JPS61258030A - 結束紡績装置の加撚ノズルの組付構造 - Google Patents
結束紡績装置の加撚ノズルの組付構造Info
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- JPS61258030A JPS61258030A JP9584085A JP9584085A JPS61258030A JP S61258030 A JPS61258030 A JP S61258030A JP 9584085 A JP9584085 A JP 9584085A JP 9584085 A JP9584085 A JP 9584085A JP S61258030 A JPS61258030 A JP S61258030A
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- ring
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/11—Spinning by false-twisting
- D01H1/115—Spinning by false-twisting using pneumatic means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明は結束紡績装置の加熱ノズルに係り、詳しくは
ノズルハウジングにノズル本体が嵌挿されノズル本体と
ノズルハウジング間にエアタンクが形成される構成の加
熱ノズルの組付構造に関するものである。
ノズルハウジングにノズル本体が嵌挿されノズル本体と
ノズルハウジング間にエアタンクが形成される構成の加
熱ノズルの組付構造に関するものである。
(従来の技術)
結束紡績においてはドラフト装置から連続的に供給され
る繊維束を加熱ノズルに導入し、加熱ノズル内の空気渦
流によって加熱、解撚作用を施すことにより結束紡績糸
が製造される。そして、加熱ノズル内に導入された繊維
束は噴入空気流の作用によって回転され、バルーニング
を起こし糸通路の壁面に接触しながら進行する。従って
、ノズルの糸通路は耐摩耗性材料で形成し耐久性をもた
せる必要がある。又、結束紡績糸は糸の長手方向に延び
る芯繊維(中心繊維束)の周囲に結束繊維が巻付くこと
により糸が形成され、結束繊維の量及び巻付角度により
糸の強度が変化する。そして、この結束188はドラフ
ト装置の最終ローラであるフロントローラから幅広なリ
ボン状で供給される繊維束の両端部において派生するた
め、周辺の空気流の影響を受けやすい。結束紡績におい
ては糸の紡出速度が速く、それに対応してフロントロー
ラも高速で回転され、強い随伴気流が発生する。
る繊維束を加熱ノズルに導入し、加熱ノズル内の空気渦
流によって加熱、解撚作用を施すことにより結束紡績糸
が製造される。そして、加熱ノズル内に導入された繊維
束は噴入空気流の作用によって回転され、バルーニング
を起こし糸通路の壁面に接触しながら進行する。従って
、ノズルの糸通路は耐摩耗性材料で形成し耐久性をもた
せる必要がある。又、結束紡績糸は糸の長手方向に延び
る芯繊維(中心繊維束)の周囲に結束繊維が巻付くこと
により糸が形成され、結束繊維の量及び巻付角度により
糸の強度が変化する。そして、この結束188はドラフ
ト装置の最終ローラであるフロントローラから幅広なリ
ボン状で供給される繊維束の両端部において派生するた
め、周辺の空気流の影響を受けやすい。結束紡績におい
ては糸の紡出速度が速く、それに対応してフロントロー
ラも高速で回転され、強い随伴気流が発生する。
そして、加熱ノズルはその入口部がフロントローラの直
後に配設されるため、前記随伴気流が幅広なリボン状で
加熱ノズルに導入されつつある繊維束を乱し、結束繊維
の巻付は効果に影響を及ぼし糸品質が不安定となるとい
う問題がある。前記随伴気流の影響を弱めるためにも、
ノズルの端部をフロントローラの外周面に対応した2つ
の円弧面を組合わせた形状に形成するとともにフロント
ローラの外周面に近接した状態で配置することが好まし
い。又、入口部は幅広なリボン状のIl維束を円滑に導
入するために、フロントローラ側はど拡径となる形状に
形成することが好ましい。ところが、このような複雑な
形状のノズル全体をセラミックス等の耐摩耗性材料で製
作することは困難である。そこで、繊維束が接触しなが
ら進行する糸通路を有するノズル本体を耐摩耗性材料で
形成し、該ノズル本体を金属、プラスチック等の加工性
の容易な材料で形成したノズルハウジングに装備するの
が好ましい。この場合糸通路内に噴入するための高圧空
気をノズル外部より供給し圧縮空気の洩れがなく糸通路
