hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP5761977U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53152754U (ja
Inventor
稔夫 山野
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は強制給油式ミシンにおいて、給油ポンプから
、被給油部、たとえばかま部への給油量調節装置に関す
るもので、特にこの考案は運転状態のままで、ミシンの
外部から簡単に給油量を調節することができる給油量調
節装置を提供しようとするものである。
従来のこの種給油量調節装置は、ミシンベッドの裏側に
組み込まれているため、調節操作時にはミシンの運転を
一旦停止し、ミシンアームを転倒させなければならない
煩わしさがあるばがっでなく、ミシンを停止させての調
節は相当の熟練を必要とし、ミシン操作者が希望する縫
製条件に適切な給油量に調節することはきわめて困難で
あり、しかも調節に相当の時間を必要とすると共に、調
節作業時に手を潤滑油で汚すなどの欠点がある。
この考案はかかる点に着目してなされたもので、運転状
態のままで、ミシンの外部がら簡単に給油量を調節する
ことができる給油量調節装置を提供しようとするもので
ある。
すなわち、第1図〜第5図は何れもこの考案の一実施例
を示すもので、1は昇降運動する斜棒2の針3に対応す
る斜板で、この針板1はミシンベッド4に装着されてい
る。
5はこのミシンベッド4の裏側所定位置に固定され一端
にかま部7を装着した下軸6を回転自在に支承した軸受
メタル、9は上記下軸6の軸端中心部に形成され、内部
にフィルタ10を収納した油溜で、この油溜9の開口部
は、かま部7への給油用小孔11を有するキャップ12
によって閉塞されている。
14は上記軸受メタル5の所定位置に形成され、一端を
給油ポンプ(図示せず)に連結した給油パイプ13の他
端を挿着した給油孔で、この給油孔14内に送給された
潤滑油は連通孔15、および下端6に設けられた連通孔
16から下軸6内の油溜9を経て給油用小孔11がらか
ま部7に送り込まれるようになされている。
17は連通孔18、および環状溝19を介して上記油溜
9および給油孔14内に連通する排油孔、20は上記排
油孔17と直交して軸受メタル5に穿けられたシリンダ
孔で、シリンダ孔20には、上記排油孔17に対応する
吐出孔25を有する制御子21が進退自在に挿入されて
いる。
22は上記制御子21の近傍において、上記ベッド4に
穿けられた段付透孔34に回動自在に嵌合没入され、か
つ止め輪28によって抜は止めされた調整子で、この調
整子22の内方端面には、上記制御子21の一端と常時
係合する偏心ピン35が一体に形成され、また上面には
マイナスドライバを挿入するためのスリットが形成され
ており、制御子21の一端に係合する偏心ピン35を有
すると共に、他端がベッド外部に露出し、偏心ピン35
と制御子21を偏心ピン35と常時係合するよう弾性付
勢するばね板24とを介して制御子21を進退勤作させ
る操作装置として機能する。
29は上記調整子22の外周面に装着された軟質ゴムか
らなるOリングで、このOリング29はベッド内部の潤
滑油が外部に漏洩するのを防止し、かつ調整子22が振
動によって自然回動しないようにするために設けられた
ものである。
しかして、上記調整子22とベッド4の上面には第5図
に示すように、この調整子22による給油量を表示する
目盛数字30および指標31が刻設されている。
24は一端を止めねじ23により軸受メタル5に固着し
、自由端二又部26を上記制御子21のスリット27に
係合させたばね板で、このばね板24は上記制御子21
の一端を常時調整子22の偏心ピン35に圧接するため
に設けられたものである。
なお、32は上記軸受メタル5のかま部7側の開口を閉
塞して、下軸6の外周部と、軸受メタル5との間から漏
出した潤滑油を油入33を経てオイルパン34に還流さ
せるためのキャップである。
この考案は上記のように構成されているので、いま調整
子22の上面スリットにマイナスドライバを挿入してこ
れを所定方向に回動すると、この調整子22の偏心ピン
35は、これに常時圧接している制制子21を進退させ
るわけであるが、この制御子21の吐出孔25が軸受メ
タル5の排油孔17と一致したときには、排油孔17の
開度が全開となり、給油孔14から油溜9内に圧送され
た潤滑油の殆んどが排油孔17を経てオイルパン34に
還流されるため、油溜らかま部7への給油量は微量とな
る。
また、調整子22の回動に伴ない。第2図に示すように
、制御子21の吐出孔25が軸受メタル5の排油孔17
から遠さ゛かったときには、排油孔17の開度が全閉と
なるため、油溜9の潤滑油の殆んどがかま部7に送り込
まれるとともに、余剰の潤滑油は油入33からオイルパ
ン33に還流される。
なお、上記調整子22の回動角度を目盛数字に従って適
宜選択すれば、排油孔17の開度は、全開から全閉まで
の範囲を細かく調節し得られ、かま部7への給油量を微
細に調節できることはいうまでもない この考案によれば、上述したようにかま部7への給油量
の調節操作を、従来のようにミシンの運転を一旦停止し
てミシンアームを転倒させる必要がなく、運転状態のま
まで、ミシンの外部から行なうことができるので、ミシ
ン操作者は縫製条件に合わせて常に最良の状態に調節す
ることができる優れた実用的効果を有するものである。
また、軸受メタルに形成した軸方向に延びる排油孔を、
これと直交するシリンダ孔内を操作装置に形成した偏心
ピンと弾性体とにより制御子を進退勤作させることによ
り、開度調節するものであるから、軸受メタルの上部の
ミシンベッド部に操作装置を配設できないようなものに
あっては極めて実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は
第1図のII −II線における断面図、第3図は第1
図・のIII −III線における断面図、第4図は制
御子とばね板を示す側面図、第5図は調整子の平面図で
ある。 図面中、4はミシンベッド、5は軸受メタル、14は給
油孔、17は排油孔、20はシリンダ孔、21は制御子
、22は操作装置の調整子、24はばね板、35は偏心
ピンである。 なお図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミシンヘッドに設けられ、給油ポンプから送給された潤
    滑油を被給油部に送り込む給油孔およびこの給油孔に連
    通し軸方向に延在する排油孔を形成した軸受メタル、上
    記排油孔と直交するシリンダ孔に進退自在に挿入され、
    この排油孔の開度を制御する制御子、該制御子の一端に
    係合する偏心ピンを有すると共に、他端がベッド外部に
    露出し、前記偏心ピンと前記制御子と当該偏心ピンと常
    時係合するよう弾性付勢する弾性体とを介して該制御子
    を進退動作させる操作装置を備えてなるミシンの給油量
    調節装置。
JP5761977U 1977-05-07 1977-05-07 ミシンの給油量調節装置 Expired JPS5927914Y2 (ja)

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JP5761977U JPS5927914Y2 (ja) 1977-05-07 1977-05-07 ミシンの給油量調節装置

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JP5761977U JPS5927914Y2 (ja) 1977-05-07 1977-05-07 ミシンの給油量調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53152754U JPS53152754U (ja) 1978-12-01
JPS5927914Y2 true JPS5927914Y2 (ja) 1984-08-13

Family

ID=28955667

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