JPS61263953A - イソシアネ−ト化合物の製造法 - Google Patents

イソシアネ−ト化合物の製造法

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JPS61263953A
JPS61263953A JP60105459A JP10545985A JPS61263953A JP S61263953 A JPS61263953 A JP S61263953A JP 60105459 A JP60105459 A JP 60105459A JP 10545985 A JP10545985 A JP 10545985A JP S61263953 A JPS61263953 A JP S61263953A
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methyl
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晃 松村
Satoru Urano
哲 浦野
Ryuzo Mizuguchi
隆三 水口
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はイソシアネート化合物の製法、特に式[式中、
Rは水素または低級アルキル(たとえばメチル、エチル
、プロピル)、Xはハロゲン(たとえば塩素、臭素)で
ある。] で示されるオキサゾリンジオンヒドロハライドから式: %式%) [式中、Rは前記と同意義。] で示されるアクリロイルイソシアネートを式:%式%(
) [式中、RとXは前記と同意義。] で示されるハロアルカノイルイソシアネートに比較して
優先的に製造する方法に関する。
[従来の技術] ディフェンバッハ(D jefenbach)らは、2
−イソプロペニルオキサゾリン−4,5−ジオンヒドロ
クロリド(1: R=CH3; X=Cff)を15T
orrの減圧下、100℃に加熱することにより、これ
を熱分解してα−メチル−β−クロロプロピオニルイソ
シアネート(III: R=cr−r3; X=C□を
得てイルカ、ll’l記2−イソプロペニル−4,5−
Iオンヒドロクロリドをマススペクトロメータ中で熱分
解したときメタクリロイルイソシアネート(■二R=C
H3)に相当するフラグメントイオンの存在が観察され
る事実に鑑み、2−イソプロペニルオキサゾリンー4,
5−ジオンヒドロクロリドがらα−メチル−β−クロロ
プロピオニルイソシアネートに至る熱分解は中間体とし
てメタクリロイルイソシアネートを経由して進行するも
のと推定している[ジ・マクロモレキュラーレ・ヘミ−
(Die Makromolekulare Chem
ie)、格上、247(1970)」。
すなわち、ディフェンバッハらの方法では、その途中で
メタクリ[1イルイソノアネート(IT:R= CI−
1、)が生成していることが一応予測されるものの、現
実にはこれを単品もしくは混合物として採取しておらず
、該方法がメタクリロイルイソノアネートの実際的な製
造法として採用し得るものであるか否か全く不明であっ
た。
[発明が解決しようとする問題点] 前記したアクリロイルイソシアネート(IT)は種々の
ポリマーの合成原料として有用なものであるところから
、本発明者らはその工業的生産を企図し、その過程にお
いて上記したディフェンバッハらの方法に検討を加えた
すなわち、ディフェンバッハらの前記した文献における
開示からは、2−イソプロペニルオキサゾリン−4,5
−ジオンヒドロクロリド(1:R=CH3,X=(Jり
を加熱すると、まずメタクリロイルイソシアネート(■
・R= CH3)が生成し、これに副生じた塩化水素が
付加してα−メヂルーβ−クロロプロピオニルイソシア
ネート(III:R−CH3;X=Cρ)が生成するも
のと解されるが、この理解によれば、アクリロイルイソ
シアネート(IT)を製造するためには、ディフェンバ
ッハらも試みているように副生じた塩化水素を直ちに反
応系から除去するような条件、たとえば減圧を採用する
のが好ましいと考えられる。本発明者らもこの考え方に
従って減圧下に2−イソプロペニルオキサゾリン−4,
5−ジオンヒドロクロリドを加熱し、メタクリロイルイ
ソシアネートの生成を試みたのであるが、現実にはメタ
クリロイルイソシアネートを実質的な収量で収得するこ
とは困難であり、α−メチル−β−クロロプロピオニル
イソシアネートが主成績体として得られたに過ぎなかっ
た。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは2−イソプロペニルオキサゾリン−4,5
−ジオンヒドロクロリド(1: R=CH3゜X−Cの
から直接メタアクリロイルイソシアネートCH: R=
CH3)を製造することを目的として種々研究を重ねた
結果、2−イソプロペニルオキサゾリン−4,5−ジオ
ンヒドロクロリドを脱ハロゲン化水素剤の存在下に加熱
すれば、減圧または常圧の如何を問わず目的とするメタ
クリロイルイソシアネートが優先的に生成する事実を知
った。また、2−ビニルオキサゾリン−4,5−ジオン
ヒドロクロリド(1: R=H,X=Cρ)の場合も同
様に脱ハロゲン化水素剤の存在下の加熱によりアクリロ
イルイソシアネート(II:R=H)が優先的に生成す
る事実を知った。
本発明は上記の知見に基づいて完成されたものであって
、その要旨は、オキサゾリンジオンヒドロハライド(1
)を脱ハロゲン化水素剤の存在下に熱分解さ什てアクリ
ロイルイソシアネート(II)を得ることを特徴とする
イソシアネート化合物の製法に存する。
[作用] 本発明方法によれば、反応器にオキサゾリンジオンヒド
ロハライド(1)と脱ハロゲン化水素剤を仕込み、これ
を加熱することにより、アクリロイルイソンアネート(
II)が優先的に生成する。
