JP3536808B2 - 紡績装置 - Google Patents

紡績装置

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JP3536808B2
JP3536808B2 JP2000344589A JP2000344589A JP3536808B2 JP 3536808 B2 JP3536808 B2 JP 3536808B2 JP 2000344589 A JP2000344589 A JP 2000344589A JP 2000344589 A JP2000344589 A JP 2000344589A JP 3536808 B2 JP3536808 B2 JP 3536808B2
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hollow guide
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fiber
distal end
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Murata Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラフト装置を出
たスライバを構成する繊維を、旋回気流を発生するノズ
ル部材と非回転の中空ガイド軸部材とからなる紡績部材
により加撚して紡績糸を製造する紡績装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】先ず最初に、図6〜図8を用いて、一例
として、本出願人の先の出願である特願平11−111
743号において提案した紡績装置について説明する。
【0003】図6において、Vは、スライバガイドGを
経てドラフト装置Dに供給されるスライバであり、ドラ
フト装置Dは、一例として、バックローラd1,サード
ローラd2、エプロンd3’を有するセカンドローラd
3及びフロントローラd4から構成されている。ドラフ
ト装置DにおいてドラフトされたスライバVは、後述す
る紡績部材Uに供給され、紡績部材Uにより紡績糸Yに
形成された後、紡績糸Yは、ニップローラh1及びデリ
ベリローラh2からなる紡績糸送り出し装置H、吸引管
として構成されているスラックスチューブT及びヤーン
クリアラーZ等を経て、巻取り部Wのフリクションロー
ラw1により駆動されクレードルアームw2に支持され
た巻取りパッケージw3に巻き取られる。そして、上記
のように、ドラフト装置D、紡績部材U、紡績糸送り出
し装置H、スラックチューブT、ヤーンクリアラーZ及
び巻取り部W等からなる紡績ユニットが機台の長手方向
に多数並設されて紡績装置が構成されている。
【0004】次に、図7及び図8を用いて、上述した紡
績装置において用いられている紡績部材Uについて説明
する。
【0005】Nは、ノズル部材であり、Sは、後述する
中空ガイド軸支持フレームF2に支持された非回転の中
空ガイド軸部材であり、ノズル部材Nと中空ガイド軸部
材Sとにより、紡績部材Uが構成されている。
【0006】次に、紡績部材Uを構成するノズル部材N
について説明する。
【0007】1は、内周面の接線方向に複数の空気噴射
孔1aを有する、略筒状のノズルブロックであり、2
は、ノズルブロック1のフロントローラd4側に嵌着さ
れた、繊維導入孔2a及びガイドピン2bを有する繊維
導入ブロックである。3は、紡績装置の適当な機台フレ
ームに取着されたノズルハウジングであり、ノズルハウ
ジング3のフロントローラd4側に形成された側壁3a
に穿設された透孔に、先端部に繊維導入ブロック2が嵌
着されたノズルブロック1が挿着されている。4は、ノ
ズルブロック1に穿設された空気噴射孔1aを覆うよう
に、ノズルブロック1に取着された圧縮空気供給ブロッ
クであり、圧縮空気供給ブロック4には、ノズルブロッ
ク1に形成された空気噴射孔1aに圧縮空気を供給する
圧縮空気供給孔4aが形成されている。なお、5及び6
は、ノズルブロック1とノズルハウジング3と圧縮空気
