JPS61263356A - フアクシミリ装置用デイジイタル読みとり装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、ファクシミリによって書類を読み取り送信
するための、特許請求の範囲第１項に定義されろような
ディジタル読み取り装置に関するものである。

（発明の目的） 読み取り素子が電荷結合素子すなわちＣＣＤのセンサー
のセルから構成されているような既知のタイプの装置に
おいては、センサーで発生された信号の振幅は、高空間
周波域において、対物レンズの変調移送作用（ｔｈｅ　
ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ　ｔｒａｎｓｆｅｒｆｕｎｃｔｉ
ｏｎ　’、　ＭＴ　Ｆ　）とＣＣＤの変調移送作用の理
由により減退してしまう。

この発明の目的は、このような振幅減退が生じない読み
取り装量を実現することである。

この目的を達成するために、この発明に従った装置は特
許請求の範囲第１項の特徴的事項で定義されている。

添布の図面を例にとって参照することで、実例に基づき
この発明の詳細な説明する。

（ディジィタル読みとり装置の概要） 第１図を参照すると、読み取られるべき書類を支持する
ための１個の搬送支持プレート１０が、１個のヒンジカ
バー１２により固定され覆われている。ヒンジカバー１
２は書類をプレート１ｏに接触保持している。

カバー１２に隣接して、ディジィタル読み取り手段を制
御するためのキーボード１３が設けられている。ディジ
ィタル読み取り手段は第１のキャリッジ１６に載置され
た２つの螢光ランプ１４を有しており、このキャリッジ
は、既知のものと同様に、書類全体の走査を行うべく横
断的に移動可能となっている。

第１図で破線で示されているような基線に沿った書類の
画像を反射するために、キャリッジ１６は４５°に傾け
られた１個の鏡１７を担持している。

さらに、読みとり手段は、第２キヤリツジ１８を有して
いる。第２キヤリツジ１８は、対物レンズ２２に向ケて
ビーム光を１８０．”反射するために反対の方向にそれ
ぞれ４５°傾げられた一対の鏡１９．２０を担持してい
る。対物レンズ２２は電荷結合素子（ＣＣＤ）のセルで
構成されている一連の読み取り素上に、このビーム光の
焦点を結んでいる。

ＣＣＤ２３のセルは、各素子が、画素と称されている書
類上の小領域で反射されたビーム光を受光できるように
配置されている。１圏あたりの画素数は、読み取り装置
の水平方向の解像度を決める要因であり、一般的には１
ｆｉあたり３〜１２画素とされている。書類を読み取る
ＩＢあたりの基線の数は、他方、読み取り装置の垂直方
向の解像度を決めている。一つの画像は黒又は白の複数
の画素で構成されるものとみなすことができろ。一つの
基線にそった点の密度、例えば白い点の密度は、個々の
画素の空間周波数を決定する。この周波数は、ＣＣＤの
セルが、基線に沿って、黒点と白点の信号を交互に受信
したときに最大となる０ＣＣＤのセルは、電気信号を発
生し、この信号は、フィルタリングと増幅のために、回
路２７にシリアルに送られる。このために、ＣＣＤ２３
のセルは、サンプリングホールドタイプのサンプリング
回路と関連づけられており、このサンプリンク回路ハ、
セルの走査周波数においてサンプリングを遂行している
。回路２７の出方信号は、Ａ−Ｄ変換器２８に送られ、
そこでコード化され、送出され、記憶され、セして／ま
たは、紙面上に再生される。

（変調移送作用による減退） 対物レンズ２２（第１図）で受光された光の強度と、そ
こから転送された信号との間の、対物レンズの変調移送
作用（ＭＴＦ）として既知の関係は、信号の空間周波数
によって一定とはならないことが知られている。第３図
では、空間周波数に対する対物レンズのＭＴＦを対数目
盛上に示している。

曲線２９は、画素が交互に黒と白となるような最大の空
間周波数に対するＭＴＦの減退がおよそ３０チであるこ
とを示している。

曲線３１は、これに対し、ＣＣＤの変調移送作用（ＭＴ
Ｆ）を示しており、最大の空間周波数に対するＭＴＦの
減退が、およそ５０％であることを示している。この減
退の要因は、ＣＣＤ２３の隣接セル間の干渉と、Ｃ０Ｄ
２３のセルにおける電荷の漏れである。

