JPH0214718Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0214718Y2 JPH0214718Y2 JP1985086032U JP8603285U JPH0214718Y2 JP H0214718 Y2 JPH0214718 Y2 JP H0214718Y2 JP 1985086032 U JP1985086032 U JP 1985086032U JP 8603285 U JP8603285 U JP 8603285U JP H0214718 Y2 JPH0214718 Y2 JP H0214718Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- grease
- shaft
- grease chamber
- base end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004519 grease Substances 0.000 claims description 42
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 9
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 2
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2350/00—Machines or articles related to building
- F16C2350/26—Excavators
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、油圧シヨベルなど建設作業機用軸
受部の給脂装置に関する。
受部の給脂装置に関する。
従来の技術
第５図は、油圧シヨベルなど建設作業機（図示
しない）のフロント部に装着されている作業アタ
ツチメント１を示す側面図である。図において、
２は建設作業機のブラケツト、３はブーム、４は
アーム、５はブームシリンダ、６はアームシリン
ダ、７は１個の軸受部である。第６図は、第５図
のＢ−Ｂより見た断面図である。図において、８
はブーム３の基端部、９，１０は基端部８左右両
端のボス、１１はパイプ、１２，１３はボス９，
１０にそれぞれ嵌着したブツシユ、１４は軸、１
５は中央パイプ１１内部側のグリース室、１６は
給脂用のグリースニツプル、１７は軸１４固定用
係止部、Ｌはパイプ１１の全長（すなわちグリー
ス室１５の全幅）、D0はパイプ１１の内径（すな
わちグリース室１５の外径）、d0は軸１４の外径
である。
しない）のフロント部に装着されている作業アタ
ツチメント１を示す側面図である。図において、
２は建設作業機のブラケツト、３はブーム、４は
アーム、５はブームシリンダ、６はアームシリン
ダ、７は１個の軸受部である。第６図は、第５図
のＢ−Ｂより見た断面図である。図において、８
はブーム３の基端部、９，１０は基端部８左右両
端のボス、１１はパイプ、１２，１３はボス９，
１０にそれぞれ嵌着したブツシユ、１４は軸、１
５は中央パイプ１１内部側のグリース室、１６は
給脂用のグリースニツプル、１７は軸１４固定用
係止部、Ｌはパイプ１１の全長（すなわちグリー
ス室１５の全幅）、D0はパイプ１１の内径（すな
わちグリース室１５の外径）、d0は軸１４の外径
である。
次に、従来技術軸受部７の構成および作用機能
を第６図について述べる。パイプ１１の左右両端
にボス９，１０を一体に固着して作業アタツチメ
ント１用ブーム３の基端部８わ形成し、その基端
部８をブラケツト２に対し、軸１４を介して回動
自在に連結して、構成している。そして、グリー
スニツプル１６よりパイプ１１内部側のグリース
室１５にグリースを充填する。それにより、ブツ
シユ１２，１３と軸１４との摺動部に対して潤滑
が行われる。
を第６図について述べる。パイプ１１の左右両端
にボス９，１０を一体に固着して作業アタツチメ
ント１用ブーム３の基端部８わ形成し、その基端
部８をブラケツト２に対し、軸１４を介して回動
自在に連結して、構成している。そして、グリー
スニツプル１６よりパイプ１１内部側のグリース
室１５にグリースを充填する。それにより、ブツ
シユ１２，１３と軸１４との摺動部に対して潤滑
が行われる。
考案の解決しようとする課題
グリース封入量制限対策のなされていない従来
技術軸受部では、パイプ内部側のグリース室に必
要以上の多量のグリースが充填されるので、経済
的に無駄であつた。また長時間作業などでグリー
スが消耗し、残留グリースが軸の水平位置まで満
たされなくなつたときには、軸とブツシユの間の
潤滑が不能になつてきた。一方、封入グリース量
が十分に存在する場合でも、作業アタツチメント
自体は上下方向にある角度回動するだけであるの
で、潤滑が部分的にかたより十分な潤滑はできな
かつた。
技術軸受部では、パイプ内部側のグリース室に必
要以上の多量のグリースが充填されるので、経済
的に無駄であつた。また長時間作業などでグリー
スが消耗し、残留グリースが軸の水平位置まで満
たされなくなつたときには、軸とブツシユの間の
潤滑が不能になつてきた。一方、封入グリース量
が十分に存在する場合でも、作業アタツチメント
自体は上下方向にある角度回動するだけであるの
で、潤滑が部分的にかたより十分な潤滑はできな
かつた。