供給ブロック4との間及びノズルブロック1と圧縮空気
供給ブロック4との間に形成された環状空間部に、それ
ぞれ配設されたパッキンである。
【0008】次に、紡績部材Uを構成する中空ガイド軸
部材Sについて説明する。
【0009】中空ガイド軸部材Sは、先細り状に形成さ
れた先端部7aが、ノズルブロック1内に位置するとと
もに、繊維導入ブロック2のガイドピン2bに近接して
配置された中空状の第1中空ガイド軸7と、該第1中空
ガイド軸7の端面に当接する筒部8aと該筒部8aの端
部に形成された鍔部8bとからなる第2中空ガイド軸8
とからなる前部中空ガイド軸部S1と、前部中空ガイド
軸部S1を構成する第2中空ガイド軸8の巻取り部W側
に配置された、所定の間隔を置いて配設された糸挿通孔
9a’、9b’、9c’を有する複数のガイド板9a、
9b、9cからなるガイド板部9と、パイプ部材10を
介して、ガイド板部9の巻取り部W側に配置された後部
中空ガイド軸部S2とから構成されている。そして、第
1中空ガイド軸7の先細り状に形成された先端部7aの
外周面の形状及び第1中空ガイド軸7に形成されている
糸挿通孔7bの形状は、共に、第1中空ガイド軸7の軸
線に対して垂直な断面形状が円形(真円)に形成されて
いる。
【0010】本実施例においては、ガイド板部9は、3
つのガイド板9a、9b、9cから構成されており、以
下においては、便宜的に、第2中空ガイド軸8に近い方
から遠い方に、順に、第1ガイド板9a、第2ガイド板
9b及び第3ガイド板9cと称する。上述したように、
第1ガイド板9a、第2ガイド板9b及び第3ガイド板
9cには、それぞれ、糸挿通孔9a’、9b’、9c’
が穿設されており、また、第1ガイド板9a、第2ガイ
ド板9b及び第3ガイド板9cには、それぞれ、糸挿通
孔9a’、9b’、9c’を挟んで対称に一対のボルト
孔9a”、9b”、9c”が形成されている。
【0011】第2中空ガイド軸8と第1ガイド板9aと
の間には、一対のパイプ状の間隔調整筒9dが配置され
ており、また、第1ガイド板9aと第2ガイド板9bと
の間には、同様に、一対のパイプ状の間隔調整筒9eが
配置されており、更に、第2ガイド板9bと第3ガイド
板9cとの間にも、一対のパイプ状の間隔調整筒9fが
配置されている。上記の間隔調整筒9d、9e、9fの
長さを変えることにより、第2中空ガイド軸8と第1ガ
イド板9aとの間隔、第1ガイド板9aと第2ガイド板
9bとの間隔及び第2ガイド板9bと第3ガイド板9c
との間隔を、適宜、調整することができるように構成さ
れている。
【0012】後部中空ガイド軸部S2は、サッカー11
とガイド筒体12とから構成されており、サッカー11
は、ガイド板部9方向に延在する第1ノズル11aが形
成された筒体11bと、筒体11b内に嵌着されるとと
もに、先端部が、第1ノズル11aの糸挿通孔11a’
内に挿入された第2ノズル11cとを有しており、そし
て、第1ノズル11aの内周面と第1ノズル11aの糸
挿通孔11a’内に挿入された第2ノズル11cの先端
部外周面との間には、環状スリット11dが形成されて
いる。筒体11bには、圧縮空気供給孔11eが形成さ
れており、圧縮空気供給孔11eに挿着された連結パイ
プ11fは、図示されていないパイプを介して圧縮空気
供給源に連結されている。糸挿通孔12aを有するガイ
ド筒体12は、サッカー11の巻取り部W側の端面に、
図示されていない、螺子やボルト等の適当な固着具によ
り、或いは、適当な連結具を介して、適当な固着具によ
り取着されている。また、ガイド筒体12の糸挿通孔1
2aの巻取り部W側の端部は、糸継ぎ作業の際に、糸挿
通孔12aへの種糸(親糸ともいう。)の挿通を容易に
するために、外側に向かって徐々に広がったラッパ状に
形成されており、また、第2ノズル11c側の端面に
は、第2ノズル11cの糸挿通孔11c’の一部に、部
分的に挿入される円錐台部12bが形成されている。
【0013】13は、略C状の連結金具であり、連結金
具は、連結金具13の端部13aを、サッカー11の筒
体11bの外周面に形成されたスリット11gに嵌合す
