JPS61254431A

JPS61254431A - 中間トレイを有する画像形成装置

Info

Publication number: JPS61254431A
Application number: JP60094673A
Authority: JP
Inventors: Masabumi Takagi; 正文高木
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-05-01
Filing date: 1985-05-01
Publication date: 1986-11-12
Anticipated expiration: 2010-05-10
Also published as: JPH0742051B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は画像形成装置におけるシート搬送装置に係り、
詳しくは一度画像形成したシートを再給紙して再び画像
を形成するためにシートを一時保留する中間トレイに関
する。

（ロ）従来の技術一般に１画像形成装置おいては、多重コピーや両面コピ
ーを行なう場合には、一度コピーしたシートを装置内の
中間トレイに保留し、それを再給紙して同じシート面又
は裏面に画像を形成して多重コピーや両面コピーを得る
ようになって、いる。

即ち、画像形成装置は、第６図に示すように。

給紙部１に複数の大きさの異なるシートを収納したカセ
ット容器２，３が着脱自在に装着されており、これらの
カセット容器２，３のうち１つからシートが給紙される
。そして、このシートに、転写部４において感光ドラム
５よりトナー像が転写され、定着部６においてトナー像
が定着される。

片面のみのコピーの場合にはフラッパー７は図において
矢印イのカム回動し、シートは装置外へ搬出されるが、
多重コピー、両面コピーの場合にはこのフラッパー７は
図の位置にあり、シートは下方へ搬送される。

多重コピーの場合には、第２のフラッパー８が図におい
て矢印口の方向に回動し、シートは搬送路９を経て中間
トレイ１ｏ上に搬送され、その先端は再給紙ローラ１１
と分離ローラ１２に接して保留される。一方１両面コピ
ーの場合には、第２のフラッパー８は図の位置にあり、
シートは搬送路１３に搬送され一対のローラ１４にて逆
送され、搬送路９を経て中間トレイ１０上に搬送され同
様にして保留される。

更に、中間トレイ１０上のシートは再給紙ローラ１１と
分離ローラ１２とによって一枚づつ再給紙され、前述同
様に転写、定着され装置外へ搬出され、多重コピー又は
両面コピーが完了するようになっている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点ところで、以上のような従来の画像形成装置においては
、中間トレイ１０に保留されたシートを搬送する時に生
じるシートの斜行や横方向にずれるのを防ぐため、中間
トレイ１０にはシートの両側面を規制する規制板を設け
ている。一方、シートのサイズは多種にわたり、その横
幅に応じて規制板の幅を調整する必要があるが、予じめ
シートのサイズが分っている場合、例えばカセットサイ
ズが検知される場合にはこの規制板の幅は調整すること
が可能である。しかしながら、カセット容器によらない
手差しによる給紙を行なう場合には、シートのサイズが
分からないので、シートの斜行、横ずれによるジャムを
防ぐため、多重コピーや両面コピーのモードに設定でき
ないようにしていた。

（ニ）問題点を解決するための手段本発明は上述の問題点を解消することを目的とするもの
であって、一度コピーされたシートを保留する中間トレ
イを有する画像形成装置において。

該中間トレイは、中間トレイ底板と、該中間トレイ底板
上に配設された規制側板と、規制側板の一方を横方向に
スライドさせる駆動手段と、シートの側端を検出する検
出手段とを有しており、シートの幅を合わせて前記規制
側板の一方をスライドさせることを特徴とするものであ
る。

（ホ）作用上記構成に基づき、一度コピーされたシートが中間トレ
イに搬送されると、駆動手段であるモータが回動し、こ
の回動はワイヤに伝達され、規制側板の一方の規制側板
を横方向に移動させ２つの規制側板の間隔を最大とする
０次に、ランプと受光素子とから成る検出手段がシート
側端を検出してなおしばらくは駆動手段を作動させて、
規制側板の間隔を搬送されて来たシートの幅よりも少し
狭くした後、該駆動手段を逆転させてシート幅よりも少
し広くなった状態で規制側板を停止させる。