第３図では、曲線３２は、曲線２９と３１の合成の影響
によって、全体的なＭＴＦの減退が最大３０％に至るこ
とを示している。

この発明によれば、回路２７（第２図）は、対物レンズ
のＭＴＦとＣＣＤのＭＴＦの減退の合成の影響を補償す
るようにされている。特に、回路２７は、様々な空間周
波数に対する対物レンズとＣＣＤの応答に適応して、高
周波数において、信号が適切となるように振幅を強調し
ている。回路２７は、さらに、この信号を電圧、並びに
電流増幅して、この信号をＡ−Ｄ変換器２８によってデ
ィジィタル信号に変換するのに適切な値としている０ （回路２７の詳細） 特に、回路２７は、コンデンサー０１がローパスフィル
ターの役割をしている様な、エミッタフォロワタイプの
トランジスタからなる増幅器３４によって構成される第
１ステージ３３（第４図）を有している０第１ステージ
３３は、ゲイン電圧が５であるような、操作可能な増幅
器３７を有している、第２のフィルタリングステージ３
６に連−結されている。増幅器３７の一方の入力は、ハ
イパスフィルター０３を介して増幅器３４に連結されて
いて、増幅器の出力はローパスフィルター０４を介して
当該入力と結合されており、こうすることによつ℃、第
２ステージ３６は、６ｄＢバンドパスフイルターとして
機能する。増幅器３７のもう一方の入力は、可変抵抗Ｔ
１に結合されていて、この抵抗は、ＣＣＤ信号の連続成
分をキャンセルするように調節可能である。例えば、ｃ
ＣＤ信号からの７ボルとのオフセット部分は、キャンセ
ルされて、信号無しのＯボルとのレベルとされる。

増幅器３７の出力は、修正第２次バターワースフィルタ
ーとして既知の、別のフィルターステージ３８に連結さ
れている。このステージ３８は、ゲイルミ圧が１の演算
増幅器３９を有して゛いる・増幅器３９の−っの入力は
、ハイパスフィルター０６を介して増幅器３７の出方に
連結されており、一方で、２つのコンデンサｃ５と０７
とによってローパスフィルターが形成されるので、これ
らによってステージ３８は、１２ｄＢのバントハスフィ
ルターとして機能する。このステージ３８は、サイプリ
ング信号の重畳によって形成されるＣＣＤ信号のノイズ
を除去するのに実質的に貢献している０ 増幅器３９の出力は、２〜６のゲイン電圧を有する演算
増幅器４２を有する別のステージ４１に連結されている
。この増幅器４２の出力は、可変抵抗器Ｔ２によって、
Ａ−Ｄ変換に適切なレベル値となるように、調節される
。増幅器４２の入力は、ローパスフィルター０９からの
フィードバック信号を伴ったハイパスフィルター０８を
介して増幅器３９の出力に連結されていて、これにより
、ステージ４１は６ｄＢのバンドパスフィルターとして
機能する。最終的に、ステージ４１の出力は、ハイパス
フィルター０１０を介して、エミッタフォロワタイプの
トランジスタでなる増幅器４４を有するステージ４３に
連結される。

（発明の作用、効果） 第３図は、第４図示の回路で得られたＭＴＦ（変調移送
作用）の等化曲線４６を示している。

この曲線４６は、およそ２０ピクセル／ｆｉの空間周波
数に相当する１、４　ＭＨｚの周波数に至るまでは、曲
線３２を補足して、実質的に理想曲線４７と一致してい
ることが理解されよう。この周波数を越えると、曲線４
６は急速に減退するが、しかし、この領域の空間周波数
は、実用に供されることのないものである。

第５図におけるα）は、基走査線の一部の画素を拡大し
て示した図である。ｂ）は、ＣＣＤから発生されたフィ
ルターを経てない信号、例えば、ステージ３３に入力す
る信号を示している。白い画素を読みとったことによる
低レベルの信号と、黒い画素を読みとったことによる高
レベルの信号とが、サンプリングに帰因する信号ノイズ
によって鋸歯状となっていることが読みとられる。さら
に、区域４８においては、空間周波数は大きくなってお
り、ここでは、信号の振幅は目に見えて減退しているこ
とが読みとれる。