ることにより、サッカー11の筒体11bに取り付けら
れるように構成されており、また、連結金具13の中央
部13bには、上述したサッカー11の第1ノズル11
aの先端部が挿入されるスリット13cが形成されてい
る。
【0014】次に、中空ガイド軸部材Sの組み立てにつ
いて説明する。
【0015】第2中空ガイド軸8と第1ガイド板9aと
の間に、間隔調整筒9dを、また、第1ガイド板9aと
第2ガイド板9bとの間に、間隔調整筒9eを、更に、
第2ガイド板9bと第3ガイド板9cとの間に、間隔調
整筒9fを配置するとともに、第3ガイド板9cと連結
金具13との間に、パイプ部材10を配置する。次い
で、連結金具13の中央部13bに、スリット13cを
挟んで穿設された一対のボルト孔13dに、ボルト14
を挿通するとともに、該ボルト14を、パイプ部材1
0、第3ガイド板9cのボルト孔9c”、間隔調整筒9
f、第2ガイド板9bのボルト孔9b”、間隔調整筒9
e、第1ガイド板9aのボルト孔9a”、間隔調整筒9
dの順に挿通し、その後、ボルト14の先端部を、第2
中空ガイド軸8の鍔部8bに形成されたボルト孔8cに
螺合することにより、第2中空ガイド軸8、ガイド板部
9、パイプ部材10及び連結金具13を組み立てる。次
いで、連結金具13の端部13aを、サッカー11の筒
体11bの外周面に形成されたスリット11gに嵌合す
ることにより、上記のようにして組み立てられた、第2
中空ガイド軸8、ガイド板部9、パイプ部材10及び連
結金具13を、サッカー11の筒体11bに取り付け
る。
【0016】F1は、機台に取着されている支持フレー
ムであり、支持フレームF1には、中央部に、中空ガイ
ド軸部材Sが挿入可能な孔f1が形成されており、ま
た、孔f1の周囲には、適当数(実施例においては、3
個)のボルト挿通孔f2が形成されている。
【0017】F2は、中央部に透孔f3を有する略円盤
状の中空ガイド軸支持ブロックであり、中空ガイド軸支
持ブロックF2には、支持フレームF1のボルト挿通孔
f2に対応して、螺子孔f4’を有する脚部f4が形成
されている。
【0018】中空ガイド軸Sの第1中空ガイド軸7は、
その大径部7dを、中空ガイド軸支持ブロックF2の中
央部に穿設された透孔f3に中程まで嵌入するととも
に、中空ガイド軸支持ブロックF2にボルト等の適当な
固着手段により取着される。
【0019】また、上述したようにして組み立てられ
た、第2中空ガイド軸8、ガイド板部9、パイプ部材1
0、連結金具13、サッカー11及びガイド筒体12
は、第2中空ガイド軸8の筒部8aを、中空ガイド軸支
持ブロックF2の脚部f4側から、中空ガイド軸支持ブ
ロックF2の中央部に穿設された透孔f3に嵌入すると
ともに、第2中空ガイド軸8は、中空ガイド軸支持ブロ
ックF2にボルト等の適当な固着手段により取着され
る。このようにして、第2中空ガイド軸8、ガイド板部
9、パイプ部材10、連結金具13、サッカー11及び
ガイド筒体12は、中空ガイド軸支持ブロックF2に取
り付けられる。
【0020】その後、ノズルハウジング3の端部フラン
ジ3bの端面と、中空ガイド軸支持ブロックF2の端面
とをが当接するように、ノズルハウジング3の開口部3
cに、中空ガイド軸支持ブロックF2を嵌合するととも
に、ボルト15を、支持フレームF1のボルト挿通孔f
2に挿通するとともに、ボルト挿通孔f2の先端部を、
コイルスプリング16を介して、中空ガイド軸支持ブロ
ックF2の脚部f4に形成された螺子孔f4’に螺合す
ることにより、中空ガイド軸部材Sが取着された中空ガ
イド軸支持ブロックF2を、支持フレームF1に取り付
ける。
【0021】中空ガイド軸支持ブロックF2を介して、
支持フレームF1に取り付けられた中空ガイド軸部材S
は、第1中空ガイド軸7の糸挿通孔7b、第2中空ガイ
ド軸8の糸挿通孔8d、第1ガイド板9aの糸挿通孔9
a’、第2ガイド板9bの糸挿通孔9b’、第3ガイド
板9cの糸挿通孔9c’、第1ノズル11aの糸挿通孔
11a’、第2ノズル11cの糸挿通孔11c’及びガ
