JPS6125916A - エンジンの吸気装置 - Google Patents
エンジンの吸気装置Info
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- JPS6125916A JPS6125916A JP14775484A JP14775484A JPS6125916A JP S6125916 A JPS6125916 A JP S6125916A JP 14775484 A JP14775484 A JP 14775484A JP 14775484 A JP14775484 A JP 14775484A JP S6125916 A JPS6125916 A JP S6125916A
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- JP
- Japan
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- intake
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- low
- air
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- Pending
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 27
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 16
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M13/00—Arrangements of two or more separate carburettors; Carburettors using more than one fuel
- F02M13/02—Separate carburettors
- F02M13/021—Particular constructional measures of the intake conduits between carburettors and cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B31/00—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder
- F02B31/08—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder having multiple air inlets
- F02B31/085—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder having multiple air inlets having two inlet valves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は燃焼室に開口した２つの吸気ポートにそれぞれ
連なる互いに独立した吸気通路を有し、かつ一方の吸気
通路が制御弁で開閉されるようにしたエンジンの吸気装
置に関するものである。
連なる互いに独立した吸気通路を有し、かつ一方の吸気
通路が制御弁で開閉されるようにしたエンジンの吸気装
置に関するものである。
（従来技術）
従来、吸気拡大室からの反射波による吸気の慣性効果等
を利用して異なる運転領域でそれぞれ出力性能を向−ヒ
するため、燃焼室に開口した２つの吸気ポートに連なる
互いに独立した吸気通路を形成し、その一方の吸気通路
を制御弁により運転状態に応じて開閉づ゛るようにした
ものがある。例えば特開昭５７−１１０７６５号公報に
示された装置では、第１吸気通路（第１吸気技路）と第
２吸気通路（第２吸気枝路）とを個別に吸気ポートを介
して燃焼室に開口させるとともに、第２吸気通路を高速
域で吸気の慣性効果等が高められる長さとし、第１吸気
通路を第２吸気通路より長くして低中速域に適合する長
