JPS6126007B2 - - Google Patents
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- JPS6126007B2 JPS6126007B2 JP55125694A JP12569480A JPS6126007B2 JP S6126007 B2 JPS6126007 B2 JP S6126007B2 JP 55125694 A JP55125694 A JP 55125694A JP 12569480 A JP12569480 A JP 12569480A JP S6126007 B2 JPS6126007 B2 JP S6126007B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/05—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects
- G01F1/20—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects by detection of dynamic effects of the flow
- G01F1/32—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects by detection of dynamic effects of the flow using swirl flowmeters
- G01F1/325—Means for detecting quantities used as proxy variables for swirl
- G01F1/3259—Means for detecting quantities used as proxy variables for swirl for detecting fluid pressure oscillations
- G01F1/3266—Means for detecting quantities used as proxy variables for swirl for detecting fluid pressure oscillations by sensing mechanical vibrations
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカルマン渦を利用した流速流量測定装
置に関するものである。
置に関するものである。
更に詳述すれば、カルマン渦により渦発生体に
生ずる交番力を検出して、渦信号として取り出し
流速又は流速を測定する流速流量測定装置に関す
るものである。
生ずる交番力を検出して、渦信号として取り出し
流速又は流速を測定する流速流量測定装置に関す
るものである。
本発明の目的は、二個の応力検出部を用い。簡
単な構成により、外乱力によるノイズをきわめて
小さくできて、S/N比を改善でき、耐震性の秀
れ、堅牢な流速流量測定装置を提供するにある。
単な構成により、外乱力によるノイズをきわめて
小さくできて、S/N比を改善でき、耐震性の秀
れ、堅牢な流速流量測定装置を提供するにある。
第1図は、本発明の一実施例の構成説明図であ
る。
る。
図において、1は円筒状の管路、11は管路1
に直角に設けられた円筒状のノズルである。2は
ノズル11を通して、管路1に直角に挿入された
柱状の受力体で、一端は、ねじ3により管路1に
支持され、他端はフランジ部21において、ノズ
ル11にねじ又は溶接により固定されている。2
2は受力体2のフランジ部21側に設けられた凹
部である。而して、受力体2は、後述する如く、
カルマン渦に基づく交番の曲げモーメントMvが
零となる位置Bに於て、外乱力に基づく曲げモー
メントMαが、付加物による曲げモーメントMα
の増加分ΔMαと、同符号の曲げモーメントにな
るように構成されている。4bは、第2図に示す
如く、曲げモーメントMvがほぼ零となる位置B
に配置された応力検出部、4aは応力検出部4b
の近くに配置され、曲げモーメントMvが前記増
加分ΔMαと同符号になる条件の位置に配置され
ている(以下、応力検出部4a,4bを総称する
場合には「応力検出部4」と称する)。而して、
応力検出部4は円板状をなし、凹部22に設けら
れ、その中心軸は受力体2の中心軸と一致する。
応力検出部(4)は、この場合は第3図に示す如く、
円板状の素子本体41と電極42,43,44よ
りなる。電極42は薄円板状をなし、素子本体4
1の一面側に設けられている。一方、電極43,
44は、ほぼ弓形をなし、素子本体41の他面側
に素子本体41の中心を挾んで、管路1方向と直
角方向に対称形に設けられている。素子本体41
は、この場合は、圧電素子が使用されている。5
は絶縁材よりなり、応力検出部4を凹部22内に