イド筒体12の糸挿通孔12aの中心線が、全て、一致
するように構成されている。このようにして、第1中空
ガイド軸7、第2中空ガイド軸8、ガイド板部9、パイ
プ部材10、連結金具13、サッカー11及びガイド筒
体12等からなる中空ガイド軸部材Sは、中空ガイド軸
部材Sの第1中空ガイド軸7の先細り状に形成された先
端部7aが、ノズルブロック1内に位置するとともに、
繊維導入ブロック2のガイドピン2bに近接して配置さ
れて、ノズル部材Nと中空ガイド軸部材Sとにより紡績
部材Uが構成される。
【0022】次に、主として、図9を用いて、上述した
構成を有するノズル部材Nと中空ガイド軸部材Sからな
る紡績部材Uが配設された紡績ユニットによる糸の生成
過程について概説する。
【0023】ドラフト装置Dのフロントローラd4から
送出されるドラフトされたスライバVは、ノズルブロッ
ク1の空気噴射孔1aからの噴出空気の作用により発生
している繊維導入ブロック2の繊維導入孔2a付近の吸
引空気流によって、ガイドピン2bの周囲に沿って送ら
れ、ノズルブロック1内に吸い込まれる。ノズルブロッ
ク1内に吸い込まれたスライバVを構成する繊維vは、
第1中空ガイド軸7の先端部7a付近において、空気噴
射孔1aから噴出され第1中空ガイド軸7の先端部7a
の外周付近で高速で旋回している旋回気流の作用を受
け、スライバVから分離されながら旋回気流の方向に撚
られる。また、ノズルブロック1内に吸い込まれたスラ
イバVを構成する繊維vは、第1中空ガイド軸7の先端
部7a付近において、空気噴射孔1aから噴出され第1
中空ガイド軸7の先端部7aの外周付近で高速で旋回し
ている旋回気流の作用を受けて撚りが加えられ紡績糸に
生成されながら、第1中空ガイド軸7の糸挿通孔7b、
第2中空ガイド軸8の糸挿通孔8d、第1ガイド板9a
の糸挿通孔9a’、第2ガイド板9bの糸挿通孔9
b’、第3ガイド板9cの糸挿通孔9c’、第1ノズル
11aの糸挿通孔11a’、第2ノズル11cの糸挿通
孔11c’及びガイド筒体12の糸挿通孔12aを通っ
て、ニップローラh1及びデリベリローラh2からなる
紡績糸送り出し装置Hにより、巻取り部W方向へ送られ
る。
【0024】スライバVを構成する繊維vは、第1中空
ガイド軸7の糸挿通孔7bに挿通される過程において、
繊維vの先端部v1’は、第1中空ガイド軸7の糸挿通
孔7bに入り込み、また、繊維の後端部v1”は、上記
の旋回気流により、第1中空ガイド軸7の先端部7aの
外周面に沿うように、先端部7aの外周に巻き付くとと
もに、上記の旋回気流の作用を受けて、第1中空ガイド
軸7の先端部7aに沿って旋回することになる。このよ
うに、先端部v1’が、第1中空ガイド軸7の糸挿通孔
7bに入り込むとともに、後端部v1”が、第1中空ガ
イド軸7の先端部7aの外周面に沿うように、先端部7
aに、屈曲するように巻き付いた状態の繊維v1(以
下、このような繊維を反転繊維という。)は、第1中空
ガイド軸7の先端部7aの周方向に、略均一に分布さ
れ、上記の旋回気流により撚りが掛けられて生成される
実撚り状の紡績糸Yに巻き付くように巻き込まれること
になる。なお、旋回気流によって掛けられた一部の仮り
撚りは、フロントローラd4方向へ伝播しようとする
が、繊維導入ブロック2のガイドピン2bによってその
伝播が阻止されるので、フロントローラd4から送りだ
されるスライバVが仮り撚りによって撚り込まれること
がない。
【0025】17は、ノズルハウジング3と中空ガイド
軸支持ブロックF2との間に形成された空気室であり、
空気室17は、吸引孔17aに連結されたパイプ(図示
されていない)を介して、図示されていない弱い吸引圧
で空気を吸引する空気吸引源に連結されており、上述し
た紡績中は、ノズルブロック1の空気噴射孔1aから噴
出される空気の逃げ道としての機能を有するとともに、
紡績中に空気室17内に発生する浮遊繊維等を吸引除去
する働きをする。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、スラ
イバVを構成する繊維vは、第1中空ガイド軸7の糸挿
