JPS61253911A - 電子部品素子の封止構造 - Google Patents

電子部品素子の封止構造

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JPS61253911A
JPS61253911A JP9580985A JP9580985A JPS61253911A JP S61253911 A JPS61253911 A JP S61253911A JP 9580985 A JP9580985 A JP 9580985A JP 9580985 A JP9580985 A JP 9580985A JP S61253911 A JPS61253911 A JP S61253911A
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JP
Japan
Prior art keywords
case
electronic component
base plate
component element
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP9580985A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Matsui
松井 俊春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば圧電素子を利用したフィルタ等におい
て、前記圧電素子をケース内に密封するために適用され
る電子部品素子の封止構造に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の電子部品素子の封止構造を有する電子部
品としては、例えば第8図に示されるようなラダー型フ
ィルタがある。この従来例のフィルタはケース1内に複
数の圧電素子4・・・と複数の端子5〜7とをケース1
の開口部2から内部に収納した後、これと同様に該開口
部2から厚紙製のベース板10を嵌め込んでケースl内
に形成された段部3上に支持し、更に、該ベース板IO
と前記ケース1の囲繞壁1cで囲まれた空間12にエポ
キシ系の樹脂液13を充填した後、該樹脂13を硬化さ
せることにより、前記開口部2を閉塞して圧電素子4・
・・等のエレメントを該ケースl内に封止している。こ
の場合に、前記ベース板10には第9図に示すように、
外部端子5・・・が挿通される位置に「コ」字状の挿通
部としての切り込み11・・・が形成されており、この
切り込み11・・・を通して各外部端子5・・・のリー
ド部5’bがケース1外に突出している。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、前記圧電素子4・・・や端子等の内部エ
レメントはそれぞれの寸法精度等のばらつきにより、設
定位置から位置ずれして組み込まれることがあるため、
前記各外部端子5・・・のリード部5bはベース板IO
の端子挿通部11・・・に正しく挿通されない場合が生
じる。このような場合に、前記リード部5bが切り込み
挿通部11・・・に当接する部位によっては、第10図
に示すように、前記ベース板10の挿通部11・・・の
切り込み片11aにリード部5bを押圧する弾性付勢力
が生じて該外部端子5・・・を変位させ、フィルタ特性
に悪影響を与えるという問題点がある。
本発明はかかる従来の問題点に鑑み、前記ベース板の挿
通部に改良を加えて、外部端子を安定して支持すること
により、微衝撃による電子部品の特性変動を抑制するこ
とを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 このような目的を達成するために、第1の本発明では、
ベース板の挿通部が外部端子の横断面と同等もしくはや
や大きい寸法を有する透孔からなる点に特徴を有するも
のである。
また、第2の本発明では、ケースの開口部を複数のベー
ス板で閉塞し、各ベース板に、これらのベース板を重ね
合わせた状態で位置ずれする透孔を個別に形成すると共
に、この重ね合わせ状態において前記各透孔間に形成さ
れる隙間で前記挿通部を構成し、かつこの隙間の寸法を
前記外部端子の横断面と同等もしくはやや大きい寸法に
設定した構成に特徴を有するものである。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す第11第2の実施例に基づき
詳細に説明する。なお、各実施例では本発明をラダー型
圧電フィルタに適用して示す。
[第1実施例] 第1図は第1の本発明が適用されたラダー型圧電フィル
タの縦断側面図である。この図において、符号lは直方
体状のケースであって、このケースlは上面全面が開口
すると共に、この開口部2の奥側に段部3を有する。こ