受力体2より絶縁して封着する封着体で、この場
合は、ガラス材が用いられている。
に直角に設けられた円筒状のノズルである。2は
ノズル11を通して、管路1に直角に挿入された
柱状の受力体で、一端は、ねじ3により管路1に
支持され、他端はフランジ部21において、ノズ
ル11にねじ又は溶接により固定されている。2
2は受力体2のフランジ部21側に設けられた凹
部である。而して、受力体2は、後述する如く、
カルマン渦に基づく交番の曲げモーメントMvが
零となる位置Bに於て、外乱力に基づく曲げモー
メントMαが、付加物による曲げモーメントMα
の増加分ΔMαと、同符号の曲げモーメントにな
るように構成されている。4bは、第2図に示す
如く、曲げモーメントMvがほぼ零となる位置B
に配置された応力検出部、4aは応力検出部4b
の近くに配置され、曲げモーメントMvが前記増
加分ΔMαと同符号になる条件の位置に配置され
ている(以下、応力検出部4a,4bを総称する
場合には「応力検出部4」と称する)。而して、
応力検出部4は円板状をなし、凹部22に設けら
れ、その中心軸は受力体2の中心軸と一致する。
応力検出部(4)は、この場合は第3図に示す如く、
円板状の素子本体41と電極42,43,44よ
りなる。電極42は薄円板状をなし、素子本体4
1の一面側に設けられている。一方、電極43,
44は、ほぼ弓形をなし、素子本体41の他面側
に素子本体41の中心を挾んで、管路1方向と直
角方向に対称形に設けられている。素子本体41
は、この場合は、圧電素子が使用されている。5
は絶縁材よりなり、応力検出部4を凹部22内に
受力体2より絶縁して封着する封着体で、この場
合は、ガラス材が用いられている。
第4図は、第1図の電気回路6(第1図に図示
せず)のブロツク図である。
せず)のブロツク図である。
図において、61は応力検出部4aの出力を増
幅処理する第1入力処理回路である。62は応力
検出部4bの出力を増幅処理する第2入力処理回
路で、ゲインが可変できる構成になつている。6
3は第1と第2処理回路61,62の出力を差動
処理する差動増幅器である。
幅処理する第1入力処理回路である。62は応力
検出部4bの出力を増幅処理する第2入力処理回
路で、ゲインが可変できる構成になつている。6
3は第1と第2処理回路61,62の出力を差動
処理する差動増幅器である。
以上の構成において、管路1内に測定流体が流
れると受力体2にはカルマン渦により第1図に示
す矢印のような交番力Lが作用する。この交番力
Lは封着体5を介して応力検出部4に伝達され
る。この場合、受力体2には、第1図に示す如
く、受力体2の中心軸をはさんで逆方向の応力変
化が発生する。而して、応力検出部4の電極42
−電極43、電極42−電極44間にはこの応力
変化に対応した電気信号(たとえば電荷の変化)
が生ずる。この変化の回数を検出することにより
渦発生周波数が検出できる。而して、電極42−
電極43、電極42−電極44間の電気出力を差
動的に処理すれば、2倍の電気出力を得ることが
できる。
れると受力体2にはカルマン渦により第1図に示
す矢印のような交番力Lが作用する。この交番力
Lは封着体5を介して応力検出部4に伝達され
る。この場合、受力体2には、第1図に示す如
く、受力体2の中心軸をはさんで逆方向の応力変
化が発生する。而して、応力検出部4の電極42
−電極43、電極42−電極44間にはこの応力
変化に対応した電気信号(たとえば電荷の変化)
が生ずる。この変化の回数を検出することにより
渦発生周波数が検出できる。而して、電極42−
電極43、電極42−電極44間の電気出力を差
動的に処理すれば、2倍の電気出力を得ることが
できる。
一方、管路を伝播してくる振動ノイズ、たとえ
ば、ポンプ、コンプレツサー、ダンパーの開閉等
による振動ノイズの影響により、管路全体が振れ
る。この振動によつて、受力体2には前述交番力
Lが作用する方向に受力体2の質量分布等に基ず
く交番の曲げモーメントMαが作用する。この交
番の曲げモーメントMαにより受力体2に生ずる
応力は応力検出部4においてノイズとして検出さ
れる。
ば、ポンプ、コンプレツサー、ダンパーの開閉等
による振動ノイズの影響により、管路全体が振れ
る。この振動によつて、受力体2には前述交番力
Lが作用する方向に受力体2の質量分布等に基ず
く交番の曲げモーメントMαが作用する。この交
番の曲げモーメントMαにより受力体2に生ずる
応力は応力検出部4においてノイズとして検出さ
れる。
第2図は、この曲げモーメントMαを示したも
ので、Mvは渦発生によつて生じた交番の曲げモ
ーメント(測定対象)である。
ので、Mvは渦発生によつて生じた交番の曲げモ
ーメント(測定対象)である。
次に実際に本発明装置を用いる場合には、第5
図に示す如く、測定信号を電気信号等に変換する
変換部を収納するケースC、ケースCを支えるブ