この考案は上記の課題を解決し、グリース封入
量制限対策が可能で、しかもグリース室内グリー
スが少量の場合でも十分な潤滑効果を発揮できる
給脂装置を提供することを目的とする。
量制限対策が可能で、しかもグリース室内グリー
スが少量の場合でも十分な潤滑効果を発揮できる
給脂装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
上記の課題を解決するために講じたこの考案の
手段は、 イ パイプ内部側のグリース室に、内径が軸の外
径より大径寸法で、かつ外径がパイプの内径よ
り小径寸法で、かつ全長がパイプの全長より小
寸の半割カラーを挿入して、構成した。
手段は、 イ パイプ内部側のグリース室に、内径が軸の外
径より大径寸法で、かつ外径がパイプの内径よ
り小径寸法で、かつ全長がパイプの全長より小
寸の半割カラーを挿入して、構成した。
作 用
イ パイプ内部側のグリース室に半割カラーを挿
入したので、封入グリースの必要量を大巾に制
限することができる。
入したので、封入グリースの必要量を大巾に制
限することができる。
ロ 建設作業機の作業時には、作業アタツチメン
トの基端部は回動される。その基端部は回動角
度の如何にかかわらず、半割カラーはその自重
により、グリース室内に下方に位置する。それ
により、グリース室内のグリースは常に半割カ
ラーの上方に保持かつ動かされるので、封入グ
リース量が減少した場合でもブツシユと軸との
摺動部に対して積極的（動的）な潤滑が行われ
る。
トの基端部は回動される。その基端部は回動角
度の如何にかかわらず、半割カラーはその自重
により、グリース室内に下方に位置する。それ
により、グリース室内のグリースは常に半割カ
ラーの上方に保持かつ動かされるので、封入グ
リース量が減少した場合でもブツシユと軸との
摺動部に対して積極的（動的）な潤滑が行われ
る。
実施例
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。第１図は、この考案にかかる給脂装
置１８をそなえた軸受部１９のたて断面図であ
る。図において、従来技術と同一構成要素を使用
するものに対しては同符号を付す。２０は給脂装
置１８用半割カラー、ｌは半割カラー２０の全長
である。第２図は、第１図のＡ−Ａ断面図であ
る。第３図は、半割カラー２０の斜視図である。
図において、D1は半割カラー２０の半割加工前
における円筒体の外径、d1は上記半割加工前にお
ける内径である。第４図は、ブツシユ１２（ブツ
シユ１３はブツシユ１２と対称形である）のたて
断面図である。図において、２１なブツシユ１２
の内周面に形成された油溝である。
に説明する。第１図は、この考案にかかる給脂装
置１８をそなえた軸受部１９のたて断面図であ
る。図において、従来技術と同一構成要素を使用
するものに対しては同符号を付す。２０は給脂装
置１８用半割カラー、ｌは半割カラー２０の全長
である。第２図は、第１図のＡ−Ａ断面図であ
る。第３図は、半割カラー２０の斜視図である。
図において、D1は半割カラー２０の半割加工前
における円筒体の外径、d1は上記半割加工前にお
ける内径である。第４図は、ブツシユ１２（ブツ
シユ１３はブツシユ１２と対称形である）のたて
断面図である。図において、２１なブツシユ１２
の内周面に形成された油溝である。
次に、この考案にかかる軸受部１９の給脂装置
１８の構成を第１図〜第３図について述べる。パ
イプ１１内部側のグリース室１５に、内径が軸１
４の外径d0より大径寸法d1で、かつ外径がパイプ
１１の内径D0より小径寸法D1で、かつ全長がパ
イプ１１の全長Ｌより小寸ｌの半割カラー２０を
挿入して、構成した。
１８の構成を第１図〜第３図について述べる。パ
イプ１１内部側のグリース室１５に、内径が軸１
４の外径d0より大径寸法d1で、かつ外径がパイプ
１１の内径D0より小径寸法D1で、かつ全長がパ
イプ１１の全長Ｌより小寸ｌの半割カラー２０を
挿入して、構成した。
次に、この考案にかかる給脂装置１８の作用機
能について述べる。パイプ１１内部側のグリース
室１５に半割カラー２０を挿入したので、封入グ
リースの必要量を大巾に制限できる。また建設作
業機の作業時には、作業アタツチメントの基端部
８は回動される。その基端部８の回動角度（図示
していない）の如何にかかわらず、半割カラー２
０はその自重により、グリース室１５内にて下方
に位置する。それにより、グリース室１５内のグ
リースは常に半割カラー２０の上方に保持かつ動
かされるので、封入グリース量が減少した場合で
もブツシユ１２，１３と軸１４との摺動部に対し
て積極的（動的）な潤滑が行われる。
能について述べる。パイプ１１内部側のグリース
室１５に半割カラー２０を挿入したので、封入グ
リースの必要量を大巾に制限できる。また建設作
業機の作業時には、作業アタツチメントの基端部
８は回動される。その基端部８の回動角度（図示
していない）の如何にかかわらず、半割カラー２
０はその自重により、グリース室１５内にて下方
に位置する。それにより、グリース室１５内のグ
リースは常に半割カラー２０の上方に保持かつ動
かされるので、封入グリース量が減少した場合で
もブツシユ１２，１３と軸１４との摺動部に対し
て積極的（動的）な潤滑が行われる。
考案の効果
この考案にかかる給脂装置では、パイプ内部側
のグリース室に半割カラーを挿入したので、封入
グリースの必要量を大巾に制限することができ
る。また建設機械の作業時には、基端部の回動角
