JPS6121025Y2 - - Google Patents

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JPS6121025Y2
JPS6121025Y2 JP7099881U JP7099881U JPS6121025Y2 JP S6121025 Y2 JPS6121025 Y2 JP S6121025Y2 JP 7099881 U JP7099881 U JP 7099881U JP 7099881 U JP7099881 U JP 7099881U JP S6121025 Y2 JPS6121025 Y2 JP S6121025Y2
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JP
Japan
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lower shaft
oil
reservoir
hole
hook
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JP7099881U
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JPS57189566U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ミシンのカマ給油機構に関し、特
に、全回転型カマにおいて、その回転摺動部の適
切な潤滑を計り、円滑な運動を行なわしめるため
の給油調節装置に係わるものである。
従来実施化されている給油調節装置において
は、カマ給油に必要な微少量の調節を満足させる
ことがむずかしく、従つてかなり多量の給油とな
つたり、或いは不足状態となつたりする憾みがあ
つた。
すなわち、実公昭39−528号公報、実開昭50−
9156号公報及び実開昭56−40776号公報に開示さ
れている各給油装置においては、下軸に形成され
た横孔を通つて、該下軸の端部に固着されたカマ
装置に、オイルが供給されるようになつている。
ところが、下軸の横孔に供給されたオイルは、
カマ装置へしか流れず、当該横孔は、なかば閉塞
状態であつて、下軸の高速回転に伴なう温度上昇
により、下軸の横孔内の圧力が上昇すると、該横
孔内へのオイルの供給が困難となり、カマ装置へ
のオイル供給量の不足に伴なうカマ装置の摺動部
の焼付きが惹起されるおそれがあつた。
それ故に、本考案は、かかる不具合のない、ミ
シンの全回転カマ給油調節装置を提供すること
を、目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を、添付図面にもとづ
いて説明する。単一図面において、ミシンベツド
10の下面に固定された下軸メタル11には、軸
方向貫通穴12が穿設されており、この貫通穴1
2内には、下軸13が回転自在に装架されてい
る。
しかして、下軸13の左端部には、カマ14が
ネジ15にて固定されており、該カマ14にオイ
ルを供給するための通路として、下軸13には、
左端開放且つ右端閉塞の盲ボア状の横穴16が形
成されている。横穴15の左端開口には、フエル
ト17が配設されている。
下軸13の外周面と下軸メタル11との間には
環状の第1溜り部18及び第2溜り部19が、軸
方向に所定の間隔をおいて形成されている。第1
溜り部18は、下軸13に形成され且つ横孔16
と直交する第1縦孔20と連通している。また、
第1溜り部18は、下軸メタル11に形成された
縦通路21及び吸入口たる横通路22とも連通し
ており、横通路22には、図示されないポンプか
ら、パイプ23及び該パイプ23と横通路22と
を連結するコネクタ24を介して、オイルがミシ
ン駆動中、常時供給されるようになつている。
更に、第2溜り部19は、下軸13に形成され
且つ横孔16と直交する第2縦孔25と連通する
と共に、下軸メタル11に形成された縦通路26
及び横通路27を介して、装置外に開放されてい
る。かくして、横孔16内のオイルが、過剰にカ
マ14に流れないようにするために、下軸13の
回転に伴ない、その遠心力により、当該オイルの
過剰分が下軸13の第2縦孔25から振り切り排
出され、第2溜り部19、縦通路26及び排出口
たる横通路27を介して、装置外へ排出される。
また、横通路27には、調節ネジ28が設けられ
ており、装置外へ排出されるオイルの量を適宜調
節できるようになつている。
しかして、横孔16に供給されたオイルは、フ
エルト17を介してカマ14の潤滑に供されると
共に、第2溜り部19、第2縦孔25及び排出口
27を介して、外部に排出されるオイルの量は、
ネジ28を調節することによつて適宜調整できる
ので、該調整によつてカマ14に供給されるオイ
ルの量も調整できることになる。また、横孔22
は、排出口27を介して、大気に開放されるの
で、下軸13の高速回転に伴つて温度上昇があつ
ても、圧力が上昇せず、したがつて、第1縦孔2
0から横孔16内にオイル供給が困難になるとい
うことはない。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るミシンの全回転カマ給油
装置の一実施例の断面図である。 10……ミシンベツド、11……下軸メタル、
13……下軸、14……カマ、16……横孔、1
7……フエルト、18……第1溜り部、19……
第2溜り部、20……第1縦孔、22……吸入
口、25……第2縦孔、27……排出口、28…
…ネジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ミシンベツド10の下面に固着された下軸メタ
    ル11、 一端部側が開口する盲ボア状の横孔16が形成
    され且つ前記下軸メタル11に回転可能に支承さ
    れた下軸13、 前記下軸13の一端部側に固着されたカマ1
    4、 前記横孔16の開口に配設されたフエルト部材
    17、 前記下軸メタル11と前記下軸13との間に形
    成され、前記下軸メタル11に形成された給油孔
    22を介して、オイルが供給される第1溜り部1
    8、 前記第1溜り部18と前記横孔16とを連通す
    べく、前記下軸13を径方向に貫通して形成され
    る第1縦孔20、 前記下軸メタル11と前記下軸13との間に形
    成され、前記下軸メタル11に形成された排出口
    27と連通し、且つ前記第1溜り部18よりも前
    記カマ14側に位置する第2溜り部19、 前記第2溜り部19と前記横孔16とを連通す
    べく、前記下軸13を径方向に貫通して形成され
    る第2縦孔25、並びに、 前記排出口27に介設された前記排出口27か
    ら排出されるオイルの量を調整するネジ28、 とからなるミシンの全回転カマ給油装置。
JP7099881U 1981-05-15 1981-05-15 Expired JPS6121025Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7099881U JPS6121025Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

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JP7099881U JPS6121025Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57189566U JPS57189566U (ja) 1982-12-01
JPS6121025Y2 true JPS6121025Y2 (ja) 1986-06-24

Family

ID=29866800

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JP7099881U Expired JPS6121025Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

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JPS57189566U (ja) 1982-12-01

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