さとしている。そして、第２吸気通路を制御弁によって
低速あるいは低出力時に閏じることにより、低速域では
吸気流速を高めるとともに第１吸気通路における吸気の
動的効果で吸入効率を高めて出力を向上し、高速域では
第２吸気通路からも吸気を供給し゛て第２吸気通路にお
ける吸気の動的効果で出力を向上するようにしている。
を利用して異なる運転領域でそれぞれ出力性能を向−ヒ
するため、燃焼室に開口した２つの吸気ポートに連なる
互いに独立した吸気通路を形成し、その一方の吸気通路
を制御弁により運転状態に応じて開閉づ゛るようにした
ものがある。例えば特開昭５７−１１０７６５号公報に
示された装置では、第１吸気通路（第１吸気技路）と第
２吸気通路（第２吸気枝路）とを個別に吸気ポートを介
して燃焼室に開口させるとともに、第２吸気通路を高速
域で吸気の慣性効果等が高められる長さとし、第１吸気
通路を第２吸気通路より長くして低中速域に適合する長
さとしている。そして、第２吸気通路を制御弁によって
低速あるいは低出力時に閏じることにより、低速域では
吸気流速を高めるとともに第１吸気通路における吸気の
動的効果で吸入効率を高めて出力を向上し、高速域では
第２吸気通路からも吸気を供給し゛て第２吸気通路にお
ける吸気の動的効果で出力を向上するようにしている。
このような装置においては、第２吸気通路が閉じられて
いる運転領域のうちで吸気流ｍが比較的多くなる領域で
は、第１吸気通路下流の吸気ポートのみから吸気が燃焼
室に導入されると吸気抵抗が増大する。このため上記公
報では、第１吸気通路と第２吸気通路とを燃焼室近傍で
連通させることにより、第２吸気通路が閉じられている
とき、第１吸気通路を通る吸気の一部を第２吸気通路の
下流の吸気ポートにも分流させて、吸気抵抗を軽減させ
るようにすることも提案されている。ただしこのように
した場合、吸気流量が少ないときにも第１吸気通路から
２つの吸気ポートに吸気が分流されること−どなるが、
このように分流される場合とそうでない場合（両吸気通
路を連通させない場合）とでは吸気ポートにおける吸気
流速や吸気の動的効果が相違する。また吸気流量が少な
いときは吸気スワールを利用すれば燃焼効率を高めるこ
とができるので、この点も考晶して吸気の供給を制御す
ることが望ましい。
いる運転領域のうちで吸気流ｍが比較的多くなる領域で
は、第１吸気通路下流の吸気ポートのみから吸気が燃焼
室に導入されると吸気抵抗が増大する。このため上記公
報では、第１吸気通路と第２吸気通路とを燃焼室近傍で
連通させることにより、第２吸気通路が閉じられている
とき、第１吸気通路を通る吸気の一部を第２吸気通路の
下流の吸気ポートにも分流させて、吸気抵抗を軽減させ
るようにすることも提案されている。ただしこのように
した場合、吸気流量が少ないときにも第１吸気通路から
２つの吸気ポートに吸気が分流されること−どなるが、
このように分流される場合とそうでない場合（両吸気通
路を連通させない場合）とでは吸気ポートにおける吸気
流速や吸気の動的効果が相違する。また吸気流量が少な
いときは吸気スワールを利用すれば燃焼効率を高めるこ
とができるので、この点も考晶して吸気の供給を制御す
ることが望ましい。
（発明の目的）
本発明はこのような事情に鑑み、運転状態に応じて吸気
の動的効果、吸気流速、吸気スワール等を適切に調整し
、全運転領域にわたって出力性能をより一層向上り゛る
ことのできるエンジンの吸気装置を提供するものである
。
の動的効果、吸気流速、吸気スワール等を適切に調整し
、全運転領域にわたって出力性能をより一層向上り゛る
ことのできるエンジンの吸気装置を提供するものである
。
（発明の構成）
本発明は、燃焼室に開口する第１および第２吸気ポート
と、この各吸気ポートと吸気拡大室とをそれぞれ連通さ
せる互いに独立した第１および第２吸気通路と、第２吸
気通路に設けられて、エンジン回転数もしくは負荷が所
定値以下の運転領域でこの通路を閉じる制御弁とを備え
たエンジンの吸気装置において、上記両吸気通路を上記
制御弁の下流かつ燃焼室近傍で連通ずる連通路を設ける
とともに、この連通路に、少なくとも低回転、低負荷運
転域で連通路を閉じて、上記制御弁が開かれる運転域に