内に空気i流を形成するには、ノズル本体の外周とノズ
ルハウジング内周との間に気密性の保持されたエアタン
クを形成する必要がある。
後に配設されるため、前記随伴気流が幅広なリボン状で
加熱ノズルに導入されつつある繊維束を乱し、結束繊維
の巻付は効果に影響を及ぼし糸品質が不安定となるとい
う問題がある。前記随伴気流の影響を弱めるためにも、
ノズルの端部をフロントローラの外周面に対応した2つ
の円弧面を組合わせた形状に形成するとともにフロント
ローラの外周面に近接した状態で配置することが好まし
い。又、入口部は幅広なリボン状のIl維束を円滑に導
入するために、フロントローラ側はど拡径となる形状に
形成することが好ましい。ところが、このような複雑な
形状のノズル全体をセラミックス等の耐摩耗性材料で製
作することは困難である。そこで、繊維束が接触しなが
ら進行する糸通路を有するノズル本体を耐摩耗性材料で
形成し、該ノズル本体を金属、プラスチック等の加工性
の容易な材料で形成したノズルハウジングに装備するの
が好ましい。この場合糸通路内に噴入するための高圧空
気をノズル外部より供給し圧縮空気の洩れがなく糸通路
内に空気i流を形成するには、ノズル本体の外周とノズ
ルハウジング内周との間に気密性の保持されたエアタン
クを形成する必要がある。
円筒あるいは円柱上の物体を気密性を保持した状態でハ
ウジング内に収容する場合には、一般に第5図(a)、
(b)に示すように物体31の外周面あるいはハウジン
グ32の内周面にOリング収容溝33を設は該収容溝3
3内にOリング34を装着することが行われている。と
ころが、Oリング収容溝33は収容されるOリング34
に対応して所定の深さに正確に形成する必要があり、O
リング収容溝の加工はコスト高の原因となる。又、この
ような構成を採用し、しかもノズル本体とハウジングと
の気密性を確実にしようとするとノズル本体をハウジン
グ内に挿入する際に0リングの抵抗が大きくなり挿入が
困難となるという問題がある。
ウジング内に収容する場合には、一般に第5図(a)、
(b)に示すように物体31の外周面あるいはハウジン
グ32の内周面にOリング収容溝33を設は該収容溝3
3内にOリング34を装着することが行われている。と
ころが、Oリング収容溝33は収容されるOリング34
に対応して所定の深さに正確に形成する必要があり、O
リング収容溝の加工はコスト高の原因となる。又、この
ような構成を採用し、しかもノズル本体とハウジングと
の気密性を確実にしようとするとノズル本体をハウジン
グ内に挿入する際に0リングの抵抗が大きくなり挿入が
困難となるという問題がある。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は加熱ノズルをノズル本体と該ノズル本体を装
着するノズルハウジングとから構成するとともに、ノズ
ルハウジングとノズル本体との間に気密性に優れたエア
タンクを形成するためにOリングを使用した場合におけ
るOリング収容溝を形成することによるコスト高及びノ
ズル本体挿入時におけるOリングのam抵抗による挿入
作業のし難さ等の問題点を解決するものである。
着するノズルハウジングとから構成するとともに、ノズ
ルハウジングとノズル本体との間に気密性に優れたエア
タンクを形成するためにOリングを使用した場合におけ
るOリング収容溝を形成することによるコスト高及びノ
ズル本体挿入時におけるOリングのam抵抗による挿入
作業のし難さ等の問題点を解決するものである。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
この発明においては加熱ノズルは糸通路及び空気嗅入孔
が構成されたノズル本体がノズルハウジングの嵌挿孔に
挿入され、ノズル本体外周とノズルハウジング間にエア
タンクが形成されている。
が構成されたノズル本体がノズルハウジングの嵌挿孔に
挿入され、ノズル本体外周とノズルハウジング間にエア
タンクが形成されている。
そして、前記エアタンクの気密性を保つために0リング
が使用されるが、前記ノズルハウジング及びノズル本体
のいずれにもOリング収容溝は設けられていない。ノズ
ル本体前側とノズルハウジングとの気密性を保持するた
め、前記嵌挿孔端面と前記ノズル本体前端面との間にO
リングが介装されている。又、ノズル本体後側とノズル
ハウジングとの気密性を保持するため、ノズル本体後部
側にはノズル本体に当接して該ノズル本体を前記嵌挿孔
端面側に押圧付勢する状態でノズルハウジングに締付固
定された押圧部材と、ノズル本体と、ノズルハウジング
との3者に当接する状態でOリングが配設されている。
が使用されるが、前記ノズルハウジング及びノズル本体
