JPH0538140Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0538140Y2 JPH0538140Y2 JP1986045989U JP4598986U JPH0538140Y2 JP H0538140 Y2 JPH0538140 Y2 JP H0538140Y2 JP 1986045989 U JP1986045989 U JP 1986045989U JP 4598986 U JP4598986 U JP 4598986U JP H0538140 Y2 JPH0538140 Y2 JP H0538140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grease
- filling member
- main body
- shaft
- annular main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004519 grease Substances 0.000 claims description 20
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 claims description 9
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2350/00—Machines or articles related to building
- F16C2350/26—Excavators
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は油圧シヨベル等の建設機械において、
ブーム、アーム、バケツト等の回動支点となる軸
体を支持する建設機械用ボスに関するものであ
る。
ブーム、アーム、バケツト等の回動支点となる軸
体を支持する建設機械用ボスに関するものであ
る。
(従来技術)
第2図に示すように、建設機械のブームa、ア
ームb、バケツトc等を回動させる支点dにはボ
スが用いられ、このボスに回動中心となる軸体が
支持されている。
ームb、バケツトc等を回動させる支点dにはボ
スが用いられ、このボスに回動中心となる軸体が
支持されている。
従来、このボスは、一般に、ブツシユを介して
軸体の両側を支持する一対の支持部間に環状本体
部が固定されて構成され、内部空間に、回動摺動
面の潤滑のめためのグリースが注入されている。
軸体の両側を支持する一対の支持部間に環状本体
部が固定されて構成され、内部空間に、回動摺動
面の潤滑のめためのグリースが注入されている。
このグリースは、半固体状で粘度が高いところ
から元々その注入作業が面倒で、しかも高価であ
る。
から元々その注入作業が面倒で、しかも高価であ
る。
ところが、従来のボスでは、環状本体部の重量
をできるだけ小さくするために同本体部の内径寸
法を大きく(肉厚を小さく)しているため、グリ
ースの注入量が多くなつていた。
をできるだけ小さくするために同本体部の内径寸
法を大きく(肉厚を小さく)しているため、グリ
ースの注入量が多くなつていた。
このため、給脂作業に手間と時間がかかるとと
もに、コストが高くつくという問題があり、とく
に建設機械の大形化に伴つてこの問題が大きなも
のとなつていた。
もに、コストが高くつくという問題があり、とく
に建設機械の大形化に伴つてこの問題が大きなも
のとなつていた。
(考案の目的)
そこで本考案は、給脂作業に手間と時間がかか
らず、かつコストを安くでき、しかも良好な潤滑
作用を維持することができる建設機械用ボスを提
供するものである。
らず、かつコストを安くでき、しかも良好な潤滑
作用を維持することができる建設機械用ボスを提
供するものである。
(考案の構成)
本考案は、貫通された軸体を回転可能に支持す
る一対の支持部間に、この支持部より内径寸法が
大きい環状本体部を固定し、この環状本体部の内
側に、ウレタン樹脂からなる筒状の充填部材を、
その外周面が環状本体部の内周面に接触し、内周
面と上記軸体との間に隙間が形成される状態で設
け、この充填部材と軸体との間にグリースを充填
してなるものである。
る一対の支持部間に、この支持部より内径寸法が
大きい環状本体部を固定し、この環状本体部の内
側に、ウレタン樹脂からなる筒状の充填部材を、
その外周面が環状本体部の内周面に接触し、内周
面と上記軸体との間に隙間が形成される状態で設
け、この充填部材と軸体との間にグリースを充填
してなるものである。
上記構成によると、環状本体部の内部空間の大
部分が充填部材によつて占められるため、この内
部空間全体にグリースが充填される従来のボスと
比較して、グリース充填量が!?かに少なくてす
む。
部分が充填部材によつて占められるため、この内
部空間全体にグリースが充填される従来のボスと
比較して、グリース充填量が!?かに少なくてす
む。
しかも、充填したグリースは軸体の外周面部分
にのみ存在すること、およびグリースが、充填部
材(ウレタン樹脂)の高い弾性に基づく反発力に
よつて回転摺動面に押し込まれることにより、従
来以上に潤滑作用が良好なものとなる。