一方、ｃ）は、ステージ４３から発生されたフィルタリ
ングを経た信号を示している。この図により、ＣＣＤの
ノイズが削除され、区域４８におけろ信号の振幅が復元
された様子を読みとれる○ｂ）図に対してＣ）図におけ
る信号の極性が反転しているのは、フィルターを構成す
る反転増幅器の数が奇数であることによる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明を具体化したディジィタル読みとり
装置を組み込んだ画像の転送、およびまたは再生のため
の装置（ファクシミ’）装置）の概要を示す図。 第２図は、読みとり装置の信号を発生するための回路の
ブロゾク図。 第３図は、第２図図示の構成要素のＭＴＦの図。 第４図は、第２図図示の回路の詳細な図。 第５図は、センサーで発生された信号の図。 符号の簡単な説明 １０：搬送支持プレート　　１２：ヒンジヵバー１３：
キーボード　　　　１６：キヤリツジ１７：鏡　　　　
　　　１８：第２キヤリツジ１９．２０ニ一対の鏡　　
２２：対物レンズ２３　：　ＣＣＤ　Ｃ電荷結合素子）
　　２７：回路２８：Ａ−Ｄ変換器 ２９：対物レンズのＭＴＦ曲線 ３１：ＣＣＤのＭＴＦ曲線 ３２：対物レンズとＧＣ，Ｄの合成ＭＴＦ曲線４６：第
４図示の回路で得られろＭＴＦ曲線４７：理想的曲線 （外５名）

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）ファクシミリ装置用ディジィタル読みとり装置で
   あつて、書類の走査ラインの画像を一連の読みとり素子
   （２３）上に結像するための対物レンズ（２２）と、走
   査ラインで読みとられた点に応じて、一連の信号を発生
   する当該一連の読みとり素子（２３）と、前記信号Ａ−
   Ｄ変換するＡ−Ｄ変換器（２８）と、読みとり素子とＡ
   −Ｄ変換器との間に配設されていて、前記信号を増幅し
   フィルタリングするための回路（２７）とからなり、前
   記回路（２７）が、空間周波数とは無関係にある振幅を
   有する前記信号を発生するために、前記読みとられた点
   の様々な空間周波数における対物レンズ（２２）と読み
   とり素子（２３）の応答を補償するようにされているこ
   とを特徴とするファクシミリ装置用ディジィタル読みと
   り装置。
2. （２）前記補償が、高い空間周波数における応答を強調
   して、当該高周波数における振幅の減退を補償するよう
   に行われることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   のディジィタル読みとり装置。
3. （３）前記読みとり素子（２３）が、電荷結合素子（Ｃ
   ＣＤ）のセルで構成されていて、前記回路（２７）が複
   数ステージのフィルターを有し、その第１ステージ（３
   ６）が、ＣＣＤの一定の成分を消去するようになされて
   いて、このステージが信号の基準レベルを決定するため
   に調節可能であることを特徴とする、特許請求の範囲第
   ２項記載のディジィタル読みとり装置。
4. （４）第１ステージ（３６）が、正利得のバンドパスフ
   ィルターとして機能することを特徴とする特許請求の範
   囲第３項記載のディジィタル読みとり装置。
5. （５）前記複数ステージのフィルターが、信号の出力レ
   ベルを決定するために調節可能な、第２の正利得バンド
   パスフィルターのステージ（４１）を有することを特徴
   とする、特許請求の範囲第３項、または第４項記載のデ
   ィジィタル読みとり装置。
6. （６）前記複数ステージのフィルターが、第１ステージ
   （３６）と第２ステージ（４１）との間に介在するバン
   ドパスフィルターのステージ（３８）を有しており、当
   該ステージは利得が１つであることを特徴とする特許請
   求の範囲第５項記載のディジィタル読みとり装置。
7. （７）前記回路（２７）が、ＣＣＤ（２３）と第１ステ
   ージ（３６）との間でローパスフィルターの機能を果す
   エミッタフォロワステージ（３３）と、第２ステージ（
   ４１）とＡ−Ｄ変換器（２８）との間でハイパスフィル
   ターの機能を果すエミッタフォロワステージ（４３）と
   を有することを特徴とする、特許請求の範囲第３項から
   第６項のいずれか１つに記載のディジィタル読みとり装
   置。