のいずれにもOリング収容溝は設けられていない。ノズ
ル本体前側とノズルハウジングとの気密性を保持するた
め、前記嵌挿孔端面と前記ノズル本体前端面との間にO
リングが介装されている。又、ノズル本体後側とノズル
ハウジングとの気密性を保持するため、ノズル本体後部
側にはノズル本体に当接して該ノズル本体を前記嵌挿孔
端面側に押圧付勢する状態でノズルハウジングに締付固
定された押圧部材と、ノズル本体と、ノズルハウジング
との3者に当接する状態でOリングが配設されている。
(作用)
この発明の加熱ノズルの組付構造においては、ノズルハ
ウジング及びノズル本体のいずれにもOリング収容溝を
形成しないのでノズル本体あるいはケースの加工が簡略
化され製造コストが低下する。又、ノズルハウジングの
嵌挿孔端面と該嵌挿孔に挿入されるノズル本体前端面と
の間に0リングが介装され、ノズル本体はノズルハウジ
ングに締付固定される押圧部材により嵌挿孔前端面側に
押圧付勢さ゛れた状態でノズルハウジングに固定される
ため、長手方向の微少な寸法誤差が0リングにより吸収
されノズル本体とノズルハウジング間に形成されるエア
タンクの気密性が確実に保持される。
ウジング及びノズル本体のいずれにもOリング収容溝を
形成しないのでノズル本体あるいはケースの加工が簡略
化され製造コストが低下する。又、ノズルハウジングの
嵌挿孔端面と該嵌挿孔に挿入されるノズル本体前端面と
の間に0リングが介装され、ノズル本体はノズルハウジ
ングに締付固定される押圧部材により嵌挿孔前端面側に
押圧付勢さ゛れた状態でノズルハウジングに固定される
ため、長手方向の微少な寸法誤差が0リングにより吸収
されノズル本体とノズルハウジング間に形成されるエア
タンクの気密性が確実に保持される。
(実施例)
以下、この発明をI!雑束に対する加熱方向が互いに逆
方向である2つのノズルからなる2ノズルタイプの加熱
ノズルに具体化した一実施例を第1゜2図に従って説明
する。加熱ノズル1は繊維束を連続的にドラフトしてリ
ボン状の幅広な繊維束として供給するドラフト装置の最
終ローうであるフロントローラ2の後方(m維束進行方
向の下流側)近傍に配置される第1ノズル3と、第1ノ
ズル3の後方に配設され第1ノズル3の加熱方向と逆方
向の加熱作用をなす第2ノズル4とから構成されている
。両ノズル3,4はその糸通路3a 、 4aの中心軸
線が同一平面内で屈曲する状態に接合配置されるととも
に、第1ノズル3の出口側端面と第2ノズル4の入口側
端面との間に空間Sが形成されている。
方向である2つのノズルからなる2ノズルタイプの加熱
ノズルに具体化した一実施例を第1゜2図に従って説明
する。加熱ノズル1は繊維束を連続的にドラフトしてリ
ボン状の幅広な繊維束として供給するドラフト装置の最
終ローうであるフロントローラ2の後方(m維束進行方
向の下流側)近傍に配置される第1ノズル3と、第1ノ
ズル3の後方に配設され第1ノズル3の加熱方向と逆方
向の加熱作用をなす第2ノズル4とから構成されている
。両ノズル3,4はその糸通路3a 、 4aの中心軸
線が同一平面内で屈曲する状態に接合配置されるととも
に、第1ノズル3の出口側端面と第2ノズル4の入口側
端面との間に空間Sが形成されている。
第1ノズル3は金属、プラスチック等の加工の容易な材
料で形成されたノズルハウジング5と、セラミックス等
の耐摩耗性材料で形成され前記ノズルハウジング5にそ
の糸出口側から嵌挿されるノズル本体6とから構成され
ている。ノズルハウジング5はその入口側端部が前記フ
ロントローラ2の外周面と対応する2つの円弧面5a、
5bが連続した形状に形成されるとともに、中央部に下
流側はど縮径となる入口部7が形成されている。
料で形成されたノズルハウジング5と、セラミックス等
の耐摩耗性材料で形成され前記ノズルハウジング5にそ
の糸出口側から嵌挿されるノズル本体6とから構成され
ている。ノズルハウジング5はその入口側端部が前記フ
ロントローラ2の外周面と対応する2つの円弧面5a、
5bが連続した形状に形成されるとともに、中央部に下
流側はど縮径となる入口部7が形成されている。
入口部7の下流側には入口部7の下流端内径と同径の小
径部8a及びそれに連続する大径部8bとからなる嵌挿
孔8が形成され、該嵌挿孔8の出口側端部壁面には押圧
部材としての固定リング9を収容するための環状凹部1
0が形成されている。
径部8a及びそれに連続する大径部8bとからなる嵌挿
孔8が形成され、該嵌挿孔8の出口側端部壁面には押圧
部材としての固定リング9を収容するための環状凹部1
0が形成されている。
そして、前記大径部8bと前記環状凹部10との接続部
にはテーバ面11が形成されている。
にはテーバ面11が形成されている。