にのみ存在すること、およびグリースが、充填部
材(ウレタン樹脂)の高い弾性に基づく反発力に
よつて回転摺動面に押し込まれることにより、従
来以上に潤滑作用が良好なものとなる。
(実施例)
第1図イ,ロにおいて、1は回動中心軸である
軸体、2は環状本体部、3,3は軸体1の両側を
支持する一対の支持部である。
軸体、2は環状本体部、3,3は軸体1の両側を
支持する一対の支持部である。
環状本体部2は、両側支持部3,3よりも内径
寸法が大きく形成され、両端が支持部3,3に溶
接等にて固定されている。
寸法が大きく形成され、両端が支持部3,3に溶
接等にて固定されている。
この環状本体部2の内部空間4には、筒状の充
填部材5が設けられ、この充填部材5の内側を軸
体1が貫通し、その両側が支持部3,3にブツシ
ユ6,6を介して回転可能に支持される。
填部材5が設けられ、この充填部材5の内側を軸
体1が貫通し、その両側が支持部3,3にブツシ
ユ6,6を介して回転可能に支持される。
充填部材5は、グリースに侵されない耐油性お
よび耐久性を有し、かつ軽くて高いクツシヨン性
を有するウレタン樹脂(たとえばポリウレタンフ
オーム)にて形成され、その外周面が環状本体部
2の内周面に接触し、内周面と軸体1との間にグ
リースが注入される隙間が形成される状態で環状
本体部2内に嵌め込まれている。
よび耐久性を有し、かつ軽くて高いクツシヨン性
を有するウレタン樹脂(たとえばポリウレタンフ
オーム)にて形成され、その外周面が環状本体部
2の内周面に接触し、内周面と軸体1との間にグ
リースが注入される隙間が形成される状態で環状
本体部2内に嵌め込まれている。
この嵌め込み手段として、たとえば、環状本体
部2の内部で上記のような配置となるような所定
の肉厚と幅寸法を有する二枚のウレタン樹脂製シ
ートを形成し、これらを丸めた状態で、その高い
クツシヨン性を利用して両側ブツシユ6の孔から
環状本体部2の内部空間4内に挿入し、弾力によ
り筒状に展開させて本体部2の内周面に沿わせる
手段をとることができる。
部2の内部で上記のような配置となるような所定
の肉厚と幅寸法を有する二枚のウレタン樹脂製シ
ートを形成し、これらを丸めた状態で、その高い
クツシヨン性を利用して両側ブツシユ6の孔から
環状本体部2の内部空間4内に挿入し、弾力によ
り筒状に展開させて本体部2の内周面に沿わせる
手段をとることができる。
そして、この充填部材5を配置した後、ブツシ
ユ6の孔からグリースを環状本体部2の内部に注
入して、軸体1を貫通させることにより、このボ
スを使用状態とすることができる。
ユ6の孔からグリースを環状本体部2の内部に注
入して、軸体1を貫通させることにより、このボ
スを使用状態とすることができる。
このような構成の建設機械用ボスによると、従
来グリースを充填していた環状本体部2と軸体1
との間の空間の大部分が充填部材5で占められる
ことになるので、グリースを充填すべき隙間は、
軸体1の周囲のわずかとなる。このため、グリー
スの使用量がきわめて少量ですむ。
来グリースを充填していた環状本体部2と軸体1
との間の空間の大部分が充填部材5で占められる
ことになるので、グリースを充填すべき隙間は、
軸体1の周囲のわずかとなる。このため、グリー
スの使用量がきわめて少量ですむ。
従つて、給脂作業の手間と時間が最小限に少な
くてすみ、かつコストが安くてすむ。
くてすみ、かつコストが安くてすむ。
また、充填部材5はウレタン樹脂製であるた
め、グリースよりも軽く、ボス全体の重量を軽減
することができる。
め、グリースよりも軽く、ボス全体の重量を軽減
することができる。
しかも、
充填したグリースは軸体1の外周面部分にの
み存在すること、 グリースが、充填部材5(ウレタン樹脂)の
高い弾性に基づく反発力によつて回転摺動面に
押しまれること により、従来以上に潤滑作用が良好なものとな
る。
み存在すること、 グリースが、充填部材5(ウレタン樹脂)の
高い弾性に基づく反発力によつて回転摺動面に
押しまれること により、従来以上に潤滑作用が良好なものとな
る。
なお、上記実施例では、筒状のウレタン樹脂製
充填部材5を一層の状態で設けたが、内部空間4
の大きさとの関係に応じ、径の異なる充填部材5
を二層以上に重ねて設けてもよい。
充填部材5を一層の状態で設けたが、内部空間4
の大きさとの関係に応じ、径の異なる充填部材5
を二層以上に重ねて設けてもよい。
また、この充填部材5は、環状本体部2と両側
支持部3,3との連結前に環状本体部2内に設け
ておいてもよい。
支持部3,3との連結前に環状本体部2内に設け
ておいてもよい。
(考案の効果)
上記のように本考案によるときは、環状本体部
の内側に設けられた充填部材により、グリースを
充填すべき部分が従来のボスよりも遥かに小さく
なるため、給脂作業の手間と時間が少なくてす
み、またコストが安くなる。
の内側に設けられた充填部材により、グリースを
充填すべき部分が従来のボスよりも遥かに小さく
なるため、給脂作業の手間と時間が少なくてす
み、またコストが安くなる。
しかも、充填したグリースは軸体の外周面にの
み存在すること、およびこのグリースが充填部材
の高い弾性に基づく反発力によつて回転摺動面に
押しまれることにより、良好な潤滑作用を維持す