のケース1内には複数(図では4個)の圧電素子(電子
部品素子)4・・・と、複数の端子5・・・、6・・・
と板ばね7とが収納されている。各圧電素子4・・・は
圧電セラミック板8の両主表面に電極9.9を形成して
なり、両主表面に対向して配置された端子5,6によっ
て、その振動ノード点を保持されている。前記複数の端
子5゜6は外部端子5・・・と、内部の接続用端子6・
・・との計2種類あり、このうち、外部端子5・・・は
端子本体5aの上端にリード部5bが延設されたもので
、それぞれ入力端子、出力端子および接地端子として作
用する。また、板ばね7は前記ケース1の一方の側壁1
aと左端部の端子6との間に挿入されて、その他の端子
5・・・、6・・・および各圧電素子4・・・を他方の
ケース側壁lb側に押圧付勢するものである。
前記段部3には後述するベース板lOが支持されており
、このベース板lOに形成された挿通部If・・・に前
記各外部端子5・・・のリード部5bが挿通されてケー
ス1外に突出する。このベース板10上のケース1の囲
繞壁ICとで囲まれた空間12には例えばエポキシ系樹
脂13が充填され、これによって、前記圧電素子4・・
・および端子群5〜7からなる内部エレメントがケース
l内に封止される。
第2図は前記ベース板10の斜視図であり、第3図は要
部拡大断面図である。このベース板10は前記段部3上
のケース1の囲繞壁ICに沿う矩形板であって、その面
上の3箇所に前記各外部端子5・・・のリード部5bが
挿通される挿通部11・・・が形成されている。各挿通
部11・・・はそれぞれスリット状の透孔からなる。各
透孔l!・・・はそれぞれベース板10を成形する際に
、同時に打ち抜き形成されるものであって、前記リード
部5bの横断面と同等もしくはやや大きい寸法に設定さ
れている。この場合に、該透孔!!・・・がリード部5
bの寸法より大き過ぎると、前記空間12に樹脂13を
充填する際に、該樹脂13が透孔11・・・から内部エ
レメントの収納空間14に流入する虞があるため、例え
ば、各リード部5bの厚み寸法が0.1〜0.2zmに
設定されている場合、各透孔11・・・の幅は0.2〜
0.4xmに設定され、各リード部5bが挿通されたと
きに、該リード部5bとの間に0.1〜0゜2s+m程
度の隙間が生じるようにしである。このようにすると、
各リード部5bと透孔11・・・との配置位置にばらつ
きが生じていても、吸収が可能である。
次に、上記構成の組立要領を説明すると、まず、各圧電
素子4・・・と各端子5〜7をそれぞれ所定の配列順序
に従って、ケース1の開口部2から前記収納空間14に
組み込んだ後、同様に、該開口部2からベース板lOを
入れ、このベース[10の挿通部11・・・に各外部端
子5・・・のリード部5bを挿通して段部3上に配置す
る。このようにして、ベース板10で収納空71714
を閉塞した後、該ベース板10上の空間12に樹脂液1
3を充填して自然硬化させる。
第4図はこの実施例と前記従来例との周波数−減衰量特
性を示す線図である。この図において、実線で示される
この実施例のフィルタ特性aは破線で示される従来例の
フィルタ特性すと比較して、裾の部分の乱れが抑制され
ていることが分かる。
[第2実施例] 第5図は第2の本発明が適用されたラダー型圧電フィル
タの縦断側面図である。この図に示されるフィルタは圧
電素子4・・・の封止構造を除いて前記第1実施例のフ
ィルタと同じ構成を有する。したがって、同一部分は前
記実施例と同一の符号を付してその説明を省略する。
この実施例のフィルタでは、ケース!内の内部エレメン
ト収納空間14を2枚のベース板10a。
10bで閉塞している。
第6図は両ベース板10g、10bの分解斜視図であり
、第7図は要部の拡大断面図である。これらの図におい
て、前記各ベース板10a、jobには各外部端子5・
・・のリード部5bを挿通するための透孔13a・・・
、13b・・・が形成されている。各透孔13a・・・
、13b・・・の幅寸法はそれぞれ前記各リード部5b
の厚み寸法に対して十分なゆとりをもって設定されてい
る。また、両ベース板10a、10bの透孔13a・・
・、13b・・・の形成部位はそれぞれのベース板10
g、10bをケース夏の開口部2上で重ね合わせた状態
において位置ずれする配置関係に設定されており、両ベ
ース板10a、10bの重ね合わせ状態において、重な
り合う両速孔13a・・・、13b・・・間に形成され
る隙間11・・・が前記各リード部5bの挿通部となる
。この隙間11・・・の幅寸法は前記実施例の透孔13
a・・・、l 3b・・・の幅寸法とほぼ等しくなるよ
うに設定されている。
このように2枚のベース板10a、lObに形成された
透孔13a・・・、13b・・・の重なり合う隙flJ
lfll・・・によって挿通部を構成すると、透孔13
