JPS5930645A - コアドリルの水供給ポンプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコアト５リル、特にダイヤモンドコ′アドリル
の先端に水を供給するためのポンプ装置に関する０ ダイヤモンドゝコアドリルを用いてコンクリート壁等に
穴開げを行う場合には、通常、ドリル先端に水を供給し
ながら行う。これはコアドリル先端の冷却及び切り子の
削除を行うためである。

この水供給を行うための従来の方法には、ホースを用い
て水道水をかけたり、バケツに水を用意し、これをかけ
るというものがある。しかし、この方法は、両手でト９
リル装置を持ちながら行わねばならず、作業が煩雑で作
業時間が長（なるという欠点を有している。

従来行われている他の方法には、トゝリル装置に水供給
ポンプを組合せて水の供給を行うものがある。この方法
では、上記第１の方法における如き欠点は解消されるが
、ドリル装置の外に別体の水供給７Ｐンプな用意しなけ
ればならず、従ってまた、装置全体の重量、スペースが
大きく、なり、装置の値段も高くなるという欠点を有し
ている。

本発明は、ドリルの回転を利用したポンプ装置を１・゛
リル装置自体に組み込むこと属より上記の如き従来技術
の欠点を解消しようとするものである。

以下、本発明を添付図面に示した実施例に基づき詳細に
説明する。

駆動シャフト１４に固定され、先端にコアドリル１６が
取り付けられるコアドリル取付用シャフト１８と、該シ
ャフト周囲にベアリング２０を介して当該シャフトに対
し回転可能に取り付けられた筒状部材２２とを有してい
る。

シャフト１８は、回転１駆動シヤフト１４をねじ結合す
るねじ穴２４と、コアドリル１６の後端をねじ結合する
ねじ穴で、あるコアピリル取付孔２６とを有している。

シャフト１８は、その側壁に水供給孔２８を有し、核化
２８は当該ノヤフトの内部を軸線方向に伸びる孔ろ０を
介してコアドリル取付用孔２６に接続されている。

第２図に示すように、コアドリル取付用シャフト１８に
は環状溝６４が設けられている。該環状溝ろ４は水供給
孔２８と交わっている。ピリル作業の際のシャフト１８
の回転方向Ａを基準として、水供給孔２８の後方部分に
は、ねじ穴ろ６が設けられており、該ねじ穴も環状溝６
６と交わっている。第２図に示す部材６８は、シャフト
１８の中径部分１８′の外周面と同じ曲率半径で彎曲さ
れたカバー材であり、上記環状溝６４の一部（約９０’
の角度範囲にわたる部分）をカバーするようにして、中
径部分１８′の外表面に密着され、その一端に設けた穴
４０を適したねじ４２を上記ねじ穴６６にねじ係合する
ことにより同外表面上に固定されている。ねじ４２は溝
３４０幅とほぼ同じ寸゛Ｎ 法の径を有ｌ〜ており、ねじ穴にねじ係合された場適 合、そのねじが適されている溝の部分をほぼ閉塞するよ
うになる。

一方、筒状部月２２はシャフト１８との間に水充填用空
所４４を形成１２ており、また、その側壁にはホース連
結用孔４６を有し、携帯用水タンク等の水供給源Ｗから
のホース４８が核化４６に接続されるようになっている
。図中、５０は水充填空所の密封を図る密封リングであ
る。

以上の如き水供給ポンプ装置を作動させるには、１・゛
リル作業に先立ち、水供給源から水を水充填空所４４内
に充填する。ドリル作業が始められると、ドリルととも
にドリル取付シャフト１８が回転される。この回転が行
われると同シャフトは充填室４４内の水に対して相対的
に回転し、水の一部は溝６４に沿ってカバ一部材６Ｂに
よってカバーされた溝の一部に流入しようとする。しか
し、このカバーされた部分の後端部はねじ４２によって
閉塞されており、従って当該部分内の静圧は高くなる。

この為、水供給孔２８付近の水は、開孔２８゜孔ろＯ及
びコアドリルの中を貫通している孔１６′を通ってコア
ドリル１６の先端に圧送されることになる。すなわち、
ねじ４２．カバ一部材３８等はポンプを構成しており、
従って、水供給源Ｗがらの水はこのポンプの作用により
吸引されて供給されることになる。ドリルの回転カー４
００〜１，３００ｒｐｍのドリル装置に上記機構を加え
た結果、水の供給源としての水タンクをドリルより低い
位置に置いても十分な水の吸引供給が行えることがわか
った。尚、水供給孔２８の入口付近に高圧の氷塊部分を
作り水を圧送する手段としては、上記の如き溝６４、カ
バ一部材６８、ねじ４２等を用いなくとも、例えば、当
該水供給孔２Ｂの後方部分から前方に伸び同人口周囲を
おおうようにし、且つ前方に向う開口を有するものであ
ればよい。図示の実施例において溝６４をシャフト１８
の全周にわたって設けたのは、旋盤による製作トの問題
であり、全周にわたって設ける必要はない。