（ハ）実施例以下第１図〜第５図に沿って本発明の実施例について説
明する。

第１図は、中間トレイ１ｏ周辺部の概略図を示しており
、コピーされたシートは搬送ローラ２１゜２２を介して
中間トレイ１０上に搬送され、更にスポンジローラ２３
によって右方へ搬送されてシートの先端がローラ１１，
１２に到ると停止して保留される。ここでスポンジロー
ラ２３は軸２４を中心に回動するものであり、軸２６を
中心に回動するローラ２５により、ベルト２７を介して
回転力が伝達される。

スポンジローラ２３の下には半円形の給紙補助ローラ２
８が配設されており、ガイド板２３に設けられた穴を介
してスポンジローラ２３と対応している。

搬送ローラ１１，１２の手前側にはシートを検出するた
めの検知レバー３０が配設されており、フォトインタラ
プタ３１によって検出するようになっている。

中間トレイ１０は、第２図及び第３図に詳細に示される
。第２図は側方から見た拡大断面図、第３図は第２図の
シート搬送方向Ａから見たＡ矢視図であり、図において
、中間トレイ支持側板３２゜３３は装置本体に固定され
ており、この支持側板３２．３３に中間トレイ底板３４
が架橋されている、更に、支持側板３２．３３には第３
図において横方向に設けられた溝を有するスライド台３
５が固定されている。シートの幅を規制するための規制
側板３６．３８のうち、右側の規制側板３６はスライド
台３５に固定されているが、左方の規制側板３８はＬ形
の下部にスライド板３７が固定されており、このスライ
ド板３７に固定されたスライド軸受３９．４０がスライ
ド台３５に設けられた溝に沿って左右方向にスライドす
ることにより左右方向に移動し、規制側板３６．３８間
の間隔を調整することができる。つまり、スライド板３
７には２つのスライド軸４１．４２が取り付けられてお
り、スライド軸４１．４２の取付部にスライド軸受３９
．４０が嵌め込められ、更にスライド軸４１．４２の自
由端部にはワイヤ４３が取り付けられているので、この
ワイヤ４３を左右方向に引っ張ることによりスライド台
３５は左右にスライドすることとなる。

スライド台３５の左端部にはモータ４４が装着されてお
り、モータ軸に取り付けられた歯車４５と噛み合う歯車
４６はスライド台３５上に回転自在に取り付けられてい
る。この歯車４６とプーリ４７とは一体となって回転で
き、プーリ４７上にはワイヤ４３が巻回されている。一
方、スライド台３５の右端近傍には軸４８が固定されて
おり、この軸４８上にプーリ４９が回転自在に取り付け
られ、ワイヤ４３が巻回されている。そして、ワイヤ４
３の一端はスライド軸４１に取り付けられ、プーリ４７
、プーリ４９を介して他端はスライド軸４２に取り付け
られている。

左方の規制側板３８には、支持台５２が取り付けられて
おり、上方にランプ５０、下方に受光素子５１が取り付
けられている。第４図は、ランプ５０と受光素子５１と
の関係を示す拡大図で、ランプ５０の真下には側板３８
に穴５３が設けられており、更に受光素子５１の真上の
側板３８には側板３８の立ち上がり部から間隔ｄだけ離
れた位置に小さな穴５４が設けられている。実施例の場
合ｄは０．５ｍｍ程度に設定しである・次に１以上のよ
うに構成された本発明の実施例の作用を第６図により説
明する。

給紙部１のカセットからシートが給紙される場合には、
規制側板３８はモータ４４の回動により左右に移動し、
選択されたカセットに収納されたシートの幅に相当する
位置に停止する。

次に、給紙部１からシートが手差しにより供給されると
、規制側板３８はモータ４４によって左方へ移動し、両
側板３６．３８間の間隔を最大にする（初期設定値）、
そして、シートが搬送路９、搬送ローラ２１，２２及び
スポンジローラ２３により、その先端が再給紙ローラ１
２及び分離１１に臨む位置にて停止して、中間トレイ１
０上に載置される。