ラケツトD、装置と変換部を連絡するリード線接
続管E、信号を伝送する伝送ケーブルF等が搭載
される。これらは、受力体2の管路1への固定個
所の外側に存在し、主として管路1に固定されて
いるので、管路全体が振れたとしても受力体2へ
の影響はないと一般的に考えられる。
図に示す如く、測定信号を電気信号等に変換する
変換部を収納するケースC、ケースCを支えるブ
ラケツトD、装置と変換部を連絡するリード線接
続管E、信号を伝送する伝送ケーブルF等が搭載
される。これらは、受力体2の管路1への固定個
所の外側に存在し、主として管路1に固定されて
いるので、管路全体が振れたとしても受力体2へ
の影響はないと一般的に考えられる。
しかしながら、管路1は理想的剛体ではないの
で、管路自体が振動すると共に、搭載物により振
動が増幅されることが本願発明者の実験によつて
確認された。
で、管路自体が振動すると共に、搭載物により振
動が増幅されることが本願発明者の実験によつて
確認された。
この結果、曲げモーメントMαは、第6図に示
す如く、受力体2単独に基づく曲げモーメントM
α11と、ケースC、ブラケツトD、接続管E、伝
送ケーブルFに基づく曲げモーメントMα12、と
の重ね合せの曲げモーメントMα1となる。した
がつて、曲げモーメントMα1が零となる位置は
A1となり、曲げモーメントMαが零となる位置
Aは、移動することになる(応力検出部4を1個
用いる場合は、応力検出部4を位置Aに配置すれ
ば、ノイズを検出しないものが得られる。但し、
正確な位置に配置するには手間が掛る)。而し
て、場合によつては、位置Aが曲げモーメント
Mvが零の位置Bと一致する場合が生ずる。ある
いは、ケースC等の搭載物の重量が重く、曲げモ
ーメントMα1が第7図に示す如き特性を示し、
位置Aが全く存在しない場合が生ずる。
す如く、受力体2単独に基づく曲げモーメントM
α11と、ケースC、ブラケツトD、接続管E、伝
送ケーブルFに基づく曲げモーメントMα12、と
の重ね合せの曲げモーメントMα1となる。した
がつて、曲げモーメントMα1が零となる位置は
A1となり、曲げモーメントMαが零となる位置
Aは、移動することになる(応力検出部4を1個
用いる場合は、応力検出部4を位置Aに配置すれ
ば、ノイズを検出しないものが得られる。但し、
正確な位置に配置するには手間が掛る)。而し
て、場合によつては、位置Aが曲げモーメント
Mvが零の位置Bと一致する場合が生ずる。ある
いは、ケースC等の搭載物の重量が重く、曲げモ
ーメントMα1が第7図に示す如き特性を示し、
位置Aが全く存在しない場合が生ずる。
このため、従来は、搭載物等による曲げモーメ
ントMα12の増加をできるだけ少くするために、
ケースC等の重量を軽くしたり、ベロー等を設け
て振動を吸収し、受力体2に生ずる曲げモーメン
トMαの大きさを小さくする工夫がなされてい
た。このため、構造が複雑になる欠点が生ずる。
ントMα12の増加をできるだけ少くするために、
ケースC等の重量を軽くしたり、ベロー等を設け
て振動を吸収し、受力体2に生ずる曲げモーメン
トMαの大きさを小さくする工夫がなされてい
た。このため、構造が複雑になる欠点が生ずる。
而して、ケースC、ブラケツトD、接続管E等
は、本装置の製作時に上場において組立てられる
が、伝送ケーブルF等は計装現場で付加される。
而も、その質量は、計装現場の計装条件によつて
左右される。
は、本装置の製作時に上場において組立てられる
が、伝送ケーブルF等は計装現場で付加される。
而も、その質量は、計装現場の計装条件によつて
左右される。
他方、曲げモーメントMv線図は、搭載物によ
つては、影響を受けない。
つては、影響を受けない。
以下、これらの、外乱振動ノイズおよび付加物
の影響に対する動作について数式によつて説明す
る。
の影響に対する動作について数式によつて説明す
る。
管路1内に測定流体が流れると、応力検出部4
a,4bには電荷が発生する。
a,4bには電荷が発生する。
今、応力検出部4a,4bに発生する発生電荷
を、それぞれ、q1,q2とすると、第8図、第9図
に示す如く。
を、それぞれ、q1,q2とすると、第8図、第9図
に示す如く。
q1=qS1sinωt+qN1sinω′t (1)
q2=qS2sinωt+qN2sinω′t (2)
但し、
qs1,qs2; 曲げモーメントMVに基づき応力
検出部4a,4bに発生する電荷、 qN1,qN2; 曲げモーメントM〓に基づき応
力検出部4a,4bに発生する電荷、 ω; 曲げモーメントMVに基づく角周波数、 ω′; 曲げモーメントMαに基づく角周波
数、 ここで、発生電荷q1,q2を差動増幅器63の入
力とすると、出力qputは次式となる。
検出部4a,4bに発生する電荷、 qN1,qN2; 曲げモーメントM〓に基づき応