糸通路3a及び空気噴入孔6Cを備えたノズル本体6は
前記嵌挿孔8の小径部8aと対応する小径部6aと、大
径部8bと対応する大径部6bとからなり、大径部6b
の前側にはノズルハウジング5との間にエアタンク12
を形成するための環状凹部13が形成され、後端側には
前記固定リング9に係合する係合凹部14が形成されて
いる。
前記嵌挿孔8の小径部8aと対応する小径部6aと、大
径部8bと対応する大径部6bとからなり、大径部6b
の前側にはノズルハウジング5との間にエアタンク12
を形成するための環状凹部13が形成され、後端側には
前記固定リング9に係合する係合凹部14が形成されて
いる。
そして、小径部6aに0リング15が装着された状態で
嵌挿孔8に対してその出口側から嵌挿ぎれ、ボルト16
により第1ノズル3に締付固定される第2ノズル4の端
部に当接する固定リング9を介して固定されている。そ
して、嵌挿孔8の入口側端面とノズル本体6前端面との
間に介装されたOリング15と、ノズル本体6の大径部
6b周面と、ノズルハウジング5のテーバ面11及び固
定リング9の3者に当接する状態で配設された0リング
17とによりノズルハウジング5とノズル本体6との気
密性が完全に保持され、空気噴入孔6Cに空気を供給す
るエアタンク12の気密性が完全に保持されるようにな
っている。
嵌挿孔8に対してその出口側から嵌挿ぎれ、ボルト16
により第1ノズル3に締付固定される第2ノズル4の端
部に当接する固定リング9を介して固定されている。そ
して、嵌挿孔8の入口側端面とノズル本体6前端面との
間に介装されたOリング15と、ノズル本体6の大径部
6b周面と、ノズルハウジング5のテーバ面11及び固
定リング9の3者に当接する状態で配設された0リング
17とによりノズルハウジング5とノズル本体6との気
密性が完全に保持され、空気噴入孔6Cに空気を供給す
るエアタンク12の気密性が完全に保持されるようにな
っている。
第2ノズル4のノズルハウジング18にも小径部19a
と大径部19bとからなる嵌挿孔19が形成されている
。又、ノズル本体20は小径部20aと大径部20bと
からなりその後端にはテーバ面21が形成されている。
と大径部19bとからなる嵌挿孔19が形成されている
。又、ノズル本体20は小径部20aと大径部20bと
からなりその後端にはテーバ面21が形成されている。
又、大径部20bの前側にはノズルハウジング18との
間にエアタンク22を形成するための環状凹部23が形
成されている。そして、ノズル本体20は小径部20a
にOリング24が装着された状態で*挿孔19に嵌挿さ
れ、前記テーバ面21と嵌挿孔19内面とで形成される
空間にOリング25が収容された状態で嵌挿孔19に嵌
挿される補助部材26及び補助部材26に当接するとと
もにボルト27によりノズルハウジング18に締付固定
される固定リング28を介して固定されている。なお、
補助部材26の内面上流側には解撚作用を良好に行わせ
るためのスリット26aが多数形成されている。
間にエアタンク22を形成するための環状凹部23が形
成されている。そして、ノズル本体20は小径部20a
にOリング24が装着された状態で*挿孔19に嵌挿さ
れ、前記テーバ面21と嵌挿孔19内面とで形成される
空間にOリング25が収容された状態で嵌挿孔19に嵌
挿される補助部材26及び補助部材26に当接するとと
もにボルト27によりノズルハウジング18に締付固定
される固定リング28を介して固定されている。なお、
補助部材26の内面上流側には解撚作用を良好に行わせ
るためのスリット26aが多数形成されている。
さて、前記のように構成された加熱ノズル1においては
、ノズル本体6.20及びノズルハウジング5,18の
間に形成されたエアタンク12゜22の気密性を保持す
るためにOリング15,17.24.25が使用されて
いるが、0リング収容溝はノズルハウジング5.18及
びノズル本体6.20のいずれにも形成する必要がない
ので、ノズルハウジング5.18及びノズル本体6,2
0の加工が簡単でコストも安くなる。ノズル本体6.2
0前端面とノズルハウジング5.18間の気密性は両者
の間に介装された0リング15.24がボルト16.2
7の締付作用により固定リング9.28及び補助部材2
6を介して嵌挿孔8゜19の端面側へ押圧付勢ぎれるこ
とにより保持される。Oリング15.24を収容する収
容溝をノズル本体6.20の前端面あるいは嵌挿孔8,
19の端面に形成した場合にはノズル本体6.20の大
径部の長さを所定の値に正確に形成しなければならず、
寸法誤差の吸収が難しいがこの発明に、おいてはOリン
グ15.24は嵌挿孔8.19の端面とノズル本体6.