この際、シートが搬送路９を通過するのを検知すると、
モータ４４が回動し、規制側板３８を右方向へスライド
させ、規制側板３６．３８の間隔を狭くして行き、シー
トの側端が側板の穴５４をふさぐことによりシート側端
を受光素子５１が検出する。モータ４４はなおしばらく
は同じ方向に回動し、シートの側端を押し、固定の側板
３６の方へ押しつける。こうすることにより、シート自
体が斜行して搬入されたり、横ずれして搬入されても確
実にシートを整列させることができる。この時、側板３
６，３８間の間隔は実際のシート幅よりも少し狭くなる
。そこで、次にモータ４４を逆方向に回転し、側板３８
を左方へ移動させて行き、シートの側端が側板３８の穴
５４から外れた時、モータ４４を停止させる。こうして
規制側板３６．３８間の間隔はシートの幅よりもわずか
に広く設定される。

同時にスポンジローラ２３は第１図の矢印方向に回転す
るようになっており、シートの先端が再給紙ローラ１１
の近くまで搬送されるのを補助するので、シートの浮き
上りを防止し、また側板３８の移動によってシートがず
れたりするのを防止している。そしてシートは再給紙ロ
ーラ１１の近くまで搬送されて保留される。

こうして、一枚目のシートによって規制側板３６．３８
間の間隔が設定されると、２枚目以降のシートはこの側
板３６，３８に沿って案内され保留される。

次に、保留されたシートは再給紙ローラ１１、分離ロー
ラ１２の駆動により一枚づつ再給紙される。

なお以上の動作は、図示されないマイクロコンピュータ
により制御されるものである。

この実施例においては、一方の規制側板３８がスライド
し、他方の規制側板３６は固定されているが、２つの側
板３６，３８をスライドさせることにより所定の幅に設
定することももちろん有効である。また、一枚目のシー
トによって規制側板３８が一度設定されると、２枚目以
降のシートに対しては不動となっているが、シートが中
間トレイに入る前に２つの規制側板間の間隔を広げ、中
間トレイに入った後に再度同じ動作を繰り返すことによ
り所望の幅に設定するようにすることも有効である。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によれば、中間トレイの中間
トレイ底板上に配設された２つの規制側板の少なくとも
一方を、中間トレイに配設された検出手段により検出さ
れたシート幅に合わせてスライドさせることにより側板
間の間隔を調整できるようにしたので１手差し給紙の場
合のように予じめシートの幅を知ることができない場合
においても、シートを確実に規制し、シートの斜行や横
ずれによるジャムを防ぐことができるとともに、手差し
給紙においても多重及び両面画像形成をすることが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像形成装置の中間トレイ近傍の概略
側断面図、第２図は同じく中間トレイの拡大側断面図、
第３図は第２図のＡから見たＡ矢視図、第４図は第３図
の部分拡大図、第５図は動作説明図、第６図は一般の画
像形成装置の概略断面図である。１０・・・中間トレイ　、３２，３３・・・支持側板　
、３４・・・中間トレイ底板　、３５・・・スライド台
　、３６．３８・・・規制側板、４３．４４・・・駆動
手段（ワイヤ、モータ）、５０．５１・・・検出手段（
ランプ、受光素子）。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）装置本体内に一度画像形成されたシートを保留す
る中間トレイを有する画像形成装置において、該中間トレイが、中間トレイ底板と、該中間トレイ底板
上に配設された規制側板と、規制側板の少なくとも一方
を横方向にスライドさせる駆動手段と、シートの側端を
検出する検出手段とを有し、シートの幅に合わせて前記
規制側板をスライドさせることを特徴とする画像形成装
置の中間トレイ。
（２）規制側板をスライドさせる駆動手段が、モータと
ワイヤから成る特許請求の範囲第１項記載の画像形成装
置の中間トレイ。
（３）検出手段が、ランプと受光素子とから成る特許請
求の範囲第１項又は第２項記載の画像形成装置の中間ト
レイ。