a・・・。
13b・・・の打ち抜き形成が容易になる。
すなわち、リード部5bと挿通部11・・・との間の隙
間から樹脂液13が内部エレメントの収納空間14に流
れ込まないようにするためには、例えばリード部5bの
厚みがO,lsu+〜0.2xmである場合、挿通部1
1・・・の幅寸法を0.2N11〜0.4xm程度、す
なわち、同等もしくはやや大きい寸法に設定するのが望
ましい。この場合に、前記第!実施例では、極めて狭い
幅の透孔11・・・を打ち抜かなければならないことに
なり、その打ち抜き加工に技術的な問題が残るのに対し
、この実施例では透孔13a・・・、13b・・・の幅
寸法に関係なく、前記隙間11・・・の調整さえすれば
所望の幅寸法を得ることができる。
なお、前記挿通部としての隙間11が所定寸法に設定さ
れるものであれば、3枚以上のベース板を用いて挿通部
!■を構成するものとしてもよい。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、第1.第2の両本発明と
も、外部端子の挿通部を該端子の横断面と同等もしくは
やや大きい寸法を有する透孔もしくは隙間によって形成
したので、たとえ寸法上のばらつきが生じても、外部端
子は挿通部から押圧力等の外力を受けることなくその配
置位置で安定して支持され、電子部品の特性変動を抑制
することができる。
また、第2の本発明によれば、挿通部を構成する透孔の
位置を相互に調整することによって、所望の寸法を有す
る隙間を形成することができるので、比較的容易な技術
で加工することができ、かつ、電子部品の変動を抑制す
るうえで第1の本発明と等しい効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第4図は第1の本発明の実施例を示し、第
1図はこの実施例の縦断側面図、第2図はベース板の斜
視図、第3図は要部拡大断面図、第4図はこの実施例と
前記従来例との周波数−減衰量特性を示す線図、第5図
ないし第7図は第2の本発明の実施例を示し、第5図は
この実施例の縦断側面図、第6図はベース板の分解斜視
図、第7図は要部拡大断面図、第8図ないし第1O図は
従来例を示し、第8図は縦断側面図、第9図はベース板
の斜視図、第10図は要部拡大断面図である。 !・・・ケース、2・・・開口部、 4・・・電子部品素子、 5・・・外部端子、 10.10a、10b−=ベース板、 11・・・挿通部、 13a、13b−・・透孔、 15・・・隙間。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子部品素子を収納するための開口部を有するケ
    ースを備え、この開口部から電子部品素子をケース内に
    収納し、この収納状態において前記開口部をベース板に
    よって閉塞すると共に、前記電子部品素子の外部端子を
    前記ベース板に形成された挿通部を通じて前記ケース外
    へ突出させることにより、前記電子部品素子を前記ケー
    ス内に封止してなるものであって、前記挿通部が前記外
    部端子の横断面と同等もしくはやや大きい寸法を有する
    透孔からなることを特徴とする電子部品素子の封止構造
  2. (2)電子部品素子を収納するための開口部を有するケ
    ースを備え、この開口部から電子部品素子をケース内に
    収納し、この収納状態において前記開口部を複数のベー
    ス板によって閉塞すると共に、前記電子部品素子の外部
    端子を前記ベース板に形成された挿通部を通じて前記ケ
    ース外へ突出させることにより、前記電子部品素子を前
    記ケース内に封止してなるものであって、前記各ベース
    板にそれぞれ透孔を個別に形成し、この透孔は各ベース
    板を前記開口部上で重ね合わせた状態において位置ずれ
    する配置関係を有するものであり、かつ、この重ね合わ
    せ状態において前記各透孔間に形成される隙間で前記挿
    通部を構成し、かつこの隙間が前記外部端子の横断面と
    同等もしくはやや大きい寸法を有することを特徴とする
    電子部品素子の封止構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63196117U (ja) * 1987-06-04 1988-12-16
JPH0531344U (ja) * 1991-09-30 1993-04-23 京セラ株式会社 ラダー型フイルタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63196117U (ja) * 1987-06-04 1988-12-16
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