通孔7bに挿通される過程において、反転繊維v1の先
端部v1’は、第1中空ガイド軸7の糸挿通孔7bに入
り込み、また、反転繊維v1の後端部v1”は、旋回気
流により、第1中空ガイド軸7の先端部7aの外周面に
沿うように、先端部7aの外周に巻き付くとともに、旋
回気流の作用を受けて、第1中空ガイド軸7の先端部7
aに沿って旋回することになる。このように、先端部v
1’が、第1中空ガイド軸7の糸挿通孔7bに入り込む
とともに、後端部v1”が、第1中空ガイド軸7の先端
部7aの外周面に沿うように、先端部7aに、屈曲する
ように巻き付いた状態の反転繊維v1は、第1中空ガイ
ド軸7の先端部7aの周方向に、略均一に分布され、旋
回気流により撚りが掛けられて生成される実撚り状の紡
績糸Yに巻き付くように巻き込まれることになるが、第
1中空ガイド軸7の先細り状に形成された先端部7aの
外周面の形状及び第1中空ガイド軸7に形成されている
糸挿通孔7bの形状は、第1中空ガイド軸7の軸線に対
して垂直な断面形状が円形に形成されているので、反転
繊維v1は、第1中空ガイド軸7の先端部7aの周方向
に、略一定の速度で旋回することになる。このように、
反転繊維v1が、第1中空ガイド軸7の先端部7aの周
方向に、略一定の速度で旋回すると、反転繊維v1の乱
れがなく、紡出される紡績糸の毛羽の発生が少なく、ま
た、紡績糸における巻き付き繊維がきつく締め付けられ
て、硬い紡績糸が生成されることになる。
【0027】ノズルブロック1の空気噴射孔1aから噴
射される噴射空気の空気圧を低下させて、反転繊維v1
の後端部v1”が受ける旋回気流の影響を弱めて、反転
繊維v1の後端部v1”が、第1中空ガイド軸7の先端
部7aの外周面から離反し易いようにし、紡出される紡
績糸の毛羽の発生を多くして、表面の感触のソフトな紡
績糸を生成することもできるが、ノズルブロック1の空
気噴射孔1aから噴射される噴射空気の空気圧を低下さ
せると、生成される紡績糸の強度が低下し、糸切れ発生
率が増加し、紡績性が低下するという問題がある。
【0028】本発明の目的は、上述した紡績装置が有す
る課題を解決し、糸強力を低下することなく、表面の感
触のソフトな紡績糸を生成することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、旋回気流を発生させるノ
ズル部材と非回転の中空ガイド軸部材とからなる紡績部
材を有する紡績装置において、中空ガイド軸部材の先端
部に、旋回気流により旋回される反転繊維の旋回速度
を、部分的に変化させるような抑制部を設けたものであ
り、第2には、中空ガイド軸部材の先端部の外周面に、
抑制部としての平坦面を形成したものであり、第3に
は、平坦面を、中空ガイド軸部材の先端部の外周面に、
略等間隔で形成したものであり、第4には、中空ガイド
軸部材の先端部に、抑制部としての凸部或いは溝部を形
成したものであり、第5には、旋回気流を発生させるノ
ズル部材と非回転の中空ガイド軸部材とからなる紡績部
材を有する紡績装置において、中空ガイド軸部材の先端
部の形状を、中空ガイド軸部材の軸線に対して垂直な断
面形状が非円形になるように形成したものである。
【0030】
【実施例】以下に、図1〜図5を用いて、本発明の実施
例について説明するが、上述した紡績装置と同じ構成部
材については、その説明を省略するとともに、同じ符号
を使用した。
【0031】本発明者は、研究の結果、ノズルブロック
1の空気噴射孔1aから噴射される噴射空気により形成
される、第1中空ガイド軸7の先端部7aの周囲に形成
される旋回気流により、反転繊維v1が、第1中空ガイ
ド軸7の先端部7aの周方向に、略一定の速度で旋回す
ると、反転繊維v1の乱れがなく、紡出される紡績糸の
毛羽の発生が少なくなるが、第1中空ガイド軸7の先端
部7aにおいて、周方向に旋回する反転繊維v1の旋回
力を抑制し、反転繊維v1の旋回速度を、部分的に変化
させると、反転繊維v1の繊維の後端部v1”が、第1
中空ガイド軸7の先端部7aの外周面から離反し易くな
り、紡出される紡績糸の毛羽の発生が多くなるととも
