JPS61263614A - 熱圧着性脱臭シ−ト - Google Patents

熱圧着性脱臭シ−ト

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Publication number
JPS61263614A
JPS61263614A JP60104583A JP10458385A JPS61263614A JP S61263614 A JPS61263614 A JP S61263614A JP 60104583 A JP60104583 A JP 60104583A JP 10458385 A JP10458385 A JP 10458385A JP S61263614 A JPS61263614 A JP S61263614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
sheet
activated carbon
activated
thermoplastic welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60104583A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Sugimoto
哲也 杉本
Masanori Oiwa
大岩 正則
Kazuo Tai
田井 和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Unitika Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd, Unitika Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP60104583A priority Critical patent/JPS61263614A/ja
Publication of JPS61263614A publication Critical patent/JPS61263614A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、脱臭性に優れ、なおかつ熱圧着が容易なシー
トに関するものである。更に詳しくは活性炭材料として
繊維状活性炭(以下FACと略称する)と、熱可塑性融
着材料として熱可塑性融着繊維(以下TPFと略称する
)とを用いたシートに間するものである。
(0)従来の技術 脱臭性と熱圧着性の二つの効果を必要とする商品には、
例えば生理用品、オムツ等がある。該商品分野での材料
使用技術は、これまで活性炭(粉末状活性炭、粒状活性
炭、及UFAC)を含有するシート状(又は紙状)の材
料と、熱可塑性融着材料を含有するシート状(又は紙状
)の材料を単純にサントイ・ンチ構造として用いられて
来た。しかし両効果を同時に発現できる単一シート状(
又は紙状)の材料はこれまで知られていなかった。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 脱臭性及び熱圧着性を同時に必要とする用途分野には、
上述のように活性炭含有部材と熱圧着性部材をサンドイ
ッチ構造にして使用しているので、得られる最終製品は
コスト高であり、かさ高くなり、圧力損失により通気性
も悪くなると云う問題点があった。
本発明は脱臭性に優れ、なおかつ熱圧着が容易なシート
を提供することを目的とするものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明者らはこのような問題点を解決するため鋭意検討
の結果、以下に示すFAC及びTPFから構成されるシ
ートが有効であることを見出し、本件発明に到達した。
FACとしては、レーヨン、ポリアクリロニトリル、あ
るいは特殊フェノールを原料として前駆体有機繊維を耐
炎化し、続いて焼成により炭素化し、さらに空気、炭酸
ガス、又は水蒸気にてガス賦活して得たFAClあるい
は繊維形成性ピッチを溶融して紡糸ノズルより押し出し
、牽引細化してピッチ繊維を得、得られたピッチ繊維を
酸化性雰囲気中で熱処理して不融化し、区別した炭素化
工程を経ることなく、空気、炭酸ガス、又は水蒸気にて
ガス賦活して得たFAClあるいは区別した炭素化工程
を経て一旦炭素繊!i (GPCF)を得て、しかるの
ち空気、炭酸ガス、又は水蒸気にてガス賦活して得たF
AC等が考えられる。
ここで用いられるFACは、比表面積700〜2500
vrl”/g (BET法)、ベンゼン吸着力20〜9
0wt%(JI S−K 1474)、平均細孔径lO
〜30人の吸着性能を持ち、繊維径7〜25μm、J 
I 5−R7(301で測定した繊維強度10〜40k
g/PJ、弾性率600〜3000kg/J、伸度2〜
4%の繊維物性を備えるものである。
TPFは、ポリエステル系、ポリエチレン系、ポリプロ
ピレン系、ポリスチレン系及びポリ塩化ビニル系等の繊
維が考えられる。
FAC,TPFの繊維形状として、短繊維、長1F )
つ等が考えられるが、これらに限定されるものではない
シート形成方法は、乾式不織布方式、湿式不織布方式、
抄紙方式等が考えられるが、乾式不織布方式が望ましい
、すなわち、FAC(10〜80wt%) 、TPF 
(10〜80wt%)を乾式不織布製造の際に用いられ
るローラーカードにより開繊を行い、ウェア形成し、不
織布用熱処理Mlliiや抄紙機ドライヤーなどを使用
してシート化する。
またシートの絡み合わせ及び接着を行うのにはニードル
パンチ法を用いるのが良い、また商品の加工性を向上さ
せ、得られるシートの強度及び吸着性能の均一性を高め
るには加工前にFAC,TPFを出来るだけ均一に混合
しておくことが望ましい。
(本)実施例 以下、実施例により具体的に説明する。
実施例1〜6 軟化点240℃の繊維形成性ピッチを室温にて破砕し、
溶融温度及び紡糸温度を280℃に設定し、溶融ピッチ
を紡糸ノズル部に送液し、ノズル孔径0.3mmφ、孔
数24のノズル口金より吐出し紡出した。該ピッチ!a
!雄を酸化性雰囲気(N025vo1%)で、室温から
200℃まで30分間、その後400℃まで90分間で
昇温させることにより、不融化を行った。該不融化繊維
を賦活温度850℃、30分間水蒸気賦活し、FACを
得た。
このFACの吸着性能は、比表面積17B2T11’/
g (BET法)、ベンゼン吸着力45 w L%(J
 I S−K 1474) 、平均細孔径17人、繊維
物性は、繊維径17μm、J I 5−R7(301で
測定した繊維強度14kg/+J、弾性率1100kg
/、twJ、伸度2.1%であった。
TPFは、ユニチカ製ポリエステル繊維状バインダー「
メルティ」を使用した。繊維物性は、単糸繊度4デニー
ル、糸長51舖、繊維強度3.2g/デニール、伸度4
5%、溶融温度110’Cであった。
上記のFAC,TPFを種々の混合比で、通常のローラ
ーカードを用いてウェアを形成し、不織布用回転熱処理
装置を使用し、ヒートセット温度110℃でシート化し
た。こうして得られたシートの目付は25g/nl”で
極めて均一であった。これらのシート状物についてシー
ト形成性、脱臭性、熱圧着性等の評価を行った。結果を
表1に示す。
第1表 第1表実施例2.3.4のシートを生理用品、及びオム
ツの裏地の部材として試用したところ好適な利用性能が
認められた。
(へ)発明の効果 本発明はFAC(脱臭)、TPF(熱圧着)よりなる単
一のシートに関するものであり、脱臭及び熱圧着性を同
時に必要とする用途分野に好適な材料を提供することが
出来る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)活性炭材料及び熱可塑性融着材料からなる熱圧着
    性脱臭シート。
  2. (2)活性炭材料が繊維状活性炭であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のシート。
  3. (3)熱可塑性融着材料が繊維状であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のシート。
JP60104583A 1985-05-16 1985-05-16 熱圧着性脱臭シ−ト Pending JPS61263614A (ja)

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