達するまでの特定運転領域で連通路を開く弁装置を設け
たものである。つまり運転状態（例えばエンジン回転数
）に応じ、第１吸気通路から第１吸気ポートにのみ吸気
が流れる状態と、第１吸気通路から両吸気ポートに吸気
が分流する状態と、両吸気通路から両吸気ポートにそれ
ぞれ吸気が流れる状態とに、吸気流通状態が３段階に切
替えられるようにしたものである。
と、この各吸気ポートと吸気拡大室とをそれぞれ連通さ
せる互いに独立した第１および第２吸気通路と、第２吸
気通路に設けられて、エンジン回転数もしくは負荷が所
定値以下の運転領域でこの通路を閉じる制御弁とを備え
たエンジンの吸気装置において、上記両吸気通路を上記
制御弁の下流かつ燃焼室近傍で連通ずる連通路を設ける
とともに、この連通路に、少なくとも低回転、低負荷運
転域で連通路を閉じて、上記制御弁が開かれる運転域に
達するまでの特定運転領域で連通路を開く弁装置を設け
たものである。つまり運転状態（例えばエンジン回転数
）に応じ、第１吸気通路から第１吸気ポートにのみ吸気
が流れる状態と、第１吸気通路から両吸気ポートに吸気
が分流する状態と、両吸気通路から両吸気ポートにそれ
ぞれ吸気が流れる状態とに、吸気流通状態が３段階に切
替えられるようにしたものである。
（実施例）
第１図および第２図は本発明装置の実施例を示している
。これらの図において、１はシリンダブロック、２はシ
リンダヘッド、３はシリンダブロック１のシリンダ孔４
内に収容されたピストンであって、ピストン３の上方に
は燃焼室５が形成されている。上記燃焼室５には、シリ
ンダヘッド２に形成された第１および第２の２つの吸気
ポート６．７と２つの排気ポート８，９とが開口し、こ
わらのポートにそれぞれ吸気弁１０および排気弁１１が
装備されている。さらにシリンダヘッド２には、プラグ
孔１２を通して燃焼室５に臨む点火プラグ１３が取付け
られている。
。これらの図において、１はシリンダブロック、２はシ
リンダヘッド、３はシリンダブロック１のシリンダ孔４
内に収容されたピストンであって、ピストン３の上方に
は燃焼室５が形成されている。上記燃焼室５には、シリ
ンダヘッド２に形成された第１および第２の２つの吸気
ポート６．７と２つの排気ポート８，９とが開口し、こ
わらのポートにそれぞれ吸気弁１０および排気弁１１が
装備されている。さらにシリンダヘッド２には、プラグ
孔１２を通して燃焼室５に臨む点火プラグ１３が取付け
られている。
上記各吸気ポート６．７は第１吸気通路１５および第２
吸気通路１６を介してそれぞれ吸気拡大室（サージタン
ク）５０に接続されており、この両吸気通路１５．１６
は互いに独立して形成されている。そして第１吸気通路
１５は、低速域で吸気の慣性効果を高めるようにその通
路長さく拡大室５０から第１吸気ポート６までの長さ）
および通路断面積が予め設定され、また第２吸気通路１
６は、高速域で吸気の慣性効果を高めるようにその通路
長さおよび通路断面積が予め設定されている。また第１
図に示すように、この各吸気通路１５．１・６に連なる
前記各吸気ポート６．７が、燃焼室５内のシリンダ中心
からずれた方向に開口することにより、吸気が第１吸気
通路１５を通って第１吸気ポート６から燃焼室５に導入
されるときは矢印で示す旋回流（吸気スワール）が生じ
、第２吸気ポート７からも吸気が導入されるときは上記
旋回流が打消されるようになっている。
吸気通路１６を介してそれぞれ吸気拡大室（サージタン
ク）５０に接続されており、この両吸気通路１５．１６
は互いに独立して形成されている。そして第１吸気通路
１５は、低速域で吸気の慣性効果を高めるようにその通
路長さく拡大室５０から第１吸気ポート６までの長さ）
および通路断面積が予め設定され、また第２吸気通路１
６は、高速域で吸気の慣性効果を高めるようにその通路
長さおよび通路断面積が予め設定されている。また第１
図に示すように、この各吸気通路１５．１・６に連なる
前記各吸気ポート６．７が、燃焼室５内のシリンダ中心
からずれた方向に開口することにより、吸気が第１吸気
通路１５を通って第１吸気ポート６から燃焼室５に導入
されるときは矢印で示す旋回流（吸気スワール）が生じ