に、紡績糸における巻き付き繊維の締め付けが抑制され
て、ふんわりとしたソフトな糸ができることが見出され
た。
【0032】第1中空ガイド軸7の先端部7aにおい
て、周方向に旋回する反転繊維v1の旋回速度を変化さ
せるために、図1に示されている実施例は、第1中空ガ
イド軸7の先細り状に形成された先端部7aの外周面7
a’の形状を、第1中空ガイド軸7の軸線に対して垂直
な断面形状が非円形になるように形成したものである。
図1に示されている実施例においては、円錐台状に形成
された第1中空ガイド軸7の先端部7aの外周面7a’
の一部を、その下部から先端面7a”に向かって削除し
て、先端面7a”から軸方向に所定長さの平坦面7a1
を形成することにより、第1中空ガイド軸7の軸線に対
して垂直な断面形状が非円形になるように形成されてい
る。第1中空ガイド軸7の全長に亘たって、第1中空ガ
イド軸7の軸線に対して垂直な断面形状が非円形になる
ように形成することもできるが、先端面7a”から、最
長、スライバVを構成する繊維vの平均繊維長の長さ分
だけ、非円形に形成すれば、上述したように、周方向に
旋回する反転繊維v1の旋回速度を十分変化させること
ができる。なお、先端部7aとは、先端が糸挿通孔7b
にある反転繊維v1が巻き付く領域であって、先端部7
aの下流側には、テーパー部7cを介して、大径部7d
が設けられている。糸挿通孔7bは、先端部7a、テー
パー部7c及び大径部7dを貫通するように形成されて
いる。
【0033】上述したように、円錐台状に形成された第
1中空ガイド軸7の先端部7aの外周面7a’に平坦面
7a1を形成することにより、反転繊維vが、平坦面7
a1により形成されたストレート部から、平坦面7a1
が形成されていないカーブ部に移行する箇所で、反転繊
維vにブレーキがかかり、周方向に旋回する反転繊維v
1の旋回力が抑制されて、反転繊維v1の旋回速度を、
部分的に変化させることができる。
【0034】図1には、上述した平坦面7a1が、18
0度ずれて、即ち、相対するように、2面形成されてい
る例が示されており、図2には、90度ずつずれて、4
面の平坦面7a1が形成されている例が示されている。
形成される平坦面7a1の面の数は、図1や図2のよう
に、2面或いは4面に限定されるものではなく、1面や
3面の奇数を含め、複数面、略等間隔で形成することが
できる。平坦面7a1の個数と糸強度のばらつき度合い
を示す数値である均斉度の関係に関しては、平坦面7a
1が2面形成されている方が、平坦面7a1が1面の場
合に比べて、糸強度の均斉度は良好、即ち、糸強度のば
らつき度合いが少なかった。また、平坦面7a1の数が
3つ(奇数)の場合と、4つ(偶数)の場合とでは、4
つ(偶数)の場合の方が、第1中空ガイド軸7をセット
する向き(平坦面7a1を真上に向けるか、或いは、カ
ーブ部を真上に向けるか)によらず、糸強度の均斉度が
良好であった。
【0035】上述したように、第1中空ガイド軸7の先
細り状に形成された先端部7aの外周面7a’の形状
を、第1中空ガイド軸7の軸線に対して垂直な断面形状
が非円形になるように形成したことにより、周方向に旋
回する反転繊維v1の旋回力を抑制し、反転繊維v1の
旋回速度を、部分的に変化させることができ、従って、
紡出される紡績糸の毛羽の発生が多くなり、生成された
紡績糸の強力を低下させることなく、毛羽の多い、ソフ
トな紡績糸を製造することができる。例えば、図1に示
されている第1中空ガイド軸7を使用した場合、単位長
さ当たりの毛羽数が、約3倍になった。
【0036】なお、第1中空ガイド軸7の先端部7aの
外周面の形状を、例えば、楕円状のように、周方向にお
いて、部分的に彎曲度の度合いが異なるようにすること
により、上述した非円形を構成することもできる。
【0037】図3に示されている実施例は、円錐台状に
形成された第1中空ガイド軸7の先端部7aの外周面7
a’や先端面7a”に、凸部7a2を形成したものであ
る。図3に示されている実施例においては、凸部7a2
が、先端部7aの外周面7a’と先端面7a”との境界