力検出部4a,4bに発生する電荷、 ω; 曲げモーメントMVに基づく角周波数、 ω′; 曲げモーメントMαに基づく角周波
数、 ここで、発生電荷q1,q2を差動増幅器63の入
力とすると、出力qputは次式となる。
qput=(A1qS1−A2qS2)sinωt
+(A1qN1−A2qN2)sinω′t (3)
但し、A1,A2:第1、第2入力処理回路のゲ
イン 第2入力処理回路62のゲインA2を調整して A1qN1=A2qN2とすると (4) qput=(A1qS1−A1qN1/qN2・qS2)sinωt(5) となる。
イン 第2入力処理回路62のゲインA2を調整して A1qN1=A2qN2とすると (4) qput=(A1qS1−A1qN1/qN2・qS2)sinωt(5) となる。
応力検出部4bは、曲げモーメントMvがほぼ
零となる位置Bに配置されているので、qS2≒0
となる。したがつて、 qput=A1qS1sinωtとなる。
零となる位置Bに配置されているので、qS2≒0
となる。したがつて、 qput=A1qS1sinωtとなる。
出力qputは曲げモーメントMvに基づくものの
みとなり、曲げモーメントMαに基づくものは検
出されない。即ち、測定信号成分のみが検出で
き、外乱振動ノイズ分は検出されない。
みとなり、曲げモーメントMαに基づくものは検
出されない。即ち、測定信号成分のみが検出で
き、外乱振動ノイズ分は検出されない。
一方、ゲインA2を変えても出力qputは影響さ
れない。即ち、ゲインA2の調節によつては出力
qputは変動せず、測定信号のレベルは常に一定
にできる利点を有する。
れない。即ち、ゲインA2の調節によつては出力
qputは変動せず、測定信号のレベルは常に一定
にできる利点を有する。
次に、計装現場での伝送ケーブルF等の付加物
の影響について説明する。
の影響について説明する。
伝送ケーブルF等の取付けによつて、電荷qN
1′,qN2が増加した場合には、A2=A1qN1/qN2
になる ようにゲインA2を調整すればよい。
1′,qN2が増加した場合には、A2=A1qN1/qN2
になる ようにゲインA2を調整すればよい。
しかし、始めに、たとえば、ケースC等の重量
を重くして、qN1/qN2を1に近ずけておけば、伝
送ケ ーブルF等の付加物の影響は比較的小さく、ゲイ
ンA2の再調整を計装現場で行わなくてもよい利
点を有するものが得られる。以下これを計算によ
つて説明する。
を重くして、qN1/qN2を1に近ずけておけば、伝
送ケ ーブルF等の付加物の影響は比較的小さく、ゲイ
ンA2の再調整を計装現場で行わなくてもよい利
点を有するものが得られる。以下これを計算によ
つて説明する。
(3)式は
qput=(A1qS1−A2qS2)sinωt
+(A1qN1−A2qN2)sinω′t (3)
伝送ケーブルF等によるノイズ増加分を、ΔqN
1,ΔqN2とすると、 qN1→qN1+ΔqN1 qN2→qN2+ΔqN2 曲げモーメントM〓に基づき応力検出部4a,
4bに発生する電荷の和をqNとすれば、 qN=A1(qN1+ΔqN1)−A2(qN2 +ΔqN2) (7) (4)式からA2=A1qN1/qN2であるから qN=A1qN1(ΔqN1/qN1−ΔqN2/qN2)(8
) ここでノイズ増加分の条件を、 (A) qN1/qN2=1+K、ΔqN1/qN2=1
+Kとすると(ノイ ズ増加分も比例的関係にある設定)、 qN=A1qN1((1+K)ΔqN2/(1+K)qN2 −ΔqN2/qN2)=0 (B) qN1/qN2=1+K、ΔqN1=ΔqN2≡Δq
とする と(最悪の条件設定で、曲げモーメントMαの勾
配が零となり、現実には起り得ないものであ
る)。
1,ΔqN2とすると、 qN1→qN1+ΔqN1 qN2→qN2+ΔqN2 曲げモーメントM〓に基づき応力検出部4a,
4bに発生する電荷の和をqNとすれば、 qN=A1(qN1+ΔqN1)−A2(qN2 +ΔqN2) (7) (4)式からA2=A1qN1/qN2であるから qN=A1qN1(ΔqN1/qN1−ΔqN2/qN2)(8
) ここでノイズ増加分の条件を、 (A) qN1/qN2=1+K、ΔqN1/qN2=1
+Kとすると(ノイ ズ増加分も比例的関係にある設定)、 qN=A1qN1((1+K)ΔqN2/(1+K)qN2 −ΔqN2/qN2)=0 (B) qN1/qN2=1+K、ΔqN1=ΔqN2≡Δq
とする と(最悪の条件設定で、曲げモーメントMαの勾
配が零となり、現実には起り得ないものであ
る)。
qN=A1qN1(ΔqN2/(1+K)qN2−ΔqN2/
qN2) =A1K(−〓q) これを、応力検出部一個の場合で、位置Aに応
力検出部が配置されたもの(実際には、厳密に位
置Aに配置することは容易でないが)のノイズ増
加分qN=A1Δqと比較すると、 条件(A)の場合はqN=0であり、問題なく良好
である。