、第２吸気ポート７からも吸気が導入されるときは上記
旋回流が打消されるようになっている。
上記第２吸気通路１６には、この通路１６を運転状態に
応じて開閉する制御弁１８が設けられており、この制御
弁１８は、レバー１９等を介して電磁式のアクチュエー
タ２０に連結されている。
応じて開閉する制御弁１８が設けられており、この制御
弁１８は、レバー１９等を介して電磁式のアクチュエー
タ２０に連結されている。
一方、第１吸気通路１５には燃料噴射弁２１が装備され
ている。また上記制御弁１８よりも下流の燃焼室５近傍
では、上記両吸気通路１５．１６の間の仕切壁の一部が
切欠されて、両吸気通路１５゜１６を連通する連通路２
３が形成されており、この連通路２３には弁装置２４が
設けられている。
ている。また上記制御弁１８よりも下流の燃焼室５近傍
では、上記両吸気通路１５．１６の間の仕切壁の一部が
切欠されて、両吸気通路１５゜１６を連通する連通路２
３が形成されており、この連通路２３には弁装置２４が
設けられている。
この弁装置２４は、例えば一端が回動軸２５に取付けら
れた弁体２６により形成され、レバー２７等を介して電
磁式の７クチユエータ２８に連結されている。そして、
上記弁体２６が実線で示すように連通路２３を閉じる状
態と、二点鎖線で示すように第２吸気通路１６側に回動
して連通路２３を開く状態とに開閉作動されるようにな
っている。
れた弁体２６により形成され、レバー２７等を介して電
磁式の７クチユエータ２８に連結されている。そして、
上記弁体２６が実線で示すように連通路２３を閉じる状
態と、二点鎖線で示すように第２吸気通路１６側に回動
して連通路２３を開く状態とに開閉作動されるようにな
っている。
ただし弁装＠２４はこのような構造に限らず、上記連通
路２３を閉じる状態と、第１吸気通路１５を遮蔽するこ
となく連通路２３を開く′状態とに開閉作動することが
できるものであればよい。
路２３を閉じる状態と、第１吸気通路１５を遮蔽するこ
となく連通路２３を開く′状態とに開閉作動することが
できるものであればよい。
上記制御弁１８および弁装＠２４は、回転数センサ３１
の出力を受ける制御回路３０によりアクチュエータ２０
．２８を介して制御されるようになっている。上記制御
回路３０は、比較的低い第１の設定回転数Ｎ１と比較的
高い第２の設定回転数Ｎ２とを予め記憶している。そし
て回転数センサ３１の出力に応じ、上記制御弁１８を第
２の設定回転数Ｎ２未満の低中速域では閉じて第２の設
定回転数Ｎ２以上の高速域では開くように制御する一方
、上記弁装置２４を第１の設定回転数Ｎ１未満の低速域
では閉状態として第１の設定回転数Ｎ１から第２の設定
回転数Ｎ２までの中速域では開状態とするように制御し
ている。なお、弁装置２４が図示の構造となっている場
合、制御弁１８が開かれる高速域では第２吸気通路１６
の吸気の流通を妨げないように弁装置２４を閉状態とす
る。
の出力を受ける制御回路３０によりアクチュエータ２０
．２８を介して制御されるようになっている。上記制御
回路３０は、比較的低い第１の設定回転数Ｎ１と比較的
高い第２の設定回転数Ｎ２とを予め記憶している。そし
て回転数センサ３１の出力に応じ、上記制御弁１８を第
２の設定回転数Ｎ２未満の低中速域では閉じて第２の設
定回転数Ｎ２以上の高速域では開くように制御する一方
、上記弁装置２４を第１の設定回転数Ｎ１未満の低速域
では閉状態として第１の設定回転数Ｎ１から第２の設定
回転数Ｎ２までの中速域では開状態とするように制御し
ている。なお、弁装置２４が図示の構造となっている場
合、制御弁１８が開かれる高速域では第２吸気通路１６
の吸気の流通を妨げないように弁装置２４を閉状態とす
る。
ただし、弁装置が開状態でも第２吸気通路１６の気流の
流通を妨げないような構造どなっていれば、高速域で弁
装置を開状態としてもよい。
流通を妨げないような構造どなっていれば、高速域で弁
装置を開状態としてもよい。
このように構成された吸気装置においては、第３図に実
線Ａ１．Ａ２ 、Ａ３で示すように、低速域、中速域お
よび高速域でそれぞれ出力トルクが高められる。つまり
、第２の設定回転数Ｎ２未満の低中速域では、第２吸気