に形成されている例が示されているが、糸挿通孔7bに
挿入されていない、反転繊維v1の後端部v1”が、引
っ掛かり、反転繊維v1の旋回速度を遅くすることがで
きるような位置であれば、何処に設けてもよい。このよ
うな凸部7a2を設けることにより、反転繊維v1が、
凸部7a2に引っ掛かった場合には、周方向に旋回する
反転繊維v1の旋回力が抑制され、その旋回速度が遅く
なり、また、凸部7a2以外の領域において、その旋回
速度が速くなるので、従って、周方向に旋回する反転繊
維v1の旋回速度が変化することになる。なお、凸部7
a2は、図3のように、先端面7a”の外周部(先端部
7aの外周面7a’と先端面7a”との境界)に形成す
ることが好ましい。
【0038】図4に示されている実施例は、円錐台状に
形成された第1中空ガイド軸7の先端部7aの外周面7
a’に、先端面7a”に向かう溝部7a3を、周方向
に、適当な間隔で形成したものである。このような、先
端面7a”から軸方向に、所定長さの溝部7a3を形成
することにより、反転繊維v1が、溝部7a3に入り込
んだ場合には、周方向に旋回する反転繊維v1の旋回力
が抑制され、その旋回速度が遅くなり、また、溝部7a
3に入り込んでいない状態では、その旋回速度が速くな
るので、従って、周方向に旋回する反転繊維v1の旋回
速度が変化することになる。
【0039】図5に示されている実施例は、円錐台状に
形成された第1中空ガイド軸7の先端部7aの先端面7
a”に、十字状に4つの溝部7a4を形成したものであ
る。このように、先端面7a”に溝部7a4を形成する
ことにより、反転繊維v1が、溝部7a4に入り込んだ
場合には、周方向に旋回する反転繊維v1の旋回力が抑
制され、その旋回速度が遅くなり、また、溝部7a4に
入り込んでいない状態では、その旋回速度が速くなるの
で、従って、周方向に旋回する反転繊維v1の旋回速度
が変化することになる。先端面7a”に形成される溝部
7a4は、偶数個或いは奇数個を含め、適当数、形成す
ることができる。但し、セットする向きによらず、糸強
度の均斉度を良好にするという観点では、少なくとも、
4つの溝部7a4を形成することが好ましい。
【0040】なお、第1中空ガイド軸7の先細り状に形
成された先端部7aの外周面7a’の形状を、第1中空
ガイド軸7の軸線に対して垂直な断面形状が非円形にな
るように形成した上に、更に、凸部7a2を形成した
り、溝部7a3、7a4を形成することもできる。ま
た、第1中空ガイド軸7の先端部7aの外周面7a’や
先端面7a”に、凸部7a2や溝部7a3、7a4を形
成した上に、更に、先端部7aの外周面7a’の断面形
状を非円形にすることもできる。
【0041】なお、図1〜図5のいずれの実施例におい
ても、第1中空ガイド軸7の入口側から見た先端面7
a”の外周形状が、非円形であることが好ましい。
【0042】上述した実施例には、第1中空ガイド軸7
の先端部7aに、平坦面7a1や凸部7a2や溝部7a
3、7a4を、それぞれ単独に、別々に形成した例が示
されているが、平坦面7a1を形成した上に、更に、凸
部7a2或いは溝部7a3、7a4を形成することもで
きる。また、以上説明した実施例に加えて、同様に反転
繊維v1の旋回速度を変化させる目的で、先端部7aの
糸挿通孔7bの形状を非円形(楕円等)にすることもで
きる。
【0043】上述した実施例においては、中空ガイド軸
部材Sが、第1中空ガイド軸7と第2中空ガイド軸8と
からなる前部中空ガイド軸部S1と、複数のガイド板9
a、9b、9cからなるガイド板部9と後部中空ガイド
軸部S2とから構成されている例が示されているが、中
空ガイド軸部材Sを、第1中空ガイド軸7のみから構成
することもできる。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0045】中空ガイド軸部材の先端部に、旋回気流に
より旋回される反転繊維の旋回速度が、部分的に変化す
るような抑制部を設けたので、周方向に旋回する反転繊
維の旋回速度を変化させることができ、従って、生成さ
れた紡績糸の強力を低下させることなく、紡出される紡