脱ハロゲン化水素剤としては、活性水素を有しないもの
あるいはハロゲン化水素と反応して活性水素を有する化
合物を生成しないものが好ましい。
最も普通の脱ハロゲン化水素剤であるアミン類は本発明
では使用され難い。好ましい脱ハロゲン化水素剤の例と
しては、金属錯体化合物(たとえば(Ph3り)2Ru
(Co)3、(P h3)3P tなど)、金属ハロケ
ン化物(たとえば塩化リヂウム、四塩化チタン、塩化ア
ルミニウム、塩化第1銅など)、合成ゼオライト(たと
えばモレキュラーシーブス、多孔性ガラスなど)などを
挙げることが出来る。脱ハロゲン化水素剤の使用量は、
オギザゾリンジオンヒドロハライド(I)1モルに対し
、通常0.1〜100モル、好ましくは0.1〜10モ
ルであってよい。
加熱は通常−50〜200℃、好ましくは0〜′150
℃の温度範囲であってよい。加熱の際、減圧または常圧
のいずれであってもよいが、一般に減圧の方が多少とも
好ましい結果が得られる傾向にある。
反応溶媒は使用しても使用しなくてもよい。使用する場
合には反応に悪影響を及ぼさない限り適宜の不活性溶媒
が選択、使用されてよい。このような不活性溶媒の例と
しては、脂肪族炭化水素(たとえばペンタン、ヘキサン
、ヘプタンなど)、芳香族炭化水素(たとえばベンゼン
、トルエン、キシレンなど)、脂環式炭化水素(たとえ
ばシクロヘキザン、メチルシクロヘキサン、デカニンな
ど)、エーテル類(たとえばジエチルエーテル、ジオキ
サン、テトラヒドロフランなど)、ケトン類(たとえば
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキザノン、アセトフェノン、イソポロンな
ど)、エステル類(たとえば酢酸メチル、酢酸エチルな
ど)、ハロゲン化炭化水素(た七えば四塩化炭素、クロ
ロホルム、ジクロロメタン、1.1−ジクロロエタン、
l、2−ジクロロエタンなど)などが挙げられ、これら
は単独または混合物のいずれで使用されてもよい。
反応混合物から目的物質であるアクリロイルイソシアネ
ート(n)を分離するには、通常の分離方法たとえば蒸
留や減圧蒸留によって容易にこれを行ない得る。
[実施例] 以下に比較例および実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明する。
坦蛤−伊↓↓ 温度計、ジムロート冷却管および磁気回転子を備えた三
ツ口100111(!平底フラスコに、2−イソプロペ
ニルオキサゾリン−4,5−ジオンヒドロクロリド(I
: R=CH3; X=Cの(8,775g、50mm
oのおよびジクロロエタン(44Mg)を添加、溶解さ
せ、これを80℃に1時間加熱、攪拌した。
反応混合物を一部採取し、重水素化クロロホルムを添加
し、核磁気共鳴吸収スペクトルを測定した。
得られたスペクトルにおけるメタクリロイルイソシアネ
ート(II: R=CH3)のメチル基(δCH3:1
.87ppm)とα−メチル−β−クロロプロピオニル
イソシアネー)(III: R=CHa: X=(J’
)ツメチル基(δCH3:  l 、 32 ppm)
の吸収面積比より、生成したメタクリロイルイソシアネ
ートとα−メチル−β−クロロプロピオニルイソノアネ
ートのモル比は1.8+1であることを確認した。
1餅↓:」− 脱ハロゲン化水素剤としてモレキュラーシーブスを添加
する以外は比較例1と同様に処理を行った。生成したメ
タクリロイルイソシアネート(■:R= CHs)とα
−メチル−β−クロロプロピオニルイソノアネート(I
II : R= CH3; X = Cff)のモル比
を第1表に示す。
第1表 実施例 モレキュラーシーブス (II)/(I’ll
)種類つ   量(9)  モル比 1   13XI/16  20   9.02   
3AX1/16  20   4.03   5Axl
/16  20   3.14    AV−5002
03,9 513X1/16   1   2.76   13’
xl/16  30   8.6注1):実施例4のみ
ユニオン昭和製、他の実施例は和光紬薬製。
寒輿刑工 脱ハロゲン化水素剤として塩化第1銅(4,950g、
50mmoのを添加する以外は比較例1と同様に処理を
行った。生成したメタクリロイルイソシアネート(TI
: R=CH3)とα−メチル−β−クロロプロピオニ
ルイソシアネート(III: R=CHs、X=Cρ)
のモル比は3.2:1であった。
[発明の効果] 本発明はオキサゾリンジオンヒドロクロリド(1)を脱
ハロゲン化水素剤の存在下に加熱することにより、アク
リロイルイソシアネート(II)をハロアルカノイルイ
ソシアネート([1)に比し優先的に製造するものであ
って、オキサゾリンジオンヒドロクロリド([)から直
接アクリロイルイソシアネート(II)を良好な収率で
収得することが可能である。
特許出願人 日本ペイント株式会社 代理 人 弁理士 青 山 葆 ほか1名手続補正書(
自発) 昭和61年 8月12日 翻

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは水素または低級アルキル、Xはハロゲンで
    ある。] で示されるオキサゾリンジオンヒドロハライドを脱ハロ
    ゲン化水素剤の存在下に熱分解させて式:▲数式、化学
    式、表等があります▼(II) [式中、Rは前記と同意義。] で示されるアクリロイルイソシアネートを得ることを特
    徴とするイソシアネート化合物の製法。 2、脱ハロゲン化水素剤が活性水素を有しないものであ
    るかあるいはハロゲン化水素と反応して活性水素を有す
    る化合物を生成しないものである特許請求の範囲第1項
    記載の製法。
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