通路１６が制御弁１８で閉じられ、吸気が第１吸気通路
１５を通って燃焼室５に供給されるため、吸気流速が大
きくなるとともに、予めこのような運転域に適合するよ
うに形成された第１吸気通路１５によって吸気の慣性効
果が高められる。とくにこのような運転域のうちでも、
吸気流量が比較的少ない第１の設定回転数Ｎ１未満の低
速域では、前記連通路２３も弁装置２４によって閉じら
れることにより、吸気が第１吸気ポート６のみから燃焼
室５に導入されて、第２吸気ポート７に分流されること
がないため、燃焼蛮５内に吸気スワールが生じて燃焼効
率が高められ、吸気流速および吸気の慣性効果も高く保
たれる。従ってこれらの相乗作用により、低速域では第
２吸気通路１６が開かれた場合（破線Ｂ）や連通路２３
が開かれた場合、（破線Ｃ）とを比べて出力トルクが高
められる。
線Ａ１．Ａ２ 、Ａ３で示すように、低速域、中速域お
よび高速域でそれぞれ出力トルクが高められる。つまり
、第２の設定回転数Ｎ２未満の低中速域では、第２吸気
通路１６が制御弁１８で閉じられ、吸気が第１吸気通路
１５を通って燃焼室５に供給されるため、吸気流速が大
きくなるとともに、予めこのような運転域に適合するよ
うに形成された第１吸気通路１５によって吸気の慣性効
果が高められる。とくにこのような運転域のうちでも、
吸気流量が比較的少ない第１の設定回転数Ｎ１未満の低
速域では、前記連通路２３も弁装置２４によって閉じら
れることにより、吸気が第１吸気ポート６のみから燃焼
室５に導入されて、第２吸気ポート７に分流されること
がないため、燃焼蛮５内に吸気スワールが生じて燃焼効
率が高められ、吸気流速および吸気の慣性効果も高く保
たれる。従ってこれらの相乗作用により、低速域では第
２吸気通路１６が開かれた場合（破線Ｂ）や連通路２３
が開かれた場合、（破線Ｃ）とを比べて出力トルクが高
められる。
またある程度エンジン回転数が高くなって吸気流量が増
加すると、吸気を第１吸気ポート６から燃焼室５に導入
するだけでは吸気抵抗が増大して吸入効率に影響を及ぼ
すが、その影響が大ぎくなるような第１の設定回転数Ｎ
１と第２の設定回転数Ｎ２との間の中速域では、前記連
通路２３が開かれることにより、第１吸気通路１５を通
る吸気が第２吸気ポート７にも分流されて燃焼室５に導
入される。こうして中速域では、第１吸気通路１５によ
る吸気の慣性効果は維持されながら吸気抵抗が軽減され
るため、中速域で連通路２３が開かれない場合（破線Ｄ
）と比べて出力トルクが高められ、第２吸気通路１６が
開かれる場合と比べても出力トルクが高められる。
加すると、吸気を第１吸気ポート６から燃焼室５に導入
するだけでは吸気抵抗が増大して吸入効率に影響を及ぼ
すが、その影響が大ぎくなるような第１の設定回転数Ｎ
１と第２の設定回転数Ｎ２との間の中速域では、前記連
通路２３が開かれることにより、第１吸気通路１５を通
る吸気が第２吸気ポート７にも分流されて燃焼室５に導
入される。こうして中速域では、第１吸気通路１５によ
る吸気の慣性効果は維持されながら吸気抵抗が軽減され
るため、中速域で連通路２３が開かれない場合（破線Ｄ
）と比べて出力トルクが高められ、第２吸気通路１６が
開かれる場合と比べても出力トルクが高められる。
第２の設定回転数Ｎ２以上の高速域では、第２吸気通路
１６が開かれることに具、す、予め高速域に適合するよ
うに形成された第２吸気通路１６からも吸気が燃焼室５
に送られ、第２吸気通路１６において吸気の慣性効果が
高められることにより出力トルクが高められる。
１６が開かれることに具、す、予め高速域に適合するよ
うに形成された第２吸気通路１６からも吸気が燃焼室５
に送られ、第２吸気通路１６において吸気の慣性効果が
高められることにより出力トルクが高められる。
なお、上記実施例ではエンジン回転数に応じて制御弁１
８および弁装置２４を制御しているが、負荷に応じて高
負荷域で制御弁１８を開き、中負荷域で弁装置２４を開
くようにしてもよく、またエンジン回転数と負荷の双方
に応じてこれらを制御してもよい。
８および弁装置２４を制御しているが、負荷に応じて高
負荷域で制御弁１８を開き、中負荷域で弁装置２４を開