ることができる。
み存在すること、およびこのグリースが充填部材
の高い弾性に基づく反発力によつて回転摺動面に
押しまれることにより、良好な潤滑作用を維持す
ることができる。
第1図イは本考案の実施例を示す断面図、第1
図ロは第1図イの−線断面図、第2図は建設
機械の外観を示す斜視図である。 1……軸体、2……環状本体部、3,3……一
対の支持部、4……内部空間、5……ウレタン樹
脂製の筒状充填部材、6,6……ブツシユ。
図ロは第1図イの−線断面図、第2図は建設
機械の外観を示す斜視図である。 1……軸体、2……環状本体部、3,3……一
対の支持部、4……内部空間、5……ウレタン樹
脂製の筒状充填部材、6,6……ブツシユ。
Claims (1)
- 貫通された軸体を回転可能に支持する一対の支
持部間に、この支持部より内径寸法が大きい環状
本体部を固定し、この環状本体部の内側に、ウレ
タン樹脂からなる筒状の充填部材を、その外周面
が環状本体部の内周面に接触し、内周面と上記軸
体との間に隙間が形成される状態で設け、この充
填部材と軸体との間にグリースを充填してなるこ
とを特徴とする建設機械用ボス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986045989U JPH0538140Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986045989U JPH0538140Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62159567U JPS62159567U (ja) | 1987-10-09 |
JPH0538140Y2 true JPH0538140Y2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=30865236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986045989U Expired - Lifetime JPH0538140Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538140Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55168567U (ja) * | 1979-05-22 | 1980-12-03 | ||
JPS60175915U (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-21 | 油谷重工株式会社 | アタツチメント軸受部内スペ−サ |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP1986045989U patent/JPH0538140Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62159567U (ja) | 1987-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0538140Y2 (ja) | ||
US3096128A (en) | Idler arm support bearing | |
CN214617550U (zh) | 一种自润滑滑动轴承 | |
JPS6069321A (ja) | ワイヤレ−ス型ころがり軸受 | |
CN101657560B (zh) | 滚子轴承 | |
JPS5840050B2 (ja) | 軸承装置 | |
CN209323520U (zh) | 新型钢护筒扶正结构及钢护筒导向装置 | |
CN210686631U (zh) | 一种高稳定性的变速箱球头杆端关节轴承 | |
CN209762022U (zh) | 一种减震降噪的轴承座 | |
JPS61157847A (ja) | 板ばねの端部取付け構造 | |
CN216666235U (zh) | 一种高强度工程机械轴瓦 | |
JPS6212903Y2 (ja) | ||
CN110821954A (zh) | 一种可减少摩擦的摩托车轴套 | |
JPH0648012B2 (ja) | ユニバ−サルジヨイント | |
JPH0112019Y2 (ja) | ||
JP2869644B2 (ja) | 支保工用ジャッキ | |
US3747878A (en) | Trunnion mounting | |
JPS5855119Y2 (ja) | マリ−ナ型の舵装置における舵支持装置 | |
JPH044943Y2 (ja) | ||
JPS5831250Y2 (ja) | サ−ビスメ−タ | |
CN207349010U (zh) | 一种贯流式水轮机转动止推轴套 | |
JPS634462U (ja) | ||
JPS5840331Y2 (ja) | 摺動式ブツシユの支持構造 | |
JPS5821933Y2 (ja) | 小型ロ−ラとその支持部 | |
US2630355A (en) | Motor drive mounting bearing bracket |