第４図及び第５図には、他の実施例が示されている。す
な」２ち、この実施例では水を圧送する手段と１．て、
」二連の実施例における溝３４．カバ一部材６８等を設
けることなく、コアドリル取付用シャフト１８の中径部
分１８′上に螺旋状プレート゛５２が設けられている。

この実施例における螺状プレートＳ５２は、第４図の如
き設定状態においていわゆるスクリューコンベア機構を
構成し、当該シャフト１８とともに回転されると水充填
空所４４内の水をそれより前方位置にある水供給孔２８
の方向に向けて圧送し、それによりコアドリルの先端に
水を供給するようになって（・る。

叙、」二のように、本発明はドリル装置内にそのドリル
の回転を利用したポンプ機構を形成するようにしたこと
を特徴とするものであり、前述の従来技術における欠点
は全て解消することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る水供給ポンプ装置の断面図； 第２図は、同装置のコアドリル取付用シャフトの分解斜
視図； 第ろ図は、同シャフトの溝に沿う断面図；第４図は、他
の実施例に係るポンプ装置の一部切欠断面図； 第５図は、同実施例において用いられるコアドリル取付
用シャフトの斜視図；である。 特許出願人　　゛°力株式会社　　　　　、・・１第１
図 第２図 １／’？ 第３図 （Ｑ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （］）　　］ｌ−゛ＩＪル駆動本の回転駆動シャフトに
   連結されるコアドリル取付用シャフト１８で、コアドリ
   ル端部を収納取付げする取付孔２６と、コアドリル取付
   用シャフトの側壁外面に開［コし上記コアドリル取付用
   孔２６に連通された水供給孔２８と；を有するコアドリ
   ル先端」用シャフト１８；コアドリル取付用シヤフトの
   まわりに当該コア１、゛ＩＪル取付用シャフトに対１〜
   相対的に回転可能なるように１−で取り付けられ、コア
   ト゛リル取付用シャフトとの間に水充填空所４４を形成
   するとともに、該水充填空所に水を供給するため水供給
   源Ｗに接続されるようになされている筒状部材２２と；
   コアドリル取付用シャフトの外表面上に設けられ、当該
   シャフトの回転とともに上記水充填室内の水中で回転す
   ることにより水を上記水供給孔２８、コアドリル内取付
   孔２６及びコアドリル内を貫通する孔１６′を通してコ
   アドリル先端に水を圧送する手段ろ４．ろ６，４２．５
   ０と；を備えるコアトリルの水供給ポンプ装置。 （２）上記圧送手段６４．ろ６，４２が、当該シャフト
   が回転された際に同シャフトに対して相対的に流れる水
   の動きを同シャフトの回転力向を基準として水供給孔２
   ８の後部近傍で止め、同水供給孔入口伺近に静圧の高い
   水塊部分を作り、それにより該水供給孔２８．上記コア
   ピリル取付孔２６及びコアドリル内を貫通する孔１６′
   を通して水をコア（３）　　コアドリル取付用シャフト
   を円筒状どし、その外周面に環状の溝６４を設け、上記
   水供給孔２８が該溝と交わるように−なし、当該シーヤ
   フトの回転方向を基準として同水供給孔２８の後方部分
   で上記溝３４内の位置に穴３６を設けるとともに、同シ
   ャフトの外周面には穴６６付近から上記回転方向を基準
   と１−て前方に伸び水供給孔２８を含む上記溝ろ４の一
   部をカバーするカバ一部材６８を設け、該カバ一部材を
   該シャフトに固定する部材４２をカバ一部材から溝を通
   して上記穴６８に入れて固定し、該固定部材がそれが通
   る溝の部分を実質的に閉じるようにし、それにより上記
   静圧の高い氷塊部分を作るようにした特許請求の範囲第
   ２項記載の装置。 （４）　　コアドリル取付用シャフトを円筒状とし、そ
   の外周面に螺旋状プレード５０を設け、該ブレードが上
   記水充填空所内でスクリューコンベア機構を構成し当該
   コアドリル取付用シャフトとともに回転されるとき、水
   充填空所内の水を水供給孔水をコアドリル先端に圧送す
   るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載のコアドリルの水供給ポンプ装置。