20の前端面との間に介装されているだけなので微少な
寸法誤差を容易に吸収でき気密性が確実に保持される。
、ノズル本体6.20及びノズルハウジング5,18の
間に形成されたエアタンク12゜22の気密性を保持す
るためにOリング15,17.24.25が使用されて
いるが、0リング収容溝はノズルハウジング5.18及
びノズル本体6.20のいずれにも形成する必要がない
ので、ノズルハウジング5.18及びノズル本体6,2
0の加工が簡単でコストも安くなる。ノズル本体6.2
0前端面とノズルハウジング5.18間の気密性は両者
の間に介装された0リング15.24がボルト16.2
7の締付作用により固定リング9.28及び補助部材2
6を介して嵌挿孔8゜19の端面側へ押圧付勢ぎれるこ
とにより保持される。Oリング15.24を収容する収
容溝をノズル本体6.20の前端面あるいは嵌挿孔8,
19の端面に形成した場合にはノズル本体6.20の大
径部の長さを所定の値に正確に形成しなければならず、
寸法誤差の吸収が難しいがこの発明に、おいてはOリン
グ15.24は嵌挿孔8.19の端面とノズル本体6.
20の前端面との間に介装されているだけなので微少な
寸法誤差を容易に吸収でき気密性が確実に保持される。
一方、ノズル本体6.20の後部外周とノズルハウジン
グ5゜18の嵌挿孔8,19内面との気密性の保持は、
テーバ面11.21と嵌挿孔8.19内面とで形成され
る空間内に収容されるOリング17.25が、押圧部材
としての固定リング9あるいは補助部材26の押圧力を
受けてテーパ面11.21及び嵌挿孔8,19内面に圧
接されることにより保持される。従って、通常のOリン
グの使用方法と異なりOリング収容溝内にOリング17
.25を収容する構成ではないため、ノズル本体6,2
0を嵌挿孔8,19内に嵌挿する際に抵抗がほとんどな
く円滑に嵌挿される。又、ノズル本体6,20を嵌挿孔
8,19から抜き出す作業も容易となる。
グ5゜18の嵌挿孔8,19内面との気密性の保持は、
テーバ面11.21と嵌挿孔8.19内面とで形成され
る空間内に収容されるOリング17.25が、押圧部材
としての固定リング9あるいは補助部材26の押圧力を
受けてテーパ面11.21及び嵌挿孔8,19内面に圧
接されることにより保持される。従って、通常のOリン
グの使用方法と異なりOリング収容溝内にOリング17
.25を収容する構成ではないため、ノズル本体6,2
0を嵌挿孔8,19内に嵌挿する際に抵抗がほとんどな
く円滑に嵌挿される。又、ノズル本体6,20を嵌挿孔
8,19から抜き出す作業も容易となる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、例えば、第3図に示すように第2ノズル4のノズル本
体20にテーパ面21を設けるかわりに補助部材26の
先端部にテーパ面26bを形成したり、第4図に示すよ
うに第1ノズル3のノズル本体6に環状凹部13を形成
するかわりにノズルハウジング5の嵌挿孔8内面にエア
タンク12用の環状凹部29を形成してもよい。さらに
は、2ノズルタイプの加熱ノズルにかえて1ノズルタイ
プの加熱ノズルに適用するなどこの発明の趣旨を逸脱し
ない範囲において各部の形状、構成等を任意に変更する
ことも可能である。
、例えば、第3図に示すように第2ノズル4のノズル本
体20にテーパ面21を設けるかわりに補助部材26の
先端部にテーパ面26bを形成したり、第4図に示すよ
うに第1ノズル3のノズル本体6に環状凹部13を形成
するかわりにノズルハウジング5の嵌挿孔8内面にエア
タンク12用の環状凹部29を形成してもよい。さらに
は、2ノズルタイプの加熱ノズルにかえて1ノズルタイ
プの加熱ノズルに適用するなどこの発明の趣旨を逸脱し
ない範囲において各部の形状、構成等を任意に変更する
ことも可能である。
発明の効果
以上詳述したように、この発明によればノズルハウジン
グとノズル本体との間に形成されるエアタンクの気密性
を保持するために使用するOリングはノズル本体長手方
向に向かって働く押圧部材の押圧力の作用を受けてノズ
ルハウジング及びノズル本体に圧接される状態で使用さ
れるので、従来の0リングの使用方法と異なりノズル本
体あるいはノズルハウジングの微少な寸法誤差をOリン
グの弾性力を利用して吸収することができるとともに、
ノズル本体のハウジングに対する脱着時に0リングがそ
の抵抗となって脱着操作が困難となるということがなく
、脱着作業を極めて容易かつ円滑に行うことができると
いう優れた効果を奏する。
