JPS61262359A - 光学読取り装置の光量調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電荷結合素子（ｃｈａｒｇｅ−ｃｏｕｐｌｅｄ　ｄｅｖ
ｉｃｅ　：　ＣＣＤ）を読取り素子とし蛍光灯等を照明
源とするラスタ走査弐の光学読取り装置において、１走
査期間中の照明時間の比率（デユーティサイクル）を変
えることによって照明の光量を調整する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、読取り素子として電荷結合素子を備えるラス
タ走査式の光学読取り装置の光量調整装置に関するもの
である。

電荷結合素子を読取り素子とするラスタ走査式の光学読
取り装置においては２例えば２０４８ビツトの電荷結合
素子を主走査方向に平行に設け、これに対して画像を副
走査方向に一定速度で相対的に走行させ、これを照明ラ
ンプによって照明しレンズ等によって電荷結合素子の受
光面上に結像させ。

１走査線分ずつ並列に読み取って電気信号として直列に
出力する。

照明ランプとしては；蛍光灯・ハロゲン灯・タングステ
ン灯などがあるが、主走査方向の輝度分布の均一性・発
熱量・コスト等の理由から、蛍光灯が最も多く用いられ
ているが、蛍光灯の種類・使用時間の経過・交換等によ
って光度に変化が生じ、また光度が変化しなくても照明
された画像の明るさく輝度）は画質等によって異なるも
のである。

一方、電荷結合素子の出力は受光した光量に応じて変化
する。したがって、光学読取り装置には電荷結合素子が
受光する光量を調整する手段が設けられている。

この際、光学読取り装置の光量調整装置は、任意の値に
且つ正確に調整できることが特に重要である。

〔従来の技術〕

第４図は従来例の原理ブロック図であり、１は直流電流
を交流電流に変換するインバータ、２はインバータ１に
よって得られた交流の電圧を昇圧する変圧器、３は蛍光
灯、また４は変圧器２から蛍光灯３に供給される電流を
、切換スイッチによって階段的に変更する電流調整器で
ある。

（発明が解決しようとする問題点〕 すなわち、上記従来例は、蛍光灯に供給する電流を切換
えスイッチによって階段的に変更するものであり、した
がって、蛍光灯の出力を任意の値に調整できないという
問題点がある。

したがって１本発明の目的は蛍光灯の光量を任意の値に
調整することが可能な手段を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図であり。

５は、主走査同期信号に同期して蛍光灯３を点灯したあ
と、設定時間を経過したとき蛍光灯３を消灯する点灯時
間制御回路。

６は蛍光灯３の点灯時間を設定する設定部。

７は画像読取り信号を出力する電荷結合素子である。

〔作用〕

第２図は本発明の詳細な説明するためのタイムチャート
であり、■は主走査同期信号、■は蛍光灯の点灯時間、
■は蛍光灯の輝度変化を表す。

すなわち、主走査同期信号に同期して蛍光灯３を点灯し
、主走査の周期Ｔを超えない設定時間ｔに達したとき消
灯するという動作を主走査毎に繰り返すものである。

〔実施例〕

第３図は実施例の構成図であり１点灯時間制御回路５は
、主走査同期信号３によってクロック信号（ＣＬＫ）の
カウントを開始し、設定時間ｔに相当するクロックをカ
ウントしたときキャリー信号を発生するタイマ５ａと、
主走査同期信号Ｓによってセントされタイマ５ａのキャ
リー信号によってリセットされるフリップフロップ（Ｆ
Ｆ）５ｂとから構成され、フリップフロップ５ｂの出力
信号によってインバータｌの起動停止をおこなう。

８は制御回路であって、蛍光灯３の明るさを検出するセ
ンサ９からの検出信号に応じた設定時間髪を点灯時間制
御回路５に対して送出するものである。

すなわち、主走査毎に蛍光灯３が点灯され、制御回路８
からタイマ５ａに設定した時間ｔに達したとき消灯され
る。

タイマ５ａに設定する時間ｔはクロック信号を単位とし
て設定できるので、実質的に任意の光量の調整ができ、
また、主走査同期信号に同期して蛍光灯３を点滅するの
で、走査毎の光量の変動は生じない。

なお、実施例においては、光量を一定に保つ場−合のも
のであるが２本発明はこれに限定されるものではなく、
操作パネル等からさ入力する光量設定値に応じて制御回
路８が設定時間ｔを出力するように構成することもでき
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明によれば光学読取り装置の
照明における光量を正確に調整することができ、光学読
取り装置の読取り品質を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図。 第２図は作用の説明図。 第３図は実施例の構成図。 第４図は従来例の原理ブロック図である。 図中。 １はインバータ、　　　　２は変圧器、。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 主走査方向に平行に設けられる電荷結合素子（７）と被
   読取り画像を照明する蛍光灯（３）とを備え、蛍光灯に
   よって照明され副走査方向に相対的に走行する画像をラ
   スタ走査によって読み取る方式の光学読取り装置の光量
   調整装置であって、 蛍光灯（３）の点灯時間を設定する設定部（６）と、主
   走査同期信号に同期して蛍光灯（３）を点灯し設定部（
   ６）に設定した時間を経過したとき蛍光灯（３）を消灯
   する点灯時間制御回路（５）とを備えることを特徴とす
   る光学読取り装置の光量調整装置。