度の如何にかかわらず、半割カラーはグリース室
内の下方に位置するので、封入グリースは常に半
割カラーの上方に保持される。そこで封入グリー
ス量が減少した場合でも、ブツシユと軸との摺動
部に対してグリース切れをおこすことなく、十分
な潤滑が可能である。また基端部の回動時には、
半割カラーの存在により封入グリースがグリース
の流入が積極的に行われ、軸の焼付けを防止す
る。
のグリース室に半割カラーを挿入したので、封入
グリースの必要量を大巾に制限することができ
る。また建設機械の作業時には、基端部の回動角
度の如何にかかわらず、半割カラーはグリース室
内の下方に位置するので、封入グリースは常に半
割カラーの上方に保持される。そこで封入グリー
ス量が減少した場合でも、ブツシユと軸との摺動
部に対してグリース切れをおこすことなく、十分
な潤滑が可能である。また基端部の回動時には、
半割カラーの存在により封入グリースがグリース
の流入が積極的に行われ、軸の焼付けを防止す
る。
したがつて、この考案にかかる給脂装置をそな
える建設作業機用軸受部では、必要以上の封入グ
リース量を節約し、潤滑効果を十分に発揮する。
える建設作業機用軸受部では、必要以上の封入グ
リース量を節約し、潤滑効果を十分に発揮する。
第１図はこの考案にかかる給脂装置をそなえた
軸受部のたて断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断
面図、第３図は半割カラーの斜視図、第４図はブ
ツシユのたて断面図、第５図は建設作業機用作業
アタツチメントを示す側面図、第６図は第５図の
Ｂ−Ｂより見た従来技術軸受部のたて断面図であ
る。 １……作業アタツチメント、２……ブラケツ
ト、７，１９……軸受部、８……基端部、１１…
…パイプ、１２，１３……ブツシユ、１４……
軸、１５……グリース室、１８……給脂装置、２
０……半割カラー。
軸受部のたて断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断
面図、第３図は半割カラーの斜視図、第４図はブ
ツシユのたて断面図、第５図は建設作業機用作業
アタツチメントを示す側面図、第６図は第５図の
Ｂ−Ｂより見た従来技術軸受部のたて断面図であ
る。 １……作業アタツチメント、２……ブラケツ
ト、７，１９……軸受部、８……基端部、１１…
…パイプ、１２，１３……ブツシユ、１４……
軸、１５……グリース室、１８……給脂装置、２
０……半割カラー。
Claims (1)
- パイプの左右両端にボスを一体に固定して作業
アタツチメントの基端部を形成し、その基端部を
ブラケツトに対して軸を介して回動自在に連結
し、上記パイプ内部側のグリース室にグリースを
充填するようにした軸受部において、パイプ内部
側のグリース室に、内径が上記軸の外径より大径
寸法で、かつ外径がパイプの内径より小径寸法で
かつ全長がパイプの全長より小寸の半割カラーを
挿入した建設作業機用軸受部の給脂装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985086032U JPH0214718Y2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985086032U JPH0214718Y2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61200994U JPS61200994U (ja) | 1986-12-16 |
| JPH0214718Y2 true JPH0214718Y2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=30636963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985086032U Expired JPH0214718Y2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0214718Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10796733B2 (en) | 2013-03-04 | 2020-10-06 | Micron Technology, Inc. | Apparatuses and methods for performing logical operations using sensing circuitry |
-
1985
- 1985-06-06 JP JP1985086032U patent/JPH0214718Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10796733B2 (en) | 2013-03-04 | 2020-10-06 | Micron Technology, Inc. | Apparatuses and methods for performing logical operations using sensing circuitry |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61200994U (ja) | 1986-12-16 |
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