グとノズル本体との間に形成されるエアタンクの気密性
を保持するために使用するOリングはノズル本体長手方
向に向かって働く押圧部材の押圧力の作用を受けてノズ
ルハウジング及びノズル本体に圧接される状態で使用さ
れるので、従来の0リングの使用方法と異なりノズル本
体あるいはノズルハウジングの微少な寸法誤差をOリン
グの弾性力を利用して吸収することができるとともに、
ノズル本体のハウジングに対する脱着時に0リングがそ
の抵抗となって脱着操作が困難となるということがなく
、脱着作業を極めて容易かつ円滑に行うことができると
いう優れた効果を奏する。
第1.2図はこの発明を2ノズルタイプの加熱ノズルに
具体化した一実施例を示すものであって第1図は側断面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3.4図は変
更例を示す要部断面図、第5図(a)、(b)は従来例
を示す断面図である。 第1ノズル3、第2ノズル4、ノズルハウジング5.1
8、ノズル本体6,20、嵌挿孔8,19、押圧部材と
しての固定リング9、テーパ面11.21、エアタンク
12,22、Oリング15゜17.24.25゜ 特許出願人 株式会社豊田自動l1機製作所代 理
人 弁理士 恩1)博宣 第8図 第5図(a) 第4図 後図面無し 第′5図(b)
具体化した一実施例を示すものであって第1図は側断面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3.4図は変
更例を示す要部断面図、第5図(a)、(b)は従来例
を示す断面図である。 第1ノズル3、第2ノズル4、ノズルハウジング5.1
8、ノズル本体6,20、嵌挿孔8,19、押圧部材と
しての固定リング9、テーパ面11.21、エアタンク
12,22、Oリング15゜17.24.25゜ 特許出願人 株式会社豊田自動l1機製作所代 理
人 弁理士 恩1)博宣 第8図 第5図(a) 第4図 後図面無し 第′5図(b)
Claims (1)
- 1、糸通路及び空気噴入孔が形成されたノズル本体をノ
ズルハウジングの嵌挿孔に挿入し、ノズル本体外周とノ
ズルハウジング間にエアタンクを形成する構成の加熱ノ
ズルにおいて、前記ノズルハウジング及びノズル本体の
いずれにもOリング収容溝を設けずに、前記嵌挿孔端面
と前記ノズル本体前端面との間にOリングを介装し、ノ
ズル本体後部側にはノズル本体に当接して該ノズル本体
を前記嵌挿孔端面側に押圧付勢する状態でノズルハウジ
ングに締付固定された押圧部材と、ノズル本体と、ノズ
ルハウジングとの3者に当接する状態でOリングを配設
した結束紡績装置の加熱ノズルの組付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9584085A JPS61258030A (ja) | 1985-05-04 | 1985-05-04 | 結束紡績装置の加撚ノズルの組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9584085A JPS61258030A (ja) | 1985-05-04 | 1985-05-04 | 結束紡績装置の加撚ノズルの組付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61258030A true JPS61258030A (ja) | 1986-11-15 |
JPH0555610B2 JPH0555610B2 (ja) | 1993-08-17 |
Family
ID=14148572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9584085A Granted JPS61258030A (ja) | 1985-05-04 | 1985-05-04 | 結束紡績装置の加撚ノズルの組付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61258030A (ja) |
-
1985
- 1985-05-04 JP JP9584085A patent/JPS61258030A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0555610B2 (ja) | 1993-08-17 |
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