qN2) =A1K(−〓q) これを、応力検出部一個の場合で、位置Aに応
力検出部が配置されたもの(実際には、厳密に位
置Aに配置することは容易でないが)のノイズ増
加分qN=A1Δqと比較すると、 条件(A)の場合はqN=0であり、問題なく良好
である。
条件(B)の場合はqN=A1K(−Δq)であり、
0<K<1であれば、ノイズ増加分は少くなる。
0<K<1であれば、ノイズ増加分は少くなる。
0<K<1の条件を満すには、たとえばケース
C等の搭載物の重量を、予想される伝送ケーブル
F等の附加重量より、充分大きくすれば比較的容
易に達成できる。
C等の搭載物の重量を、予想される伝送ケーブル
F等の附加重量より、充分大きくすれば比較的容
易に達成できる。
なお、前述の実施例においては、受力体2は、
管路1に一端が固定され、他端が支持された場合
について説明したが、両端共に管路1に固定され
たものであつてもよい。
管路1に一端が固定され、他端が支持された場合
について説明したが、両端共に管路1に固定され
たものであつてもよい。
また、実述の実施例においては、応力検出部4
a,4bで検出された同相のノイズ成分は差動増
幅器63により差動的に処理されノイズはキヤン
セルされると説明したが、応力検出部4bの圧電
素子本体41の分極の軸方向を逆転させる、或
は、応力検出部4bより取出したリードを第2入
力処理回路に逆接続して応力検出部4bの出力
を、応力検出部4aの出力に対して逆位相となる
ようにし、両出力を加算して、ノイズ成分をキヤ
ンセルするようにしてもよい。このようにすれ
ば、応力検出部4a,4bの出力の一方の位相を
電気的に逆転させる処理が不要になるので安価に
できる。
a,4bで検出された同相のノイズ成分は差動増
幅器63により差動的に処理されノイズはキヤン
セルされると説明したが、応力検出部4bの圧電
素子本体41の分極の軸方向を逆転させる、或
は、応力検出部4bより取出したリードを第2入
力処理回路に逆接続して応力検出部4bの出力
を、応力検出部4aの出力に対して逆位相となる
ようにし、両出力を加算して、ノイズ成分をキヤ
ンセルするようにしてもよい。このようにすれ
ば、応力検出部4a,4bの出力の一方の位相を
電気的に逆転させる処理が不要になるので安価に
できる。
また、前述の実施例においては、第2入力処理
回路のゲインを調整すると説明したが、ゲイン調
整前に(4)式を満足する条件にあるものにおいては
ゲイン調整は必要ない。即ち、このようなものに
おいては、ゲイン調整回路はなくてもよいことは
勿論である。
回路のゲインを調整すると説明したが、ゲイン調
整前に(4)式を満足する条件にあるものにおいては
ゲイン調整は必要ない。即ち、このようなものに
おいては、ゲイン調整回路はなくてもよいことは
勿論である。
また、前述の実施例においては、応力検出方式
のものについて説明したが、これに限ることはな
く、歪み検出、あるいは、変位検出方式等のカル
マン渦利用の流速流量測定装置に本発明を用いる
ことができることは勿論である。
のものについて説明したが、これに限ることはな
く、歪み検出、あるいは、変位検出方式等のカル
マン渦利用の流速流量測定装置に本発明を用いる
ことができることは勿論である。
また、前述の実施例においては、応力検出部4
bは曲げモーメントMvがほぼ零となる受力体の
位置Bに配置されると説明したが、ほぼ鴿の位置
に限ることはなく、応力検出部4bは外乱力によ
る応力が附加物によつて増加する増加応力と同符
号となる第1位置に設けられればよい。即ち、前
述(3)式において、ゲインA2を調整してA1qN1=
A2qN2とすれば信号成分のみを検出することがで
きるからである。
bは曲げモーメントMvがほぼ零となる受力体の
位置Bに配置されると説明したが、ほぼ鴿の位置
に限ることはなく、応力検出部4bは外乱力によ
る応力が附加物によつて増加する増加応力と同符
号となる第1位置に設けられればよい。即ち、前
述(3)式において、ゲインA2を調整してA1qN1=
A2qN2とすれば信号成分のみを検出することがで
きるからである。
また前述の実施例においては、外乱振動による
影響が、附加重量の増加によつて増加される場合
について説明したが、外乱振動周波数の変化によ
つて、装置が共振特性を有するので、実質的に重
量が附加されたと同様な作用をなす場合について
も同様であることは勿論である。
影響が、附加重量の増加によつて増加される場合
について説明したが、外乱振動周波数の変化によ
つて、装置が共振特性を有するので、実質的に重
量が附加されたと同様な作用をなす場合について
も同様であることは勿論である。
以上説明したように、本発明によれば、簡単な
構成により、外乱力によるノイズをきわめて小さ
くできて、S/N比を改善でき、耐震性の秀れ、
堅牢な流速流量測定装置を実現することができ
る。