くようにしてもよく、またエンジン回転数と負荷の双方
に応じてこれらを制御してもよい。
（発明の効果）
以上のように本発明は、第１および第２吸気ポートに連
なる第１および第２吸気通路を互いに独立させて形成し
、エンジン回転数または負荷が高い領域で第２吸気通路
を開くとともに、第２吸気通路が閉じられている運転領
域のうちで吸気流量が比較的多い領域では上記両吸気通
路を燃焼室近傍で連通ずる連通路を開ぎ、吸気流量の少
ない領域では上記連通路を閉じるようにしている。この
ため、各種運転域での吸気の慣性効果による吸入効率の
向上、吸気流量が少ないときの吸気スワールによる燃焼
性の向上、吸気流量が増加したとぎの吸気抵抗の軽減等
が適切に行われ、全運転域で出力を向上することができ
るものである。
なる第１および第２吸気通路を互いに独立させて形成し
、エンジン回転数または負荷が高い領域で第２吸気通路
を開くとともに、第２吸気通路が閉じられている運転領
域のうちで吸気流量が比較的多い領域では上記両吸気通
路を燃焼室近傍で連通ずる連通路を開ぎ、吸気流量の少
ない領域では上記連通路を閉じるようにしている。この
ため、各種運転域での吸気の慣性効果による吸入効率の
向上、吸気流量が少ないときの吸気スワールによる燃焼
性の向上、吸気流量が増加したとぎの吸気抵抗の軽減等
が適切に行われ、全運転域で出力を向上することができ
るものである。
第１図は本発明装置の実施例を示す横断平面図、第２図
は同縦断正面図、第３図はエンジン回転数に応じた出力
トルク変化の特性図である。 ５・・・燃焼室、６・・・第１吸気ポート、７・・・第
２吸気ポート、１５・・・第１吸気通路、１６・・・第
２吸気通路、１８・・・制御弁、２３・・・連通路、２
４・・・弁装置、３０・・・制御回路。
は同縦断正面図、第３図はエンジン回転数に応じた出力
トルク変化の特性図である。 ５・・・燃焼室、６・・・第１吸気ポート、７・・・第
２吸気ポート、１５・・・第１吸気通路、１６・・・第
２吸気通路、１８・・・制御弁、２３・・・連通路、２
４・・・弁装置、３０・・・制御回路。
Claims (1)
- １、燃焼室に開口する第１および第２吸気ポートと、こ
の各吸気ポートと吸気拡大室とをそれぞれ連通させる互
いに独立した第１および第２吸気通路と、第２吸気通路
に設けられて、エンジン回転数もしくは負荷が所定値以
下の運転領域でこの通路を閉じる制御弁とを備えたエン
ジンの吸気装置において、上記両吸気通路を上記制御弁
の下流かつ燃焼室近傍で連通する連通路を設けるととも
に、この連通路に、少なくとも低回転、低負荷運転域で
連通路を閉じて、上記制御弁が開かれる運転域に達する
までの特定運転領域で連通路を開く弁装置を設けたこと
を特徴とするエンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14775484A JPS6125916A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14775484A JPS6125916A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | エンジンの吸気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6125916A true JPS6125916A (ja) | 1986-02-05 |
Family
ID=15437393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14775484A Pending JPS6125916A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6125916A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2641037A1 (ja) * | 1988-12-23 | 1990-06-29 | Daimler Benz Ag | |
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