績糸の毛羽の発生が多くなるとともに、紡績糸における
巻き付き繊維の締め付けが抑制されるので、毛羽の多
い、ソフトな紡績糸を製造することができる。また、巻
き付き繊維の締め付け力が制御されるので、太くてふん
わりとした紡績糸を製造することができる。更に、この
ような紡績糸で織成された布製品のソフト感が増大する
とともに、糸自身の回転トルクが減少するので、後工程
における糸の解舒性が向上し、更には、染色性も向上す
る。
【0046】中空ガイド軸部材の先端部に、抑制部とし
ての平坦部、凸部或いは溝部を形成したことにより、周
方向に旋回する反転繊維の旋回速度を、より大きく変化
させることができる。
【0047】中空ガイド軸部材の先端部の形状を、中空
ガイド軸部材の軸線に対して垂直な断面形状が非円形に
なるように形成したことにより、簡単な中空ガイド軸部
材の加工により、効果的に、周方向に旋回する反転繊維
の旋回速度を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の紡績装置の中空ガイド軸部材を
構成する第1中空ガイド軸の斜視図である。
【図2】図2は本発明の紡績装置の中空ガイド軸部材を
構成する第1中空ガイド軸の別の実施例の斜視図であ
る。
【図3】図3は本発明の紡績装置の中空ガイド軸部材を
構成する第1中空ガイド軸の更に別の実施例の斜視図で
ある。
【図4】図4は本発明の紡績装置の中空ガイド軸部材を
構成する第1中空ガイド軸の更にまた別の実施例の斜視
図である。
【図5】図5は本発明の紡績装置の中空ガイド軸部材を
構成する第1中空ガイド軸のなお更なる別の実施例の斜
視図である。
【図6】図6は紡績装置を構成する紡績ユニットの概略
側面図である。
【図7】図7は本出願人の先の出願の紡績装置の紡績部
材等の垂直断面図である。
【図8】図8は本出願人の先の出願の紡績装置を構成す
る中空ガイド軸部材等の分解斜視図である。
【図9】図9は紡績糸の生成過程を説明するための第1
中空ガイド軸等の模擬的斜視図である。
【符号の説明】
F1・・・・支持フレーム F2・・・・中空ガイド軸支持ブロック N・・・・・ノズル部材 S・・・・・中空ガイド軸部材 7・・・・・第1中空ガイド軸 7b・・・・糸挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−126923(JP,A) 特開2001−295142(JP,A) 実開 平4−118471(JP,U) 実開 平3−53572(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01H 1/115 D01H 4/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回気流を発生させるノズル部材と非回転
    の中空ガイド軸部材とからなる紡績部材を有する紡績装
    置において、中空ガイド軸部材の先端部に、旋回気流に
    より旋回される反転繊維の旋回速度を、部分的に変化さ
    せるような抑制部を設けたことを特徴とする紡績装置。
  2. 【請求項2】中空ガイド軸部材の先端部の外周面に、抑
    制部としての平坦面を形成したことを特徴とする請求項
    1に記載の紡績装置。
  3. 【請求項3】平坦面が、中空ガイド軸部材の先端部の外
    周面に、略等間隔で形成されていることを特徴とする請
    求項2に記載の紡績装置。
  4. 【請求項4】中空ガイド軸部材の先端部に、抑制部とし
    ての凸部或いは溝部を形成したことを特徴とする請求項
    1に記載の紡績装置。
  5. 【請求項5】旋回気流を発生させるノズル部材と非回転
    の中空ガイド軸部材とからなる紡績部材を有する紡績装
    置において、中空ガイド軸部材の先端部の形状を、中空
    ガイド軸部材の軸線に対して垂直な断面形状が非円形に
    なるように形成したことを特徴とする紡績装置。
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