構成により、外乱力によるノイズをきわめて小さ
くできて、S/N比を改善でき、耐震性の秀れ、
堅牢な流速流量測定装置を実現することができ
る。
第1図は本発明の一実施例の構成説明図、第2
図は第1図の曲げモーメント線図、第3図は第1
図の部品図、第4図は第1図の電気回路のブロツ
ク図、第5図は第1図の実際の使用例の全体構成
説明図、第6図、第7図は第1図の動作説明図、
第8図、第9図はそれぞれ、第1図、第2図の要
部説明図である。 1……管路、11……ノズル、22……凹部、
4a,4b……応力検出部、41……素子本体、
42,43,44……電極、5……封着体、6…
…電気回路、61……第1入力処理回路、62…
…第2入力処理回路、63……差動増幅器、L…
…交番力、Mv,Mα……曲げモーメント、P…
…外乱力。
図は第1図の曲げモーメント線図、第3図は第1
図の部品図、第4図は第1図の電気回路のブロツ
ク図、第5図は第1図の実際の使用例の全体構成
説明図、第6図、第7図は第1図の動作説明図、
第8図、第9図はそれぞれ、第1図、第2図の要
部説明図である。 1……管路、11……ノズル、22……凹部、
4a,4b……応力検出部、41……素子本体、
42,43,44……電極、5……封着体、6…
…電気回路、61……第1入力処理回路、62…
…第2入力処理回路、63……差動増幅器、L…
…交番力、Mv,Mα……曲げモーメント、P…
…外乱力。
Claims (1)
- 1 カルマン渦により受力体に作用する交番力を
検出して流速又は流量を測定する流速流量測定装
置において、管路に一端が固定され他端が固定又
は支持され第1位置に於て外乱力による応力が附
加物によつて増加する増加応力と同符号となるよ
うに構成された柱状の受力体と、該受力体の前記
第1位置に設けられた第1応力検出部と、該第1
応力検出部近くに配置され前記交番力による応力
が前記増加応力と同符号となる位置に設けられた
第2応力検出部と、前記第1応力検出部の出力を
処理する第1入力処理回路と、前記第2応力検出
部の出力を処理する第2入力処理回路と、該第2
入力処理回路と前記第1入力処理回路との出力を
加算あるいは減算する加減算器とを具備したこと
を特徴とする流速流量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55125694A JPS5748610A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Measuring device for speed and rate of flow |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55125694A JPS5748610A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Measuring device for speed and rate of flow |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5748610A JPS5748610A (en) | 1982-03-20 |
JPS6126007B2 true JPS6126007B2 (ja) | 1986-06-18 |
Family
ID=14916383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55125694A Granted JPS5748610A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Measuring device for speed and rate of flow |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5748610A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5869772A (en) * | 1996-11-27 | 1999-02-09 | Storer; William James A. | Vortex flowmeter including cantilevered vortex and vibration sensing beams |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP55125694A patent/JPS5748610A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5748610A (en) | 1982-03-20 |
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